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日本のテレビアニメ番組、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(Tropical-Rouge! Precure)は、2021年2月28日から2022年1月30日まで朝日放送テレビの制作により、テレビ朝日系列で毎週日曜8時30分から9時に放送された、東映アニメーション制作のテレビアニメ[1]。「プリキュアシリーズ」の通算18作目にして[2]、16代目のプリキュアに当たる。
注意事項:
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トロピカル〜ジュ!プリキュア | |
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ジャンル | 変身ヒロイン、戦闘美少女、女児向けアニメ |
アニメ | |
原作 | 東堂いづみ |
シリーズディレクター | 土田豊 |
シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
脚本 | 横谷昌宏、守護このみ、村山功 井上美緒、吉野弘幸、成田良美 |
キャラクターデザイン | 中谷友紀子 |
音楽 | 寺田志保 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | 朝日放送テレビ、ABCアニメーション ADKエモーションズ、東映アニメーション |
放送局 | 朝日放送テレビ・テレビ朝日系列 |
放送期間 | 2021年2月28日 - 2022年1月30日 |
話数 | 全46話 |
プリキュアシリーズ | |
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漫画 | |
原作・原案など | 東堂いづみ |
作画 | 上北ふたご |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | なかよし |
レーベル | ワイドKC |
発表号 | 2021年3月号 - 2022年2月号 |
巻数 | 全1巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
本作品では「今、一番大事なことをやろう!」をテーマとして、「海」と「コスメ」をモチーフとした、人魚が登場して南国をイメージとする海辺の街を舞台とする[5]。
例年、プリキュアのテレビシリーズは2月第1週を放送開始時期としてきたが、本作品では例年より1ヶ月弱遅れとなる2月最終週からの放送開始となった。これは前作『ヒーリングっど♥プリキュア』が、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大およびそれに伴う緊急事態宣言を受けて、制作中断とそれによる本放送期間の延期(再開までは傑作選として再放送)を実施したことによるものである。最終回は従来通り1月最終週に放送されており、その都合上放送期間は例年よりも短くなっていた。
これまでのシリーズ作品と同様、本作品でも文字多重放送やデータ放送を実施している。データ放送ではキャラクターとじゃんけんするミニゲーム、後述のエンディング連動ゲームが遊べるほか、オーバーレイ表示機能による「リモコン操作による時刻表示」は、前作に引き続き通常表示と非表示、プリキュア仕様としてくるるんが動く「くるるんとけい」となっていた[注 1][6]。
2021年8月15日[注 2]放送分(第24話)では、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が本人役でゲスト出演した[7][8]。また、2021年10月17日放送分の第33話は映画公開にあわせた短編10本[注 3]立て構成の特別編となっており、映画でも共演するシリーズ第7作『ハートキャッチプリキュア!』のプリキュアたちもゲスト出演している[10]。
主人公・夏海まなつは小さな島・南乃島に住むもうすぐ中学生になる少女。春から母・碧がいる都会のあおぞら市へと引っ越し、同市の中学校へ通うことに。あおぞら市での生活がトロピカることを描き、父・大洋と住民たちの見送りを受け島を出発した。
一方その頃、人魚の国・グランオーシャンは暗い海の底に住まうあとまわしの魔女の襲撃を受け、大半の住民がやる気パワーを奪われてしまった。人間のやる気パワーまで奪われてしまうと、世界は大変な事態に陥るという。事態を重くみた女王は、唯一難を逃れた人魚の少女・ローラ・アポロドーロス・ヒュギーヌス・ラメール(通称「ローラ」)に4個のトロピカルパクトを託す。女王はローラに「人間と人魚の心が通じあったときパクトを開けるカギが現れ、その人間が伝説の戦士『プリキュア』に覚醒する」と述べる。これを聞いたローラは「次期女王に近づけるチャンス」と酌んで女王の命を快諾し、プリキュアにふさわしい人間を探すべく人間界へと向かった。
そしてまなつはあおぞら市に、ローラは人間界に到着する。まなつは碧と再会を果たしその後市内を散策、そして海岸でローラと衝撃的な出会いをする。その後人間界を侵略すべくあとまわしの魔女に仕える召し使い・チョンギーレと怪物・ヤラネーダが現れ、近くにいたローラが捕まってしまう。彼女のピンチを見たまなつは「わたしの『今、1番大事なこと!』それは…!」と叫んだその時、パクトのカギとなるハートクルリングが現れパクトが引き寄せられる。まなつはそれらで「常夏のプリキュア」キュアサマーに覚醒してヤラネーダを撃破、ローラを助ける。戦闘後ローラはまなつに「わたしのために戦ってね!」と告げ、彼女もなすがままに受諾する。こうして少しチグハグな2人の交流が始まった。
そしてまなつは待ち望んでいた都会の学校・あおぞら中学校へ入学し、街のコスメショップで見かけた少女とクラスメイトとなる。彼女の名は涼村さんごで、そのショップの娘だった。早速まなつは持ち前の明るさでさんごと友達になり部活について話を弾ませる。しかしプリキュアよりも中学校生活を優先するまなつをローラは快く思っておらず、ついにはまなつと衝突し軋轢が生じてしまう。だが、戦闘を通じて関係を修復し事なきを得る。
