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Eo光テレビ
光放送のサービス ウィキペディアから
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eo光テレビ(イオひかりテレビ)は、関西電力グループのオプテージが提供している光放送(光ケーブルテレビ)のサービス名称である。
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eo光チャンネル[1]のチャンネルボタンは11ch(福井のみ12ch)で、111ch(121ch)では、自社制作番組や、他社提供番組など、いろいろな番組を放送し、112ch(122ch)では、ショップチャンネル(毎日、5:00 - 2:00)、他社有料チャンネル、オプションチャンネル、eo光の番宣、ACジャパンなどの広告やCMなどを放送している(毎日、2:00 - 5:00)。
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概要
法的にはオプテージ(旧:ケイ・オプティコム)が提供する電気通信役務(主に光ファイバー設備)を、ケイ・キャット(「K-CAT」。関西電力や京阪電鉄の系列。法人格は2012年10月1日付けでケイ・オプティコムに吸収合併・統合されたため消滅し、事実上ケイ・オプティコムが直営化。)と近鉄ケーブルネットワーク(「KCN」。近鉄の子会社)が利用して行う有線役務利用放送であり、有線テレビジョン放送(いわゆる「ケーブルテレビ」)とは位置付けが異なる。
eo光テレビは棟外網構成において光ファイバーのみを使用しており、多くのケーブルテレビで採用されている同軸ケーブルは使用していないが、有線役務利用放送で認められている2つの送信方式のうち「IPマルチキャスト方式」では無く、ケーブルテレビと同等の「標準テレビジョン方式」を採用している。その為、一般的なケーブルテレビと同じサービスを行っているものと考えて差し支えない。
地域によって役務利用を担当する企業が異なっており、厳密には直営の「eo光テレビ」(2012年9月30日まではケイ・キャットとの提携による「K-CAT eo光テレビ」(ケイ・キャット イオひかりテレビ))と近鉄ケーブルネットワークと提携した「KCN eo光テレビ」(ケイシーエヌ イオひかりテレビ)の2つがあるが、テレビCMでは特に区別していない。それぞれのサービスエリアは後述する。
eo光テレビはケーブルテレビ局が存在しない地域への多チャンネル放送の提供を口実にサービスを開始したが、なし崩し的に近畿地方のほぼ全域に進出していき、先に開局していたケーブルテレビ局と競合を巻き起こしている。
特に2008年10月以後、これまで「KCN eo光テレビ」だけが提供されていた奈良県と四條畷市田原地区においても「ケイ・キャット」(法人としては当時)提供のサービスが開始されたことによって、HFCで競合する2つの会社がFTTHでは同じブランドでしのぎを削る形になってしまった。一方、兵庫県と福井県では一部の公営のケーブルテレビ局について、自主放送制作を除く大半のサービスをeo光テレビに移行させたケースがある[注 1]。
なおこのFTTH回線のケーブルテレビは、他地区においてはジュピターテレコム(J:COM光。東海、四国、九州一部以外)やコミュファ光テレビ(東海地方)、Pikara光てれび(四国地方)、BBIQ光テレビ(九州地方の一部)でも提供している。特に関西では長年eo光とのすみ分けでJ:COM光のサービスは提供していなかったが、2020年にJ:COM光の関西地区(大阪府・兵庫県一部から)での提供[2]が開始されたことで、光インターネット回線を使ったケーブルテレビでの競合が発生したことにもなる。
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沿革
- 2003年(平成15年)11月21日 - 「K-CAT eo T.V.」(ケイ・キャット イオ ティーヴィー)を開始。当初の対象は大阪府寝屋川市と交野市で、ケイ・キャットが先に実施していたHFC方式での配信を行っている枚方市・八幡市・京阪東ローズタウンでは提供していなかった。その後、奈良県を除く近畿地方のほぼ全域に順次拡大した。
