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日本のテレビドラマ番組、メディアミックス作品、その主人公たる架空のヒーローグループの名前 ウィキペディアから
『鳥人戦隊ジェットマン』(ちょうじんせんたいジェットマン)は、1991年2月15日から1992年2月14日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55(JST)に全51話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
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スーパー戦隊シリーズ | ||
第14作 | 地球戦隊 ファイブマン |
1990年3月 - 1991年2月 |
第15作 | 鳥人戦隊 ジェットマン |
1991年2月 - 1992年2月 |
第16作 | 恐竜戦隊 ジュウレンジャー |
1992年2月 - 1993年2月 |
侵略者バイラムと戦うための戦士ジェットマンとなった5人の、戦いの日々や恋愛模様を描いている。視聴率不振だった前作の『地球戦隊ファイブマン』での反省を踏まえ、マンネリ打破の新機軸を取り入れるなど、シリーズ打ち切りの窮地に立たされていたスーパー戦隊シリーズ自体がさらなる転機を迎えた[1]。東映公式では、本作品を『百獣戦隊ガオレンジャー』以前のシリーズのエポックメイキング的な作品としている[2]。
タイトルは決定までに度重なる変更がなされており、オーディション当時の仮題はもっとストレートな『超人戦隊バードマン』とされていたことが、結城凱 / ブラックコンドルを演じた若松俊秀の回想の中で語られている[3]。またメイン監督の雨宮慶太は、放映開始前のニュータイプ誌上[要文献特定詳細情報]で「現在、戦隊シリーズ新作『ジャンプマン(仮題)』の準備をしている」と語っている。
前作『地球戦隊ファイブマン』では、後半こそ持ち直したものの一時は著しい視聴率不振に陥り、シリーズそのものの存続が危惧されていた。東映プロデューサーの鈴木武幸は、当時の戦隊スタッフの一部がダレきった状態で撮影していると感じ、スポンサーに「売り上げは下げさせない」と約束したうえで大胆な革新を試みた[4]。企画書では従来の子供向けというイメージを払拭し、大人の鑑賞にも耐えうるものとすることを掲げている[5][6]。
中心スタッフには若手が多く起用された[5][1]。メイン監督の雨宮慶太は、それまでデザイナーとしてシリーズに参加していたが本作品で初めて東映作品のテレビシリーズの監督を務めた[出典 1]。現場に予定調和を持ち込まないため[8]、あえてテレビ撮影経験のない監督を起用することを望んだ鈴木は、周囲からの疑問の声に対して「映画を撮っているから大丈夫」と押し切って雨宮を抜擢したうえ、事前にスーパー戦隊シリーズの雰囲気に影響を受けないよう、下準備に該当する撮影を省いて現場に投入した[4][6]。テレビ局側からも反対されたほど現場では不安感を抱かれたが、雨宮自身がパイロットの第1話と第2話の絵コンテを全シーン作成したことで、スタッフや局は納得したという[8]。雨宮は鈴木から本作品でシリーズが最後になるかもしれないと告げられたという[7]。同じくスーパー戦隊シリーズではメインライター初登板となった井上敏樹は、自身や雨宮などの若手が選ばれたのは、最後になるかもしれないという自棄からだったのではないかと推測している[9]。特撮監督には、前作でデビューした佛田洋が続投[5][1]。テレビ朝日プロデューサーの梶淳は、「戦隊は永遠に続くとは限らない」という危機感を持った人間が集まっていたと述べている[10]。
西暦199X年初頭、地球は衛星軌道上に24時間体制で世界中を監視する宇宙基地アース・シップを有す世界規模の防衛組織地球防衛軍スカイフォースによって平和が守られていた。そのスカイフォースでは、太陽系第10番惑星で発見された新元素バードニウムを基に作られた人間の身体能力を強化することのできる新エネルギー・バードニックウェーブが開発され、それを元に人間の力では対応できないような脅威にも対抗できる超人戦士を作り出そうという、鳥人戦士製造計画Jプロジェクトが極秘に進行していた。
プロジェクト責任者の小田切綾は、犯罪や災害が起こると派遣される地上の隊員スカイフォーサーの中から5名の優秀な人物を選抜する。天堂竜は最初の被験者としてアース・シップでバードニックウェーブを浴び、強化人間ジェットマンの第1号であるレッドホークへの変身能力を身に着けた。
しかしその直後、さまざまな次元の世界を侵略してきた次元戦団バイラムの襲撃により、アース・シップは壊滅的な被害を受ける。多くの犠牲者が出るなか、竜の恋人だった藍リエが宇宙空間に消え、竜は小田切長官と共にジェットマシン・ジェットホークで脱出する。
リエを含む残りの被験者が浴びる予定だった4人分のバードニックウェーブは、4条の稲妻となって地球へ照射される。小田切と竜は、バードニックウェーブを浴びた4名を捜し出し、鳥人戦隊ジェットマンとしてバイラムに立ち向かわせようとしたが、その4人はいずれも民間人で、一筋縄ではいかない曲者揃い。5人は戦いの中で時には反目し、時には恋心を抱きながら、バイラムとの戦いに互いの青春を燃やしていく。
