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日本の人形作家、人形操作師 (1933-2023) ウィキペディアから
辻村 寿三郎(つじむら じゅさぶろう)1933年〈昭和8年〉11月11日 - 2023年〈令和5年〉2月5日[1])は、日本の人形作家、人形操作師。アートディレクター。旧名は辻村ジュサブロー。
伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
その異才ぶりを遺憾なく発揮し、数々の創作人形の発表、人形芝居の上演、舞台衣裳デザインなど精力的な活動を行った。日本を代表する人形作家でありながら人形の世界にとどまらず、総合的なアーティストとして各方面より大きな注目を集めていた。また人形館(ジュサブロー館)では作品展示の他、アトリエを公開しファンとの交流を図っていた。人形町で唯一人の人形職人であった。
なお人形町にあったジュサブロー館は2015年9月12日をもって閉館。現在、作品は辻村寿三郎人形館に収蔵・展示されている[3]。
文楽人形遣いの2代目桐竹紋十郎に人形制作のいろはを教わった[4]。
2021年に弟子の川崎員奥(かわさき・かずお)が二代目辻村寿三郎を襲名。人形町にあったアトリエの雰囲気を再現した工房「木綿兎-もめんと-」(三次市)を拠点に活動している[5]。
2005年、辻村が行橋市で行われたあるイベントに呼ばれた際、人形操作を披露。その様子に感動した人達の中にいた地元の人形創作グループから指導を依頼される。辻村はつい、「呼ばれれば指導に行くよ」と発言してしまった。結果、行橋市では2006年から辻村が講師を務める人形教室が開講した。これは全国初の試みであり、わざわざ遠方から学びにくる人もいるという。
辻村は2006年10月にNHK北九州放送局で放送された『なんしよ〜ん!?北九州』の「亜紀的茶館」コーナーにゲストとして出演、ギャグを交えた独特の話法で人形の世界、上記のことにまつわるエピソードを語ったほか、人形操作の技も披露した。また、局のキャラクターである“北九さん”に人形作家の視点からの分析を求められた。
2014年 同じ九州出身である漫画家、尾田栄一郎と漫画「ONE PIECE」の画集「COLOR WALK6『GORILLA』」で対談。主人公とその仲間たちの人形を製作した[6]。
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