まなつとローラはさんごがプリキュアにふさわしいと意見が一致し早速誘うが、彼女に「勇気と自信がない」と断られてしまう。しかし、サマーがヤラネーダと対峙する姿を見たさんごは2人が掛けてくれた前向きな言葉を思い出し「自分を信じる! 逃げない!」と決心する。その時だった、指にリングが誕生しパクトが引き寄せられる。さんごはそれらで「宝石のプリキュア」キュアコーラルに覚醒し、サマーと連携してヤラネーダを撃破する。戦闘後さんごは自身を変えてくれたまなつとローラに感謝を述べ、そして2人と契りを交わし親友となる。
部活を決めあぐねていたまなつにローラが「プリキュア部はどう?」と提案したことをきっかけに、まなつとさんごはプリキュアについて調べるため図書室へ向かいそこで一人の女子生徒と出会う。彼女は2年生の一之瀬みのり、成績優秀な優等生で人魚が好きで知識も豊富に持っている。彼女とローラが出会ったことで、まなつはプリキュアに誘うが、彼女に「自信がない」と断られてしまう。そんな最中、新たな召し使い・ヌメリーが現れヤラネーダを使役する。まなつとさんごは変身して対峙するも押されてしまい、2人を見たみのりもおののいてしまう。しかしローラから「自分を信じなさい!」と鼓舞され「2人を助ける!」と決心しパクトを受け取る。その時だった、指にリングが誕生する。みのりはそれらで「
ある日まなつが街を歩いていると番長らしき輩にからまれるが、そこに上級生らしき女子生徒が助けに入り事なきを得る。彼女は3年生の滝沢あすかで、困った人を見過ごせない姉御肌の持ち主。ローラは彼女を見てプリキュアに適任と確信し、早速スカウトするが「仲間になる気はない」と断られてしまう。同時期にまなつは部の新設を生徒会に申請していたが、生徒会長の白鳥百合子に「部室がない」と却下されてしまう。そこにあすかが部室探しに加わり倉庫になっていた部屋を見つけ、その後4人で掃除を行い無事終了し部室を確保する。彼女と別れた3人の前にヌメリーのヤラネーダが現れ対峙するが、数が多く苦戦を強いられる。異変に気づいたあすかは現場に駆けつけローラにパクトを要求し、同時にリングが誕生する。あすかはそれらで「翼のプリキュア」キュアフラミンゴに覚醒し3人に加勢、瞬時にヤラネーダを撃破する。戦闘後あすかは「仲間を信じるか」と意味深な言葉を口にし、まなつたちの仲間に入る決意をする。条件が揃いまなつは改めて申請するが、百合子に「内容が不明確」と指摘され具体的な内容を考るもいい案が出ず頓挫する。そこに何かを探していた卒業生たちを見つけて手助けしたのを機に「今一番大事なことを全力でやる!」を閃き、それをモットーとした「トロピカる部」を申請する。百合子からまたも却下されそうになるが、手助けした卒業生たちの後押しもあり条件付きで認可される。これでまなつが描いていたトロピカるな部活動がスタートし、学籍がないローラも仮部員として入部する。
ある日5人が部活動をやっていると、女王のペット・くるるんがローラに届け物を渡すべく来訪する。そこに3人目の召し使い・エルダが現れ強奪しようとするが、4人の活躍により死守する。そして、任務を完遂したくるるんは帰らずにサポート役として人間界にとどまることを決める。それを見たローラは驚愕するが、まなつたちの歓迎ぶりを見て納得し受け入れる。その後召し使いたちはヤラネーダの強化版・ゼンゼンヤラネーダを使役するが、4人も合体必殺技で応戦し侵略に待ったをかける。
みのりとローラが共同作業していたところ突然マーメイドアクアポットがトラブり、2人が入れ替わるハプニングが起こる。戻る術がわからないためみのりは人魚として、ローラは人間としての生活を暫く満喫する。その後2人とも無事元に戻り、ローラはこれがきっかけで自分も人間になりたいと羨望するようになる。そんな矢先、ローラがチョンギーレの罠に掛かり捕まってしまう。しかし、くるるんの助けで脱出しグランオーシャンへ戻り女王に今までの経緯を報告する。女王から「人間界に戻らなくてよい」と告げられるも「わたしは戻る!」と返し、それを聞いた女王から貝殻の石を渡される。人間界へ向かっている途中、チョンギーレにやる気を奪われたまなつを見つける。憔悴した彼女を見て「よくもまなつを…、絶対に許さない!」とチョンギーレに怒りを露にしたその時、指にリングが誕生する。同時に女王から授かった石が割れ、中からマーメイドアクアパクトが現れる。ローラはそれらで「
そんなある日、まなつは不思議な少女の夢を見るようになる。その翌日、ゼンゼンヤラネーダを凌ぐ力を持つ超ゼッタイヤラネーダが無数に表れる。サマーは1人で立ち向かおうとするも力及ばず、やる気パワーを奪われてしまうが、ラメール達4人のやる気パワーをドレッサーを通じて与えられ窮地を脱する。そして、まなつの夢に出てきた少女が現れるが、その少女はかつて世界を救った伝説のプリキュアだった。伝説のプリキュアから「大地のリング」ことランドハートクルリングを渡されたサマーたちはエクセレン・トロピカルスタイルへの変身能力を獲得し、超ゼッタイヤラネーダの浄化に成功する。
その後、まなつ達は人魚の女王から呼び出しを受けてグランオーシャンに向かい、女王から伝説の「海のリング」の捜索を託されるが、生き物を素体にした超ゼッタイヤラネーダの出現でプリキュアは圧倒される。それでも諦めないプリキュアに呼応して海のリングが現れるが、それをバトラーに奪われてしまう。そしてローラは城に隠された幼い頃の記憶を発見し、その内容に衝撃を受ける。実は幼い頃に南乃島でローラとまなつは友達になっていたのだった。ローラは自身の記憶のことについて女王に詰問すると、グランオーシャンでは人間の世界に関わった人魚は地上の記憶を抹消されるという掟があることを告げられる。まなつたちは女王との間にわだかまりを残したまま地上へと帰還し、不安を抱えつつも「今」を守らなくてはというローラの強い想いにより、バトラーに奪われていた「海のリング」ことマリンハートクルリングが自ら現れ、超ゼッタイヤラネーダを浄化する。その日の夜、まなつは「大丈夫、絶対に忘れない!例え忘れても、わたしが思い出させてあげる!」とローラの事を忘れないと誓う。
まなつは生徒会長の白鳥百合子の引退式を見て、3年生の卒業を祝うイベントとして全部活が参加する「トロピカ卒業フェスティバル」(通称「トロフェス」)を企画。その準備を進めていたが、クジラを素体にした最強の超ゼッタイヤラネーダが現れてまなつを飲み込んだことをきっかけに、最後の決戦が始まることになる。その中であとまわしの魔女や伝説のプリキュアに関する真実が判明。