バードニックウェーブを浴びて超人的な能力を身に着けた5人の戦士[17]。当初は次世代の防衛を担うスカイフォースの特殊部隊として編成されたが、バイラムの襲撃を受けて竜以外の隊員は全滅してしまう[ep 1]。そのため、実質構成はスカイフォース隊員の天堂竜と、偶然バードニックウェーブを浴びた民間人による混成部隊として活動する[注釈 7]。また、初回以降は一部の話数を除き組織についての描写がほとんど見られず、竜を「元スカイフォーサー」と記述している資料も存在する[18]。
名乗り順はレッドホーク→ブラックコンドル→イエローオウル→ホワイトスワン→ブルースワローだが、オープニングクレジットやDVDのジャケットではチーム加入順で描かれている[注釈 8]。
第40・41話に登場する第2の鳥人戦隊[20]。メンバーは、J1 - 5と呼ばれており、J1をリーダーとする正規の訓練を受けたサイボーグ戦士によって構成されている[20]。隕石ベムによって窮地に陥るジェットマンの前に、一条総司令と共に現れた。
ジェットマンがバードニックウェーブを力の源にしているのに対し、ネオジェットマンは右胸に埋め込まれたバードニック反応炉を力の源にしていることからエネルギー切れの心配がない。またジェットマンのような変身描写はなく、黒のアンダースーツの上から軽装のアーマー、鳥の意匠をあしらったヘルメットを着用。標準武器は左胸のホルスターに携行している光線銃のネオシューターと右腰のホルスターに2つ携行している手榴弾のネオマイン[38]。個人武器として、J1は剣のネオソード、J2は鎖鎌のネオスティンガー、J4はブーメランのネオスライサーを持つ[38]。個人武器を持っていないJ3とJ5は、前者は徒手空拳、後者はネオシューターを主体としている。必殺武器は左右に砲門を備えたバズーカ砲のフレアーバスター[38][39][注釈 19]。初陣では隕石ベムを退けるも、ジェットイカロスを操縦しての巨大戦では苦戦を強いられ、スカイキャンプに隕石ベムが侵入した際にも終始劣勢に立たされるなど、戦闘経験の不足ぶりを露呈する場面も散見された。
当初は一条を絶対視し、彼同様に竜たちを見下していたことから、巨大戦で彼らに助けられた際にも礼を失した態度を取り[注釈 20]、スカイキャンプから追放された後は正式に自分たちがジェットマンに取って代わろうとした。しかしスカイキャンプに侵入した隕石ベムの圧倒的な力と、一条の身勝手な行動で危機に追いやられる中、変身能力を失ってもなお自分たちを助けようとする竜たちの姿に、彼らこそ真のジェットマンであると考えを改め、反応炉の全エネルギーを譲渡し変身能力を復活させた。
装備は全てメンバー共通であり、個人別の専用武器はない。手持ち武器は変身前でも使用可能。
ジェットマン各戦士の特性が反映された5機の特殊戦闘機で鳥の頭部を持つ。外装はバードナイト特殊鋼製[出典 28]。動力として太陽系第10番惑星を構成する反物質を利用した対消滅エンジンを搭載している[出典 29]。ジェットホーク以外の4機は第4話から正式登場。
各ジェットマシンにはローマ数字で「I」から「V」までの数字がナンバリングされており、ジェットマシンには変身しなくても搭乗することが可能。生身でジェットマシンに搭乗する際、ジェットマンはフライトスーツとヘルメットを着用する[注釈 25]。
ロボットの重量設定はシリーズ他作品よりも小さいものとなっている[81]。
名称 | 全長 | 重量 | スピード | |
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ジェットストライカー | 120 kg[58][57] | 500 km/h[出典 26] | ||
ジェットホーク | 29 m[出典 51] | 15 t[出典 51] | マッハ7[出典 31] | |
ジェットコンドル | 35.2 m[出典 51] | 20 t[出典 51] | マッハ10[出典 31] | |
ジェットオウル | 24.9 m[出典 51] | 21 t[出典 51] | マッハ2[出典 31] | |
ジェットスワン | 35.2 m[出典 51] | 24 t[出典 51] | マッハ4[出典 31] | |
ジェットスワロー | 24.9 m[出典 51] | 14 t[出典 51] | マッハ8.5[出典 31] | |
イカロスハーケン | 43.3 m[出典 41] | 94 t[出典 41] | マッハ12[出典 52][注釈 35] | |
バードガルーダ | 54 m[出典 36] | 105 t[出典 36] | マッハ20[出典 36] | |
ハイパーハーケン | 88.6 m[出典 53] | 199 t[出典 53] | 亜光速[61](光速に近い[出典 38]) | |
テトラバスター | 32 m[78] | 32 t[78] | ||
名称 | 全高 | 重量 | スピード | 出力 |
ジェットイカロス | 52.8 m[出典 41] | 94 t[出典 41] | マッハ1[出典 54] | 260万馬力[61][69] |
ジェットガルーダ | 60.8 m[出典 35][注釈 36] | 105 t[出典 36] | マッハ6[出典 55][注釈 37] | 300万馬力[69] |
