ドエディクルス

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ドエディクルス

ドエディクルスDoedicurus、'乳棒の尾'の意)は、新生代第四紀更新世に生存していたグリプトドン亜科[1]の1属。

概要 ドエディクルス, 地質時代 ...
ドエディクルス
生息年代: 新生代第四紀更新世, 2–0.011 Ma
ドエディクルスの復元図
地質時代
新生代第四紀更新世
(約2百万~1万1,000年前)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 被甲目 Cingulata
: Chlamyphoridae科 Chlamyphoridae
亜科 : グリプトドン亜科 Glyptodontinae
: ドエディクルス属 Doedicurus
学名
Doedicurus clavicaudatus
Burmeister, 1874
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概要

Thumb
2匹の現在アルマジロの剥製と一緒に展示されるドエディクルスの全身骨格
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ドエディクルスの骨皮化石

更新世後期に生息し、グリプトドン科では最大級の動物。体長は最大で4mにも至る。尾は棒状で、先端には棘状の突起が複数存在した。また、背甲の後部にこぶがあるのも特徴である。

Thumb
尾の先端

グリプトドンに比べて長い尾の先端には、中世の武器であるモーニングスターを思わせるトゲ付きの骨塊を持つ。捕食者に対してはこれを使って積極的な防衛手段をとっていたと考えられている。

脚注

関連項目

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