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京都市の公営バス ウィキペディアから
京都市営バス(きょうとしえいバス、英語: Kyoto City Bus)は、京都府京都市内及びその周辺地域において、京都市交通局が経営する路線バスである。呼称は京都市バス[4]。地元では単に市バス(しバス)と呼ばれることが多く、本項でも「市バス」として表記する。
京都市営地下鉄・JR西日本・私鉄の鉄道路線とともに京都市内の公共交通を支えており、市内の路線バス輸送の80%以上を担っている[3]。74ある運行系統(2022年度)[5]の一部は京都府の長岡京市と向日市にも延びている。2005年に京都市に編入された旧・京北町の京北町営バスは、編入後は市バスとしてではなく、きょうと京北ふるさと公社による「京北ふるさとバス」として引き続き運行されている。
なお、京都府内には京都交通、京阪京都交通、京都バス、京都京阪バスという「京都」を冠した民間バス会社が存在するが、これらはいずれも市バスとは別事業体である。ただし旅客サービスでは、京都バスとの共通化が進む[6]。
京都市によるバス事業は、1928年(昭和3年)5月10日に出町柳 - 植物園間の2.5キロメートル(km)で運行を開始したのが始まりである。京都市域は周辺市町村編入による1931年(昭和6年)4月1日付での右京区と伏見区の新設[7]などにより拡大。京都市内では明治時代から路面電車(後の京都市電)が走っており、「旧市内は市電、新市域は市バス」を基本方針として、京都市内外縁部を中心に路線を設定していった。また、1932年(昭和7年)には京都市営トロリーバス事業を開始した。
しかし、日中戦争から太平洋戦争へと向かう石油燃料の逼迫により、木炭自動車、電気自動車、コーライト(半成コークス)自動車、メタンガス自動車の導入や、木炭自動車用の木炭の自家製化などを図ることとなった。また、燃料の消費を抑えるために、運転休止時間帯の設定や路線の縮小、併せて急行運転なども実施された。
同時に、京都市内でバス事業を行っていたバス事業者の買収を行い、基本的に市内は京都市電気局によりバス事業が行われることとなった。なお、京都市内におけるバス事業の戦時統合は京都市電気局に統合実施されることとなったが、上述のように京都市内のほぼ全てが京都市電気局により統合されていたため、実質的には実施されなかった。ただし、現在でも京都市内に民営バス会社や西日本JRバスによる路線が残存しているのは、この統合時に大阪市域の統合に絡む京阪自動車(現在の京阪バス)、奈良電気鉄道(現在の近鉄バス)、宇治田原自動車(のちの京阪宇治交通、現在の京阪バス)と、丹後地方の統合に絡む丹波交通(現在の京阪京都交通)が統合対象でなかったこと、省営バスはそもそも戦時統合の対象外であったことによるものである。また、現在の京都バスの前身に当たる嵐山自動車と鞍馬自動車は当時の京都市域にほとんど路線を持っていなかったため、やはり統合の対象外であった。
太平洋戦争下の日本本土空襲の被害は京都市では少なかったものの、終戦直後も厳しい燃料事情は続いていた。京都市電気局により運行されていたバス路線は、終戦時点ではわずか8路線で、走っているのは代用燃料車であった。
このような中で、復興が進められていった。1947年(昭和22年)には、京都市電気局は京都市交通局に改称され、同時期に進駐軍から車両の払い下げを受け車両の増強に努めた。その後、車両の大型化が進むとともに、戦争に伴い運休となっていた路線の再開が行われ、徐々に戦争前の姿を取り戻していくこととなった。1949年(昭和24年)には、一般貸切旅客運送自動車事業を開始し、1951年(昭和26年)には夜の観光バスの運行を開始した。
また、京都市内には前述のように戦時統合が行われず、多くの事業者が残されていたため、1948年(昭和23年)には省営バス(後の国鉄バス)や京阪自動車、京都バスをはじめとした会社線のバスとの相互乗り入れを開始し、1951年(昭和26年)には、京阪自動車、京都バス、丹波交通、日本国有鉄道(国鉄)との運輸協定を締結するに至った。
また、1951年(昭和26年)には大阪市に次いで国内では2番目となるワンマンバスの運行を開始した。なお、ワンマン化についてはこの後順次進められていき、1970年(昭和45年)に多区間系統のワンマン化の実施、1972年(昭和47年)に後乗り前降りの整理券方式による乗降方式の導入が行われていく。
1952年(昭和27年)には、地方公営企業法の施行に伴い、公営企業体としての京都市交通局が発足した。この発足と同時にバスの車体のカラーリングを変更し、現在の市バスの車体にみられる、若草色と濃緑色の曲線からなるデザインへと変更されることとなった。
このような状況の中で、路線の拡充が進められていき、1955年(昭和30年)に京阪自動車と共同で京都定期観光バス、1958年(昭和33年)に京阪自動車と共同で比叡山線の運行をそれぞれ開始したのが一例である。
しかし、1960年代になると、次第に日本全国共通の問題となる市内中心部の空洞化(ドーナツ化現象)、自家用自動車の急激な普及(モータリゼーション)に伴う交通渋滞が深刻化した。京都市交通局の財政も悪化を続け、京都市電や京都市営トロリーバスが廃止されることとなり、代替輸送を市バスにより行うこととなった。これに合わせてバス施設の増強が行われ、醍醐や梅津、三哲、西賀茂、錦林、九条、烏丸の各営業所が設置されることとなった。
路面電車が上記のように廃止され、京都市交通局はバス専業事業者となったが、1960年代から京都市営地下鉄事業の計画が進められており、1981年(昭和56年)に京都市営地下鉄烏丸線が開業した。これに合わせて京都市営バス路線も、地下鉄との有機的な連絡を基本として再編された。地下鉄と市バスの乗り継ぎ運賃の導入や、北大路バスターミナルにおけるフィーダ路線の導入が、その具体例であった。
1990年代に入っても、道路渋滞の悪化に伴いバスの定時性の確保が難しさを増していった。また、京都市営地下鉄烏丸線、東西線の相次ぐ延伸や新規開業に伴い、鉄道と並行する路線の縮小や他事業者への移管を進めることとなった。これにより、山科区や伏見区東部の路線を全て京阪バスに移管、左京区北部の路線の大半を京都バスに移管することとなった。なお、この際、敬老乗車証などを移管した路線でもそのまま使える措置を取っている。
また、このような外部環境の変化に伴い市バス事業の赤字が悪化したため、一部の路線の運行業務を民間事業者に委託することとなった。最初は横大路営業所を委託することから始まり、現在では、梅津営業所が西日本JRバスに一部系統を、洛西営業所が近鉄バスに、横大路営業所が阪急バスとMKバスに全系統を、錦林出張所が京都バスに全系統を委託することとなった。これらの施策により、ここ数年は財務状況の改善がみられるようになってきた。また、2020年3月まで、九条営業所の一部が京阪バスに委託されていた。
一方、バス事業の規制緩和に伴い、2002年にMKタクシーが東山地区を中心とした循環路線を設定し、市バスより安い運賃(構想では200円、当時の市バスの運賃は220円)で路線バス事業に参入することを発表した。このことに対して京都市は、市バスの経営に影響を与えるとして激しく反発することとなった。