あとまわしの魔女の正体は海の破壊の化身である「破壊の魔女」であった。その宿命に従って世界の破壊を目論んでいたが、人々の抵抗に遭って負傷した所をアウネーテという少女に介抱される。そのアウネーテこそが伝説のプリキュアことキュアオアシスの正体であり、プリキュアに選ばれたことで破壊の魔女と敵同士として再会し、激しい戦いを繰り広げるが、アウネーテに情が移った魔女は「決着は明日にするわ」と決着を先延ばしにしてアウネーテの元を去った。そして、決着の日を「明日にする」と先延ばしにすることを長年繰り返した結果、本来の目的を忘れ、破壊の魔女はあとまわしの魔女になった。あとまわしの魔女の目的は愚者の棺を使って寿命を先延ばしし、永遠に後回しを続ける事だったのだ。
ついに自分の素性と本来の目的を思い出した魔女は改めて世界の破壊をすべくプリキュア達を対決するが、サマーには「あなたの今一番大事なことは、世界の破壊ではなく、仲良しになること」と看破される。そしてサマーの身体を借りる形でオアシスが現れる。ようやくオアシスと友達になる願いを叶えた魔女は泡となってオアシスと共にこの世を去るが、長年魔女に仕えていたバトラーはその結末に納得できず、魔女に代わって世界の破壊を遂行すべくバトラーヤラネーダに変貌する。苦戦を強いられたサマー達だが、プリキュア・スーパートロピカルパラダイスにより勝利をつかみ、世界には平和が戻ることになった。
トロフェスの前夜、ローラは人魚の女王から連絡を受け、これまでの功績からローラの次期女王就任が決まった事、明日までにグランオーシャンに帰還するか人間界に留まるか選択することを伝えられる。そして迎えたトロフェス当日、ローラは悩んだ末にグランオーシャンへの帰郷を決め、トロピカる部による演劇が終わった後に自らが人魚であることを公表する。その夕方にローラはまなつ達に自分のことを忘れないでほしいと願いながらグランオーシャンに帰っていったが、その願いも空しく記憶消去の掟が発動し、まなつを含む人間界の人々はローラに関する記憶を全て失ってしまう。
それから暫く経ったある日、ローラは女王に願い出て再び人間界に赴く。ローラもまなつ達に関する記憶を全て喪失していたが、自室の机に記された「魔女のところへ」という分に疑問を感じ、魔女のかつての部下達に色々と人間界の出来事について尋ねる。その後、まなつは浜辺でローラと出会う。お互いに記憶が無いにも関わらずローラがまなつのリップを所持していたことにより無意識にお互いの名前を呼んだことをきっかけに、グランオーシャンの記憶消去装置が壊れ、失われていた記憶が復活。まなつとローラは「トロピカってる〜!!」と記憶の復活と再会を喜び合う。
こうして、まなつ達のトロピカる日々はこれからも続いていくのであった。
さんご、みのり、あすかは「あおぞら市」に住み、まなつは第1話で「南乃島」から引っ越してきた。ローラは「グランオーシャン」から来た人魚で、プリキュア(ラメール)覚醒を機に人間へ変態する。
まなつとさんごは第2話で「あおぞら中学校」へ入学し同じクラス(1年5組)になる。みのりは2年生(2年2組)[ep 1]、あすかは3年生(3年3組)[ep 2]。ローラも留学生として1年5組に編入する。
1年生3人の席はまなつを基準に隣同士(さんごは前、ローラは右隣)。
一人称は全員「わたし」。
海の中にある人魚の国で、ローラとくるるんの故郷。妖精と人魚のみが通ることのできる特殊な渦潮とシャボン玉状の魔法の壁によって守られている。国土は移動させることが可能。
あとまわしの魔女の襲撃を受け、国中のやる気パワーが奪われてしまっている。
この世界における人魚は特定の親を持たず、貝から生まれることが仄めかされている[ep 3]。また、国の掟として「人魚と人間は交流してはならない」というものが存在し、禁忌を破った者は記憶を吸収する装置を用いて人間に関する記憶を消去される。根本的な理由として、人魚は人間よりも長寿ということが挙げられており、かつて人間と仲良くなった人魚が人間の死後一人残される寂しさに耐えかね、装置を作ったとされている[ep 27]。吸収された記憶は貝殻の形となり、洞窟にある部屋に封じ込められている[ep 7]。この記憶吸い出し装置は召し使いたちがグランオーシャンを襲来した際に悪用され、妖精たちが現在持つ記憶を元に偽りの姿を映し出すのに使われている[ep 3]。
本作品におけるプリキュアの敵対勢力。暗い海底に建つ洋館のような建物を拠点としている。グランオーシャンのやる気パワーを奪った後に、地上の人間のやる気パワーを奪おうと目論んでおり、それを阻止しようとするプリキュアたちと敵対することになる。
構成員たちは何らかの海洋生物を模した人間とはかけ離れた姿をしており、魔女以外の構成員たちはそれぞれ自身の役職を持って従事している。
彼らとバトラーを含めて全員がそれぞれ役職を持っており、普段は魔女が住む館の使用人として仕事をする日々を送っている。召し使い同士の仲は良く、仕事や人間界への出撃がないときは互いにテーブルを囲んで談笑したり、愚痴をこぼし合うことが多い。人間界への出撃に関しては程度の違いがあれども気怠そうな一面を見せており、何かとぶつくさ言いながらも出撃していく。しかし、生来の性格が故にヤラネーダのみが登場し、彼らが誰一人出撃しない、もしくは彼らが出撃してヤラネーダが登場したにも関わらず、周辺に誰もおらずに「やる気パワー」を奪うという命を果たさなかったこともある。
バトラーとは異なり、三人は世界の破壊までもは望んではおらず、バトラーからあとまわしの魔女の目的を知ると離反を決意。その後、ヤラネーダと化したバトラーにやる気パワーを奪われてしまうも、復活した後はプリキュアと協力して暴走したバトラーを阻止している。その後はまなつたちにこれまでの行いについて謝罪の言葉を述べつつ、次の仕事を探すために無気力状態になったバトラーを連れてどこかへと去っていった。
グランオーシャンの住民ではないため、ローラの記憶消去の影響を免れている。
まなつたちが通う中学校。通称「あおぞら中」[ep 25]。制服はトップスは男女ともにライトグリーンにベージュのラインが入ったセーラーカラーと校章が入った胸当てのセーラー服(通常は半袖、冬は長袖)でグリーンのタイを着用。ボトムスは男子はスラックス、女子はスカートで色はセーラーカラーと同色。白の靴下に茶色のローファー。学生鞄はショルダーバッグ型で、白と青緑のツートンカラー。
まなつたちは制服に差異があるため以下に羅列する(記載なしは上記に準拠)。
第33話の『ハートキャッチプリキュア!』のショートエピソード『トロピカれ! 伝説のハートキャッチ!!』にてまなつ達がパソコンで観ている動画の中と同エピソードの終盤に登場した。
本作品におけるプリキュアは「人魚の国・グランオーシャンに伝わる伝説の戦士」と位置づけされている。
