Loading AI tools
日本のテレビアニメ番組、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『魔法つかいプリキュア!』(まほうつかいプリキュア、MAHO GIRLS PRECURE!)は、2016年2月7日から2017年1月29日まで、朝日放送[注 1]の制作により、テレビ朝日系列で毎週日曜8時30分から9時(JST)に全50話が放送された、東映アニメーション制作のテレビアニメ。「プリキュアシリーズ」の通算13作目で、11代目のプリキュアに当たる。
注意事項:
|
魔法つかいプリキュア! | |
---|---|
ジャンル | 変身ヒロイン、魔法少女、ファンタジー 戦闘美少女、女児向けアニメ |
アニメ:魔法つかいプリキュア!(第1期) 魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜(第2期) | |
原作 | 東堂いづみ |
シリーズディレクター | 三塚雅人(第1期) 浜名孝行(第2期) |
シリーズ構成 | 村山功 |
脚本 | 村山功、山下憲一、伊藤睦美 坪田文、鐘弘亜樹 |
キャラクターデザイン | 宮本絵美子(第2期は原案) 袖山麻美(第2期デザイン) |
音楽 | 高木洋 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション スタジオディーン(第2期) |
製作 | 第1期: 朝日放送[注 1] ABCアニメーション(第22話以降[注 2]) ADK、東映アニメーション 第2期: 魔法つかいプリキュア!! 〜MIRAI DAYS〜製作委員会 |
放送局 | 朝日放送(第1期) →朝日放送テレビ(第2期)[注 1] テレビ朝日系列 |
放送期間 | 第1期: 2016年2月7日 - 2017年1月29日 第2期: 2025年1月12日 - |
話数 | 第1期:全50話 第2期:全12話予定[6] |
プリキュアシリーズ | |
| |
漫画 | |
原作・原案など | 東堂いづみ |
作画 | 上北ふたご |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | なかよし |
レーベル | ワイドKC |
発表号 | 2016年3月号 - 2017年2月号 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・漫画 |
ポータル | アニメ・漫画 |
通称「まほプリ」[7]。キャッチコピーは「魔法のことば『キュアップ♡ラパパ!』で ふたつの世界がいまつながる!」。
本項目では、前述の日程で放送されたテレビシリーズ(第1期)のほか、2025年1月期に朝日放送テレビ[注 1]・テレビ朝日系列の「ANiMAZiNG!!!」枠にて放送の続編(第2期)『魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜』についても、併せて詳述するものとする。
本作品では「魔法」をテーマに取り上げている。人間界と魔法界の少女が手をつなぐことによって生まれる友情と奇跡がメインコンセプトとなっており、朝日放送(ABC)のプロデューサー・植月幹夫は「今までのプリキュアシリーズが持つ『愛』『正義』『夢』『友情』といった普遍的なテーマは踏襲しつつ、その世界観やモチーフはシリーズの枠を飛び出して、大胆に描く作品にしたい。便利な魔法が使えても、それは決して万能ではなく、やっぱり大切なのは人と人との『心』のふれあい」、東映アニメーションのプロデューサー・内藤圭祐は「手と手をつなぐことで、心をつなぎ、希望をつなぎ、世界をつなぐ。ひとりひとり皆違うけれど、だからこそ面白い、そしてその違いを認識し受け入れることで、世界は広がっていくんだということを、さまざまな『つなぐ』を通して伝えていきたいと思います」とそれぞれ語っている[8]。
本作品でも文字多重放送を実施しており、朝日奈みらい / キュアミラクルの台詞を黄色、十六夜リコ / キュアマジカルの台詞を青、それ以外の人物は白で表記している。
データ放送では『Go!プリンセス』に引き続き「じゃんけん」を採用、当選時の応募に際しては従来までの電話(テレドームから67コールに変更)のほか、朝日放送の公式ウェブサイト(パソコン用・スマートフォン用いずれも)からも応募出来るようになった。またデータ放送のオーバーレイ表示機能による「リモコン操作による時計表示」は、通常表示と非表示のほか、前作では行われなかった「プリキュア仕様」が復活、本作品ではモフルンの顔の形をした「モフルンとけい」として時刻が表示された。
第7話から第20話まで[注 3]のエンドカードは、前々作『ハピネスチャージプリキュア!』から行われている「視聴者から寄せられた似顔絵」を採り入れたもので、過去2作ではバック映像が一定していたのに対し、本作品ではバックの映像はその回の話をイメージした週替わり映像となり、また画面上部には「魔法文字」で投稿者の名前を記すようになった。第22話では送られた似顔絵を一部取り混ぜたエンドカードとなり、第23話からは似顔絵紹介に代わり[注 4]、全面的にその回または次の回のストーリーをイメージした週替わり映像へと変更された。これらのエンドカードイラストは演出助手の豊田百香が年間を通して担当している[9]。
同年10月23日放送分(第38話)では、アイドルグループAKB48の渡辺麻友が本人役でゲスト出演することが、本作品の劇場版テーマソングのお披露目イベントにて発表された[10]。
最終回では前作に引き続き、ED後に次作『キラキラ☆プリキュアアラモード』のキュアホイップとの「主人公プリキュアのバトンタッチ」も行われると共に、本編中でも新旧プリキュアが共演するスタイルが新たに採られており、変身後だけでなく変身前である宇佐美いちかとしての出番も盛り込まれている。企画担当の鷲尾天は物語本編を年末で完結させ、2017年1月放送分をプリキュアオールスターズが登場する特別編とする3部構成を想定していたが、「現場の負担が重すぎる」というプロデューサーの内藤の意見でその案は却下となり、代案としていちか / キュアホイップが最終回の本編に登場することになった[11][注 5]。また、前作とのコラボ商品「バトンタッチリンクルストーンセット」[12]に引き続き、本作品に登場するイチゴメロンパンやモフルンのデザインをした「バトンタッチアニマルスイーツセット」[13]が、次作とのコラボ商品として発売された。
2023年3月14日、東映アニメーションはプリキュアシリーズ20周年施策・大人へ向けた「プリキュアシリーズ」の第2弾として、本作品の続編となる『魔法つかいプリキュア!2(仮)』の制作を発表した。この発表では、放送予定の枠が朝日放送テレビ・テレビ朝日系列の「ANiMAZiNG!!!」枠であることにも言及されており、これにより同作品はプリキュアシリーズとしては初となる深夜帯での放送となる[14][15]。翌2024年5月28日には、続報として正式なタイトルが『魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜』に決定したことが発表された。続報の中では、キャッチコピーが「魔法のことば『キュアップ・ラパパ!』でふたつの時間(みらい)がいまつながる!」であること、放送開始日が2025年1月12日(11日深夜)、そして第1作と同様に30分番組であることについても触れられており、総話数については全12話としつつも未定である旨が付記されている[16]。キャストについては、メインの4名がテレビシリーズより続投することが、同年6月12日[注 6]の新設定画の公開と併せて発表されている[18][19]。同年11月12日[注 7]には予告編がプリキュアシリーズ公式YouTubeチャンネルで公開されるとともに、新たなキャラクターとして「ひすい」が登場し、はーちゃん / 花海ことは / キュアフェリーチェ役の早見沙織が兼ね役で演じる事が発表されている[21]。
第1期では2部構成のストーリー、並びにそれに伴う「敵組織の刷新」が採用されている。また、年間を通した物語としては第49話までで完結し、同話数の後半と第50話では後日談的なエピソードが描かれている。
第2期では第2部エピローグの数ヶ月後から物語が始まり、第2部終盤の最終決戦からおおよそ5年の時間が経過している。
津成木第一中学校に通う主人公・朝日奈みらいは、もうすぐ中学2年生になる女の子。春休み中の十六夜月が輝く夜、みらいは無動作に飛行して落下した紫色の物体を目にする。翌日みらいは大事にしているくまのぬいぐるみ・モフルンを連れ昨日の物体の捜索に桜並木の遊歩道へ出掛ける。そこでモフルンをうっかり落としてしまい「落ちたわよ、ダメよ気をつけなきゃ」と上からの声にみらいが見上げると、そこには魔法のほうきで浮遊する少女がいた。彼女は魔法つかいのリコと名乗り「魔法の宝石リンクルストーン・エメラルドを探しに魔法界から人間界(魔法界ではナシマホウ界と呼称)へやってきた」と説明する。その時だった、同じくリンクルストーン・エメラルドを手に入れ世界侵略を企む闇の魔法つかいドクロクシー配下のバッティと怪物ヨクバールが現れる。みらいとリコは襲撃に遭うが、2人の持っていたペンダントがリンクルストーン・ダイヤへと変化し「伝説の魔法つかい」である魔法つかいプリキュアに変身。敵と対峙することになる。みらいは「奇跡」の力でキュアミラクルへ、リコは「魔法」の力でキュアマジカルへと覚醒しバッティらを退却させる。またその力でモフルンが言葉を話せるようになり、さらに魔法が察知できるようになる。
