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原ゆたかによる日本の児童文学 ウィキペディアから
『かいけつゾロリ』は、ポプラ社から出版されている原ゆたか作の児童書シリーズ、並びに同書を原作としたOVA・アニメーション映画・テレビアニメ・漫画及び、その主人公の名前。通称「ゾロリ」。
かいけつゾロリ | |
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ジャンル | 冒険、コメディ、ファミリー、動物 |
児童文学 | |
OVA | |
原作 | 原ゆたか |
アニメーション制作 | 龍プロダクション |
発売日 | 1989年11月28日 |
話数 | 全3話(未完) |
映画 | |
監督 | 竹内啓雄 |
制作 | 東京ムービー |
配給 | 松竹富士 |
封切日 | 1993年7月17日 |
上映時間 | 30分 |
OVA:かいけつゾロリの恐怖の花嫁作戦 | |
原作 | 原ゆたか |
製作 | ビジュアルサイエンス研究所 |
漫画 | |
作者 | きむらひろき |
出版社 | ポプラ社 |
掲載誌 | 月刊コミックブンブン |
レーベル | ブンブンコミックス |
発表号 | 2004年1月号 - 2009年10月号 |
発表期間 | 2003年12月6日 - 2009年9月15日 |
巻数 | 全10巻(未完) |
アニメ | |
原作 | 原ゆたか |
監督 | 錦織博 |
シリーズ構成 | 関島眞頼、錦織博、池口和彦 |
キャラクターデザイン | 船越英之 |
音楽 | 田中公平 |
アニメーション制作 | アンバーフィルムワークス 亜細亜堂 |
製作 | メ〜テレ、東急エージェンシー ゾロリエンターテイメント |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 2004年2月1日 - 2005年2月6日 |
話数 | 全52話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
擬人化された動物が暮らす世界(作中では地球の日本として扱われる)を舞台に、キツネの主人公ゾロリと、ゾロリの子分で双子のイノシシ兄弟イシシとノシシが、修行の旅をしながら行く先々で活躍するというストーリー。1987年11月にシリーズ第一作『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』が発表されてから、年2回の刊行ペースで66巻まで出版されている(2020年4月現在)。幼稚園児〜小学生を中心に高い人気を誇る同シリーズだが、特に2000年代半ばから後半にかけて、当時の小学生の間で大人気となり、社会現象化した。
シリーズの発行部数は2020年11月時点で累計3500万部を突破している[1] 。なかでも第31作『かいけつゾロリのてんごくとじごく』は初版にゾロリのフィギュアを同梱し20万部を発行[2] し、第36作『かいけつゾロリたべられる!!』は一般書でも破格の初版50万部を記録した(初回特典なし)[2]。
ゾロリは元々ほうれんそうマンシリーズ(著者:みづしま志穂)の悪役だったが、「ほうれんそうマン」シリーズの終了に伴い、みづしま志穂了承の元にスピンオフとして単独シリーズを持つにあたった。両シリーズの共通点としては『ほうれんそうマンのゆうれいじょう』の結末部分(ゾロリが城を手放して旅立つ描写がある)が『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』の冒頭に繋がること(本文には『ゾロリがかえってきた』との記述がある)、ゾロリの野望にゾロリ城パート2の建設の可能性があること、一部登場人物が引き続き登場すること(ゾロリーヌとようかい学校の先生、顔見せ程度の登場にスミレちゃんや牧師ロボなど)などが挙げられるが、どれも全体としては些細な描写に過ぎず、「ゾロリ」シリーズ自体は「ほうれんそうマン」シリーズの予備知識がなくても問題なく楽しめる内容となっている。 主線のはっきりした絵柄で、漫画風にキャラクターの台詞に吹き出しが使われるなど、英語でコミックにも近い作風である。本文や台詞は難しい漢字は使われておらず、また、振り仮名がふられており小学校低学年程度なら一人でも十分に読める内容になっている。