グレートイカロス | 77.5 m[出典 53] | 199 t[出典 53] | マッハ2.5[出典 56] | 800万馬力[69] |
テトラボーイ | 40 m[出典 57] | 32 t[出典 57] | マッハ0.8[出典 58] |
裏次元侵略戦争によって裏次元世界を滅亡させた後、表次元に相当する地球を掌中に治めんと次元を超えて攻めてきた次元戦団。地球人を醜く愚かな者たちと侮蔑し、巨大魔城バイロックを拠点に、地球征服の計画を企てる。
裏次元での戦闘中に女帝ジューザが行方を晦ましたため首領の座は空位であり、残った4大幹部たちはジェットマンを先に倒した者が首領になるというトロイカ体制によるルールの下、半ばゲーム感覚で侵略を開始。しかし、4人の幹部はいずれも自分自身の存在に絶対的な優越感を抱いているプライドの高い性格のため、仲間意識はあれど基本的に信頼関係はなく、足の引っ張り合いで勝機を逃したり、時には1人の失敗を大勢で嘲笑うなど、それらが原因でジェットマンを倒す絶好の機会を逃すこともしばしばあった。それでもそれぞれ実力は互角だったことから辛うじて均衡は保たれていたが、トランザ誕生でパワーバランスが崩れて以降、ラディゲとトランザの露骨なまでの妨害合戦に加え、ラディゲ・マリア・グレイのもつれた感情により、組織は半ば自滅という形で崩壊していった。
一部のキャラクターを除き、身長・体重などの設定はない[82]。
第30 - 32話に登場。太古の昔より地球に存在し、人間の天敵として生き続けてきた3体の怪物で悪魔的な外見をしている。人類を助ける行動に出るが、それは人類を人間果実という食糧にするため。永い眠りについていたが初めにムーが尖兵として復活し、その後、ラモンとゴーグもラディゲの血で復活。ラディゲはラモンとゴーグを従わせようとしたがバイラムは食糧である人間の敵であるため、拒絶されるもバイオ次元虫を用いて、従わせることに成功した。
ホワイトスワン役の蜂須賀祐一は、第17話撮影中に左頬骨を粉砕骨折する重傷を負い降板[100][101]。その後、復帰には3年を要した[100][101]。
メイン監督には前作まで4年連続担当の長石多可男に代わり、キャラクターデザイナーでもある映画監督・雨宮慶太を起用。雨宮は、先に制作が決まっていた映画『ゼイラム』の撮影のため、第1話・第2話を撮影した後一旦離脱し、第19話から復帰した[7]。また矢島信男に代わり、『ファイブマン』から特撮監督に就いた佛田洋や、当時チーフ助監督として参加し、本作品の終盤にて非公式ながら監督を代行した渡辺勝也などと合わせ世代交代が図られた。東映不思議コメディーシリーズやスケバン刑事シリーズを手掛けていた坂本太郎も本作品でシリーズに初参加した[110]。坂本は、なぜオファーが来たかは知らないが、変わった感じが欲しかったのだろうと述べている[110]。
第30話からは後に平成仮面ライダーシリーズを多く手掛けることとなる白倉伸一郎がプロデューサー補として参加。
世代交代は脚本面にもおよんでおり、メインライターは前作まで9年連続担当の曽田博久に代わり、若手の実力派として台頭してきた井上敏樹が起用されている。井上をメインライターに起用するにあたって、当初テレビ朝日側のプロデューサーから「態度のでかさ」を理由に反対意見が出ており、これを心配した鈴木プロデューサーが「酒を飲んで話せば彼も悪い人間じゃない」と「井上君を囲む会」を開いたという逸話が残されている[111]。この他荒川稔久や荒木憲一、川崎ヒロユキをはじめとするサブライター陣にも、当時若手の脚本家が多数起用された[80]。荒川はシリーズ初参加であったが、井上から変化球を書くよう求められ「戦隊らしさ」を気にする必要がなく書きやすかったと述べている[112][80]。
このように若手スタッフの起用が目立つ一方で、これまでシリーズに携わってきたスタッフも一部は前作より続投しており、監督の東條昭平、蓑輪雅夫、脚本(サブライター)の藤井邦夫、撮影技師のいのくままさおなどは引き続き本作品を支えることとなった。さらにこれまで長くシリーズを離れていた金田治がパイロット作品にアクションコーディネーターとして携わった他、野口竜もキャラクターデザイナーとして10年ぶりに復帰し次元獣をはじめとする個性豊かな敵デザインを手掛けるなど、バラエティに富んだスタッフ編成となっている。
アクション監督を務めた竹田道弘は、アクション面でも変化は試みられたが、当時の合成技術やワイヤーワークの限界などから雨宮の意図に応えられたかは疑問であったと述懐している[113]。
劇中音楽は外山和彦 (KAZZ TOYAMA) が担当。後に第28話に理髪師役でゲスト出演も果たしている。
「鳥人戦隊ジェットマン」 | |||||||
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影山ヒロノブ の シングル | |||||||
B面 | こころはタマゴ | ||||||
リリース | |||||||
録音 |
1991年 日本 | ||||||
ジャンル | J-POP | ||||||
レーベル | 日本コロムビア | ||||||
作詞 | 荒木とよひさ | ||||||
作曲 | つのごうじ | ||||||
ゴールドディスク | |||||||
第7回日本ゴールドディスク大賞アルバム賞学芸部門 | |||||||
影山ヒロノブ シングル 年表 | |||||||