人魚の女王は「心の中にきらめく太陽を持った人間と人魚の心が通じ合った時トロピカルパクトを開けるカギが現れ、その人間がプリキュアである」と述べている(初期メンバーが該当)[ep 11]。
変身により運動能力や格闘能力の向上に加え、水中での活動も可能となる。
初期メンバーはトロピカルパクトの鍵穴に各変身用のハートクルリングをはめて回し、パクトを開けて「プリキュア!トロピカルチェンジ!」と叫び「レッツメイク!キャッチ!」と言ったあと変身が始まる。パクト中央のハートをブラシで押したあと「チーク!」「アイズ!」「ヘアー!」「リップ!」(それぞれのチャームポイントは最後にメイク)[注 23]「ドレス!」と叫びながらそれぞれの箇所をメイクし変身する。変身シーンの一部が省略されることもある[ep 28]。
ラメールはマーメイドアクアパクトの鍵穴に変身用のハートクルリングをはめて回し、パクトを開けて「プリキュア!トロピカルチェンジ!」と叫び「レッツメイク!キャッチ!」と言ったあと変身が始まる。パクト中央をマーメイドアクアブラシで回転させながら「フェイス!」(パクトから出た紫の玉がチーク、黄色がアイズ、赤がヘアー、ピンクがリップをメイク)「ネイル!」「ドレス!」と叫びながらそれぞれの箇所をメイクし変身する。
5人ともヤラネーダに技が決まった際は周囲にリップ型(ラメールは貝殻型)のサークルが回り、その後相手に背を向け「ビクトリー!」の決めゼリフと共に浄化する。
第5話で初期メンバーの4人が揃い、第6話から全員で走りジャンプしながら「はぁー!◯◯!(◯◯の部分は毎回変わる)トロピカル〜ジュ!プリキュア!」と名乗るようになる(「○○」はサマーが発言)。その際の立ち位置は向かって左からフラミンゴ・サマー・パパイア・コーラルの順。ラメールは第17話で登場・加入し第20話から名乗りに参加。その際全員が海を泳ぎ水中から空にジャンプに変わる。ラメールはフラミンゴとサマーの間に入る[注 24]。
本作品ではプリキュアの正体について特に秘密であると言及される場面はなく、彼女らへのスカウトに関してはオープンにしているような発言も散見される。とはいえ、人前での変身や存在を知られることは暗黙の了解として避けられており、第14話ではローラがプリキュアの戦闘を目撃した園児のワタルとルリに、彼女らのことを口止めしている。また、多くの場合ヤラネーダ出現の際、人々はやる気を吸い取られて無気力になっているか、避難しているかのどちらかであり、彼女らの戦闘を目撃されることは少ない。
夏海まなつが変身するチャームポイントがリップのプリキュア。「ドレス」ではハートマークがコスチュームに変化する[16]。変身時の名乗りは「ときめく常夏! キュアサマー!」[41]。イメージカラーはこれまで主人公プリキュアで用いられてきたピンク中心のカラーリングとは異なり、白を基調に幾多の色があるトロピカルカラーとなっている[1][42][注 25]。白基調にした理由についてプロデューサーの村瀬亜季は、「歴代のプリキュアと並んでも一番目立つ主人公にしたい」という狙いとともに、キャラクターイメージが「真夏の太陽」であるため、光を想起させる白が似合うと考え、さらに子供たちの間でレインボーカラーが流行っていることから、白をベースに様々な色を盛り込んだとしている[43]。
第1話でチョンギーレとヤラネーダに捕まっていたローラを見て「わたしの『今、1番大事なこと』、それは…ローラを助けること!」という思いからプリキュアに覚醒した。
桃色と水色のグラデーションの入った金髪サイドテールに、ハイビスカスの花と白と緑の布のついた髪飾りを付けている。コスチュームは白を基調としたセパレートタイプ。トップスは水色のラインが入った桃色のフリル型セーラー襟付のノースリーブで、袖周りにシースルーのフリルが付いている。胸に紅色の貝飾りがある。ボトムスは両サイドに紅色のリボンが付いた紅色と水色のライン入りで、薄い緑色のフリルの付いたハイウエストミニスカートを着用している。手は桃色のリボンが巻かれた二の腕まである白のフィンガーレスグローブを着用。靴は底部分が濃い桃色と水色の白いリボンパンプスを履いている。瞳にピンクのハートのハイライトが入る。
戦闘では、素早いスピードで敵を撹乱して力強い一撃を食らわせて相手をダウンさせるような戦い方を行う。
涼村さんごが変身するチャームポイントがチークのプリキュア。「ドレス」では花のようなマークがコスチュームに変化する[19]。変身時の名乗りは「きらめく宝石! キュアコーラル!」。イメージカラーはパープル[44]。
第3話でヤラネーダに対峙するサマーを見て「わたしはもう逃げない!自分を信じる!」と決意しプリキュアに覚醒した。
紫色のお下げ髪の中部に黄色いリボン。下部に赤いリボンを両側にしている。また、珊瑚の飾りと水色のラインの入った青紫のリボンの付いた水兵帽を被っている。両頬にはハート型のピンクのチークが左側に大小2つ、右に1つ付いている。コスチュームは大きめのケープが付いた青紫のオフショルダー型ワンピースで、胸に青紫の貝飾り、腰に水色のフリルが付いている。スカートは先端が白と紫になっており、水色のストライプと薄紫のフリルが付いている。手は紫色のリボンが巻かれた白のフィンガーレスグローブを着用。足は桃色のラインがある白のニーハイソックスと靴底が紫色のロングブーツを履いている。くるぶし付近には薄黄色のアンクレットを付けている。瞳に水色のハートのハイライトが入る。
戦闘では、指で『×』(バツ)を作ることで「ぺけ」の効果音と共に赤紫色の『×』のシールドを自分の前に展開し、相手の攻撃を防ぐことが可能。後にシールドを多方向に複数同時に展開することができるようになった。
一之瀬みのりが変身するチャームポイントがアイズのプリキュア。「ドレス」ではパパイアの形を表した雫マークがコスチュームに変化する[21]。変身時の名乗りは「ひらめく
第4話でヌメリーとヤラネーダを見ておののくがローラの「あなたならできる!」との鼓舞で考え直し、サマーとコーラルに加勢すべくプリキュアに覚醒した。
オレンジ色の髪を2段階の盛り髪にし、後ろ髪はポニーテールになっている。赤、黄色、緑の玉と黄色い蝶の髪飾りをつけており、左右の耳に赤い珠とキウイフルーツの形のイヤリングをしている。コスチュームは波型の肩飾りがある黄色と薄黄色のバルーンスカート型のワンピースで、胸に水色の貝飾り、腰に桃色のフリルがある。スカートの下部に薄黄色のラインの入ったオレンジのリボンを巻いている。手にオレンジのリボンを巻いた薄黄色のフィンガーレスグローブを着用。足は黄色いルーズソックスとオレンジのショートブーツを履いている。まつ毛の色が緑色に変わり、瞳に黄色のハートのハイライトが入る。