また、シリーズを通して低年層読者を飽きさせない工夫や冗談がいくつも見られ、ゾロリ達登場人物が読者に語り掛けるいわゆるメタ発言が目立つほか小学校でよく読まれるいわゆる「児童図書」であるにもかかわらず、おなら、げっぷといった下ネタの多さから時折保護者やPTA向けのおわびが載せられることが多い。他にもゾロリが絶体絶命の時やゾロリシリーズ終焉を迎えそうなときはウソの今後のお知らせ[注 1]が含まれることが多い。これも演出であり、その後しっかりとゾロリが事態を打開している。逆に『大かいじゅう』のようにゾロリが加害者側に回り、残虐なシーンになるからといって次のページを飛ばすよう指示がある場合などは、失敗に終わっている。『大きょうりゅう』では、ゾロリが恐竜を捕えて檻に入れ、カリギュラ効果を利用した展開も用いられた[注 2]。
サッカークラブの「ゾロリーグ(ズルリーグ)」やゲームの「ボケーットモンスター(パッチリモンスター)」など、刊行当時の流行をさかんに取り入れているのも特徴的。刊行当時にブレイクしたお笑い芸人のネタを扱っていることも多い [注 3]。
なお、キツネはスペイン語で "zorro" であり、「かいけつゾロリ」というタイトルは怪傑ゾロ (The Mark of Zorro) に由来すると作者が公言している。
2017年には、警視庁が発行する子供向け万引き防止ポスターのイメージキャラクターにも起用された。
2022年7月発行の『かいけつゾロリ にんじゃおばけあらわる!』で71巻目に達し、「同一作者によって物語とイラストが執筆された単一児童書シリーズの最多巻数」として同年10月24日付でギネス世界記録に認定された[3]。
声優は特記無いものはTVアニメ版のものとする。ゾロリ、イシシ、ノシシを演じた山寺、愛河、くまいの3名は、2018年5月5日NHK総合テレビで放送された、本作メイキングを交えた原への密着取材型ドキュメンタリー番組『かいけつゾロリ 作者 原ゆたかの ハラハラ の ひみつ』でも各キャラの声を演じた。
ここでは、アニメ版のオリジナルキャラクターを紹介する。次作以降に登場するアニメ・劇場版オリジナルキャラクターについてはまじめにふまじめ かいけつゾロリ あじゃぱー編・まじめにふまじめ かいけつゾロリ ゼッコーチョー編・もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリを参照。
インチキこい〜たは、アニメ版オリジナルのアイテム。第35話「にんじゃ大さくせん」から登場した。
ブックらこい〜たは、アニメ版オリジナルのアイテム。第5話「せいなる本」から登場した。見た目は本のようだが「茶碗にちゃわんな!」や「バッターはがんばったー」、「この本読んでブックらこい〜た!」などと言った強烈なおやじギャグを発する。ダジャレを言い終わると金から銀へ、銀から金へと表紙の色が変わっていく。このブックらこい〜たに纏わるオリジナルストーリーがいくつか作られ、第29話「おやじギャグ大さくせん」では、ゾロリのライバルである科学者・ガオンの手による偽の「ブックらこい〜た」が登場。どちらが本物かを決するため、ゾロリ・ガオン両雄によるおやじギャグ合戦が繰り広げられた。なお、ブックらこい〜た自体はアニメ版制作に伴い作られたアニメオリジナルアイテムのため、原作には一度も登場しない。さらにバンダイから「ブックらこい〜た」金・銀の二種類が発売された。4つのミニゲームをクリアして全130種類以上のおやじギャグを集める。ミニゲーム以外にもカードをスキャンして集める、対戦で奪い合う等、おやじギャグ以外にも原ゆたかの台詞、ゾロリの台詞、屁の音とアニメよりも充実している。アニメ版ではおやじギャグを言い終えた後に冷気を放ち、吹雪を起こしたり、雪を弾にして対象の相手にぶつけたりする他、眠気も誘う。
この本が本編終了後に一つだけダジャレ等を言う「ゾロリのこれまたブックラこいた」というミニコーナーがあった。
2004年2月1日から2005年2月6日まで、メ〜テレ製作・テレビ朝日系列で放送された。全52話。
メ〜テレ日曜7:00枠では珍しくサンライズが関与しておらず、ジャンルも『ニャニがニャンだー ニャンダーかめん』以来2年4か月ぶりのファミリー向け作品だった。朝枠アニメとしては50話限定の1年限定完結のはずだったが、ダジャレを前面に出したストーリー展開が小学生の間でおやじギャグとして大受けし[6]、異例の続編(『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』)が作られるほどの大人気ヒット作となった。
