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1998年に放送された日本のテレビアニメ ウィキペディアから
『カウボーイビバップ』(Cowboy Bebop)は、サンライズ制作の日本のSFアニメ作品。テレビ東京系などで1998年(平成10年)4月から同年6月にかけて全26話中の一部(後述)が放送され、その後WOWOWで同年10月から1999年(平成11年)4月にかけて全26話が放送された。また、2001年(平成13年)9月には劇場作品『カウボーイビバップ 天国の扉』が公開された。
カウボーイビバップ | |
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ジャンル | SF、アクション、ハードボイルド、 スペースオペラ、スペース・ウェスタン |
アニメ | |
原作 | 矢立肇 |
監督 | 渡辺信一郎 |
シリーズ構成 | 信本敬子 |
キャラクターデザイン | 川元利浩 |
メカニックデザイン | 山根公利 |
音楽 | 菅野よう子 |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | サンライズ、バンダイビジュアル |
放送局 | テレビ東京、WOWOW 超級電視台 アダルトスイム |
放送期間 | テレビ東京: 1998年4月3日 - 6月26日 WOWOW: 1998年10月23日 - 1999年4月23日 |
話数 | テレビ東京:全12話+総集編 WOWOW:全26話+総集編 |
映画:カウボーイビバップ 天国の扉 | |
原作 | 矢立肇 |
監督 | 渡辺信一郎 |
脚本 | 信本敬子 |
キャラクターデザイン | 川元利浩 |
メカニックデザイン | 山根公利 |
音楽 | 菅野よう子 |
制作 | ボンズ |
製作 | サンライズ、ボンズ バンダイビジュアル |
封切日 | 2001年9月1日 |
上映時間 | 120分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
1998年(平成10年)11月開催の第3回アニメーション神戸で作品賞・テレビ部門を受賞。2000年(平成12年)の日本SF大会で星雲賞メディア部門を受賞。
2071年の火星を中心とした太陽系を舞台に、おんぼろ宇宙船「ビバップ号」に乗って旅する賞金稼ぎのスパイク・スピーゲルら乗組員の活躍を描くスペース・ウェスタンアニメ作品である。粋な台詞回しやクールな映像、痛快なメカアクションやガンアクションなどが特徴。本筋はハードボイルドタッチだが、話数によってテイストが異なり、サスペンスやホラー、ドタバタコメディ、サイバーパンクなど振り幅が大きい。『ビバップ』というタイトルどおりジャズを始め、ブルース、ロック、テクノなど多彩なジャンルの音楽をBGMとして使用し、その独特の世界観と相まって既存のSF作品になかった特異なスタイルを築きあげた。
監督の渡辺信一郎いわく「それまでやりたくてもやれなかったことを全部ぶち込んで作った[1]」作品であり、「毎回20分の映画を作っているつもりでした[2]」と語っている。放送当時は『ルパン三世』に類似するという声が多かったが、渡辺によればむしろ(次回予告ナレーションを含めて)松田優作主演のテレビドラマ『探偵物語』に近いという[2]。
また本作の特徴の一つに、その世界設定から登場人物のデザインに人種的特徴がよく表れている点が挙げられる。キャラクターデザインを担当した川元利浩によれば、これは渡辺監督から許可が出たためとのことである。
国際的な評価も高く(詳しくは#欧米での反応を参照)、北米ではいくつか実写化企画も立ち上がっている(詳しくは#実写映画企画を参照)。
制作を担当したのはサンライズ第2スタジオ。中心スタッフは渡辺や南雅彦プロデューサーが以前関わった『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』『機動武闘伝Gガンダム』『マクロスプラス[注釈 1]』『天空のエスカフローネ』の人脈が集められた。南らはテレビシリーズ制作後にサンライズから独立してボンズを設立し、劇場版はボンズが制作を担当した。
サンライズは元々、玩具の商品化を前提にしたオリジナルのロボットアニメを数多く製作しているスタジオであるが、本作も『スター・ウォーズシリーズ』の新3部作公開による人気再燃で宇宙船ブームが来ると見たバンダイホビー事業部から「宇宙船のプラモデル展開ができるアニメ」というオファーが届いたことが企画の発端になった[3]。渡辺は南から「何か企画はないか」と聞かれ、アメリカのバウンティハンター稼業をヒントに、近未来の宇宙を舞台とする無国籍アクションものをその場で思いついた。コンセプトはスペースオペラならぬ「スペースジャズ」で、企画タイトルは「流れ星ビバップ!」(次いで「シューティングスター・ビバップ[注釈 2]」)。
