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カートゥーン ネットワーク

ターナー・ブロードキャスティング・システム傘下のアニメ専門チャンネル ウィキペディアから

カートゥーン ネットワーク
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カートゥーン ネットワーク(CARTOON NETWORK)は、アメリカを本拠地に世界展開を行っているワーナー・ブラザース・ディスカバリー・グローバル・リニア・ネットワークス英語版傘下のアニメ専門チャンネルである。カートゥーン ネットワーク・スタジオで制作されたカートゥーン ネットワーク オリジナルアニメも放送している。

概要 カートゥーン ネットワーク 海外アニメ国内アニメCARTOON NETWORKカートゥーン ネットワークHD 海外アニメ国内アニメ CARTOON NETWORK HD, 基本情報 ...
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概要

要約
視点

日本では伊藤忠商事との合弁によって設立された衛星一般放送事業者の株式会社ジャパン・エンターテイメント・ネットワーク(2013年4月1日より、ターナージャパン株式会社に社名変更)により運営が行われている(2011年現在ターナーの100%出資)。

1997年9月1日より、パーフェクTV!(後の・スカパー!プレミアムサービス(標準画質))とディレクTVJ:COMケーブルテレビ局の一部にて放送を開始。2002年7月1日には、スカイパーフェクTV!2(現・スカパー!(東経110度CS放送))(衛星基幹放送事業者スカパー・エンターテイメント)、2009年10月1日にはスカパー!HD(現・スカパー!プレミアムサービス)(ハイビジョン放送の衛星一般放送事業者はスカパー・ブロードキャスティング → スカパー・エンターテイメント)でも放送を開始した。このほかJCNなど他事業者系列のCATVやひかりTVなどのIP放送でも視聴可能である。

開局当時、アニメを放送するチャンネルとしては既にキッズステーションファミリー劇場チャンネルNECOなどが存在していたが、いずれもテレビドラマ時代劇、幼児向け教育番組などとの混合編成をとっていたため24時間アニメのみを放送するチャンネルはカートゥーン ネットワークが初であった。

初期(日本放映以前の短編シリーズ)のトムとジェリールーニー・テューンズのようなセリフを必要としない作品(いわゆるサイレント映画)や、日本制作作品を除いて原則として吹き替え2か国語放送が行われており、英語教育用の教材としての使用も可能である。

ストリーミングに関してもYouTube上で各国のカートゥーン ネットワーク支部がそれぞれ無料で配信を行っている場合があるが、米国本土の「Cartoon Network」チャンネルは動画は見れてもチャンネルの概要・プロフィールを閲覧することができない。

沿革

2001年には米カートゥーン ネットワーク・スタジオ(旧・ハンナ・バーベラ・プロダクション)制作の新作アニメであるパワーパフガールズを、日本の地上波TVアニメ番組として供給(テレビ東京NASと共同制作)を行い、自局外での番組制作に進出。

2005年8月31日、スカパー!110でのチャンネル番号をCh.203からCh.331に変更。

2006年1月1日午前0時00分より、ロゴデザインの変更[注 2](後述)や公式サイトなどステーションフォーマットの大規模なリニューアルを行った。新たに「CN」のシンボルマークも採用された。テキストロゴでは「CARTOON NETWORK」または「カートゥーン ネットワーク」も表記されることになった[注 3]。また、2009年7月より横浜・八景島シーパラダイスタイアップを実施し、同施設のアトラクションにカートゥーン ネットワークで放送されている海外アニメキャラクターが描かれたり、同局のモバイルサイトなどと連携した懸賞企画などが実施される(2011年7月中旬で終了)など、日本法人独自の運営が行われている。

2011年10月1日からは、アメリカ本国と同じロゴマークに変更[注 4]し公式サイトもリニューアルし、初代ロゴが6年ぶりに復活した。さらに、ロゴのフォントは初代・2代目ロゴで採用していた「Eagle Bold」から「CN 2012」に変更した。リニューアルに先立ち、スカパー!、スカパー!e2等で宣伝するチャンネルプロモでは新ロゴでラインナップを紹介中。また、スカパー!HDも1日からひかりTVと同じ「カートゥーン ネットワークHD」に名称を変更。

2012年6月18日にスカパー!e2(現・スカパー!)にて、16:9(1.78:1)の画角情報を付加し、フルサイズのSD放送を開始した。

2014年4月1日にJ:COMにて、ハイビジョン放送を開始した。

2014年5月31日にスカパー!プレミアムサービス(標準画質)にてSD放送を終了したが、スカパー!(東経110度CS放送)のSD放送は引き続き継続放送されている。

