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フジテレビ系列のお笑いバラエティ番組 (1992 - 1999) ウィキペディアから
『ボキャブラ天国』(ボキャブラてんごく、英称:VOCABULA)は、1992年10月14日から1999年9月26日までフジテレビ系列局で断続的に放送されていたフジテレビとハウフルス共同制作のお笑いバラエティ番組シリーズである。通称「ボキャブラ」「ボキャ天」。
ボキャブラ天国 | |
---|---|
ジャンル | お笑いバラエティ番組 |
企画 |
宅間秋史 (フジテレビ) 小林義和 (フジテレビ) 大辻健一郎 (フジテレビ) |
構成 |
町山広美、高橋洋二 海老克哉、鮫肌文殊 加藤智久 |
総監督 | 菅原正豊 (総合演出、ハウフルス) |
出演者 |
タモリ ヒロミ 谷村新司 小島奈津子 大島渚 ほか、出演者を参照 |
ナレーター | スタッフを参照 |
音楽 | 小田敏文 |
エンディング | 主題歌を参照 |
製作 | |
プロデューサー | 高浦康江 (ハウフルス) |
編集 | よしだ裕二 (麻布プラザ) |
制作 | フジテレビ、ハウフルス |
放送 | |
音声形式 | モノラル放送・ステレオ放送 (『大復活祭』のみ) |
放送国・地域 | 日本 |
タモリのボキャブラ天国【第1シリーズ】 | |
放送期間 | 1992年10月14日 - 1993年9月22日 |
放送時間 | 水曜 19:30 - 19:58 |
放送分 | 28分 |
タモリのSuperボキャブラ天国【第2シリーズ】 | |
放送期間 | 1994年4月13日 - 1996年9月25日 |
放送時間 | 水曜 22:00 - 22:54 |
放送分 | 54分 |
タモリの超ボキャブラ天国【第3シリーズ】 | |
放送期間 | 1996年10月16日 - 1997年3月19日 |
放送時間 | 水曜 22:00 - 22:54 |
放送分 | 54分 |
新ボキャブラ天国【第4シリーズ】 | |
放送期間 | 1997年4月13日 - 1997年9月14日 |
放送時間 | 日曜 23:45 - 翌0:45 |
放送分 | 60分 |
黄金ボキャブラ天国【第5シリーズ】 | |
放送期間 | 1997年10月7日 - 1998年3月10日 |
放送時間 | 火曜 20:00 - 20:54 |
放送分 | 54分 |
家族そろってボキャブラ天国【第6シリーズ】 | |
放送期間 | 1998年4月14日 - 1998年9月8日 |
放送時間 | 火曜 20:00 - 20:54 |
放送分 | 54分 |
続!ボキャブラ天国【第7シリーズ】 | |
放送期間 | 1998年10月18日 - 1999年3月28日 |
放送時間 | 日曜 1:45 - 2:25 |
放送分 | 40分 |
歌うボキャブラ天国【第8シリーズ】 | |
放送期間 | 1999年4月18日 - 1999年9月26日 |
放送時間 | 日曜 1:45 - 2:25 |
放送分 | 40分 |
ボキャTV 限りなくボキャブラに近い天国 お笑いサバイバル温泉ツアー大作戦!! | |
放送期間 | 1999年10月3日 |
放送時間 | 日曜 2:10 - 3:10 |
放送分 | 60分 |
回数 | 1 |
祝 タモリのボキャブラ天国 新春復活スペシャル | |
放送期間 | 2003年1月2日 |
放送時間 | 木曜 23:55 - 翌1:25 |
放送分 | 90分 |
回数 | 1 |
タモリのボキャブラ天国 大復活祭スペシャル | |
放送期間 | 2008年9月28日 |
放送時間 | 日曜 19:00 - 21:48 |
放送分 | 168分 |
回数 | 1 |
