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ウィキメディアの一覧記事 ウィキペディアから
サザエさんの登場人物(サザエさんのとうじょうじんぶつ)では、長谷川町子の漫画『サザエさん』およびそれを原作とするアニメ『サザエさん』に登場する人物について述べる。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
磯野家次男・波平家と、フグ田家[注 1]次男・マスオ家の合同家庭(二世帯住宅[注 2])。同居人総数7人(娘2人息子1人、娘婿1人孫1人)に飼い猫1匹を加えた大家族[1]。原作では当初博多に住んでいたが、波平の転勤に伴って東京に引っ越している。原作における住所(東京へ引越しかつフグ田家の同居後)は「新町3丁目515(別の話[2]では「世田谷新町3の51番地」)」[3]。
2024年現在、アニメ版のレギュラー出演者の中で、放送開始から声優が一貫して変更されていないキャラクターはフグ田サザエのみである。
(フグた サザエ)
声 - 加藤みどり(1969年10月5日 - )、和久井優(2018年の日清食品コーポレートCM[4])、不詳(2024年のP&Gジャパン レノアオードリュクスCM[5]、クレジットなし)
演 - 東屋トン子→市川寿美礼→高杉妙子→江利チエミ→星野知子→浅野温子→観月ありさ、柳町夏花(観月ありさ版幼少時代)→藤原紀香(舞台版)→天海祐希、川北れん(天海祐希版幼少時代)
本作品の主人公。波平とフネの第一子の長女でカツオ、ワカメの姉。マスオの妻でタラオの母でもあり、また海平・なぎえ・鯛造・トシオの姪。ノリスケの従姉。イクラの従伯母でサケオの義妹(弟の嫁)、ノリオの義叔母。
専業主婦で1男の母。旧姓は磯野。福岡県生まれ。原作での誕生日は1922年(大正11年)[6]11月22日[7]生まれの23歳(結婚前の時点で)[注 3]、アニメ版では未年生まれ[8]の24歳[1]。血液型はB型[9]。
(フグた マスオ)
声 - 近石真介(1969年10月5日 - 1978年6月4日)→増岡弘[100](1978年6月11日 - 2019年8月18日)→田中秀幸(2019年8月25日 - )、島﨑信長(日清食品コーポレートCM[4])
演 - 小泉博→川崎敬三→小野寺昭→宅麻伸→筒井道隆(観月ありさ版)→葛山信吾(舞台版[注 7])→西島秀俊
サザエの夫[1]でタラオの父。波平とフネの娘婿で、さらにカツオとワカメの義兄(姉婿)、ノリスケの義いとこ、海平・なぎえ・鯛造・トシオの姪婿、サケオの弟でノリオの叔父(またはフグ田家の次男もあたる)。
原作では、生まれ年は1917年(大正6年)[6]。32歳[101](アニメでは28歳[1][47])。血液型はB型。方言は大阪弁、標準語。
(いその カツオ)
声 - 大山のぶ代(1969年10月5日 - 1969年12月21日)→高橋和枝(1969年12月28日 - 1998年5月10日)→冨永みーな[185][注 15](1998年5月17日[注 16] - )
演 - 長谷川一男→石井修→小畑やすし→白田肇→吉原誠利→佐野大輔→斎藤優一→大森嘉之→上村裕樹→田宮賢太朗→荒井健太郎→清水錬、(大人のカツオ) - トシ(タカアンドトシ)→荒牧慶彦(舞台版)→濱田岳
サザエの弟であり、ワカメの兄、タラオの叔父(続柄通り)、マスオの義弟で海平・なぎえ・鯛造・トシオの甥、ノリスケのいとこで、イクラのいとこ叔父(続柄通り)。波平とフネの第二子で、磯野家の長男。
原作での誕生年は、1938年(昭和13年)[6]。11歳[186][1]。血液型はB型[9]。原作ではサザエと16歳違いだが、アニメでは13歳差である。アニメ版での誕生日は10月3日[187]とされるが、3月11日ともされる[要出典]。方言は標準語である。
(いその ワカメ)
声 - 山本嘉子(1969年10月5日 - 1976年3月28日)→野村道子(1976年4月4日 - 2005年3月27日)→津村まこと(2005年4月3日 - )
演 - 松島トモ子→猿若久美恵→上原ゆかり→網田麻澄→遠山真澄→森安加代子→鍋本凪々美→錦辺莉沙(観月ありさ版)→秋元真夏(元乃木坂46)・齊藤京子(日向坂46)[注 20]→松岡茉優
サザエとカツオの妹で、タラオの叔母(続柄通り)、海平となぎえと鯛造とトシオの姪、マスオの義妹でノリスケとナナコのいとこ、イクラのいとこ叔母(続柄通り)。磯野家の次女(第三子)。
原作での誕生年は1942年(昭和17年)[6]。原作では登場時が5歳の幼稚園児の設定で最終的に小学1年生で7歳になっている[226]。アニメ版では、9歳でかもめ第三小学校3年2組[1]。血液型はA型[9]。
(フグた タラオ)
声 - 貴家堂子(1969年10月5日 - 2023年2月26日)→愛河里花子(2023年3月5日 - )[248]
演 - 高山幸久→小林俊平→庄司龍成→中野遥斗(観月ありさ版)→大平峻也(舞台版)→成田凌
サザエとマスオの息子[1]。波平とフネの孫息子(娘の息子)、カツオとワカメとサケオの甥、海平・なぎえ・鯛造・トシオの又甥、ノリスケのいとこ甥であり、タイ子の義いとこ甥、イクラのはとこ[1]、ノリオのいとこである。
原作での誕生年は1947年(昭和22年)[6]、もしくは1948年(昭和23年)10月頃[249][信頼性要検証]。アニメでは3歳[1]。
(いその なみへい)
声 - 永井一郎(1969年10月5日 - 2014年2月9日[274])→茶風林(2014年2月16日[275] - )
演 - 藤原釜足→森川信→小林亜星→いかりや長介→片岡鶴太郎→松平健(舞台版)→伊武雅刀
磯野家の大黒柱。福岡県出身。原作での誕生日は1895年(明治28年)[6]9月14日[276]、年齢は54歳(アニメ版も同年齢[277][278]。ただし嘉門達夫の「NIPPONのサザエさん」では55歳[279])。おとめ座。干支は未[280]。旧制中学卒[281][282]。サザエとカツオとワカメの父であり、タラオの祖父、マスオの義父(舅)、海平の弟、なぎえの兄、鯛造の義弟(妹婿)、トシオの義兄(姉婿)であり、ノリスケの伯父、イクラの大伯父。妻であるフネとは結婚して28年になる。方言は九州弁。一人称はわし(少年期および若い頃の一人称は僕[283])。
(いその フネ、磯野舟、舟子[363]とも表記)
声 - 麻生美代子(1969年10月5日 - 2015年9月27日[364]) → 寺内よりえ(2015年10月4日[365][366] - )、谷育子(2009年6月14日〈代役〉[注 27][367])、幼少期:榊原奈緒子(2008年11月16日〈40周年SP〉)
演 - 清川虹子→乙羽信子→吉行和子→竹下景子→高橋恵子(舞台版)→市毛良枝
波平の妻で、サザエとカツオとワカメの母。タラオの祖母、マスオの義母(姑)、海平とおこぜの義妹、鯛造の妹でトシオの姉、ノリスケの義伯母、イクラの義大伯母でもある。
