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日本のテレビ番組制作会社 ウィキペディアから
株式会社共同テレビジョン(きょうどうテレビジョン、英: KYODO TELEVISION, LTD.)は、日本のテレビ制作プロダクション。
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | 共同テレビ、共テレ |
本社所在地 |
日本 〒104-0045 東京都中央区築地5丁目6番10号 浜離宮パークサイドプレイス11・12階 北緯35度39分44.4秒 東経139度45分56.2秒 |
設立 |
1958年(昭和33年)7月28日 (共同テレビジョンニュース社) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8010001014395 |
事業内容 |
テレビ番組の企画・制作・販売 VTR収録、撮影、録音、照明、スチール写真の取材技術関連業務 スタジオ及び中継車の制作技術関連業務 アナウンサーのマネージメント 他 |
代表者 | 代表取締役社長 石井正幸 |
資本金 |
1億5000万円 (2020年3月31日現在)[1] |
純利益 |
3億2,383万8,000円 (2024年3月期)[2] |
純資産 |
98億1,146万5,000円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
131億9,292万4,000円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 | 141名 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
株式会社フジ・メディア・ホールディングス 関西テレビ放送株式会社 株式会社中日新聞社 東海テレビ放送株式会社 株式会社電通 株式会社ポニーキャニオン 株式会社テレビ西日本 |
主要子会社 |
株式会社共同エディット 株式会社ベイシス 株式会社バンエイト 株式会社フォニックス |
関係する人物 |
野澤隆一(元社長) 山田良明(元社長) 港浩一(元社長 現フジテレビ社長) |
外部リンク |
www |
フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の子会社で、フジサンケイグループに属する。
通称は共同テレビ、2018年10月以降の愛称・略称は『共テレ』。
1958年7月に共同通信社を中心に、フジテレビ[注釈 1]、東海テレビ[注釈 2]、関西テレビ[注釈 3]、日本教育テレビ(NETテレビ。現・テレビ朝日)[注釈 4]、中部日本新聞社(現・中日新聞社)などの出資による、ニュース映像を配信することを目的とした「共同テレビジョンニュース社」として設立。「共同テレニュース」を制作して出資各社で放送される事となっていたが、程なくNETが脱退したことで、事実上フジテレビ系列のニュース制作会社へと変容した。
1960年に共同通信社、静岡新聞社、西日本新聞社が脱退し、中日新聞社や地方局の出資は残るもののフジテレビ傘下に入ることとなり、1966年にFNNが発足してからはテレビ番組制作会社に転向。1970年に「共同テレビジョン」に改称し、現在は主にFNSで放送される情報番組・ドラマ番組・番宣番組の制作会社、FNSで技術担当を行う技術会社という2つの顔を持つ。
現在、番組制作に関してはFNS系列にこだわらず、NHK、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京など他系列のドラマを中心とした番組制作も積極的に受注している。
共同テレビの名の下に働いているが、共同テレビジョン直属社員と、子会社のベイシス(旧・共同スタッフ/制作スタッフ)・共同エディット(技術スタッフ)からの派遣社員の二重構造になっている。
1985年10月頃以降、フジテレビ『月曜ドラマランド』『意地悪ばあさん』などテレパックが制作していた作品が共同テレビジョンに変更された。一部スタッフが移籍した。これをきっかけにフジテレビなどの連続ドラマ・スぺシャルドラマの制作に大きく関わっている。
2019年7月、4K解像度対応の中継車「KR-supreme」(ベース車両は日野自動車のプロフィア)が納車され、運用開始。この車両には両サイドには「KYODO TELEVISION(フジサンケイグループ統一書体) KR-supreme」と表記されているが、リアには「共テレ(ロゴ) KR-supreme」と表記されている。
