東京ガス

東京都港区にあるガス会社 ウィキペディアから

東京ガスmap

東京ガス株式会社(とうきょうガス、登記上の商号:東京瓦斯株式会社: TOKYO GAS CO.,LTD.[2])は、東京都港区に本社を置くガス会社関東地方1都6県の主要都市をガス小売営業区域とするガス会社。都市ガス事業者として世界最大、日本最大手で、大阪ガス東邦ガス西部ガスと並ぶ大手4大都市ガス事業者の一角を占める[注釈 2]。導管部門の子会社に東京ガスネットワークがある。

概要 種類, 機関設計 ...
東京瓦斯株式会社
TOKYO GAS CO.,LTD.
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種類 株式会社
機関設計 指名委員会等設置会社[1]
市場情報
東証プライム 9531
1949年5月16日上場
名証プレミア 9531
1949年5月16日上場
大証1部(廃止) 9531
2013年7月12日上場廃止
略称 東ガス、TG
本社所在地 日本
105-8527
東京都港区海岸一丁目5番20号[注釈 1]
北緯35度39分11.8秒 東経139度45分31秒
設立 1885年明治18年)10月1日
業種 電気・ガス業
法人番号 6010401020516
事業内容 ガスの製造・供給および販売、ガス機器の製作・販売およびこれに関連する建設工事、冷温水および蒸気の地域供給、電気供給事業
代表者 取締役代表執行役社長CEO 笹山晋一
代表執行役副社長 糟谷敏秀
代表執行役副社長CTO 木本憲太郎
代表執行役副社長 小川慎介
資本金 1418億44百万円
(2023年3月31日現在)
発行済株式総数 4億3487万5059株
(2023年3月31日現在)
売上高 連結:3兆2896億34百円
(2023年3月期)
営業利益 連結:4214億77百万円
(2023年3月期)
経常利益 連結:4088億46百万円
(2023年3月期)
純利益 連結:2809億16百万円
(2023年3月期)
純資産 連結 1兆5893億01百万円
(2023年3月31日現在)
総資産 連結 3兆5814億25百万円
(2023年3月31日現在)
従業員数 連結:15,963名、単体:3,060名
(2023年3月31日現在)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行(信託口)16.35%
日本生命保険 7.22%
日本カストディ銀行(信託口)5.92%
東京ガスグループ従業員持株会 2.04%
STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234 1.92%
(2023年3月31日現在)
主要子会社 東京ガスネットワーク(100%)
関係する人物 渋沢栄一
浅野総一郎
安西浩
岡本毅
広瀬道明
外部リンク www.tokyo-gas.co.jp
特記事項:経営指標等は『2023年3月期 第223期 有価証券報告書』による。
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1904年(明治37年)の広告
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1981年頃、熱量変換調査済の確認のために貼られたシール。

東京証券取引所プライム・名古屋証券取引所プレミア市場上場。証券コードは「9531」。日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[3][4]。他の都市ガス各社と同様、通常は「東京ガス株式会社」と表記され、自社の発行物でも「東京ガス」と表記されている。ただし広告などで、ロゴマークと合わせて表記する場合は、「TOKYO GΛS」と記されていることが比較的多い。

東京ガスはグループ全体で「LNGバリューチェーン」に取り組み、天然ガスを始めする資源の原料の調達から、輸送、都市ガスの製造、供給、販売、電力供給、エネルギーソリューション提供と続く、一連の事業活動を行っている。

