日本のテレビアニメ番組、メディアミックス作品 ウィキペディアから
『キミとアイドルプリキュア♪』(You and Idol Precure♪)は、2025年2月2日から朝日放送テレビの制作により、テレビ朝日系列で毎週日曜8時30分から9時に放送されている、東映アニメーション制作のテレビアニメ。「プリキュアシリーズ」の通算22作目にして[1][2]、20代目のプリキュアに当たる。
注意事項:
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これまでのシリーズでも一要素としてきた「アイドル」を全体のモチーフとし、「“キミ”がいるから輝ける、強くなれる!」をテーマに、伝説の救世主・アイドルプリキュアが大好きな人や、大切な人、応援してくれる人、隣にいる人、目の前にいる人など“キミ”のために、歌って踊って「ファンサ」し、“キミ”の存在がアイドルプリキュアをキラキラ強く輝かせるというコンセプトで制作される[1]。
物語の意図について、ABCアニメーションプロデューサーの西村舞音は一般的に想像し得る「アイドル」としての要素だけでなく、応援してくれる側の存在もとらえ、「いつも応援してくれる“キミ”がいるから、隣で一緒にステージに立ってくれる“キミ”がいるから、私は輝くことができる。そしてその輝きは一方通行ではありません。もらった輝きを“キミ”に返すことで、“キミ”と“私”で照らし合っていく……。全ての“キミ”そして“私”が『キラッキランラン~♪』になれるような、そんな作品をお届けします」と、東映アニメーションプロデューサーの村瀬亜季は「普通の中学生が、ある日とつぜん華やかなステージに立ち、戸惑いながらも懸命に。誰かを笑顔に、キラキラにしていく。ありきたりかもしれませんが、スポットライトの下で頑張るその姿が、私の知っている“プリキュア”の姿と重なりました」「主人公のうたは、大好きな歌を通じて、“キミ”と出会い、“キミ”と一緒に輝き、成長していきます。そんなうたと一緒に! プリキュアが大好きなキミも! まだプリキュアを知らないキミも! どんなキミも全員、キラッキランランになってもらいたい! 『キミとアイドルプリキュア♪』が、子供たちにとって、一緒にキラキラになれる存在でいられたらうれしいです!」とそれぞれ語っている[1]。
今回のプリキュア役の声優陣はいずれもシリーズ出演経験者を起用しており、中でも紫雨こころ(キュアキュンキュン)役の高森奈津美は、『デリシャスパーティ♡プリキュア』のエナジー妖精・コメコメ役を演じており、3年ぶりにプリキュア役としてレギュラー再登板となった[2]。
これまでのシリーズ作品と同様、本作品でも文字多重放送やデータ放送を実施している。データ放送では3人のシルエットからプリキュアを見つけ出し、発見した応援してプレゼントに応募することができるゲームとなっている。また、オーバーレイ表示機能による「リモコン操作による時刻表示」は、前作に引き続き通常表示と非表示、プリキュア仕様としてプリルンとメロロンが登場するリボンの形をした時計が選べる[4]。
はなみちタウンに暮らす咲良うたは、歌うのが大好きな中学2年生。ある日愛犬のきゅーちゃんと散歩をしていると、キラキランドからやってきた妖精のプリルンと出会う。平和だったキラキランドは、突如として襲ってきたチョッキリ団のボス、ダークイーネによって暗闇に覆われてしまった。そのため元の光あふれた世界にするため、伝説の救世主・アイドルプリキュアを探しにやってきたという。
話を聞いたうたは、プリルンと共にアイドルプリキュアを探すことになったが、その時はなみちタウンにチョッキリ団が現れ、街の人のキラキラが奪われてしまう。うたが「キラッキランランにしたい!私の歌で!」と決意したところ、プリキュアリボンとアイドルハートブローチが出現、キュアアイドルへと変身する。
本作品におけるプリキュアの敵対勢力。キラキランドに突如現れ、暗闇の世界に変えたのちにはなみちタウンへの侵攻を開始する[5]。
プリキュアがステージ上で披露する挿入歌のダンスの振付はこれまで前作のエンディング主題歌の振付を担当したyurinasiaが本作品においてエンディングテーマとともに担当している[14]。
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シリーズディレクターは『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』『美少女戦士セーラームーンEternal』の監督を務めた今千秋、シリーズ構成は『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』や『アイカツ!』を手掛けた加藤陽一、キャラクターデザインは杉本海帆がそれぞれ担当する[2]。音楽は前作から引き続き担当する深澤恵梨香に加え、主題歌や挿入歌を手がけてきた馬瀬みさきも参加する[16]。また、コーラスとしてこれまでのシリーズ作品で主題歌歌手を務めた北川理恵が担当する[17]。
オープニング主題歌の歌唱は、続投する石井あみと吉武千颯に加え、声優だけでなくアニメソング歌手としても活動している熊田茜音が初めて参加、3人による歌唱となっている。エンディング主題歌は『魔法つかいプリキュア!』シリーズや『HUGっと!プリキュア』に続いてプリキュア役の声優3人が担当するほか、挿入歌としてメンバー個別のステージ楽曲も用意されている[18]。
前述の通り、エンディング主題歌の振付は前作に引き続きyurinasiaが担当する[14]。またエンディング映像直前に流れる挨拶映像や映像内にて玩具と連動する要素および施策も前作に引き続いて実施されない。
また、後述の通り作品単独のおひろめデビューライブやシリーズ前作の感謝祭イベントなどのイベントを中心にオープニングテーマの主題歌歌手が登場する。
いずれも作詞はこだまさおり、作曲・編曲は馬瀬みさき。
いずれも発売元はマーベラス、販売元はソニー・ミュージックソリューションズ[18]。
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