レギュラー放送ではSD画質で、音声もモノラル放送だったが、後の『大復活祭スペシャル』ではハイビジョン制作になり、かつステレオ放送と文字多重放送も行われていた。
視聴者投稿の駄洒落作品(番組内ではボキャぶった作品と称する)(格言・物や人の名前・歌の歌詞などのダジャレ・替え歌をVTR化したもの)を品評する。当初のタイトルは『タモリのボキャブラ天国』(以下「初代」と呼称)で、司会を務めるタモリの冠番組であった。
シリーズ途中から若手芸人がネタ見せを行うコーナーが追加され、最終的には視聴者投稿が廃止となり、ネタ番組へと切り替わった。このためお笑い第四世代を代表する番組の一つとして知られており、この時期に登場したお笑い芸人を番組名を冠して「ボキャブラ世代」もしくは「ボキャ天世代」と呼ぶ場合がある。爆笑問題、くりぃむしちゅー(出演当時は海砂利水魚)、ネプチューンらが本番組からブレイクを果たしたことで知られるが、関西系芸人はほとんど出演しなかったのが大きな特徴となっている。
1999年9月26日に最終シリーズである『歌うボキャブラ天国』が終了。これにより、1992年10月から『タモリのボキャブラ天国』から開始した『ボキャブラ天国シリーズ』は7年の放送に幕を降ろした。
放送時間はすべて日本標準時。
番組タイトル | 放送期間 | 放送曜日 | 放送時間 | サブタイトル・キャッチコピー | 司会 | アシスタント |
---|---|---|---|---|---|---|
タモリのボキャブラ天国[注 1] | 1992年10月14日 - 1993年9月22日 | 水曜 | 19:30 - 19:58 | 文科系語学エンターテイメントのパイオニア | タモリ | 小島奈津子 |
タモリのSuperボキャブラ天国[注 2] | 1994年4月13日 - 1996年9月25日 | 22:00 - 22:54 | 超文科系語学エンターテイメントのパイオニア | |||
タモリの超ボキャブラ天国 | 1996年10月16日 - 1997年3月19日 | 超文科系語学ヒューマンドキュメントのパイオニア | 小島奈津子 西山喜久恵 | |||
新ボキャブラ天国 | 1997年4月13日 - 同年9月14日 | 日曜 | 23:45 - 翌0:45[注 3] | 嗚呼砕け散る言葉と笑いの交差点キャブラー達の集団暴走スクランブル | ヒロミ 谷村新司 | 小島奈津子 |
黄金ボキャブラ天国 | 1997年10月7日 - 1998年3月10日 | 火曜 | 20:00 - 20:54[注 4] | 嗚呼砕け散る言葉と笑いの黄金伝説キャブラー達の集団暴走アミューズメント | ||
家族そろってボキャブラ天国 | 1998年4月14日 - 同年9月8日 | |||||
続!ボキャブラ天国[注 5] | 1998年10月18日 - 1999年3月28日 | 日曜 (土曜深夜) | 1:45 - 2:25[注 6] | ヒロミ | 荒瀬詩織 | |
歌うボキャブラ天国 | 1999年4月18日 - 同年9月26日[注 6] | 土曜の夜の大人のひととき あなたもこの店に遊びに来ませんか? |
番組タイトル | 放送日 | 放送曜日 | 放送時間 | サブタイトル・キャッチコピー | 司会 | アシスタント |
---|---|---|---|---|---|---|
ボキャTV 限りないボキャブラに近い天国 お笑いサバイバル温泉ツアー大作戦!! | 1999年10月2日 | 日曜 (土曜深夜) | 2:10 - 3:10[注 6] | ヒロミ | パイレーツ | |
祝タモリのボキャブラ天国 新春復活スペシャル | 2003年1月2日 | 木曜 | 23:55 - 翌1:25 | 文科系語学エンターテイメントのパイオニア | タモリ | 小島奈津子 |