リコは通っている魔法学校へみらいを連れて戻るが、教頭にプリキュアになったことを告げても受けいれられないどころか、勝手に補習を受けずに魔法界を抜け出してナシマホウ界に行っていたことがばれてしまい、退学の危機に陥る。それを見たみらいは校長に掛け合うため学校内を捜しに出かけ、杖の木でとある男性に出会う。みらいが男性に経緯を話していると、役目を終えようとしている木からみらいに魔法の杖が授けられる。間髪入れずに2人を追ってきたバッティとヨクバールが学校を襲撃し、2人もプリキュアへ変身し応戦する。そして、魔法の杖から変化したリンクルステッキの必殺技でヨクバールを撃破、バッティを再び退却させる。それを見ていた男性がみらいに自分は校長であると明かし、さらにリコの補習を受けさせる形でみらいに春休みの期間だけ魔法学校にとどまるよう促す。よって、みらいはリコや他の生徒たち(ジュン・ケイ・エミリー)とともに魔法を習うことに。
教師のアイザックとリコの姉で実習生のリズから出される課題の習得と合格、そしてドクロクシーの側近のヤモーが送り込む幹部のバッティ、スパルダ、ガメッツらとの戦いを通じて、みらいとリコはより親密な仲になり、その過程の仲でルビー、サファイア、アクアマリン、ピンクトルマリンの4つのリンクルストーンも入手、さらに知識の森と呼ばれる書庫で入手した伝説の本リンクルスマホンから生まれた妖精の赤ちゃん・はーちゃんを育てるなど奇跡いっぱい、魔法いっぱいの生活を過ごす。そして5人は補習の全課程を合格しリコたちは進級を果たし、みらいは魔法学校の生徒として正式に認められる。同時にそれはみらいがナシマホウ界に戻ること、リコと別れることを意味していたが、校長はナシマホウ界に残りのリンクルストーンがある事を魔法の水晶の占いで察知し、そのことをリコに告げる。リコははーちゃんを連れてみらいを追いかけナシマホウ界に行き、これまでとは逆の魔法とは縁の無い世界で暮らしながらリンクルストーンを探すことに。リコは朝日奈家の計らいで居候し、春休みが終わった津成木第一中学校へも留学生の十六夜リコとして通い、みらいとクラスメイトになる。また「他人に魔法つかいと気づかれたら魔法の杖は没収」と教頭から伝えられたため、2人はそれを隠しながらナシマホウ界で暮らすことに。そんな中、2人が魔法のほうきで空を飛んでいる後ろ姿をクラスメイトの勝木かなに見られてしまい、彼女が「生徒の中に魔法つかいがいる」と周囲に告げた事により魔法の存在が広まってしまう。
2人はリコのトランクに入っていた魔法の水晶(自称キャシー)を通じて伝えられる校長の情報をもとにナシマホウ界でのリンクルストーンの捜索に当たるが、ドクロクシー側もその情報を嗅ぎ付け強奪を目論む。2人はドクロクシーの一味との戦いに次々と勝利しトパーズ、タンザナイト、ペリドット、ムーンストーンと順次入手していく。そうした中、はーちゃんとリンクルスマホンの存在がドクロクシー側に把握されてしまい、彼らの狙いがリンクルスマホンへと変わる。はーちゃんも自らが持つ不思議な力を発揮し、プリキュアの力となってスパルダ、ガメッツを倒していき、ガメッツに一度奪われたガーネットのリンクルストーンも手に入れる事ができた。そして、どこかへと向かった校長を捜すため魔法樹の頂上にある開かずの扉を見つけ、同時にアメジストのリンクルストーンも入手するが、はーちゃんはリンクルスマホンの中で眠りについてしまう。2人は開かずの扉を開けて校長がいる場所へと向かうがそこはドクロクシーの本拠であり、校長はドクロクシーの正体がかつての友人であるクシィの怨念である事を見破り、封印していた魔力を解放して戦いを挑むもドクロクシーに圧倒される。プリキュアもその強い意志を持ってドクロクシーに挑んだその時、その意志に魔法界が呼応しエメラルドが現れバッティを消滅させるも、リンクルスマホンと共にドクロクシーに取り込まれてしまう。加えてヤモーもドクロクシーに身を捧げ、ドクロクシーの力がさらに増幅する。2人ははーちゃんを助け出すため、そして魔法界の危機を救うため持ちうる力でドクロクシーを倒すが、その怨念が襲いかかろうとする。その時はーちゃんがみらいたちと同い年くらいの容姿へと最後の成長を遂げ、その力で闇を打ち払い怨念を浄化する。そして現れたクシィを天へと導くが、同時にはーちゃんもどこかへと消えてしまう。モフルンが感じ取った遠いどこかからの甘い匂いを残して…。
はーちゃんが行方不明となって1か月ほど[22] 経ち、みらいとリコははーちゃんの捜索をナシマホウ界にも広げるが手がかりは皆無だった。2人とモフルンははーちゃんがいなくなった悲しみを隠しきれず、リコは「もっと魔法を使いこなせれば、エメラルドやはーちゃんを見つけられるかもしれない」と魔法の勉強のため魔法界へ帰郷する考えをみらいとモフルンに明かす。
そんなさなか、校長の知人リアンがナシマホウ界の砂漠の遺跡で解放されていたランプを発見する。それは「忌まわしき災い」とされる魔神ラブーの復活を意味していた。ラブーは魔法界へ赴きヤモーを再生させ、ヤモーは2人を復讐すべくドクロクシーの骨から誕生させたスーパーヨクバールを使役し対峙する。悲しみにくれていた2人は苦戦を強いられる。その時だった。リンクルスマホンが光り出し、それに導かれたかのように2人と同い年くらいの少女が現れる。彼女はスマホンと所持していたエメラルドの「幸せ」の力により3人目のプリキュア・キュアフェリーチェへと覚醒し2人に加勢する。そして、スマホンの魔法のタッチペンが変化したフラワーエコーワンドの必殺技でスーパーヨクバールを撃破、ヤモーを退却させる。
戦闘後、彼女は自らがはーちゃんである事を2人に告げて感涙の再会を果たし、校長に頼み込む形でそのままリコ共々みらいたちと一緒に暮らすことになる。そして自身が記憶する「海のような花畑」と校長の「素直な言の葉(言葉)は魔法となる」の一言を聞き、温かい言葉を掛けてくれたみらいたちに感謝し花海ことはと名乗るようになる。同時に魔法のタッチペンで魔法が使えるようになるが、幼かったはーちゃんから急に成長したため最初の頃は安易に魔法を使ってしまい騒動となることもしばしあった。
一方、フェリーチェとスーパーヨクバールの戦いを見ていたラブーは彼女の強力な力に危惧し始め、ヤモーに声をかけたりもするが、ヤモーはエメラルドを奪うためことはを狙うようになるも、ヨクバールを倒され続け後がなくなる。ことはもヤモーに狙われると知って、みらいやリコに迷惑をかけていないかと思うようになり、家を出てしまうがヤモーに出くわし、自身をスーパーヨクバール化させた彼に捕らわれてしまう。初めはことはが捕らわれているためヤモーが優位に立つも、みらいとリコはことはを迷惑に思っていない、大好きだと告げるとその思いを受け取ったことははフェリーチェとなってヤモーを浄化、ヤモリの姿に戻した。これにより闇の魔法つかいの一味は消滅したが、一部始終を見ていたラブーは自らが仕える存在、終わりなき混沌・デウスマストについて言及していた。
みらいたちは夏休みを魔法界で過ごすことにしたのだが、ついにプリキュアの前に現れたラブーはムホーの力を使ってドンヨクバールを召喚し襲ってきた。その強さの前にプリキュア3人はピンチに陥るがキュアミラクルの強い思いがさらなる力を生み、なんとか撃退する。その後もラブーの襲撃があってはそのたびに撃退してきたが、夏休みも終わりナシマホウ界への帰途で本気を出したラブーの強襲を受けることになる。3人の魔法も通用せず分断され絶望しそうになるが、3人の強い意志が新たなリンクルストーン、アレキサンドライトを誕生させ、魔法つかいプリキュアオーバーザレインボーへと変身、夢の世界から現実に現れたレインボーキャリッジの力を使うことでラブーを消滅させナシマホウ界に戻ることになる。
しかし、ラブーと同じくデウスマストの眷属、シャーキンスとベニーギョはラブーの気配が消えるのを感じると封印から目覚め、既に封印から目覚めていたオルーバともども動きだす。一方、アレキサンドライトの誕生と同時に謎の精霊がみらいたちの周りを漂うようになり、リアンがそれとプリキュアの調査のため3人がいる街へ赴きリコが父と説明する。リアンは調査を機にリコとのすれ違いを修復させ3人に助力することを約束し新たな調査へと出発した。またナシマホウ界での3人の生活を見ていた精霊たちは1匹ずつ伝説の祝福の言葉「ミトメール」と発してキャリッジの中へと入っていく。そうした最中オルーバはプリキュアを調査するため、配下の妖精チクルンをスパイとして送り込む。チクルンは素性を隠し3人に近づき調査を開始するがオルーバからの扱いに不満を持つようになり、さらに3人が親身に接するのを見て次第に心が揺らぎ始める。そしてオルーバたちに対してチクルンは「自分がリンクルストーンを奪う代わりにプリキュア達に手出しをしないでほしい」と頼み込むが、シャーキンスの裏切り行為を見て離反を決意しリンクルストーンを3人に返し、本気を出したシャーキンスはプリキュアにより撃破される。戦闘後チクルンは「自分は妖精の里の妖精で、女王から叱られるのがいやでオルーバの言いなりになっていた」と告白し謝罪する。3人とモフルンは彼の悪事を許し、また一緒に叱られるべく妖精の里へ赴くことを決意する。