2014年12月1日にJ:COMのケーブル多チャンネルサービス「J:COM TV スタンダード」加入者向けに、見放題VOD(ビデオオンデマンド)パック「カートゥーン ネットワーク オンデマンド」を提供開始され、同年12月にカートゥーン ネットワークのプレスリリースが廃止された。

2015年6月1日にチャンネルの正式名称が「カートゥーン ネットワーク」から「海外アニメ!カートゥーン ネットワーク」に変更された。

2016年11月1日14時より、J:COMオンデマンドによる「海外アニメ!カートゥーン ネットワーク HD」は、J:COM TV スタンダードプラス/スタンダードの加入者向けに追加料金なしで視聴を可能な「チャンネル!オンデマンド」の提供を開始した。

2016年12月1日、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者が、「スカパー・ブロードキャスティング」からスカパー!の衛星基幹放送事業者と同じ「スカパー・エンターテイメント」に変更。

2018年8月28日にスカパー!の多チャンネルによるHD化に伴い、物理チャンネル変更(ND22→ND6、12.961GHz→12.371GHz)されていたが、画質は標準画質のままである。

長年日本におけるカートゥーン ネットワークの公式ウェブサイトで使用された1992年版の初代ロゴは、2021年2月より廃止された。

2022年1月1日以降のバンパーやタイトルテロップは、「Dimensional」から「Redraw Your World(えがこう!キミだけの世界)」[注 5]に一新され、同年1月31日より、日本におけるカートゥーン ネットワークの公式ウェブサイトは、2012年末ごろから長い間使われた「CHECK it 1.0」から「Redraw Your World(えがこう!キミだけの世界)」にリニューアルした。放送のバンパーは同時期に「CHECK it 1.0」に入れ替えた後、2016年ごろに「CHECK it 4.0」になり、「Dimensional」を経由した後、2022年に同様に「Redraw Your World」へと変更されている。

2022年7月1日にチャンネルの正式名称が「海外アニメ!カートゥーン ネットワーク」から「カートゥーン ネットワーク 海外アニメ国内アニメ」に変更された。

2023年6月以降、2003年より発行を続けていた月間番組表が廃止され、純粋なexcel方式のデザインでのみ配布されるようになった。ただし、一ヶ月後の番組を公式サイト上で見ることは引き続き可能である。

2023年8月1日、日本におけるワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下の放送事業者並びにJCOM傘下の放送事業者再編に伴い、運営(番組供給)事業者がディスカバリー・ジャパンに移管された[1][2]

2024年8月9日、米国のカートゥーン ネットワークのホームページの一部項目が削除される[注 6]。さらに、ビデオなどが視聴できるcartoonnetworkhq.comも2025年時点でリダイレクトurlに変更され、こちらも役割を終える。2024年9月10日には日本のcartoonnetwork.jpも削除されることが判明し、ディスカバリー・ジャパンの日本向けHPにリンクされる形となった。これにより、同ホームページ内にある「お問い合わせフォーム」及びお客様向けにご案内していたお問い合わせメール「cnjpinfo@cartoonnetwork.jp」の運⽤を終了し、同チャンネルの「番組基準」も公表しなくなった[3]。現在カートゥーン ネットワークの公式サイトに接続することができるのは、カナダとヨーロッパの地域となる。

2024年9月19日、既にワーナー・ブラザース・ディスカバリーとの間でパートナーシップ契約を締結し、HBO並びにHBO Max(現・Max)作品を独占配信してきたU-NEXTは同日付で新たなパートナーシップ契約を締結し、Maxの作品を同月25日から独占配信することを発表した。配信作品の中にはカートゥーン ネットワークも含まれているため、U-NEXTを経由する形でカートゥーン ネットワークの作品が配信されることになった[4]

番組内容と傾向

番組内容はハンナ・バーベラ・プロダクション、メトロ・ゴールドウィン・メイヤースタジオ、ルーニー・テューンズといった、ターナー・プロダクションが保有するアニメ作品と、近年のバットマンシリーズといったワーナー・ブラザース・アニメーションの作品(1996年にターナー・ブロードキャスティング・システムがワーナーに買収され、同一資本下)を中心とした欧米のアニメ(カートゥーン)がほとんどで、日本の多くの視聴者には海外アニメ専門チャンネルとして認識されている。なお「トムとジェリー」や「チキチキマシン猛レース」など日本で1960年代に地上波放送された際に製作された日本版オリジナルの主題歌は省略(存在しないとみなされる)されている。