しかし独特の作風に周囲の反応は悪く、サンライズが同時に進めていた別の企画と一緒にさせられそうにもなった[4]。スポンサーが「これじゃ宇宙船売れないから」と降りてしまい危うく没になりかけたが[5]、バンダイビジュアルの協力で放送にこぎつけた。サントラを発売するレコード会社には「ジャズなんて日本で何枚売れてると思います?」と反対され[6](菅野も最初は「ジャズなんて絶対に売れないよ」と思ったという[7])、放送前に第1話を観た関係者の声は「渋すぎる。売れないよ、これ」だった。
玩具のロイヤリティ収入が見込めない分、音楽CDと映像パッケージによる投資回収計画が緻密に練られた。結果的にはソフト関連がヒットし、本作は「ビデオと音楽CDのセールスでガンダムシリーズに匹敵する実績を上げた」とサンライズは述べている[要出典]。南によると制作費がかなりかかった作品であり、社長に「南、お前は会社を潰す気かっ」と言われるほどだったという。ただし「『08』ほどはかかっていないです」と述べている[8]。
オープニング・エンディング曲と作中のBGMは一部を除いて全て菅野よう子が作曲しており、菅野ら国内外の音楽家が参加した「シートベルツ (THE SEATBELTS) 」が演奏した。エンディング曲以外にも、ボーカル曲が多用されている。
サントラ第一弾は第13回日本ゴールドディスク大賞「アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した[9]。
また、1999年(平成11年)8月16日に渋谷ON AIR EAST、2001年(平成13年)8月10日にはSHIBUYA-AXでシートベルツのライブが開催され、どちらもチケットが即日完売した。
主題歌のTank!は、2016年のカナダフィギュアスケート選手権において、カナダの男子シングル選手ケヴィン・レイノルズのショートプログラムに使用された(衣装はスパイク・スピーゲル)[10]。
本作は地上波放送枠がなかなか決まらず、オンエアに至るまでには2年近くを要したが、テレビ東京系列で放送予定だったある作品の制作が間に合わなかったため[4]、急遽1クールもの(13話)として全26話中12話(#2、#3、#7 - 15、#18)+総集編というイレギュラーな形で放送されることになった。テレビ東京自身は制作にあまり関与していないため、担当者は深夜アニメと同じ「番組担当」とクレジットされた。
各話冒頭のサブタイトル画面では「Session #○○」という本来の話数のほかに、「第〇回」という地上波放送の話数が追加表示された。一話完結スタイルなので連続ストーリーものよりも混乱は少ないが、地上波放送一回目は本来の第2話 (Session #2) から始まるので、冒頭に世界観の説明テロップが流された。
地上波放送版では自主規制が行われ、暴力表現および性的表現、光の明滅が修正・カットされている。これは、製作開始時から放送までの間に神戸連続児童殺傷事件や栃木女性教師刺殺事件といった未成年による凶悪事件が起きたことや、「ポケモンショック」によってテレビ東京の規制が強まったためである。最終回である総集編「よせあつめブルース」は、これらの規制・カットに対する抗議をメインキャラクター達の独白という形で吐露したもので、通常の総集編とは異なり、物語自体にはほとんど言及していない。エンディングは「THIS IS NOT THE END. YOU WILL SEE THE REAL "COWBOY BEBOP" SOMEDAY!(これが終わりじゃない。いつか本当の「カウボーイビバップ」を目にするだろう!)」という挑発的なメッセージで締めくくられている。この回はその後の再放送から除外され、DVDなど映像ソフトへの収録も行われていない。
テレビ東京での放送終了から4か月後には、1998年10月から1999年3月にかけてWOWOWのノンスクランブル枠(無料放送)で全26話が放送されたため、テレビ東京系を視聴できなかった地域でも視聴が実現した。
アメリカではビデオとDVDが先行発売され、2001年9月1日からアニメ専門局カートゥーンネットワークのアダルトスイム枠で全米放送(TV-14:14歳以上限定)され人気を博した。ただしこの放送では血糊、女性の裸体描写などが修正されている他、放送コードの関係や同時多発テロ事件の影響から、初回のみ#6(コロンバイン高校銃乱射事件を連想させるため)、#8(ハイジャック)、#22(ビル爆破)は放送されていない(直後の再放送では放映)。
