北斗の拳 世紀末救世主伝説
日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『北斗の拳 世紀末救世主伝説』(ほくとのけん せいきまつきゅうせいしゅでんせつ)は、2000年10月26日にバンダイから発売されたPlayStation用ゲームソフトである[1]。
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概要
本作は、漫画『北斗の拳』を原作とした3Dアクションゲームである。登場キャラクターは全て3Dポリゴンモデルで表現されている。
メインモードの「救世主伝説」では、原作を元にしたストーリーが展開される。ゲーム構成の都合上、いくつかのエピソードが改変または省略されているが、原作におけるラオウの最期までのストーリーをおおむね忠実に再現している。全編フルボイスであり、主要キャラクターの担当声優は基本的にテレビアニメ版に準拠しているが、ジャギとハートの声優は劇場版での大塚周夫と滝口順平が起用されている[2]他、リハクやハブなども変更された。脇役はテレビ版と異なる声優が起用されていることが多い。レイ役の塩沢兼人が本作の発売前に急逝したため、本作は塩沢がレイを演じた最後の作品となった。
初回生産分には、抽選で500人に「ジャギ様メタル胸像」が当たるハガキが同梱されていた[3]。
ゲームモード
- 救世主伝説
- 全8章で構成されている。基本的にケンシロウを操作してゲームを進めていくが、一部でレイやトキ、バットを操作する場面もある。
- 世紀末シアター
- 救世主伝説でクリアした章のデモムービーを観賞することができるモード。デモムービーのセリフを作中に登場するあらゆるキャラクターの任意のセリフに変更し、オリジナルのデモを作成する機能が搭載されている。
- 覇者決定戦
- 対戦モード。救世主伝説を進めることによって使用可能なキャラクターが増えていく。原作で人間関係があったキャラクター同士の対戦の場合、秘孔成功時、勝利時のメッセージが変化する組み合わせがある。
- ザ・あべし
- 救世主伝説の全8章をノーコンティニューでクリアすることによって選択可能になる隠しモード。次々と現れるザコをひたすら倒し続け、制限時間内に何人倒せるかを競うモード。出現するザコは全て赤ザコで、さらに攻撃を当てたタイミングを問わずリアルタイムあべしシステムが発生するため、断末魔を存分に楽しむことができる。
ゲームシステム
登場キャラクター
→詳細は「北斗の拳の登場人物一覧」を参照
覇者決定戦で使用可能なキャラクター
その他のキャラクター
- ユリア (声 - 山本百合子)
- バット (声 - 一龍斎貞友)
- リン (声 - 鈴木富子)
- リハク (声 - 掛川裕彦)
- スペード (声 - 掛川裕彦)
- ライガ (声 - 稲田徹)
- ヒルカ (声 - 稲田徹)
- フウガ (声 - 今村直樹)
- デビルリバース (声 - 今村直樹)
- アイリ (声 - 満仲由紀子)
- 牙大王 (声 - 渡部猛)
- ジード (声 - 田中大文)
- ジャッカル (声 - 江川央生)
- ギュウキ (声 - 江川央生)
- フォックス (声 - 渡辺武彦)
- シーカー (声 - 渡辺武彦)
- マダラ (声 - 東條大輔)
- ハブ (声 - 茶風林)
- ダガール (声 - 服巻浩司)
- トヨ (声 - 達依久子)
- マコ (声 - 進藤尚美)
- ユウ (声 - 進藤尚美)
- タキ (声 - 吉竹範子)
- アキ (声 - 山下亜矢香)
- ナレーション (声 - 千葉繁)
主題歌
反響
本作のモードの一つである「世紀末シアター」では、デモムービーのセリフをほかのキャラクターのセリフに置き換えて遊べることから、一部でカルト的な人気を博した[5]。
脚注
外部リンク
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