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日本のテレビドラマ番組、メディアミックス作品、その主人公たる架空のヒーローグループの名前 ウィキペディアから
『超電子バイオマン』(ちょうでんしバイオマン)は、1984年2月4日から1985年1月26日まで、テレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:25(JST)に全51話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載についてでの議論に基づく) |
スーパー戦隊シリーズ | ||
第7作 | 科学戦隊 ダイナマン |
1983年2月 - 1984年1月 |
第8作 | 超電子 バイオマン |
1984年2月 - 1985年1月 |
第9作 | 電撃戦隊 チェンジマン |
1985年2月 - 1986年2月 |
本作品では視聴者層の拡大を図り、様々な新機軸が導入された[1]。
マンネリ打破を掲げた[2]本作品では、「戦隊」という語句が含まれない冠名の使用や、戦隊シリーズで多数見られる「戦隊名の一部+色」に代わり「色+ナンバー(例:レッドワン)」を各戦士の呼び名とする[注釈 1]などといった様々な試みがなされており[4]、スーパー戦隊シリーズ自体の転機(ターニングポイント)となった作品でもあった。
その一環として、企画当初は「男性5人のみの戦隊」という案も出ていたが、5人全員を男性にしてしまうとドラマの展開が難しくなることから見送られ[5]、自然なキャラクター造形のため、代わって東映プロデューサーの鈴木武幸による「女性戦士が2人」という要素が導入された[出典 1]。この要素には、女性1人ではメンバーの飾り物になりがちなところを、2人だと女の子同士の会話というドラマ造りができるなどの利点があった。一般的には男児向け作品での女性戦士はあまり受けが良くないものであり、スタッフからは反対意見も出たが、実施してみると好評だったため、翌年には一転して「女性5人でもいいのでは」という意見まで出たという[出典 2]。
さらに本作品では等身大の怪人が一話限りで退場せず幹部と同じくレギュラーとして登場し、その帰結として毎回の巨大戦では敵方の異なる巨大ロボットが登場するという初の試みもなされている[出典 3]。敵組織が巨大ロボットを繰り出す展開は過去のシリーズ作品でも幾度か試みられていたが、等身大の怪人をレギュラー化させたり、等身大の怪人と巨大ロボットとは形態上での関連性を一切持たせないなど、本作品では先行するそれらの作品ともオリジナリティーの面で大きな差別化が図られた[11]。従来の巨大戦はセットでの撮影のみであったが、本作品では屋外での撮影も多用され、クレーンによる吊りなどアクション自体も特徴的なものとなった[12]。
企画当初は物語と設定におとぎ話の要素を盛り込んでおり、過去にバイオロボと邂逅しバイオ粒子を浴びたおとぎ話の主人公たち(桃太郎、金太郎、一寸法師、かぐや姫)が現代へとタイムリープしてきて現代人の女性とともに戦うという構想が考えられていた[1][9]。この設定は早い時期に「子供が皆おとぎ話を知っているかどうかが疑問」ということで没となったが[1][8]、郷の動物との意思疎通能力や、メンバーのキャラクター設定などにその名残が見られる。昔話の要素を切り捨ててからの企画はハイテク寄りになり、当時世に出始めた生命工学を表す専門用語「バイオテクノロジー」を題名に取り入れ、なおかつ「超電子」を冠するということでマスクには点滅する発光ダイオードが施された[8]。このバイオテクノロジーという単語から想起される「生体改造」というイメージから、サイボーグ的なヒーローを登場させる案もあったが、こうした「負の要素」を背負ったヒーローは、スーパー戦隊シリーズが掲げる「明るさ」「にぎやかさ」といった統一コンセプトからかけ離れてしまうことからこちらも没とされた[13]。その後も5人全員が異星人という案や、500年前に理想郷を求めて旅をしていた5人がバイオ粒子を浴び、その子孫が戦うといった感じで設定が二転三転。5人の名前も数回にわたって変更されている。
この当時、勧善懲悪の1話完結というスタイルでは、1年という長期間に亘って視聴者の関心を引き付け続けるのは難しいという東映側の判断や、鈴木がかつて関わっていた長浜ロマンロボシリーズの影響もあり、本作品では従来の1話完結という基本を踏まえながらも、敵首領・ドクターマンこと蔭山秀夫とその息子である秀一、そして秀一に似せて作られたアンドロイドのプリンスをめぐる親子の愛憎劇、さらにリーダーである郷史朗と肉親との再会劇といったドラマが用意されるなど、年間を通して大河ドラマとしても楽しめる連続性をもたせた構成が取られている[出典 4]。他には、前出の長浜ロマンロボシリーズのひとつである『闘将ダイモス』を意識する形で恋愛ドラマの要素を盛り込むことも検討されていたが、アニメとは異なり生身の人間が演じる実写作品では生々しい映像になり過ぎ、保護者層からの反感を買う恐れもあったことから時期尚早ということで見送られ、結果としてこの要素は『鳥人戦隊ジェットマン』まで持ち越されることとなった[14]。