開局から1年半の間は日本のテレビアニメ(主にエイケンキティ・フィルムスタジオぴえろ、NAS、葦プロダクションの制作・著作作品)が多く放送され、放送時間やタイトル数では外国アニメを上回っていた。

しかし1999年4月より日本作品の放送を平日6作品に留め、番組編成を外国作品中心に変更している。この頃からは1950年代後半から1960年代までにハンナ・バーベラ・プロダクションが制作し、かつ日本の地上波テレビ局で放送され、かつ放送当時の日本語吹き替え音声も現存する作品が中心(実際に日本の地上波で直接放送されたものは白黒ダウンコンバートされた映像がほとんどのため、その放送内容はターナーが直接保有するカラー映像に放送当時の吹き替え音声を充てたもの)のため、今となってはほとんど見られなくなった海外アニメが多く放送されていることから、海外アニメの愛好者や、子供時代に海外アニメを見て育った世代には特に人気がある。2003年以降には番組のほぼ全てが外国作品で占められるようになった。近年では韓国やフランス、カナダなどのアニメもしばし取り入れたりしている。

2004年での日本作品の放送は2番組のみで、積極的に日本のテレビアニメを放送している他国のカートゥーン ネットワークとは逆の経緯をたどっていたが、2005年から主にタツノコプロ手塚治虫原作のアニメを中心に再び増加の傾向にあり、2011年時点で7番組の日本アニメが放送されている(→後述)。

海外アニメを中心に扱うため、イースターハロウィンクリスマス等の西洋の年中行事が行われる時期には、時間帯に関係なくテーマに沿った作品内容やアニメーション映画が放送される。

コマーシャル

番組の合間には一般的な企業CMの他、5分程度のショートアニメやミニ番組、アニメに関連するミュージッククリップ、各番組ごとに独自制作された番組宣伝CM(独自の10秒CMが比較的多い)、アイキャッチが挿入される。番組宣伝CMはただ単に放送時間を紹介するのみでなく、映画の予告編のような雰囲気を出したり、作品中の場面を編集とナレーションによってストーリーを持たせるなど視聴者の興味を引くように作られている。

自局(ターナー・プロダクション)保有のキャラクターを起用した企画として、1997年後半 - 1998年前半にかけて三菱自動車工業とタイアップし、同社の自動車とCMへの出演を景品とした懸賞を行った後、当選者の一家がアニメキャラクターに扮し自動車でピクニックに出かけるという筋書きの短編アニメを制作してCMとして放送したこともある。これとは別段で同時期に、ターナー・プロダクション系作品のキャラクターがパジェロなど同社乗用車の地上波TV向けCMに起用されている(チキチキマシン猛レース、トムとジェリーなど)。余談ではあるが、同時期(1998年10月 - 1999年9月)に「原始家族フリントストーン」の実写映画版である『フリントストーン/モダン石器時代』をモチーフとしたキャラクター(俳優)とテーマソングがホンダ・キャパのTVCMに起用されていた。

海外のアニメ作品

カートゥーン ネットワークでの放送にあたり、地上波未放送エピソードの追加や原語に合わせた番組タイトルやキャラクター名の変更、それらに伴う新たな吹き替え作業が行われた作品もある。しかし地上波での放送の際に日本で独自に作られた主題歌は権利問題により放送されない場合もある。

また、アメリカでは現地の年齢制限にして18歳以上対象のアニメを放映する「Adult Swim」(アダルトスイム)ゾーンがある。この枠は南米・豪州には進出しているが、日本ではMax(U-NEXT内)にて進出している。

日本のアニメ作品

1999年から2000年初頭までに日本制作(国産)のアニメ番組の放送は殆ど終了したが、葦プロダクションの作品だけは2002年度まで長期に渡り放送が継続された。しかし決して優遇されていたというわけではなく、一部の作品ではアイキャッチや番組宣伝CMが制作されないまま放送が行われたり、広告チラシに葦プロダクション作品の掲載がされたものの実際の放送が遅れるなどといった問題点が見受けられ、むしろ軽視している印象を視聴者に与えていた(実際、局制作のアイキャッチには「日本的アニメのヒーローが叫んでいるシーンを見て、苦虫をかみつぶした表情をするジェットソン」が登場するものが存在する)。しかし2021年ごろから深夜枠で日本製アニメ作品を占める割合が急激に上昇したため、番組内の日本アニメと海外アニメの比率は変動しつつある。