タモリのボキャブラ天国大復活祭 伝説のキャブラー大同窓会&NEWキャブラーもボキャブる3時間SP | 2008年9月28日 | 日曜 | 19:00 - 21:48 | 元祖!超文科系語学エンターテイメントのパイオニア | 小島奈津子 加藤綾子 |
視聴者から投稿される「ボキャブった」作品(格言・物や人の名前・歌の歌詞などのダジャレ・替え歌をVTR化したもの)を品評する。 作品VTRの最初には、画面左上に作品ナンバー(No.001から通し番号で表記)で、画面中央に投稿者の都道府県と市区郡町村名・投稿者名が表記されて本題に入る。VTRは当番組が制作するが、投稿者の指示に基づき制作された作品や投稿者自らビデオ撮影して制作した作品もあった。なお、視聴者投稿作品は「Super」放送最終回まで2427作品作られた[注 7] 。
「Super」より、若手芸人参加の「ボキャブラ発表会・ザ・ヒットパレード」のコーナーが開始。開始当初は不評だったが徐々に人気が出て行き、「超」以降はヒットパレードを60分バージョンにした形式にリニューアルされた(こちらのルールは後述)。 「Super」末期では1組のアーティストに絞った特集「ボキャブラ・ナウ・アーティスト」のコーナーもあり、そのアーティストの曲のボキャブラ作品をいくつか流した。
原則としてハガキによる応募のみ。ただし、VTR応募の場合はビデオテープを同封した封筒での応募も可能だった。一度北島三郎の『函館の女』に引っ掛けたネタで空き箱が送られてきたことがあった。番組開始当初の数回は匿名やペンネームでの応募も認められていたが、後に禁止された。
品評は司会者のタモリとパネリストが手元のボタンを押す方式で行われ、ボタンを押すと「電球」が点灯する。大いにうけた場合は「大玉」、まあまあの場合は「小玉」が点灯。つまらないと思った場合はボタンを押さなくても良い(その場合は、電球および席後部の電飾は点灯しない)。
各パネリスト個人の評価は、テーブルに設置された二股ソケットの点灯している電球の大小および席後部の花丸をあしらった電飾でわかる。小玉だと花丸の中央部のみ点灯、大玉だと花丸を構成する豆電球が回るようにスクロールする。
タモリの個人評価は当初、電球のみでしか表示されなかったが、1994年9月28日放送の「超豪華スペシャル」からタモリのテーブル前面にも電飾が付き、1995年3月29日放送の「2時間スペシャル」からは電飾が席後部右側に移った。 タモリとパネリスト全員が「大玉」評価をした場合、ファンファーレとともにタモリの背後にあるセットの照明が点滅する。
上記の品評を参考にした上でX座標=左「シブイ」・右「インパクト」、Y座標=上「知的」・下「バカ」の相関図パネル「ボキャブラ・マトリックス」(製作:マサチューセッツ工科大学[注 8]・マサチューセッツ工科大学とフジテレビの共同作成[注 9]・島津製作所[注 10])に、タモリが作品の書かれたハガキ大のマグネット[注 11] を貼り付けることによって最終評価を行う。各座標は10段階あり、基本的にどこかの交点にマグネットを貼り付ける(「バカ10・0」、もしくは「バカ」に貼られたケースもある)。「マトリックス」の各エリアには、「バカパク」「バカシブ」「インパク知」「シブ知」というエリア名がつけられており、【Y座標=下に9、X座標=右に10】の位置に貼り付けられたときには「バカパクの9・10」と呼ばれる。また、どの部門にも属さない場合、真ん中の(0・0)に貼られる事もごく稀にあった。評価するに値しない、面白くない作品はマトリックスの下にある箱に廃棄される[注 12]。番組開始当初は「没」という表記だったが、大島渚が「つまらないからポイしちゃえ」と言ったことより、以降没ネタは「ポイ」と呼ばれることになる。
