元祖天才バカボン』(がんそてんさいバカボン)は、赤塚不二夫の漫画『天才バカボン』を原作とするテレビアニメである。『天才バカボン』のアニメ化作品としては2作目となる。

概要 元祖天才バカボン, ジャンル ...
元祖天才バカボン
ジャンル ギャグアニメ
アニメ
原作 赤塚不二夫
監督 竹内啓雄さきまくら(出崎統)、御厨恭輔吉田茂承高屋敷英夫
脚本 金子裕城山昇吉田喜昭山崎晴哉蘇武路夫大和屋竺
音楽 渡辺岳夫
アニメーション制作 Aプロダクション東京ムービー
製作 東京ムービー
放送局 日本テレビ
放送期間 1975年10月6日 - 1977年9月26日
話数 全103回(全204話)
パパ
バカボン
ママ
ハジメちゃん
レレレのおじさん
本官さん
ウナギイヌ
雨森雅司
山本圭子
増山江威子
貴家堂子
槐柳二
肝付兼太
池水通洋
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ
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東京ムービー新社(旧東京ムービー)制作。1975年10月6日から1977年9月26日まで、毎週月曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)に放送。全103回(全204話)。

作品概要

前作『天才バカボン』と同じ東京ムービーの制作だが、制作・放送局はよみうりテレビからキー局日本テレビに変更。プロデューサーだった楠部三吉郎によると、赤塚は当初「1作目は、自分の作品とまったく違うものにされてしまった」として東京ムービーでの再アニメ化に反対したという[1]。こうした前作での改変問題もあり、「本作品こそ原作に沿った内容である」との意味合いで「元祖」と銘打たれた[2]。また「元祖」というタイトルは、碓氷峠にある「元祖釜飯本店」という看板を見た楠部の妻が「元祖って面白い言葉よね」と評した言葉をきっかけに考案したという[1]が、文芸担当の山崎敬之によればアニメ制作スタッフ内では良案が浮かばず赤塚本人に意見を求めたところ返ってきた「元祖」という語を採用したものだとの証言もある[3]。 本作以降、天才バカボンのテレビアニメは全て『○○天才バカボン』というタイトルを使用しており、タイトルフレーズが各作品を識別する目印となっている。放送期間は2年と、歴代バカボンのテレビシリーズでは最長となった。

本作品では原作者の意向に沿ったアナーキーな演出が徹底され、純粋にナンセンスギャグのみを追求した作品となっており、原作の持つ世界観やエッセンスをテレビアニメの制約の中で十二分に再現したことで評価も高く[4]、本作以降の作品もこのスタイルが継承されている。また前作でまだ未登場だったウナギイヌが本作で初登場している。

ただし1作目同様、原作で描かれている暴力的表現や残酷な描写などは、アニメ化に際して大幅に書き換えられている[注釈 1]。また、原作では理由不明だった話に独自の理由付けをするなどの改変を入れることもあり、例えば、バカボンのパパ以外の登場人物が「キャキャキャ」としか言えなくなり、パパは1日遅れて「キャキャキャ」としか言えなくなった第81話(原作「キェンキャイキャキャキョン」)は、友好的な宇宙人が地球調査のために「キノガイ病」の特殊細菌を蒔いて「キャキャキャ」のみ言えるようになったとの理由付けがされており、また、パパとバカボンがロケットでブタ星へ行った第86話(原作「ブタの惑星」)は、原作では唐突にロケットに乗っているのに対し、アニメではハジメが造ったロケットに乗って出発したことになっている。この他、ロッキード事件山口百恵など放送当時の流行ネタも登場した。

この他第107話からはショート・ショート作品3本をまとめた「ショートギャグでコニャニャチワ」シリーズが不定期に6本放送、特に3本立て目は必ず「泥棒もの」を放送していた。

主要キャストは田の中勇から肝付兼太[注釈 2]に変更した本官さん以外は第1作を踏襲したが、天才バカボンのアニメシリーズで主要キャストが継続された例は本作のみであり、以降の作品は赤塚から指示があったママ役の増山江威子を除き[注釈 3]、作品毎に主要キャストは大きく異なっている。キャストの仲は良く雨森のフォルクスワーゲンで増山の別荘に行ったり、赤塚がオカマバーに連れて行ったこともあるという[5]