現在のコーポレート・スローガンは『エネルギー・フロンティア』。コーポレートメッセージは、「あなたとずっと、 今日よりもっと。」。

歴史

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東京瓦斯株式会社本社
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東京瓦斯のガスタンクとガス炉
  • 1872年明治5年) - 横浜で日本初のガス事業が始まる(のちの横浜市瓦斯局)(照明用石炭ガスを製造)。9月1日、高島嘉右衛門により、馬車道通りに街灯としてガス燈が灯ったことに始まる。
  • 1874年(明治7年) - 東京府芝区浜崎町3番地(現港区海岸、現本社所在地、当時金杉橋)でガス製造工場(芝浜崎町工場。1897年に「第一製造所」に改称)が稼働し、銀座通りにガス灯が点灯。
  • 1876年(明治9年) - 東京府瓦斯局が開設。
  • 1885年(明治18年)8月28日、東京府、瓦斯局を渋沢栄一・大倉喜八郎に24万円で払下げ許可。10月1日 - 交付を受け渋沢財閥の創始者渋沢栄一浅野財閥の創始者浅野総一郎らによって、東京瓦斯会社として創立される(資本金27万円)。
  • 1893年(明治26年)7月 - 商法施行に伴い、社名を東京瓦斯株式会社と変更する。北豊島郡元橋場町字元宿1451番地(現荒川区南千住3丁目)に、創立後に自ら建設した最初のガス工場(橋場支所。1897年に「第二製造所」に改称。1973年まで千住工場)が完成。
  • 1898年(明治30年) - 9月18日に本社を神田区錦町3丁目23番地(現千代田区神田錦町)に移転。11月には深川区猿江町(現江東区猿江、現FC東京深川グランド)に第三製造所が完成。
  • 1912年(明治45年・大正元年) - 磯部保次により設立された千代田瓦斯株式会社を合併する。
  • 1913年(大正2年) - 渡辺福三郎らによる川崎瓦斯株式会社を合併する。
  • 1923年(大正12年)9月 - 関東大震災により神田錦町本社が焼失。本社機能は本郷営業所、丸ノ内ビルヂング三菱東7号館別館などを転々とする。
  • 1930年昭和5年)2月 - 本社を東京海上ビルディング新館7階(麹町区丸ノ内1丁目6番地)に移転。
  • 1944年(昭和19年)11月 - 横浜市瓦斯局の事業を引き継ぐ。
  • 1945年(昭和20年)9月 - 進駐軍の東京海上ビル接収に伴い、芝の整備工場内(現本社ビル所在地)に本社を移転。
  • 1954年(昭和29年)10月 - 中央区八重洲1丁目2−16に本社を移転(呉服橋ビルディング〈後のTGビルディング本館[5]〉)。地下2階、地上8階建てビルの落成披露会には高松宮宣仁親王雍仁親王妃勢津子も出席した。東京ガスの本社が移転した後も長らく東京ガスグループが保有する賃貸オフィスビルとして使用されていたが、2024年11月に東京ガス不動産らを事業主とする再開発事業が着工され解体された[6]
  • 1957年(昭和32年)11月11日 - 港区芝西久保町で老朽したガス管からガス漏れが発生、家族7人が中毒死。翌月にかけてガス漏れが多発[7]
  • 1969年(昭和44年) - アメリカ合衆国アラスカ州から液化天然ガス(LNG) の輸入を開始。
  • 1972年(昭和47年) - 天然ガス供給に向けた熱量変更作業を開始。
  • 1973年(昭和48年) - ブルネイからのLNG導入を開始。
  • 1975年(昭和50年)4月22日 - 熱量変更のためガス器具調整を行っていた作業員のミスがきっかけで2人が一酸化炭素中毒で死亡、10人が全治1-4日の軽症[8]
  • 1983年(昭和58年) - マレーシアからのLNG導入を開始。
  • 1984年(昭和59年)2月 - 創業の地である港区海岸に本社を移転。(東京ガスビルディング
  • 1985年(昭和60年) - 会社設立100周年を迎える。CI(コーポレートアイデンティティ)導入により、TOKYO GASの、「T」と「G」を重ねたものを、ガスの炎を意味する赤と青の四角形で表現した現在のロゴが制定された(それまでは★にガスの「G」を配したもので、★はガスの明かりが“千点の星”と崇められていたことから用いたものである)。同時に広告等では、「もっと素晴らしい都市へ」のスローガンへ、社名表記は「TOKYO GAS」に変更された。
  • 1988年(昭和63年) - 天然ガスへの熱量変更作業を完了。
  • 1989年(昭和64年・平成元年) - オーストラリアからのLNG導入を開始。
  • 1994年(平成6年) - インドネシアからのLNG導入を開始。
  • 1998年(平成10年) - カタールからのLNG導入を開始。
  • 2006年(平成18年)
  • 2007年(平成19年)
    • 2月 - 安全装置未設置の金網式ガスストーブの事故を受け、無償点検を実施すると同時に、安全装置付ガスストーブ、ガスファンヒーターへの買い替えを促すため、安全装置未設置の金網式ガスストーブの下取りを実施すると発表。
    • 3月 - エネスタ・エネフィットの東京ガス販売店が出資し、営業エリア内に地域会社を設立。今後は地域に根ざしたエネルギー販売会社として、保安の確保やサービス向上・快適な暮らしのご提案などを進める方針。
    • 11月 - 東京都港区で起きたパロマ製湯沸し器事故について、遺族は同社とパロマを相手取り損害賠償を求め、東京地方裁判所に提訴した。
    • 12月 - 1都4県の地域会社名を「東京ガスライフバル」とし、2008年4月から順次営業開始すると発表。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月
    • 10月 - 同社と東京ガスエネルギー(現・エネライフ)、昭和物産は来年10月に山梨地区での都市ガス、LPガスの地域販売会社を設立すると発表。
  • 2009年(平成21年)
    • 5月 - 同社子会社昭和物産を東京ガス山梨へ商号変更。
    • 9月
      • 地域会社「東京ガスライフバル」への移行が完了。
      • 東京ガス山梨と同社甲府支社の経営統合を発表[10]
    • 10月 - 山梨県内での事業統合作業が完了し、東京ガス山梨に一本化。
  • 2011年(平成23年)1月 - バイオエナジーから食品残渣由来のバイオガスを都市ガスに受け入れ開始。
  • 2012年(平成24年)7月 - 東京ガスエネルギー(現・エネライフ)に国際石油開発帝石(現・INPEX)グループの帝石プロパンガスを統合。同社は東京ガスと国際石油開発帝石の合弁となる。
  • 2016年(平成28年)
    • 4月1日より一般家庭向け電力自由化に伴い、ずっとも電気が始まる。2017年10月現在、電力分野で100万件の契約がある[11]。2020年代に発電量を、2017年10月現在の3倍、原子力発電所5基分に相当する500万kWに増強するとしている[11]
    • 4月 - 東京ガスエネルギー(現・エネライフ)の株式のうち東京ガスの持ち分を傘下の東京ガスリキッドホールディングスへ譲渡。
    • 5月 - 千葉ガス筑波学園ガス、美浦ガスを合併。
  • 2022年令和4年)
    • 4月1日 - 大手都市ガスの導管部門法的分離規制により、導管部門を東京ガスネットワークに分社化。
    • 6月1日 - 傘下の東京ガスリキッドホールディングスがINPEXと共に東京ガスエネルギーの株式を岩谷産業に譲渡。それに伴い東京ガスエネルギーはエネライフに改称。
    • 10月7日- オーストラリアで保有する液化天然ガスの4つの権益をアメリカの企業に売却すると発表[12]