アニメでの年齢は「50ン歳」と設定されている[1][368][234]が、52歳とするメディアもある[369]。原作では不明(誕生年を1901年(明治34年)、年齢を48歳と考察している本もあるが公式ではない[6])。
磯野家のオスの白い飼い猫[1]。少し大きめの鈴がついた赤いリボンを首に巻いている[1]。鈴が鳴ることはあまりない。家族からかわいがられ、話の中心になることもある。
声 - 不明 演 - 酒井敏也(舞台版)
(いその もくず みなもとの すたみな)
声 - 永井一郎(1970年2月1日 - 2013年4月7日)→茶風林(2014年3月23日 - )
磯野家の先祖[409]。享年は不明。原作での波平の話によれば「ご一新の頃」の人物[410]。
1971年6月20日放映の「坊さんがやって来た」には、彼の妻が登場した。妻の顔立ちはフネにそっくりだった。
(いその うみへい)
声 - 永井一郎(1970年4月5日 - 2013年4月28日[412])→茶風林(2014年5月18日 - )
演 - 片岡鶴太郎
波平の双子の兄[409]であり、フネの義兄(小舅)であり、サザエ、カツオ、ワカメ、ノリスケの伯父であり、タラオ、イクラの大伯父である。初登場は、1970年4月5日放送作品No.81「兄さんがやってきた」。
声 - 不明
波平の義姉であり、サザエ、カツオ、ワカメ、ノリスケの伯母である。 原作には登場せず、アニメには2度登場している。1度目は1989年の「カツオ磯野家のルーツを探る」で、カツオからの電話を海平に取り次ぐ場面で登場し、その後、放送作品No.4202「春休み九州旅行 福岡・佐賀の巻」で、サザエ達の旅行に同行している。これら2回の登場において、海平の妻の顔のデザインは異なっていた。なお、海平が東京の波平のもとを訪れる時はいつも一人で、2011年正月の波平一家の九州旅行の際、海平の妻は「用事がある」との理由で同行しておらず、2014年の種子島旅行や2024年春に波平一家が太宰府跡を訪れた際も海平は同行したが、彼の妻は参加していない(理由は不明)。カツオなどが海平宅へ電話をかけるシーンにおいても、電話に出るのはほぼ海平であるため、登場回数は前述の2話のみとなっている。
(いその カヨ)
声 - 不明
1977年4月24日放送「お客にきた女の子」に登場した海平の娘。福岡から東京に修学旅行でやってきて、ついでに磯野家を訪問した。フネが「おや、もう三年生になったのかい。」と言っているが、中学三年生と高校三年生のどちらであるのかは不明。サザエに似たり寄ったりのおっちょこちょい。
原作ではカヨは登場しないが、海平の娘「カオル」とその夫「マコト」が登場して、東京駅のホームで結婚式を挙げ、そのまま列車で新婚旅行に出かける場面が登場する。
海平・波平の妹なぎえ(サザエの父方の叔母)の嫁ぎ先。劇中では三男のノリスケ宅が磯野家の近所に存在する。ノリスケの子供である男の子は、原作では名前について表記が無く、アニメ用に設定された「イクラ」が現在通称として使われており(後述「波野イクラ」参照)、ウィキペディアもそれに準じ、原作での説明もこれに倣う。
声 - 不明
波平と海平の妹でノリスケの母[409]。タイ子の義母であり、イクラの祖母でもある。さらにサザエとカツオとワカメの叔母で、タラオの大叔母(「イクラちゃんのお祖母ちゃん」と呼んでいる)でもある。
旧姓磯野。下の名前はなぎえ[419]。福岡在住。日常会話は福岡弁。
原作で「女手1つで子供を育てた」との台詞がある[要出典]ことから、なぎえの夫は他界している、もしくは離婚している可能性が高い[独自研究?]。『アニメサザエさん公式大図鑑 サザエでございま〜す!』では健在とする[注 35]。
原作では日本髪である。サザエの叔母にもかかわらず「ノリスケさんのお母さん」と呼ばれることが多い。波平がなぎえに対して敬語を使う回もあった。
アニメには滅多に登場しないが、2011年1月2日放送の「初旅・初夢・初笑い」で登場。この回では長兄・海平がフェリーチケットを手配して旅行に来た波平・サザエ一家さらにノリスケ一家と共に島原城で合流し、久々に海平・波平・なぎえの3兄妹が顔を揃えた。
(なみの ノリスケ)
声 - 村越伊知郎(1969年12月14日 - 1998年7月)→荒川太郎(1998年7月26日 - 2000年6月)→松本保典(2000年7月 - )
サザエとカツオとワカメの従兄弟であり、波平と海平の甥(妹の四番目の子)[420]、フネはおばにあたる[421]。タラオの従叔父であり、マスオの義理のいとこ。タイ子の夫であり、イクラの父。
(なみの タイこ、アニメ版の表記は「タイコ」)
声 - 落合美穂[442][443](1970年2月1日 - 1974年)→恵比寿まさ子[442](1974年 - 197?年)→塚田恵美子[442](1978年7月? - 2013年11月10日)→小林さやか(2013年12月8日 - )
ノリスケの妻。イクラの母。波平の義理の姪(甥の嫁)、サザエとカツオとワカメの義理のいとこで、タラオの義理の従叔母。一人称は「わたし」「あたし」「うち」。
(なみの イクラ)
声 - 声優なし(効果音のみ)(1970年3月15日 - 1971年4月18日、1971年5月23日[448])→ 桂玲子(? - )[442]、冨永みーな(不明〈代役〉)、川田妙子[449](1997年〈代役〉)
演 - 加藤小桜→鈴木もも→稲葉友、桂玲子(観月ありさ版 声のみ)
ノリスケとタイ子の実子。波平と海平の大甥で、サザエとカツオとワカメのいとこ甥で、マスオの義理のいとこ甥、タラオのはとこである。
(フグた いりえ)
声 - 山本圭子[461] → 川崎恵理子(2019年 - )
演 - 正司歌江(浅野温子版のドラマ)
マスオ・サケオの母[409]で、サザエの義母、タラオ・ノリオの祖母である。下の名前は入江[462]。
マスオの幼少期に夫を亡くし、女手ひとつでマスオとサケオを育てた[409]。大阪にサケオ夫婦と孫のノリオと暮らしている。
豪快で明るい性格の肝っ玉母さんであり、関西人特有のユーモアがある。サケオ夫婦の干渉が激しいためマスオの元へ転がり込んだが、次の日磯野家を出た。近くのラーメン屋に「花園シノブ」の偽名で働いていたことが分かり、マスオはその店に寄ったが、マスオが注文した品を勝手に変えたり、店主に盾突いたりしていた。まもなく、大阪の家に戻り、お詫びに磯野家に出前を届けさせた[463]。草木染が得意であり自分で染めた風呂敷が気に入られ磯野家の隣人のお軽さんに教えることになったことがある[464]。
原作でもマスオが実家に帰省する話がある。理由はマスオの父の法事だが、この時マスオはタラオを自分の実家に連れて行かなかったため、そのことについて「磯野家の謎」では疑問を投げかけている(「磯野家の謎」78頁)[注 47]。
(フグた サケオ)
声 - 沢木郁也(2002年1月6日放送サザエさん新春お年玉sp「初夢 正夢 春の夢」)
