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日本の女性囲碁棋士(1951−2019) ウィキペディアから
小川 誠子(おがわ ともこ、1951年4月1日[1] - 2019年11月15日)は、日本の囲碁棋士。日本棋院所属。木谷實九段門下。夫は俳優の山本圭。
福井県福井市生まれ[1]、愛知県名古屋市育ち[2]。精華学園高等学校卒業[1]。
6歳で碁を覚え、小学4年の頃から酒井利雄八段の紹介で日本棋院中部総本部に通う。14歳時に全日本女流アマチュア囲碁選手権大会で優勝。「おかっぱ本因坊」と話題になり、これを機会に1966年1月に木谷實の内弟子となり18歳でプロ棋士になった[3][1]。
1970年入段[1]、71年二段、74年三段、75年四段、92年五段、95年六段。2008年、杉内寿子に次ぐ女流2人目の500勝達成。
1977年、指導碁を通じて知り合った俳優の山本圭と結婚[1]。1986年、長女を出産後に女流本因坊を獲得して話題になった[2]。1984年から出産休暇1年をはさんで10年間、NHK杯テレビ囲碁トーナメントの聞き手を担当[3]。
40代からは囲碁の普及活動に力を入れ[3]、2010年に棋士会会長となり(2年間)、同年9月19日「心の唄 10」(木谷実九段の三男・木谷正道が主催するコンサート)「やさしい囲碁入門講座」開催[4]。2012年から2014年には日本棋院の理事を務めた[5]。
スポーツ報知では90年8月25日付から詰め碁連載を29年間務め、2011年から青葉かおりの後を引き継ぐ形で、週刊新潮でコラムを連載していた。
2014年に大腸がんを発症し翌年再発。2019年11月15日、病気のため急死[6][7]。68歳没。七段追贈。
吉永小百合とは公私ともに交流が深く「千年の恋 ひかる源氏物語」では囲碁シーンを指導。吉永は小川の急逝に絶句したという[2]。
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