この問題を解決するために、2004年7月に京都商工会議所の村田純一会頭による協議の提案を受け、京都市とMKタクシーの当事者同士が協議をする場として「京都のバス事業を考える会」が発足した。この中での様々な議論を通じて、従来と異なる新たな施策等が示された。
これに伴い、MKタクシーは路線バス事業への参入を取りやめることとなった。代わりに、考える会の最終報告書に記載された、一部路線のジャンボタクシー等を使用したサービスの改善を担当することになり、委託事業者として横大路営業所の運行委託業務に参入した。なお、MKタクシーが事前に準備していた中型バスは、上記のように路線バス事業に参入しないこととなり不要となったため、一部を残して京都市交通局がリースという形で引き取った。当該車両は側面の行先表示に、京都市交通局発注車にはない「矢印式LED表示器」を使用している。
京都市は観光地であるため、観光客重視のダイヤで設定されている系統が多い。観光面に特化した「洛バス」という急行バスも設定している。しかし21世紀に入ると河原町通(河原町今出川 - 京都駅)や桂駅 - 洛西ニュータウン(こちらは京阪京都交通と連携)で等間隔でバスを走らせたり、西大路通では立命館大学(衣笠キャンパス)へ向かう快速バスを増やして所要時間の短縮を図ったりするなど、観光以外の面でもサービスの向上を図っている。
市内中心部においては、基本的には昼間は本数が多いが、交通事情が悪い場合は団子状態で来るないし長時間バスが来ない場合もある。近年は西大路通等で市バスを優先して信号を制御する公共車両優先システム(バスが接近すれば自動的に青になる)を導入するなど、市バスの定時運行を進めている。バスの本数の多い区間では朝夕ラッシュ時にバス専用レーンを設けている。
大半の系統は22時台に最終便となるが、循環系統については旧市電代行という側面もあり、一部の主要系統と合わせて23時台まで運行している。それでも都心部に深夜帯に到着する列車からの乗り継ぎができない事例も多く、深夜バスの設定を求める声が当時から挙がっており、それによって河原町通から京都駅に向けて、夜間バス「よるバス」の運行が始まった(のちに祇園地区からの便も設定)。また2011年の系統再編以降は深夜時間帯の主要ターミナルでの大阪方面からの高速鉄道(JR京都線・阪急京都本線・京阪本線)との接続の改善も行われている。
各種の改善により経営健全化計画は2012年度の決算で完了する。この頃から京都観光の訪日外国人が増加を続けて、長く赤字路線だった南5系統が、伏見稲荷大社を訪れる外国人により黒字転換するなど、経営環境の改善が続いた。
2014年3月22日のダイヤ改正では、35年ぶりの増車(24台)や他の大都市で見られる(運賃倍額の)本格的な深夜バスの設定、方向幕の新デザイン化に伴う方向幕の全面的な取替え(LED車も表示方法を一部変更)、更なる夜間ダイヤと駅接続の強化、ラインカラー導入などが行われた[8][9][10]。その後も1年ごとに増発を伴うダイヤ改正が続いている。ただし、バス運転手の人手不足と、2018年から他社委託が減少したことによる経費の増大により、2019年3月改正は、久しぶりの増発を伴わない改正となった。
均一運賃区間の拡大も同時期に行われた。他の交通事業者に影響するため徐々に進められ、京都バス・西日本ジェイアールバスでは、運賃制度のシームレス化が図られた[6]。
一方で観光客の増加に伴って混雑が激化し、その対策として100号系統で「前乗り後ろ降り」方式が導入され、今後すべての均一運賃系統に適用を拡大予定と2019年11月に報じられた[11]。前記の通り、1972年(昭和47年)に「後ろ乗り前降り」に転換した経緯があるため、約半世紀ぶりの再転換となる。
後述する新型コロナ禍による一時的な乗客減少を経て、2020年代には外国人を含めた観光客の京都来訪が増え、市民の日常的な移動でバスに乗り切れないオーバーツーリズムの弊害が目立ってきた。このため京都駅前と東山地区の観光地を直接結ぶ「観光特急バス」2路線の追加運行を2024年(令和6年)6月1日に始めた[12]。
前述されたような経営健全化に向けた取り組みの成果が発揮されたことや、外国人を始めとした来洛観光客の増加に伴い、平成30年度(2018年度)には19億円の経常利益を生み、利益剰余金も90億円を上回るなど、経営状況は安定しつつあった[13]。
しかし、2020年(令和2年)春より世界的な新型コロナウイルス感染症の流行が始まり、旅客数が大幅に落ち込んだ結果、経営状況が悪化。2020年度(令和2年度)決算では2002年度(平成14年度)以来の赤字決算となる48億円の赤字を計上したほか、同年度の営業系数は当時運行していた82系統全てで赤字に転落する状況に陥った[13][14]。
これを踏まえ、経営状況の改善のために2022年(令和4年)3月改正で大幅な運行形態の見直しが行われた。同改正では時間当たり本数の多い系統の昼間時間帯を中心に減便が行われたほか、旅客流動の性質変化に併せ急行系統の全系統休止・深夜バスの全系統廃止が行われた[注 1][15]。前項で記載された前乗り後ろ降り方式の導入も、対象となっていた急行系統がすべて休止されたことで実質的に凍結されることとなった。
また、経営改善策の一環として他のバス事業者との連携もこれまで以上に強化されることとなり、まず2021年(令和3年)3月改正で8号系統の終点が高雄から栂ノ尾まで延伸され、西日本JRバスの並行路線と終点が揃えられた。市バスの高雄以北は1981年に廃止された48号系統の高雄 - 小野郷出張所前間以来、40年ぶりの復活となった。さらに、福王子 - 栂ノ尾間の運賃がJRバス共々均一運賃に変更され、調整運賃系統から均一運賃系統に変更された[16]。続いて2022年3月からは市バス路線の一部便を民間事業者と共同運行する取り組みが開始され、北3号系統・86号系統の運行に京都バスが、快速205号系統の運行に西日本JRバスがそれぞれ参入し共同運行系統となった[15]。
このほか、山科区西部の山科団地地区からの住民の要望により、2021年12月より四条河原町と山科団地を結ぶ特80号系統が設定され、1997年(平成9年)の東西線開通に伴う山科地区からの全面撤退以来24年ぶりに山科地区への乗り入れが復活した[17]。
路線は大きく分けると「均一系統路線」「観光系統路線」「循環系統路線」「調整系統路線」「観光特急」に分けられる。観光特急を除き、乗降方式は後乗り前降りの後払いである。
系統は数字で示されるのが基本である。基本系統の派生路線は「特」などの文字が数字の前に付加されるのが原則である(特13号系統など)。ただ、旅客案内上は「特」などを用いずに系統番号に経由地を付記して表示する場合もある。かつては、派生路線の系統番号に「臨+数字」や、系統番号を持たない路線が定期運行でも便宜的に「臨」系統として運行される例があったが、2024年6月のダイヤ改正時に原則改称された[52]。また、郊外路線の系統番号は「西・南・北・M+数字」である(1997年までは東もあった)。例えば、1号系統と北1号系統、M1号系統はそれぞれ全く別の系統である。午前0時から運行されていた深夜バスには数字の前にMN(midnight)が付加されており、2022年3月まではMN17号系統とMN204号系統とMN205号系統、MN特西3号系統が運行されていた。