制作は前番組『ガンバの冒険』のスタッフが引き続き手がけ、演出や画風にその影響が顕著に現れている。背景画は『ガンバ』の画風をデフォルメする方向で作られた[6]。一部のスタッフはアニメ第1作にも関わっており、渡辺岳夫作曲の劇中音楽は第1作と共通のものが多く使われている。

メイン作画監督は79回までが第1作と同じ芝山努で、80回から北原健雄に交代している[注釈 4]。業界用語で『ガンバの冒険』『ど根性ガエル』や本作に特徴的な作画をAプロ調という[7] 。画調は大きく前期・後期に分けられ、芝山の担当した前期は原作を尊重しながらも『ガンバの冒険』を踏襲するラフな線が特徴だった。80回から、メイン作監が北原に交代した際にキャラクター設定が改変され、原作よりも「丸く、太め」なプロポーションに変更されている。これ以降、最終話までこの「後期キャラクター」で描かれている[8]。指の数は4本と5本のシーンが混在している。

1作目で目玉がつながっていないキャラクターデザインであった本官さんは、本作では原作に沿った「つながり目玉、鼻の穴は四角で1個」に改められ、原作通り「日本で一番銃弾使用量の多いおまわりさん」となった。ただし、赤塚の実父が警察官であったことを考慮し、楠部三吉郎はスタッフに「大事なのは目玉のお巡りさんだ」と注意し、決して人に向かって撃たなかったとしている[1][注釈 5]

逆に、パパの後輩や友人など、原作でも一回しか登場しなかったキャラクターについてはデザインが大幅に変更されている例もある。

前後番組とのコラボレーションなど

第1回Aパート(第1話)冒頭のプロローグでは、バカボン一家が勢揃いすると、「『元祖天才バカボン』の始まりなのだ! ヨイショ!!」のセリフと共に、前番組『ガンバの冒険』でガンバたちが元気付けをする時の「ヨイショポーズ」をとって番組が始まった。この他、作中ではテレビ画面に『ガンバの冒険』のキャラがお遊び的に一瞬登場したり[注釈 6]、54話でガクシャに酷似したキャラが登場したりしている。

『元祖天才バカボン』の後番組には『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』が続いたが、最終回終了後の新番組予告ではルパン三世を演じる山田康雄がナレーション冒頭に「やあパパしゃん、長い間ご苦労さんなのだ」と慰労のコメントを入れ、最後は「新番組『ルパン三世』来週夜7時から、なのだ」で締めている。また最終回ラストの「これでいいのだ」は同作品におけるサブタイトル表記の演出と同じくタイプライターの効果音で表示された。同作品はキャストやスタッフの多数が『元祖』からスライドして参加しており、第73話「花も嵐も泥棒レース」では、ゴールが破壊されるシーンで逃げまどう群衆の中にバカボンのパパが描かれている。また劇場版第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』には、赤塚不二夫が三波春夫梶原一騎とともに声優として特別出演している。

声の出演

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ
「タリラリランのコニャニャチワ」
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - あかのたちお / 歌 - コロムビアゆりかご会、グリンピース、雨森雅司
エンディングテーマ
「パパはやっぱりすばらしい」(第1回 - 第9回)
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - あかのたちお / 歌 - 水谷賢、コロムビアゆりかご会、こおろぎ'73、雨森雅司
バカボンの視点で書かれた歌詞による、ほのぼのとしたメルヘンチックな楽曲。
「元祖天才バカボンの春」(第10回 - 第103回)
作詞 - 赤塚不二夫 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - あかのたちお / 歌 - こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
A - Bメロはムード歌謡調、サビで突然マーチ調に変わる。なおパパの年齢が「昭和元年生まれ。昭和42年連載開始で、以来41歳のまま」であることを、歌詞の上で公式に認めた。また「♪41歳の春だから」というフレーズから、原作漫画連載開始から41周年を迎えた2009年には、後述のCMや、2000年に初登場したパチンコ機「CR天才バカボン」(大一商会)の3代目機種となる「CR天才バカボン 41才の春だから」が発売されている。

各話リスト

全作品とも原則としては1回で2話放送。前作がほとんど原作をアニメ化しなかった事もあり放送開始時点で『マガジン』、『サンデー』『おやじ』合わせて5年分のストックがあったものの、バカボン一家が不在の話やショッキングな話も少なくなかった為[要出典]全てがアニメ化されたわけではないにもかかわらずアニメオリジナルエピソードもいくつか作られた。また、後期では連載中の『月刊少年マガジン』の作品からアニメ化した回もあった。

