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日本のサッカークラブ ウィキペディアから
松本山雅FC(まつもとやまがエフシー、英: Matsumoto Yamaga Football Club)は、日本の長野県松本市、塩尻市、山形村、安曇野市、大町市、池田町、生坂村、箕輪町、朝日村、高森町、麻績村[2]をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。登録チーム名は松本山雅フットボールクラブ(まつもとやまがフットボールクラブ)。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
390-0825[2] 長野県松本市並柳1-10-20[2] |
設立 | 2010年7月9日[3] |
業種 | サービス業 |
事業内容 | サッカークラブの運営 |
代表者 | 小澤修一[2] |
資本金 | 1億9,550万円 (2018年1月期) |
売上高 | 19億9,100万円 (2018年1月期)[4] |
営業利益 | 4,500万円 (2018年1月期)[4] |
経常利益 | 7,700万円 (2018年1月期)[4] |
純利益 | 4,700万円 (2018年1月期)[4] |
純資産 | 6億9,900万円 (2018年1月期)[4] |
総資産 | 10億5,300万円 (2018年1月期)[4] |
決算期 | 1月期 |
主要株主 |
松本市、塩尻市、山形村、安曇野市、大町市、池田町[5]、 松本山雅支援持株会 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
特記事項:2004年から2010年までNPO法人アルウィンスポーツプロジェクト [6](略称・ASP)が運営[2]。 NPO法人ASPは、2011年3月、NPO法人松本山雅スポーツクラブに名称変更。下部組織ユースアカデミー事業を承継。 |
1965年創部の山雅サッカークラブが母体となり[2]、2004年に運営法人として特定非営利活動法人アルウィンスポーツプロジェクト[6](以下、ASP)を設立[2]。2005年よりチーム名を山雅サッカークラブから松本山雅FCに改称した[2]。愛称は一般公募で選ばれた、長野県の県鳥である「雷鳥」を意味する「ターミガンズ(英語: Ptarmigans)」である[1]。
2010年7月にASPに代わる運営会社として株式会社松本山雅を設立[2] 。2011年2月にクラブ運営を株式会社松本山雅に移行[2]。2011年12月にJリーグへ加盟した[7]。
ホームタウンは長野県松本市(2013年2月26日)から、安曇野市、山形村、塩尻市へ広域化され[8]、2015年5月21日には大町市が[9][10]、同年12月15日には池田町が[11][12]、2018年7月31日には生坂村が[13][14]、2019年11月18日には箕輪町と朝日村が[15][16]、2022年5月31日には高森町が[17][18]、2023年5月11日には麻績村が加わった。
ホームスタジアムはサンプロ アルウィン[2]、練習グラウンドはかりがねサッカー場とサンコーグリーンフィールドである[2]。
クラブマスコットは「ガンズくん」で、長野県の県鳥であるライチョウ(雷鳥)をモチーフにしている[1][2]。Jリーグへ加盟した2012年にオフィシャルマスコットとなった。
阿部琢久哉
(金澤慶一)
坂本史生
山崎透
(斉藤智閣)
大西康平
2009年9月以降の基本布陣 |
石川扶
(斉藤智閣)
大西康平
2010年 JFL 後期基本布陣 |
2011年 JFL 後期第17節 |
2012年 J2 第23節 |
2013年 J2 第41節 |
2014年 J2 第39節 |
2015年 J1 1st 第7節 |
2016年 J2 第42節 |
2017年 J2 第33節 |
2018年 J2 第4節 |
ホームスタジアムはサンプロ アルウィンである。なお、過去のホームゲーム開催スタジアムは「#年度別入場者数」を参照のこと。
年度 | 所属 | 合計 入場者数 | 最多入場者数 | 最少入場者数 | 平均 入場者数 | 試合数 | ホームゲーム 開催スタジアム | 備考 | |||||||||
入場者数 | 相手 | 会場 | 入場者数 | 相手 | 会場 | リーグ戦 | Jリーグ杯 | 昇格・参入PO | |||||||||
2006 | 北信越 | 10,552 | 2,120 | テイヘンズ | 松本 | 1,046 | 新潟経営大学 | 松本 | 1,507 | 7 | 松本7 | (不参加) | (開催なし) | ||||
2007 | 21,311 | 6,399 | 長野 | 483 | 南長野 | 3,044 | 松本6、南長野1 | ||||||||||
2008 | 15,561 | 4,126 | 1,122 | G新潟 | 松本 | 2,223 | 松本7 | ||||||||||
2009 | 24,335 | 6,012 | 2,334 | 金沢 | 3,476 | ||||||||||||
