阿部秀司 (映画プロデューサー)

日本の映画プロデューサー (1949-2023) ウィキペディアから

阿部 秀司(あべ しゅうじ、1949年8月7日[1] - 2023年12月11日)は、日本の映画プロデューサー阿部秀司事務所代表。東京都出身。

元CMディレクター、クリエイティブディレクター、コピーライター

経歴

慶應義塾大学法学部政治学科卒業。

広告代理店・第一企画(現:ADKホールディングス)から独立後、企画制作プロダクションROBOTを設立。

岩井俊二の映画デビュー作品『Love Letter』『Undo』『PiCNiC』の制作をきっかけに映画プロデュースを開始。他にも、本広克行森淳一羽住英一郎小泉徳宏山崎貴らの映画デビュー作を世に送り出した。

フジテレビ日本テレビテレビ朝日など民放キー局との連携を武器に圧倒的なプロモーション活動を展開、後年は、山崎貴とタッグを組み『ALWAYS 三丁目の夕日』三部作、『永遠の0』、『ゴジラ-1.0』など数多くの大ヒット作を連発した。

2005年、日本映画テレビプロデューサー協会選出のエランドール賞を受賞。

2010年3月、ROBOTを退職、創業者・顧問に就任。

2010年7月、株式会社阿部秀司事務所を設立。

2015年、『STAND BY ME ドラえもん』の製作において伊藤善章・梅澤道彦とともに、第34回藤本賞を受賞[2]

2023年12月11日に死去した。74歳没。訃報は、同月21日に東宝により発表された[3]

2024年、第47回日本アカデミー賞会長特別賞を贈賞された[4]

映画

関連項目

注釈

参考文献

外部リンク

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