妖精の里へやって来た一行だったが、そこでことはが妖精に戻ってしまう。その後、女王と謁見し理由を聞くべくレジェンド女王にも謁見する。レジェンド女王は「人・動物・妖精や精霊が一緒に暮らす花の海という世界が存在し、その中枢に母なる樹がありマザー・ラパーパが宿り守護していた。その後デウスマストが侵攻しラパーパ単身で追い払うが、激戦で負傷してしまい世界が2つに分離(ナシマホウ界と魔法界)してしまった」と話す。そんな最中オルーバが乱入し、さらにそこには彼によって復活したスパルダの姿もあった。3人はオルーバらを退かせ再び話に耳を傾け、レジェンド女王は「ラパーパは世界がいつか必ず結ばれるよう『プリキュア』と魔法の名前をかけた」と締める。ことはも人間へと戻り、貴重な話を聞いた3人はチクルンや女王たちに別れを告げ魔法界へと戻るのだった。
一方オルーバは魔法界で手に入れたクシィの闇の魔法書を調べるなかで、一つの回答を得る。それはラパーパに封印されかける前にオルーバが散り散りにばらまいた情報を一つにしたのが闇の魔法である事、そしてこれがラパーパの封印を外部から打ち消しデウスマストを復活させるための仕掛けである事、そしてことはこそがラパーパの力を受け継ぎし者である事だった。
オルーバはプリキュアたちによって倒されたものの、次第に近づいていたナシマホウ界と魔法界の作用によって、太陽に封じられていたデウスマストは全ての眷属を取り込んで復活を果たし、2つの世界を混ざり合った形にしてしまう。そしてなお混ざり合わせて混沌の世界に塗り替えようとしていた。デウスマストを倒すことで元の世界に戻すことは出来るが、その影響で2つの世界は遠く離れてしまう可能性がある。しかしみらいたちは人は一人一人違い多様性があること、そして一人一人が手を取り合うことで力が得られ世界を形作ることを理解し、離ればなれになったとしても元の世界を取り戻す決意をする。この決意に呼応する形でレインボーキャリッジの魔法陣が完成し、プリキュア達は人々の生命の力を受けながらデウスマストを倒し、星々の彼方へを追いやることが出来た。しかし、これによってナシマホウ界と魔法界は遠く離れることになる。ことははラパーパの後継者として不安定な状態を元に戻す手伝いをするため消え去ってしまう。そしてみらいとリコは互いに再び出会えるように魔法を掛け合い、それぞれの世界へと戻っていき、モフルンも元の動かないぬいぐるみへと戻った。
それから時は流れ、みらいは中学・高校を経て大学に通いながら母・今日子の仕事を手伝っていた。そんなある夜モフルンを連れて桜並木を出歩くと、その日は十六夜月が輝く夜だった。みらいはリコと初めて会った日を思い出し「リコに会いたい…、会って話がしたい…」と呟き、感極まって涙をこぼす。そして、かつてリコと出会った木の下で自分が使っていた魔法の杖が枯れ木となって落ちてきた。手に取った瞬間「リコに会えるかも…」と魔法を唱えるが一瞬で我にかえる。しかし、祖母・かの子から聞かされた「素直な言葉は力になり、思いが繋がっていれば奇跡を起こす」という一言を思い出すと「リコに、はーちゃんに、みんなにまた会いたい!」という思いが募り懸命に魔法を何回も何回も唱え続けるが何も起きず。半ばあきらめかけたその時、みらいに突風が襲いかかり次の瞬間夜空を浮遊していた。そこで空間から突如現れたカタツムリニアを見ていたらうっかりモフルンを離してしまう。しかしすぐ誰かがキャッチし「ダメよ気をつけなきゃ、モフルンは大切な友達でしょ?」と聞き覚えのある声とセリフを耳にしたみらいが目を向けると、そこには十六夜月をバックに魔法のほうきで浮遊する女性がいた。みらいは「夢じゃ…、ないよね?」と驚くが瞬時にリコと確信し目を潤ませ、リコもみらいに強く飛びついて2人は感涙の再会を噛みしめる。その作用でモフルンも再び動けるようになり、さらにみんなの言葉を聞いたことでことはも姿を現す。こうしてみらい、リコ、ことは、モフルンは思いが繋がり叶うことができた奇跡の再会を果たす。
現在リコは魔法学校で教鞭をとり、ことはははるか遠くの宇宙において世界の誕生を助ける役目を担っていた。そんなことを語り合いつつ、みらいとリコが昔のことを懐かしんでいたのを見ていたことはが魔法で自分を含めた3人を魔法学校時代の姿に変えてしまう。直後にドクロクシーの残滓が変わったドクロムシーの襲撃があったりしたものの、魔法界やナシマホウ界でそれぞれの人たちが出会い、成長し、新たな一歩を進んで、そしてつながっていく様を見る。3人はこうした光景を見ながら自分たちもそれぞれの夢へ向かうことを決め、きっとそれが幸福いっぱいなワクワクもんの未来であると信じ奇跡が起きる魔法の言の葉を唱えるのであった。「キュアップ・ラパパ!今日もいい日になあれ!」と。
奇跡的な再会を果たしたみらいたちはそれぞれの世界で、それぞれの未来に向かって歩み始めていた。みらいはナシマホウ界で大学生として学びつつ、時にはモフルンを助手として、SNSに寄せられた困りごとを密かに魔法で助ける「魔法ガール」として活動していた。リコは魔法界に戻り、魔法学校の先生として後進の指導にあたっていた。
一方、ことははマザー・ラパーパの後継者として、遙か遠いところで世界を見守っていたが、ある時見知らぬ青年がことはの前に現れ、デウスマストの眷属の力を用いてことはの力を弱体化してしまう。同じ時、みらいとリコ、それぞれ別の場所にいる2人のリンクルストーン・ダイヤが光り出し、ピンクがかった色に変化していた。
翌日、みらいは大学で友人の野口さら、谷崎れなと魔法ガールの話題について話しているとき、SNSに「津成木駅前でクマが暴れている」という投稿があるのを知る。急いで向かうとクマの姿をしたモンスターが出現していた。魔法で立ち向かおうとしたみらいだったが歯が立たず、ピンチに陥っただけでなく、モフルンも落下してしまう。その時モフルンを助けたのはリコだった。数ヶ月ぶりの突然の再会とともに、久しぶりに揃ってプリキュアに変身し、息の合った連携でモンスターを倒す事ができた。
と、そこにことはの前に現れた青年が2人の前にも現れる。アイルと名乗った青年はミラクルの正体がみらいであることを知っており、そして「次は14時間と4分後に会い、絶望した自分と向き合う」という意味深な言葉を残して消え去る。その直後、物陰にことはに似た少女がいるのを見つける。
みらいとリコはプリキュアとなって謎の敵と戦うが、それと共に自分たちの過去、そして未来に向き合う事になる。
みらいは「ナシマホウ界(人間界)」の「津成木第一中学校」に通う中学生、リコは「魔法界」の「魔法学校」に通う生徒であるがお互い違う世界の学校に通うことになる。ことはは魔法界の妖精・はーちゃんが人間に成長した姿であり、のちに津成木第一中に通うことになる(詳細は記事参照)。一部のキャラクターの年齢については、東映アニメーション版公式サイト[23]を参照。
一人称は全員「わたし」。
プリキュアの側にいる妖精、モフルン[注 21]とはーちゃんはみらいとリコを呼び捨てで呼んでいる。チクルンや妖精の里に住む妖精については「妖精の里」の節を参照。
第1話から第26話まで登場するプリキュアの敵対勢力。闇の魔法つかいであるドクロクシーがひきいる闇の勢力であり、頭蓋骨のような形をした岩がある霧がかかった洞窟を本拠地にしている。
すべての世界を闇で覆い尽くすことを目的に掲げており、ドクロクシーが探し求めている「リンクルストーン・エメラルド」を探索している。また、リンクルストーンがプリキュアたちの近くにあることが多いという理由で彼女らがリンクルストーン・エメラルドの在り処を知っていると断定し、プリキュアたちを捕らえて目的の在り処を吐かせようとも目論む。第16話からは、ドクロクシーの命令により「リンクルスマホン」の強奪にも重点を置くようになる。
いずれもドクロクシーがクシィの時代に開発した「闇の魔法」という危険な魔法を発動する能力を有しており、空間移動を行う際には通常時に「イードウ」、撤退時に「オボエテーロ」という呪文を唱え、戦闘を行う際には「ヨクバール」という怪物を生みだすことができる。この闇の魔法とは、デウスマストの眷属たちの能力である「ムホー」を模したものであり、ヨクバールはデウスマストの眷属たちが生みだす「ドンヨクバール」の劣化コピーともいえるものである[41]。
いずれの配下もドクロクシーが魔法界の動物や虫を素体に闇の魔法で生みだした存在であり、ドクロクシーのたぎり続ける欲望を満たすことだけが存在する理由であるため、ドクロクシーの欲望を満たせない者は存在することすら許されない。
ドクロクシーが欲している「リンクルストーン・エメラルド」と「リンクルスマホン」の捜索および強奪を任務としている配下たち。いずれも闇の魔法を発動するための杖を所有している。
当初はリコが「魔法学校」の生徒という理由で魔法界を重点に活動していたが、ヤモーの占いでリンクルストーン・エメラルドがナシマホウ界(人間界)にあることが判明したのを機に、主な活動場所をナシマホウ界に変更し、それ以後はドクロクシーの命令により目的を達成するまではアジトへの帰還を禁止される。
幹部たちは一度全員プリキュアによって倒されたが、第43話・第44話からスパルダ、バッティ、ガメッツがドクロクシーの闇の魔法の知識を得たオルーバによって復活を果たし、自分たちを倒したプリキュアたちへの復讐を目論むほか、世界を闇で覆い尽くすという従来の目的を達成させるため、デウスマストの眷属たちに従うようになる。復活を果たしたあとは、闇の魔法で「ハイパーヨクバール」という怪物を生みだすようになる。