アニメーション制作はアンバーフィルムワークス(メイン・企画及び製作)と亜細亜堂(制作)だったが、ジャパン・デジタル・コンテンツ、ポプラ社、バンダイなどの出資により、特別目的会社(SPC)「株式会社ゾロリエンターテイメント」が設立され、テレビアニメ作品として異例の制作体制となった。
全シーズンを通して、前述通り原作でゾロリ達が暴力を振るったり犯罪をしようとする場面やオナラでトラブルを解決しようとする場面を除いた下品なセリフはできる限りカット・もしくは現実の法に触れないよう変更[注 62]されるかわりに、いたずらが失敗しても知らず知らずのうちに彼らが周りの問題を解決してしまったり、本来のお人好しな側面が多く描写されている。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | ドラゴンたいじ | 関島眞頼 | 錦織博 | 川口博史 | 2004年 2月1日 | |
2 | 大けっとうゾロリじょう | 佐藤卓哉 | 根岸宏樹 | 柳田義明 | 2月8日 | |
3 | ママだーいすき | 望月智充 三浦辰夫 | 芳川弥生 | 2月15日 | ||
4 | きょうふのやかた | 久保田雅史 | 藤森雅也 | 松園公 | 木村文代 | 2月22日 |
5 | せいなる本 | 関島眞頼 | 三浦辰夫 | 伊藤秀樹 | 2月29日 | |
6 | まほうつかいのでし | 桶谷顕 | 岩崎知子 | 市来剛 | 3月7日 | |
7 | 大かいぞく | 関島眞頼 | 奥脇雅晴 | 岩崎知子 | 芳川弥生 | 3月14日 |
8 | ゆうれいせん | 中弘子 | 木村哲 | 白石道太 | 山崎猛 | 3月21日 |
9 | チョコレートじょう | 吉田玲子 | 荒川眞嗣 | 佐々木皓一 | 樋口嘉法 | 3月28日 |
10 | 大きょうりゅう | 関島眞頼 | 片渕須直 | 秦義人 | 古沢英明 | 4月4日 |
11 | きょうふのカーレース | 桶谷顕 | 木村哲 | 矢野篤 | 芳川弥生 糸島雅彦 | 4月11日 |
12 | きょうふのゆうえんち | 吉田玲子 | 岩崎知子 | 市来剛 | 4月18日 | |
13 | おいしいがっこう | 桶谷顕 | 大宅光子 | 鈴木欽一郎 | 4月25日 | |
14 | なぞのひこうき | 関島眞頼 | 三浦辰夫 | 柳田義明 関根昌之 | 5月2日 | |
15 | 大かいじゅう | 吉田玲子 | 佐々木皓一 | 矢田七郎 | 5月9日 | |
16 | けっせん!カードたいクレヨン | 関島眞頼 | 吉沢俊一 錦織博 | 矢野篤 | 芳川弥生 | 5月16日 |
17 | おばけの花子さん | 桶谷顕 | 秦義人 | 古沢英明 | 5月23日 | |
18 | きょうふのサッカー | 岩崎知子 | 市来剛 | 5月30日 | ||
19 | つかまる!! | 関島眞頼 | 佐藤卓哉 | 大宅光子 | 鈴木欽一郎 | 6月6日 |
20 | 大だっそう | 佐々木皓一 | 廣川集一 | 柳瀬譲二 | 6月13日 | |
21 | イシシノシシのはじめてのおつかい | 吉田玲子 | 福富博 | 川崎逸朗 | 鍋田香代子 石井百合子 | 6月27日 |
22 | ロケット大さくせん | 桶谷顕 | 秦義人 | 古沢英明 | 7月4日 | |
23 | なぞのうちゅうじん | 坂田純一 | 矢野篤 | 木村文代 | 7月11日 | |
24 | ゆめのゾロリじょう | 岩崎知子 | 市来剛 | 7月18日 | ||
25 | フィアンセあらわる!? | 中弘子 | 大宅光子 | 堀剛史 木場田実 鈴木欽一郎 | 7月25日 | |
26 | なぞなぞ大さくせん | 片渕須直 | 滝沢潤 | 吉崎誠 | 8月1日 | |
27 | おばけ大さくせん | 関島眞頼 | 坂田純一 | 秦義人 | 古沢英明 | 8月8日 |
28 | 大にゅうどう大さくせん | 川崎逸朗 | 石井百合子 | 8月15日 | ||
29 | おやじギャグ大さくせん | 三浦辰夫 | 楠美直子 | 木村文代 | 8月22日 | |