性格面も変身前から一転してテンションが高くなり、表情豊かで弾けた挙動をする等の変化が見受けられる[46]。
戦闘では、キウイの形のイヤリングを巨大化させ目につけることでビームを放つことができる。
「パパイヤ」と表記すると「パパ嫌!」と聞こえてしまうことから「パパイア」表記になった[21]。
滝沢あすかが変身するチャームポイントがヘアーのプリキュア。「ドレス」ではダイヤマークがコスチュームに変化する[23]。変身時の名乗りは「はためく翼! キュアフラミンゴ!」。イメージカラーはレッド[47]。
第5話で大量のヤラネーダに苦戦するサマーたちを見て「放っておけない!」という思いからプリキュアに覚醒した。
前髪にミントグリーンのメッシュが入った赤色のロングヘアーに、薄い赤とミントグリーンの羽飾りを付け、左耳には羽のイヤリングを付けている。コスチュームは赤を基調としたセパレートタイプ。トップスは赤と薄赤色の襟が付いた白いノースリーブトップスで、袖に羽を模した飾りが付いている。胸に黄色の貝飾りがある。 ボトムスはハイウエストの白と黄色の線のある赤いアシンメトリーなスカートで、薄黄緑の布飾りと白いフリルが付いている。手は赤いリボンを巻いた白のフィンガーレスグローブを着用。足は網目のニーハイソックスとつま先に赤と白があしらわれた赤色のロングブーツを履いている。瞳にピンクのハートのハイライトが入る。
戦闘では、蹴り技を使った近接攻撃を得意としている。
名前については、イメージカラーが赤色であることから、当初は「フェニックス」や「火山」「ボルケーノ」などの案があり、最終的には、シリアスな場面で締まらないのではないかと懸念されたが、南国のイメージで「フラミンゴ」に決まった[23]。
ローラが変身するチャームポイントがネイルのプリキュア。プリキュアシリーズとしては初となる人魚プリキュアでもある[24]。「ドレス」ではヒトデマークがコスチュームに変化する[25]。変身時の名乗りは「ゆらめく
第17話でチョンギーレにやる気パワーを奪われ憔悴したまなつを見て「まなつを、みんなを、こんな目に遭わせて絶対ゆるさない!」という怒りからプリキュアに覚醒した。
キャラクターデザインに当たっては、デザイン担当の中谷友紀子が以前手がけた『Go!プリンセスプリキュア』のキュアマーメイドがモチーフの下敷きになっている[49]。頭に2つ、そしてまつ毛の先に真珠がついており、髪は桃色と水色のグラデーションのロングヘアーになっている。コスチュームは人魚を連想させるデザインとなっている。正面ではセパレートに見えるが、背中はトップスとボトムスが繋がっている。トップスは下部に白いフリルがある青緑と桃色の胸当てに白い長袖が付いており、肩と臍を露出している。胸に群青色の貝飾りがある。ボトムスは鱗のような寒色(上から青紫・赤紫・青緑)のミニスカートで、腹部に白のフリルがある。後ろ腰に青のリボンと鰭を思わせる桜色(外は藍色)の長いフリルがある。手は初期メンバーのようにフィンガーレスグローブを着用しておらず、水色のマニキュアを塗っている。足は白いレギンスに、桃色の真珠がついた白と水色の厚底サンダルを履いている。また、桃色のペディキュアを塗っている。桃色の瞳に水色のハイライトが入る。
戦闘では、水中戦を得意としている。
アウネーテが変身するプリキュア。遥かな昔に存在し、グランオーシャンに伝説として伝わっている。変身時の名乗りは「乾いた心に!キュアオアシス!」。イメージカラーはライムグリーン。
ノースリーブでバルーンスカートのワンピースとマントを着用し、髪形はヤシの木のようになっている。手はラメールと同様にフィンガーレスグローブを着用しておらず、マニキュアも塗られていない。ハートルージュロッドのような武器を持ち、単独でランドビートダイナミックやマリンビートダイナミックを発動させることができる[ep 32]。
サマーのハートルージュロッドにハートカルテットリングを装着することでプリキュア4人がパワーアップした姿でプリキュア・ミックス・トロピカル発動時に変化する。衣装に変化は見られないが、サマーは水色、コーラルは淡青色、パパイアはピンク色、フラミンゴは黄緑色のフリルが追加される。
プリキュア5人がトロピカルハートドレッサーにランドハートクルリングまたはマリンハートクルリングを使用し、「おめかしアップ!」のかけ声でパワーアップした姿で、プリキュア・ランドビートダイナミック及びプリキュア・マリンビートダイナミック発動時に変身する。
コスチュームは5人バラバラであるが、スカートと髪型が長くなり、フィンガーレスグローブが無い代わりにカフスが追加され、靴が無く裸足になっているところは共通している[ep 31]。
シリーズディレクターはこれまでのシリーズ各話演出や『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』の監督を務めた土田豊が就任、シリーズ構成はシリーズ初参加の横谷昌宏、キャラクターデザインは『Go!プリンセスプリキュア』以来シリーズ2度目のデザインを手がける中谷友紀子が担当する[1]。
オープニングテーマは前作『ヒーリングっど♥プリキュア』で前期エンディングを担当したMachicoが担当[11]、後期バージョンではそれに加えてプリキュア役の声優5人がコーラスで参加している[64]。前期エンディングテーマは『スター☆トゥインクルプリキュア』でエンディングを担当した吉武千颯を起用[11]、後期エンディングテーマは吉武と『Go!プリンセスプリキュア』から主題歌・挿入歌等を担当している北川理恵のデュエットとなる[64]。
本作品ではエンディングだけでなく、オープニングにもダンスの要素が取り入れられている。オープニングアニメーションの演出は大地丙太郎が手掛けている[65]。エンディングダンスの振付は前作に引き続きCRE8BOYが担当。また、本作品のエンディングでは、地上波での本放送に限り玩具およびデータ放送との連動によるエンディングでのエンターテインメント要素が設けられており、ローラの持つ手鏡「オーシャンプリズムミラー」の玩具がエンディング映像での音楽と連動して動作する仕組みが取られている[66]。このため、エンディングが始まる前に玩具起動待機時間として、プリキュアやローラによる10秒程度の挨拶映像が設けられている。さらにリアルタイム視聴時には連動データ放送でリモコンのボタン、またはリモコン情報を登録したオーシャンプリズムミラーのボタンで操作し、ゲージを溜めることでフレームが獲得できるゲームが遊べるようになっている[注 32][6][70][71]。また、次作『デリシャスパーティ♡プリキュア』でも前述と同様の連動要素が設けられた[72][73][74][75][注 33]。