フグ田家の長男であり、マスオの兄、サザエの義兄、タラオの伯父、ノリオの父[409]。マスオの実家に母と妻(名前不明)(声 - 川崎恵理子)[465]と息子のノリオと暮らしている。「サケオ」はアニメでつけられた名前。子供時代に曜日がなかなか覚えられなかったマスオに木琴を使って曜日を教えたり、納豆をキャビアだと思って食べるとおいしいと教えるなど、弟思いである。
原作ではマスオとサザエを大阪城と京都と奈良に案内した。宿泊先の旅館で「都の西北」(早稲田大学校歌)を歌った(マスオはその隣で「ふるさと」を歌った)。
(フグた ノリオ)
声 - 瀧本富士子[466](2002年1月6日放送サザエさん新春お年玉sp「初夢 正夢 春の夢」)
マスオの兄・サケオの息子[409]で、タラオの従兄。マスオの甥でサザエの義理の甥。大阪のマスオの実家に住んでいる。
常に阪神帽をかぶっている(阪神のロゴの部分はノリオの「N」になっている)。12歳。
大阪に帰省したマスオ、サザエに大阪案内をすると言って、玩具問屋街に連れて行き、大量にオモチャを買ってもらうなど、ちゃっかりした面がある。このエピソードは原作でも描かれている[467]。その後、東京に遊びに来て花沢さんに一目惚れし、カツオを大いに驚かせた。
ズル賢さと行動力はカツオ以上で、一人で新幹線に乗って東京へ行ってしまうことすらあり、カツオを驚かせる。一方、サザエさん一家とカツオとワカメが大阪旅行に行った際、カツオとワカメを大阪見物させると言って連れ出すなど面倒見のいい面もある。
1978年末頃に磯野・フグ田家が大阪へ旅行した際も、マスオの兄一家が登場したが、この時のノリオのキャラクターは前述のものとはやや異なっていた。
東宝、宝塚映画のシリーズには、同名のキャラがノリスケの弟として登場し、代わりにマスオの妹として『サザエさんの結婚』以降フグ田タイコ(白川由美)が登場する。
声 - 不明
マスオとサケオの叔父で、タラオとノリオの大叔父。原作では朝日文庫版3巻6 - 7ページ収録話に、アニメでは1974年4月7日放送の「九州おじさん上京」に、それぞれ登場した。名前は不明。原作では、叔父の他に彼の妻(マスオの叔母)も耳が不自由ながら健在のようである。アニメでは、九州在住で娘がおり、横浜で仕事があったついでに磯野家にやって来た。
(いしだ たいぞう)
(いしだ おこぜ)
アニメ版における磯野家の隣人は幾度か入れ替わっている。初期の頃は、異なる設定の隣人がモブ扱いで何度か登場している。
2024年時点における磯野家の隣人一家。1985年7月21日に初登場した[388]。もともとは長谷川町子の別作品『似たもの一家』の登場人物であり、原作漫画の『サザエさん』にも一度登場している(磯野フネと伊佐坂軽が同級生という設定は原作に準ずる)。
(いささか なんぶつ、アニメ版の表記は「難物」、2013年3月までのEDクレジットでは「なん物」、4月以降は「伊佐坂」と表記されている)
声 - 峰恵研[442](1985年7月21日 - 2002年2月)→伊井篤史[442](2002年2月 - 2002年3月)→岩田安生[442](2002年4月 - 2009年9月)→中村浩太郎[442](2009年10月 - 2023年7月30日)→牛山茂(2023年11月19日 - )[442][482]
(いささか かる、アニメ版の表記は「お軽」、2013年3月までのEDクレジットでは「おカル」と表記されている)
声 - 山田礼子(1985年7月21日[489] - 2023年4月30日)→駒塚由衣(2023年6月25日 - )[489]、不明(1994年、1996年など代役)
フネとは互いに「おフネちゃん」「おカルさん」と呼び合う、今も気が置けない仲である。ただし、学校卒業後に引っ越したため、磯野家の隣に越してくるまでの30年間は音信不通であった。普段は、頻繁にサザエやフネと塀越しに世間話をしている。サザエの大声は「すぐ分かっていいじゃない」と比較的優遇している[491]。
初登場はサザエが引越しの様子を覗きに来た時である[388]。引っ越しの挨拶をした際にワカメを初めて見たときには、フネの孫だと思い込んでいた。シワのあるフネに対して軽はシワが全くなかったため同い年という感じの見た目ですらなかった。また、話の終わり頃に「全く大変なうちの隣に引っ越してきたもんだわ」と愚痴をこぼしている。
水泳が得意で、女学校時代のあだ名は「カッパ」だった[485][486]。
映画『続・サザエさん』では名前が伊佐坂軽子となっている。また『サザエさんの結婚』には同じ配役および容姿の小説家の妻が三木夫人という役名で登場する。
(いささか じんろく、アニメ版の表記は「甚六」、2013年3月までのEDクレジットでは「じん六」と表記されている)
声 - 竹村拓(1985年7月21日 - 2023年8月6日)→坂巻学(2023年10月29日 - )
難物と軽の長男。20歳くらい[444]で2浪。
性格はノンキでおっちょこちょい。人なつっこく明るい。浪人生の割には、遊んでばかりいる[483][47]。ウキエ同様、彼もカツオ達の面倒見がいい。
浪人生という設定のため、アニメ版では大学受験シーズンに当たる1月期はほとんど登場しない。時折夜食作りに凝る。午前2時に音を鳴らすようにラジカセにタイマーをかけており、その音で起きて勉強する[492][493]。
伊佐坂家唯一[要出典]の自動車運転免許を所有。自動車が好きらしく、洗車している場面や車で出かける場面がよく見られる。甚六の運転する車はクリーム色だが、左ハンドルの車の場合[494]と、右ハンドルの車の場合[495]がある。
甚六の本棚には、動物図鑑がたくさん並んでいる。子供の頃、動物園の飼育係になりたいと思っていたことがあったが、結局ハチの飼育係になった[496]。
初代伊佐坂家の甚六は、初登場時は小学生であった。その後の再登場時に三浪中の浪人生に設定が変わり、さらに1973年2月25日放送「今日は…合格発表日」で合格し、以後大学生の設定になる。
(いささか うきえ、原作では「浮え」、アニメ版では「ウキエ」、2013年3月までのEDクレジットでは「うきえ」、4月以降は「浮江」と表記されている)
声 - 潘恵子(1985年7月21日 - 1989年春)→冨永みーな[185](1989年春 - 1998年6月)→川崎恵理子(1998年7月 - )、桂玲子(1989年〈代役〉)
演 - 倉科カナ
難物と軽の長女。高校1年生。16歳。容姿端麗で活発で優しい性格。ワカメのお姉さん的役割で、カツオや三郎を始めとした男子の憧れの存在[483]。
初代伊佐坂家の浮江の初登場は1970年8月30日放送「巨匠イササカ氏あらわる」。当初は小学生であったが、1971年10月24日放送の「としごろ民宿」では現代風のファッショナブルな女子大生として再登場した。
兄・甚六のことを基本的には「兄貴」(まれに「お兄ちゃん」、「兄さん」)と呼ぶ。両親を「パパ」「ママ」と呼んでいる。
成績優秀でスポーツ万能で、テニス部に所属している[483][47]。将棋が得意。
趣味はお菓子作り[47]。得意料理は鮭のムニエル[497]。