歴代社長

さらに見る 代, 氏名 ...
氏名就任日退任日備考
1渋沢栄一1893年1909年7月20日会長[13]
2高松豊吉1909年7月20日1914年6月17日[13]
3久米良作1914年6月17日1919年7月12日[13]
4石渡敏一1919年7月12日1922年7月28日[13]
5小池国三1922年7月28日1925年7月27日[13]
6渡辺勝三郎1925年7月27日1927年4月9日[13]
7岩崎清七1927年4月9日1932年12月29日[13]
8井坂孝1932年12月29日1943年6月28日[13]
9原邦造1943年6月28日1945年3月10日[13]
10太田半六1945年3月10日1946年11月30日[13]
11高田五郎1946年11月30日1953年12月26日[13]
12本田弘敏1953年12月26日1967年11月1日[13]
13安西浩1967年11月1日1972年8月1日[13]
14都留勝利1972年8月1日1976年1月8日[13]
15村上武雄1976年1月8日1981年7月1日[13]
16渡辺宏1981年7月1日[13]1989年
17安西邦夫1989年1999年
18上原英治1999年2003年
19市野紀生2003年2006年
20鳥原光憲2006年2010年
21岡本毅2010年2014年
22広瀬道明2014年2018年
23内田高史2018年2023年
24 笹山晋一 2023年 現職
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営業エリア

