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日本の女優、歌手 (1945-) ウィキペディアから
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。 |
『映画情報』1965年2月号(国際情報社)より | |||||||||||||||
本名 | 岡田 小百合(旧姓:吉永) | ||||||||||||||
生年月日 | 1945年3月13日(79歳) | ||||||||||||||
出身地 | 日本・東京都渋谷区 | ||||||||||||||
職業 | |||||||||||||||
ジャンル | |||||||||||||||
活動期間 | 1957年 - | ||||||||||||||
配偶者 |
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事務所 | 吉永小百合連絡事務所 | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
映画 | |||||||||||||||
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1960年代を代表する人気映画女優。10年間で、70本以上の映画に出演。吉田正(作曲家)の門下生として、数多くのレコードを世に送り出している。夫はフジテレビディレクター、共同テレビ社長、会長、取締役相談役を歴任した岡田太郎。ファンは「サユリスト」と呼称される[2]。
1957年(昭和32年)、渋谷区立西原小学校6年生の時、ラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビュー。同年4月、渋谷区立代々木中学校に入学。同年10月、ラジオ東京制作のテレビドラマ『赤胴鈴之助』でテレビデビュー。1959年(昭和34年)に松竹映画『朝を呼ぶ口笛』で映画デビュー。
1960年(昭和35年)3月、渋谷区立代々木中学校卒業。同年4月、東京都立駒場高等学校全日制普通科入学。同時に日活撮影所に入社。駒場高校では一週間のみ卓球部に所属し、素振りしかやらせてもらえない環境に耐えられず放送研究会(偶然にも副部長が一学年先輩の加藤登紀子だった)に転部[3]。1961年(昭和36年)1月、精華学園女子高等学校(現・東海大学付属市原望洋高等学校)に転入学。
1962年(昭和37年)4月8日、『キューポラのある街』が公開。第13回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞する。同年4月20日、主演映画『赤い蕾と白い花』の主題歌「寒い朝」をシングルとしてビクターからリリースし、レコードデビュー。50万枚以上[4]のヒットを記録した。同年9月に発表した橋幸夫とのデュエット「いつでも夢を」も300万枚の大ヒットとなった。
「日活の看板女優」として、浜田光夫と1960年代の日本映画界に一大旋風を巻き起こす。男性アクション映画路線を主軸としていた当時の日活にとって、吉永・浜田コンビの純愛&青春映画路線は、新たな日活映画ファンの獲得と支持を集めた。また、ブロマイドがあまりの売れ行きに店頭から姿を消すなどの現象も起き、松原智恵子と和泉雅子の3人で「日活三人娘」と呼ばれた。また、浅丘ルリ子、芦川いづみ、中原早苗らと合わせて「日活パールライン」とも呼ばれた。
俳優業多忙のため精華学園女子高校は中退していたが、1965年(昭和40年)には、大学入学資格検定に全科目合格は出来ていなかったものの早稲田大学より高卒同等以上の学力があると認められ、早稲田大学第二文学部西洋史学専修に入学。
1967年(昭和42年)10月、株式会社吉永事務所を設立。
1969年(昭和44年)、早稲田大学を次席で卒業。同年、年2本以上の日活作品に出演する代わりに他社の作品や自主制作映画は日活側の諒解を得れば自由に出演が出来る条件で日活と契約更新する[5]。しかし当時はヤクザ映画が全盛で、吉永向けの純愛・青春系の作品を制作するのは既に困難であった[6]。1969年に吉永事務所により『あゝ野麦峠』の映画化が計画され、内田吐夢監督、吉永主演(政井みね役)自主制作するも実現しなかった[7]。野麦峠に何回か訪れていた吉永は現地に「政井みねの碑」を寄贈している[7]。なお、『あゝ野麦峠』は10年後の1979年)に山本薩夫監督、大竹しのぶ主演で映画化された[7]。