30 | ようかい大リーグ | 桶谷顕 | 大宅光子 | 関根昌之 | 8月29日 | |
31 | きょうふのまきゅう | 岩崎知子 | 市来剛 | 9月5日 | ||
32 | ちかいのホームラン | 高橋亨 | 滝沢潤 | 吉崎誠 | 9月12日 | |
33 | かいていゾロリじょう | 坂田純一 | 秦義人 | 古沢英明 | 9月19日 | |
34 | おたからカード大さくせん | 池田眞美子 | 川崎逸朗 | 石井百合子 | 9月26日 | |
35 | にんじゃ大さくせん | 片渕須直 | 楠美直子 | 木村文代 | 10月3日 | |
36 | げきとつ!メカイシシノシシ大さくせん | 関島眞頼 | 岩崎知子 | 市来剛 | 10月10日 | |
37 | どっきりプロポーズ | 中弘子 | 佐藤卓哉 | 楠美直子 | 芳川弥生 | 10月17日 |
38 | けっこんする!? | 木村哲 | 滝沢潤 | 堀剛史 吉崎誠 | 10月24日 | |
39 | アルバイト大さくせん | 吉田玲子 | 秦義人 | 古沢英明 | 10月31日 | |
40 | 大金もち | 三浦辰夫 | 木村文代 | 11月7日 | ||
41 | 王女さまききいっぱつ | 桶谷顕 | 川崎逸朗 | 石井百合子 | 11月14日 | |
42 | テレビゲームききいっぱつ | 坂田純一 | 楠美直子 | 芳川弥生 | 11月21日 | |
43 | おばけイカたいじ大さくせん | 関島眞頼 | 岩崎知子 | 市来剛 | 11月28日 | |
44 | きょうふの大ジャンプ | 中弘子 | 片渕須直 | 楠美直子 | 浦中利浩 | 12月5日 |
45 | 金メダル大さくせん | 秦義人 | 古沢英明 | 12月12日 | ||
46 | きょうふのプレゼント | 吉田玲子 | 木村哲 | 滝沢潤 | 木村文代 | 12月19日 |
47 | けっせん!ゆめの王子さま | 川崎逸朗 佐藤雅弘 | 川崎逸朗 | 岡辰也 石井百合子 | 12月26日 | |
48 | きょうふのあくま | 桶谷顕 | 岩崎知子 | 市来剛 | 2005年 1月9日 | |
49 | てんごくとじごく | 坂田純一 | 楠美直子 | 芳川弥生 | 1月16日 | |
50 | じごくりょこう | 関島眞頼 | 片渕須直 | 秦義人 | 古沢英明 | 1月23日 |
51 | ゾロリさいごの日!? | 三浦辰夫 | をがわいちろを | 1月30日 | ||
52 | そらとぶゾロリじょう | 桶谷顕 | 木村哲 | 滝沢潤 | 吉崎誠 浦中利浩 | 2月6日 |
放送日時は2004年8月中旬 - 9月上旬時点のものとする[7]。
放送地域 | 放送局 | 放送時間 | 系列 | ネット状況 |
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中京広域圏 | メ〜テレ | 日曜 7:00 - 7:30 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | 同時ネット | ||
青森県 | 青森朝日放送 | |||
岩手県 | 岩手朝日テレビ | |||
宮城県 | 東日本放送 | |||
秋田県 | 秋田朝日放送 | |||
山形県 | 山形テレビ | |||
福島県 | 福島放送 | |||
関東広域圏 | テレビ朝日 | |||
新潟県 | 新潟テレビ21 | |||
長野県 | 長野朝日放送 | |||
静岡県 | 静岡朝日テレビ | |||
石川県 | 北陸朝日放送 | |||
近畿広域圏 | 朝日放送[注 63] | |||
広島県 | 広島ホームテレビ | |||
山口県 | 山口朝日放送 | |||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |||
福岡県 | 九州朝日放送 | |||
長崎県 | 長崎文化放送 | |||
熊本県 | 熊本朝日放送 | |||
大分県 | 大分朝日放送 | |||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |||
沖縄県 | 琉球朝日放送 | |||
山梨県 | 山梨放送 | 木曜 15:55 - 16:25 | 日本テレビ系列 | 遅れネット |
