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2010年に開催された日本フットボールリーグのリーグ戦 ウィキペディアから
第12回日本フットボールリーグは、2010年3月14日から同年11月28日にかけて行われた日本フットボールリーグ(JFL)のリーグ戦である。ガイナーレ鳥取が初優勝を果たした。
第12回JFLの参加クラブは以下の通りである。このうち松本山雅FC、栃木ウーヴァFCおよびツエーゲン金沢が前シーズンの全国地域サッカーリーグ決勝大会からの昇格クラブである。
チーム名称 (正式名称) | 監督 | 所在都道府県 | 主なホームゲーム会場 | 前年度成績 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
SAGAWA SHIGA FC | 滋賀県 | 佐川急便守山運動場陸上競技場 | 1位 | ||
横河武蔵野FC (横河武蔵野フットボールクラブ) | 東京都 | 武蔵野市立武蔵野陸上競技場 | 2位 | ||
ソニー仙台FC (ソニー仙台フットボールクラブ) | 宮城県 | ユアテックスタジアム仙台 七ヶ浜サッカースタジアム | 3位 | ||
ガイナーレ鳥取 | 鳥取県 | とりぎんバードスタジアム | 5位 | ||
町田ゼルビア (FC町田ゼルビア) | 東京都 | 町田市立陸上競技場 | 6位 | ||
Honda FC (本田技研工業株式会社フットボールクラブ) | 静岡県 | ホンダ都田サッカー場 | 7位 | ||
MIOびわこ草津 | 滋賀県 | 東近江市布引グリーンスタジアム | 8位 | ||
佐川印刷SC (佐川印刷株式会社サッカークラブ) | 京都府 | 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 | 9位 | ||
ブラウブリッツ秋田 | 秋田県 | 仁賀保グリーンフィールド 秋田市八橋運動公園陸上競技場 | 10位 | TDKサッカー部からチーム移管 | |
V・ファーレン長崎 | 長崎県 | 長崎県立総合運動公園陸上競技場 | 11位 | ||
ジェフリザーブズ (ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ) | 千葉県 | 市原臨海競技場 | 12位 | ||
ホンダロックSC (株式会社ホンダロック サッカー部) | 宮崎県 | 宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場 | 13位 | ||
アルテ高崎 | 群馬県 | 高崎市浜川競技場 | 14位 | ||
流通経済大学FC | 茨城県 | 龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド | 15位 | 流通経済大学サッカー部のクラブ化[1] | |
FC琉球 | 沖縄県 | 沖縄市陸上競技場 沖縄県総合運動公園陸上競技場 | 16位 | Jリーグ準加盟申請審議中 | |
松本山雅FC (松本山雅フットボールクラブ) | 長野県 | 松本アルウィン | 北信越1部4位 地域決勝1位 (全社1位で出場権) | 自動昇格 | |
栃木ウーヴァFC (栃木ウーヴァフットボールクラブ) | 栃木県 | 栃木市総合運動公園陸上競技場 | 関東1部1位 地域決勝2位 | 自動昇格 「日立栃木ウーヴァSC」から名称変更 | |
ツエーゲン金沢 | 石川県 | 石川県西部緑地公園陸上競技場 津幡運動公園陸上競技場 | 北信越1部3位 地域決勝3位 | 入替戦勝利 2010年4月9日に準加盟申請したが継続審議 |
前期終了時の上位3チームに第90回天皇杯の出場権が与えられる。
各試合において勝利チームに勝利チーム賞5万円を支払う。
順位 | クラブ名 | 試 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ガイナーレ鳥取 | 34 | 24 | 5 | 5 | 64 | 31 | +33 | 77 | J2加盟 |
2 | SAGAWA SHIGA FC | 34 | 17 | 11 | 6 | 69 | 35 | +34 | 62 | |
3 | 町田ゼルビア | 34 | 19 | 4 | 11 | 71 | 44 | +27 | 61 | |
4 | Honda FC | 34 | 18 | 5 | 11 | 52 | 43 | +9 | 59 | |
5 | V・ファーレン長崎 | 34 | 15 | 8 | 11 | 50 | 38 | +12 | 53 | |
6 | 佐川印刷SC | 34 | 15 | 8 | 11 | 54 | 46 | +8 | 53 | |
7 | 松本山雅FC | 34 | 15 | 7 | 12 | 48 | 41 | +7 | 52 | |
8 | ブラウブリッツ秋田 | 34 | 14 | 9 | 11 | 54 | 41 | +13 | 51 | |
9 | ツエーゲン金沢 | 34 | 14 | 8 | 12 | 46 | 41 | +5 | 50 | |
10 | FC琉球 | 34 | 14 | 6 | 14 | 51 | 51 | 0 | 48 | |
11 | MIOびわこ草津 | 34 | 13 | 7 | 14 | 51 | 56 | -5 | 46 | |
12 | 横河武蔵野FC | 34 | 12 | 8 | 14 | 34 | 38 | -4 | 44 | |
13 | ホンダロック | 34 | 10 | 12 | 12 | 36 | 39 | -3 | 42 | |
14 | ソニー仙台FC | 34 | 11 | 9 | 14 | 34 | 42 | -8 | 42 | |
15 | 栃木ウーヴァFC | 34 | 7 | 10 | 17 | 41 | 75 | -34 | 31 | |
16 | ジェフリザーブズ | 34 | 7 | 9 | 18 | 31 | 55 | -24 | 30 | |
17 | アルテ高崎 | 34 | 7 | 8 | 19 | 28 | 51 | -23 | 29 | 入れ替え戦 |
18 | 流通経済大学FC | 34 | 5 | 4 | 25 | 33 | 80 | -47 | 19 | 地域リーグ自動降格 |
2011年度からのJリーグへの加盟申請を行っていた準加盟クラブについて11月29日のJリーグ臨時理事会で審議が行われ、1位となったガイナーレ鳥取のJリーグ加盟が正式に承認された。7位の松本山雅FCについては成績面での不備から加盟は見送られた。
一方、予備申請を行っていた3位の町田ゼルビアに関してはホームスタジアムの不備[10] が、5位のV・ファーレン長崎に関してはホームスタジアムの不備と財務面の問題[11] が指摘されており、結果的に2011年度からの本申請を見送ったため、審議対象とはされなかった。町田は「成績面でのJ2昇格条件を満たしながら昇格できなかった準加盟クラブ」の第1号となった。
Jリーグ加盟により1チーム減少したため、JFLと地域リーグ間の昇降格のレギュレーションが以下のように変更された。
順位 | チーム | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|---|
JFL16位 | ジェフリザーブズ | 入れ替え戦(vs地域決勝3位) | JFL残留 |
JFL17位 | アルテ高崎 | 地域リーグ自動降格 | 入れ替え戦(vs地域決勝3位) |
JFL18位 | 流通経済大学FC | 地域リーグ自動降格 | |
地域決勝1位 | カマタマーレ讃岐 | JFL自動昇格 | JFL自動昇格 |
地域決勝2位 | AC長野パルセイロ | ||
地域決勝3位 | 三洋電機洲本 | 入れ替え戦(vsJFL16位) | 入れ替え戦(vsJFL17位) |
レギュレーション変更により、JFL18位チームのみが地域リーグへ自動降格する事となった。これにより、流通経済大学FCの地域リーグ(関東サッカーリーグ1部)自動降格が決定した。自動降格が適用されたのは、2002年シーズン以来となる。
第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会の結果、1位・カマタマーレ讃岐と2位・AC長野パルセイロのJFL自動昇格が決定した。
レギュレーション変更により、JFL17位のアルテ高崎と第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会3位の三洋電機洲本が入れ替え戦を行う事となった。
この結果、対戦成績を1勝1分としたアルテ高崎のJFL残留、ならびに三洋電機洲本の地域リーグ(関西サッカーリーグ1部)残留が決定した。JFLチームが入れ替え戦でJFL残留を決めたのは2002年シーズンのジヤトコサッカー部以来8年ぶり2チーム目である。
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