トップQs
タイムライン
チャット
視点
ロボット (企業)
日本の東京都渋谷区にある制作プロダクション ウィキペディアから
Remove ads
株式会社ロボット(英: ROBOT COMMUNICATIONS INC.)は、日本の制作プロダクション。
劇場映画、TVCM、XRアトラクション、アニメーション、デジタルコンテンツなどの企画・制作を主な事業としている。『エンタテイメントを通じて社会に勇気を希望を』を企業ステートメントとして掲げている[1]。
Remove ads
歴史
1986年6月、第一企画(後のADKホールディングス)でクリエイティブ・ディレクターを務めていた阿部秀司が独立し設立。設立当初はTVCMの企画制作が事業の中心であったが、1995年の映画『Love Letter』から映画製作事業を開始。
2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が実写日本映画の歴代興行収入第1位を獲得[3]。2006年の第30回日本アカデミー賞では『ALWAYS 三丁目の夕日』により13部門中12部門で最優秀賞を獲得[4]、優れた制作プロダクションに贈られる岡田茂賞を受賞した。
2006年に映像技術会社IMAGICA(後のIMAGICA Lab.)と経営統合し『イマジカ・ロボット ホールディングス(後のIMAGICA GROUP)』を設立[5]、同持株会社の完全子会社となっている。
海外からの作品評価も高く、2008年には『つみきのいえ』が第81回アカデミー賞 短編アニメ映画賞を受賞。『鬼武者3』はSIGGRAPHの"Electronic Theater"に選出されている。2022年12月には『今際の国のアリス』シリーズが日本発作品としてNetflixにおける視聴時間の最高記録を記録している[6]。広告制作では2024年に『マクドナルド/「No Smiles」』がカンヌライオンズ(旧:カンヌ国際広告賞)にてGOLD受賞の他、New York Festival、Spikes Asiaでグランプリを受賞[7][8]、またLIA(ロンドンインターナショナルワード)においてCOMPANY OF THE YEAR[9]を受賞している。
Remove ads
社名の由来
社名は、創立者の阿部秀司による。二代目社長だった加太孝明は「ロボットというのイメージには色々な面があるが、その中で一番大切にしたいのは、"人間らしさ"という面です。人間を基本に、色々な夢を、色々な方法で実現していきたいと思っています。」と語っている[10]。社名表記では英文のROBOTを用いている[11]。
作品
主な劇場映画
- Love Letter(1995年、監督:岩井俊二)
- PiCNiC(1996年、監督:岩井俊二)
- 踊る大捜査線 THE MOVIE(1998年、監督:本広克行、以降『THE FINAL』まで制作)
- ジュブナイル(2000年、監督:山崎貴)
- スペーストラベラーズ(2000年、監督:本広克行)
- サトラレ(2001年、監督:本広克行)
- リターナー(2002年、監督:山崎貴)
- 海猿(2004年、監督:羽住英一郎、以降シリーズ全作)
- サマータイムマシン・ブルース(2005年、監督:本広克行)
- ALWAYS 三丁目の夕日(2005年、監督:山崎貴、以降シリーズ全作をプロデュース)
- UDON(2006年、監督:本広克行)
- タイヨウのうた(2006年、監督:小泉徳宏)
- 重力ピエロ(2006年、監督:森淳一)
- ガチ☆ボーイ(2008年、監督:小泉徳宏)
- 曲がれ!スプーン(2009年、監督:本広克行)
- 永遠の0(2013年、監督:山崎貴)
- STAND BY ME ドラえもん(2014年、監督:山崎貴、八木竜一)
- 百瀬、こっちを向いて。(2014年、監督:耶雲哉治)
- リトル・フォレスト(2014年、監督:森淳一)
- 紙の月(2014年、監督:吉田大八)
- 寄生獣(2014年、監督:山崎貴)
- 幕が上がる(2015年、監督:本広克行)
- 劇場版 MOZU(2015年、監督:羽住英一郎)
- 海賊とよばれた男(2016年、監督:山崎貴)