要約
視点

ガス小売エリア

他社への卸供給

自社で液化天然ガス(LNG)輸入体制や、都市ガス製造設備を持たない主に内陸部のガス事業者に対し、東京ガスが世界から調達したLNGや、そこから製造した都市ガスの卸供給を行っている。

ガス卸売先ガス小売事業者

東京ガスが製造した都市ガスを導管を通じて供給してもらい、都市ガス事業を営んでいる事業者。2013年現在、27社。

かつてガス卸売先ガス小売事業者

以上日本瓦斯(ニチガス)およびその系列4社は、2017年の都市ガス自由化を機に、卸供給元を東京電力エナジーパートナーに切り替えた。

主なLNG販売先一般ガス事業者

内航船やLNGタンクローリー車により、東京ガスが輸入したLNGの供給を受けている主な事業者。2013年現在。

この他に、都市ガス導管が届いていない地域(北は福島県、西は長野県まで)にある100か所以上の工場などへ、工業用にLNGをローリー車で供給販売している。

LNG基地

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根岸LNG基地
根岸LNG基地

神奈川県横浜市磯子区新磯子町34

袖ケ浦LNG基地

千葉県袖ケ浦市中袖1-1

袖ケ浦は京葉地区に位置する世界最大級のLNG受入れ基地であり、日本で初めてのLNG専用工場である。首都圏都市ガスを供給するエネルギーセンターの要所である[14]。 

扇島LNG基地

神奈川県横浜市鶴見区扇島4-1

全3工場のタンク合算総容量は361.5万kl(約20億立方メートル超)にもなる。

日立LNG基地
茨城県日立市留町字北河原2985-5

技術開発

LNG導入に伴い、当時世界的にもまだまだ発展途上であった、LNGを原料とする都市ガス製造設備について、機械メーカーやゼネコン等と共同で、先駆者として技術確立に取り組んできた。

現在では、東京ガスは次の3点に注力した技術開発を行っている。

  • ニーズを深く理解し、時代や地域に合わせた「心に響くコンセプトの創出・商品開発」
  • 低炭素社会実現に貢献する「革新的環境技術の開発」
  • ガス事業を安定的に運営し、さらなる高度利用やコストダウンを実現するための「事業基盤を支える技術」

上記をふまえ、最新の成果として下記が挙げられる。

家庭用

家庭用燃料電池「エネファーム」新型機の開発、エネファーム向け燃料処理装置の開発、エコジョーズのデファクト化に向けた開発、床暖房の快適性、ミストサウナ、生理心理的評価に基づいた生活価値・新商品の創出、太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO」の開発、家庭用調理機器の研究開発、エネルックリモコン、警報器の研究開発、エネルギーの見える化に関する取り組み、都市生活研究所。

業務用・産業用

業務用厨房の研究開発(涼厨など)、コージェネレーション状態監視技術、ガスエンジン筒内流動シミュレーション、産業・工業用向け電子化ガスメーター、高効率酸素製造装置『HT-PSA』。

電力小売事業

東京ガスは電力自由化に伴い「新電力」として参入し、ずっとも電気(ずっともでんき)という名称で一般家庭向け(低圧分野)に電力小売事業を行っている。 ガス契約とのセット割引も設定し、顧客獲得に注力している。ずっとも電気には、「ずっとも電気1」と「ずっとも電気1S」の2つのプランが存在する。「ずっとも電気1」は一般家庭、商店、飲食店、マンション共有部等、電気使用量が多い場合、「ずっとも電気1s」は電気使用量の少ない家庭向けのプランである。