- 2005年(平成17年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2012年(平成24年)10月1日 - ケイ・キャットとケイ・オプティコムの合併(存続会社は後者)により「K-CAT eo光テレビ」が「eo光テレビ」に名称統一される[3][4](KCN eo光テレビも従来どおり継続する。またケイ・キャットの従来型HFCサービスについても「K-CATサービス」の名称で、引き続き利用できるが、会社の合併に伴い新規募集は2012年9月30日受付分を以て完全締め切りとなった)
- 2015年(平成27年) - この年、兵庫県加東市のケーブルテレビ局「加東ケーブルビジョン」および養父市の「養父市ケーブルテレビジョン」に、eo光テレビのサービスを導入。
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 4月 - 兵庫県南あわじ市のケーブルテレビ局「ケーブルネットワーク淡路」に、eo光テレビのサービスを導入。
- 10月 - 福井県大飯郡高浜町のケーブルテレビ局「高浜町ケーブルテレビ」に、eo光テレビのサービスを導入。
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サービスエリア
要約
視点
前述の通り、一部の地域では「eo光テレビ」の開始前からケイ・キャットがサービスを行っており、該当する地域には「※」を付した。なお2012年10月1日でケイ・キャットはケイ・オプティコムへの合併で法人格が消滅し、サービス名称を「eo光テレビ」に統一したが、便宜上旧ケイ・キャットが提供する地域については「K-CAT eo光テレビ」として説明する。
「K-CAT」の対象地域
※印の付いている自治体については2016年3月のサービス廃止までの間、HFC(同軸ケーブル線)のケーブルテレビサービスを併用していたが、HFCからFTTHへの移行、またその逆のパターンである場合も移行する場合は一旦現在利用しているサービスを解約・撤去した上で新たな設置工事をする必要があった。ただし、登記上法人統合された2012年10月1日以後はFTTHからHFCへの切り替え・新規申し込みはできなかった(HFCからFTTHに切り替える場合は可。)。
「K-CAT」および「KCN」双方の対象地域
前述の通り「KCN」のサービスエリアでは2008年8月1日から「K-CAT」との提携を開始したが、従来通り「KCN」のサービスも継続している。ただし「KCN」から「K-CAT」へ契約を変更する場合は、回線の撤去作業等が必要となる。
配信している放送局
要約
視点
地上波とBSデジタル放送はパススルー方式で配信されている。ただし地上デジタル放送とBSデジタル放送を視聴するにはチューナーを内蔵したテレビを用意するか、BS・CSデジタル放送の場合はSTBをレンタルする必要もある。また、アナログ放送についてはUHFのチャンネルはVHFに変換されている。
2011年7月24日 12:00 - 2015年3月1日はデジアナ変換による放送が行われていた。
独立局については、原則として各放送対象地域の府県内のみで配信されている(ただし、例外となる地域もある。)。
福井県大飯郡高浜町における再送信局は、高浜町ケーブルテレビを参照。
地上波系列別再送信局
アナログ放送
地上デジタル放送
BS・CSデジタル放送
「K-CAT」でのチャンネルのみを掲載する。「KCN」については近鉄ケーブルネットワークを参照のこと。
「スマートプレミアム」(84チャンネル 地上波・BSの標準(無料)視聴19チャンネルを含む。以下同)・「スマートベーシック」(50チャンネル)・「地デジ・BS・スター・チャンネルコース」(21チャンネル)・「地デジ・BSコース」(19チャンネル)などの4つのコースがあり、CS放送では先頭に挙げたコースほど、視聴できるチャンネルの数が多くなる[注 21]。
- チャンネル番号
- チャンネル名
- ★はオプションチャンネル
- チャンネル名(太字)はハイビジョンチャンネル。
- ハイビジョン画質(HD)サービスで提供されるチャンネルのうち、標準画質(SD)サービスとの並行配信をしたチャンネルは2012年5月31日までに全てHDに統一移行したため、現在SDサービスを行っていないチャンネルについてはその番号を斜体で表示した。なおSD画質で提供されるチャンネルは4:3画角で提供されており、16:9のワイドテレビで視聴する場合は両サイドが隠れた額縁放送(さらにレターボックス16:9、または同14:9である場合は超額縁放送)の状態となる。