2000年以降はアニメ制作の受託でワーナーとの関係が深い東京ムービーや、海外作品の日本語版を制作している東北新社の他、タツノコプロアニプレックスアニマックスとは兄弟会社)・タカラモバイルエンタテインメントの作品も放送されている。ただし放送形態については次回予告がカットされたり、アイキャッチが局制作の物に差し替えられることがほとんどである。特に日本のアニメと海外のアニメは放映後のバンパーを挟む余尺に大幅な差があることも原因である。(原則としては、海外のアニメの方が余尺が長くなる傾向にある。)

さらには最終回を待たずに放送が打ち切られた番組があったことから一部で批判があった。ただしカートゥーン ネットワークは月単位で番組を代える方式のため、放送月中は何度も繰り返し放送し、放送月が終了すると話の途中でも放送を打ち切るので、これは日本製アニメに限らない話である。

2005年にはProduction I.Gと共同でSFアニメ『IGPX』の制作を行い、将来的には日本のアニメ制作会社と組んで同局発のオリジナルアニメを継続的に制作していきたいという意向が表明された。

2017年7月より『スクールランブル』の放送を開始。2018〜2021年にかけて『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズや『アイドリッシュセブン』といった女性向けのアイドルアニメを放送。2023年までは『鋼の錬金術師』『DEATH NOTE』といった作品やワーナー ブラザース ジャパン制作のアニメを放送している。

2025年現在は『ケロロ軍曹』、『SUPER SHIRO』、『異世界スーサイド・スクワッド』、『食戟のソーマ』シリーズ、『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』、『斉木楠雄のΨ難』の6作を放送することで留まっている。

番組宣伝ナレーター

過去の担当者

  • 山川亜弥(番組宣伝、番組予告、2005年12月31日まで)
  • 阪口大助(番組宣伝、番組予告、2005年12月31日まで)
  • 野田圭一(番組宣伝、番組予告(サムライジャック)、2005年12月31日まで)
  • 斉木美帆(番組宣伝、番組予告、2009年3月31日まで)
  • 西脇保(番組宣伝、番組予告、2017年8月31日まで)
  • 戸谷公次TOONAMI
  • 中江真司(いろはにほへトゥーン)
  • 屋良有作(カートゥーン シアター(旧名称:カートゥーン ネットワーク シアター)、2009年3月31日まで)
  • 小野友樹(6時でSHOW)
  • 柴田創一郎(番組宣伝、番組予告、毎月のお勧め番組)

現在の担当者

シンボルマーク

ウォーターマーク

番組放送中は画面右上にチャンネルロゴのチャンネルロゴ表示が表示される[注 7]。以前は作品のオープニングが流れた後の本編部分のみ表示されたが、その後は番組全編に亘り表示されるようになった。かつては正月やハロウィーン、クリスマスなど、季節に併せてウォーターマークの色などが変わることがあった。

カートゥーン モバイル TV

カートゥーン ネットワークが運営しているi-mode上の有料動画配信公式サイトで、2008年11月17日よりカートゥーン モバイル TVでサービス開始されていた。2021年現在はサービスを終了。
配信されていた作品の大半は、カートゥーン ネットワーク オリジナル作品である。また、日本で放送される前の作品がカートゥーン モバイル TVで先行配信されることがある(『クラスメイトはモンキー』なども先行配信されていた。)
カートゥーン モバイル TVでは、キャッチアップストリーミング機能がある。これは、番組編成の時間の途中からでも番組を最初から視聴できるというものである(例:20:15に番組にアクセスした場合、20:00から始まる番組を最初から視聴できる)。
アクセスはi-mode対応機種のみとなっている。

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タイムスケジュール(日本)

現在の放送ゾーン

カートゥーンナイト(CN NITE)
2021年7月5日より開設された、日本アニメ作品、ワーナー・ブラザース作品、カートゥーン ネットワーク オリジナル作品を夜から深夜の時間帯にかけて放送するゾーン。
月〜金曜日 13:00〜13:30・21:00〜3:00・4:00〜6:00、土・日曜日 21:00〜6:00(月〜金曜日 10:00〜12:00、日曜日 14:00〜16:00・19:00〜21:00[注 8]
カートゥニート(CARTOONITO)
2022年3月1日より開設された、主に未就学児とその保護者に向けた編成枠。
月〜金曜日 8:00〜9:30、土・日曜日 6:00〜7:30
Thumb
カートゥニート ロゴマーク
SOUND CHECK
チャンネルオリジナルのミュージック・ビデオを放映する。一部のMVは日本オリジナルのものが存在する。2005年12月以前は『Groovies』、2011年9月以前は『Cartoon Tunes』という名称であった。現在は、主に空き時間に、放映されていることが多い。