パネリストの評価・意見はあくまでも参考であり、最終的にどこに貼り付けるかは司会のタモリの独断による。この時客席からは「バカパク!」「シブ知!」などとエリア名がコールされ、これによって影響されることもよくある。因みに、観客から見当違いのコールをされると、タモリは「これの何処がシブいんだ!?」、「これの何処がインパク「知」なんだ!?」などと時折ツッコミを入れることがある。稀にある程度の評価があってもタモリが独断で「ポイ」にしたケースもある。
面白くないものの「ポイ」するほどでもない作品に対しては「欄外」(箱の入口の近くに貼られる)・「小島預かり」とされるが、評価としては「ポイ」相当として扱われる。また、「ポイ」よりもひどい(「ポイ」する価値もない)作品は「問題外」として小島の司会者台の下に投げ捨てられていた。「問題外」は過去に2作品あり、2作連続で放送された[注 13]。
面白くない作品をタモリが箱に廃棄しようとすると、小島はそれを必死になって阻止するのが恒例である。上記の「小島預かり」は、このやりとりの中で、タモリが小島の説得に応じた作品につけられる評価であり、ごく稀にタモリが判断に迷った末に小島に渡したという事例も見られる。なお、一度だけ廃棄直前まで行ったマグネットを小島が奪い、仕方がなく「小島預かり」の評価になったことがある。他にも高い評価の作品に対して「これはポイだな!」とフェイントをかけて、小島を騙す場合もあった(当然、最終的にはマトリックスに貼られる)。 一度だけ「川合預かり」としてマグネットを川合俊一に渡したこともある。
非常に高い評価でマトリックスでは表し切れない場合には「寿」という評価が出され、セットの床に大きく書いてある「寿」の字の上に置かれる。事実上の最高評価である。寿と評価するシステムはヒロミが考案したため、事実上ヒロミの判断でなされえおり、実際にタモリの推薦に対し、「同じ週に複数の寿が出ると、寿の価値が下がる」との理由で拒否した例がある。なお、「寿」は過去に4作品ある。 この時代のフォーマットで制作された「復活スペシャル」ではバカでも知的でもある「バカ知」という評価がなされた作品があったが、従来のマトリックス上では表わせられないため便宜上Y座標(知的)線上に貼られた。「バカ知」作品は2作品ある。 マトリックスの形状は初代の前半(1992年10月〜1993年3月)は正方形であったが、初期の後半(1993年4月〜)から円に変わり周辺に動く飾り物やLEDが「ポイ」口の上部に取り付けられた。また、初期後半には「ポイ」にマグネットを入れると電子音も鳴った。最初期の頃は評価の度合を示す目盛りはなく、ただ「バカシブ」「バカパク」「シブ知」「インパク知」と呼んでいたが、のちに初期の前半の形状になった。
作品が採用された投稿者には「ボキャ天小座布団」が贈られる。タイトルを「タモリのゴキブリ天国」と間違えて弁当を届けた弁当配送業者にも小座布団が贈られた他、「ボキャブラゼミ」のコーナー冒頭に流れるセミの鳴き声が映像に映っているセミの種類とは別の種類のものである事を指摘した投書にも「面白いから」との理由で小座布団が贈られたことがある。
また以下のような賞があり、毎週それぞれ1作品ずつ選ばれ、副賞が贈られたが、まれに該当無し、又は2作品選ばれることがあった。 ボキャブラ賞
その週の最優秀作品
大ザブ賞
その週の次点作品
LOVEザブ賞
「SUPERボキャブラ天国時代」のコーナー「大人のボキャ天」、「いけないボキャ天」、「ピンクのボキャ天」、「夜のボキャ天」内の最優秀作品(「普通作品」の中からも選ばれることがあった)
ボキャブラ賞の選定はタモリとパネリストの合議によって決められ、観客の拍手はあまり考慮されない。ただし1度だけ、ボキャブラ賞に決まりかけた作品に対して観客からブーイングが上がり、別の作品がボキャブラ賞になったことがある。しかし、その週の雰囲気によってボキャブラ賞に選ばれた作品が翌週(冒頭に前回のボキャブラ賞作品が紹介される)では全く受けないことがしばしばあり、ボキャブラ賞に選ばれるには単に面白い作品というだけでなく運も必要とされた。