また、後述の通り作品単独のライブイベントや感謝祭イベントなど、本作品のキャラクターショーのイベントを中心にオープニングテーマやエンディングテーマの主題歌歌手が登場した。
オープニング映像は第18話以前と第19話以降で基本的に共通だが、第32話よりローラが一部人間態に差し替え、またはサビの戦闘場面でキュアラメールが追加されている(第33話でもう一ヶ所変更されている)。また第33話の1本目のサブタイトルはこれの冒頭部分にローラを加え、新たなタッチで書かれたオマージュが使われた。
エンディング映像は、前作に引き続き前期・後期・映画エンディング主題歌においてCGエンジンによる演出がなされている。本作品ではダイナモピクチャーズ(ダイナモ)を用いて制作されており、東映アニメーション側でキャラクターのモデリングデータやダンスのモーションデータを作成した上で、ダイナモでの映像作成にAutodeskのMotionBuilderやMayaのソフトを使用して映像を制作している[76]。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 美術 | 本放送日 [注 36] |
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1 | トロピカれ! やる気全開!キュアサマー! | 横谷昌宏 | 土田豊 | 上野ケン | 今井美紀 | 2021年 2月28日 |
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2 | まなつとローラ! どっちのダイジが一番大事? | 村上貴之 | 佐々木雄三 | 下谷美保 皆川祐輝 | 濱野英次 | 3月7日 | |
3 | 自分を信じて! キュートいっぱい!キュアコーラル! | 佐藤順一 | 飛田剛 | 美馬健二 | 齋藤優 | 3月14日 | |
4 | はじけるキュアパパイア! これが私の物語! | 宮元宏彰 | 川崎弘二 | 濱野裕一 爲我井克美 フランシス・カネダ アリス・ナリオ | 平良亜梨沙 | 3月21日 | |
5 | 先輩参上! 燃えろ!キュアフラミンゴ! | 守護このみ | 大地丙太郎 | 岩井隆央 | 松浦仁美 | 東美紀 | 3月28日 |
6 | 今はじまる! その名は、トロピカる部! | 横谷昌宏 | 志水淳児 | 藤原未来夫 | 李凡善 | 4月4日 | |
7 | やってくる! 海の妖精くるるん! | 村山功 | なかの★陽 | ひろしまひでき | 増田誠治 | いいだりえ 濱野英次 | 4月11日 |
8 | 初めての部活! お弁当でトロピカっちゃえ! | 井上美緒 | 西村聡 | 伊藤史夫 | 森亜弥子 和田伸一 中村叶子 | 戸杉奈津子 | 4月18日 |
9 | メイクは魔法? 映画でトロピカる! | 吉野弘幸 | 角銅博之 | 青山充 | 平良亜梨沙 | 4月25日 | |
10 | やる気重ねて! プリキュア!ミックストロピカル!! | 成田良美 | 大地丙太郎 | 岩井隆央 | 上野ケン | 東美紀 | 5月2日 |
11 | もりあがれ! 海辺のサンドアート! | 守護このみ | 髙戸谷一歩 | 稲上晃 | 李凡善 | 5月9日 | |
12 | 没収! アクアポットは校則違反!? | 村山功 | 村上貴之 | フランシス・カネダ アリス・ナリオ | いいだりえ | 5月16日 | |
13 | ドタバタ校内放送! 響け、人魚の歌! | 成田良美 | 小村敏明 | 南川達馬 | 赤田信人 | 戸杉奈津子 | 5月23日 |
14 | おまかせ! 保育園でトロピカ先生! | 井上美緒 | 門由利子 | 藤原未来夫 | 平良亜梨沙 | 5月30日 | |
15 | みのりがローラで、 ローラがみのり!? | 守護このみ | 小村敏明 | 飛田剛 | 美馬健二 アリス・ナリオ フランシス・カネダ | 李凡善 | 6月6日 |
16 | 魔女の罠! 囚われたローラ! | 横谷昌宏 | 大地丙太郎 | 岩井隆央 | 松浦仁美 | 西田渚 濱野英次 | 6月13日 |
17 | 人魚の奇跡! 変身!キュアラメール! | 村上貴之 | 髙戸谷一歩 | 増田誠治 中谷友紀子 藤原未来夫 | 戸杉奈津子 | 6月20日 | |
18 | 歩くよ!泳ぐよ! ローラの初登校! | 村山功 | 小村敏明 | 伊藤史夫 | 森亜弥子 和田伸一 中村叶子 | 平良亜梨沙 | 6月27日 |
19 | まなつパニック! 学校の七不思議! | 吉野弘幸 | 野呂彩芳 | 青山充 | 李凡善 | 7月4日 | |
20 | 名探偵みのりん! 消えたメロンパン事件! | 成田良美 | 西村聡 | 南川達馬 | 稲上晃 フランシス・カネダ アリス・ナリオ | いいだりえ | 7月11日 |
21 | 夏休み! トロピカる部の合宿計画! | 井上美緒 | 今千秋 | 岩井隆央 | 赤田信人 沼田広 フランシス・カネダ アリス・ナリオ | 戸杉奈津子 | 7月18日 |
22 | ヒミツの大冒険! 人魚の宝を探せ! | 横谷昌宏 | 村上貴之 | 板岡錦 | 平良亜梨沙 | 8月1日 | |
23 | 南乃祭り! 教えて、ローラの願いごと! | 守護このみ | 深澤敏則 | 小松由依 | 藤原未来夫 | 李凡善 | 8月8日 |
24 | 熱血バトル! トロピカる部VS生徒会 | 村山功 | 小村敏明 | 飛田剛 | 松浦仁美 | 西田渚 | 8月29日[79] 8月15日 |
25 | 桜川先生 パワーアップ大作戦! | 井上美緒 | 大地丙太郎 | 髙戸谷一歩 | フランシス・カネダ アリス・ナリオ 舘崎大 | 戸杉奈津子 | 8月30日(月)[注 37][79] 8月22日 |
26 | 晴れわたれ! キラキラ☆流星群の夜! | 守護このみ | 小村敏明 | 山内東生雄 | 森亜弥子 和田伸一 中村叶子 吉森直子 | 平良亜梨沙 | 8月31日(火)[注 37][79] 8月29日[注 38] |
27 | やる気が消える? 水族館ふしぎツアー! | 井上美緒 | 貝澤幸男 | 岩井隆央 | 青山充 | 李凡善 | 9月5日 |
28 | 文化祭! 力あわせて、あおぞらメイク! | 吉野弘幸 | 門由利子 | 美馬健二 | 西田渚 いいだりえ | 9月12日 | |