技術的な面でも、ヒーローのスーツの素材が本作品より変更されており、それまで多用されてきた綿とナイロンによるものから、新たに伸縮性・耐熱性に優れた「オペコット」と呼ばれる合成繊維による生地が使用されるようになった[14][注釈 2]。また既にメタルヒーローシリーズでは『宇宙刑事ギャバン』から使われていた「東通ecgシステム」が、本作品よりスーパー戦隊シリーズにも本格的に導入され、以降『超力戦隊オーレンジャー』まで使用されることとなった。
また本作品から、主に敵の初登場時に名前のテロップが下に挿入されるようになった[注釈 3]。
スーパー戦隊シリーズのDX超合金を手がけたポピーが、前作『科学戦隊ダイナマン』放映中にバンダイへ吸収合併されたため、本作品では当初より超合金(DX 電子合体バイオロボ)などの関連玩具商品もバンダイブランドで発売された。詳細はポピーからバンダイへの移行も参照。
また超合金だけでなくプラモデルも、バンダイホビー事業部(現在のBANDAI SPIRITS)よりいろプラ黎明期に、いろプラとして、ベストメカコレクションサイズでバイオロボが発売され、同事業部最後のスーパー戦隊ロボのスケールモデル商品[注釈 4]となった。一応の合体変形を有していたが、いろプラ黎明期の簡易な製品化のため主にバイオジェット2号(下半身部)は脚部などの変形がオミットされている。他方でカプセルトイ(ガシャポン)、食玩の平行販売で発売されたプラ組立てキット(後のミニプラ)は簡易ながらも、劇中設定を踏襲した変形合体を実現していた。こちらはスーパー戦隊シリーズ#食玩ならびにミニプラ#1984年を参照。
かつて高度な文明によって栄えたバイオ星は、その超科学によって生み出された物質活性化を促進させるバイオ粒子をめぐって引き起こったバイオ平和連合と反バイオ同盟の戦争により滅んでしまう。バイオ粒子の平和利用を目指していたバイオ平和連合の科学者たちは滅亡は避けられないと悟り、宇宙一美しい地球では将来自分たちのような科学をめぐっての悲劇を繰り返させてはならないと、1484年に自我とバイオ粒子を持つ巨大ロボットバイオロボとそのサポートロボピーボを地球に送りこむ。
それから500年経った1984年。ドクターマンと名乗る狂気の天才科学者が、自らが作り出したメカ人間による新帝国ギアを率いて世界征服を開始した。科学による地球の危機に目覚めたピーボは5人の若者をバイオベースに召喚する。彼らは500年前、バイオロボによって肉体と精神を強靱にするバイオ粒子を浴びせられた5人の若者の子孫だった。
宿命の糸で結ばれた5人の若者は超電子頭脳の戦闘マニュアルに従って、バイオマンとしてギアに立ち向かうことになるが、ギアの猛攻は凄まじくイエローフォー / 小泉ミカが倒れた。残された4人は、同じバイオ粒子を受け継いだ矢吹ジュンを戦列に加え、心新たにギアとの宿命的な戦いに身を投じていく。
500年前に地球に飛来したバイオロボが放出したバイオ粒子を浴びた地球人の子孫たちによって結成されたスーパー戦隊[16]。特徴として、バイオ粒子の影響により身体能力を高められる[17]。
名乗りの際には各人毎に「ワン」「ツー」「スリー」「フォー」「ファイブ」を発した後、レッドの「超電子」と全員での「バイオマン」を発する[18]。劇場版では個人名乗りを終えた後に行った。
飛躍的にエネルギー効率を高めるバイオ粒子によって、超電子頭脳が発展し、バイオロボやビーボのように自我を持つようになっている[17]。
名称 | 全長 | 重量 | スピード |
---|---|---|---|
バイオドラゴン | 102 m[出典 55] | 1,800 t[出典 55] | |
バイオジェット1号 | 25.6 m[出典 46] | 368 t[出典 46] | マッハ12[出典 46][注釈 28] |
バイオジェット2号 | 31 m[出典 46] | 552 t[出典 46] | マッハ10[出典 43][注釈 29] |
バイオマッハ1号 | 2.2 m[出典 43] | 300 km/h(スーパースピード時:540 km/h)[出典 55] | |
バイオマッハ2号 | 2 m[出典 43] | 250 km/h(スーパースピード時:450 km/h)[出典 55] | |
バイオターボ | 4.8 m[出典 56] | 350 km/h(スーパースピード時:630 km/h)[出典 57] | |
名称 | 全高 | 重量 | スピード |
バイオロボ | 52 m[出典 58] | 920 t[出典 58] | 飛行速度:マッハ3[出典 50] |
「メカこそ優秀、メカこそ絶対、メカこそ永遠」と考える総統ドクターマンが率いるメカ人間の帝国。南極の奥地にある機械の都市要塞ネオグラードを拠点とする。人間を下等な存在だと断定し、メカ人間こそが地球を支配すべきという考えの下、人類への攻撃を開始した。メカ人間たちは「フォア・ザ・マン!」、「オブ・ザ・マン!」、「バイ・ザ・マン!」とドクターマンへの尊称を連呼し、巨大ロボ・メカジャイガン(後にネオメカジャイガン)とメラージュ戦闘機で日本を狙う。スーパー戦隊シリーズにおいて、人間が悪の組織の首領である初のケースとなっている。バイオマンのメンバーを変身後でなく、変身前のフルネームで呼んでいる。