2010 | JFL | 62,297 | 8,243 | 鳥取 | 3,271 | SAGAWA | 飯田 | 5,080 | 17 | 松本16、飯田1 | |||||||
2011 | 128,900 | 11,956 | ソニー | 4,032 | 町田 | 松本 | 7,461 | 松本17 | JFL年間 入場者数記録 | ||||||||
2012 | J2 | 200,143 | 13,098 | 山形 | 4,471 | 北九州 | 9,531 | 21 | 松本21 | (不参加) | |||||||
2013 | 231,861 | 17,148 | G大阪 | 7,153 | 水戸 | 11,041 | |||||||||||
2014 | 267,402 | 18,496 | 水戸 | 8,608 | 栃木 | 12,733 | |||||||||||
2015 | J1 | 285,992 | 18,906 | 横浜FM | 11,743 | 神戸 | 16,823 | 17 | 松本17 | 松本3 | |||||||
2016 | J2 | 286,246 | 19,632 | 横浜FC | 10,796 | 札幌 | 13,631 | 21 | 松本21 | (不参加) | 松本1 | ||||||
2017 | 255,076 | 15,872 | 京都 | 8,982 | 岐阜 | 12,146 | (不参加) | ||||||||||
2018 | 278,948 | 19,066 | 徳島 | サンアル | 9,490 | 山口 | サンアル | 13,283 | サンアル20、中銀スタ1 | ||||||||
2019 | J1 | 296,072 | 19,744 | 横浜FM | 14,078 | 仙台 | 17,416 | 17 | サンアル17 | サンアル3 | |||||||
2020 | J2 | 83,488 | 7,560 | 新潟 | 0[注釈 2] | 甲府 | 3,976 | 21 | サンアル21 | ※[注釈 3] | (開催なし) | 新型コロナウイルスの影響で 全試合入場者数の 制限付きで試合を開催 | |||||
2021 | 129,226 | 7,811 | 山口 | 3,904 | 京都 | 6,154 | (不参加) | ||||||||||
2022 | J3 | 142,812 | 15,912 | 長野 | 5,802 | 藤枝 | 8,401 | 17 | サンアル17 | 新型コロナウイルスの影響で
一部試合入場者数の 制限付きで試合を開催 | |||||||
2023 | 155,441 | 12,457 | 5,169 | 愛媛 | 8,181 | 19 | サンアル19 | ||||||||||
2024 | 161,300 | 14,411 | 5,213 | F大阪 | 8,489 | サンアル2 | サンアル1 | ||||||||||
2025 |
発足当時は緑色で以降は様々な色が使われたが、1991年に読売サッカークラブ(現・東京ヴェルディ1969)との練習試合で敗れたことをきっかけに「読売(JSL1部、優勝チーム)のような強豪クラブを目指す」意味を込めて読売と同じ緑色に固定した[55]。
フィールドプレーヤーがグレー基調の2ndユニフォームを着用した際、ホームチームで緑色基調のFC岐阜との識別が困難となったため、後半からFC岐阜がシャツのみ白基調の2ndユニフォームに着替えるという事態になった。このため、急遽シャツとストッキングが白色、パンツがグレーのフィールドプレーヤー用3rdユニフォームを登録した[56]。
年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2005 | ESCO エンジニアリング・システム株式会社 | 解禁前 | サンリン | 解禁前 | INOUE | SANYO|EPSON | 解禁前 | UMBRO | |
2006 | SANYO|EPSON | LEIZ | サンリン | ESCO | |||||
2007 | EPSON[注釈 4] | Hitachi Chemical Working On Wonders 日立化成工業 | 信濃毎日 | mitre | |||||
2008 | |||||||||
2009 | |||||||||
2010 | 長野銀行 | キッセイ薬品 | |||||||
2011 | adidas | ||||||||
2012 | キッセイ | ||||||||
2013 | |||||||||
2014 | |||||||||
2015 | |||||||||
2016 | キッセイ薬品 | - | |||||||
2017 | |||||||||
2018 | ALPICO | ||||||||
2019 | RAZUSO | - | |||||||
2020 | - | RAZUSO | - | ||||||
2021 | RAZUSO | - | |||||||
2022 | |||||||||
2023 | |||||||||
2024 |
創立者 |