全103回、204話。休止は1977年1月3日のみ[注釈 9]。1979年1月30日再放送(関東地方)の第92話では最高視聴率である25.7%を記録した(ビデオリサーチ・関東地区調べ)[10]1987年 - 1988年頃にかけてのテレビ東京による再放送では、最高視聴率が19.8%(ビデオリサーチ・関東地区調べ)に昇り[11]新シリーズが製作されるきっかけにもなった。

多くのエピソードでは最後にバカボンパパが納得したオチでは「これでいいのだ!」、納得しないオチでは「これでいいのか!」などと言って終わる。スポットや次週予告でのパパの決めゼリフは1作目の「見ない奴は死刑なのだ!」から「それじゃまた会おう。見ないと逮捕なのだ!」に変更されている。

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放送日話数サブタイトル脚本演出
1 1975年

10月6日

1ブタさんはとんかつなのだ金子裕竹内啓雄
2宝をうめてさがすのだ城山昇さきまくら
2 10月13日3もしもしカメよカメさまなのだ吉田喜昭御厨恭輔
4ヤキモチの結婚記念日なのだ山崎晴哉吉田茂承
3 10月20日5わしは新聞にだまされたのだ吉田喜昭高屋敷英夫
6ユーレイさんコニャニャチハ山崎晴哉竹内啓雄
4 10月27日7枯葉が散ると髪が散るのだ城山昇さきまくら
8望遠鏡でホシをとるのだ御厨恭輔
5 11月3日9チエノワ菌をはずすのだ山崎晴哉吉田茂承
10誰が食べたかおサカナさん城山昇高屋敷英夫
6 11月10日11スポーツは空頭が一番なのだ松崎行雄竹内啓雄
12おまわりさんの趣味は大きいのだ吉田喜昭御厨恭輔
7 11月17日13強盗殺人の予約なのだ山崎晴哉さきまくら
14しゃっくりでネコになるのだ蘇武路夫吉田茂承
8 11月24日15川で鳥が釣れるのだ山崎晴哉高屋敷英夫
16夜なきソバ屋でもうけるのだ金子裕竹内啓雄
9 12月1日17二本立ての夢を見るのだ城山昇御厨恭輔
18秋はふかしイモをやくのだ山崎晴哉さきまくら
10 12月8日19パパのそっくりさんはコントなのだ蘇武路夫吉田茂承
20ボーナスをつかまえよう山崎晴哉高屋敷英夫
11 12月15日21ネコがイヌになるのだ金子裕竹内啓雄
22お歳暮はソウジ鬼なのだ御厨恭輔
12 12月22日23わしらをだますなかれなのだ城山昇さきまくら
24わしはサンタクロースなのだ吉田喜昭吉田茂承
13 12月29日25忘年会は命がけなのだ御厨恭輔
26大晦日は大いそがしなのだ山崎晴哉高屋敷英夫
14 1976年