- ハイビジョンのベーシックパックチャンネルで提供している局のうち、フジテレビONE、フジテレビTWO、テレ朝チャンネル(現・テレ朝チャンネル1)、釣りビジョンは、標準画質放送ではオプション扱いとなっていた。
- また、2011年10月1日から新規BS放送として開局したJ SPORTS 1・2、アニマックス、グリーンチャンネル(BS)、ならびにBSスカパー!、および2012年3月1日に新規開局したJ SPORTS 3・4、日本映画専門チャンネル、ディズニー・チャンネル、WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽、BS釣りビジョンについては当面BSでの配信は行わない。
- このうちBSスカパー!は配信提供自体行ってない。
- 他のチャンネルはCSを使った受信で視聴できることになっている。
- 同じく2011年10月1日から新規開局したFOX bs238(現:FOXスポーツ&エンターテイメント)については、当初1年間はBSでの配信とはなっていたものの、BSパススルー配信の対象とはなっておらず、セットトップボックスの受信のみに対応していた。諸般の都合により有料放送となる2012年10月1日以後のBS配信は見送りとなったが、2013年2月23日からスカパー!プレミアムサービス(CS124・128度放送)での配信開始を受けて、BS打ち切りから半年後の2013年4月1日よりCS810chで配信を再開することになった(これにはオリックス・バファローズ、千葉ロッテマリーンズ、福岡ソフトバンクホークスの主管試合放映権が2013年シーズンよりFOX SPORTS ジャパンに移行したことも影響している。このうちソフトバンク以外は2015年以後別チャンネルへ移動している。)。
- 放送大学BSについては、当初はCS再配信を利用していたが、2012年3月17日の放送からはBS231ch(テレビ)・BS531ch(ラジオ)での放送を開始した。なお3月31日まではCSとの併用放送で、翌4月1日からはCS配信を廃止しBSのみとなる。こちらもBSパススルーの対象ではないため、セットトップボックスの受信のみの対応である。
- またDlife(BS258ch)も同日より配信を開始した(こちらはパススルー対応である)。
- 2012年10月4日より、さらに一部チャンネルの配信ch番号がハイビジョン化に伴い変更される。[7]
- TBSチャンネルについても、2012年10月から2チャンネル体制(旧来のTBSチャンネルが「TBSチャンネル1」となり、新規に「TBSチャンネル2」がスカパー!で開局)に移行してからも、「TBSチャンネル1」のみの配信が続いていたが、2014年4月1日からスカパー!プレミアムサービスでのハイビジョン配信開始に伴い、「TBSch2」もeo光テレビで配信が開始される。これも横浜DeNAベイスターズの放映権が2014年から従来のTBSニュースバードからTBSch2に移行したことも挙げられる[注 22]。
- 2021年1月31日にFOXムービー、ナショジオ ワイルドHD、ディズニーXDの閉局に伴い放送終了することを受けて、同年2月1日より新規チャンネルとしてチャンネル銀河・寄席チャンネルが追加され、東映チャンネル・シネフィルWOWOW・ディズニージュニアがこれまで未配信だった既存のコースに追加された[9]。
- 2016年7月1日よりベーシックコースを「スマートプレミアム」「スマートベーシック」にリニューアルし、新たにビデオオンデマンド、スマートフォン(対応するセットトップボックスやアプリ必要)で見逃し配信が可能な「eoオンデマンド」のサービスも開始し、左記サービスの利用者はそれらを利用できるようになった[10]。
- ベーシックパック
- P:スマートプレミアム(チャンネル識別カラー=ピンク)
- B:スマートベーシック(スカイブルー)
- S:地デジ・BS・スター・チャンネルコース(BSパススルー、一部を除いてeo光テレビチューナー不要)(ブラック)
- T:地デジ・BSコース(BSパススルー、一部を除いてeo光テレビチューナー不要)(グレー 旧称・ライト)
- (参考)加入申込受付が終了したコースでも、解約、またはコース変更など、特別な申し入れがない限りは従来通りこれらのコースの視聴契約が可能(但し新コースへの申し込みを行った段階で、下記旧コースへの移行は不可)となっており、セットトップボックスのチューナーにもその識別カラーが掲載されている。下表では現在受付を実施している「スマートプレミアム」「スマートベーシック」のコースに限り視聴できるチャンネルを表記しているが、受付終了となったコースで視聴できるチャンネルについては[11]。