提供エリア (低圧向け)

主な電力供給源

トピックス

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東京ガスの作業車
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ラッピング広告バス(山梨交通
  • 首都圏を広く網羅する公共企業として、1000万世帯を超える対象地域住民のインフラストラクチャーを支えている。
  • 現在は隣接する静岡県をエリアとしている静岡ガスとも業務・資本面での提携を行っており(2000年9月)、同社などと共同で立ち上げた企業も存在するなど、静岡県も間接的な事業テリトリーになっていると言える。
  • 社歌は「聖なる火」(作詞:野上彰、作曲:高木東六
  • 1988年昭和63年)以降、同社で供給している都市ガスの主成分は天然ガス(熱量調整のため、プロパンガスを少量添加している)である。供給ガス自体に一酸化炭素は含まれておらず、毒性はない。
  • 天然ガスは比較的環境への負荷が少ないクリーンエネルギーとされており、床暖房などの普及活動などを進めている。
  • 東京瓦斯電気工業いすゞ自動車日野自動車の前身)は、同社機械部門が1910年明治43年)に独立して創立した会社である。
  • 2006年平成18年)1月から、広告コミュニケーションのイメージキャラクターに妻夫木聡を、それまでの田村正和に変えて起用した。2012年現在、妻夫木を中心に東幹久小西真奈美楽しんご桐谷美玲らが出演する「東京ガスストーリー」というドラマ仕立てのCMを放送している。
  • マイホーム発電」「ウィズガス住宅」に近年力を注ぎ、都市ガス燃料電池「ENE-FARM(エネファーム)(発売当初の商品名は、LIFUEL(ライフエル))」を開発し、家庭に販売を行う。また、本田技研工業のエンジンを採用した「ECOWILL(エコウィル)」の販売もスタートさせ、コジェネレーションシステムの一般への普及を進めている。昨今、テレビCMや中央総武線車両、路線バスなどでのラッピング宣伝を行って認識度の向上を狙っている。
  • 原油価格高騰から家庭用の液化石油ガス(LPガス)から都市ガスへの転換も積極的に進めている。費用の面でも金利手数料なしの分割払いで都市ガス転換できるローンが東京ガスリース旧ティージークレジットサービス扱いで用意されている。
  • ピピッとコンロ』(登録商標)という名称で、ガラス天板の高機能コンロを販売。業務提携および資本関係のある静岡ガスも『ピピッとコンロ』の名称で販売を行っている。
  • 火ぐまのパッチョ
    • 田村正和の「マサにガスだね」に続く東京ガスのスローガン「ガス・パッ・チョ」(ガスでパッと明るくチョッといい未来)とともに誕生した。
    • 年齢 - 不詳(火曜日生まれ)
    • 出身 - 火ぐまの国(の王子)
    • 口ぐせ - 「ガス・パッ・チョ」
    • 趣味 - 料理(冷蔵庫のあるものでパッと作る)
    • 性格 - 好奇心旺盛でチョっとイタズラ好き
    • 特徴 - 顔は漢字の「火」。体はガスの炎の青色。チャームポイントはお尻。
    • 行きたい場所 - 火の国・熊本
    • CM - 2006年(平成18年)1月から放送。歴史上の偉人が登場するのは、最新型ガス器機の性能を過去の人物の大きなリアクションでわかりやすく表現したかったという。現在のCMには、妻夫木聡が出演している。
  • 1990年代後半よりガスタンクを模した公式キャラクター「ガスまる」が登場。2011年現在は殆ど姿を表さなくなったものの、東京ガスからの粗品タオルにプリントされているほか、同社のショールームでは「ガスまるファミリー」のぬいぐるみも販売されている。このぬいぐるみは、フジテレビ系で放送されている「はやく起きた朝は…」のセットの部屋に置かれているのを見ることができる。
  • さらに1985年のCI導入以前には、「ガス坊や」と言うオリジナルのキャラクターも制定されていた。当時の同社広告に登場したり、同社のショールームなどには、ガス坊やの立体人形などが置かれていた。なお西部ガスのキャラクター「ガスぼうや」とは無関係。[15]
  • 千葉テレビ放送では系列の千葉ガスのCMが1993年辺りで放送され、「はやい乾太くん」等のものは基本的に東京ガスのものと同じだったが「東京ガス」という部分が「千葉ガス」に変更された上で放送されていた。
  • 2016年平成28年)4月からオウンドメディア「ウチコト(uchicoto)」をスタート。ウチコトは、家事の効率化等を通じてもっと人生を楽しむために、主に仕事や家事・子育てに忙しい30~40代女性向けの生活情報メディア。料理、洗濯、掃除、子育て、省エネ等について、通勤や家事の合間のちょっとした時間に気軽に読める役立ち情報を発信している。