メカ人間はアンドロイドとほぼ同義であるが、ドクターマンのように元々人間でサイボーグの概念で語るべきものも含んでいる。ただしドクターマンに関しては、自分が人間だったことを隠していた。
ジューノイド5獣士以外の各幹部・レギュラーの身長・体重などの設定はない[70]。
ギアの大幹部で、メカジャイガンやジューノイドを使い実際の作戦を指揮する。
ドクターマンが生体部品とメカを合成して作り出した戦闘用メカ獣士たちで、ジューノイド5獣士と呼ばれる。後半はサイゴーン、メッツラー、ジュウオウのジューノイド3獣士となる。
第28話、第31話、劇場版は5人全員で出撃。劇場版では、ジュウオウ、メッサージュウ、サイゴーン、メッツラー、アクアイガーの順にバイオマンの名乗りを模した名乗り口上を行い[注釈 32]、それぞれの必殺技を一斉に仕掛けて相手を攻撃する連携技 ジューノイドスクラムアタックを披露した。この名乗りは第31話でも行っており、この時はバイオマンの名乗りと交互に行うスタイルだった。
第32話以降、生き残って再生された3獣士はビッグスリー同様に武装だけでなく、防御力に於いても、全身をドクターマンによって生み出された新金属 超合金ミラクルG-Xで覆い、バイオエレクトロンを寄せ付けなかった[注釈 33]。
3獣士は強化された力を存分に振るってバイオマンを苦戦させたが、新必殺技スーパーエレクトロンの威力の前には勝てず、最終的に3人ともスーパーエレクトロンによって最期を遂げた。
新帝国ギアが誇る数々のメカニックも、すべてドクターマンの手で作り上げられたものである。ドクターマンの専門分野はロボット工学であるが、電子工学や材料工学の分野でも既存の技術を遥かに凌駕する製品を開発しており、果てはタンパク質合成で生体コンピューターを作り上げるなど、世界一の天才の自称に恥じない優秀な技術力を有している。
1984年2月ごろ、第7話以降のアフレコを前にして矢島由紀(ミカ役)が突然失踪[1][94]。このような状況下で制作された第10話では、ミカは終始イエローフォーのスーツ姿のまま戦死扱いになり、埋葬シーンでも採石場にてスーツ状態のまま遺影も飾られずに弔いが行われるという展開になった[注釈 48]。
当初降板理由は不明であり、JAC側からも正式な発表・説明はされなかった[注釈 49]。なお、第7話から10話では「日本一声にうるさいマネージャー」が推薦した[96]、矢島と声質が似ている声優の田中真弓が代役としてアフレコを行った[97][注釈 50]。諸般の事情から実現には至らなかったものの、当時JACに所属していた声優富沢美智恵も矢吹ジュン役のオーディションを受ける予定だった。
戦隊側のキャストは当初、阪本良介(郷役)と矢島以外は芸歴の浅い新人で構成されていたが、この矢島の降板に伴い前年デビューしたばかり田中澄子(ジュン役)が加わったことで、レッド以外は全員新人俳優が担当することとなった。
また、この件が起因して鈴木武幸は矢島の所属事務所JACのエースである真田広之を出すように依頼し、当時アイドル的人気が高かった真田が異例のゲスト出演を果たした。真田は驚くほど礼儀正しく現場に一番早く来ていて、鈴木は「さすがトップスターだ」と思ったという[96]。
それまでの俳協中心のキャスティングに代わり、仮面ライダーシリーズなど幾多の東映作品に参加したテアトル・エコー所属の声優が多数起用されている。この影響により、それまで戦隊シリーズでナレーションを務めて来た大平透に代わり村越が起用された。また、本作品からレギュラーの登場人物の声を担当する声優の名前が、OPクレジットに表記されている。
イエローフォー役の辻井は、本作品で初めて女性キャラクターを担当した[100]。ピンクファイブ役の竹田は、本作品を最後にスーツアクターとして引退し、アクションコーディネーターへ転向した[100][101]。
メインライターは前作から引き続き曽田博久。曽田はそれまでも常に新しくすることを考えていたため、本作品で特別に革新を狙ってはいなかったが、しっかりした縦糸を作らないと持たない気がしたと述べている[115]。本作品からは藤井邦夫がサブライターとして新たに参加し、多彩なストーリーを執筆した。元々助監督として東映テレビプロダクションに入社し、『特捜最前線』でも演出陣に名を連ねていたこともあり、藤井には本作品への参加に際して監督としてもオファーがあったが、特撮作品の演出は自信がないとの理由で依頼を断っている。
メイン監督は前年より特撮作品の演出に参入した堀長文がパイロットを担当。スーパー戦隊シリーズに初めてビデオ合成を導入したり、長回しのカットを多用したりと演出に新風を吹き込ませた。堀はその後3作品連続でパイロット作品を手掛けた。
また東映の鈴木武幸プロデューサーが本作品の途中からチーフプロデューサーに昇格、シリーズの数多の作品で辣腕を振るい続けることになる。
シャープなデザインが特徴のギアの各キャラクターは、前作より引き続き参加の出渕裕が担当した。デザインだけでなくプロットも手掛けるなど制作に深く関わっており[注釈 55]、後年にも自身の肌にあった作品であったと述懐している[10]。