- 2009年5月17日を以て受付終了となったコース
- スタンダードパック(レッド、70チャンネル)
- バリューパック(青、56チャンネル)
- 2016年6月30日を以て受付終了となったコース
- プレミアムHD(ゴールド、78チャンネル)
- ベーシックHD(シルバー、61チャンネル)
現在
過去
ここではチャンネルそのものが廃局となったか、スカパー!や他のケーブルテレビ媒体では引き続き放送されていても、新規提供を開始するチャンネルの配信開始に伴う周波数領域の都合での配信終了、あるいは配信チャンネルがCSからBS、またはその逆のBSからCSに変更となったチャンネルを対象とする。
FMラジオ
2007年7月よりサービス開始。受信に際してはFMラジオの外部アンテナ入力端子にアンテナ線を接続する必要がある。
AM放送はFM補完放送を含めNHK、民放とも再送信されていない(福井県高浜町を除く)。
現在
- 近畿地方
- 福井県大飯郡高浜町
過去
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その他の特記事項
- 一般的なHFC(同軸ケーブル)ではなくFTTH(光ファイバー)を使用している為、配信しているチャンネルが一部異なる。特にNHKのBSアナログ放送はFTTHに対応しておらず、デジタル用のSTBやチューナーを搭載したテレビがなければ視聴できなかった[15]。
- 前述した通り、「K-CAT」では2009年5月18日よりBSデジタル放送のパススルー配信を開始した。
- 2007年9月24日 10:30頃より、マスプロ電工製のSTB(DST-22)を使用している「K-CAT」のサービスエリア内の世帯(約15000台)でアナログ放送以外が全く視聴できなくなるという障害が発生した。該当する世帯ではパナソニック製のSTB(TZ-DCH800)に順次交換し、2008年1月30日には交換が完了した。
- 従来の標準画質放送のサービスについて新規申し込みは2009年5月17日をもって終了となったが、それまでに申し込んだものは従来の標準画質サービス(バリューパック、スタンダードパック、ライト、オプション)の番組を引き続き視聴できる他、そのサービス間での契約変更・追加も可能となっている。ただしハイビジョンサービスに移行した場合は標準画質サービスへの転換・視聴はできない。
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eo光テレビの番組
要約
視点
自社制作番組
現在放送中の自社制作番組
過去放送していた自社制作番組
- 情報・ニュースとりどり「ゲツ→キン」
- たむらけんじのぶっちゃ〜けBar
- sumica アイデアでつくる、自分らしい家
- 安田大サーカス団長安田のバズるスポーツ!
- フォルツァ! 吹奏楽部
- sumica ルンルンDIYルーム ~築40年のお部屋リフォーム~
- 大阪・関西万博を盛り上げるOSAKA推みやげ
- さかなのおにいさん かわちゃんの水中調査隊
- 大阪高等学校総合体育大会 バスケットボール大会
- ルーブメイト・ラボ
- 負けない法則 ~タフな企業ヒストリー~
- #コラボラボ
- 舞妓はんの京まち浪慢
- 暮らしハウツー そなえて楽しい!まな防災
- 青木愛の大人カワイイもん
- 安全・安心落語
- レビューOSK
- こども番組 ハグハグギュッ
- 大学のぞきみTV キャンパスライフ!
- 1000円酒場
- eo光チャンネル 関西ご当地体操
- 大阪マラソン
- ビタペディア
他社提供・製作番組
現在放送中の他社提供・製作番組
過去放送していた他社提供・製作番組
アニメ
アジアドラマ
- 副寿草
映画
- 燃えろデブゴン TOKYO MISSION(ザ・シネマ 2023年8月27日放送)
- 私を忘れないで(ザ・シネマ 2023年9月24日)
特別番組
通信販売番組
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脚注
関連項目
外部リンク
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