小学校のときに買ったペンケースの中に、その頃偶然とった100点のテストをお守りがわりに入れて大事にしていたが、カツオと中島がはずみで破いてしまった(そのとき、カツオはテストで100点とって返すと言っていたが、結局取れなかった模様)[498]。
伊佐坂家の飼い犬で犬種はテリア。愛称は「ハチ」。
人懐っこい性格であり、また犬と猫の種を越えてタマとは仲良し。小型の犬だが、大型犬とのケンカに勝つこともある勇敢さも持っている(後述)。
1978年から1985年まで磯野家の隣人だった家族。画家の浜とその夫人、娘のミツコの3人家族に加え、飼い犬のジュリーがいる。初登場は1978年5月7日放送「突然のお隣さん」(作品No.1328)。
1985年3月31日放送「早春・伊豆長岡の別れ」にて浜夫人の病気療養のため伊豆長岡に引っ越すこととなり、最後の思い出にとサザエ一家、波野一家と共に同地を旅行してから別れを告げた。
キャラクター創造には初代プロデューサーの松本美樹が関わったとされ、松本の降板(1985年3月)に伴い登場しなくなったという[504]。
2009年放送の「磯野家のアルバム」では、写真のみではあるが約24年ぶりに登場した。
声 - 峰恵研(1978年5月7日 - 1985年3月31日)、沢りつお(1981年秋以降〈代役〉)
画家。下の名前は不明。
いつもベレー帽を被っている。妻や娘には頭が上がらない様子で威厳のようなものは薄い。家のつくりや家具などから、洋風趣味であることが見てとれる。磯野家の隣に引っ越してきた当初、家を磯野家と間違えて上がり込んだことがあり、挨拶に来た妻に指摘された。その後、お詫びにと磯野家に屋台のラーメンをご馳走する。
声 - 近藤高子(1978年5月7日 - 1985年3月31日)
浜の妻。下の名前は不明。非常にふくよかな女性。
声 - 潘恵子(1978年5月7日 - 1985年3月31日)
浜の娘で高校2年生。髪を両サイドリボンで結びツインテール気味に垂らしているのが特徴。
現在の伊佐坂浮江と似た役割を持つキャラクターで、声優も同一である。ワカメにとってはお姉さん的存在で、カツオを始めとした男子たちにとっては憧れの存在であった。磯野家の隣に越して来た当初、父と同様に家を磯野家と間違えて上がり込んだ事がある。
浜家のペットの犬。垂れ耳の中型犬で、犬種は不明。
比較的落ち着いた性格のようで、伊佐坂家のハチのような人懐っこさはあまり強調されていなかった。
犬にもかかわらず葉巻を愛好している[505]。葉巻につられたことで結果的に泥棒に入られずに済み、サザエに褒められたこともある[506]。しかし、浜家の登場から数年経ったある時期からジュリーが葉巻を吸う描写は一切されなくなった。
(さぶろう) 声 - 二又一成(1985年7月7日 - )
演 - 勝俣州和
三河屋酒店の御用聞き・配達員、青森県出身[520]。アニメ・ドラマで登場。
(なかじま ひろし)
声 - 白川澄子(1972年8月27日[527] - 2015年11月29日[528][注 54])→ 落合るみ(2015年12月13日[529] - )、うえだ星子(2015年12月6日〈代役〉[529])
中島によく似たカツオのクラスメイトの初登場は、脚本雪室俊一・演出高垣幸蔵の「みちゃったみちゃった」(作品No.6、1969年10月19日放送、声 - 浅井淑子)である。中島と名前は明かされていないが、この回は中島を考案した雪室が脚本を担当した最初の回である。しかし脚本雪室俊一・演出村山修の「ご先祖バンザイ」(作品No.59、1970年2月1日放送)にも、同じ顔の石田公一というクラスメイトが登場する。また、脚本辻真先・演出村山徹「先生走る12月」(作品No.30、1969年12月7日放送)にも若干ではあるが似た顔のクラスメイトが登場。ただし、服装が初登場時と同じであるため、同一人物でないとは言い難い。初期では本名が「中島タケシ」という設定であった。
カツオの一番の親友で、メガネをかけている[530](原作には中島によく似たカツオの同級生がいる)。
(はなざわ はなこ、アニメEDクレジットでは2013年3月までは「花沢」4月以降は「花子」と表記されている)
声 - 秋元千賀子[442](1971年3月7日 - 不明)→山本圭子(不明 - 2023年10月29日)[注 55]→渡辺久美子(2023年11月12日 - )[534][535][536]、太田淑子(担当日不明〈代役〉)、一龍斎貞友(2015年1月4日〈代役〉[537])、伊倉一恵[538](2020年9月20日 - 2020年10月11日〈代役〉)
カツオの親友で花沢家の長女。初登場は1971年3月7日放送の作品No.223「成績こわい」。
2022年現在の花沢花子は一人っ子という設定であるが、1970年代には妹のゆきこが登場する回がある(1974年9月1日放映「ただいま仕立中」など)。
(おおぞら かおり、アニメ版の表記は「カオリ」、EDクレジットでは「かおり」と表記されている)
声 - 不明(1969年10月19日 - 不明)→桂玲子(不明 - )、野村道子(1972年10月15日、1975年4月13日、1975年4月27日、1975年5月11日)、川田妙子(1997年〈代役〉)
演 - 田辺桃子→吉岡千波→黒川智花、カツオの想像上の「大人になったカオリ」役(観月ありさ版):平野綾
初登場は、雪室俊一脚本・高垣幸蔵演出の「みちゃったみちゃった」(作品No.6、1969年10月19日放送)。
モデルが存在し、朝日文庫版44巻38ページ収録話に登場する少女がそれにあたる[533]。カツオと中島が想いを寄せている女の子。後頭部に結んでいる大きなリボンが特徴。カツオ達は「カオリちゃん」と呼ぶ[530]。また、家はお金持ちである。
2023年現在のカオリの苗字は「大空」であるが、1973年12月16日放送「タラちゃん三重丸」での苗字は「南」、1974年11月17日放送「僕の履歴書」での苗字は「山田」となっていた。
カツオのアプローチに対しては「パパを説得して」と返し、カツオの頼り無さに憤慨するなど、まんざらでも無い様子[553](相思相愛な描写がある回もある)。
リボンの色は回の中でもたびたび変わっており、幼少期を含め時々柄のついたもの(チェック柄や水玉模様など)を結んでいる。
母親(声 - 塚田恵美子→小林さやか)、父親(声 - 若本規夫)も登場している。父親はフランスパンが大好物である[311]。
実写版では2011年のお正月スペシャルで初登場。
(はやかわ)
声 - 不明→桂玲子(1975年4月27日)→潘恵子→冨永みーな[185]→川崎恵理子
演 - 柴田みなみ→松井玲奈
下の名前は不明。原作・アニメ双方に登場するが、造形は大分異なる。また、アニメでは、制作された年代によって顔が全く異なるのが特徴。
原作での登場はわずか1コマで、父親と歩いているときに「ハヤカワさん」とカツオに声をかけられたが無視して過ぎ去るという役割だった。それでカツオは屋台のジュースを飲みまくり、足元には次々と空き瓶が転がっていて、売り子に「ヤケ酒飲むタイプ」と言われた[554]。『アニメサザエさん公式大図鑑 サザエでございま〜す!』126ページではこの話を引用して「カツオの同級生の中で唯一漫画に登場するキャラクター」と紹介されている。