後のスーパー戦隊シリーズで特撮監督を務める佛田洋の初参加作品である。
『電子戦隊デンジマン』以来となる単独の劇伴を収録したLP『超電子バイオマン 音楽集』が発売され、本作品より歌曲中心の「ヒット曲集」と劇伴による「音楽集」の二本立てによるリリース形式が確立された。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 主役ジューノイドおよびゲストメカなど | 登場巨大メカ | 脚本 | アクション監督 | 監督 |
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1984年 | 2月 4日1 | 謎の巨大ロボ出現 |
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曽田博久 | 山岡淳二 | 堀長文 |
2月11日 | 2 | 集合!宿命の戦士 |
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2月18日 | 3 | わが友バイオロボ |
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山田稔 | ||
2月25日 | 4 | 自爆!メカ人間 |
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3月 | 3日5 | 見えない敵を斬れ |
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服部和史 | ||
3月10日 | 6 | 起て!バイオロボ |
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3月17日 | 7 | つかまったピーボ |
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堀長文 | ||
3月24日 | 8 | 戦え!星に誓って | |||||
3月31日 | 9 | 人を消すなわ跳び |
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藤井邦夫 | 山田稔 | |
4月 | 7日10 | さよならイエロー |
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曽田博久 | ||
4月14日 | 11 | 新戦士ジュン登場 |
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4月21日 | 12 | 殺人者グリーン! |
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藤井邦夫 | 服部和史 | |
4月28日 | 13 | ジュンよ |
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曽田博久 | 堀長文 | |
5月 | 5日14 | 新頭脳ブレイン! |
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5月12日 | 15 | 女戦士炎のちかい |
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鷺山京子 | 山田稔 | |
5月19日 | 16 | 走れ21599秒 |
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曽田博久 | 服部和史 | |
5月26日 | 17 | 僕は龍宮城を見た |
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山田稔 | ||
6月 | 2日18 | 超能力少女の祈り |
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鷺山京子 | ||
6月 | 9日19 | 父はドクターマン |
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曽田博久 | 服部和史 | |
6月16日 | 20 | プリンスの挑戦! |
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6月23日 | 21 | 守れバイオベース |
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鷺山京子 | 山田稔 | |
6月30日 | 22 | 大泥棒?! ブルー! |
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曽田博久 | ||
7月 | 7日23 | ギョ!人形の襲撃 |
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藤井邦夫 | 服部和史 | |
7月14日 | 24 | 爆発する愛の花! |