2006年以降導入の車両は、従来のLED式停留所案内・運賃表示機の代わりに液晶モニタが設置され、系統案内や停留所案内、さらに運賃案内が表示される。
現在では基本的に1つの系統を1営業所が担当する方式を採っているが、定期設定されている代走便や臨時便などで他営業所の車両が応援に入る系統もある。過去には、系統によっては、1つの系統に対して複数の営業所が共同で担当する系統もあった。
京都市の中心部の「均一区間」を走る路線である[注 2]。京都市内の有名な観光地の多くは、この区間内にある。運賃は一律で230円(大人)である。系統番号は、方向幕の青地に白字で書かれている。2024年6月のダイヤ改正で、通勤・通学向けに停車停留所を減らした快速5号、快速6号、快速9号、快速15号、快速93号系統が新設された。いずれも運賃は一律で230円(大人)である。
定期運行される102・105・106号系統と最繁忙期のみ運行される109号系統は金閣寺や銀閣寺、清水寺、嵐山といった有名な観光地と、主要駅を結ぶ系統で、特に102・109号系統は停留所を絞った「急行」として運行されている(「急行」を名乗っているが急行料金は必要なく、一日券カード等も使用できる)。
201 - 208号系統は市内の幹線道路を走り循環する、均一運賃の路線である。概ね5時台から23時台まで運行されており、一日の運行本数も比較的多い。系統番号は、方向幕の橙地に白字で書かれている(一部例外あり)。200番台は、元々廃止された京都市電の代替路線に、それまで走っていた市電の系統番号+200として設けられた路線であるが、その後1981年5月29日の地下鉄烏丸線開業時の路線改編によって200番台は循環系統と改められた。このため、現在も忠実に旧市電時代の経路を辿っているのは、201(市電1号系統)、207(市電7号系統)号系統のみで、いずれも市電時代からの循環系統である。また、202・205・206・208号系統が、それぞれ市電2・5・6・8号系統の一部を彷彿させる経路を走っている。また、202号系統・205号系統には朝ラッシュ時に通勤・通学用に停車する停留所を減らした「快速」が存在する[注 3]。
均一区間の外側を走る路線である。中心部から郊外へ向かう路線など、均一区間の内側と外側にまたがって走る路線が多いが、洛西地区の路線など均一区間の外側だけを走る路線もある。車体前方に「整理券車」という表示がされている。調整系統の系統番号は、方向幕の白地に黒字で書かれている(ただし、一部系統で例外はある)。その多くが他のバス会社との競合路線であり、他社の運賃体系に市バス側が合わせていることが多い。
乗車時に整理券を取る(乗車口にて「整理券をお取り下さい」とのアナウンスが流れる)か対応カードをカードリーダーに通し、降車時にバス前方に表示されている「整理券番号」に対応した運賃を支払って(対応カードの場合は運賃支払機のカードリーダーに通して運賃を精算)降車する。整理券を受け取らなかった場合(もしくは対応カードを乗車口のカードリーダーに通さなかった場合)、規則としては「運賃表の表示の最高額を支払う」ことになっている。なお、調整系統路線であっても、均一区間内のみの利用の場合は運賃は230円(大人)である。
車内運賃表の表示が変わる(運賃が上がる)ときには、次停留所名案内の放送の最後に必ず「これから先運賃が変わります」という案内が流れる。これは京都バスなどの路線でも行なわれている。運賃表が巻き取り式の幕であった頃にはこの案内が流れる際に運賃表の幕が回っていた。また、均一区間から外れる境界となる停留所接近時には「これから先、均一運賃区間外となります」とのアナウンスが流れる。均一区間外では市バス・京都バス一日乗車券カードのみならず全線定期券も利用できないため、それとは別途に支払う差額が運賃表示器に表示される。さらに調整系統用の車両にはバンパーに縦書きで「整理券車」と書かれた円形の標識を付けていた。濃紺地に緑文字という暗い色を使用していたが、結構大きめの標識であったため、目立つものであった。その後、横書きのシールに変更された(シールは黄色地に黒文字)。
現在では市バスエリア内の主要観光地のうち、桂離宮付近は均一区間外である。2014年3月21日までは嵯峨・嵐山地域も均一区間外だった[53] が、市バス一日乗車券カードの区間外となるので、観光客の誘致に不利であったり、日本語が不自由な外国人観光客が一日乗車券カードが使えないことを知らずに下車しようとするのに対し、運転手が追加料金が必要であることを説明するのに苦労するなど弊害も多かった。利用者や観光業界の強い要望も以前からあったが、競合する京都バスとの協定が必要なため長く実現することはなかった。ようやく2014年に均一区間に組み入れられたところ、バスの利用者が15%増加し増加分のほとんどが観光客であった。
そのため、京都市交通局は他の調整系統路線もすべて均一区間に組み入れることを目標とし、2016年3月には嵯峨・嵐山地域と同様に京都バスのみと競合する修学院・岩倉(一部区間のみ)地区を均一料金区間に組み入れ、詩仙堂・曼殊院・修学院離宮方面も市バス・京都バス一日乗車券カードが使用できるようになった[54]。2017年、上賀茂・西賀茂地域にも拡大し、市内中心部を走る路線の殆どが均一系統となった。2021年3月20日からは並走するJR西日本バスとの調整が成立したことにより、8号系統が高雄から栂ノ尾まで延長するとともに全線均一区間となり、京都駅前から栂ノ尾は530円から230円へと半額以下の値下げとなった。調整区間として残る桂・洛西地域と長岡京市の一部を含む横大路地域も、組み入れに向けて他のバス事業者と協議が行われている[55]。
ただ、均一料金区間に組み入れられることはその地域だけを利用する利用者にとっては運賃の値上げとなることが多い。2016年3月から全線が均一料金区間に組み入れられた5号系統を例とするなら、京都駅前から岩倉操車場前までの全線を乗車した場合、従来の運賃360円から均一料金230円となり130円の値下げとなったのに対し、上終町京都造形芸大前(現:上終町・瓜生山学園京都芸術大学前)から岩倉操車場前まで(それまでの均一料金区間外)の利用は、従来の運賃160円から230円へと70円の値上げとなった。2014年3月に均一料金区間となった嵯峨・嵐山地域も、区域内のみの利用が190円から220円へと30円の値上げとなった。
これら均一区間化された系統に使用されるバス車両からは、乗車時に使用する整理券発行機およびカードリーダーが撤去されているか、あるいはこれらの装置をビニールのカバーで覆っている。
EX100・EX101号系統は銀閣寺、清水寺といった有名な観光地と、京都駅を結ぶ系統で、主要停留所のみ停車する「観光特急」として運行されている。運賃は均一区間系統とは異なり、大人500円、小児250円である(一日券カードは使用できるが、敬老優待乗車証や定期券は使用できない)。また、前乗り後降り方式の前払いである。