〈設立当初の役員〉 理事長 八木誠 副理事長 高橋耕司 理事 香山敬嗣 理事 飯塚肇 理事 大月篤 理事 大月弘士 理事 小林克也 理事 大原篤 他7名 |
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団体種類 | 特定非営利活動法人 |
設立 | 2004年11月18日(認証)[6] |
所在地 | 長野県松本市 |
主要人物 |
八木誠(初代理事長) 大月弘士(第二代理事長) |
活動地域 | 日本・長野県 |
活動内容 | サッカースクール、アカデミー(ユース・ジュニアユースなど)の運営他 |
特記事項:2004年から2010年までの名称は特定非営利活動法人アルウィンスポーツプロジェクト[6](略称・ASP)。2010年7月、株式会社松本山雅を設立。トップチームは2010年、U-18は2013年に株式会社松本山雅に運営を移管。 |
2003年5月に育成組織(アカデミー)が発足[61]。ユース(U-18)、ジュニアユース(U-15・U-14・U-13)、ジュニア(U-12・U-11・U-10)、レディース(U-15)のユースアカデミーを有しており、2013年2月にはU-18の運営を株式会社松本山雅へ移管。選手寮を完備し、監督に岸野靖之を招聘するなど、強化を本格化している。なお、松本山雅FCユースアカデミーでは1,000名のスクール生と200名のクラブ員が活動をしている[62]。
2022年4月、上伊那・下伊那を中心とした南信地域でのサッカー普及活動の拡充と育成年代の人材発掘・人材育成の強化を目的に、「一般社団法人松本山雅SC南信」が設立された[63]。
2019年、育成サポート会員組織「RAZUSO」を設立[64]。
RAZUSOとは、信州から、そして松本山雅FCから世界に羽ばたく選手を輩出するための育成サポート会員組織である。(会費は個人会員1口3,000円、法人会員は1口10,000円※3口から)なお、名称はNPO法人アルウィンスポーツプロジェクトの前身である任意団体「ラズーソ・J・プロジェクト」より決める。また、トップチームユニフォーム(鎖骨)にRAZUSOのロゴを表示。RAZUSOの運営は、NPO法人松本山雅スポーツクラブ[6] が行う。
U-18は高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ北信越所属。2011年に第15回北信越クラブユースサッカー選手権(U-18)大会で準優勝し、初の全国大会となる日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会に出場。2016年にはJリーグユース選手権大会(Jユースカップ)でベスト4進出を果たした。
U-15は北信越ユース (U-15)サッカーリーグ所属。また、2019年より業務提携を行っているM.A.C SALTOのジュニアユースチームが2020年4月より「松本山雅FC U-15上伊那」と名称を変更して活動を開始している[65]。
U-12は2015年に第39回全日本少年サッカー大会長野県大会で初優勝し、この年代では初めての全国大会出場を果たした。
2019年4月、中学生年代の女子サッカーの環境整備、底辺拡大、選手育成を目指すため「レディースU-15」を設立[66][67][68]。同年4月に行われたJFA 全日本U-15女子サッカー選手権大会長野県大会を初出場で初優勝[69]、続いて5月に行われた北信越大会で準優勝となり[70][71]、設立2か月目で全国大会出場を果たした。2023年3月、松本山雅FCレディースU-15から活動の幅を広げることを目的に、「松本山雅FCレディース」を設立[72]。
「松本山雅FCユースアカデミー」とは別に特定非営利活動法人(NPO法人)松本山雅スポーツクラブが運営する「松本山雅FCユースアカデミーサッカースクール」があり[73]、S-12(小学6年生)・S-11(小学5年生)・S-10(小学4年生)・S-9(小学3年生)・S-8(小学2年生)・S-7(小学1年生)・KIDS(未就学児童)から構成されている[73]。
2010年、40歳以上の選手を対象とした「松本山雅FCマスターズ」が発足。2009年まで全国大会に5度出場したアルフット安曇野シニアが前身。メンバーは山雅サッカークラブOB、上田ジェンシャンOB、長野エルザサッカークラブOBを中心に県内各地の選手が所属している。結成初年度で日本スポーツマスターズ県大会、北信越大会を勝ち上がり、全国大会出場を果たしている。運営はNPO法人松本山雅スポーツクラブが行う。
2016年からクラブ事業としてブラインドサッカーの普及活動を進めていたが[75]、2020年7月、埴科郡坂城町に拠点を置く長野県内唯一のブラインドサッカークラブ「長野RAINBOW(レインボー)」を母体として、ブラインドサッカークラブ「松本山雅B.F.C(まつもとやまがブラインド・フットボール・クラブ)」を発足させる[76]。監督は元ブラインドサッカー男子日本代表の落合啓士が務め、クラブ運営はNPO法人松本山雅スポーツクラブが行う。
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