1973年(昭和48年)8月3日、当時フジテレビのディレクターだった岡田太郎と結婚。挙式は岡田の会社の同僚であった千秋与四夫の高輪の自宅で行われた。出席者は新郎新婦の他、立会人兼仲人として挙式の場所を提供した千秋とその妻で歌手の畠山みどり、吉永側の介添人として女優の奈良岡朋子の5人のみ。同日午後から京王プラザホテルで披露宴を執り行われた。挙式の際、吉永の両親は欠席し、確執が噂された。
1988年(昭和63年)映画『つる -鶴-』に主演し、映画出演は通算100作品となる。
1990年代以降の女優活動は映画のみであるが、CM出演・ラジオパーソナリティ、原爆詩の朗読などの平和への訴えや反原発について意見を述べるなどの活動を続けている。
# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
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1 | 1962年 4月20日 | A面 | 寒い朝[注 7] | 佐伯孝夫 | 吉田正 | VS-681 | |
B面 | 人の知らない花 | ||||||
2 | 1962年 7月 | A面 | 草を刈る娘 | VS-727 | |||
B面 | サンタ・マリアの鐘 | ||||||
3 | 1962年 9月 | A面 | いつでも夢を[注 8] | VS-807 | |||
B面 | あすの花嫁 | ||||||
4 | 1962年 12月 | A面 | かわいい花の物語 | VS-866 | |||
B面 | 雨とお嬢さん | ||||||
5 | 1963年 1月 | A面 | 虹子の夢[注 7] | VS-890 | |||
B面 | 泥だらけの純情 | ||||||
6 | 1963年 2月 | A面 [注 9] | 雪坊主 | 佐竹まさを | VS-928 | ||
7 | 1963年 3月 | A面 | 雨の中に消えて | 佐伯孝夫 | VS-955 | ||
B面 | 太陽はいつも | ||||||
8 | A面 [注 10] | フラワー・ニッポン | VS-977 | ||||
9 | 1963年 4月 | A面 [注 11] | 若い東京の屋根の下[注 8] | VS-991 | |||
10 | 1963年 5月 | A面 | 伊豆の踊子 | VS-995 | |||
B面 | 花だより | ||||||
11 | 1963年 8月 | A面 | 嫁ぐ日まで | VS-1068 | |||
B面 | 天に向って | ||||||
12 | 1963年 9月 | B面 [注 12] | 君よ夕陽は沈んでも | VS-1106 | |||
13 | 1963年 10月 | A面 | 波浮の港 | 野口雨情 | 中山晋平 | 吉田正 | VS-1130 |
B面 | 美しい暦 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | ||||
14 | A面 | きよしこのよる | 由木康 | F.Gruber | 寺岡真三 | PV-53 | |
B面 | ジングルベル[注 13] | 井田誠一 | J.Pierpont | ||||
15 | 1963年 11月 | A面 | 若い歌声[注 8] | 佐伯孝夫 | 吉田正 | VS-1146 | |
B面 | 花は呼んでいる | ||||||
16 | 1964年 1月 | A面 | 光る海 | VS-1181 | |||
B面 | こんにちわ二十才 | 寺岡真三 | |||||
17 | 1964年 2月 | A面 | フレッシュ東京 | 吉田正 | VS-1183 | ||
B面 | ことしの春 | ||||||
18 | 1964年 3月 | A面 | みどりの河[注 14] | SV-15 | |||
B面 | 乙女のタンゴ | ||||||
19 | 1964年 4月 | A面 | そこは青い空だった[注 8] | SV-36 | |||
B面 | 空色のワルツ | ||||||
20 | 1964年 5月 | A面 [注 15] | この夕空の下に | 室山多香史 | SV-52 | ||
21 | 1964年 7月 | A面 | 風と樹と空と | 佐伯孝夫 | SV-74 | ||
B面 | いつかあなたに | ||||||
22 | 1964年 10月 | A面 | 愛と死のテーマ | SV-123 | |||
B面 | 乙女の旅愁 | ||||||
23 | A面 [注 16] | 若い二人の心斎橋 | SV-138 | ||||
