日本の元タレント (1972-) ウィキペディアから
中居 正広(なかい まさひろ、1972年〈昭和47年〉8月18日[7] - )は、日本の元タレント、司会者、俳優、歌手。男性アイドルグループ・SMAPの元メンバー[6][注 3]。愛称は、中居くん[10]。
この記事は最新の出来事を扱っています。 |
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なかい まさひろ 中居 正広 | |||||
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![]() 2008年 | |||||
別名義 |
N.マッピー[注 1] なかいさん[注 2] | ||||
生年月日 | 1972年8月18日(52歳) | ||||
出身地 | 日本 神奈川県藤沢市 | ||||
身長 | 170 cm(公表は165 cm[3][4]) | ||||
血液型 | A型 | ||||
職業 | タレント、司会者、実業家、慈善活動家[5] | ||||
ジャンル | バラエティ番組・音楽番組・スポーツ番組・情報番組・CM | ||||
活動期間 | 1987年 - 2025年 | ||||
配偶者 | 未婚 | ||||
事務所 |
ジャニーズ事務所 (1987年 - 2020年) のんびりなかい (2020年 - 2025年) | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『味いちもんめ』シリーズ 『輝く季節の中で』 『ナニワ金融道』シリーズ 『勝利の女神』 『最後の恋』 『ブラザーズ』 『伝説の教師』 『白い影』 『砂の器』 『ATARU』 映画 『模倣犯』 『私は貝になりたい』 『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』 バラエティ番組 『笑っていいとも!』 『ザ!世界仰天ニュース』 『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』 『中井正広のブラックバラエティ』 『ナカイの窓』 音楽番組 『うたばん』 『音楽の日』 | |||||
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備考 | |||||
SMAPの全活動期のメンバー[6]。 |
ジャニーズ事務所を経て(2020年3月退所)[11]、のんびりなかい(2020年4月から2025年1月まで)所属。2025年1月23日を以って芸能界を引退した[12][13]。
神奈川県藤沢市出身、3人兄弟の末っ子である[14][15]。幼少期は貧しく、貧困を経験する[注 4]。小学4年生までを鵠沼で過ごし、その後は辻堂で育った[20][14]。湘南エリアという海の街ののどかで、やんちゃな風土に染まって成長した[18]。小学生の頃は「近所のガキ大将」で[14]、近所で遊ぶ時は電信柱に登ったり、やんちゃで元気のいい男の子だった[16]。少年野球のチームに入部して、毎日のように河原で練習する[20]。小学校を卒業後、近所の中学校に進学した[14]。将来は読売ジャイアンツの選手になりたかったが、ケガで断念し、やぶれかぶれになってしまい、男友達とつるんでヤンキーになる[20]。
中学校内に旧ジャニーズ事務所所属の生徒がいたことをきっかけに友人らと同事務所へ応募し、唯一書類選考に受かり[14]、1987年、ジャニーズ事務所に入所[7]。その後、ジャニーズJr.内グループスケートボーイズのメンバーを経て、1988年4月に結成された男性アイドルグループSMAPのメンバーとなる[21]。グループの中では最年長で、リーダーを務める[21]。1989年、テレビドラマ『時間ですよ平成元年』で俳優デビュー[21]。1991年9月9日、SMAPとしてCDデビュー[21](以降のグループでの活動はSMAPを参照)。
1994年4月、フジテレビの昼番組『笑っていいとも!』のレギュラーとなり、2014年3月31日の番組終了まで20年間出演[22]。
1995年に『味いちもんめ』で連続ドラマ初主演[23]。同年10月よりテレビ朝日の報道番組『サンデージャングル』で初のキャスターを務める[21]。
1996年に『SMAP×SMAP』が放送開始。番組のメインコーナー「BISTRO SMAP」では、進行役であるオーナーを担当[24]。
1997年の『第48回NHK紅白歌合戦』で初の司会に抜擢される。25歳での白組司会は番組最年少記録となった。その後も、通算6回に渡って同番組の司会を担当[25]。
1998年から、フジテレビの大型特別番組『FNS27時間テレビ』の総合司会を3年連続で務めた。その後もSMAPとして担当した2014年を含め、通算8回に渡って総合司会を担当。
2004年にTBSのオリンピックメインキャスターを初担当。以後、2018年までのオリンピック時に、8大会連続で同局のメインキャスターを務めた[21]。
2007年の『第58回NHK紅白歌合戦』で紅組司会を担当。男性による紅組司会および紅白両方の司会を務めたのはNHKアナウンサーを除くと中居のみである[26]。
2009年10月、ドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のワールドプレミア(アメリカのロサンゼルスで開催)に、日本で唯一のゲストとして招待を受け参加[27]。
12月、自身の私服を集めた写真集『私服だらけの中居正広増刊号〜輝いて〜』(同年8月発売)が、約37万部を売り上げ「オリコン2009年年間“本”ランキング」のタレント本部門で1位を記録[28]。
2013年のワールド・ベースボール・クラシックで、日本野球機構により日本プロ野球史上初の公認サポーターである「侍ジャパン公認サポートキャプテン」に抜擢される。以後、2017年、2023年と3大会連続で就任[21][29]。