1月5日

27今年も来ましたお正月さん蘇武路夫竹内啓雄
28初夢で未来がわかるのだ山崎晴哉高屋敷英夫
15 1月12日29天才バカボンの劇画なのだ金子裕さきまくら
30天の雪をお待ちするのだ城山昇吉田茂承
16 1月19日31家庭教師はまかせておくのだ高屋敷英夫
32演説には背広がいるのだ蘇武路夫竹内啓雄
17 1月26日33タコさんタコさん勉強するのだ城山昇御厨恭輔
34ゴミだらけは美しいのださきまくら
18 2月2日35うちの殿にはおへそがないのだ吉田茂承
36わしは芥川賞をとるのだ山崎晴哉御厨恭輔
19 2月9日37わしもチョコレートをもらうのだ城山昇竹内啓雄
38知能指数は7百円なのだ山崎晴哉高屋敷英夫
20 2月16日39九官鳥は王子なのだ吉田喜昭さきまくら
40イスはクルマなのだ石倉俊文吉田茂承
21 2月23日41おまわりさんのバースデーなのだ吉田喜昭御厨恭輔
42うらないはゲタであたるのだ金子裕高屋敷英夫
22 3月1日43テッポー持って記事とりなのだ山崎晴哉竹内啓雄
44キョーレツな香水なのだ蘇武路夫さきまくら
23 3月8日45カゼをひくのも大変なのだ金子裕吉田茂承
46バイオリンでゲゲゲのゲなのだ高屋敷英夫
24 3月15日47死にたい人ほど生きるのだ吉田喜昭竹内啓雄
48空手の天才のバカなのだ金子裕御厨恭輔
25 3月22日49わしの天才がバカになったのださきまくら
50絵かきさんは英語なのだ吉田喜昭吉田茂承
26 3月29日51ガンクツ王の復讐なのだ高屋敷英夫
52サクラはちるちる人もちるのだ城山昇竹内啓雄
27 4月5日53賞金稼ぎ・子持ち狼なのだ山崎晴哉御厨恭輔
54ネズミがわしをバカにした金子裕さきまくら
28 4月12日55天才バカボン イン・アメリカ山崎晴哉高屋敷英夫
56遊びに来ました土の中金子裕竹内啓雄
29 4月19日57ボロショイサーカスの天才児なのだ城山昇吉田茂承
58ゆうかい犯人はオカシなのだ吉田喜昭御厨恭輔
30 4月26日59スキヤキ殺人事件なのだ山崎晴哉岡崎稔
60先生のセンセーショナルなのだ御厨恭輔さきまくら
31 5月3日61わしは魔法使いなのだ[注釈 10]城山昇吉田茂承
32 5月10日62天才ウナギイヌ登場なのだ山崎晴哉高屋敷英夫
63母の日はピストルにうたれるのだ吉田喜昭竹内啓雄
33 5月17日64ウナギイヌが危ないのだ山崎晴哉御厨恭輔
65ユカイカイカイキキカイカイなのだ吉田喜昭さきまくら
34 5月24日66これがウナギイヌの正体なのだ城山昇御厨恭輔
67いやな雨でもほしくなるのださきまくら高屋敷英夫
35 5月31日68ウナギイヌの活躍なのだ城山昇岡崎稔
69人助けは大変なのだ高屋敷英夫福富博
36 6月7日70パパのまねしたおまわりさん金子裕竹内啓雄
71ママのおムコをみつけるのだ蘇武路夫御厨恭輔
37 6月14日72宇宙人をタイホするのだ城山昇さきまくら
73お酒のにおいをよこしなさい蘇武路夫吉田茂承
38 6月21日74夕やけこやけの旅ガラスなのだ御厨恭輔岡崎稔
75ゴルフだから海へ行くのだ蘇武路夫高屋敷英夫
39 6月28日76とられたスモウ返すのだ城山昇竹内啓雄
77シッチャカメッチャカの海水浴蘇武路夫御厨恭輔
40 7月5日78催眠術の呪いなのだ竹内啓雄福富博
79コケコッコはもうケッコーなのだ金子裕さきまくら
41 7月12日80ママの泣いてあかした夏の午後御厨恭輔吉田茂承
81キェンキャイキャキャキョンなのだ山崎晴哉高屋敷英夫
42 7月19日82おバケはほんとうにいるのだ岡崎稔
83おとなはおとなとあそびなさい吉田喜昭竹内啓雄
43 7月26日84カニボスと海の商売なのだ城山昇御厨恭輔
85イヌネコ化粧品のセールスマンなのだ山崎晴哉さきまくら
44 8月2日86ブタの惑星金子裕高屋敷英夫
87冷凍人間コニャニャチハ吉田茂承
45 8月9日88天才ウナギおまわりさんなのだ城山昇福富博
89うらなう人の星の王子さまなのだ竹内啓雄
46 8月16日90ヤカンの三カン王なのだ山崎晴哉御厨恭輔
91セイ子にマシ子にキャデラッ子城山昇吉田茂承
47 8月23日92パパの西部劇なのだ金子裕高屋敷英夫
93留守番パパのかんちがいなのだ石倉俊文御厨恭輔
48 8月30日94死んでもたばこはやめられないのだ竹内啓雄吉田茂承
95バカボンの絵日記大騒動石倉俊文岡崎稔
49 9月6日96ウナギイヌのペンフレンドなのだ金子裕さきまくら
97夏のなごりの砂浜なのだ山崎晴哉御厨恭輔
50 9月13日98バカボンをハクセイにするのだ石倉俊文竹内啓雄
99パパのナンマイダなのだ金子裕高屋敷英夫
51 9月20日100不思議のクツで走るのだ城山昇福富博
101父と子は親子なのだ高屋敷英夫竹内啓雄
52 9月27日102お城とスイカをこうかんするのだ大和屋竺御厨恭輔
103パパはママにプロポーズなのだ山崎晴哉吉田茂承
53 10月4日104バカボンにヒゲがはえるか高屋敷英夫
105ミイラの殿さまはどこいったのだ金子裕竹内啓雄
54 10月11日106ショートギャグでコニャニャチハ城山昇岡崎稔
107モシモシお月さん今晩はなのだ蘇武路夫御厨恭輔
55 10月18日108怪盗白雪先輩なのだ山崎晴哉さきまくら
109天才ブタボンなのだ金子裕吉田茂承
56 10月25日110パパの警察手帳なのだ大和屋竺岡崎稔
111夢がホントになったのだ城山昇高屋敷英夫
57 11月1日112アラビアンナイトの研究なのだ竹内啓雄
113えらい人になりたいのだ御厨恭輔
58 11月8日114ショートギャグでコニャニャチハ2さきまくら
115大金持ちのお坊ちゃまなのだ吉田茂承
59 11月15日116バカシングのボクシングなのだ山崎晴哉岡崎稔
117タリラリラーンのとうがらしなのだ城山昇高屋敷英夫
60 11月22日118なんと不思議なイスなのだ金子裕御厨恭輔
119石さん百万円なのだ大和屋竺
61 11月29日120恐怖のデタラメレンズなのだ山崎晴哉福富博
121バカタレ菌の天才なのだ大和屋竺吉田茂承
62 12月6日122ショートギャグでコニャニャチハ3城山昇さきまくら
123おくさんこわいエントツこわい竹内啓雄高屋敷英夫
63 12月13日124お酒アニマルなのだ金子裕竹内啓雄
125鬼子とおじいさんなのだ大和屋竺御厨恭輔
64 12月20日126怪盗ネコ男なのだ城山昇さきまくら
127おおサンタパパなのだ山崎晴哉吉田茂承
65 12月27日128かくし芸のトックンなのだ大和屋竺福富博
129そうじとしょうじと習字なのだ城山昇御厨恭輔
66 1977年

1月10日

130パパはめでたい日本一金子裕
131四角い初夢よろしくなのだ吉田茂承
67 1月17日132ショートギャグでコニャニャチハ4城山昇さきまくら
133パパの秘密結社なのだ御厨恭輔
68 1月24日134おとぎばなしがいっぱいなのだ大和屋竺
135脱走犯人はかわいそうなのだ吉田喜昭さきまくら
69 1月31日136氷はガラスなのだ山崎晴哉御厨恭輔
137前略母ちゃんさまさきまくら
70 2月7日138雪さんコンコンなのだ福富博
139おまわりさんのシンマイなのだ吉田喜昭吉田茂承
71 2月14日140新婚ほやほやなのだ城山昇御厨恭輔
141ショートギャグでコニャニャチハ5さきまくら
72 2月21日142カッパの王さまなのだ大和屋竺福富博
143タコさんのマネージャーなのだ城山昇吉田茂承
73 2月28日144イヌはニャンと鳴かないのだ御厨恭輔
145こどものまねはいけないのだ吉田喜昭さきまくら
74 3月7日146凶悪犯人大追跡なのだ金子裕福富博
147ペットはだいじにかわいがるのだ吉田茂承
75 3月14日148レレレのおじさんの意外な過去なのだ御厨恭輔
149ショートギャグでコニャニャチハ6城山昇さきまくら
76 3月21日150おまわりさんと旅をするのだ吉田喜昭福富博
151おどろ木ももの木不思議な木山崎晴哉吉田茂承
77 3月28日152パパはクイズの天才なのだ御厨恭輔
153タイムマシンで先祖にあうのだ大和屋竺
78 4月4日154バカ田大学想い出日記吉田喜昭吉田茂承
155本官さんの結婚なのだ金子裕福富博
79 4月11日156恐怖の無責任先生紺屋行男さきまくら
157陸でボートをこぐのだ山崎晴哉今切洗
80 4月18日158タマゲタのゲタなのだ金子裕棚橋一徳
159夢人間アラジンくん紺屋行雄御厨恭輔
81 4月25日160ともだちはライバルなのだ吉田喜昭さきまくら
161本官さんは金しだい城山昇棚橋一徳
82 5月2日162子供の日はわしの日なのだ山崎晴哉御厨恭輔
163おみやげなんてアロハオエ金子裕
83 5月9日164パパの履歴書なのだ城山昇さきまくら
165なんでもくっつく説なのだ金子裕棚橋一徳
84 5月16日166怠け菌は笑い殺すのだ山崎晴哉さきまくら
167命の恩人には弱いのだ吉田喜昭御厨恭輔
85 5月23日168おまわりさんの身替りはつらいのだ紺屋行雄今切洗
169恐怖の反対人間なのだ吉田喜昭棚橋一徳
86 5月30日170恐怖のお医者さんなのだ山崎晴哉馬場和雄
171笑って笑って大作戦金子裕さきまくら
87 6月6日172有名人には弱いのだ御厨恭輔
173借りは返すのだ城山昇棚橋一徳
88 6月13日174交番ジャックなのだ吉田喜昭御厨恭輔
175掃除人形をつくるのだ城山昇さきまくら
89 6月20日176おまわりさんはUFOなのだ吉田喜昭御厨恭輔
177ないしょのパパの日金子裕今切洗
90 6月27日178爆弾男をさがすのだ山崎晴哉馬場和雄
179母をたずねて三千円紺屋行雄今切洗
91 7月4日180アサガオさんコニャニャチハ金子裕馬場和雄
181ドロボウ前の男なのだ吉田喜昭棚橋一徳
92 7月11日182恐怖のいそぎ人間なのだ山崎晴哉御厨恭輔
183元祖天才モデルなのだ富田祐弘馬場和雄
93 7月18日184ゴの勝負のユーレイなのだ吉田喜昭さきまくら
185陸で魚を釣るのだ山崎晴哉棚橋一徳
94 7月25日186やせたやせた夏やせなのだ城山昇岡崎稔
187殺人会議を開くのだ御厨恭輔
95 8月1日188バカボンの宿題なのだ棚橋一徳
189ピストル撃てないおまわりさん馬場和雄
96 8月8日190骨をとるのはホネなのだ山崎晴哉永丘昭典
191元祖日本世界昔ばなし金子裕さきまくら
97 8月15日192スケジュールの天才なのだ山崎晴哉御厨恭輔
193恐怖の特急バスなのだ金子裕今切洗
98 8月22日194怪奇スターがいっぱいなのださきまくら
195海水浴のおフロなのだ竹内啓雄棚橋一徳
99 8月29日196ガマンで勝負なのだ吉田喜昭馬場和雄
197ミミズはペットの王様なのだ竹内啓雄御厨恭輔
100 9月5日198たまには外で食事するのだ城山昇岡崎稔
199フラダンスの犬なのだ枝刈史郎御厨恭輔
101 9月12日200十年振りの人なのだ金子裕岡崎稔
201パパの大安売りなのだ竹内啓雄永丘昭典
102 9月19日202お手伝いさんで親孝行なのだ山崎晴哉棚橋一徳
203本官さんの赤ちゃんなのだ金子裕御厨恭輔
103 9月26日204さようならでコニャニャチハ[注釈 10]城山昇さきまくら
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なお「ショートギャグでコニャニャチワ」各話の内容は次の通り。

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サブタイトル
1106ワシの二代目なのだ
コロコロウナギイヌ
うつり気ドロボウ
2114ババぬき、パパぬき
ママはだれのもの?
きれいずきドロボウ
3122パパのにがお絵
かわいそうな人なのだ
プライドあるドロボウ
4132自信のない男
動物ホテル
かんろくあるドロボウ
5141かわった友だち
泣かせる少年
教養あるドロボウ
6 149 パパのおもいちがい
動かないバカボン
おしゃれドロボウ
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放送局

放送系列は当時のもの。

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放送地域 放送局 放送当時の系列 放送時間 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 月曜 19:00 - 19:30 制作局
北海道 札幌テレビ 月曜 19:00 - 19:30[12]
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
岩手県 テレビ岩手 月曜 - 木曜 17:30 - 18:00[13]
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列
宮城県 ミヤギテレビ 月曜 19:00 - 19:30[14]
福島県 福島中央テレビ 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
金曜 18:00 - 18:30[15]
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列 土曜 6:15 - 6:45
新潟県 新潟総合テレビ フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
月曜 17:20 - 17:48[16]
長野県 信越放送 TBS系列 土曜 17:20 - 17:50[17]
富山県 北日本放送 日本テレビ系列 月曜 - 金曜 17:30 - 18:00 本放送終了後に放送
石川県 北陸放送 TBS系列 火曜 17:30 - 18:00[18]
福井県 福井放送 日本テレビ系列
中京広域圏 中京テレビ 月曜 19:00 - 19:30
近畿広域圏 よみうりテレビ 前作『天才バカボン』制作局
鳥取県島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
木曜 18:00 - 18:30
広島県 広島テレビ 日本テレビ系列 月曜 19:00 - 19:30
山口県 山口放送
徳島県 四国放送 土曜 17:30 - 18:00 本放送終了後に放送[19]
香川県 西日本放送 月曜 19:00 - 19:30 当時の放送エリアは香川県のみ
愛媛県 南海放送 月曜 16:55 - 17:25
福岡県 福岡放送 月曜 19:00 - 19:30
長崎県 テレビ長崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
熊本県 熊本放送 TBS系列 水曜 17:30 - 18:00[20]
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
土曜 18:00 - 18:30
鹿児島県 鹿児島テレビ 日曜 18:00 - 18:30[21]
沖縄県 琉球放送 TBS系列
全国 アニマックス CS放送 2017年にデジタルリマスター版での再放送。字幕放送も実施。バカボンのパパが黄色字幕、バカボンが青色字幕、それ以外の人物は、白色で表記される。
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劇場版

元祖天才バカボン(1976年3月13日公開)[22]
東宝チャンピオンまつり』内のプログラムとして上映されている[22]。10話(第5回Bパート)「誰が食べたかおサカナさん」のブローアップ版[22]。上映時間は14分[22]
併映はディズニー作品『ピーター・パン』・『ミッキーのがんばれ!サーカス』(『ミッキーのサーカス』改題版)・『ドナルド・ダックのライオン大騒動』(『ドナルドのライオン騒動』改題版)・『ドナルド・ダックの人喰いザメ』(『ドナルドの漂流記』改題版)・『チップとディールの怪獣をやっつけろ!』(『リスの怪獣退治』改題版)と、国産作品『勇者ライディーン』・『タイムボカン』の計7本。本来『チャンピオンまつり』はゴジラ映画などの長編特撮映画をメインとしているが、この時だけはディズニーアニメを中心にした特別版だった[22]

関連商品

映像ソフト
以前はパイオニアLDCから前期作画監督であった芝山努書き下ろしのジャケットイラスト及びハイビジョン・リマスターを売りにしたDVD-BOX(全3巻)が発売されていた。
廉価版はハピネット・ピクチャーズより発売。芝山が放送時に起こした設定画をトレスして彩色した物をジャケットやパッケージに使用している。
  • 元祖天才バカボン … ボックスセット全2巻(1 - 48話、49 - 103話)

HDリマスター版はキングレコードより発売。

  • 元祖天才バカボン … ボックスセット全2巻

最新HDマスタリングを売りにしており全巻とも本放送中に赤塚不二夫が書き下ろしたイラストをパッケージ用に転用している。 ※「作画監督 芝山努」版の前期OPを紛失しており[23]、後期OPに統一している。

サウンドトラック
  • 「元祖天才バカボン サウンドトラック総集盤」(デイジー・ミュージック。2008年11月25日発売)

ネット配信

  • YouTubeの「TMSアニメ55周年公式チャンネル」から、2019年7月10日より第1 - 3回までが配信されている(同日には同チャンネルで前作も配信開始)。
  • OP・EDとも「制作 東京ムービー」のクレジットは、差し替えずにそのまま配信、また第1話開始前のプロローグ(「ヨイショポーズ」入り)もそのまま配信されている。
  • 2020年からは本作・前作とも、第1回のみの配信に変更された。
  • 2022年9月17日から同年11月16日まで『無印』第1 - 20回と本作第1 - 20回をひとまとめにして配信された。こちらも配信形態は同じ。翌11月17日からは第3回までに短縮となる。
  • 2024年8月2日より、同年5月に逝去されたママ役の増山江威子追悼特別配信として、ママをメインにした話を含む本作2回(41・52回)と、『無印』1回(第4回)を期間限定で無料配信されている。

脚注

参考文献

外部リンク

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