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『超電子バイオマン』以降、主題歌作曲には歌謡曲畑の作曲家が起用されていたが、本作品ではおもにアニメ・子ども向け番組で活躍していたシンガーソングライターのつのごうじを起用。特にオープニングテーマでは王道ヒーローソングへの回帰を見せることとなった。
主題歌を歌う影山は、「電撃戦隊チェンジマン」(KAGE名義)、「光戦隊マスクマン」に次いでシリーズ3度目の主題歌歌唱。なお、この他本作品では挿入歌を4曲担当している。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | アクションコーディネーター | アクション監督 | 監督 |
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1991年 | 2月15日1 | 戦士を探せ |
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井上敏樹 | 金田治 | 竹田道弘 | 雨宮慶太 |
2月22日 | 2 | 第三の戦士 |
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3月 | 1日3 | 五つの力! |
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新井清 | |||
3月 | 8日4 | 戦う花嫁 |
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3月15日 | 5 | 俺に惚れろ | 東條昭平 | ||||
3月22日 | 6 | 怒れロボ! |
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3月29日 | 7 | 竜の結婚!? | 坂本太郎 | ||||
4月 | 5日8 | 笑うダイヤ |
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荒木憲一 | |||
4月12日 | 9 | 泥んこの恋 | 川崎ヒロユキ | 蓑輪雅夫 | |||
4月19日 | 10 | カップめん | 荒川稔久 | ||||
4月26日 | 11 | 危険な遊び | 藤井邦夫 | 東條昭平 | |||
5月 | 3日12 | 地獄行バス |
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井上敏樹 | |||
5月10日 | 13 | 愛の迷路 |
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蓑輪雅夫 | |||
5月17日 | 14 | 愛の必殺 | |||||
5月24日 | 15 | 高校生戦士 | 渡辺麻実 | 新井清 | |||
5月31日 | 16 | 紙々の叛乱 |
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荒木憲一 | |||
6月 | 7日17 | 復活の女帝 |
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井上敏樹 | 坂本太郎 | ||
6月14日 | 18 | 凱、死す! |
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6月21日 | 19 | 見えます! | 荒川稔久 | 雨宮慶太 | |||
6月28日 | 20 | 結婚掃除機 | 荒木憲一 | ||||
7月 | 5日21 | 歩くゴミ | 東條昭平 | ||||
7月12日 | 22 | 爆発する恋 |
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井上敏樹 | |||
7月19日 | 23 | 新戦隊登場 | 雨宮慶太 | ||||
7月26日 | 24 | 出撃 | |||||
8月 | 2日25 | 笑う影人間 |
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荒木憲一 | 蓑輪雅夫 | ||
8月 | 9日26 | 僕は原始人 |
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荒川稔久 | |||
8月16日 | 27 | 魔界大脱出 |
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荒木憲一 | 東條昭平 | ||
8月23日 | 28 | 元祖次元獣 |
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荒川稔久 | |||
8月30日 | 29 | 最後の戦い |
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9月 | 6日30 | 三魔神起つ | 井上敏樹 | 蓑輪雅夫 | |||
9月13日 | 31 | 戦隊解散! |