半年に1度、過去のノミネート作品から優れたものを選ぶスペシャル番組が放送された。これにより上・下半期の大賞に選ばれた作品には以下の商品がそれぞれ贈られた。
また、初代の最初のスペシャル放送のみボキャブラ・マトリックスの座標は20段階となっていた。 更に、年末スペシャルは「有名人ボキャブラ大賞」が放送された。以下の2部門があり、それぞれ1名ずつ選ばれ、副賞が贈られた。
有名人ボキャブラ大賞の受賞者は次の通り。
若手芸人(番組では“キャブラー”と呼称。)によるネタとボキャブラを組み合わせた作品をランキング形式で評価する。
「超」より、評価に「中玉」が加わる。「大玉=3点」「中玉=2点」「小玉=1点」、パネリスト10人で30点満点(ただし、「超」初期は、中玉→大玉、大玉→超大玉と呼称していた)。この評価方法にてキャブラーのネタを審査し、毎週ランキングを決定する(同点の場合は前回順位の上位が優先される)。
ランキングは1位から10位までの「メジャー」と11位以下の「チャレンジャー」に分けられる。それぞれの扱いには差が設けられている。
またメジャー下位とチャレンジャー上位との入れ替え戦制度があり、その成績によって昇降格が行われた。後に自動昇降格と入れ替え戦の併用や、自動昇降格のみの制度となった。
なお、メジャー・チャレンジャー問わず30点満点を獲得した場合は「〇に満」と書かれた「満点座布団『満ザブ』」を獲得できた。なお「超」の一回目では、ヒットパレード時代の成績を考慮し、暫定順位を付けてのスタートとなった。
前回の10位〜4位のネタ披露後、チャレンジャーのネタが披露される。
その週の1位(ボキャブラキング)になったキャブラーには「ボキャ天大座布団・NEW雅(みやび)」を獲得する権利が与えられる。また名称は「超」・「新」では司会やパネラーにはキングと呼ばれていたが、テロップではまだ「Super」と同じく「イチバン」と書かれていた。「キング」に統一されたのは「黄金-」からである。
「ボキャ天大座布団・NEW雅(みやび)」を獲得する権利は以下のようになっていた。
審査員が2人+司会のヒロミだけとなった。ランプ評価は行うものの直接的な影響は無く、初期のチャレンジャーのような合議制となった。スタジオ登場時のあいさつやランク決定後のコメントが悪いと即評価ダウン・チャレンジャー転落といったことが多かった(特にヒロミ・清水圭が強権な判断を下すことが多かった)。 尚「超」〜「家族」時代に比べ、深夜に移動すると製作費が大幅に下がった為、セットも比較的簡素な物になり、チャレンジャーを映すカメラはビデオカメラが使用され、カメラ越しに顔芸をやるキャブラーも多く、後にランクにも影響された。
審査員一人一個の電球ランプがパネラー席に設置されており、電球ランプ評価は行うものの上記のような合議制となったため直接的な影響は無かった。評価は「おもしろい」「まあまあ」「つまらない[注 16] 」「ゴミ[注 17] 」4段階の続ボキャブラマトリックス形式で行う。
そのためメジャーの定員は最低5組・最高14組と不定となった。メジャーの中で「おもしろい」を取ったキャブラーの中でキングを決定するが、キング不在の時もあった。 キングになればボキャ天大座布団「紫金」を獲得し、5枚集めれば100万円(末期から豪華賞品)を獲得。1999年2月13日の放送分にて、海砂利水魚が5枚獲得で100万円獲得。