富山県 | チューリップテレビ | 火曜 16:20 - 16:50 | TBS系列 | |
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ | 火曜 16:00 - 16:30 | フジテレビ系列 |
メ〜テレ製作・テレビ朝日系列 日曜7:00 - 7:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
クラッシュギアNitro
(2003.2.2 ‐ 2004.1.25) |
かいけつゾロリ
(2004.2.1 ‐ 2005.2.6) |
まじめにふまじめ かいけつゾロリ
(2005.2.13 ‐ 2007.1.28) |
本作をベースに作られた長編劇場アニメ映画『だ・だ・だ・だいぼうけん!』、『まもるぜ!きょうりゅうのたまご』、『うちゅうの勇者たち』、『ZZのひみつ』他についても、上記リンク先を参照。
本作をベースに作られた劇場アニメ映画『探検!恐竜博物館』、『ラララ♪スターたんじょう』他についても、上記リンク先を参照。
『かいけつゾロリ』は、1993年7月17日に公開された短編アニメーション映画。『それいけ!アンパンマン 恐竜ノッシーの大冒険』と同時上映で、制作体制も『それいけ!アンパンマン』と共通している。映画化されたエピソードは『まほう使いのでし(まほうつかいのでし)』、『大かいぞくの宝さがし(だいかいぞく)』。ビデオは発売されたが、DVDは発売されていない。
2002年にビジュアルサイエンス研究所が制作したオリジナルビデオ。基本的に全編3Dアニメーションとなっており、後に放映されたテレビシリーズのパイロットフィルムに当たるとされ、ゾロリ、イシシ、ノシシなどの主要キャラの設定が一部異なる。非売品。
ある日、ゾロリ達が森の中を歩いていると、イシシが出したオナラの匂いで倒れてしまっていたチリドック屋を助ける。そして王女の花婿探しのための武闘大会があることを聞いたゾロリは「代わりにチリドックを売ってくる」とことをチリドック屋に約束し、イシシを連れて会場へ向かった。チリドックの販売をイシシに任せ、"ゾロタニアン伯爵"として大会に参加するゾロリだったが、実はこの大会は彼をおびき出し逮捕するために警察が仕組んだ罠だった。そしてイヌタクの作戦により、格闘技世界チャンピオンのドン・バッファロイと戦うことになったゾロリ。果たしてこの窮地を抜け出せるのか。
キャスト及びスタッフは全員ノンクレジット。
2002年、『かいけつゾロリ まほうつかいのでし』として初のミュージカル化[8]。以降、全国で公演[9][10]。
2021年、『かいけつゾロリ なぞのおたから大さくせん!!』が予定されていたが[11]、新型コロナウィルス感染症の流行の影響で中止[12]。
2022年7月からは、どちらも自粛していた公演を再開した[13][14]。以降も、各地で公演。
いずれも劇団俳協と東京俳優生活協同組合による企画・製作。
2019年、『かいけつゾロリとなぞのスパイ・ローズ』として舞台化。主要キャラクターは着ぐるみで、担当声優もノンクレジット。
2020年以降も公演しているが新型コロナウィルス感染症の流行の影響で延期や中止が相次いだり、会場周辺地域の住民限定で公演するなど対策をとった。
これ以後も各地で公演している。
ほか
PlayStation 2ソフト『かいけつゾロリ めざせ!いたずらキング』2004年4月28日発売。開発・発売はバンダイ。EyeToy専用ソフト。
ゲームボーイアドバンスソフト『かいけつゾロリとまほうのゆうえんち お姫さまをすくえ!』2004年7月15日発売。開発・発売はバンダイ。
SCRAPのリアル脱出ゲームとのコラボレーションで『かいけつゾロリと2つのおかし工場からの脱出』が開催された。キット通販型の体験型ゲームとして2021年11月30日に少年探偵SCRAP団(FC)団員先行販売され、同年12月3日に一般販売され、同年12月15日よりプレイ可能だった。
日本一人気がある自動車レースのSUPER GTにおいて、GT500クラスに参戦するROOKIE Racingのトヨタ・GRスープラには、2022年からポプラ社がスポンサーとしてついており、リアフェンダー上部にしがみつくゾロリ・イシシ・ノシシが小さく描かれている[18]
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