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日本の女性声優 (1965-) ウィキペディアから
津村 まこと(つむら まこと、1965年〈昭和40年〉[6]7月22日[5] - )は、日本の女性声優。青二プロダクション所属[5]。北海道札幌市出身[2]。
幼い時はテレビの洋画が楽しみであり、ある日、声優を養成する専門学校があると聞いて「感じた感動を見る人に伝えられれば」と少し思い、声優を志す[2]。
1991年に江崎プロダクション付属養成所に入所し、1993年から2007年までマウスプロモーション(旧:江崎プロダクション)に所属[7]。マウスプロモーションを退所し、2007年から2008年9月までフリーとして活動。その後、2008年10月から2013年9月までディーカラー、2013年10月から2018年11月までアクセントを経て、2018年12月より青二プロダクションに所属[8]。
2003年放送の『ASTRO BOY 鉄腕アトム』以降、清水マリから『鉄腕アトム』のアトム役を受け継ぐ[9]。
2005年4月3日放送分より、フジテレビ系列のアニメ『サザエさん』にて、野村道子の後任で3代目・磯野ワカメ役を務めている[10]。
『デジモンテイマーズ』では、松田啓人役を務めている。津村は後に本作について「本当に大切で好きな作品です。みなさんに愛され続けていることがとても嬉しいです」と語っている[11]。
津村にとっては初となるシリーズ作品の主役で、オーディション合格時は「え!なんで私?」と驚きつつ、一方では「へぇ〜」と客観的に考えてたという[11]。プロデューサーの関弘美によると、松田に関しては、今までの東映アニメーション作品のキャラクター造詣とは違う熱血型でない普通の小学生のようなキャラクターを目指したといい、オーディションにて「キャラクターをパターンに当てはめて演じる声優さんが多い中でどのジャンルにも染まっていない、男の子としてナチュラルな声」だった津村が抜擢されたという[11]。
当時の津村は男の子役を演じたことが少なく感覚などを理解していなかったため、啓人を演じるまで男の子の本格的なイメージがわかなかったという[11]。共演者に関しては初対面の声優が多く緊張したが、野沢雅子がいたおかげで演じ切ることができたと後年のインタビューで明かし「野沢さんがいらっしゃったおかげで、逆に伸び伸び演じられました。どっしり構えられているので、演技では甘えることができて。とても素敵な方で、ありがたい存在です」と語っている[11]。
ストーリー展開に関しては台本を読みながら把握していき、「こう演じよう」と考えるよりかは、台本にしっかり向き合いながら演じたという。一方でその内容は難しかったといい、「大人の頭で考えると理屈っぽくなるので、純粋に子どもの頭に切り替えて考え、受け止めていた」「最後のほうは私もあまり理解できていないかも…(笑)」と語っている。
テレビアニメ『サザエさん』では、2005年4月3日放送分より野村道子の後任で3代目・磯野ワカメ役を務めている[12]。
オーディション合格時はうれしかった反面、長く親しんだ野村によるワカメの声が変わるのは自身も複雑な気持ちだったといい、初収録時の取材では「野村さんと同じ声は出せませんので、これからは自分なりのカラーでワカメちゃんを表現していこうと思います」とコメントしている。また、野村もその収録には立ち会っており「津村さんも、まずは『磯野家』に慣れて、これから頑張って欲しいですね」とエールを送った[13]。
2011年のインタビューでは「まだ夢心地でやっています。サザエさん一家に入れていただくということは全く考えてもいなかったことで、いまだに『なんでわたしがワカメちゃんやっているんだろう?』と思っています。とても不思議なんです(笑)」と語っている[14]。
2003年放送の『ASTRO BOY 鉄腕アトム』以降、清水マリから『鉄腕アトム』のアトム役を受け継ぐ[9]。その後、『GO!GO!アトム』や『PLUTO』など海外製作のものやキャラクターデザインを大幅に変えた複数の作品を除き、後続作品やCMは津村が声を担当している。
ゲーム『STREET FIGHTER III 3rd STRIKE』では、まこと役を担当。その後、10年以上の月日を経て発売された続編である『ストリートファイターIV』シリーズでも、多くのキャラクターがキャスト変更になる中で続投し演じた。プロデューサーである小野義徳のインタビューによると、「まことはボイスで苦労したキャラクターで、土佐弁の特徴あるしゃべり方ができる人が津村しかおらず、土佐弁の講師のレクチャーを受け10数年前を思い出しながら声を入れてもらった」とのこと[15]。
太字はメインキャラクター。
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