時は2071年。宇宙開拓時代を迎えた人類は太陽系内に生活圏を広げており、悪化する治安への対策として、指名手配犯を捕まえる賞金稼ぎ、いわゆる「カウボーイ」たちが活躍している。カウボーイ稼業を営むスパイク・スピーゲルと相棒のジェット・ブラックは、古い漁船を改造したオンボロ宇宙船「ビバップ号」に乗り込んで宇宙を駆け巡っている。大物の賞金首を捕まえることもある一方、その荒っぽいやり方に巻き込んだ一般市民からの損害賠償請求も多い彼らに金銭的余裕はない。
そんなビパップ号に奔放な美女フェイ・ヴァレンタイン、天才ハッカーのエド、犬のアインが転がり込む。おのおの何かしらの事情を抱えながらも、一同はビパップ号で緩やかな絆を育み、行く先々で様々な騒動に巻き込まれる。
2022年、月での位相差空間ゲートの実験中に大事故が発生する。事故の結果、月の表面が大きくえぐられ、地球上にはその破片が大量に降り注ぎ壊滅的な被害をもたらした。この事態により地球は死の星と化し、人類は外惑星へ移民せざるを得なくなり、皮肉な形で長年の夢であった宇宙時代を迎えることになる。人類の生活圏は急激に拡大することになったものの、ゲート事故以来約20年にも及ぶ無政府状態は深刻な治安の悪化を招いてしまった。そのような状況に対して、警察にも手に負えないほどの多量の犯罪を取り締まるため、アメリカ西部開拓時代に倣って「犯罪者に賞金を掛け、その摘発を一般から公募する」というカウボーイ(賞金稼ぎ)制度が制定されることとなる。
ゲート事故により国家はなし崩し的に崩壊し、人類は人種も民族も混ざり合いながら宇宙へ進出し、2071年の世界では土星圏までに進出、かつてない繁栄の時代を迎えている。火星や金星、タイタンなど人が居住可能な星では大規模なテラフォーミングが行われて地表に地球上と変わらない都市が作られ、そこで普通の生活を営んでいる。一方、ゲート事故によって甚大な被害を受けた地球ではその後も月の破片が隕石となり日常的に降り注いでいるため、人類は地下での生活を余儀なくされている。
位相差空間ゲートによる宇宙航海、ナノマシン、サイバネティックスなどの技術が実用化され、汎太陽系コンピュータ通信ネットワークも運用されてはいるものの、急速な社会の拡大が発達のアンバランスを生んでいる。そのため、宇宙トラッカーたちは自分のトラクターの運転席に相変わらず様々なガラクタを飾り付けており(お守り、ダルマなど)、街角では辻占いが街を歩く人々に声をかけ、バーでは紹興酒・老酒が飲まれているという、どこか懐かしさを感じさせるローテクな20世紀末から21世紀初頭の雰囲気と高度な未来社会が共存する世界となっている。各惑星で民族や人種が混交しながら生活を送っているといっても、各々にコミュニティーを形成して生活を営んでおり、各惑星は中国語・英語・アラビア語などの看板・標識が乱立して街を埋め尽くすように立っている。民族同士の反目・対立も無くなってはおらず、エスニック・グループによる犯罪組織も存在し、各民族社会に深く根を張っている。「レッド・ドラゴン」のような大組織ともなると、火星の大都市に代紋入りの巨大ビルを堂々と建てている。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | メカ作画監督 | 放送日 |
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Session #1 | アステロイド・ブルース Asteroid Blues | 信本敬子 | 渡辺信一郎 | 武井良幸 | 川元利浩 | 佐野浩敏 | 1998年10月23日 |
Session #2 | 野良犬のストラット Stray Dog Strut | 横手美智子 | 佐藤育郎 | 竹内浩志 (スタジオ・ライブ) | - | 1998年10月30日 | |
Session #3 | ホンキィ・トンク・ウィメン Honky Tonk Women | 山口亮太 信本敬子 | 赤根和樹 | 森邦宏 | 本橋秀之 | 後藤雅巳 | 1998年11月6日 |
Session #4 | ゲイトウェイ・シャッフル Gateway Shuffle | 村井さだゆき | 武井良幸 | しんぼたくろう (中村プロ) | 1998年11月13日 | ||
Session #5 | 堕天使たちのバラッド Ballad Of Fallen Angels | 横手美智子 | 渡辺信一郎 | 渡辺哲哉 | 川元利浩 | 1998年11月20日 | |
Session #6 | 悪魔を憐れむ歌 Sympathy For The Devil | 信本敬子 | 岡村天斎 | 佐藤育郎 | 竹内浩志 | 1998年11月27日 | |
Session #7 | ヘヴィ・メタル・クイーン Heavy Metal Queen | 横手美智子 | 森邦宏 | 本橋秀之 | 1998年12月4日 | ||
Session #8 | ワルツ・フォー・ヴィーナス Waltz For Venus | 武井良幸 | しんぼたくろう | 1998年12月11日 | |||