歌うということで全て歌詞のボキャブラネタ限定となる。メジャー組も10組に戻り、出場芸人は20組に戻った。 パネラー席2人と司会のヒロミの席には電球ランプが3つ設置。得点は3点×3人の9点満点だが、点数に関係なく合議でランクを決める。同等の面白さの場合、原曲の新しい方を上位とする。合議制の為、裁量で前身の「続」同様に、キング不在の回も存在した。また、パネラー席と司会のヒロミの席にはカクテルやジュース等の飲物類が置かれる。 チャレンジャーは「インディーズ」と名前を変え、よかった作品のみ「今週のおすすめ」にピックアップされる。またセットの外で待機してるインディーズには、なぜかセットの電柱が設置されている。 メジャーより良ければランクボードに貼られ、溢れた組数分インディーズへ転落する。インディーズ全組がイマイチウケずネタがカットされ、一組もメジャー昇格の無い回も存在する。またランクボードの上には意味もなく「MEMO」と書かれた掲示板が設けられ、お品書きや格言、注意書きが書かれてあった。 キングにはボキャ天大座布団「歌姫」を獲得し、5枚集めれば豪華賞品を獲得。1999年9月4日放送分にてX-GUNが5枚獲得し、ダーツで海外旅行の行き先を選ぶ。行き先は香港に決定。(他のダーツの選択肢には、熱海、ヨーロッパ、韓国、フィリピン、ハワイ、タイ、香港、ラスベガス等が書かれてあった。) 「超〜」から「歌う〜」までの番組変遷、ルール変更は以下のサイトに詳しく記載されているので下記リンクを参照。
「クイズ100人がボキャブりました」・「ボキャブラ・アカデミー」、「ボキャブラ・SUPER・アカデミー」共通で最もポイントの高かったパネリストにはボキャ天小座布団が贈られる。 タモリは毎回この小座布団をパネラーに遠くから投げつけるようにして贈っていた。「ボキャブラゼミ」と同様、5枚貯めれば「大座布団」に交換することも出来る。
順位 | キャブラー名 | 順位 | キャブラー名 | 順位 | キャブラー名 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 爆笑問題 | 11 | 海砂利水魚 (現・くりぃむしちゅー) | 21 | キャイ〜ン |
2 | ネプチューン | 12 | フォークダンスDE成子坂 | 22 | アンバランス |
3 | BOOMER | 13 | X-GUN | 23 | 極楽とんぼ |
4 | ロンドンブーツ1号2号 | 14 | へらちょんぺ | 24 | ピーピングトム |
5 | つぶやきシロー | 15 | あさりど | 25 | 底ぬけAIR-LINE |
6 | 金谷ヒデユキ | 16 | 松本ハウス | 26 | -4℃ |
7 | ノンキーズ | 17 | オアシズ | 27 | まなつまふゆ |
8 | 男同志 | 18 | Take2 | 28 | UBU |
9 | アニマル梯団 | 19 | 山崎邦正 (現・月亭方正) | 29 | アンジャッシュ |
10 | MANZAI-C | 20 | オセロ | 30 | 出川哲朗 |
3人は作品の評価・判定をしながら、進行を務めた。
いずれもフジテレビアナウンサー(小島・荒瀬・加藤は当時)
本記事では数が多いため代表的なパネラーをあげる。
※新撮出演分のみ記載(五十音順)
他、それ以外にも、アンジャッシュなど、ヒットパレードが始まる前にも出演していた芸人も数人いる。
初代はパネラー4人体制であった。
Superよりパネラーを2人増やして6人体制となった。
1994.04 | 6枠(紫) | 5枠(赤) | 4枠(橙) | 3枠(黄) | 2枠(緑) | 1枠(青) | 司会(赤) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1994.05〜1995.09 | 6枠(青) | 5枠(緑) | 4枠(黄) | 3枠(橙) | 2枠(赤) | 1枠(紫) | |
パネラー | ヒロミ | 男性ゲスト | 女性ゲストor山口美江 | 男性ゲスト | うじきつよし | 大島渚 | タモリ |
1995.10〜1995.12 | 6枠(緑) | 5枠(赤) | 4枠(緑) | 3枠(赤) | 2枠(緑) | 1枠(赤) | 司会(黒) |
パネラー | ヒロミ | 男性ゲスト | 女性ゲスト | 男性ゲスト | 男性ゲスト | 大島渚 | タモリ |