テレビシリーズの派生作品である『魔法つかいプリキュア ミュージカルショー』では闇の魔女のカレンチールの能力によってバッティ、スパルダ、ガメッツが復活を果たし、カレンチールの脅迫により嫌々彼女に従うことになる。カレンチールの命令によりモフルンや「花の里」の妖精のフラワンを捕まえようとし、強化された能力で一時はプリキュアを追い詰める戦いを見せるが、結果的にはプリキュアたちに阻止されたあげく再度倒された。ミュージカルの開催タイミング上、テレビシリーズより先にキュアフェリーチェと交戦することとなった。
第27話から暗躍するプリキュアの敵対勢力。終わりなき混沌であるデウスマストが率いる怪人集団であり、魔法の水晶は占いにより「今、ふたたび忌まわしき災いがよみがえる」「地に降り立ちし災いは世界を破壊と混沌へとみちびく」という存在であると魔法学校の校長に警戒を鳴らしている。
すべての世界を混沌の力で侵略・破壊することを目的に掲げており、現在は「ナシマホウ界」と「魔法界」を重点的にねらっている。その目的の邪魔になるプリキュアを地上から排除することを目先の使命と定め、強い力を宿すプリキュアたちの存在を抹消しようと襲撃してくる。
いずれの者も「ムホー」[43] という地上のあらゆる道理を超えた強力なエネルギーを自在にあやつる超能力があり、主に指を鳴らすことでその能力を発動し、空間移動などを行うほか、戦闘の際には「ドンヨクバール」という魔物を生みだす。ムホーは生まれついての能力であり、勉強や努力をせずともその力を行使できる。また、ムホーより劣るという理由で「魔法」および「闇の魔法」を軟弱な能力とみなして見下している。
デウスマストとその眷属たちのイメージは「古代の神々」「無慈悲な神さま」であり、伝承に登場する神や物の怪といった「人ならざるもの」をモチーフにされている[44]。
デウスマストが地上に降臨する前に邪魔者をすべて排除することを任務にしている12人の眷属たち。青黒く染まっている雲が広がる空間を本拠地にしている。また、主君であるデウスマストの名を呼び捨てで呼んでいる。
その正体はデウスマストが世界を混沌にするために放った力が具現化した存在であり、いわばデウスマストそのものともいえる存在である。また、眷属たちはその場にいるだけで周囲一帯が曇り空になるという特性をもつほか、地上を偵察する際には分身である自身の影を生みだすことがある。
いずれの眷属も、太古の昔に「マザー・ラパーパ」の能力で封印されていた経緯をもつ。眷属はその封印から自力で脱すると力が消耗するため、封印から解放されてもしばらくの間は本来の力を発揮できない状態に置かれる。先立って行動していたのは後述する4名のみだが、オルーバがプリキュアに倒される寸前に最後の力を振り絞り、世界中に闇の力を振りまいたことによって、下記以外の眷属たちの封印も不完全ながら一斉に解除された。オルーバ、ラブー、シャーキンス、ベニーギョの封印が弱まっていたのは、ドクロクシーの「闇の魔法」の力が干渉したためである[46]。
映画版では、「ダークマター」という記憶をなくした状態で復活した眷属が登場する。
リコが生まれ育った故郷の異世界。魔法が一般的に使用されている世界であり、魔法が存在しない人間界のことは「ナシマホウ界」と表現している。
広大な海に無数の島があるほか、海中から生えた巨大な樹木が点在している世界で、魔法界の中心には「魔法樹」と呼ばれる巨大な木がそびえ立ち、この巨木の上に「魔法学校」がある。この他に魔法界の住人たちが多く集う「魔法商店街」、アイスドラゴンの住処である「ひゃっこい島」、人魚たちが住む「人魚の里」、ペガサスたち動物が住む「魔法の森」などが存在する。また、魔法学校のある島は春、ひゃっこい島は冬というように、島ごとにその季節が年間を通して固定されている。
魔法界の住人は生まれるときに「杖の木」から「魔法の杖」を与えられており、その杖を用いたうえで「キュアップ・ラパパ! ○○よ、□□なさい!」と命じることで魔法が発動する。住人は魔法の杖がないと魔法を使用できない。また、人間界とは異なり、名字が存在しないようである。
住民によっては許可を得てナシマホウ界に移住し、魔法の存在を隠した上で暮らしている者も多数存在する。魔法の使用を見られるなど魔法の存在がナシマホウ界で露見した場合、見られてしまった・露見させてしまった者の魔法の杖は没収され、今後一切魔法の使用が禁じられることになる[注 27]。
魔法界では人間界と似たような道具があるが、魔法界の道具類は魔法の成功率を高めるものとして存在している場合が多く「魔法のほうき」や「魔法の絨毯」などはかなり普及した道具だが、これらも飛行を行う魔法を初心者でも使用するための道具である。
魔法界の住人がナシマホウ界へと出向くには「カタツムリニア」という列車に乗車することが必要である。また、決済には魔法の乗車カードである「MAHOCA」(マホカ)を使用する。
クロスオーバー作品においては、『映画 プリキュアドリームスターズ!』では次作『キラキラ☆プリキュアアラモード』の宇佐美いちか(キュアホイップ)・有栖川ひまり(キュアカスタード)・立神あおい(キュアジェラート)の3人がみらいたちを探すためにこの世界に訪ねている。
リコが通う魔法を学ぶ学校。魔法界の中心に所在し、魔法を極めたい13歳から15歳までが通う3学年制で、男女でクラスが別れるほか、学生は基本的に寮生活をする[48]。みらいもプリキュアになった関係で第4話から第9話まで通っている。ことはも夏休み中の夏祭り開催時(第27話 - 第30話)に訪れる。校門の上に黒猫の校章があり、それに呪文を唱えて魔法をかけると解錠し門が開く。校内は整備されており風紀も乱れていない。
女子の制服はマゼンタ色を基調(とんがり帽子[注 28]、リボン、ケープ、ジャンパースカート、ローファーが該当)としており、それに白のブラウスと黒のハイソックス[注 29]である。また、猫耳をあしらったフードが用意されており、寒冷地用に用いるほか、魔法をかけることで姿を透明にして隠すことができる。また、モフルンにも第9話の終盤にジュン、ケイ、エミリーお手製のとんがり帽子とケープがプレゼントされる。ことはは後期オープニング映像や提供クレジット画像で先行登場し、第27話で劇中初登場した。第2期では大学生になったみらいが「魔法ガール」として活動する際、大人のサイズに仕立ててもらった制服を着用している(モフルンも先述の帽子とケープを着用)。
第27話で男子生徒が初登場した。男子制服は青色が基調(とんがり帽子、ケープ、スラックスもしくはニッカボッカが該当)としており、それに緑色のリボンと茶色のローファーである。他は女子と共通。
ジュン・ケイ・エミリーの3人[注 31]は魔法学校の補習クラスでの同級生であり、そこにリコを加えた4人はそれぞれ癖のある性格がゆえに欠点があり、春休みの期間に進級をかけた補習を受けることになる。結果的に、すべての補習を合格したことで2年生への進学が確定した。
上記の3人はみらいとリコも含め、全員呼び捨てで呼びあっている。
その後、3人はフランソワの引率でナシマホウ界へと訪れ、久々にみらいとリコと再会したあと、周囲に「リコの故郷の友達」としてまゆみとかなを交えて外遊し、正体がバレそうになりながらもナシマホウ界の滞在を楽しんだ。
3人は第16話ではーちゃんと初対面し、第27話でことはになった彼女と再会を果たすが、「妖精が人間になるなんて聞いたことがない」という理由でことはがはーちゃんであるとは信じなかった。また、3人ともこれまでのイメージを覆す形で学業優秀となっており、第28話では夏祭りに打ち上げられる花火の打ち上げ役に選ばれている。
最終回では人魚の里のドロシー・ナンシー・シシーの3人がこの学校に入学していた事が判明している。
魔法界にある巨大な繁華街。インフラ整備もなされており、市道を中心にさまざまな専門店や商業施設が集結している。
昔は暗闇で荒れ果てていた街だったが、突然吹きだした炎によって人々に希望と情熱がもたらされ、闇が消えて街は活気をとり戻したと言い伝えられており、その炎は現在でも「情熱の炎」として街の広場にある猫の像が持つランプの中で燃え続けている。
人魚たちが生活している里。文字どおり海底に存在するため、通常の人では行き来することはできない。また、人魚だけでなく様々な魚介類が暮らしている。
元々この里には宝物とされている貝があり、その貝の口が開き人魚たちに力を与えることで、人魚たちは海だけでなく空も泳ぐことが可能となり、海以外の世界の人々と交流していたが、いつしか人魚が外界との交流を絶って以降は口を閉ざしたままになったという。貝がある台座には「人魚のこころに光戻りしとき、ふたたび輝きの人魚あらわれ、我らを広き世界へ導く」と記されている。
みらいたちは補習の際ここに出向き、魔法学校の特別講師であるロレッタのレッスンを受けた。その際、アイザックの魔法によってみらいたちの身体を海中に適応させた。
魔法界のどこかにある妖精たちが暮らしている里。辺り一面に花畑と美しい森で囲まれ、虹色の池が存在する。霧深い場所にあるため、妖精以外の種族は立ち入ることのない隠れ里でもあり、人間としてはみらいたちが初めて入ったという。
住民たちはいずれも妖精であり、虫のような衣装を着用した小柄な姿をしている。また、民の妖精たちは日々花の蜜を収集する仕事をしている。