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鷺山京子 | ||
7月21日 | 25 | プリンスの幽霊? |
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曽田博久 | 山田稔 | ||
7月28日 | 26 | 恐るべき父の秘密 | |||||
8月 | 4日27 | クモ地獄の女戦士 |
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鷺山京子 | 堀長文 | |
8月11日 | 28 | ドクターマン暗殺 |
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曽田博久 | ||
8月18日 | 29 | 東京が消える日?! |
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鷺山京子 | 服部和史 | |
8月25日 | 30 | 最強カンスの魔剣 |
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曽田博久 | ||
9月 | 1日31 | 新型?! メガス出現 |
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山田稔 | ||
9月 | 8日32 | ギアの大改造作戦 |
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9月15日 | 33 | 出るか?! 新必殺技 |
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堀長文 | ||
9月22日 | 34 | 見よ!バイオの力 |
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9月29日 | 35 | 6番目の男 |
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10月 | 6日36 | 変身ボーイ |
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10月13日 | 37 | 殺し屋シルバ! |
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服部和史 | ||
10月20日 | 38 | 謎のバルジオン |
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10月27日 | 39 | メイスンのわな! |
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山本優 | 横山稔 | 山田稔 |
11月3日 | 40 | 奪われたターボ! |
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曽田博久 | ||
11月10日 | 41 | 悪魔の子守り唄! |
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鷺山京子 | 山岡淳二 | 服部和史 |
11月17日 | 42 | 郷!命を賭けろ! |
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鳴海丈 | ||
11月24日 | 43 | セーラー服の戦士 |
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曽田博久 | 堀長文 | |
12月1日 | 44 | 美しき良心回路 |
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12月8日 | 45 | 人間爆弾ジュン! |
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藤井邦夫 | 山田稔 | |
12月15日 | 46 | 脱出!わなの町! |
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鷺山京子 | ||
12月22日 | 47 | 柴田博士の正体!? |
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曽田博久 | ||
12月29日 | 48 | 出現!バルジオン |
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服部和史 | ||
1985年[注釈 57] | 1月12日49 | 危うしバイオロボ |
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1月19日 | 50 | 突撃ネオグラード |
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山田稔 | ||