24 | 1964年 11月 | A面 | 瀬戸のうず潮 | SV-141 | |||
B面 | うどんの唄[注 17] | ||||||
25 | 1965年 3月 | A面 | 愛のしあわせ[注 8] | SV-202 | |||
B面 | 若草物語 | ||||||
26 | 1965年 4月 | A面 [注 18] | 明日は咲こう花咲こう[注 19] | 西沢爽 | SV-231 | ||
27 | 1965年 5月 | A面 | 未成年[注 17] | 佐伯孝夫 | SV-233 | ||
B面 | キューポラのある街 | ||||||
28 | 1965年 6月 | A面 | 小百合おけさ | SV-251 | |||
B面 | 恋のおけさ笠 | ||||||
29 | 1965年 7月 | A面 | 娘たちのこよみ | SV-269 | |||
B面 | 赤いりんご | ||||||
30 | 1965年 9月 | A面 | 天満橋から[注 20] | 大野正雄 | SV-289 | ||
B面 | 奈良の春日野 | ||||||
31 | 1966年 1月 | A面 | 小百合の花詩集 | 藤田鶴之丞 | 吉田正 | SV-351 | |
B面 | 春の乙女 | 佐伯孝夫 | |||||
32 | 1966年 4月 | A面 | 夢みる港[注 8] | SV-384 | |||
B面 | あの娘は街へ[注 8] | ||||||
33 | 1966年 5月 | A面 | ねむの木の子守歌 | 皇太子妃美智子 | 山本正美 | 山本直純 | SV-401 |
B面 | (器楽曲) | - | |||||
34 | 1966年 6月 | A面 | 哀愁のアムステルダム | 佐伯孝夫 | 吉田正 | J.Bulterman | SV-429 |
B面 | 風車のある街 | ||||||
35 | 1966年 9月 | A面 | 幸せが私を見つけた | 岩谷時子 | 中村八大 | SV-458 | |
B面 | 花と愛と | 永六輔 | |||||
36 | 1966年 10月 | A面 [注 21] | 勇気あるもの[注 22] | 佐伯孝夫 | 吉田正 | SV-483 | |
37 | 1967年 2月 | A面 | わたしは毬藻 | 万里村ゆき子 | 大野正雄 | SV-524 | |
B面 | 想い出よさようなら | 岡城伸幸 | 大野正雄 | 近藤進 | |||
38 | 1967年 3月 | A面 | 世界の国からこんにちは | 島田陽子 | 中村八大 | 寺岡真三 | SV-533 |
B面 | みどりの広場 | 佐伯孝夫 | 中村八大 | ||||
39 | A面 | 街のハト | ヘンリー | 近藤進 | SV-539 | ||
B面 | みんなで行こう | 岩谷時子 | ヘンリー | ||||
40 | 1967年 5月 | A面 | 愛の世界[注 22] | 佐伯孝夫 | 吉田正 | SV-562 | |
B面 | 恋人たち[注 22] | ||||||
41 | 1967年 6月 | B面 [注 23] | 思い出のレコード[注 24] | SV-571 | |||
42 | 1967年 7月 | A面 | ひとりの時も[注 25] | 荒木一郎 | 服部克久 | SV-587 | |
B面 | こんなに愛してるのに | ||||||
43 | 1967年 9月 | A面 | 恋の歓び | 佐伯孝夫 | 鈴木邦彦 | SV-615 | |
B面 | オレンジの木の下で | ||||||
44 | 1967年 11月 | A面 | 娘たちはいま | 岩谷時子 | 吉田正 | SV-647 | |
B面 | 風の中を行く | なかにし礼 | |||||
45 | 1968年 2月 | A面 | 夕陽のマリア | 佐伯孝夫 | 大野正雄 | SV-666 | |
B面 | 星空の思い出 | ||||||
46 | 1968年 4月 | A面 | 鏡の中の私 | なかにし礼 | 鈴木邦彦 | 川口真 | SV-694 |
B面 | わたしの歩く道 | 鈴木邦彦 | |||||
47 | 1968年 6月 | A面 | 坂道のクラブ | 橋本淳 | すぎやまこういち | SV-709 | |
B面 | 真夜中のあなた | ||||||
48 | 1968年 10月 | A面 | 風の中の青春 | なかにし礼 | 吉田正 | SV-755 | |
B面 | 恋のサンタモニカ | 山口五十鈴 | |||||