アニメでは母親(声 - 日下由美〈2013年〉→小林さやか〈2014年5月18日〉→声なし〈2014年7月27日〉→弘中くみ子〈2015年2月8日〉→坂井恭子〈2018年6月10日、2019年2月3日、2019年2月10日〉)と父親(声なし〈2014年7月27日〉→田中秀幸〈2016年10月16日、2018年11月11日〉→坂巻学〈2019年10月20日〉、メガネをかけている)が登場している。また、パリ在住の叔母がいる[555]。母親はカツオに勉強を教えたことがある[556]。カツオによると「カオリちゃんに次いで好きだ」という。「かわいい(顔がいい)のがカオリちゃん、性格がいいのが早川さん」という比較がよくなされ、その時は面長で丸いダンゴ鼻で描かれている。また、カツオは現在カオリと早川のことを二人とも「好きな女の子」だと語っている[557]。
日曜日には教会の礼拝に通っている[558]。
カエルが大好き。カツオが飼おうとしていたカエルを家族から反対された時、早川は大喜びしながら預かり、小林一茶の俳句にちなんで「一茶」と名付けてかわいがっていた[559]。早川の家はカツオの机から向かって左にある[560]。好きな野球選手の名前は「黒沢」[561]。
早川駅に来た事もある。
ワカメの同級生、堀川くんと親戚。
(はしもと とおる)
声 - 不明(1970年2月1日 - 不明)→山田礼子[562](不明 - )
長い顔をしているカツオの親友[530]。アニメのみ登場。中島らと比べ登場回数は少ない。団地(1985年8月11日放送「妹思い兄思い」(作品No.2456)では一軒家らしき所)に住んでおり、妹がいる[563]。塾に通っている。
(にしはら たくま)
声 - 三輪勝恵(1972年10月1日 - 不明)→塚田恵美子[562](不明 - 2013年12月1日)→小林さやか(2014年4月27日- )
メガネをかけていて、クラスで一番頭がいいカツオの親友[530]。アニメのみ登場。彼も1990年代に入り登場回数が大きく減っている。
初期は「西原ススム」や「西原マコト」という名前であった。
家は金持ちだが、一度も金持ちであることを自慢したことはない。自分のパソコンを持ち使いこなしている。野球が苦手らしい[566]。
母親(声 - 山田礼子→冨永みーな)と父親(声 - 若本規夫)が登場している。両親もメガネをかけており、父親はカツラをつけている[567]。
(くろい ヒトミ)
声 - 不明
1973年9月2日放送の「きょうから二学期」において、カツオ達のクラスに転校する形で初登場した人物で、花沢花子の上位互換的な存在である。翌年頃まで時々登場していた。
(いした こういち)
脚本雪室俊一・演出村山修の「ご先祖バンザイ」(作品No.59、1970年2月1日放送)に登場した中島に姿が似ているカツオのクラスメイト。顔は「みちゃったみちゃった」(作品No.6、1969年10月19日放送)に登場する中島似のクラスメイトと同じであるが、声は違う。また、役名がある。母親(声 - 不明)も登場した。
(ほりかわ)
声 - 白川澄子(1971年7月11日 - 不明)→(担当声優、時期共に不明)→塚田恵美子(不明 - 2013年12月1日)→小林さやか(2014年1月5日 - )
穏やかな性格の少年。アニメ版のみの登場。家族は両親のみ。母親(声 - 川崎恵理子)が登場している。No.768「もうすぐ二学期」(1974年8月25日放送)によると、下の名前はショウタとなっていたが、現在は設定されていない。
初登場は、No.214「Oh! バレンタイン」(1971年2月14日放送)。ただし、初登場時は現在とキャラクター・デザインが異なっていた。その後、作品No.280「あ〜んと拝見」(1971年7月11日放送)において、キャラクターが現在に近いものになり(いずれの回も雪室俊一が脚本を担当している)、何度かデザイン変更を経て、作品No.743「尊敬しません」(1974年6月23日放送)において、現行のデザインとなった。
密かにワカメに想いを寄せているようである。基本的に心優しいのだが、他意はないものの発想がズレており、割と腹黒い一面も持っている。
ポニーとの別れが辛く泣き出しそうなワカメにハンカチを貸そうとしたこともある[522]。家族旅行に行く時、貯金箱をワカメに預けた。夜中に自宅近くでパトカーのサイレンがしたため、ワカメに貯金箱の安否を電話した(貯金箱の中身は百円玉3枚と「大吉」のおみくじだった)。お祖父ちゃんが趣味で手作りしている味噌は絶品で大好評だった[568]。
将来の夢を作文に書いた時、堀川は「お笑い芸人(漫才師)」と書き、「相手は誰」と先生に聞かれて「ワカメちゃん」と答えたため、彼女を怒らせた。堀川はあとで「ワカメちゃんのお兄さん(カツオのこと)」と言おうとしたが、みんなに笑われたため続きが言えなかったという。
福引きで使う抽選器が苦手(幼稚園のときに触ろうとして穴に指を入れてしまい抜けなくなり、救急車に乗せられかけたから)[560]。犬も苦手[571]。
本人曰く、記憶力が悪い[572]。
塀のシミ(実は西原の書いた落書き)にヘイキチという名前をつけ弟と呼んだことがある[573]。いつもは作文は原稿用紙一枚も書かないが、弟のことで3枚も書いていた。
田舎のお祖母ちゃんの近所の養鶏場からもらったひよこに「わかめ(ワカメと異なりひらがな)」と名付けたことがある(当初はメスなのでワカメからとって名付けたが、後日性別がオスとわかり「堀川二世」に改名した)[574]。
カツオを尾行して磯野家に不法侵入して家の中を覗いたり、磯野家の床下でオタマジャクシを勝手に育てていたことが発覚し注意された際には、「ごめん、今度は見つからないようにするよ」と非常識極まりない返答をしている[575]。
カツオの作ったゴミ箱が校長室にあるという噂を聞きつけ毎日ゴミを捨てに来るようになり校長先生から「また君か。きみの家にはゴミ箱がないのかね?」と言われるが何度も捨てに来るほどである。1回目にゴミを捨てに来た時に、カツオと仲が良いのかを聞かれた時に「ワカメちゃんより親しいです」と発言しており妹よりも兄と親しい他人であると自負していた[576]。
上記のように、空気を読まない発言や常軌を逸した奇行が目立つため、視聴者からはサイコパス的な評価を下される事もしばしばある[577]。
「堀川」という苗字の由来は脚本を手掛ける雪室俊一が、自身の高校時代の同級生の名前から名付けた[578]。
(いいだ)
声 - 三輪勝恵(1976年5月2日)
「ワカメの見栄」(作品No.1017、脚本:雪室俊一、演出:村山徹)に登場したワカメの隣のクラスに在籍する友人。温厚な性格。望遠鏡を持っている。ワカメは、家の前で作業する波平を見られる決まり悪さから、つい初代伊佐坂家の邸宅を自分の家と見栄を張ってしまうが、彼から家に泊まりたいと言われる。