- ちはやふる(2016年、監督:小泉徳宏、以降シリーズ全作を制作)
- 3月のライオン(2017年、監督:大友啓史)
- DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年、監督:山崎貴、日本テレビ開局65周年記念作品)
- 22年目の告白 -私が殺人犯です-(2017年、監督:入江悠)
- あさひなぐ(2017年、監督:英勉)
- アルキメデスの大戦(2019年、監督:山崎貴)
- ひとよ(2019年、監督:白石和彌)
- 余命10年(2022年、監督:藤井道人)
- 線は、僕を描く(2022年、監督:小泉徳宏)
- 最後まで行く(2023年、監督:藤井道人)
- ゴジラ-1.0(2023年、監督:山崎貴、TOHOスタジオとの共同制作)
- 父と僕の終わらない歌(2025年、監督:小泉徳宏)
主な連続ドラマ/配信作品
- 恋愛小説(2004年)
- 世にも奇妙な物語「行列のできる刑事」(2009年)
- 鈴木先生(2011年)
- ダブルフェイス(2012年)
- 野良犬(2013年)
- MOZU(2014年)
- 破門 (2015年)
- 会社は学校じゃねぇんだよ(2018年)
- ミス・シャーロック/Miss Sherlock (2018年)
- 名探偵・明智小五郎(2019年版)
- 白い巨塔(2019年版)
- フォローされたら終わり(2019年)
- 太陽は動かない-THE ECLIPSE-(2020年)
- 今際の国のアリス(2020年、以降シリーズ全作を制作、NETFLIX)
- パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜(2022年)
- 幽☆遊☆白書(2023年、Netflix)
- ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜(2023年、監督:石田雄介、Netflix)
- 恋愛バトルロワイヤル(2024年、Netflix)
- ちはやふる(2025年、日本テレビ)[12]
主なTVCM
- 本田技研工業(「Do you have HONDA?」/ 1999年)
- キリンビール(「カンパイ!ラガー」/ 2003年)
- 大塚製薬(「元気ハツラツ? オロナミンC」/ 2004年)
- 日立製作所(「つくろう」/ 2006年)
- 旭化成(「昨日まで世界になかったものを。」/ 2007年)
- キリンビール(「麒麟淡麗〈生〉」/ 2008年)
- Google(「Googleで、もっと。」/ 2010年)
- 大和ハウス(「ここで、一緒に」/ 2011年)
- キリンビバレッジ(「世界のキッチンから」/ 2013年)
- マルコメ(「料亭の味」/ 2014年 )
- Uber Eats(「Uber Eats で、いーんじゃない?」/ 2024年)
- マクドナルド(「スマイルあげない」/ 2024年)
主なアニメ作品
その他の主な作品
- 鬼武者(シナリオパートCGムービー制作担当)
- バイオハザード0(シナリオパートCGムービー制作担当)
- ストレイシープ ポーとメリーの大冒険(PlayStation用ゲームソフト)
- ZOOKEEPER(オンラインゲーム)
- 日曜洋画劇場(番組オープニング)
- ABAL:DINOSAUR(空間移動型VRアトラクション)
Remove ads
関連人物
現在の役員
2025年4月現在[13]
- 代表取締役社長
-
- 福崎隆之
- 取締役
-
- 長瀬俊二郎(非常勤)
- 平賀大介(非常勤)
- 執行役員
-
- 高橋良昌
- 丸山靖博
- 沼上貴洋
- 監査役(非常勤)
-
- 池澤賢尚
- クリエイティブ フェロー
-
- 清水亮司
- チーフ プロデューサー
-
- 守屋圭一郎
歴代社長
演出家・監督・脚本家
プロデューサー
- 守屋圭一郎
- 巣立恭平
- 村上公一
- 明石直弓
- 古屋厚
- 小出真佐樹
- 阿部豪
- 梶原富治
過去に在籍した主なプロデューサー・映像作家
その他の関連人物
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads