広陵町
奈良県北葛城郡の町 ウィキペディアから
奈良県北葛城郡の町 ウィキペディアから
広陵町(こうりょうちょう)は奈良県北葛城郡の南東部に位置する町である。 奈良県の町のなかで最も人口が多い。
こうりょうちょう 広陵町 | |||||
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竹取公園 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 奈良県 | ||||
郡 | 北葛城郡 | ||||
市町村コード | 29426-8 | ||||
法人番号 | 7000020294268 | ||||
面積 |
16.30km2 | ||||
総人口 |
33,894人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 2,079人/km2 | ||||
隣接自治体 | 橿原市、香芝市、大和高田市、北葛城郡河合町、上牧町、磯城郡田原本町、三宅町 | ||||
町の木 | 木犀(もくせい) | ||||
町の花 | ヒマワリ | ||||
広陵町役場 | |||||
町長 | 山村吉由 | ||||
所在地 |
〒635-8515 奈良県北葛城郡広陵町大字南郷583-1 北緯34度32分34秒 東経135度45分03秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
大和高田市の北に位置することから、河川に関しては同じように高田川・葛城川が北流し、さらに町の東辺を曽我川が流れる。町の東部では平坦な地形が広がるのに対して、西部は丘陵地帯となっているが、ここは隣接する香芝市に跨って真美ヶ丘ニュータウンを形成している。
町の西部には馬見古墳群が広がる。中でも、特別史跡である巣山古墳では死者を古墳へ運ぶ際に用いられた“霊柩船”と見られる木製品が出土し、貴重な史料として注目されている。また、『竹取物語』ゆかりの延喜式内社・讃岐神社が鎮座する。町東部の葛城川と曽我川に挟まれた地域には百済の集落があり、百済寺三重塔が残る。
馬見丘陵の南縁に当たり、竹林と田畑が点在する里山であったが、1980年(昭和55年)代前半から住宅・都市整備公団によって宅地造成がなされ、当町が住宅都市として発展するきっかけとなった。区域内には中和幹線をはじめとした2~4車線道路が張り巡らされ、道路事情が芳しくない奈良県内において希有の景観を作り出している。
三吉地区から大塚地区にかけて、馬見丘陵東斜面に沿うように住宅が密集。中心は平尾・疋相両地区であり、農協・銀行や商店が集中。飲食店舗が靴下工場跡などに建設されている。出店近年は西部、真美ヶ丘ニュータウンでの住宅開発が当地区にも及び、新興住宅が散見されるようになった。一方、高田川より東側では広大な水田地帯であるものの、県道大和高田斑鳩線沿道で、郊外型飲食店が急増している。2010年(平成22年)4月23日には、町内のショッピングセンターで最大規模となる、イズミヤ広陵店が開業した。秋には各村でだんじり祭りなどが開催される。2010年10月第2土曜日には笠のだんじり祭りが開催される。2012年9月に笠のだんじりが100年ぶりに淡路島の業者により修繕されて9月27日八島神社へ戻ってきた。2012年10月13日に八島神社にてだんじり祭りが開催される。1月第2土曜日には、各村で川辺でとんどなどが焚かれる。笠は高田川で開催されていたが、近年は堤防界隈に住宅が建築されてきて、煙の問題等が色々問題になり、2018年以降は中止されている。
町役場が置かれるなど行政の中心地区であるが、住宅・商店の集積度は低く、長閑な田園地帯である。南郷地区は環濠集落が見られ、旧瀬南村の中心であった。
後に広陵町に編入された区域であり、教行寺を中心とする寺内町として発展。大和鉄道(現在の近鉄田原本線)が開通し、箸尾駅が設置されるなど、奈良県内では比較的早い時期に町制を施行した。新興住宅も増加傾向である。また、この地区にはかつて箸尾町立箸尾中学校が存在していたが、1958年(昭和33年)に広陵町立広陵中学校と合併された。
広陵町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 広陵町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 広陵町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
広陵町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、0.75%増の33,055人であり、増減率は県内39市町村中5位。
1980年(昭和55年)代後半から1990年(平成2年)代前半には全国屈指の人口増加率を誇った。2007年(平成19年)現在もなお、高い増加率を維持している。
2006年(平成18年)6月ごろに人口が田原本町を追い越し、奈良県においては一番人口が多い町となった。
『和名抄』の大和国広瀬郡山守(やまもり)郷、散吉(さぬき)郷、十市郡川辺(かわのへ)郷の地である。広瀬の名は、今も町内の大字として残っている。11 - 12世紀には、東大寺領荘園であった小東荘が広陵町北部にあたる地域にも広がっていた[1]。1985年(昭和60年)頃より、町西部の丘陵地帯において大規模な宅地開発(真美ヶ丘ニュータウン・みささぎ台ニュータウン)が行われ、大阪市から直線距離で25Kmという立地条件も手伝って、ベッドタウンとして人口が急増。 増加率は香芝市や生駒市、上牧町とともに県内上位であり、一時は全国でも有数の数値を誇ったこともある。
町名は、広瀬郡の「広」と丘陵地帯の「陵」を用い「広陵」とした広陵中学校(旧馬見中学校)の校名に由来する[2]。
真美ヶ丘ニュータウン内にある町清掃センターの操業問題がクローズアップされていたが、古寺地区への移転が決定。新施設は2007年(平成19年)3月に稼働した。
明治22年 | 明治29年 | 昭和2年 | 昭和28年 | 昭和30年 | 昭和31年 | 現在 |
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奈良県 | ||||||
広瀬郡 | 北葛城郡 | |||||
馬見村 | 馬見町 | 広陵町 | 広陵町 | |||
百済村 | ||||||
瀬南村 | ||||||
箸尾村 | 箸尾町 | |||||
「北葛城郡選挙区」(定数:3)[19]。
1995年(平成7年)、近鉄プラザ真美ヶ丘店・ジョイフル朝日(ダイキを経て現在はDCM)真美ヶ丘店を 核テナントとするショッピングセンター「エコール・マミ」が開業した。 (施設は香芝市にまたがっており、広陵町域にあるのは北館である。)
また、2010年(平成22年)4月23日には、安部地区にイズミヤ広陵店が開業。同店舗はスーパーセンター型の店舗で、広陵町内においては最大の売り場面積を持つショッピングセンターである。
各支店にはJAバンクATMが設置されているほか、広陵町役場、エコールマミ、イズミヤスーパーセンター広陵店にもそれぞれJAバンクATMが設置されている(広陵町役場内のATMは土曜・休日は稼働しない)。
(※2014年6月現在)
近畿日本鉄道(近鉄)
奈良県道112号田原本広陵線のうち、広陵町役場前交叉点~広陵農協前交叉点と、それに連続する広陵農協前交叉点~馬見中4丁目までの町道「柳板大谷線」は、町出身の柔道家野村忠宏にちなみ、「金メダルロード」(Google マップ)という別名が制定されている。
岡田康太 お笑い芸人
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