(しおた すずこ)
声 - 桂玲子(不明 - 2022年4月10日)[579]→北原沙弥香(2022年6月19日 - )
ワカメの友人。愛称は「スズコちゃん」[530]。アニメ版のみ登場。1990年代以降、登場回数は比較的多い。
左右に1本ずつ長く伸ばした毛にそれぞれリボンをつけている[530]。家族は両親と赤ちゃん(性別不明)がおり、小学5年か6年生に兄もいる。スポーツ万能で成績もいいらしい(作品No.3671「やっぱりお兄ちゃん」冒頭に登場)。
(おおしま みゆき)
声 - 桂玲子→冨永みーな→川崎恵理子(不明 - 2020年6月7日)→平井祥恵(2020年7月5日 - )
ワカメの友人[530]。苗字は大島[580]。1990年代以降比較的出番が多い。また、母親も登場している(声 - 平井祥恵〈2019年10月20日〉
畑中ちさと作「ソレントの星」という少女漫画が好きで、波平と一緒にサイン会に行ったこともある[581]。
声 - 桂玲子(不明 - )、川田妙子(1997年〈代役〉)
タラオの幼馴染でガールフレンドのような存在。アニメのみ登場で、初登場はNo.277「あ〜んと拝見」(1971年7月11日放送)。前述するカオリちゃんと同じく後頭部に大きなリボンを結んでいるが、こちらはポニーテールにしている。
リカの苗字に関して、1971年12月26日放映の「タラちゃん定期券」では、「山本」となっているが、1980年2月24日放映の「のん気なマスオさん」では「野沢」となっており、設定が一定しない。
1970年代中期にはすでにレギュラー出演している。
リボンの色や柄はカオリちゃん同様、回ごとに変わっている。
声 - 白川澄子(不明)→山田礼子(不明 - 2019年9月22日)→三日尻望(2020年11月8日 - )、川崎恵理子(代役)、冨永みーな(代役)
タラオの友人[589]で、年齢は5歳くらい[594]。アニメのみに登場。幼稚園や保育園に通っているシーンはない。
タラオをバカにしたりいじめたりすることで登場するが、基本的に仲は良い。
ほかにタケオ自身が登場しなくてもタラオが「タケオにいじめられた」と泣きながら帰宅したこともあった[598]。しかし、タラオに都合の悪いところを見られると彼に対する態度が一転弱々しくなる。大型犬に追われて電柱に登っていたのをタラオに見られて、後でペロペロキャンディを渡しながら「俺がセミになっていたのを誰かに言ったか」とタラオに聞いたことがある[269]。他にも同じようなことがあり木につかまって助けを求めていたところをタラオに助けられ、後でそのことをリカをいじめないことを条件に口止めした[599]。
アニメにおいてタケオ以外の登場人物が「タラオ」と呼び捨てにする呼称を用いることはまれである。また、少しおおらかな母親(声 - 山本圭子→川崎恵理子)が登場している(父親は登場していない)[597][600]。仲間2人のうち一人はシゲル(声 - 小林さやか)という[601]。
忍者向きの顔と言われたことがある[599]。
注射が嫌いで、母親から逃げまくり磯野家に隠れたが、サザエに見つかり磯野家から逃げ出そうとしたが、「お母さんが迎えに来るまで待っていなさい」と彼女に靴を取り上げられて、母親に連れ帰られたことがある[602]。また同じ放送でカツオがタラオに「これからはタケオくんにいじめられないと思うよ」と言う場面もあり、以降は出演回数が大きく減っている。
似たキャラクターが古い作品に登場しており、こちらは三歳である[603]。
マスオの勤務している会社(原作での社名は不明、アニメ版では「海山商事」)の同僚などを記載している。
(あなご)
声 - 立壁和也(1971年2月7日 - 不明)→若本規夫(不明 - )
マスオの同僚で親友兼悪友である[604]。アニメ版とテレビドラマ版のみ登場(原作にも似た造形のキャラクターは登場する)。
マスオによると年齢は27歳だが、やや老け顔で個性的な顔付きをしている。
マスオは「穴子くん」と呼ぶ。磯野家・波野家・フグ田家とは血縁関係がないにもかかわらず、海産物関係の名前を冠する数少ないネーミングである。
マスオには亭主関白を装うが、実際は尻に敷かれており、いわゆる恐妻家である。抜け目無い点もあって、妻を騙すようなことをしては、結局ばれて叱られるようなことを懲りずに何度もしている。しかも、たいていマスオを巻き込む。妻の缶型500円玉用貯金箱から全額抜き取って、ゲームセンターのメダルにすり替えてマスオと一緒にパブで豪遊したが、結局足がついて叱られた。また、出店の千円単位の安物のバッグを一流デパートで手に入れた包み紙で包装して、あたかもそこで手に入れたかのように妻にプレゼントしてその見返りにいたわってもらえたが、ある日会社でデスクに保管した包み紙の山を後輩に露知らずで穴子宅に発送されて、結局妻に叱られた。妻同士も夫の行動を電話で報告し合う等交流がある。
声 - 沢木郁也(? - 2023年7月9日)→高桑満(2023年10月15日)
声 - 竹村拓→坂巻学(2014年10月19日)→内田岳志(2021年6月20日)[607]→坂巻学(2023年10月15日)
マスオの同僚で、穴子ほどではないがたびたび登場する。結婚しており家には麻雀台がある[608]。また特徴的な髪形をしている。
花沢不動産でチラシを出したが、客が来ないため花沢の娘はカツオを通じて磯野家にサクラを依頼した。マスオは同僚の佐伯に花沢不動産へのサクラを頼んだ。佐伯は花沢不動産に電話でリゾートマンションを依頼したが、マスオはそれが花沢不動産では扱っていないと思い「佐伯君」と呼んだため花沢父は電話の背後にマスオの声が聞こえた。花沢父はその日の夕方にリゾートマンションの物件案内を磯野家に届けた。佐伯には本気で購入するつもりはなく冷やかしだったため、後日マスオとともに菓子折りを持って花沢不動産に謝罪した[609]。
マスオの同僚。
(もちづき ゆうた)
声 - 坂巻学(2014年4月20日)
マスオの同僚。結婚以来、夫婦ゲンカをしたことがない。夫人の名前は「めぐみ」で、お互いのことを「ゆうたん」「めぐりん」と呼び合っている[610]。
声 - 坂巻学(2021年6月20日)[607]
マスオの後輩同僚。
マスオの後輩同僚。
声 - 不明
マスオの元同僚。入賞者が載った雑誌の写真でのみ登場。
会社を辞めた後こつこつと小説を書いており、雑誌の小説新人賞に応募したところ入賞した。マスオも小説家を目指すと言い出したが、結局頓挫した。
声 - 沢木郁也(2021年6月20日)[607]
マスオの上司。
(いわなみ へいはちろう)
声 - 不明[611]
通称「ガンさん」(岩の字をガンとも読むため)。実家が石垣島にある。夫人に尻を敷かれていて、マスオ、穴子から「ガツンといってやれ」と言われた。そのあと磯野家に2日間泊まる。朝食を作れる。妻のことをワイフと呼んでいる。
岩波の妻。口が大きく、人使いが荒い。朝食は5品以上、夕食は7品以上ないと機嫌が悪くなる。岩波がいない間、彼を驚かせるため自宅を売ってへそくりとともに新しい家を購入した。家事はできないが、力仕事と財テクの才能がある(引越し作業も一人で行った)。犬を飼っている。