100・101・102号系統は金閣寺や銀閣寺、清水寺といった有名な観光地と、主要駅を結んでいた系統で、主要停留所のみ停車する「急行」として運行されていた(「急行」を名乗っているが急行料金は必要なく、一日券カード等も使用できた)。一部の便を除き「洛バス」のラッピングバスで運行されているが、2006年3月末までは京都市電を模したデザインの「チンチンバス」も一緒に運行されていた。朝から夕方までの運行であり、早朝や夜間は運行されなかった。また、洛バス以外の路線では外国人が使う可能性が高い観光地最寄りの停留所や鉄道との乗換停留所に限り英語のアナウンスを付加しているが、洛バスは全停留所で日本語・英語・韓国語・中国語の順にアナウンスが流れ、沿線主要観光地の解説も日本語と英語で行っていた。
洛バスは白を基調に、100号系統は桃色、101号系統は緑色、102号系統は黄色であった。
2021年3月改正での減便前は、100号系統は朝夕を除き7〜8分間隔で、101号系統は朝夕を除き15分間隔で、102号系統は多客期の週末を除き30分間隔で運行されていた。2021年3月改正で減便された後、同年4月25日より運休となり、そのまま翌年3月の改正で系統自体も休止されており[15]、2024年6月1日改正にて系統消滅となった。
100円循環バスは、運賃が大人・小児ともに100円で運行されていた路線である。繁華街のある御池通、烏丸通、四条通、河原町通を、反時計回りに一周していた。土曜と休日(元日を除く)の昼間時に10分間隔で運行し、他の路線系統と比べると停留所が短い間隔で設置されていた。利用者数が伸び悩み、2020年3月15日をもって運行終了した[47]。
深夜バスは、午前0時以降に運転されていた路線である。2014年3月22日に試行運転を開始し、系統番号にはMidnightを意味する「MN」が付く。2018年現在、京都駅からは17号系統復路と同様の経路を通る錦林車庫前行きのMN17号系統と、205乙号系統と同様の経路を通る烏丸北大路行きのMN205号系統が、烏丸北大路からは204乙号系統と同様の経路を通る錦林車庫行きのMN204号系統が、桂駅からは特西3号系統と同様の経路を通る境谷大橋行きのMN特西3号系統の4路線が設定されていた。平日・土曜ダイヤ、及び烏丸線のコトキン・ライナー運転日のみの運転で、それ以外の休日ダイヤでは運転されない。MN204号系統はMN205号系統を錦林車庫まで延長運転する形で設定されていた。
運賃は通常運賃の倍額で、MN205号系統からMN204号系統に引き続き乗車しても、運賃は460円である。また、定期券や1日乗車券類を所持している場合は、通常運賃との差額を支払えば乗車でき、回数券の2枚利用も可能である。敬老乗車証や福祉乗車証を所持している場合は、通常のバスと同様に無料で乗車できる。MN205号系統とMN特西3号系統はそれぞれ北大路・洛西バスターミナルには停車しなかった。
急行バスと同様に2021年4月25日より運休が続いていたが、2022年3月改正で旅客需要の変化に伴う需要減を理由に廃止されることが発表され、同改正をもって正式に廃止された[15]。
晩年は京阪バスと共同で運行を行っていた。バス代、入場料などを含めた価格で、JR京都駅・京阪三条駅から毎日運行されていた。
末期には1970年代のピーク時に比べ利用客が減少傾向にあった。そのため、旅客がコースにおいて選択できる自由度を高めるなどの様々な工夫を凝らしてきたが、京都市バス担当便は赤字傾向から脱出できなかったため、2012年3月をもって運行から撤退した。
京都市バスは、主要バス停で、写真のようにバスの位置情報を提供している。これを、バスロケーションシステムと呼ぶ。また、表示器を搭載していないバス停も含めて、インターネットや携帯電話上でポケロケ(ポケット・バスロケ)により位置情報が提供されている。
ポケロケでは、市内に多数あるバス停から目的のバス停をみつけるために、各バス停にポケロケコードと呼ばれる数字を割り当てている。これを入力することで簡単にバス停を見つけることができる。また、2005年9月30日からは、全停留所の各時刻表にQRコードが記載された。これを、カメラ付き携帯電話で撮影し読み取ると、瞬時に目的の位置情報ページにたどり着くことが出来る。
従来のアナログ式機器は高価かつ多言語対応が困難であった為、ASTEMと共同開発でシャープ製のITユニバーサルボックスと汎用の液晶ディスプレイ[56] および市内で整備を進めている公衆無線LAN網(au Wi-Fi)を利用した従来より低コストかつ多機能を実現した新型システムに更新し、更に「市バス車両全車にBeaconモジュールを搭載」してポケロケとの連携を深めるとしている[57]。
なおGTFS-RT準拠の位置情報などのオープンデータ化は2028年度に計画されている[58]。
1967年以降に廃止された営業所のみ扱う。営業所から出張所、派出所に降格したものは含まない。
観光特急を除き、後方の扉から乗って前方の降り口で運賃を払う「後乗り前降り」方式を採用している。2010年代後半以降の観光客の増加に対応するため、将来的には、前方の扉から乗って運賃を先払いし後方の扉から降りる「前乗り後降り」方式を、均一運賃区間を走る計62系統で導入する予定であった[60][11]。支払いには以下の方法がある。
運転席の横にある運賃箱に投入すると釣り銭が出る。2,000円以上の紙幣に対応しないので、乗車前に千円札か硬貨を用意する必要がある[61]。運賃箱付属の両替機で千円札を硬貨に両替できる。2024年11月以前は釣り銭方式ではなかったため、運賃以上の金銭を入れても運賃箱からお釣りが出ず、あらかじめ両替をしておく必要があった。令和6年度をめどに市バス車両に搭載されている既存の運賃箱と営業所に設置されている関連機器を更新し、令和6年12月に「両替方式」から「つり銭方式」へ変更した。
2014年(平成26年)12月24日からPiTaPa・ICOCA・Suica・PASMOなどのICカード式乗車券[62] が一斉に導入され、うちPiTaPaでは利用額に応じた割引サービスを受けられる[63]。
利用方法は降車時に読み取り機にタッチするだけである。ただし、均一運賃区間外系統では乗車時もタッチが必要である。均一区間の拡大により、不要となった乗車口のカードリーダーが撤去される車両が相次いでいる。深夜バスに関しては、MN17号系統・MN204号系統・MN205号系統での均一運賃でも、深夜料金が加算される関係上、乗車時にタッチする必要があった。
京都市交通局が販売する均一運賃区間を含むICOCA定期券では、均一運賃区間内で市バス・京都バス・西日本JRバスが利用できる。
営業係数及び旅客数は2019年度及び2020年度[66]。 営業係数が100 - 199の系統は桃色で、200以上の系統は赤色で表記する。
旅客数が5000 - 10000人の系統は黄緑色で、10000人以上の系統は水色で表記する。
営業係数が最小の系統(最も黒字の系統)を太字、最大の系統(最も赤字の系統)を斜字で表記する。
旅客数が最大の系統を太字、最小の系統を斜字で表記する。