Session #9 | ジャミング・ウィズ・エドワード Jamming With Edward | 佐藤大 | 渡辺信一郎 | 佐藤育郎 | 小森高博 | 1998年12月18日 | |
Session #10 | ガニメデ慕情 Ganymede Elegy | 稲荷昭彦 | 山口祐司 | 山田弘和 | 逢坂浩司 | 1998年12月25日 | |
Session #11 | 闇夜のヘヴィ・ロック Toys In The Attic | 横手美智子 | 森邦宏 | しんぼたくろう | 1999年1月1日 | ||
Session #12 | ジュピター・ジャズ(前編) Jupiter Jazz (PART 1) | 信本敬子 | 岡村天斎 | 武井良幸 | 川元利浩 | 1999年1月8日 | |
Session #13 | ジュピター・ジャズ(後編) Jupiter Jazz (PART 2) | 佐藤育郎 | 小森高博 | 1999年1月15日 | |||
Session #14 | ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody | 佐藤大 | 都留稔幸 | 山田弘和 | しんぼたくろう | 1999年1月22日 | |
Session #15 | マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine | 信本敬子 | 岡村天斎 | 森邦宏 | 逢坂浩司 | 1999年1月29日 | |
Session #16 | ブラック・ドッグ・セレナーデ Black Dog Serenade | 横手美智子 | 山内重保 | 佐藤育郎 | 竹内浩志 | 1999年2月12日 | |
Session #17 | マッシュルーム・サンバ Mushroom Samba | 横手美智子 渡辺信一郎 | 渡辺信一郎 | 森邦宏 | しんぼたくろう 中田栄治 (中村プロ) | 1999年2月19日 | |
Session #18 | スピーク・ライク・ア・チャイルド Speak Like a Child | 稲荷昭彦 | 佐藤順一 | 武井良幸 | 菅野宏紀 | 1999年2月26日 | |
Session #19 | ワイルド・ホーセス Wild Horses | 飯田馬之介 | 山田弘和 | 逢坂浩司 | 1999年3月5日 | ||
Session #20 | 道化師の鎮魂歌 Pierrot Le Fou | 村井さだゆき | 武井良幸 | 小森高博 | 1999年3月12日 | ||
Session #21 | ブギ・ウギ・フンシェイ Boogie Woogie Feng Shui | 村井さだゆき 渡辺信一郎 | 潮乱太 | 佐藤育郎 | 竹内浩志 | 1999年3月19日 | |
Session #22 | カウボーイ・ファンク Cowboy Funk | 信本敬子 | 岡村天斎 | 森邦宏 | 川元利浩 | 1999年3月26日 | |
Session #23 | ブレイン・スクラッチ Brain Scratch | 佐藤大 | 武井良幸 | 竹内浩志 | 1999年4月2日 | ||
Session #24 | ハード・ラック・ウーマン Hard Luck Woman | 横手美智子 | 岡村天斎 | 山田弘和 | 菅野宏紀 | 1999年4月9日 | |
Session #25 | ザ・リアル・フォークブルース(前編) The Real Folk Blues (PART 1) | 信本敬子 | 渡辺信一郎 | 佐藤育郎 | 小森高博 | 1999年4月16日 | |
Session #26 | ザ・リアル・フォークブルース(後編) The Real Folk Blues (PART 2) | 武井良幸 | 川元利浩 | 1999年4月23日 |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | メカ作画監督 | 放送日 |
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第一回 | 野良犬のストラット Stray Dog Strut | 横手美智子 | 渡辺信一郎 | 佐藤育郎 | 竹内浩志 (スタジオ・ライブ) | - | 1998年4月3日 |
第二回 | ホンキィ・トンク・ウィメン Honky Tonk Women | 山口亮太 信本敬子 | 赤根和樹 | 森邦宏 | 本橋秀之 | 後藤雅巳 | 1998年4月10日 |
第三回 | ヘヴィ・メタル・クイーン Heavy Metal Queen | 横手美智子 | 岡村天斎 | 森邦宏 | 本橋秀之 | 1998年4月17日 | |