同社の上役達はおしなべて見かけは偉そうだが、部下や社員を気遣う描写が多い。
マスオの会社の清掃員。「やかましさん」と呼ばれ、口うるさいが、実は面倒見がよい。息子がいる。
「75点の天才!」(1969年10月5日放送)に登場。
カツオが屋根裏に隠した、大量の過去のテストの答案用紙を見て、「こんな紙切れで巣をつくったんじゃ、教育上良くないや。仕方がない。」と考え、答案用紙をまとめて隅っこにおいやったものの、75点の答案用紙を探していたカツオに見つかり追いかけられる。屋根裏の柱にカツオがあたり、天井を突き破ったことで、ネズミは天井から落下し、一家は大騒動。今度はタマから追いかけられるはめになってしまう。はま子おばさんのところに来たところで、タマは追いかけるのをやめ、一人磯野家に取り残され、うたた寝をしていたおばさんは、ネズミが自分の上を這っていることに気付き、悲鳴をあげた。
「押売りよこんにちわ!!」(1969年10月5日放送)に登場した、ジャパン押し売り(セールス)カンパニーの社長。
男3人、女1人の社員とともに磯野家に押し売りに入るが、全員失敗した。
社長は、普段は荒々しいヤクザ風の男だが、お酒を飲むと情に脆く、家庭的な人間になる。
(おおやぶしまた)
「お父さんはノイローゼ」(1969年10月5日放送)に登場した、おおやぶ病院の院長。医学博士。
診療時間は、午前9時から午後8時まで(ただし、午後1時から午後2時までは休診)。休診日は、日曜日と祝日。
カツオが投げたボールが、ノイローゼの波平に命中。家族に心配され布団に寝かされた波平は、カツオから問診を受ける。サザエがその症状を家庭医学書と照らし合わせ得た答えが「ガン」(しかし、この答えはサザエの見間違いで本当は「麻疹」の症状だったことが、波平が病院に行ったあと判明する)。ワカメとフネは泣き叫び、マスオを除く一家全員で大騒ぎになる。波平はガンであることを恐れ、病院に行くべきか悩むが、とうとう行くことにした。しかし、病院では若い医師が聴診器だけの診察をして「子宮ガン」と誤診をする。明らかな誤診と波平のノイローゼにみかねた院長は直々に診察をするが、虫メガネで波平の手相を見て「大丈夫、あんた死にやせんよ、生命線が長いもの」とだけ言い[620]、波平は茫然自失―それこそノイローゼになってしまう。
原作にて頻繁に登場する。アニメでの初登場は「おれは強盗」(1969年11月16日放送)であり、以降は不定期ながら様々な強盗が登場している。
深夜、寝静まった磯野家に押し入るも、計画は毎回失敗する。
アニメ初登場時は、磯野家全員を縛り上げることに成功したが、カツオの機転により、縛っていた縄を自ら包丁で切ってしまい、更に取り出した拳銃をカツオに「僕の欲しかったモデルガンだ」と奪われて驚いたところを捕らえられてしまう。その後カツオは発砲するも、実銃だった事を知り気絶してしまった。
磯野家に飾っている美術品を見た強盗が「ろくなものがない」と言い、波平が「目利きでいらっしゃる」と強盗に頼み込み骨董品の鑑定をしてもらう、というオチの話がある。「お母さんの先生」(1980年1月13日放送、作品No.1594)で波平が強盗に鑑定を依頼した場面は、歴代瞬間最高視聴率第3位にあたる45.5%を記録した[621]。
(ゆみず きんぞう)
声 - 不明→若本規夫
サザエが一時家政婦のパートとして働いていた家の主人[507]。原作に登場するほか、アニメにも何度か登場。
湯水家には彼と夫人のほか、老齢の家政婦と中年の運転手がいる[507]が、子供はいない。また、クラフトフラッシュ・ローヤルウェイグッドダルマシャン・モンタナという長い名前の犬を飼っている[507][622]。原作[623]およびNo1740「サザエ お手伝いさんの巻」では夫人は後妻、鼻は整形ということになっている。
(だいはち)
声 - 沢木郁也(1985年10月 - )
伊佐坂家に居候していた大学8年生[629]で小説家志望の人。
登場初期は軽の末弟と紹介されていたが、いつの間にか難物の甥という設定に変わっており、親からの仕送りで一人暮らしとなっていた。
1998年頃を最後に登場していない。
(みかわや)
声 - 不明→若本規夫[630]→沢木郁也(2019年5月19日)
演 - アニマル浜口
初登場は1969年12月28日放送「ねえ・どうして?」。三郎(過去、三平も)が働く酒屋の主人[520]。
(さんぺい)
声 - 小宮山清(1969年12月28日 - 1985年3月31日)
演 - 野村義男(星野知子版のドラマ)
三郎の前に三河屋の御用聞きをしていた青年。初登場は1969年12月28日放送「ねえ・どうして?」。
三郎と異なり、配達は自転車で行っていた。誰からも好かれる優しい好青年で、カツオたちとも仲が良かった[631]。
木にひっかかったかおりの帽子を取ろうとして、川に落ちたことがある[631]。カツオたちを実家に近い蔵王にスキーへ連れて行ったことがある。
1985年3月31日放送「山はまだ雪」にて、嫁をもらうため実家の山形県に帰った[631]。2009年放送の作品「磯野家のアルバム」[339]では、(写真のみではあるが)約24年ぶりに登場した。
キャラクター創造には初代プロデューサーの松本美樹が関わったとされ、松本の降板(1985年3月)に伴い登場しなくなったという[504]。
声 - 不明→若本規夫[632](不明 - )
演 - 田口浩正(役名は花沢の父だが、ESSEでのスペシャルドラマ紹介ページでは花沢金太郎役と紹介されている)
花沢花子の父親で、「花沢不動産」社長[530](アニメ版の表記は花沢の父、アニメEDクレジットでは「花子の父」と表記されている)。
頬ひげを生やしていて、刈り上げた頭の男性[530]。
宣伝のために広告を出した際に、その広告を見たという電話を受けた時は非常に喜び、店ごと飛び上がっておりその喜びの大きさが表現されていた[609]。
作品登場人物の中で数少ない携帯電話所持者である。波平やマスオと夜回りをした際に、おでんの屋台で飲んだ時に波平が携帯電話を借りて家に電話したことがある[633]。
目立ちたがり屋な一面もあり、俳優のオーディションに応募した過去がある。考えていた芸名は、不動三矢(ふどうみつや(読み方を変えたら「ふどうさんや」))である[634]。この一面は娘の花子にも受け継がれているようである。
声 - 不明→伊井篤史→高桑満(2013年12月8日 - 2022年12月25日)→玉野井直樹(2023年10月15日)
カツオの親友である中島の祖父[530]。
躾に厳しく、勉強をしないとやかましく怒る場面があり、中島がカツオに遊ぶ約束を断っている場面も幾度も見受けられる。また、カツオも中島宅へ遊びに行った際に中島と共に勉強をさせられたことが幾度かある。
声 - 坂巻学(2017年7月23日 - )
カツオの親友である中島の兄。大学を浪人中で甚六とは浪人仲間である[530]。