系統番号 | 行き先 | 担当営業所・委託先 | 営業係数 | 旅客数(1日平均) | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2019年度 | ||||
1 | 西賀茂車庫前 - 紫野泉堂町 - 千本北大路 - 洛北高校前 - 出町柳駅前 | 西賀茂 | 167 | 122 | 2,855 | 3,994 | |
3 | 松尾橋 - 京都外大前 - 四条河原町 - 河原町今出川 - 百万遍 - 北白川仕伏町
|
梅津 | 110 | 87 | 10,377 | 13,456 | |
松尾橋 - 京都外大前 - 四条河原町 - 河原町今出川 - 百万遍 - 上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前
|
3F号系統 | ||||||
4 | 西賀茂車庫前 - 上賀茂神社前 - 下岸町 - 上賀茂松本町 - 深泥池 - 神殿町 - 出町柳駅前 - 四条河原町 - 京都駅前 | 西賀茂 | 130 | 96 | 4,741 | 6,865 | |
西賀茂車庫前 - 上賀茂神社前 - 下岸町 - 上賀茂小学校前 - 深泥池 - 左京区総合庁舎前 - 出町柳駅前 - 四条河原町 - 京都駅前 | 特4号系統 | ||||||
5 | 岩倉操車場前 - 修学院道 - 上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前 - 銀閣寺道 - 南禅寺・永観堂道 - 三条京阪前 - 四条河原町 - 四条烏丸 - 京都駅前
|
九条
|
142 | 93 | 8,794 | 12,972 | |
岩倉操車場前 - 修学院道 - 上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前 - 銀閣寺道 - 南禅寺・永観堂道 - 三条京阪前 - 四条河原町 - 河原町五条 - 烏丸五条 - 京都駅前
|
特5号系統 | ||||||
快速5 | 岩倉操車場前 → 修学院道 → 上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前 → 銀閣寺道 → 三条京阪前 → 四条河原町 → 河原町五条 → 烏丸五条 → 京都駅前 | 九条 | |||||
6 | 京都駅前 - 七条大宮 - 四条大宮 - 千本北大路 - 佛教大学前 - 玄琢
|
九条
|
147 | 115 | 2,567 | 2,650 | |
快速6 | 四条大宮 → 二条駅前 → 千本丸太町 → 千本今出川 → ライトハウス前 → 千本北大路 → 佛教大学前 | 九条 | |||||
7 | 錦林車庫前 - 銀閣寺道 - 河原町今出川 - 四条河原町 - 京都駅前 | 錦林(京都バス)
|
|||||
8 | 四条烏丸 - 京都外大前 - 太秦天神川駅前 - 福王子 - 高雄 - 栂ノ尾
|
梅津(西日本ジェイアールバス) | 210 | 170 | 975 | 1,219 | |
特8 | 太秦天神川駅前 - 福王子 - 高鼻町 - やまごえ温水プール前 - 山越中町 | 梅津(西日本ジェイアールバス) | |||||
9 | 西賀茂車庫前 - 上賀茂御薗橋 - 七条堀川 - 京都駅前 | 西賀茂 | 121 | 87 | 7,545 | 10,856 | |
快速9 | 西賀茂車庫前 → 上賀茂御薗橋 → 七条堀川 → 京都駅前 | 西賀茂 | |||||
10 | 山越中町 - 北野白梅町 - 千本丸太町 - 河原町丸太町 - 河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → / ← )三条京阪前
|
梅津(西日本ジェイアールバス) | 173 | 127 | 2,512 | 3,557 | |
11 | 山越中町 - 嵯峨小学校前 - 嵐山 - 太秦天神川駅前 - 京都学園大学前 - 山ノ内 - 西大路三条 - 四条河原町 - 三条京阪前
|
梅津(西日本ジェイアールバス) | 148 | 106 | 3,279 | 4,688 | |
12 | 立命館大学前 - わら天神前 - 金閣寺道 - 北大路堀川 - 四条堀川 - 四条京阪前( → / ← 祇園 ← 東山三条 ← )三条京阪前 | 西賀茂 | 146 | 90 | 4,088 | 6,850 | |
13 | 四条烏丸 - 西大路四条 - 西大路駅前 - 久世橋西詰 - 久世工業団地前
|
横大路(阪急バス) | 193 | 161 | 3,831 | 4,820 | |
特13 | 四条烏丸 - 西大路四条 - 西大路駅前 - 久世橋西詰 - 久我石原町 | 横大路(阪急バス) | |||||
15 | 立命館大学前 - 西ノ京円町 - 二条駅前 - 京都市役所前 - 河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → / ← )三条京阪前
|
西賀茂 | 162 | 108 | 1,703 | 2,617 | |
快速15 | 三条京阪前 → 二条駅前 → 西ノ京円町 → 立命館大学前 | 梅津(西日本ジェイアールバス) | |||||
16 | 京都駅八条口 - 京都駅八条口アバンティ前 - 河原町東寺道 - 地下鉄十条駅前 - 南区総合庁舎前 - 九条御前通 - 八条油小路 - 京都駅前 | 横大路(MK) | 287 | 226 | 973 | 1,235 | |
18 | 二条駅西口 - みぶ操車場前 - 四条大宮 - 羅城門 - 小枝橋 - 久我石原町 | 横大路(阪急バス) | 241 | 192 | 2,490 | 3,164 | |
二条駅西口 - みぶ操車場前 - 四条大宮 - 羅城門 - 小枝橋 - 竹田駅西口 - 久我石原町 | 横大路(阪急バス) | 臨18号系統 | |||||
特18 | 二条駅西口 - みぶ操車場前 - 四条大宮 - 羅城門 - 上鳥羽村山町 - 久世橋東詰
|
横大路(阪急バス) | |||||
26 | 山越中町 - 御室仁和寺(→ / ← 北野白梅町 ←)西ノ京円町 - 西大路四条 - 四条烏丸 - 京都駅前 | 梅津(西日本ジェイアールバス) | 161 | 115 | 3,370 | 4,861 | |
27 | 京都外大前 - 馬塚町 - 太子道 - 西大路四条 - 四条烏丸 | 梅津 | 168 | 137 | 2,238 | 2,817 | |
特27 | 京都外大前 - 馬塚町 - 太子道 - 西大路四条 - 西大路五条 - 西小路花屋町 - 西京極駅前 - 光華女子学園前 - 京都外大前 | 梅津 | |||||
28 | 京都駅前 - 四条堀川 - 松尾大社前 - 嵐山公園 - 嵯峨小学校前 - 大覚寺
|
洛西(近鉄バス) | 149 | 108 | 3,648 | 5,147 | |
31 | 岩倉操車場前 - 修学院道 - 一乗寺清水町 - 高野 - 祇園 - 四条烏丸
|
烏丸 | 152 | 121 | 1,075 | 1,430 | |
