絶滅した動物一覧

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絶滅した動物一覧

絶滅した動物一覧(ぜつめつしたどうぶついちらん、List of extinct animals)は、地球上から絶滅した動物のリストである。野生個体の絶滅である「野生絶滅」も扱う。

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世界絶滅動物墓地。中国北京瀛州生態公園英語版。また、世界中で人間によって絶滅した生物の慰霊碑ライフ・ケルン英語版が建てられている。

(注意: このリストに掲載されている動物以外にも絶滅した動物は多く存在する)

絶滅した分類群(目階級以上)

要約
視点

現生種に至る側系統群とされるものは「*」で示す。

脱皮動物

節足動物

冠輪動物

軟体動物

後口動物

棘皮動物

脊索動物

その他動物

先カンブリア時代(46億~5億4,200万年前)

古生代

カンブリア紀(5億4,200万~4億8,830万年前)

オルドビス紀(4億8,830万~4億4,370万年前)・シルル紀(4億4,370万~4億1,600万年前)

デボン紀(4億1,600万~3億5,920万年前)

石炭紀(3億5,920万~2億9,900万年前)

ペルム紀(二畳紀)(2億9,900万~2億5,100万年前)

中生代

三畳紀(2億5,190万~2億130万年前)

ジュラ紀(2億130万~1億4,550万年前)

白亜紀(1億4,500万~6,600万年前)

新生代

要約
視点

第三紀(6,600万~258万年前)

所属不明

軟体動物

  • ビカリア巻貝
  • ビカリエラ巻貝
  • カガミホタテガイ(貝類/イタヤガイ類)
  • アキタニシキ(貝類/イタヤガイ類)
  • アラカワニシキ(貝類/イタヤガイ類)
  • イズラチサラガイ(貝類/イタヤガイ類)
  • イタヤガイPecten albicans 貝類/イタヤガイ類)
  • イワサキホタテ(貝類/イタヤガイ類)
  • ウゴホタテガイ(貝類/イタヤガイ類)
  • タカハシホタテ (貝類/イタヤガイ類)

節足動物

魚類

爬虫類両生類

鳥類

哺乳類

ヒト科

第四紀(258万年前~現代):17世紀前

軟体動物

  • トウキョウホタテ (貝類/イタヤガイ類)

爬虫類

鳥類

魚類

  • ディプロドセラケ(サメ)

哺乳類

人類
原人

ホモ属

旧人

ホモ属

新人

ホモ属

17世紀~現代

地域個体群の絶滅(野生絶滅を含む)

日本産

世界

再発見されたもの

要約
視点

一旦は何らかの形で絶滅が確定したと思われていたものの、その後生存が確認されたものを挙げる(絶滅確定年から再発見まで50年以上のもの)。

哺乳類

  • アリゾナジャガー - 1905年(もしくは1960年代)絶滅と推定されたが、2005年に再発見。
  • スマトラホエジカ - 1920年代絶滅と推定されたが、2008年に再発見。
  • ギルバートネズミカンガルー - 1900年代に絶滅したと思われたが、2001年に再発見。絶滅寸前と推定された。
  • バーチェルサバンナシマウマ - 1910年絶滅確定、2004年再発見。
  • バーバリライオン - 1922年絶滅確定、1996年再発見。その後、モロッコの先々代国王ムハンマド5世の私的動物園で飼育されていた個体群が存命であることが判明し、2013年現在60頭前後がモロッコのラバト動物園など世界各地で飼育されている。
  • ピグミーメガネザル - 1921年を最後に目撃情報が途絶える。2000年にスラウェシ島でネズミのわなにかかって死んでいるのが発見され、2008年にインドネシアで3匹生存が確認され発信器を付けて逃がされた。
  • アスエロチュウベイクモザル - 1990年代に絶滅したと思われたが、後に再発見。
  • ネグロスケナシフルーツコウモリ 1964年以降目撃されていないため絶滅していたと考えられていたが、2001年に再発見。

鳥類

  • オオハシヨシキリ - 1867年絶滅確定、2006年再発見。標本が一体だけであったために存在そのものを疑われていた。
  • ダイトウウグイス - 1922年絶滅確定、2008年5月に鹿児島県喜界島にて再発見。
  • タスマンアオツラカツオドリ - 19世紀前半に絶滅と推定されたが、2009年にDNAおよび骨格について調査したところ実際にはアオツラカツオドリと全く同一の種であることが判明し、これまでの「近縁種」という説を覆した。
  • ハジロシャクケイ - ペルー固有種。1876年に発見後、1977年まで発見例がなかったため絶滅したと考えられていた。その後に複数の地域で発見例があるものの多くの地域でペアはいないと考えられている。分布域の一部を保護区に指定したり、飼育下の個体を繁殖させ再導入する試みが進められている。再発見時における生息数は少なくとも54-68羽、多くても数百羽、1980年代後半における生息数は200羽未満と推定されている。
  • バミューダミズナギドリ - 1631年に絶滅と推定されたが、1931年に灯台に衝突した個体が回収され、DNA鑑定によりバミューダミズナギドリであることがわかった。絶滅したと推定されていた期間はおよそ300年にも渡った。
  • ヒメフクロウインコ - 1921年以降、発見例がなかったため絶滅と推定されたが、1979年に再発見された。そして、2013年にはこの種では初めてとなる写真と映像での記録が残された。

爬虫類

両生類

  • エレガントトロピカルフロッグ(英名:Elegant tropical frog、学名:Micrixalus elegans)‐最後の目撃は1937年でそれ以降、途絶えていたため、絶滅したと考えられていた[136]。2011年に、インドで再発見[136]
  • パレスチナイロワケガエル - 1955年以降絶滅したと考えられていたが、2011年、絶滅両生類10種を世界規模で探索するプロジェクトが再発見した。国際自然保護連合IUCN)のレッドリスト2012年版では、絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に分類された。

魚類

軟体動物

  • ヒョウタンハダカカメガイ (Thliptodon akatukai) - クリオネと同じ裸殻翼足類で1950年に一度論文に発表されスケッチが残されたのみの種。発見以降標本も採取されなかったために命名もされておらず2009年の再発見時に名前が付いた。

節足動物

脚注

関連項目

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