赤ん坊のころはメロンちゃんと呼ばれていた。町であったタラオにメロンパンにそっくりと言われた。
声 - 白川澄子→冨永みーな→川崎恵理子→平井祥恵(2019年6月9日)
サザエが福岡に住んでいたときの親友。
サザエは「イカちゃん」と呼ぶ。最先端の洋装に身を包んだモダンガールとして登場し、カツオらを「姉さんの友達!?」と驚かせた。
原作では最初期の磯野家が福岡在住の時期のレギュラーキャラであったが、一家が東京に越してからはほとんど出ていない。ほとんどの出番は新聞連載だが、短編漫画でサザエとマスオのお見合いの時に食堂に居合わせ、二人を結びつける手伝いをする役割で登場し、アニメ版では件の漫画を原作にしたサザエのお見合いの場面に登場している[636]。
マスオの大学時代の友人。北海道在住。
電車が好きなタラオに青函トンネルの海底駅から電話したために「海の底のおじさん」と呼ばれている。温厚な性格で子供好き。タラオとイクラの仲人で遊園地の従業員と結婚した。
声 - 不明(1969年12月7日 - 不明)→伊井篤史→佐々木梅治(2022年6月5日)
初登場は「先生走る12月」(作品No.0030、1969年12月7日放送)。
磯野家の家屋の修繕を任されている大工。昔ながらの職人気質で、「職人の仕事は目立ってはいけない」が信条。正義感が強い。
声 - 不明(1969年12月7日[注 57] - 不明)→二又一成(不明 - 2011年10月23日)→真殿光昭[注 58](2012年4月8日 - )
棟梁の弟子。 本名は金次郎。最初は茶髪にヘッドフォン、サングラス、派手な服装といういでたちで登場。自分のことをジミーと呼んで欲しいと言ったり、休憩時の飲み物にお茶ではなくエスプレッソを要求するなど奇抜な行動をとっていた。洋食党。語尾に「ッス」を付けるのが口癖。首からiPodらしき音楽プレーヤーをかけている。その風貌や言動からは想像しがたいが、大工としての腕は確かである。小遣い稼ぎに棟梁に内緒で、ヒノキで作った犬小屋が棟梁が感心するほど見事な出来ばえだったり(後でその犬小屋に「MADE IN JIMMY」と彫られていたのが分かり、棟梁は破門を宣告した)、おでんの屋台に孤独を愛する客のために作った木の枠が釘や接着剤を使わない「木組み」で作られた(ジミーは「ロンリー」と呼んでいたが、磯野家では踏み台として使われていたため彼はショックを受けた)。棟梁がギックリ腰で入院したのを機に、頭髪を黒く染めて角刈りにし、職人らしい格好、言動、行動をするようになる。その後2011年より再登場した際は元の姿に戻っており、不定期に登場するようになった。
「第九」が歌える(棟梁は「第九」の曲を知らなかった)。
磯野家の物置の修理で物置から逃げられるよう棟梁に無断で仕掛けを作ったが、棟梁に見破られてしまい、お仕置きとして物置に閉じ込められたことがある[637]。
棟梁から破門されたり、破門されそうになると棟梁のもとを去り居所を替える。居所が棟梁に知られそうになると花沢不動産や三河屋など居所を転々とする。「波平に弟子入り」と称して、磯野家に押しかけたこともあった。結局波平など周囲の者のとりなしによって破門を解かれる。
原作でもジミーのモデルとなった若い職人が出てくる。長髪にブーツという当時の若者のファッションで、グループ・サウンズを聴きながら仕事をしていた。棟梁(大工でなく左官)は「やっとつかまえた新弟子なので、何事も大目にみている」と言った。棟梁は彼を「ジェリー」と呼んでいた[638]。それが映像化された回が、「先生走る12月」(作品No.0030、1969年12月7日放送)である[639]。
(うおとく)
声 - 沢木郁也(不明 - )、竹村拓(2021年8月22日〈代役〉)
サザエの住む街の商店街にある魚屋の主人。
(やおきよ)
声 - 高桑満(不明 - )
サザエの住む街の商店街にある八百屋の主人。
(さえぐさみえこ)
声 - 不明
女優で、波平と裏のおじいちゃんが彼女のファンである。一度、あさひが丘で映画のロケーションを行ったことがある[512]。
1998年11月1日に放送された、放送30周年スペシャル「ド〜ンと一家でハワイ旅行」の登場人物。
2003年11月9日に放送された、放送35周年記念スペシャル「磯野家北へ飛ぶ」の登場人物。
2008年11月16日に放送された、放送40周年記念スペシャル「母さんのふるさと」(作品No.6101)の登場人物。
1977年10月、レギュラー放送で「脚本家」に脚光を当てた「放送九年目特集」が3本放送された。なお3名とも担当声優は本人かどうかは不明。
『FNS27時間テレビ』(2009年・2010年は26時間テレビ)放送時の『サザエさん』に声優として登場する。一時中断[注 60]したが2008年以降毎年総合司会者(2010年・2017年は除く)が登場し、中居正広・ナインティナイン・明石家さんま・島田紳助・タモリ・SMAPなどが担当した。
演じる本人をモデルにしたキャラクターとして登場するが、役名に関しては本人そのままの場合と、そうでない場合が混在している。
登場人物によっては出演放送回のオープニングに先行登場する場合がある。
以下はモデルとなった芸能人ごとに記載。役名や設定が異なる場合も、全て声はモデルとなった本人が担当している。
磯野家の隣に伊佐坂一家が引っ越してくる前に住んでいた家族。その家の主人は出版社「ハロー社」に勤めていた。
(まぐれ あたり)
選挙候補者。その名の通りまぐれで当選したが、彼の当選が決まった直後、サザエが、御礼廻り(現在は法律上認められないが掲載当時は認められていた)の車輌を手配した。1台は普通のトラックだったのだが、2台目がなかなか手配できず、結局霊柩車を手配して御礼廻りを行った。
(ひの ようじん)
選挙候補者。選挙期間前に、「火の用心」のポスターに混ぜて自分の選挙ポスターを貼り、通りすがりの警官に注意された。
伊佐坂家の飼い犬については、ハチ公を参照。
磯野家の飼い犬。なお、マスオは犬の散歩の途中にパチンコに立ち寄っている。
(フグた ヒトデ)
演 - 桜田ひより
サザエとマスオの娘(第2子)、タラオの妹、波平とフネの孫娘(娘の娘)、カツオとワカメの姪。外見はワカメと似ていて、王冠らしき物をかぶっている。原作・アニメともに一切登場しないが、長谷川町子によって描かれたサザエさん一家の10年後という内容である漫画「サザエさん一家の未来予想図」に登場。1954年(昭和29年)に文藝春秋により出版された『漫画読本』に収録。また、「“フジテレビ開局60周年特別企画 サザエさん放送50周年記念スペシャルドラマ” 磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜」2019年(令和元年)にフジテレビジョン にて、高校生になったヒトデが登場[648]。『サザエさん一家がひとなみに年をとっていたら…』には年を取った一家とカツオとワカメの新しい家族の姿が描かれているが、この中にヒトデは存在しない。
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