みらいが通う中学校。リコは第11話から、ことはは第32話からいずれも留学生として通うことになる。制服は男女共クリーム色のブレザーで、男子はグレーのスラックスと赤いネクタイ、女子はマゼンタのスカートとピンクのリボンを身に着けており、生徒によってはブレザーとシャツ・ブラウスの間にグリーンまたはグレーのベストを着用している。夏服は半袖のシャツまたはブラウスの上に男子は青、女子はマゼンタのラインが入ったクリーム色のサマーベストを着用しており、みらいはハート[29]、リコは星型[29]、ことはは蝶型のマークがそれぞれベスト左胸に入っている。
魔法の力が爆発し様々なものに変身していたはーちゃんが多数の生徒に目撃され、結果的に(偶然とはいえ)そのことがきっかけで多くの幸せをもたらしたことから、校内では「幸せを運ぶ妖精がいる」と噂されている。
人々の歴史から忘れられるほどの太古の昔に存在していた世界。緑あふれる大地に桃色の花畑が一面に咲いている美しい世界で、人間、動物、妖精、精霊などが仲良く暮らしていた。その世界の中枢には「母なる樹」と呼ばれる世界を見下ろすほどの大樹がそびえたち、その中には「マザー・ラパーパ」という守護者が宿っている。
突如として出現した終わりなき混沌・デウスマストが率いる勢力の侵攻にあい、マザー・ラパーパとデウスマストたちの激しい攻防戦の影響で、花の海を支えていた母なる樹はマザー・ラパーパとともに時空の狭間へと分離され、残された大地はその姿を変えて「ナシマホウ界」(人間界)に、母なる樹は時空の狭間を漂ううちに「魔法界」という一つの世界を形成し、母なる樹もその中心となる「魔法樹」へと姿を変えた経緯をもつ。
いずれも最終回に登場。
いずれもテレビシリーズの派生作品である『魔法つかいプリキュア! ミュージカルショー』に登場するオリジナルキャラクター。
いずれもテレビシリーズの派生作品にあたる漫画版『魔法つかいプリキュア!』の描き下ろし作品に登場するオリジナルキャラクター。
本作品におけるプリキュアは、魔法界に伝わる「伝説の魔法つかい」として位置付けられている。
初期メンバーのキュアミラクルとキュアマジカル、追加メンバーのキュアフェリーチェでは変身や魔法の形態が異なるため節を分けて記述する。また、映画『奇跡の変身!キュアモフルン!』ではパートナー妖精のモフルンが変身したキュアモフルンが登場するが、そちらについての詳細は当該項目を参照。
名乗りのタイミングと立ち位置は、初期メンバーは各々の名乗り(後述)のあと2人揃って「魔法つかいプリキュア!」と述べる。その際の立ち位置は向かって左からミラクル・マジカルの順に立つ。フェリーチェは名乗ったあと立たずに足を曲げた状態になる。3人バージョンは第27話から登場しミラクル・マジカル・フェリーチェの順に名乗り、最後に3人揃って「魔法つかいプリキュア!」と述べる。その際のスタンスは立っているミラクル・マジカルの前にフェリーチェが足を曲げて座る。
前述の通り、魔法が使える人物がナシマホウ界で魔法を見せた・見られた場合には厳しいペナルティがあるが、プリキュアに関してはこれとは別に第4話で「補習を受けてるプリキュアなんて伝説に傷が付く」というリコの意向で、正体を秘密にする理由付けがなされている。プリキュアの存在については第3話で魔法商店街の人々、第9話で魔法学校の関係者に戦闘を目撃されており、魔法界の一般市民には認知されている一方、同様に度々戦闘が発生しているナシマホウ界においては、第46話でまゆみとかなに目撃された程度である。いずれにせよ、プリキュアの正体について知っているのはごくごく一部に限られており、第2話で変身シーンを目撃した校長と魔法の水晶をはじめとして、人魚の里のロレッタたち、校長からの依頼で忌まわしき災いに関して調査しているリアン、妖精の里の妖精たち程度である。戦闘の最中に破壊された建物などは、戦闘の後自動的に修復される。
「プリキュア」という言葉はマザー・ラパーパが残したもので、レジェンド女王によれば「いつか必ず世界は再び結ばれる。そう魔法をかけた。魔法は願い。奇跡を願う思いが繋がり、いつか世界に届いてくれるよう祈りを込めて与えた魔法の名前」だという。そのため、作中では過去のプリキュアの存在が確認されていない。
朝日奈みらいと十六夜リコが変身するプリキュア。みらいとリコが魔法の呪文である「キュアップ・ラパパ!」を唱え、2人が所持する金色のリンクルストーンをモフルンの首にあるリボンの中心部に「○○!」(例:リンクルストーン・ダイヤでは「ダイヤ!」)とそのリンクルストーンの名称を言いながらはめ込み、2人とモフルンが手を繋いで「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」と唱えることで変身する。
第1話にて、バッティとヨクバールに襲撃されて逃げ惑っていたみらいとリコが咄嗟に2人で魔法の言葉を唱えたことでリンクルストーン・ダイヤが本来の姿を取り戻し、そして前述の変身方法を経てプリキュアに覚醒した。
変身に用いる金色のリンクルストーンに応じて「カラフルスタイル」と呼ばれる変身フォームが複数用意され、基本となる「ダイヤスタイル」を中心に、パワー型の「ルビースタイル」、空中戦・加速重視の「サファイアスタイル」、トリッキーな戦い方をする「トパーズスタイル」の4種類の変身フォームが存在し[61]、スタイルに合わせて変身BGMも4曲存在する。どのスタイルからでも直接変身できるが、変身中は他のスタイルへの変更はできない他[注 36]、必ず2人揃って同じスタイルに変身する。変身フォームに応じてコスチュームの色とヘアスタイルは変化するが、ミラクルは金髪で紫色の瞳、マジカルは紫色の髪でマゼンタの瞳と変身前と大きく変化しない。一方で変身することにより頭身や顔つきが急激に成長し、声質も落ち着いた感じに変化する。これは女の子が持つ「大人への憧れ」感を出して子供達を惹きつけるとともに、従前の魔法少女アニメにあったイメージも反映させたためとしている[61]。第22話から登場したスーパーヨクバール相手にはキュアフェリーチェでの浄化が必要なため、相手の動きを封じるなどサポート役に回っていたが、第27話から登場したドンヨクバール戦では仲間を守りたい想いからさらなるパワーアップを果たし、必殺技による浄化が出来るようになった。
また、各フォームの状態でそのフォームの金色のリンクルストーンをリンクルステッキにはめ、2人揃って唱えることで使うことができる「金魔法[注 25]」(合体技)と、ダイヤスタイル時のみ[62]単独でリンクルステッキに銀色のリンクルストーンをはめて唱えることで使うことができる「銀魔法[注 25]」(個人技)が用意されている。
第2期ではリンクルストーン・ダイヤがピンクダイヤに変化したのに合わせて、ダイヤスタイルも「ピンクダイヤスタイル」に変化している。また、この姿も含めて大人の状態のままで変身している。
朝日奈みらいが変身するプリキュア。変身時の名乗りは、「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」。
十六夜リコ(リコ)が変身するプリキュア。変身時の名乗りは、「ふたりの魔法!キュアマジカル!」。
花海ことは(はーちゃん)が変身するプリキュア。ピンク色の髪が左右に伸びて編み込んだ三つ編み形となり、頭には花と蝶をかたどったカチューシャを身に着け、「エメラルドスタイル」という[63]ミント系の緑を主体に白も配色されたドレス風のコスチュームを着用し、エメラルドグリーンのハイヒールを履いている。また膝には白い花のニーパットをつけ、さらにすねにはエメラルドグリーンのリボンを絡めている。胸元に緑の宝玉がついた赤いバラのような花をつけている。瞳はキラキラ期と同じピンク色の花柄のハイライトがつき、背中にはほんのり緑色がついた半透明の4枚羽がつく。変身時の名乗りは、「あまねく生命(いのち)に祝福を!(ここで右手に持った花びらを吹き周囲にまき散らす)キュアフェリーチェ!」。
魔法の呪文である「キュアップ・ラパパ!」を唱えた後、リンクルスマホンにリンクルストーン・エメラルドを「エメラルド!」と言いながらはめこみ、スマホンに付属する魔法のタッチペンで筆記体の「F」を書くと残りのスペルが浮かび「Felice」と表示後「フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」と唱えることで黄色の光の衣を身に着けて変身する。また、単独変身時はフェリーチェ専用の変身BGMが使用される。
フェリーチェもミラクル・マジカルのコンセプトが踏襲されており、ピンクの髪にエメラルドグリーンの瞳と変身前のことはから変化しないが、頭身と顔つきが急激に成長し、頭身が変化する際はバブバブ期からキラキラ期までの姿が順に投影される。声質も落ち着いた感じになり、口調も敬語かつ理知的で大人びた感じとなる。
第22話にて、ヤモーとスーパーヨクバールに対峙し苦戦していたミラクルとマジカルのもとへリンクルスマホンに導かれるかたちで現れ、そしてスマホンと自身が持っていたリンクルストーン・エメラルドの力により覚醒、キュアミラクル、キュアマジカル以上の戦闘力を誇り、ミラクルやマジカルでは苦戦するスーパーヨクバールを単身で浄化していた。しかし、第27話から登場した更に上位のドンヨクバールに対しては攻撃が通用せず苦戦を強いられるようになり、単身でピンチになったところをミラクルやマジカルに助けられることも多くなった。花属性のためか、氷による攻撃に弱くラブーにピンクトルマリンを破壊されたりドンヨクバールに足元を氷漬けにされたこともある。