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9月20日 | 32 | 翼よ! 再び | 雨宮慶太 | ||||
9月27日 | 33 | ゴキブリだ |
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荒木憲一 | |||
10月 | 4日34 | 裏切りの竜 |
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荒川稔久 | 東條昭平 | ||
10月11日 | 35 | 鳩がくれた戦う勇気 |
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荒木憲一 | |||
10月18日 | 36 | 歩く食欲! アリ人間 |
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井上敏樹 | 雨宮慶太 | ||
10月25日 | 37 | 誕生! 帝王トランザ |
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11月 | 1日38 | いきなりハンマー! |
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増田貴彦 | 蓑輪雅夫 | ||
11月 | 8日39 | 廻せ命のルーレット |
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荒川稔久 | |||
11月15日 | 40 | 命令! 戦隊交代せよ |
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荒木憲一 | 東條昭平 | ||
11月22日 | 41 | 変身不能! 基地壊滅 | |||||
11月29日 | 42 | おれの胸で眠れ! |
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井上敏樹 | 蓑輪雅夫 | ||
12月 | 6日43 | 長官の体に潜入せよ |
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12月13日 | 44 | 魔神ロボ! ベロニカ |
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雨宮慶太 | |||
12月20日 | 45 | 勝利のホットミルク | |||||
1992年 [注釈 61] |
1月10日46 | トマト畑の大魔王 |
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荒木憲一 | 東條昭平 | ||
1月17日 | 47 | 帝王トランザの栄光 |
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井上敏樹 | |||
1月24日 | 48 | 死を呼ぶくちづけ |
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蓑輪雅夫 | |||
1月31日 | 49 | マリア…その愛と死 |
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2月 | 7日50 | それぞれの死闘 |
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雨宮慶太 | |||
2月14日 | 51 | はばたけ! 鳥人よ |
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以上に見られるような多数のチャレンジは多くの反響を呼んだ。梶によると、同業者からは驚きとともに心配する声も届いたが、当時はギリギリ批判が来なかったという[10]。また、鈴木は本作品について、苦労したがシリーズに活を入れることには成功したと評している[119]。
業界外からは、制作側に同人誌を送付するなど、子供以外の視聴者からの反応もあった[10]。特に母親層の間では結城凱 / ブラックコンドルの人気が高く[12]、「凱が死ぬのではないか」と予想したファンからの助命嘆願の手紙が多く届いた。凱の死は企画当初から決められていたものだったが[5]、こうした反響に一時はスタッフも彼の生存を検討したという[8]。結局、作中では凱の生死は明確に描写されなかった。凱役の若松俊秀によれば、関係者らはこうした反響が来ること自体が珍しいと述べていたという[12]。メインライターの井上も、内容について批判的な投書が出たことも「それだけ話題になったのだろう」と述べている[14]。
特記のない局はすべてテレビ朝日系列
いずれも発売元は東映ビデオ(後述のオリジナルビデオも含む)。それまでのスーパー戦隊シリーズのビデオは、『電子戦隊デンジマン』を除いて全話収録ではない、もしくはテレビシリーズのビデオが未発売というパターンが多かったが、本作品より全話収録のビデオのリリースが定着し、以降『魔法戦隊マジレンジャー』まで継続されることとなる。
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