11月11日(じゅういちがつじゅういちにち)は、グレゴリオ暦で年始から315日目(閏年では316日目)にあたり、年末まであと50日ある。
日本
数字がゾロ目で覚えやすく、多くの団体や企業がこの日を記念日にしている。特に形を数字の「1」に見立てた棒状の食品・日用品の記念日が多い。2022年11月時点で日本記念日協会が認定した11月11日の記念日は59件あり、一年の中で最も多い日となっていたが、翌2023年に8月8日の記念日が急増し、1位が8月8日、2位が10月10日、3位が11月11日となっている。
食品関係
- うまい棒の日
- 株式会社やおきんが制定。「うまい棒」は2019年に発売40周年を迎え、これからも多くの人に愛され続けるようにとの願いが込められている。日付は、「うまい棒」を4本並べると1111と似ていることから[23]。
- 豚まんの日
- 「(11)」が豚の鼻に見える事から。
- いただきますの日
- 「いただきますの日」普及推進委員会が2011年に制定。「1111」が並んだ箸に見えることから11月11日と毎月11日に設定[24]。
- 麺の日
- 全国製麺協同組合連合会が1999年に制定。「1111」が麺の細長いイメージにつながることから。
- ポッキー&プリッツの日
- 江崎グリコが1999年(平成11年)11月11日に制定[25]。「1111」が4本のポッキーあるいはプリッツに見えることに由来。以後、毎年キャンペーンを実施している。
- きりたんぽの日
- 秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」が制定。「1111」が、囲炉裏で焼いている4本のきりたんぽに見えることに由来。
- もやしの日
- 「1111」がもやしを4本並べたように見えることに由来[26]。
- 鮭の日
- 新潟県村上市が1988年ごろ制定。他に築地市場の北洋物産会も制定。いずれも、「鮭」という漢字が魚偏に「十一十一」と書くことに由来。
- ピーナッツの日
- 全国落花生協会が1985年に制定。ピーナッツは1つの殻に2粒の豆が双子のように同居している特徴があるので、ぞろ目の11に由来。
- たくあんの日
- 全国各地の漬物協同組合、製造業、卸売業などの団体で構成される全日本漬物協同組合連合会が制定。日本の漬物の代表格であるたくあんの需要拡大を図ることが目的。日付は11月11日という文字が、たくあん用の大根を並べて干してある様子に似ていることと、たくさんの「1=わん=あん」があることから。
- キリン一番搾りの日
- キリンビール株式会社九州統括本部が制定。商品名に含まれる数字の「一」が一年の中で最も多く並ぶ日であることから。
- 棒ラーメンの日
- 株式会社マルタイが制定。棒ラーメンの形状及び梱包方法(1パックに2食入り)が11に似ていることから。
- スティックパンの日
- 山崎製パンが制定。スティック状のパンが1が並んでいるように見えることから。
- ヤンヤンつけボーの日
- 株式会社明治が制定。スティック状のクラッカーの形状が数字の1に似ていることから。
- 岩下の新生姜の日
- 岩下食品が制定。岩下の新生姜の細長い形状が数字の1に似ていることから。
- 串カツ田中の日
- 株式会社串カツ田中が制定。「1111」が串が並んでいるように見えることから。
- ゴボチの日
- 株式会社デイリーマームが制定。ゴボチとはごぼうを揚げたごぼうチップスで、2011年11月11日に販売を開始したことから。
- チーズの日
- 日本輸入チーズ普及協会とチーズ普及協議会が1992年に制定。日本史上、チーズの製造が確認される最古の記録が、700(文武天皇4)年10月に、全国に「酥(そ)」(現在のチーズに近い発酵食品)の製造を命じたというものであることに由来。10月を新暦に置き換えた11月として、さらに覚えやすい11日とした[27]。
- 生ハムの日
- 一般社団法人日本生ハム協会が制定。生ハムの生産が盛んなスペインで古くから「サン・マルティンの日」である11月11日に豚を加工し生ハムを作る習慣があることから。
日用品類
- 美しいまつ毛の日
- 株式会社アルマードが2011年に制定。「1111」の数字をまつ毛になぞらえ、それが1年の中で最も多く並ぶ日付であることから。一生涯つき合う自分の地まつ毛も、美しく健康的に保つことが大切、というコンセプトを呼びかけるため。
- 配線器具の日
- 日本配線器具工業会が1999年に制定。コンセントの差込口の形状が「1111」に見えることに由来。また、「秋の火災予防週間」の期間中であり、電気利用の安全啓発も兼ねる。
- 靴下の日(ペアーズデー・恋人たちの日)
- 日本靴下協会が1993年に制定。靴下を2足並べた時の形が11 11に見えることに由来。1年に1度、同じ数字のペアが重なる日であることから、恋人同士(ペア)で靴下を贈り合おうと呼びかけるため。
- 下駄の日
- 伊豆長岡観光協会が制定。下駄の足跡が「11 11」に見えることに由来。
- ライターの日
- 日本喫煙具協会が制定。一般的な細長いライターを並べると「11 11」に見えることに由来。
- 鏡の日
- 全日本鏡連合会が2006年に制定。「11 11」や縦書きにした「十一 十一」が左右対称であることから。