過去の放送ゾーン

CARTOON CARTOONS
1998年に開設された、カートゥーン ネットワーク オリジナル作品を放送するゾーン。主な制作はハンナ・バーベラ・プロダクション、および同社の権利を継承したCARTOON NETWORK STUDIOS。
ゾーン作品第1弾は「デクスターズラボ」で以降「パワーパフガールズ」「フォスターズ・ホーム」など同局の看板番組となる作品群が放送された。
不定期に「ホワット・ア・カートゥーン!英語版」(後にThe CARTOON CARTOON Show)と呼ばれる特別枠が設けられ、同ゾーン向けの日本未公開作品の先行放送などが行われた。
2006年のリニューアルの際にゾーンとしては廃止され、以降は特別編成時の穴埋めとして旧ゾーン作品の短編エピソードを放送するフィラー枠の番組名となっている。
ゾーンとしては廃止されたものの、2016年頃まで長らくオープニングテーマのアウトロがカートゥーン ネットワーク・プロダクションズのエンドロゴに使われていた。米国では2021年にリブート版の短編放送ゾーンが「Cartoon Cartoons」の名称で復活したことがあるが[5]、2024年に終了し、未放送のものも含め短編は再放送されず、短編の版権をワーナー以外に譲渡されることもないことが確定している[6]
TOONAMI
2002年に開設された男児向けヒーロー作品に特化したゾーン。
「バットマン」「ジャスティス・リーグ」などワーナー・ブラザース作品を中心に、CARTOON NETWORK STUDIOS第1号作品「サムライジャック」や日本産の男児向けアニメが放送された。2009年のチャンネルリニューアルに伴いゾーン廃止。海外では2012年ごろに放送枠が復活している。
ぐるり!ワールドツアー
毎月世界中のアニメからその国のアニメを選んで放送する月1回のコーナー。
デカニメ
6時でSHOW
2010年9月1日より開設された、短編アニメ放送ゾーン。
原則、毎週月曜〜金曜の18時〜19時に放送されるが、特別編成による中止または放送時間が変更される場合がある。
CARTOON MIDNIGHT
2006年6月9日より開設された、アート性の強いコンテンツをラインナップしたマニア向けゾーン。
プレミアム サンデー
2014年1月5日から同年12月28日までスタートした新エピソードを1時間放送するゾーン。毎週日曜日の、ポップコーンと同じ時間帯で放送された。
BOOMERANG
60〜70年代に制作された海外(ハンナ・バーベラ・プロダクション制作)および日本産アニメ(手塚治虫原作アニメ)など懐かしのアニメ作品を放送するゾーン。2015年12月29日で廃止された。その後、2018〜2022年にdTVチャンネルで復活したが再び終了した。
2024年7月2日にはパラマウントが運営する子供向けチャンネルのNogginが終了したことに倣い[7]、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーもBoomerangを2024年9月30日にストリーミング配信を打ち切ることが判明した[8]。ただしCATV向け放送チャンネルは続行中である。
大人もカートゥーン!(大人も楽しめる!)
2016年1月4日にスタート。
以前のBOOMERANG枠で放送されていた作品やバッグス・バニー ショーやトムとジェリー、ミスター・ビーンを放送するゾーン。
POPCORN(ポップコーン)(旧カートゥーン シアター)
海外と日本の長編アニメ及び実写作品を放送するゾーン。前身は「カートゥーン シアター」で、2009年4月4日にゾーン名を改題。インドやオーストラリアでも同名同フォーマットの長編枠が放送されていた。
毎週土曜日・日曜日の朝(10時〜)と夜(19時〜)に放送されていたが、2015年1月より、土曜日は朝(10時〜)と金曜日は夜(19時〜)に放送され、2015年11月より、毎週土曜日(10時〜)から毎週水曜日(22時〜)に変更し、2016年1月より、毎週の時間帯が廃止され、「ポップコーン・スペシャル」は随時放送のみとなり、2017年現在はゾーン名としての使用は廃止されている。まれに随時放送では(例えば平日夜19時〜)「ポップコーン・スペシャル」と題して5夜連続などする場合がある(トムとジェリーの映画など)。
ゾーン名の由来は、映画館の定番であるポップコーンから。
カートゥーン 9と!
2017年1月2日にスタート。旬でおススメな番組をランダムで楽しめる1時間で放送するゾーン。2017年5月31日で廃止された。
小さなお子さまにおススメ!(お子さま/様におススメ!)
海外の幼児向けアニメを放送する親子向けゾーン。
2003年9月1日に「ピぽらぺポら」の名称で開設され、以降「ショート・ストーリーズ[注 9](2009年10月1日〜2013年3月31日)、「CARTOONITO(カートゥーン ニト)」(2013年4月1日〜2014年8月31日)、「小さなお子さまにおススメ!」(2014年9月1日〜2018年3月31日)と改題を重ねた。
他局の幼児向けゾーンに追随する形で設けられた、日本のカートゥーン ネットワーク独自のゾーンでもある。
カートゥーン大好き リクエストアワー[9]
毎月寄せられたリクエストの中から、一番多かった作品翌々月のリクエストアワー(毎週日曜の深夜(2時〜4時))に放映する。毎月の途中経過やオンエア作品はカートゥーン ネットワーク公式Twitterアカウントで発表する。リクエスト受付は2020年1月6日にスタートし、同年10月31日に終了した。同年12月21日の放送をもって一旦終了した。
2024年8月22日以降は、Twitter(X)などでリクエストを募集する形で、旧作のYouTubeへのアップロードを期間限定で公開する形でリクエスト公開が復活した[10]
カートゥーン エクスプレス[11]
初登場の新作や、人気シリーズの日本初エピソードを放送。
2015年1月11日、『プレミアム サンデー』から改題する形でスタート。
2021年2月27日に終了した。
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主な参加作品