29 | 甦る伝説! プリキュアおめかしアップ! | 横谷昌宏 | 田中裕太 | 森佳祐 | 戸杉奈津子 | 9月19日 | |
30 | 大選挙! ローラが生徒会長!? | 村山功 | 今千秋 | 南川達馬 | 稲上晃 | 東美紀 | 9月26日 |
31 | トラブル列車! あすかの修学旅行! | 貝澤幸男 | 岩井隆央 | 藤原未来夫 | 平良亜梨沙 | 10月3日 | |
32 | 駆けろランウェイ! さんごのファッションショー! | 守護このみ | 小川孝治 | 飛田剛 | 赤田信人 沼田広 | 李凡善 | 10月10日 |
33 | Viva! 10本立てDEトロピカれ! | 横谷昌宏 | 大地丙太郎 | 髙戸谷一歩 | 中谷友紀子 | 西田渚 濱野英次 | 10月17日 |
34 | 夢は無限大! 大人になったら何になる? | 小村敏明 | ひろしまひでき | 森亜弥子 和田伸一 中村叶子 吉森直子 北田久登 | 戸杉奈津子 | 10月24日 | |
35 | わくわくハロウィン! 負けるな、まなつ! | 守護このみ | 貝澤幸男 | 小松由依 | 松浦仁美 | 東美紀 | 10月31日 |
36 | 来たよ! 人魚の国・グランオーシャン! | 吉野弘幸 | 佐々木憲世 | 美馬健二 藤原未来夫 | 平良亜梨沙 | 11月14日 | |
37 | 人魚の記憶! 海のリングを取り戻せ! | 横谷昌宏 | 村上貴之 | 青山充 | 李凡善 | 11月21日 | |
38 | 決めろ! あすかの友情スマッシュ! | 村山功 | 西田正義 | 武藤公春 | 原憲一 Noh Gil-bo | 西田渚 | 11月28日 |
39 | みつけて! さんごのきらめく | 吉野弘幸 | 岩井隆央 | 赤田信人 沼田広 | 戸杉奈津子 | 12月5日 | |
40 | 紡げ! みのりの新たな | 成田良美 | 小村敏明 | 南川達馬 | 藤原未来夫 | 東美紀 | 12月12日 |
41 | 会議だよ! トロピカる部、集合〜! | 横谷昌宏 | 志水淳児 | ひろしまひでき | フランシス・カネダ ジョーイ・カランギアン | 李凡善 | 12月19日 |
42 | 襲撃! 最強のヤラネーダ! | 貝澤幸男 | 飛田剛 | 松浦仁美 廣中美佳 ミン ヒョンスク ヤン ジヒェ アン ヒョジョン | 平良亜梨沙 | 12月26日 | |
43 | 潜り込め! 深海の魔女やしき! | 小村敏明 小川孝治 | 岩井隆央 | 上野ケン | 李凡善 | 2022年 1月9日 |
|
44 | 魔女の一番大事なこと | 佐々木憲世 | 青山充 | 今井美紀 | 1月16日 | ||
45 | やる気大決戦! 輝け!トロピカルパラダイス! | 土田豊 | ひろしまひでき | 板岡錦 | 戸杉奈津子 | 1月23日 | |
46 | トロピカれ! わたしたちの今! | 土田豊 | 中谷友紀子 | 平良亜梨沙 | 1月30日 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2021年2月28日 - 2022年1月30日 | 日曜 9:00 更新 | TVer | 最新話限定で無料配信 |
2021年3月1日 - 4月30日 | - | YouTube(プリキュア公式YouTubeチャンネル) | 第1話・第2話のみの期間限定配信 |
2021年6月13日 - 7月18日 | 日曜 9:00 更新 | YouTube(プリキュア公式YouTubeチャンネル) | 第16話のみの期間限定配信 |
2021年6月20日 - 7月18日 | YouTube(プリキュア公式YouTubeチャンネル) | 第17話のみの期間限定配信 | |
2021年7月22日 - 8月17日 | - | TVer | 最新話までの期間限定一挙配信 |
2021年12月12日 - 2022年1月8日 | TVer | 第1話・第3話 - 第5話・第17話・第24話 - 最新話までの期間限定一挙配信 | |
日曜 9:00 更新 | YouTube(プリキュア公式YouTubeチャンネル) | 第28話のみの期間限定配信 |
時間帯は全て現地時間。
Crunchyrollが2021年3月より、南北アメリカ等において、動画配信を実施している[85]。
回 | サブタイトル | 配信日 |
---|---|---|
#1 | キュアサマーのおしゃレッスン![87] | 2021年 2月28日 |
#2 | ローラのおしゃレッスン![88] | 3月7日 |
#3 | キュアコーラルのおしゃレッスン![89] | 3月14日 |
#4 | キュアパパイアのおしゃレッスン![90] | 3月21日 |
#5 | キュアフラミンゴのおしゃレッスン![91] | 3月28日 |
#6 | キュアサマーのおしゃレッスン![92] | 4月4日 |
#7 | 海の妖精くるるんのおしゃレッスン! その1[93] | 4月11日 |
#8 | 海の妖精くるるんのおしゃレッスン! その2[94] | 4月18日 |
#9 | キュアサマーのみつあみヘアレッスン![95] | 4月25日 |
#10 | キュアサマーの"リップDE"おしゃレッスン![96] | 5月2日 |
#11 | キュアコーラルの"チーク"DEおしゃレッスン![97] | 5月9日 |
#12 | キュアフラミンゴの"ヘアー"DEおしゃレッスン![98] | 5月16日 |
#13 | ローラのトロピカヘアアレンジ![99] | 5月23日 |
#14 | キュアサマーの"くるりんぱ"ヘアアレンジ![100] | 5月30日 |
#15 | キュアパパイアの"アイズ"DEアレンジ![101] | 6月6日 |
#16 | ローラの"ネイル"DEおしゃレッスン![102] | 6月13日 |
#17 | キュアラメールのおしゃレッスン![103] | 6月20日 |
#18 | ローラの"カチューシャ"ヘアアレンジ![104] | 6月27日 |
これまでのシリーズ同様、上北ふたごにより『なかよし』(講談社)の2021年3月号から2022年2月号まで連載された[123][124]。漫画連載開始号は例年通りのままであるため、テレビシリーズの放送から先行する形で連載開始となる。また、2021年11月号掲載分では、映画公開にあわせて『ハートキャッチプリキュア!』とのコラボレーションとして同作品のプリキュア4人がゲスト出演している[125]。