32 | 京都外大前 - 西京極 - 四条大宮 - 四条河原町 - 東天王町 - 銀閣寺前 | 梅津 | 131 | 103 | 3,316 | 4,330 | |
37 | 西賀茂車庫前 - 上賀茂御薗橋 - 北大路堀川 - 北大路バスターミナル - 出雲路橋 - 河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → / ← )三条京阪前
|
西賀茂 | 144 | 109 | 4,227 | 5,719 | |
特37 | 北大路バスターミナル - 北大路堀川 - 下岸町 - 大宮交通公園前 - 西賀茂車庫前 - 志久呂橋( → 柊野 → 高橋南 → / ← ) | 烏丸 | |||||
43 | 四条烏丸 - 烏丸五条 - 西大路五条 - 吉祥院天満宮前 - 久世橋東詰
|
横大路(阪急バス) | 240 | 171 | 705 | 906 | |
46 | 西賀茂車庫前 - 上賀茂神社前 - 今宮神社前 - 千本北大路 - 四条大宮 - 祇園 - 岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前
|
西賀茂 | 128 | 93 | 7,218 | 9,935 | |
西賀茂車庫前 - 上賀茂神社前 - 今宮神社前 - 千本北大路 - 四条大宮 - 四条河原町 - 四条京阪前( → / ← 祇園 ← )三条京阪前 | 特46号系統 | ||||||
50 | 京都駅前 - 西洞院仏光寺 - 四条堀川 - 堀川中立売 - 千本今出川 - 北野白梅町 - 立命館大学前 | 九条
|
159 | 109 | 3,767 | 5,672 | |
51 | 立命館大学前 - 北野白梅町 - 烏丸今出川 - 京都市役所前 - 河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → / ← )三条京阪前
|
西賀茂 | 190 | 131 | 811 | 1,208 | |
52 | 立命館大学前 - 北野白梅町 - 上七軒 - 七本松出水 - 丸太町七本松 - 四条大宮 - 四条烏丸 | 梅津 | 172 | 120 | 351 | 520 | |
53 | 京都外大前 - 西大路四条 - 西ノ京円町 - 等持院道 - 立命館大学前 | 梅津
|
|||||
55 | 立命館大学前 - 北野白梅町 - 千本今出川 - 四条大宮 - 四条烏丸
|
西賀茂
|
155 | 114 | 1,392 | 1,928 | |
58 | 九条車庫前 - 東福寺 - 祇園 - 四条烏丸 - 京都駅前 - 梅小路公園・京都鉄道博物館前
|
九条 | 232 | 211 | 793 | 301 | |
59 | 山越中町 - 立命館大学前 - わら天神前 - 金閣寺道 - 千本北大路 - 千本今出川 - 河原町今出川 - 河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → / ← )三条京阪前
|
梅津(西日本ジェイアールバス) | 178 | 101 | 3,591 | 6,510 | |
山越中町 - 広沢池・佛大広沢校前 - 立命館大学前 - 金閣寺前 - 千本北大路 - 千本今出川 - 河原町今出川 - 河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → / ← )三条京阪前 | 特59号系統 | ||||||
65 | 岩倉操車場前 - 修学院駅前 - 左京区総合庁舎前( → 一乗寺北大丸町 → / ← 高木橋東詰← )高野 - 熊野神社前 - 烏丸丸太町 - 四条烏丸
|
烏丸 | 195 | 152 | 811 | 1,079 | |
67 | 西賀茂車庫前 - 上賀茂神社前 - 北大路堀川 - 四条堀川 - 四条大宮 - 京都外大前 - 松尾橋 | 西賀茂 | 157 | 124 | 260 | 307 | |
71 | 九条車庫前 - 東寺道 - 京都駅八条口 - 大石橋 - 九条大宮 - 四条大宮 - 松尾橋
|
九条
|
191 | 147 | 2,123 | 2,820 | |
特71 | 九条車庫前 - 東寺道 - 京都駅八条口 - 大石橋 - 九条大宮 - 四条大宮 - 四条葛野大路 - 京都学園大学前 - 太秦天神川駅 - 京都外大前 - 松尾橋 | 九条 | |||||
75 | 山越中町 - 双ヶ丘 - 太秦天神川駅前 - 西大路五条 - 堀川五条 - 京都駅前
|
梅津
|
196 | 150 | 1,101 | 1,483 | |
78 | 京都駅前 - 京都駅八条口 - 西大路九条 - 久世橋西詰 - 久世工業団地前 | 洛西(近鉄バス) | 239 | 200 | 757 | 932 | |
80 | 太秦天神川駅前 - 西京極 - 烏丸五条 - 河原町五条( → 祇園 → )四条河原町 | 梅津 | 156 | 109 | 1,830 | 2,719 | |
81 | 横大路車庫前 - 中書島 - 棒鼻 - 竹田駅東口 - 勧進橋 - 塩小路高倉 - 京都駅前
|
横大路(阪急バス) | 166 | 129 | 2,807 | 3,722 | |
84 | 九条車庫前 - 京都駅八条口 - 河原町八条 - 河原町十条 - 久世橋通新町 - 吉祥院長田町 - 西京極駅前 - 京都学園大学前 - 太秦天神川駅前
|
横大路(MK)
|
281 | 244 | 823 | 975 | |
京都駅前 - 京都駅八条口 - 河原町八条 - 河原町十条 - 久世橋通新町 - 吉祥院長田町 - 西京極駅前 - 京都学園大学前 - 太秦天神川駅前 | 横大路(MK) | 特84号系統 | |||||
85 | 京都駅前 - 堀川五条 - 西大路五条 - 太秦天神川駅前 - 双ヶ丘 - 嵯峨嵐山駅前 - 嵐山 | 梅津 | |||||
86 | 梅小路公園・京都鉄道博物館前 - 七条大宮・京都水族館前 - 七条堀川 - 京都駅前 - 烏丸七条 - 東山七条 - 祇園 - 岡崎公園・動物園前
|
錦林(京都バス)・京都バスの共同運行
|
187 | 99 | 365 | 1,492 | |
88 | 九条車庫前 - 京都駅八条口アバンティ前 - 東福寺 - 東山七条 - 烏丸七条 - 京都駅前 | 九条 | 241 | 150 | 305 | 501 | |
91 | 四条烏丸 - 西大路四条 - 西ノ京円町 - 常盤・嵯峨野高校前 - 大覚寺 | 洛西(近鉄バス) | 144 | 121 | 3,260 | 3,947 | |
93 | 嵐山 - 常盤・嵯峨野高校前 - 西ノ京円町 - 東天王町 - 錦林車庫前
|
梅津
|
148 | 114 | 4,003 | 5,371 | |
快速93 | 嵯峨小学校前 → 嵐山 → 嵯峨戸川町 → 西ノ京円町 → 烏丸丸太町 → 東天王町 → 錦林車庫前 | 梅津 | |||||
102 | 北大路バスターミナル - 金閣寺道 - 北野白梅町 - 北野天満宮前 - 烏丸今出川 - 出町柳駅前 - 銀閣寺道 - 錦林車庫前
|
西賀茂 | |||||
