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千葉ニュータウン中央駅
千葉県印西市中央南にある北総鉄道・京成電鉄の駅 ウィキペディアから
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千葉ニュータウン中央駅(ちばニュータウンちゅうおうえき)は、千葉県印西市中央南一丁目にある、北総鉄道・京成電鉄の駅である。


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概要
北総鉄道の北総線と、京成電鉄の成田空港線(成田スカイアクセス線)が乗り入れているが、当駅を含む区間では両線が施設を共有し、成田スカイアクセス線列車としてスカイライナー(当駅は通過)とアクセス特急が、北総線列車として特急・急行・普通がそれぞれ運行され、実用上は同一の路線のような形で運用されている。
ただし当駅を含む区間においては、北総・京成とも線路や施設を保有しない第二種鉄道事業者となっており、施設を保有している第三種鉄道事業者は千葉ニュータウン鉄道である。なおこの駅は北総鉄道・京成電鉄の共同使用駅であるが、駅の運営は北総鉄道が行う。駅番号は北総鉄道に対してのみ付与されており、HS12である[2]。
当駅での京成電鉄の株主優待乗車証の利用は不可である。京成電鉄最北端の駅である(京成の管轄駅としては成田湯川駅が最北端)。
歴史
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当初は、併設して成田新幹線(東京 - 成田空港間)の千葉ニュータウン駅が設置される予定であったが、同線が建設中止(未成線)となったため、実現しなかった。駅北側に隣接する形態で設置される計画であり、北総線および国道464号に並行して伸びる広大な開削スペースは、この成田新幹線の用地として用意されたものだった。現在は国道464号の平行高規格道路である北千葉道路の専用部に転用されて使われている[3]。
当駅と小室駅の中間に谷田駅(仮称)の設置計画があったが、千葉ニュータウンの開発計画の変更により、設置は見送られている。なお、駅予定地のスペースは現在も確保されており、線路脇の柵が路線の外側に広がっている。
2000年(平成12年)7月22日の印旛日本医大延伸前までは当駅始発・終着電車が存在していたため、一部の駅の発車標には「NT中央」「ニュータウン中央」と表示されていたほか、車両側も開業から数年間「ニュータウン中央」の行先表示を使用していた。なお、後に折り返し設備は撤去された。
年表
- 1984年(昭和59年)3月19日:住宅・都市整備公団千葉ニュータウン線 小室駅 - 当駅間開通に伴い、終着駅として開業[1]。
- 1988年(昭和63年)4月1日:北総開発鉄道の第二種鉄道事業開始に伴い、路線は北総開発鉄道北総・公団線の駅となる。
- 1995年(平成7年)4月1日:当駅 - 印西牧の原駅間延伸により中間駅となる。
- 2004年(平成16年)7月1日:社名・線名変更に伴い、北総鉄道北総線の駅となる。都市基盤整備公団の独立行政法人移行(都市再生機構)に伴い、駅舎などの構造物の所有が千葉ニュータウン鉄道に継承される。
- 2010年(平成22年)7月17日:京成成田空港線(成田スカイアクセス線)との共用駅となり、同線の「アクセス特急」が停車する[4]。
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駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎を有している。ホームとコンコースを連絡する上りエスカレーターとエレベーターが設置されている。ホーム上には待合室と売店が設置されている。
駅構内は広く、イベント開催時にはイベントスペースとして使用される。なお、コンコースには定期券売り場、ファミリーマート、ドラッグストアがあり、改札内には多目的トイレおよびらーばんねっとのモニターが設置されている。
NTTBPの公衆無線LAN設備が設置されており、docomo Wi-Fiが利用できる。またUQコミュニケーションズの公衆無線LAN設備が設置されており、Wi2の公衆無線LANサービスが利用できる。
のりば
- 改札口(2008年8月)
- 駅ホーム(2019年7月)
- 駅名標(2019年10月)
利用状況
要約
視点
- 北総鉄道 - 2019年度の1日平均乗降人員は23,899人である[5]。北総線の駅では京成高砂駅に次ぎ第2位であり、乗り換え駅である新鎌ヶ谷駅・東松戸駅よりも多い。
- 京成電鉄 - 2023年度の1日平均乗降人員は4,939人である。ただし、これはアクセス特急のみの乗降人員である[6]。
年度別1日平均乗降・乗車人員(北総鉄道)
開業年(1988年)以降の北総鉄道の1日平均乗降・乗車人員は以下の通りである。
年度別1日平均乗降人員(京成電鉄)
2010年の成田スカイアクセス開業以降の京成側の1日平均乗降人員は以下の通りである。
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駅周辺
要約
視点
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当駅は文字通り千葉ニュータウンの中心部に位置し、周辺には商業施設や企業が多く、印西市の経済・産業の中心地となっている。なお、印西市役所や印西警察署などの行政機関は、木下駅周辺に立地している。また、当駅は白井市東部の桜台地区に近接しているため、同市民の利用も見受けられる。
1990年代初頭までは商業施設があまりなかったが、1991年(平成3年)11月27日には南口にダイエー千葉ニュータウン店(2002年5月31日閉店、跡地に5588 ENTERTAINMENT CHIBA-NEWTOWNが出店)、1995年(平成7年)には北口にアルカサールが開業。その後、2000年(平成12年)には北口にジャスコ(現:イオン)、2006年(平成18年)には隣接してイオンモール千葉ニュータウンが開業するなど大型商業施設が集約している。また、1980年代後半からは、東京電機大学や東京基督教大学などの教育機関も立地するようになった。イオンモールが立地する付近は、1995年(平成7年)頃まで広大なコスモス畑となっており、毎年秋になると「コスモス祭」が開催されていた。
2008年(平成20年)1月15日の「印西市歩行喫煙、ポイ捨て等防止条例」施行に伴い、千葉ニュータウン中央駅周辺は重点区域に指定され、指定喫煙場所以外の喫煙・空き缶などのごみのポイ捨ての違反者に対し、同年4月1日から過料徴収を実施している[8]。
周辺交通
行政・公共施設
教育施設

郵便局・金融機関

企業


- 三井住友海上火災保険
- 三菱UFJ銀行千葉センター
- みずほ銀行千葉事務センター
- 東京海上日動火災保険
- 竹中技術研究所(竹中工務店・竹中土木)
- CSK-ITマネジメント
- NTTデータ
- ソフトバンク
- 富国生命保険千葉ニュータウン本社
- 労働金庫連合会千葉ニュータウンビル
- ニッポーニュータウン工場
主な商業施設

その他

- 北総花の丘公園
- 花と緑の文化館
- 十余一公園
- 大塚前公園
- 浦幡新田公園
- 多々羅田公園
- 一本桜公園
- 船橋カントリークラブ
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バス路線
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イベント
ロケーション撮影
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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