かつてはフリーアナウンサーのマネジメントおよび社員アナウンサーの派遣も行っていた。アナウンサーのマネジメント業務の一部は、2008年10月30日にフジテレビおよびセント・フォースと共同で設立したフォニックスに移管。一方で、共同テレビ自体は遅くとも2014年9月まで同業務(事業開発部 → マネージメント室)を継続していた[3]。
FMH傘下の会社ではあるがFNS系列外の番組制作も受注していることから、2018年10月に「共テレ」という独自ロゴを制定してそのクレジットに移行した。それ以降のグループ内でのロゴ関係は以下の通り。
同年9月までは目玉マークをロゴマークとしており、同じフジサンケイグループ企業であるフジテレビの制作番組に限り
制作 | (目玉マーク) | フジテレビ |
共同テレビ |
や
制作協力 | (目玉マーク) | 共同テレビ |
制作著作 | フジテレビ |
等と目玉マークを重ねるようにクレジットされていた。ただし必ずしもこの通りクレジットされるとは限らず、『F2スマイル』のように
制作協力 | (目玉マーク)共同テレビ |
等と単独でクレジットされるケースもあった[注釈 5]。
「共テレ」ロゴ制定に伴い、フジテレビを含む全ての番組で目玉マークの使用と正式ロゴによるクレジットも廃止されており、フジテレビの制作番組では
制作 | (目玉マーク)フジテレビ |
制作著作 | 共テレ |
や
制作著作 | (目玉マーク)フジテレビ |
制作協力 | 共テレ |
や
制作協力 | 共テレ |
制作著作 | (目玉マーク)フジテレビジョン |
等と目玉マークは原則としてフジテレビにのみクレジットされている。ただし、『国分太一のおさんぽジャパン』→『国分太一のお気楽さんぽ - Happy Go Lucky -』→『国分太一の気ままにさんぽ』ではミニ番組である都合と上記の名残もあり、「共テレ」ロゴ制定・目玉マーク廃止後も
制作協力 | (目玉マーク) | 共テレ |
制作著作 | フジテレビ |
とクレジットされている。
FNSの地方局や同系列外の番組では以前より正式ロゴだけクレジットされていたため、それを「共テレ」ロゴに変更しただけで済んだ[注釈 6]。しかし関西テレビとの共同制作番組では元々
制作 | 関西テレビ |
共同テレビ |
等と語呂を意識したかのようなクレジットがされていた中、2015年3月30日に関西テレビが自社のクレジットを「関西テレビ」から「8 カンテレ[注釈 7]」に変更したことで、火10時代の『HEAT』1作品に限り
制作 | 8 カンテレ |
制作著作 | 共同テレビ |
とクレジットされた。その後の火9ドラマでは「共テレ」ロゴ制定まで共同制作の実績が無かったために、初共同制作の『後妻業』より
制作 | 8 カンテレ |
共テレ |
と、更に語呂を意識したかのようなクレジットがされるようになり、現在に至る。
2021年以降は特にフジテレビや関西テレビのテレビドラマ等の番宣ポスターにて、
制作 | フジテレビ | 制作著作 | 共テレ |
や
制作 | カンテレ | 共テレ |
等と制作局でさえ他のスタッフと同じフォント(プレーンテキスト)でのクレジット(局ロゴは別途配置)にもかかわらず共同テレビだけは「共テレ」ロゴがクレジットされるケースが増えている[注釈 8]。一方、TBSテレビの場合は番宣ポスターの製作クレジットでも「TBS」ロゴのため
製作 | 共テレ | TBS |
と両社ともロゴでクレジットされる。
『人生最高レストラン』(TBSテレビ)等、共同テレビではなくベイシスが直接受注している番組では「ベイシス」ロゴがクレジットされる[注釈 9]。また、『チコちゃんに叱られる!』等のNHKで放送される番組では「共同テレビジョン」「ベイシス」共にプレーンテキストでクレジットされる。
本社にはベイシスとフォニックスも同居。
1986年8月1日にテレビドラマ制作専門部署として、テレパックから移籍した制作スタッフを中心に業務を開始。
(凡例)太字:現在放映中の連続ドラマおよび継続中のスペシャルドラマまたはこれからの連続・スペシャルドラマ、特に記述がないのはフジテレビ
『』は担当した主な作品
『』はメインで担当した主な作品
(特に記述がないのはフジテレビ)
(凡例)太字:現在放映中の番組および継続中の特別番組またはこれからの番組、特に記述がないのはフジテレビ
(凡例)太字:現在放映中の番組および継続中の特別番組またはこれからの番組、特に記述がないのはフジテレビと共同テレビ
アナウンサー関係の業務は、基本的に専門部署(事業開発部 → マネージメント室)を設けて一括して行っていた。やはりフジネットワーク系列社出身者が多かった。配列は50音順とした。
(元職)内に肩書が無いものはその局のアナウンサーだった者である。☆はフォニックスに移籍
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