リンクルスマホンの魔法のタッチペンが変化してできる専用の杖、フラワーエコーワンドとリンクルストーン・エメラルドを用いることで、専用の浄化技「花魔法[注 25]」が使えるほか、ピンクトルマリンのみであるが、ミラクル・マジカルと同様に銀色のリンクルストーンをはめることで銀魔法を使うことができる。
攻撃用の魔法は使えず、ラブーとの最終戦においても次々に攻撃魔法を繰り出すミラクルとマジカルに対しフェリーチェは防御魔法を1度使用しただけであった。通常の戦闘では肉弾戦を中心に行っているが、第32話では敵の動きを見て有効な戦法を見つけるなど分析能力も見せた。
リンクルストーン・アレキサンドライトを用いることで変身する上位形態で、主に「プリキュア・エクストリーム・レインボー」発動時に変身する。モフルンにアレキサンドライトをはめ、ミラクル・マジカル・フェリーチェの3人とモフルンが手を繋ぐことにより、モフルン及びリンクルスマホン(この時Aの文字が書かれる)によってアレキサンドライトの力を発動させて変身可能となる。
この時のスタイルは「アレキサンドライトスタイル[64]」という名称で、ミラクルとマジカルはダイヤスタイルをベースに翼状のマントと腰部にフリルがつけられ、ミニハットから大きな帽子となる。フェリーチェはよりドレスらしくなったコスチュームへと変化する。また3人とも髪の長さが伸び、中でもフェリーチェは頭頂部に巨大なお団子ヘアが作られている。
のちの『映画 プリキュアスーパースターズ!』においても、この形態が登場している。また『奇跡の変身!キュアモフルン!』においてはハートフルリンクルストーンを使うことによってキュアモフルンを含めて変身した派生形態の「ハートフルスタイル」が登場している。
第1期のメインスタッフは、シリーズディレクターが三塚雅人、シリーズ構成が村山功、キャラクターデザインが宮本絵美子と、これまでのプリキュアシリーズに関わってきた人物が起用され、企画には前年の『Go!プリンセスプリキュア』に引き続き鷲尾天が参加している[71]。
第2期は、2023年10月期に放送された『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜』(NHK Eテレ)と同様にスタジオディーンとの共同制作とされ、同作品にてシリーズディレクターを務めた浜名孝行が本作品でも引き続き同職を担当。シリーズ構成は第1期に続いて村山が務め、キャラクターデザインは第1期を手がけた宮本の原案の元、『キボウノチカラ』にて作画監督を務めた袖山麻美が担当する[72][73]。
第1期 | 第2期 | |
---|---|---|
原作 | 東堂いづみ | |
漫画 | 上北ふたご (講談社「なかよし」連載) | |
企画 | 野下洋(第21話まで[注 44])、西出将之[注 45] 高橋知子[注 46]、鷲尾天 | 鷲尾天、安井一成、高橋知子、古沢圭亮、板倉基之 |
プロデューサー | 野下洋(第22話より[注 44])、植月幹夫[注 45] 遠藤里紗[注 46]、内藤圭祐 | 内藤圭祐[74]、田中昴、富原大稀、大屋陽久、小浜匠 |
シリーズ構成 | 村山功 | |
キャラクターデザイン | 宮本絵美子 | 宮本絵美子(原案)、袖山麻美 |
チーフアニメーター | 芳山優 | |
サブキャラクターデザイン | 兒玉ひかる | |
プロップデザイン | ||
モンスターデザイン | 横屋健太 | |
美術デザイン | 増田竜太郎 | ムクオスタジオ、石田喬子 |
美術監督 | 石田喬子 | |
色彩設計 | 佐久間ヨシ子 | 安住唯 |
撮影監督 | 白鳥友和 | 下崎昭 |
3Dディレクター | 小林真理、高橋友彦 | 大嶋慎介、内堀裕史 |
編集 | 麻生芳弘 | 小野寺桂子 |
録音 | 川崎公敬(奇数話)、林奈緒美(偶数話) | 林奈緒美 |
音響効果 | 石野貴久(ちゅらサウンド) | |
選曲 | 水野さやか(スワラ・プロ) | |
音響制作 | タバック | |
音響監督 | 菅原三穂 | |
音楽 | 高木洋 | |
音楽制作担当 | 井上洸、栗林唯文 | |
音楽制作 | マーベラス[注 47] | |
音楽協力 | 東映アニメーション音楽出版 | |
ライトソング音楽出版 | ||
プロデューサー補 | 小島智子(第12話まで) → 田中昴(第29話より) | 三平敬太、岸穂乃花、栗林唯文、玉虫宏章、定免久且 |
アニメーションプロデューサー | 門貴治、中田善文 | |
製作担当 | 山崎尊宗 | |
アニメーション制作 | 東映アニメーション | |
スタジオディーン | ||
シリーズディレクター | 三塚雅人 | 浜名孝行 |
制作協力 | 東映 | |
制作 | 朝日放送、ABCアニメーション(第22話以降[注 2]) ADK、東映アニメーション[注 48] | 魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜製作委員会 |
オープニングテーマの歌唱は、前作『Go!プリンセスプリキュア』から引き続き参加の北川理恵が担当、番組中盤ではOP曲の変更も行われた[75]。第2期においても同曲の新バージョンが用いられる[72][73]。
エンディングテーマはプリキュア役の声優である高橋李依(朝日奈みらい / キュアミラクル役)と堀江由衣(リコ / 十六夜リコ / キュアマジカル役)の2人が担当[76][77]、テレビシリーズにおいて初めてプリキュア役の声優が、放送中の「プリキュアシリーズ」の主題歌の歌唱を担当する形となった[78]。後期ではこの2人に早見沙織(はーちゃん / 花海ことは / キュアフェリーチェ役)が加わり3人で歌うこととなった[75]。エンディング映像でのプリキュアたちのダンスの振り付けは、原ななえが担当している。第2期のエンディングもプリキュア役3人によるものを踏襲する[21]。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 美術 | 本放送日[注 51] | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1期:魔法つかいプリキュア! | ||||||||||||||||||||||||
1[88] | 出会いはミラクルでマジカル! 魔法のプリキュア誕生! | 村山功 | 三塚雅人 | 松浦仁美 | 爲我井克美 | 増田竜太郎 | 2016年 2月7日 |
|||||||||||||||||
2 | ワクワクの魔法学校へ! 校長先生はどこ!? | 越智一裕 | 鈴木裕介 | フランシス・カネダ アリス・ナリオ | 齋藤優 | 2月14日 | ||||||||||||||||||
3 | 魔法商店街でショッピング! 目覚めるルビーの力! | 暮田公平 | 稲上晃 | 飯野敏典 | 2月21日 | |||||||||||||||||||
4 | 魔法の授業スタート! ふしぎなちょうちょを探せ! | 座古明史 | 赤田信人 | 田中里緑 | 2月28日 | |||||||||||||||||||
5 | 氷の島ですれ違い!? 魔法がつなぐ友情! | 政木伸一 | 五十内裕輔 渡辺奈月 | 田中美紀 | 3月6日 | |||||||||||||||||||
6 | 特訓!魔法の杖! 先生はリコのお姉ちゃん!? | 山下憲一 | 芝田浩樹 | 上野ケン | いいだりえ | 3月13日 | ||||||||||||||||||
7 | 人魚の里の魔法! よみがえるサファイアの想い! | 伊藤睦美 | 平山美穂 | 河野宏之 | 齋藤優 | 3月20日 | ||||||||||||||||||
8 | 魔法のほうきでGO! ペガサス親子を救え! | 坪田文 | 中島豊 | 松浦仁美 | 佐藤千恵 | 3月27日 | ||||||||||||||||||
9 | さよなら魔法界!? みらいとリコの最終テスト! | 鐘弘亜樹 | 佐々木憲世 | アリス・ナリオ フランシス・カネダ | 田中美紀 | 4月3日 | ||||||||||||||||||
10 | ただいま!ナシマホウ界! ってリコはどこ? | 村山功 | 暮田公平 | 赤田信人 伊藤公崇 | 篝ミキ | 4月10日 | ||||||||||||||||||
11 | モフルンの初登校? ワクワクのトパーズをゲットモフ! | 三上雅人 | 稲上晃 | (なし) | 齋藤優 | 4月17日 | ||||||||||||||||||
12 | 満天の星空とみらいの思い出 | 伊藤睦美 | 政木伸一 | 中谷友紀子 | いいだりえ | 4月24日 | ||||||||||||||||||
13 | たのしいBBQ! 幸せたくさんみ~つけた! | 山下憲一 | 座古明史 | 上野ケン | 田中里緑 | 5月1日 | ||||||||||||||||||
14 | みんな花マル!テスト大作戦! | 坪田文 | 芝田浩樹 | 河野宏之 | 田中美紀 | 5月8日 | ||||||||||||||||||
15 | ハチャメチャ大混乱! はーちゃん七変化![注 52] | 鐘弘亜樹 | 中島豊 | 鈴木裕介 | 爲我井克美 | 佐藤千恵 | 5月15日 | |||||||||||||||||
16 | 久しぶりっ! 補習メイトがやってきた! | 村山功 | 小山賢 | 青山充 | 爲我井克美 | 齋藤優 | 5月22日 | |||||||||||||||||