49 | 1968年 12月 | A面 | マロンの恋 | 橋本淳 | 筒美京平 | SV-777 | |
B面 | 雪の中のジュリエット | ||||||
50 | 1969年 4月 | A面 | 愛ある限り | なかにし礼 | 浜口庫之助 | 森岡賢一郎 | SV-1044 |
B面 | 遠くへ行こう | ||||||
51 | 1969年 8月 | A面 | もうすぐ陽がのぼる | 北山修 | はしだのりひこ | 寺岡真三 | SV-869 |
B面 | 銀色のトランペット | ||||||
52 | 1969年 11月 | A面 | 野麦峠 | 曽我部博士 | 川口真 | SV-1061 | |
B面 | 飛騨地方の子守唄 | 日本民謡 | |||||
53 | 1970年 4月 | A面 | 人生の夜明け | 橋本淳 | 吉田正 | SV-2015 | |
B面 | だから今日だけ | ||||||
54 | 1970年 7月 | A面 | 岩谷時子 | いずみたく | 渋谷毅 | SV-1079 | |
B面 | さようなら青春 | 藤田敏雄 | 大柿隆 | ||||
55 | 1970年 11月 | A面 | 小さな命 | 荒木一郎 | 小杉仁三 | SV-2094 | |
B面 | 自然に帰ろう | 摩滅美一族 はしだのりひこ | はしだのりひこ | 寺岡真三 | |||
56 | 1971年 7月 | A面 | 遠い空の彼方に[注 26] | 西岡たかし | SV-2182 | ||
B面 | 小鳥は自由に飛ぶものです[注 26] | ||||||
57 | 1972年 2月 | A面 | 首ふり赤ベコ | 清水みのる | 飯田信夫 | SV-2235 | |
B面 | 小萩人形 | 利根一郎 | 船木謙一 | ||||
58 | 1984年 11月21日 | A面 | 夢千代日記 | 早坂暁 | 吉田正 | SV-7439 | |
B面 | 夢の中から | ||||||
59 | 1995年 11月22日 | 01 | しあわせは少し遠くに | 荒木とよひさ | 吉田正 | 萩田光雄 | VIDL-11009 |
02 | あしたが見える丘 | ||||||
ビクターレコード
年 | 楽曲 | タイアップ |
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1962年 | 寒い朝 | 映画「赤い蕾と白い花」主題歌 |
草を刈る娘 | 映画「草を刈る娘」主題歌 | |
いつでも夢を | 映画「いつでも夢を」主題歌 | |
あすの花嫁 | 映画「あすの花嫁」主題歌 | |
1963年 | 雨の中に消えて | 映画「雨の中に消えて」主題歌 |
伊豆の踊子 | 映画「伊豆の踊子」主題歌 | |
嫁ぐ日まで | フジテレビ系ドラマ「嫁ぐ日まで」主題歌 | |
波浮の港 | 映画「波浮の港」主題歌 | |
美しい暦 | 映画「美しい暦」主題歌 | |
若い歌声 | TBS系ドラマ「いつでも歌を」主題歌 | |
1964年 | 光る海 | 映画「光る海」主題歌 |
こんにちわ二十才 | 映画「こんにちわ20才」主題歌 | |
風と樹と空と | 映画「風と樹と空と」主題歌 | |
愛と死のテーマ | 映画「愛と死をみつめて」主題歌 | |
瀬戸のうず潮 | 映画「うず潮」挿入歌 | |
うどんの唄 | ||
1965年 | 若草物語 | 映画「若草物語」主題歌 |
明日は咲こう花咲こう | 映画「明日は咲こう花咲こう」主題歌 | |
未成年 | 映画「未成年 続・キューポラのある街」主題歌 | |
1966年 | 春の乙女 | 映画「四つの恋の物語」主題歌 |
哀愁のアムステルダム | 映画「風車のある街」主題歌 | |
風車のある街 | ||
勇気あるもの | 映画「青春の海」主題歌 | |
1967年 | みんなで行こう | 映画「恋のハイウェイ」主題歌 |
恋人たち | 映画「花の恋人たち」主題歌 | |
ひとりの時も | 映画「協奏曲」主題歌 | |
娘たちはいま | TBS系ドラマ「娘たちはいま」主題歌 | |
1968年 | 鏡の中の私 | 映画「青春の風」主題歌 |
1984年 | 夢さぐり-天国の駅 | 映画「天国の駅 HEAVEN STATION」主題歌 |
1986年 | キャバレーフラミンゴ | 映画「玄海つれづれ節」主題歌 |
1995年 | しあわせは少し遠くに | 三井ホーム・CMソング |
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