105 | 京都駅前 - 烏丸五条 - 河原町五条 - 京都市役所前 - 岡崎公園 美術館・平安神宮前 - 銀閣寺前 | 錦林(京都バス) | |||||
106 | 京都駅前 - 七条京阪前 - 博物館三十三間堂前 - 五条坂 - 清水道 - 祇園 - 三条京阪前 | 洛西(近鉄バス) | |||||
北1 | 北大路バスターミナル - 北大路堀川 - 上堀川 - 紫野泉堂町 - 玄琢
|
烏丸
|
119 | 91 | 1,517 | 2,012 | |
北3 | 北大路バスターミナル - 東元町 - 上賀茂御薗橋 - 上賀茂神社前 - 柊野別れ - 京都産大前 | 烏丸・京都バスの共同運行 | 217 | 128 | 1,285 | 2,314 | |
北8 | 北大路バスターミナル - 千本北大路 - 佛教大学前 - 松ヶ崎駅前 - 修学院道 - 一乗寺木ノ本町 - 高野 - 北大路バスターミナル
|
烏丸 | 161 | 125 | 2,133 | 2,836 | |
南5 | 竹田駅東口 - 深草西浦町 - 稲荷大社前 - 七条京阪前 - 京都駅前 | 横大路(阪急バス) | 201 | 114 | 1,073 | 1,922 | |
横大路車庫前 - 中書島 - 竹田駅東口 - 深草西浦町 - 稲荷大社前 - 七条京阪前 - 京都駅前 | 特南5号系統 | ||||||
南6 | 竹田駅東口 → 聖母女学院前 → JR藤森駅前 → 藤ノ森 → 竹田駅東口 | 横大路(MK) | |||||
M1 | 立命館大学前 - わら天神前 - 衣笠氷室町 - 原谷 | 梅津 | 123 | 102 | 966 | 1,185 | |
北大路バスターミナル - 金閣寺道 - 衣笠氷室町 - 原谷 | 特M1号系統 | ||||||
系統番号 | おもな経由地 | 担当営業所・委託先 | 営業係数 | 旅客数(1日平均) | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2019年度 | ||||
201 | みぶ操車場前 - 四条大宮 - 祇園 - 百万遍 - 千本今出川 - みぶ操車場前
|
梅津 | 121 | 84 | 8,084 | 12,066 | |
202 | 九条車庫前( ← 京都駅八条口アバンティ前 ← )- 東福寺 - 熊野神社前 - 西ノ京円町 - 西大路九条 - 九条車庫前
|
九条 | 114 | 83 | 9,955 | 13,930 | |
快速202 | 九条車庫前 - 西大路駅前 - 西大路四条 - 北野白梅町( ← 小松原児童公園前 ← )立命館大学前 | 九条 | |||||
203 | 錦林車庫前 - 熊野神社前 - 祇園 - 西大路四条 - 北野白梅町 - 銀閣寺道 - 錦林車庫前
|
錦林(京都バス)
|
107 | 79 | 12,097 | 16,888 | |
204 | 北大路バスターミナル - 金閣寺道 - 西ノ京円町 - 東天王町 - 銀閣寺道 - 田中大久保町 - 高野 - 北大路バスターミナル
|
烏丸 | 122 | 89 | 7,839 | 11,154 | |
205 | 九条車庫前 - 京都駅前 - 四条河原町 - 洛北高校前 - 北大路バスターミナル - 金閣寺道 - 西大路七条 - 京都駅前 - 九条車庫前
|
九条
|
125 | 89 | 23,127 | 33,274 | |
快速205 | 九条車庫前 - 京都駅前 - 西大路七条 - 北野白梅町( ← 小松原児童公園前 ← )立命館大学前
|
九条・西日本ジェイアールバスとの共同運行
|
|||||
206 | 北大路バスターミナル - 千本北大路 - 七条大宮 - 京都駅前 - 東山七条 - 高野 - 北大路バスターミナル
|
烏丸
|
110 | 73 | 16,515 | 25,696 | |
207 | 九条車庫前( ← 京都駅八条口アバンティ前 ← ) - 東福寺 - 祇園 - 四条大宮 - 九条大宮 - 九条車庫前
|
九条 | 102 | 63 | 8,514 | 14,251 | |
208 | 九条車庫前 - 東福寺 - 東山七条 - 西大路七条 - 西大路九条 - 九条車庫前
|
九条 | 155 | 115 | 2,592 | 3,573 | |
系統番号 | おもな経由地 | 担当営業所・委託先 | 営業係数 | 旅客数(1日平均) | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2019年度 | ||||
EX100 | 京都駅前 - 五条坂 - 祇園 - 岡崎公園 美術館・平安神宮前 - 銀閣寺前 | 梅津
|
|||||
EX101 | 京都駅前 - 五条坂 | 洛西(近鉄バス) | |||||
系統番号 | おもな経由地 | 担当営業所・委託先 | 営業係数 | 旅客数(1日平均) | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2019年度 | ||||
19 | 横大路車庫前 - 中書島 - 国道大手筋 - 城南宮 - 九条車庫前 - 京都駅八条口 - 京都駅前 | 横大路(阪急バス) | 233 | 189 | 646 | 821 | |
横大路車庫前 - 中書島 - 国道大手筋 - 小枝橋 - 九条車庫前 - 京都駅八条口 - 京都駅前 | 特19号系統 | ||||||
20 | 横大路車庫前(京阪中書島・伏見港公園) - 中書島 - 国道大手筋 - 免許試験場前 - 京阪淀駅 - 納所町 - 国道大手筋 - 中書島 - 横大路車庫前
|
横大路(阪急バス) | 231 | 190 | 1,048 | 1,320 | |
22 | 横大路車庫前(京阪中書島・伏見港公園) - 中書島 - 国道大手筋 - 横大路 - 久我 - 南工業団地前
|
横大路(阪急バス) | 248 | 206 | 1,120 | 1,387 | |
23 | 洛西バスターミナル - 新林公団住宅前 - 千代原口 - 西京極 - 烏丸五条 - 京都駅前 | 洛西(近鉄バス) | 137 | 111 | 2,844 | 3,607 | |
29 | 洛西バスターミナル - 東新林町 - 千代原口 - 松尾大社前 - 四条烏丸
|
洛西(近鉄バス) | 154 | 129 | 2,186 | 2,679 | |
33 | 洛西バスターミナル - 三ノ宮 - 桂駅東口 - 西京極小学校前 - 西大路七条 - 京都駅前 | 洛西(近鉄バス) | 169 | 142 | 1,897 | 2,314 | |
特33 | 洛西バスターミナル - 三ノ宮 - 桂駅東口 - 川勝寺 - 西大路七条 - 京都駅前 | 洛西(近鉄バス) | |||||
42 | 洛西口駅前 - JR桂川駅前 - 久世橋西詰 - 南区総合庁舎前 - 東寺東門前 - 京都駅前 | 洛西(近鉄バス) | 190 | 160 | 611 | 751 | |
69 | 二条駅西口 - 四条大宮 - 梅津段町 - 上野橋 - 千代原口 - 物集女 - JR桂川駅前 - 桂駅東口
|