17 | 水晶さんおしえて! おばあちゃんの思い出の人 | 伊藤睦美 | 暮田公平 | フランシス・カネダ アリス・ナリオ | (なし) | 飯野敏典 | 5月29日 | |||||||||||||||||
18 | 魔法界再び! リンクルストーンを取り返せ! | 坪田文 | 門由利子 | 岩井隆央 | 赤田信人 | 田中美紀 | 6月5日 | |||||||||||||||||
19 | 探検&冒険! 魔法のとびらのナゾ! | 山下憲一 | 政木伸一 | 藤崎真吾 | 田中里緑 | 6月12日 | ||||||||||||||||||
20 | ドタバタでヤバスギ! 魔法界に生まれたエメラルド! | 村山功 | 中島豊 | 稲上晃 | 齋藤優 | 6月19日 | ||||||||||||||||||
21 | STOP!闇の魔法! プリキュアVSドクロクシー! | 土田豊 | 河野宏之 | いいだりえ | 6月26日 | |||||||||||||||||||
22 | 芽生える新たな伝説! キュアフェリーチェ誕生! | 平山美穂 | 岩井隆央 | 青山充 | 佐藤千恵 | 7月3日 | ||||||||||||||||||
23 | これからもよろしく! おかえり、はーちゃん! | 鐘弘亜樹 | 三上雅人 | 爲我井克美 | 田中美紀 | 7月10日 | ||||||||||||||||||
24 | ワクワクリフォーム! はーちゃんのお部屋づくり! | 坪田文 | 小山賢 | フランシス・カネダ アリス・ナリオ | 篝ミキ | 7月17日 | ||||||||||||||||||
25 | 夏だ!海だ!大はしゃぎ! かき氷が食べた~いっ! | 山下憲一 | 黒田成美 中島豊 | 岩井隆央 | 松浦仁美 伊藤公崇 | 齋藤優 | 7月24日 | |||||||||||||||||
26 | 想いはみんな一緒! はーちゃんのクッキー | 伊藤睦美 | 村上貴之 | 藤崎真吾 | 田中里緑 | 7月31日 | ||||||||||||||||||
27 | Let'sエンジョイ! 魔法学校の夏休み! | 村山功 | 暮田公平 | 赤田信人 | 田中美紀 | 8月7日 | ||||||||||||||||||
28 | 魔法界の夏祭り! 花火よ、たかくあがれ! | 伊藤睦美 | 座古明史 | 河野宏之 | いいだりえ | 8月21日 8月14日[注 53] |
||||||||||||||||||
29 | 新たな魔法の物語! 主役はモフデレラ!? | 坪田文 | 土田豊 | 稲上晃 | 齋藤優 | 8月24日(水) [注 54] 8月21日 |
||||||||||||||||||
30 | 魔法の自由研究! が、終わらな~い!! | 山下憲一 | 平山美穂 | 青山充 | 田中美紀 | 8月28日 | ||||||||||||||||||
31 | 結晶する想い! 虹色のアレキサンドライト!! | 村山功 | 佐々木憲世 | 爲我井克美 | 篝ミキ | 9月4日 | ||||||||||||||||||
32 | ワクワクいっぱい! はーちゃんの学校生活! | 鐘弘亜樹 | 三上雅人 | フランシス・カネダ アリス・ナリオ | 田中美紀 | 9月11日 | ||||||||||||||||||
33 | すれ違う想い! 父と娘のビミョ~な1日! | 村山功 | 村上貴之 | 中谷友紀子 渡辺奈月 | 田中里緑 | 9月18日 | ||||||||||||||||||
34 | ドキドキ! 初恋の味はイチゴメロンパン!? | 坪田文 | 中島豊 | 松浦仁美 | 齋藤優 | 9月25日 | ||||||||||||||||||
35 | 生徒会長総選挙! リコに清き一票を! | 伊藤睦美 | 小山賢 | 伊藤公崇 赤田信人 | いいだりえ | 10月2日 | ||||||||||||||||||
36 | みらいとモフルン、 ときどきチクルン!って誰!? | 山下憲一 | 座古明史 | 河野宏之 | 田中美紀 | 10月9日 | ||||||||||||||||||
37 | 魔法が決め手? 冷凍みかんのレシピ! | 村山功 | 田中孝行 | 広嶋秀樹 | 青山充 | 佐藤千恵 | 10月16日 | |||||||||||||||||
38 | 甘い?甘くない? 魔法のかぼちゃ祭り! | 鐘弘亜樹 | 土田豊 | 稲上晃 | 齋藤優 | 10月23日 | ||||||||||||||||||
39 | 今日はハロウィン! み~んな笑顔になぁれ! | 坪田文 | 鎌仲史陽 | 爲我井克美 | 篝ミキ | 10月30日 | ||||||||||||||||||
40 | 愛情いっぱいのおめでとう! リコの誕生日! | 村山功 | 村上貴之 | 渡辺奈月 五十内裕輔 藤崎真吾 | 黄国威 田中里緑 | 11月13日 | ||||||||||||||||||
41 | ジュエリーな毎日! 魔法学校へ放課後留学! | 伊藤睦美 | 中島豊 | 広嶋秀樹 | 宮本絵美子 | 田中美紀 | 11月20日 | |||||||||||||||||
42 | チクルンにとどけ! 想いをのせた魔法のプリン! | 山下憲一 | 三上雅人 | アリス・ナリオ フランシス・カネダ | いいだりえ | 11月27日 | ||||||||||||||||||
43 | いざ妖精の里へ! あかされる魔法界のヒミツ! | 村山功 | 佐々木憲世 | 赤田信人 伊藤公崇 | 齋藤優 | 12月4日 | ||||||||||||||||||
44 | モフルン大奮闘! みんな子供になっちゃった!? | 鐘弘亜樹 | 小山賢 | 鎌仲史陽 | 河野宏之 | 田中美紀 | 12月11日 | |||||||||||||||||
45 | 想いは時を超えて…! 友情のかたち! | 伊藤睦美 | 平山美穂 | 松浦仁美 | 黄国威 | 12月18日 | ||||||||||||||||||
46 | 魔法のクリスマス! みらい、サンタになる!? | 坪田文 | 土田豊 | 青山充 | 齋藤優 | 12月25日 | ||||||||||||||||||
47 | それぞれの願い! 明日はどっちだー? | 山下憲一 | 座古明史 | 稲上晃 | 田中里縁 | 2017年 1月8日 |
||||||||||||||||||
48 | 終わりなき混沌! デウスマストの世界!! | 村山功 | 中島豊 | 広嶋秀樹 | アリス・ナリオ フランシス・カネダ | 田中美紀 | 1月15日 | |||||||||||||||||
49 | さよなら…魔法つかい! 奇跡の魔法よ、もう一度! | 三塚雅人 大塚隆史 | 三塚雅人 | 宮本絵美子 | いいだりえ | 1月22日 | ||||||||||||||||||
50 | キュアップ・ラパパ! 未来もいい日になあれ!! | 三上雅人 | 爲我井克美 | 田中美紀 | 1月29日 | |||||||||||||||||||
第2期:魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜 | ||||||||||||||||||||||||
1 | 再会はミラクルでマジカル! | 村山功 | 浜名孝行 芳山優 | 山崎茂 芳山優 | 芳山優 杉本梨渚 張昀 松井晟花 月霊 Rad Plus RA CRAFT リバイバル | 袖山麻美 藤井まき 亀谷響子 岩田尚子 | (なし) | 2025年 1月12日 |
||||||||||||||||
2 | 久しぶりの魔法界 | 福島宏之 芳山優 | 池上長六 浅見松雄 芳山優 | 松井晟花 劉偉航 杉本梨渚 青海宙汰 Studio PAPER CRANES(王力) Rad Plus トリプルA リバイバル スタジオグラム ワン・オーダー RA CRAFT reboot PAPALEO 中村プロダクション(宇津野奈緒美) | 藤井まき 王國年 いのうえりか 亀谷響子 岩田尚子 袖山麻美 | 1月19日 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [89] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016年2月7日 - 2017年1月29日 | 日曜 8:30 - 9:00 | 朝日放送(制作局)をはじめとする テレビ朝日系列フルネット全24局 | 日本国内[注 55] | 字幕放送・連動データ放送実施 |
2016年2月13日 - 2017年2月4日 | 土曜 11:15 - 11:45[注 56] | 山陰放送 | 鳥取県・島根県 | TBS系列 遅れネット スポンサードネット |
2016年2月27日 - 3月26日 2016年4月2日 - 2017年2月25日 |
土曜 5:15 - 5:45 土曜 5:30 - 6:00[注 57] |
宮崎放送 | 宮崎県 | TBS系列 遅れネット 番組販売 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域・備考 [89] |
---|---|---|---|