関連会社

連結子会社
  • 松栄ガス(地域都市ガス会社)
  • 鷲宮ガス(地域都市ガス会社)
  • 栃木ガス(地域都市ガス会社)
  • エネルギーアドバンス(エネルギーサービス事業)
  • 東京器工(住宅機器販売・メンテナンス及び東京ガスのサポート業務)
  • 長野都市ガス(長野県ガス事業の民営化に伴い、東京ガスから長野県内のガス事業を分離)
  • 東京ガスケミカル(工業用ガス及び石油製品の販売)
  • 東京レアガス(レアガスの充填業務)
  • 東京ガスリース(ガス器具及び工事代金の分割払いの取り扱い及びリース業務)旧ティージークレジットサービス
  • 日本超低温(冷凍倉庫の経営)
  • 東京ガス山梨(甲府市を中心にLPガスの販売並びに旧甲府支社の都市ガス事業を行う。東京ガス連結子会社)
  • 東京エルエヌジータンカー(LNG船及びLPG船の所有及び運航管理業務)
  • 東京ガスエンジニアリングソリューションズ
    • キャプティソリューションズ(ガス導管工事、ガス設備工事業務)
  • 東京ガスリビングライン(東京ガス代理店(東京ガスライフバル、旧エネスタ)業務、ガス設備工事業務)
  • 昭和運輸(甲府市を中心にLPガスの配送を行う)
  • 東京炭酸(炭酸ガスの充填)
  • 東京ガス横須賀パワー(東京電力IPP事業)
  • 東京液化酸素(液化窒素液化酸素の製造)
  • 東京ガス不動産(不動産事業)
  • パークタワーホテル(パークハイアット東京を運営)
  • 東京ガスファシリティサービス(空調管理、警備、清掃などビルメンテナンス
  • 東京ガスiネット (東京ガスグループのシステムインテグレーターとして、コンサルティングからシステム開発、インフラ構築、運用・維持管理を提供)
関連・協力会社

社会との関わり

要約
視点

スポーツ

テレビ提供番組

現在

過去

ラジオ提供番組

現在

過去

CM出演者

現在

過去

企業館

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ガスミュージアム(東京都小平市)

不祥事

東京市疑獄事件(1900年)

1900年(明治33年)、ガス料金値上げについての優遇措置などに関して、星亨逓信大臣が関連する贈収賄罪事件(東京市会汚職事件、東京市疑獄事件)が発覚し、星亨は辞任に至った。

東京市疑獄事件(1920年)

1922年(大正9年)11月に検挙が開始された東京市の大疑獄事件では、砂利、道路、選挙などの複数の汚職があり70名が逮捕に至り、東京ガス常務取締役磯部保次の予審への召喚留置も行われた[23]。東京瓦斯取締役が、1918年(大正7年)6月の東京市市会議員選挙で、有力な市議候補者に、有利な議案に賛成することを条件として選挙費用を支出したことが判明した[24][25][26]

豊洲問題

2001年(平成13年)7月、豊洲・晴海開発整備計画を実施していた東京都が、東京ガス豊洲工場跡地の土壌汚染を知りながら土地の譲渡を受けたことが、のち東京都議会で問題化した。

関連項目

脚注

参考文献

外部リンク

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