白井市
千葉県の市 ウィキペディアから
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明治時代以来ナシの栽培が盛んであり、「しろいの梨」としてブランド化されている[1]。
2001年(平成13年)市制施行。
以前は純農業地帯であったが、1979年(昭和54年)に北総線が開通して千葉ニュータウンへの入居が開始されたことにより、住宅都市として開発が進み、以降は人口が増加した。一方で北部では豊かな自然も多く残り、都市と自然のバランスがとれた開発が進められている。千葉ニュータウンをはじめとした市街地が広がっており、市民の約半分がこの地域に住んでいる[2]。
読みは、「しらい」ではなく「しろい」である。2017年(平成29年)3月に行われた知名度調査によれば、「白井市を知っている」と答えた者の割合は隣接自治体でも鎌ケ谷市が86%、印西市が85.8%、船橋市が38.6%だった。ただし、隣接しない千葉県内の自治体では松戸市が40%、千葉市と市川市が20%だった。そのため市は知名度アップのための策として、2018年(平成30年)2月19日から26日まで、全国の名前に「色」がつく8つの鉄道駅および、字が似ていることから間違えられやすい京成電鉄 京成臼井駅(佐倉市)に、「白井」の名を大きく書いたポスターを掲示した[3]。
東京都の都心から25キロメートル圏内に位置し、都市雇用圏における東京都市圏(東京都区部)のベッドタウンとしての性質が強い。東京都特別区部への通勤率は28.7%(平成22年国勢調査)。
1868年 以前 | 1872年 (明治5) | 1874年 (明治7) | 1875年 (明治8) | 1889年 (明治22) 4月1日 | 1913年 (大正2) 4月1日 | 1954年 (昭和29) 12月1日 | 1964年 (昭和39) 9月1日 | 2001年 (平成13) 4月1日 | 現在 | ||
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軽井沢新田 | 根村 | 東葛飾郡 鎌ケ谷村 |
東葛飾郡 鎌ケ谷村 |
東葛飾郡 鎌ケ谷村 |
東葛飾郡 鎌ケ谷町 |
鎌ケ谷市 | 鎌ケ谷市 | ||||
白井木戸新田 | 白井村 | 白井谷清村組合村 | 白井村 組合村 解消 |
白井村 | 町制 | 市制 | 白井市 | ||||
中木戸新田 | |||||||||||
七次村 | |||||||||||
白井橋本村 | |||||||||||
神々廻村 | |||||||||||
名内村 | |||||||||||
冨塚村 | |||||||||||
折立村 | |||||||||||
長殿村 | 復村 | ||||||||||
法目村 | |||||||||||
富ヶ谷村 | |||||||||||
富ヶ沢村 | |||||||||||
所沢村 | 木村 | ||||||||||
野口村 | |||||||||||
中村新田 | 中村 | ||||||||||
中村新田 | |||||||||||
今井新田 | |||||||||||
印西牧 の一部 |
十余一村 | 谷清村 | 永治村 に編入 組合村 解消 |
白井村 に編入 | |||||||
谷田村 | |||||||||||
清戸村 | |||||||||||
平塚村 | 永治村 | 永治村 | |||||||||
浦部村 | 印西町 | 印西町 | 印西市 | 印西市 | |||||||
小倉村 | |||||||||||
和泉村 | |||||||||||
白幡村 | |||||||||||
浦幡新田 | |||||||||||
浦部新田 | |||||||||||
高西新田 | |||||||||||
2003年、印西市・印旛村・本埜村と2市2村の合併が検討され、2003年4月1日には「印西市・白井市・印旛村・本埜村合併協議会」が設立されていたが、2004年7月の住民投票で反対票が賛成票の倍以上を占める結果となり、合併計画は白紙となった。
町名 | 町名読み | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施直前町名 | 備考 |
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池の上一丁目 | いけのかみ | |||
池の上二丁目 | ||||
池の上三丁目 | ||||
大山口一丁目 | おおやまぐち | |||
大山口二丁目 | ||||
けやき台一丁目 | けやきだい | |||
けやき台二丁目 | ||||
桜台一丁目 | さくらだい | |||
桜台二丁目 | ||||
桜台三丁目 | ||||
桜台四丁目 | ||||
桜台五丁目 | ||||
笹塚一丁目 | ささづか | |||
笹塚二丁目 | ||||
笹塚三丁目 | ||||
清水口一丁目 | しみずぐち | |||
清水口二丁目 | ||||
清水口三丁目 | ||||
七次台一丁目 | ななつぎだい | |||
七次台二丁目 | ||||
七次台三丁目 | ||||
七次台四丁目 | ||||
西白井一丁目 | にししろい | |||
西白井二丁目 | ||||
西白井三丁目 | ||||
西白井四丁目 | ||||
堀込一丁目 | ほりごめ | |||
堀込二丁目 | ||||
堀込三丁目 | ||||
南山一丁目 | みなみやま | |||
南山二丁目 | ||||
南山三丁目 |
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.20%増の61,674人であり、増減率は千葉県下54市町村中7位、60行政区域中9位。
白井市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 白井市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 白井市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
白井市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
郵便番号は以下が該当する。1集配局が集配を担当する。
なお出版文化産業振興財団の調査によると、2024年8月現在で市内に書店が1軒もない全国15道県24市のひとつである[7]。
日本ブルキナファソ友好協会の主たる事務所が市内にある。西アフリカの内陸国ブルキナファソにおいて、貧困・病気などに苦しむ人々を救済するために設立された非政府組織。
二次医療圏(二次保健医療圏)としては印旛医療圏(管轄区域:印旛地域)である[8]。三次医療圏は千葉県医療圏(管轄区域:千葉県全域)。
以下は廃校。
以下は廃校。 社会保険大学校
なお、東部(おおむね神崎川以東)では小室駅もしくは千葉ニュータウン中央駅が最寄り駅となるほか、南西部(冨士の一部)では新京成電鉄新京成線の鎌ヶ谷大仏駅が最寄り駅となる。
また、日本国有鉄道の成田新幹線および千葉県営鉄道北千葉線が市内東部を通過する計画を立てていたが、いずれも白紙となっている。
市内に空港はなく、千葉県成田市の成田国際空港(成田空港)および東京都大田区の東京国際空港(羽田空港)が最寄りとなる。
番号 | 指定・登録 | 類別 | 名称 | 所在地 | 所有者または管理者 | 指定年月日 | 備考 |
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1 | 国指定 | 重要文化財(建造物) | 滝田家住宅 | 白井市平塚 | 個人 | 昭和44年6月20日 | 1棟 |
2 | 県指定 | 有形文化財(建造物) | 延命寺観音堂 | 白井市平塚939 | 延命寺 | 平成14年3月29日 | 1棟 |
3 | 有形文化財(歴史資料) | 小金原のしし狩り資料・色羽織1枚・村小旗2枚・稲葉神明社の絵馬1面 | 白井市根ほか | 個人ほか | 昭和42年3月7日 | 3枚・1面 | |
4 | 小金牧の牧士資料 | 白井市富塚(白井市郷土資料館保管) | 個人 | 昭和50年12月12日 | 174点 | ||
5 | 記念物(史跡) | 清戸の泉 | 白井市清戸602 | 薬王寺 | 昭和42年3月7日 |
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