- 電池の日
- 日本乾電池工業会(電池工業会)が1986年に制定。数字の部分を漢数字で書いた「十一十一」が「プラス・マイナス・プラス・マイナス」に見えることに由来。
- プラズマクラスターの日
- シャープ株式会社が制定。プラズマクラスターの+(プラス)と−(マイナス)のイオンを「十一」に見立てたもの。
その他
- チンアナゴの日
- すみだ水族館が2013年に制定。チンアナゴが砂の中から体を出している姿が数字の「1」に似ており、群れで暮らす習性があることから、一年間に最も「1」が集まる日付を選んだ。
- サッカーの日
- ミズノの直営店・エスポートミズノが制定。サッカーが11人対11人で行うスポーツであることに由来。
- いい獣医の日
- 11と11で「いい獣医」と読む語呂合わせにちなみ、獣医師、獣医療、獣医学とその周辺領域の認知向上と今後の更なる発展を標榜し、目的とすることで制定された。
- ゆびリンガルの日
- アシーマが制定。業種別多言語相互会話ツール「ゆびリンガル」が指を使って会話をするツールであり、数字の「1」が指に似ていることに由来。
- 折り紙の日
- 日本折紙協会が制定。世界平和記念日であること(折り紙と千羽鶴の関係)と、1を4つ組み合わせると折紙の形である正方形になることに由来。
- 煙突の日
- 「1111」が、煙突が4本立っているように見えることに由来。
- コピーライターの日
- 宣伝会議が、コピーライター養成講座を開講して50周年になる2007年に制定。1111が鉛筆が並んだように見えることに由来。
- 磁気の日
- 磁気治療器「ピップエレキバン」のピップフジモトが1992年に制定。磁石のN極 (+) とS極 (-) を「十一」に見立てたことに由来。
- 公共建築の日
- 数字の「1」が4つ並ぶ「1111」を建物の基本的な構造を象徴する4本の「柱」とイメージしたもの。日本公共建築協会が制定。国会議事堂の完成年月が昭和11年11月であることにも由来。
- 介護の日
- 厚生労働省が2008年7月27日に発表・制定。「いい日、いい日、毎日あったか介護ありがとう」というキャッチフレーズより「いい(11)日いい(11)日」の語呂合わせから。
- ベースの日
- 音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治が提案。クラウドファンディングによる支援を経て制定された。弦楽器のベースに張られた四本の弦を1に見立てたことから決められた。
- 寿司くんの足の日
- ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくや(Gt.Vo)ことkoyama takuyaが大阪芸術大学在学中に手がけたゆるふわ系(?)アニメのメインキャラクター「寿司くん」が2匹並んだ際に11月11日に見えることから。11月11日になるとTwitterの寿司くんのアカウントは「寿司くんの足の日だね!すごいね!」とツイートする。
- 石棒の日
- 1111が縄文時代の石製品「石棒」が並んでいる様子に見えることから、飛騨市の博物館ファン団体、石棒クラブが提唱。毎年11月に石棒をテーマとしたイベントを行っている。
- ネイルの日
- 日本ネイリスト協会が2009年に制定。日付は11月が「ネイルエキスポ」の開催月であることと、爪の英語表記「NAIL」の中に縦線が4本あり「1111」のように見えることなどから。
- 立ち飲みの日
- 11と11の形が人が集って立ち飲みをしている様に似ていることから。
- ヘアドネーションの日
- ヘアドネーション活動を行っている山形市のライオンズクラブが制定。数字の1が並ぶ様子が毛髪の流れに見えることから。
- おそろいの日
- 株式会社フェリシモが制定。日付は11と11が並んでいるように見え、1つ欠けても成り立たないことが「おそろい」というコンセプトにふさわしいことから。
- シマリスの日
- 背中の縞模様を「1111」に見立てたもの。
- ミュージカル「キャッツ」の日
- 「キャッツ」の日本初演日(1983年11月11日)を記念して劇団四季が制定。
- 宝石の日(ジュエリーデー)
- 日本ジュエリー協会が制定。1909年のこの日、農商務省令第54号により宝石の重量の表示にカラットが採用されたことを記念。
- 西陣の日
- 西陣織工業組合ら13団体からなる「西陣の日」事業協議会が1969年に制定。応仁の乱終結後、全国各地に散らばっていた織手達が西軍の本陣のあったあたり(西陣)に住みついたことが西陣織の由来であることから、応仁の乱が終結した1477年(文明9年)11月11日を記念日とした。
- 勇者の日
- アーティストの杉山明が作詞作曲した『勇者の石』をきっかけに、「勇者」の考え方に共感した勇者の日サポーター111名のカンパにより2017年1月11日に登録。
地すべり、火薬庫爆発で鉱山住宅が埋没『大阪毎日新聞』(昭和12年11月12日)『昭和ニュース辞典第6巻 昭和12年-昭和13年』p217 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
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