2025年1月12日 - | 日曜 2:00 - 2:30(土曜深夜) | 朝日放送テレビ(幹事局)および テレビ朝日系列フルネット全24局 | 日本国内[注 55] 『ANiMAZiNG!!!』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2025年1月12日 - | 日曜 2:30 更新 | 最速・見放題配信 | |
2025年1月15日 - (予定) | 水曜 2:30 更新 |
| 見放題配信 |
レンタル配信 | |||
水曜 12:00 更新 | TVer | 最新話無料見逃し配信 |
本作品のプリキュアとモフルンは『みんなで歌う♪奇跡の魔法!』から『オールスターズメモリーズ』までのプリキュアシリーズ映画6作品(キュアフェリーチェは『奇跡の変身!キュアモフルン!』以降の5作品)に毎回連続して登場している[注 58]。
歴代プリキュアが共演する作品。魔法つかいプリキュアとして出演した作品は『プリキュアオールスターズ』の2作品を除いて「〜スターズ」のタイトルが全て異なっている。
これまでのシリーズ同様、『なかよし』(講談社)にて、上北ふたごによる漫画版が2016年3月号から2017年2月号まで連載された。テレビシリーズとの差異として以下の3点が挙げられる。
遊園地やイベント会場などで観覧できるキャラクターショーでは、前期はキュアミラクル、キュアマジカル(ダイヤスタイル及びルビースタイル)、敵側はバッティが登場する。後期ではミラクル、マジカル(前期と同じ)に加え、キュアフェリーチェが登場するほか、アニメ版では倒されたガメッツが復活して敵として登場し、ラブーも声のみで登場する。ここで登場するガメッツはラブーによって復活したためパワーアップしており、キュアフェリーチェも圧倒する強さとなっている。またオリジナルのゲストキャラクターとして、前期では画家を志す少女かなみ、後期ではファッションデザイナーを志す少女みすず(声 - 阿澄佳奈[101])も登場する。
上記とは別に劇団飛行船制作のミュージカルショー(有料)も開催された[102][103]。アニメには登場しないオリジナルキャラクターが登場するストーリーとなっており、他シリーズからの客演として『ハピネスチャージプリキュア!』からキュアラブリー(声 - 中島愛)、『Go!プリンセスプリキュア』からキュアフローラ(声 - 嶋村侑)が登場する。
音楽CD・映像ソフトの発売元はいずれもマーベラス。
いずれも販売元はソニー・ミュージックマーケティング(第1期)→ソニー・ミュージックソリューションズ(第2期)。サウンドトラック・ボーカルアルバムの詳細は『魔法つかいプリキュア! サウンドアルバム』を参照。
いずれも販売元は第1期がポニーキャニオン、第2期がハピネット・メディアマーケティング。
DVDは2016年6月15日から2017年5月17日にかけて全16巻(各巻3話(Vol.15以降は4話)収録)が、Bru-ray Discは2016年9月21日から2017年5月17日にかけて全4巻(各巻2枚組・12話(Vol.4のみ14話)収録)がそれぞれ発売された[106]。DVDおよびBD第1巻収録の第1・2話には、主演声優の高橋李依と堀江由衣によるオーディオコメンタリーが収録されている。
巻数 | 収録話数 | ジャケットイラスト | 映像特典 | 発売日 |
---|---|---|---|---|
1 | 1話 - 3話 | キュアミラクル キュアマジカル (ダイヤスタイル) モフルン はーちゃん(ヨチヨチ期) | 前期ノンテロップOP&ED 前期エンディングダンスレッスンムービー Blu-ray&DVD告知CM 第1・2話オーディオコメンタリー | 2016年6月15日 |
2 | 4話 - 6話 | キュアミラクル キュアマジカル (ルビースタイル) モフルン はーちゃん(ヨチヨチ期) | 前期エンディングダンスレッスンムービー | 2016年7月20日 |
3 | 7話 - 9話 | キュアミラクル キュアマジカル (サファイアスタイル) モフルン はーちゃん(ヨチヨチ期) | 2016年8月17日 | |
4 | 10話 - 12話 | キュアミラクル キュアマジカル (トパーズスタイル) モフルン はーちゃん(トコトコ期) | 2016年9月21日 | |
5 | 13話 - 15話 | みらい・リコ(私服) モフルン はーちゃん(トコトコ期) | 2016年10月19日 | |
6 | 16話 - 18話 | みらい・リコ(魔法学校制服) モフルン | 2016年11月16日 | |
7 | 19話 - 21話 | キュアミラクル キュアマジカル (ダイヤスタイル) ドクロクシー | 2016年12月21日 | |
8 | 22話 - 24話 | キュアミラクル キュアマジカル (ダイヤスタイル) キュアフェリーチェ モフルン | 後期ノンテロップOP&ED1 後期エンディングダンスレッスンムービー カラフルスタイルライブラリー Blu-ray告知CM | 2017年1月18日 |
9 | 25話 - 27話 | みらい・リコ・ことは(私服) モフルン | 後期ノンテロップED2 後期エンディングダンスレッスンムービー | 2017年2月15日 |
10 | 28話 - 30話 | みらい・リコ・ことは(魔法学校制服) モフルン | 後期エンディングダンスレッスンムービー | |
11 | 31話 - 33話 | キュアミラクル キュアマジカル キュアフェリーチェ (アレキサンドライトスタイル) モフルン | 後期ノンテロップED3 後期エンディングダンスレッスンムービー | 2017年3月15日 |
12 | 34話 - 36話 | キュアミラクル キュアマジカル (ダイヤスタイル) キュアフェリーチェ モフルン | 後期ノンテロップED4 後期エンディングダンスレッスンムービー | |
13 | 37話 - 39話 | キュアミラクル キュアマジカル (ルビースタイル) キュアフェリーチェ モフルン | 後期エンディングダンスレッスンムービー | 2017年4月19日 |
14 | 40話 - 42話 | キュアミラクル キュアマジカル (サファイアスタイル) キュアフェリーチェ モフルン | 後期ノンテロップED5 後期エンディングダンスレッスンムービー | |
15 | 43話 - 46話 | キュアミラクル キュアマジカル (トパーズスタイル) キュアフェリーチェ モフルン | 後期ノンテロップED6 後期エンディングダンスレッスンムービー | 2017年5月17日 |
16 | 47話 - 50話 | キュアミラクル キュアマジカル キュアフェリーチェ (アレキサンドライトスタイル) モフルン | 後期ノンテロップED7 後期エンディングダンスレッスンムービー カラフルスタイルライブラリー | |
巻数 | 収録話数 | ジャケットイラスト | 映像特典 | 発売日 |
---|---|---|---|---|
1 | 1話 - 12話 | キュアミラクル キュアマジカル (ダイヤスタイル) モフルン はーちゃん(ヨチヨチ期) | 前期ノンテロップOP&ED 前期エンディングダンスレッスンムービー 変身&技シーン集 設定資料ライブラリー Blu-ray&DVD告知CM 第1・2話オーディオコメンタリー | 2016年9月21日 |
2 | 13話 - 24話 | キュアフェリーチェ キュアミラクル キュアマジカル (ルビースタイル) モフルン | 後期ノンテロップOP&ED1 後期エンディングダンスレッスンムービー 設定資料ライブラリー Blu-ray告知CM | 2017年1月18日 |
3 | 25話 - 36話 | キュアミラクル キュアマジカル (サファイアスタイル・トパーズスタイル) キュアフェリーチェ モフルン カタツムリニア | 後期ノンテロップED2〜4 設定資料ライブラリー | 2017年3月15日 |
4 | 37話 - 50話 | キュアミラクル キュアマジカル キュアフェリーチェ (アレキサンドライトスタイル) モフルン 校長、魔法の水晶 ジュン、ケイ、エミリー、チクルン 壮太、ゆうと、かな、まゆみ | 後期ノンテロップED5〜7 設定資料ライブラリー 変身&技シーン集 | 2017年5月17日 |
巻数 | 収録話数 | ジャケットイラスト | 映像特典 | 封入特典 | 豪華版特典 | 発売日 |
---|---|---|---|---|---|---|
上巻 | 1話 - 6話 | ノンテロップOP&ED | 袖山麻美描き下ろし三方背スリーブケース&デジパック ブックレット 『魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜後夜祭』イベントチケット優先申込券 エムカード(キャスト座談会前編) | 袖山麻美描き下ろしキャンバスアートボード クリアブックマーク(キュアミラクル/モフルン) キャスト複製サインミニ色紙(高橋李依/堀江由衣) | 2025年3月26日予定 | |
下巻 | 7話 - 12話 | 予告集 | 袖山麻美描き下ろし三方背スリーブケース&デジパック ブックレット エムカード(キャスト座談会後編) | 袖山麻美描き下ろしキャンバスアートボード クリアブックマーク(キュアマジカル/キュアフェリーチェ) キャスト複製サインミニ色紙(早見沙織/齋藤彩夏) | 2025年5月14日予定 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.