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日本の俳優、男性声優、演出家 (1952-) ウィキペディアから
土師 孝也(はし たかや、1952年9月8日[2] - )は、日本の俳優、声優、演出家。アプトプロ所属(提携業務)[3]。アプトプロ付属養成所代表取締役社長。
当初は落語家になりたかったという[6]。武蔵工業大学付属高等学校卒業[4]。
劇団俳優座の芝居を見て「これは面白いな」と思い、俳優座の養成所に入所しようと電話をしたが、「もうないです」と言われてしまった[6]。代わりに、卒業後に劇団俳優座に入団することができる桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻[4]に入学したという[6]。
以前は劇団青年座に所属していた[4]。アントン・チェーホフ原作などの芝居をしていたところ違和感が強く「やだな、日本の芝居したいな」と思っていた[6]。土師が青年座に入団する前の年に西田敏行が出演していた青年座の芝居の『三文オペラ』を観たところ面白く、「あっ、ここ行こう」と青年座へシフトチェンジしたという[6]。
声優養成所で講師を務めるなど、後進の育成にも力を注いでいる。アプトプロ付属養成所の代表取締役社長を務める。
特技はギター、歌[2]。趣味は料理[2][3]。過去にホテルで飲食関係のアルバイトをしており、厨房で料理を作っていたが、オーダーは2日に1回だったという[6]。
洋画吹き替えでは、アラン・リックマンの吹き替えを担当している。土師によるリックマンの吹き替えは同業者からも評価が高く、「アラン・リックマンはもうこの声しか考えられない」と評されるほどに定着していた[7]。また、『ロビン・フッド』は既に他の声優で吹き替えが行われていたものの、「あれはあれで最高なんですけど、スネイプ先生(土師)でも聞いてみたい」という当時のプロデューサーの想いから、テレビ東京ではリックマンに土師を迎えた新録版が作られることもあった[8]。
土師はリックマンについて「彼はあまり表情を出さないで声音で表現する」と分析しつつ、そこを捉えてリックマンがやっている芝居の方を読み解きながら演じていると述べている[9]。
土師自身、リックマンに愛着を感じており、リックマンの没後にBSジャパンにて放送された『大統領の執事の涙』の新録版で演じた際の打ち上げでは「私がアラン・リックマンを吹き替えるのもこれで最後かな…」と語り、周囲は思わず涙が出そうになったという[10]。
なお、日本における「スネイプ先生の物真似」は原語版のリックマンの声ではなく、吹き替え版の土師の声を真似ているパターンが人気を集めることが多い[11]。
太字はメインキャラクター。
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