2015年6月上旬に喉の腫瘍手術を行った[30][注 5]。
2016年12月31日をもってSMAPが解散となったことに伴い、ソロタレントとなる[33]。
2020年2月21日に記者会見を開き、3月31日をもってジャニーズ事務所を退所し、4月から個人事務所「株式会社のんびりなかい」に所属し、同事務所の代表取締役社長に就任することを発表。同事務所は父の命日となる2月19日に設立している[34][注 6]。
2022年7月14日、急性虫垂炎のため入院、手術を受けた[36]。7月16日に12年連続で総合司会を務める予定だったTBSの大型音楽番組『音楽の日2022』への出演は取りやめとなった[37]。7月18日、退院を報告[38]。
10月、体調不良のため1・8日放送の『中居正広のキャスターな会』を2週連続で欠席[39]。10月15日放送の『キャスターな会』で3週間ぶりに復帰したが[40]、11月4日、体調不良のため1か月ほど活動を休止し休養することを発表[41]。12月2日、年内の静養専念を発表した[42]。翌2023年1月14日放送の『キャスターな会』および『中居正広 ON&ON AIR』で本格的に仕事復帰[43]。
2025年1月、後述の女性トラブルにより、この時点で中居が出演していた6本のレギュラー番組が全て終了するか中居を降板させる事態となった(詳細は#女性とのトラブルをめぐる不祥事を参照)[44]。同年1月23日、ファンクラブ向け有料サイトおよび公式サイトにて芸能界を引退することを表明。自身が代表を務めた「株式会社のんびりなかい」についても、残務整理が完了次第、廃業することを発表した[12]。
中居正広本人は神奈川県藤沢市出身ではあるが、自身のルーツは北海道であり、父・正志は岩内町出身[93]。
2024年12月、『女性セブン』および『週刊文春』において、中居が前年の2023年6月に芸能関係者である20代の女性[97]とトラブルになり、約9000万円の解決金を支払うことで示談が成立していたと報道[98][99][100]。さらに、一部スポーツ紙が女性を「テレビ局員」だと報道し騒動となる[101]。ただし、解決金については後に女性が事実と異なると反論している[102]。
この報道を受け、中居が出演しているテレビやラジオの番組、CMに関して放送休止などの対応がとられた[103]。また、この問題にフジテレビ幹部社員の関与が疑われるなど、フジテレビを含めて放送業界の企業コンプライアンスの在り方など、メディア全体を巻き込んだ大きな問題に発展した[注 9]。
2025年1月7日、日本テレビは、中居がMCを務めるバラエティー番組『ザ!世界仰天ニュース』について、中居の出演シーンを全面的にカットして放送した。これについて、日本テレビは「総合的な判断。本人からも同様の申し出を受けた」と説明した[106][107]。また1月8日、フジテレビは、中居の冠番組であるトークバラエティ番組『だれかtoなかい』の放送を当面の間休止すると発表した[108]。フジテレビは「中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果[108]」としている。 また、中居のトラブルはドイツ紙やフランスメディアなど世界各国でも報じられた[注 10]。
同年1月9日、本人の公式サイトにおいて、既報のトラブルがあったことを認め謝罪する声明が公表された[100][112]。声明では「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになった」と以降も芸能活動を継続していくことを示唆した[100]。
2025年1月14日、米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」はフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスに対し、「中居正広を巡る騒動を受け第三者委員会の調査を求める書簡を送付した」と発表した[113]。
その後も中居のレギュラー出演番組に対する動きが相次ぎ、同月15日、日本テレビが『ザ!世界仰天ニュース』について中居の降板を発表[114]。同月20日、TBSテレビが中居の冠番組である『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の打ち切り(事実上の最終回は2024年12月13日放送分)と『THE MC3』の降板を発表[115]。同月21日、ニッポン放送が中居の冠ラジオ番組である『中居正広 ON&ON AIR』の打ち切り(事実上の最終回は2025年1月4日放送分)を発表[116]。同月22日、テレビ朝日が中居の冠番組である『中居正広の土曜日な会』の打ち切り(事実上の最終回は2024年12月21日放送分)を発表[117]。さらに同日、フジテレビが『だれかtoなかい』の打ち切り(事実上の最終回は2024年12月15日放送分)を発表した[118]。この結果、中居が出演していた全てのレギュラー番組が終了するか中居を降板させる事態となった[44]。
これにより、2025年1月4日放送のニッポン放送『中居正広 ON&ON AIR』が中居にとって引退前最後のメディア出演となった[119][注 11]。
2025年1月23日に有料ファンクラブサイトおよび公式サイトにて「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。なお、会社であります【(株)のんびりなかい】につきましては、残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します」と報告した[121][12]。これに伴い、X(旧Twitter)の公式アカウントも削除され、公式サイトも2月19日付で閉鎖されることが発表された[122][13]。
※太字は引退直前(引退時点から約1年以内)に放送中だった番組
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