いずれも通常版と特装版でカバーイラストやピンナップイラストが異なるほか、特装版には特典として描き下ろしアクリルスタンドが付属する。
遊園地やイベント会場等で観覧できるキャラクターショーは、第1期では初期メンバー4人と小さい姿になったローラ、くるるんが、敵側はチョンギーレとショーオリジナルのヤラネーダが登場する。第2期・第3期ではキュアラメールが加わる一方で敵側に変更はない。
上記とは別に、劇団飛行船制作の有料ミュージカルショー『トロピカル〜ジュ!プリキュア ドリームステージ』も2021年7月より2022年2月末にわたって開催された[126][127][128]。ミュージカルオリジナルキャラクターのトレジャックが物語に関わる形となり、ローラは人間・人魚いずれの姿でも登場、敵側はヌメリーと映像のみでバトラーが登場するほか、終盤ではキュアグレースとキュアスターが客演、ライブパートでは『ヒーリングっど♥プリキュア』『スター☆トゥインクルプリキュア』の全プリキュアも登場する。
また、後述の感謝祭ではテレビシリーズの内容を補完するオリジナルストーリーでのキャラクターショーが演じられており、主題歌歌手のMachicoと吉武千颯も客演、敵側はチョンギーレとヌメリー、本公演オリジナルのヤラネーダ、映像のみでエルダが登場、さらにプレミアム公演では出演声優によるキャラクターソングのライブパートも組み込まれる構成となった。
音楽CD・映像ソフトの発売元はいずれもマーベラス。
いずれも販売元はソニー・ミュージックソリューションズ。本作品ではテレビシリーズのCD全商品購入(2形態ある場合は両方とも購入)特典として、封入応募券を全て集めて申し込むと、全CDが収納できる「ドレッサースリーブケース(くるみ三方背仕様)」 がプレゼントされる[156]。
いずれも販売元は前作までのポニーキャニオンに代わり、本作品よりハピネット・メディアマーケティングに委託している[157][158]。
DVD(各巻3話収録)は2021年7月28日より、Blu-ray Disc(各巻2枚組・第1〜3巻は各12話、第4巻は10話収録)は9月22日よりそれぞれ発売されている。
巻数 | 収録話数 | ジャケットイラスト | 映像特典 | 発売日 |
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1 | 1話 - 3話 | キュアサマー キュアコーラル キュアパパイア キュアフラミンゴ ローラ・くるるん | 『トロピカル〜ジュ!プリキュア』大大大紹介!! 前期エンディングダンスレッスンムービー 前期ノンテロップOP&ED | 2021年7月28日 |
2 | 4話 - 6話 | キュアサマー ローラ | ノンテロップOP&ED | |
3 | 7話 - 9話 | キュアコーラル キュアパパイア キュアフラミンゴ | 2021年8月25日 | |
4 | 10話 - 12話 | キュアサマー キュアコーラル キュアパパイア キュアフラミンゴ ローラ | 2021年9月22日 | |
5 | 13話 - 15話 | まなつ・さんご みのり・あすか ローラ・くるるん | 2021年10月27日 | |
6 | 16話 - 18話 | キュアラメール | 2021年11月24日 | |
7 | 19話 - 21話 | まなつ | 2021年12月22日 | |
8 | 22話 - 24話 | ローラ (人間体) | 2022年1月26日 | |
9 | 25話 - 27話 | さんご | 2022年2月23日 | |
10 | 28話 - 30話 | みのり | ||
11 | 31話 - 33話 | あすか | 2022年3月23日 | |
12 | 34話 - 36話 | キュアサマー キュアラメール | ||
13 | 37話 - 39話 | キュアコーラル キュアパパイア キュアフラミンゴ | 2022年4月27日 | |
14 | 40話 - 42話 | まなつ・さんご みのり・あすか ローラ(人間体)・くるるん | ||
15 | 43話 - 46話 | キュアサマー キュアコーラル キュアパパイア キュアフラミンゴ キュアラメール | 2022年5月25日 | |
巻数 | 収録話数 | ジャケットイラスト | 映像特典 | 発売日 |
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1 | 1話 - 12話 | 【パッケージ表】 キュアサマー ローラ 【パッケージ裏】 くるるん | 変身&技シーン集 資料ギャラリー 前期ノンテロップOP&ED 『トロピカル~ジュ!プリキュア』大大大紹介!! 前期ED主題歌ダンスレッスン 番宣&CM集 | 2021年9月22日 |
2 | 13話 - 24話 | 【パッケージ表】 キュアコーラル キュアパパイア キュアフラミンゴ 【パッケージ裏】 キュアサマー キュアラメール くるるん | 変身&技シーン集 資料ギャラリー | 2022年1月26日 |
3 | 25話 - 36話 | 【パッケージ表】 まなつ・さんご ローラ(人間体) 【パッケージ裏】 みのり・あすか くるるん | 変身&技シーン集 資料ギャラリー 『プリティル~ジュデイズ!』ダンスムービー 後期ED主題歌ダンスレッスン | 2022年3月23日 |
4 | 37話 - 46話 | 【パッケージ表】 キュアサマー キュアコーラル キュアパパイア キュアフラミンゴ キュアラメール (エクセレン・トロピカルスタイル) 【パッケージ裏】 くるるん 人魚の女王 白鳥百合子 桜川咲 キュアオアシス あとまわしの魔女 バトラー チョンギーレ ヌメリー エルダ | 変身&技シーン集 資料ギャラリー 第46話メインキャストオーディオコメンタリー 第45話あとまわしの魔女たち(バトラー、チョンギーレ、ヌメリー、エルダ)オーディオコメンタリー | 2022年5月25日 |
いずれもBlu-ray Discで発売。
種類 | 子供用コスメ |
---|---|
所持会社 | バンダイ |
使用開始国 | 日本 |
主要使用国 | 日本 |
使用開始 | 2021年 |
関連ブランド |
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ウェブサイト | 公式サイト |
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