1996.01〜1996.03 | 6枠(緑) | 5枠(赤) | 4枠(緑) | 3枠(赤) | 2枠(緑) | 1枠(赤) | 司会(黒) |
パネラー | ヒロミ | 女性ゲスト[注 34] | 男性ゲスト | 女性ゲスト | 男性ゲスト | 大島渚 | タモリ |
1996.04〜1996.09 | 6枠(緑) | 5枠(赤) | 4枠(緑) | 3枠(赤) | 2枠(緑) | 1枠(赤) | 司会(黒) |
パネラー | ヒロミ | 男性ゲストor女性ゲスト[注 34] | 女性ゲストor男性ゲスト | 男性ゲストor女性ゲスト | 男性ゲスト[注 35] | 監督代理[注 36] | タモリ |
1996年1月〜9月に関しては2枠〜5枠は男性と女性が交互に座っていることが多かった。
超より1人減らして5人体制となった。
枠 | 5枠(黒) | 4枠(青) | 3枠(赤) | 2枠(緑) | 1枠(紫) |
---|---|---|---|---|---|
後列 | 川合俊一 | 山田五郎等 | 原千晶等 | 糸井重里等 | 赤坂泰彦 |
前列 | 清水圭 | 国分太一 | 奥山佳恵等 | 飯島愛等 | 大島渚 |
枠 | 2枠 | 1枠 | 司会[注 38] |
---|---|---|---|
パネラー | 男性ゲスト | 女性ゲスト | ヒロミ |
など
系列は超ボキャブラ天国【第3シリーズ】終了時(1997年3月)のもの。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | フジテレビ系列 | 制作局 | |
北海道 | 北海道文化放送 | 同時ネット | ||
青森県 | 青森放送 | 日本テレビ系列 | 時差ネット | [注 39] |
青森テレビ | TBS系列 | [注 40] | ||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ | フジテレビ系列 | 同時ネット | |
宮城県 | 仙台放送 | |||
秋田県 | 秋田テレビ | |||
山形県 | 山形テレビ | テレビ朝日系列 | [注 41] | |
福島県 | 福島テレビ | フジテレビ系列 | ||
新潟県 | 新潟総合テレビ | |||
長野県 | 長野放送 | |||
静岡県 | テレビ静岡 | |||
富山県 | 富山テレビ | |||
石川県 | 石川テレビ | |||
福井県 | 福井テレビ | |||
中京広域圏 | 東海テレビ | |||
近畿広域圏 | 関西テレビ | |||
島根県 鳥取県 |
山陰中央テレビ | |||
広島県 | テレビ新広島 | |||
岡山県 香川県 |
岡山放送 | |||
愛媛県 | テレビ愛媛 | |||
福岡県 | テレビ西日本 | |||
佐賀県 | サガテレビ | |||
長崎県 | テレビ長崎 | |||
熊本県 | テレビ熊本 | |||
大分県 | テレビ大分 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
遅れネット | [注 42] |
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
同時ネット | |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット → 同時ネット |
[注 43] |
沖縄県 | 沖縄テレビ | 同時ネット |
いずれも1998年12月18日発売(3巻同時発売)、規格:VHS、発売:ポニーキャニオン。「ヒットパレード」以降の主要キャブラーの傑作ネタを収録。
いずれも発行:フジテレビ出版、発売:扶桑社。
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