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勝手に!カミタマン
日本のテレビドラマ ウィキペディアから
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『勝手に!カミタマン』(かってにカミタマン)は、1985年4月7日から1986年3月30日までフジテレビ系で全51話が放送された特撮テレビ番組で、東映不思議コメディーシリーズ第5作目。
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東映不思議コメディーシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第4作 | どきんちょ!ネムリン | 1984年9月 - 1985年3月 |
第5作 | 勝手に!カミタマン | 1985年4月 - 1986年3月 |
第6作 | もりもりぼっくん | 1986年4月 - 1986年12月 |
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あらすじ
スーパーヒーローにあこがれる根本伸介少年は偶然にも神様の「カミタマン」と出会う。彼の力で念願の「ザ・ネモトマン」というヒーローに変身する伸介だったが、今ひとつパッとしない本人の性格もあって毎回ご町内に大騒動が起こるのだった。
概要
『ペットントン』『どきんちょ!ネムリン』から続く動物・ペット路線だが[1]、本作品では主人公の少年がヒーローに変身するという要素が加わっており、数々のヒーロー番組を制作してきた東映・石ノ森章太郎による当時としては斬新なヒーロー番組のパロディ作品となっている[2][3][注釈 1]。
メインキャラクターのカミタマンは、前作のネムリンに引き続きマペットで表現されている[3]。歩行ギミックやラジコンによる表情の変化などより豊かな感情表現が可能となっている[4]。
前作の『どきんちょ!ネムリン』ではスポンサーの玩具メーカーがネムリンの人形を沢山作りたかったのに、工場が手配できず増産できなくなり、7ヶ月で終了し[5]、この番組が誕生したが、この番組は最初から玩具が出ない[6]という、この手のジャンルの番組としては異例の状況になった。この点について平山亨プロデューサーは「不思議だった。」と述べており[6]、どのような経緯でそうなったかは不明である。
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登場キャラクター
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- カミタマン
- 伸介が拾ってきたドンブリ型の土器にお湯を注いだことで出現した南の島・カミタン島出身の神様の子ども[4]。木槌を手に持って「カモン・カカモン・カカモカ・カミタ!」と呪文を唱えると神通力を使えるほか[7]、頭部のモヒカン毛は「カミタンブーメラン」として飛ばすことができる[4][注釈 2]。
根本家
その他
キャスト
- 根本太郎 - 石井愃一
- 根本裕子 - 大橋恵里子
- 根本伸介 / ザ・ネモトマン - 岩瀬威司
- 根本マリ - 林美穂
- 横山 - 末松芳隆[8]
- とらばる聖子 - 小出綾女[9]
- 妖怪タタリ - 花房徹
- 佃煮博士 - 及川ヒロオ
声の出演
スーツアクター
スタッフ
チーフ助監督を務めていた近藤杉雄は、本作品で監督に昇格した[11]。
- 企画 - 前田和也(フジテレビ)、木村京太郎(読売広告社)、平山亨(東映)
- 原作 - 石森章太郎
- 連載 - テレビマガジン、テレビランド、たのしい幼稚園、おともだち
- 脚本 - 寺田憲史、浦沢義雄、佐伯孚治、加藤盟
- 音楽 - 本間勇輔
- プロデューサー - 遠藤龍之介(フジテレビ)、植田泰治・西村政行(東映)
- 撮影 - 大村日出男、大町進、池田健策、黒須健雄、米原良次、利根川曻、林迪雄、村上俊郎、大沢信吾
- 照明 - 上原福松、大須賀国男
- 美術 - 北郷久典、木村光之
- 助監督 - 大井利夫、近藤杉雄、辻野正人
- 録音 - 上出栄二郎、西田忠昭
- 編集 - 水間正勝、中野博
- 選曲 - 秋本彰
- 効果 - 原田千昭
- 記録 - 森美禮、井上かずえ、山下千鶴、佐々木禮子
- 装飾 - 装美社
- 衣裳 - 東京衣裳
- 美粧 - 佐藤泰子
- 装置 - 石塚仙三
- 人形操作 - スタジオ・ノーバ(田谷真理子、杉田智子、日向恵子、中村伸子)
- プロデューサー補 - 北崎広実(東映)
- 資料担当 - 青柳誠(石森プロ)
- 造型協力 - レインボー造型企画
- 現像 - 東映化学
- 協力 - ホームタウン、株式会社キムラタン、リステル浜名湖(ED収録)
- 進行 - 藤沢克則、井口喜一、富田幸弘
- 製作デスク - 田辺史子
- 製作担当 - 鈴木勝政、大櫛敬介
- 監督 - 田中秀夫、佐伯孚治、大井利夫、坂本太郎、冨田義治、近藤杉雄
- 制作 - フジテレビ、東映、読売広告社(ノンクレジット)
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主題歌
- OP
- ED
- 「スーパーヒーローになりたいな」
- 作詞 - 冬杜花代子 / 作曲 - 本間勇輔 / 編曲 - 田中公平 / 歌 - ザ・スーパーヒーローバンド
挿入歌
放送日程
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ネット局
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- フジテレビ:日曜 9:00 - 9:30
- 北海道文化放送:日曜 9:00 - 9:30[13]
- 仙台放送:金曜 16:30 - 17:00
- 山形テレビ:日曜 9:00 - 9:30
- 秋田テレビ:木曜 17:00 - 17:30[14]
- 福島テレビ:日曜 11:00 - 11:30[15](1987年頃に放送)
- 新潟総合テレビ:日曜 9:00 - 9:30[16]
- 長野放送:日曜 9:00 - 9:30[17]
- 富山テレビ:土曜 8:00 - 8:30(1985年10月5日より放送開始するも[18]1986年3月29日放送の第26話で打ち切り)[19]
- 石川テレビ:金曜 7:30 - 8:00[20]
- テレビ静岡:金曜 7:30 - 8:00[21]
- 東海テレビ:日曜 9:30 - 10:00(1985年9月29日まで)→ 金曜 16:30 - 17:00(1985年10月11日から)[22]
- 関西テレビ:土曜 7:30 - 8:00(1985年9月28日まで)→ 土曜 8:00 - 8:30(1985年10月5日から)[23]
- 山陰中央テレビ:土曜 7:30 - 8:00[14]
- テレビ新広島:木曜 16:00 - 16:30
- テレビ西日本:日曜 9:00 - 9:30[24]
視聴率
- 最高視聴率:17.8%(東映不思議コメディーシリーズ歴代8位)
ビデオリサーチ調べ、関東地区
映像ソフト化
2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録され、初のソフト化となった。
漫画
CS放送・ネット配信
- CS放送
- ネット配信
脚注
参考文献
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