2000年代

放送中の作品一覧

海外アニメ

カートゥーン ネットワーク オリジナル作品

ハンナ・バーベラ作品

MGM・ワーナー・ブラザース作品

その他作品

カートゥニート

日本制作アニメ

2025年現在。

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過去に放送されたアニメ及び休止中のアニメ作品一覧

要約
視点

海外アニメ

現在休止している作品。ただし、一部作品についてはカートゥーン ネットワーク日本公式YouTubeチャンネルで公開されている。開局当初から東北新社がカートゥーン ネットワーク配給絡みで数々の海外アニメの録音制作を担当しているが(一部を除く[13])、2005年からはHALF H・P STUDIOグロービジョンブロードメディア・スタジオなどが参加するようになった。再放送作品の中には、千代田プロダクション高桑慎一郎演出作品も含む)が担当した作品もあるが、中にはかつては東北新社が制作した『新弱虫クルッパー』やそれとは別会社によって制作された『弱虫クルッパー』をここで再放送したこともある。『トムとジェリー』シリーズにおいてはビデオソフト版を使用しており、トランスグローバルが制作した日本語吹き替え版を使用していない[14]

カートゥーン ネットワーク オリジナル作品

さらに見る 放送作品, 放送開始日 ...

ハンナ・バーベラ作品

厳密にはハンナ・バーベラ作品にも分類できる『デクスターズラボ』『カウ&チキン』『ジョニー・ブラボー』『パワーパフガールズ』に関しては、#カートゥーン ネットワーク オリジナル作品の節を参照。

さらに見る 放送作品, 放送開始日 ...

MGM・ワーナー・ブラザース作品

さらに見る 放送作品, 放送開始日 ...

その他作品

さらに見る 放送作品, 放送開始日 ...

小さなお子さま向け番組

旧ゾーン名は「ピぽらぺポら」→「ショート・ストーリーズ」→「CARTOONITO (カートゥーン ニト)」→「小さなお子さまにおススメ!」。

■は日本制作作品。

日本制作アニメ

☆はBOOMERANGで放送、◎はTOONAMIで放送、#はカートゥーンナイトで放送

以下は日本のカートゥーン ネットワークでは一度も放送されていないが、海外のカートゥーン ネットワークでは放送されている日本制作のアニメ。

◆日本はキッズステーションで放送、▲日本はアニマックスで放送

長編作品

旧ゾーン名は「カートゥーン シアター」→「POPCORN(ポップコーン)」。2023年現在はPOPCORNの名称は廃止されている。

■は日本制作作品、#はカートゥーンナイトでラインナップされている番組。

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脚注

関連項目

外部リンク

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