第四回 | ワルツ・フォー・ヴィーナス Waltz For Venus | 武井良幸 | しんぼたくろう | 1998年4月24日 | |||
第五回 | ジャミング・ウィズ・エドワード Jamming With Edward | 佐藤大 | 渡辺信一郎 | 佐藤育郎 | 小森高博 | 1998年5月1日 | |
第六回 | ガニメデ慕情 Ganymede Elegy | 稲荷昭彦 | 山口祐司 | 山田弘和 | 逢坂浩司 | 1998年5月8日 | |
第七回 | 闇夜のヘヴィ・ロック Toys In The Attic | 横手美智子 | 森邦宏 | しんぼたくろう | 1998年5月15日 | ||
第八回 | ジュピター・ジャズ(前編) Jupiter Jazz (PART 1) | 信本敬子 | 岡村天斎 | 武井良幸 | 川元利浩 | 1998年5月22日 | |
第九回 | ジュピター・ジャズ(後編) Jupiter Jazz (PART 2) | 佐藤育郎 | 小森高博 | 1998年5月29日 | |||
第十回 | ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody | 佐藤大 | 都留稔幸 | 山田弘和 | しんぼたくろう | 1998年6月5日 | |
第十一回 | マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine | 信本敬子 | 岡村天斎 | 森邦宏 | 逢坂浩司 | 1998年6月12日 | |
第十二回 | スピーク・ライク・ア・チャイルド Speak Like a Child | 稲荷昭彦 | 佐藤順一 | 武井良幸 | 菅野宏紀 | 1998年6月19日 | |
話数 | サブタイトル | ダイアローグ | 構成 | 音楽 | 放送日 | ||
第十三回 | よせあつめブルース | 信本敬子 渡辺信一郎 | 渡辺信一郎 | 「空を取り戻した日」(シャカゾンビ) ブレイクビーツ:TSUTCHIE | 1998年6月26日 |
『カウボーイビバップ 天国の扉』は、2001年(平成13年)9月1日公開のアニメ映画。
2071年、ハロウィンを目前にした火星のクレーター都市アルバシティー。その高速道路でタンクローリーが突如爆発炎上した。事故発生現場周辺に居合わせた人々は原因不明の症状を訴えて次々と倒れていき、事件の死傷者は400人を上まわる大惨事になった。苦しみながら次々と死んでいく被害者を見た警察は、正体不明の生物兵器を使用したテロの可能性を示唆する。火星政府はこれを受け、犯人に史上最高の3億ウーロンという巨額の懸賞金をかけることを発表した。別件で盗難カードの使用情報からハッカー、リー・サムソンを追っていたフェイが偶然この事件に出くわして現場を撮影すると、そこには手の甲に入れ墨がある男が映っていた。3億ウーロンを手に入れるため、「ビバップ」の乗組員たちはその男を探し始める。
2009年、キアヌ・リーブス主演によるハリウッド系実写映画化プロジェクトが進行中と発表されたが、その後に資金難で製作中止の危機に瀕していることが報じられていた。
この件に関し、渡辺は2013年に開催されたロンドンのコミケ「コミックコン」で行われたRed Carpet News TVのインタビューで、詳細は明かせないとした上で「実写化のプロジェクトは進行中」と述べている。また自分の作品が実写映画化されることについては「『カウボーイビバップ』という作品は、アメリカ映画に影響を受けて作った部分が大きいので、アメリカ人がそれをどういう風に映画にするのか興味を持っています」と語ったほか、日本アニメのハリウッドでの実写化については「アニメのフィーリングを壊さないようにしてほしいと思っています」と実写映画への希望を述べている[23]。
2017年、サンライズは米国テレビコンテンツ製作会社トゥモロー・スタジオが「『カウボーイビバップ』をハリウッドで実写テレビシリーズ化の企画開発を弊社と共同で制作開始した」と発表した[24]。2018年11月28日、大手配信サイトNetflixで本作の実写ドラマ化が決定した[25][26]。
2021年11月19日にシーズン1(全10話)の配信を開始したが、同年12月に1か月とたたずに打ち切りとなった[27]。
この節の加筆が望まれています。 |
ここではゲーム版に登場したキャラクターについて記載する。
バンダイビジュアルより発売。なお、パッケージ画の異なるTVシリーズのレンタル版DVD(全9巻・BCDR-0148 - 0156)は2003年12月21日に、劇場版のレンタル版DVD(BCDR-0006)は2002年7月25日にリリースされた。
いずれもビクターエンタテインメントより発売。
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