1月26日 | 51 | さよなら!ピーボ |
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マンネリ化打破と野心的な新機軸が多く盛り込まれた結果、視聴者層を幼児・児童層から10代全般にまで拡大し、女子層の獲得にも成功したとされる[1][6][4]。
玩具展開でも当時の戦隊シリーズで「シリーズ最高」の売上[119]を達成した作品であり、戦隊シリーズを玩具業界で「定番」と位置づけた。ただしバンダイの見込みでは本作品は前作『ダイナマン』対比で130%の売上を期待されていたが[120]、110%の売上に留まった。バンダイのデザイン部プレックスに在籍していた大石一雄は、本作品の販売成績について苦戦していたと述べており、バイオロボの合体方法が2機合体だったことが苦戦した要因ではないかと推測している[121]。
またテレビ局に入る本作品のキャラクター使用料は、1984年度における全テレビ局のキャラクターの中で『キン肉マン』に次ぐ2位である[122]。
この節の加筆が望まれています。 |
系列は放送当時のもの。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 系列 | 備考 |
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関東広域圏 | テレビ朝日 | 土曜 18:00 - 18:25 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | |||
青森県 | 青森放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
岩手県 | 岩手放送 | 水曜 17:00 - 17:30(1985年3月まで)→ 水曜 16:35 - 17:00(1985年4月から)[123] | TBS系列 | 現・IBC岩手放送 |
秋田県 | 秋田放送 | 日本テレビ系列 | ||
山形県 | 山形放送 | 金曜 17:00 - 17:30[124] | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
宮城県 | 東日本放送 | 土曜 18:00 - 18:25[125] | テレビ朝日系列 | |
福島県 | 福島放送 | |||
新潟県 | 新潟テレビ21 | |||
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列 | ||
富山県 | 北日本放送 | 木曜 17:00 - 17:25 | 1984年5月24日から1985年6月13日まで放送[126] | |
石川県 | 北陸放送 | 水曜 17:30 - 17:55 →火曜 17:30 - 17:55(最終回時点) | TBS系列 | 1984年2月8日から1985年1月29日まで放送[127] |
福井県 | 福井テレビ | 木曜 17:25 - 17:55 | フジテレビ系列 | 1984年2月9日から1985年1月31日まで放送[128] |
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | テレビ朝日系列 | 現・静岡朝日テレビ | |
中京広域圏 | 名古屋放送 | |||
近畿広域圏 | 朝日放送 | |||
島根県・鳥取県 | 日本海テレビ | 日本テレビ系列 | ||
岡山県・香川県 | 瀬戸内海放送 | テレビ朝日系列 | ||
広島県 | 広島ホームテレビ | |||
山口県 | テレビ山口 | TBS系列 フジテレビ系列 | ||
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | ||
愛媛県 | 愛媛放送 | フジテレビ系列 | 現・テレビ愛媛 | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | ||
福岡県 | 九州朝日放送 | テレビ朝日系列 | ||
長崎県 | 長崎放送 | TBS系列 | ||
宮崎県 | 宮崎放送 | |||
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | テレビ朝日系列 | ||
沖縄県 | 琉球放送 | TBS系列 |
いずれも発売元は東映ビデオ。
フランスで吹替版が放送され、高い人気を得た[135][136]。
アメリカ合衆国では1985年にサバン・プロダクションズが1話につき1万ドルで国際放映権を取得し[136]、本作品をベースにアメリカで撮影した映像を組み合わせた作品『Bio-Man』(監督・脚本 - シュキ・レヴィ)を制作するが[137][138]、放送には至らなかった[138]。1990年代初頭にFoxチルドレンネットワーク社長のマーガレット・ローシュが『Bio-Man』を見たことがパワーレンジャーシリーズ制作のきっかけとなっている[138]。
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