横大路(阪急バス) | 172 | 146 | 1,949 | 2,407 | |
70 | 小畑川公園北口 - 洛西口駅前 - JR桂川駅前 - 桂駅東口 - 上野橋 - 梅津段町 - 太秦天神川駅前
|
洛西(近鉄バス) | 115 | 91 | 1,804 | 2,081 | |
特80 | 河原町三条 - 四条河原町 - (この間ノンストップ) ( → 川田道 → / ←)国道東野 | 梅津 | |||||
西1 | 洛西バスターミナル - 東新林町 - 境谷大橋 - 三ノ宮街道 - 桂駅西口 | 洛西(近鉄バス) | 260 | 236 | 604 | 680 | |
西2 | 洛西バスターミナル - 西竹の里町 - 境谷大橋 - 三ノ宮街道 - 桂駅西口
|
洛西(近鉄バス) | 191 | 163 | 3,097 | 3,739 | |
西3 | 洛西バスターミナル - 洛西大橋 - 南福西町 - 三ノ宮街道 - 桂駅西口
|
洛西(近鉄バス) | 299 | 235 | 848 | 1,105 | |
特西3 | 桂駅西口 → 南福西町 → 西竹の里町 → 東新林町 → 洛西バスターミナル(境谷大橋)
|
洛西(近鉄バス) | |||||
西4 | 洛西バスターミナル - 境谷大橋 - 北福西町一丁目 - 洛西口駅前 - JR桂川駅前
|
洛西(近鉄バス) | 180 | 140 | 1,141 | 1,513 | |
特西4 | 洛西バスターミナル - 東新林町 - 新林センター前 - 境谷センター前 - 西竹の里町 - 南福西町 - 洛西口駅前 - JR桂川駅前
|
洛西(近鉄バス) | |||||
西5 | 桂坂中央 - 峰ヶ堂町一丁目 - 桂坂小学校前 - 桂坂口 - 境谷大橋 - 三ノ宮街道 - 桂駅西口
|
洛西(近鉄バス) | 260 | 236 | 1,216 | 1,381 | |
特西5 | 桂坂小学校前 - 峰ヶ堂町三丁目 - 桂坂中央 - 洛西バスターミナル | 洛西(近鉄バス) | |||||
西6 | 桂坂中央 - 西桂坂 - 峰ヶ堂町三丁目 - 桂御陵坂 - 京大桂キャンパス前 - 野田町 - 桂駅西口
|
洛西(近鉄バス) | 215 | 193 | 944 | 1,086 | |
西8 | 洛西バスターミナル - 東新林町 - 境谷大橋 - 洛西大橋 - 南福西町 - 三ノ宮街道 - 桂駅西口 | 洛西(近鉄バス) | 213 | 187 | 1,412 | 1,677 | |
西9 | 小畑川公園北口 - 洛西バスターミナル - 右京の里 - 南春日町 - 境谷大橋 - JR桂川駅前 | 洛西(近鉄バス) | |||||
南1 | 竹田駅西口 - パルスプラザ前 - 久我石原町 - 中久世 - JR桂川駅前 - 桂駅東口 | 横大路(阪急バス) | 273 | 226 | 947 | 1,154 | |
特南1 | (桂高校前 - )桂駅東口 - JR桂川駅前 - 中久世 - 久世工業団地前
|
洛西(近鉄バス) | |||||
南2 | 竹田駅西口 - パルスプラザ前 - 久我 - 樋爪口 - 免許試験場前 - JR長岡京東口
|
横大路(阪急バス) | 170 | 134 | 1,571 | 2,008 | |
竹田駅西口 - パルスプラザ前 - 久我 - 樋爪口 - JR長岡京東口 | 特南2号系統 | ||||||
南3 | 横大路車庫前(京阪中書島・伏見港公園) - 中書島 - 西大手筋 - 伏見警察署前 - パルスプラザ前 - 竹田駅西口
|
横大路(阪急バス) | 195 | 148 | 533 | 716 | |
京阪中書島・伏見港公園 - 中書島 - 西大手筋 - 国道大手筋 - 下鳥羽城ノ越町 - パルスプラザ前 - 竹田駅西口 | 特南3号系統 | ||||||
南8 | 横大路車庫前 - 府道横大路 - 八丁畷 - 三町 - 国道下鳥羽 - 中書島 - 丹波橋 - 竹田駅東口
|
横大路(MK)
|
265 | 220 | 438 | 545 |
系統番号 | おもな経由地 | 担当営業所・委託先 | 備考 |
---|---|---|---|
立命館ダイレクト | 西大路四条 → 西大路御池 → 西ノ京円町 → 立命館大学前
|
梅津 | 途中停留所では乗車扱いのみ |
系統番号 | おもな経由地 | 担当営業所・委託先 | 備考 |
---|---|---|---|
東山開睛館号(臨202) | 神宮道 → 知恩院前 → 五条坂
|
横大路(阪急バス) | |
神宮道 → 祇園 → 五条坂
|
|||
東山三条 → 五条坂
|
|||
五条大和大路・東山開睛館前 → 五条坂 → 祇園 → 知恩院前 → 東山三条 → 神宮道
|
|||
特出入 | みぶ操車場前 - 四条大宮 - 四条烏丸 | 横大路(阪急バス) | |
年度・時期により運行されない場合がある。
系統番号 | おもな経由地 | 備考 |
---|---|---|
高雄Express(臨8) | 四条烏丸 - 四条大宮 - 西大路四条 - 京都外大前 - 太秦天神川駅前 - 高雄
|
|
高雄 → 太秦天神川駅前
|
||
楽洛東山ライン(臨106) | 京都駅前 - 東山七条 - 祇園( → 東山三条 → / ← 四条京阪前 ← )三条京阪前 | |
東山三条 → 祇園 → 東山七条 → 京都駅前 | ||
臨208 | 九条車庫前 - 東福寺 - 東山七条 - 京都駅前 | |
東山シャトル | 京都駅前( → / ← 烏丸七条 ← 烏丸五条 ← 五条京阪前 ← )五条坂
|
|
永観堂・銀閣寺Express | 京都駅前 - 四条河原町 - 丸太町京阪前( → 宮ノ前町 → / ← )銀閣寺道
|
毎年12月31日から1月1日にかけて運行される。 鉄道駅連絡停留所および主要神社仏閣最寄停留所以外はすべて通過となる[67]。
系統番号 | 停車する停留所 | 運行時間・間隔 |
---|---|---|
特50 | 京都駅前 → 四条大宮 → 壬生寺道 → 西大路四条 → 西大路御池 → 西ノ京円町 → 北野天満宮前 → 千本今出川 → 二条駅前 → 四条大宮 → 京都駅前 | 京都駅前発21:30 - 5:15 約20 - 30分間隔 |
特201 | みぶ操車場前 - 四条大宮 - (特50系統と同じ) - 北野天満宮前 - 千本今出川 - 堀川今出川 - 烏丸今出川 - 河原町今出川 - 出町柳駅前 | みぶ操車場前発21:03 - 5:23 約20分(一部40分)間隔 |
みぶ操車場前 - (出町柳駅前行きと同じ) - 出町柳駅前 - 百万遍 - 熊野神社前 -(東山仁王門 → 岡崎公園 美術館・平安神宮前 → 岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前 → 東山仁王門) | みぶ操車場前発21:13 - 4:13 約20 - 60分間隔 | |
特206D | 京都駅前 → 七条京阪前 → 五条坂 → 五条京阪前 → 烏丸五条 → 京都駅前 | 京都駅前発23:20 - 5:00 約20 - 30分間隔 |
四条大宮 - 西ノ京円町間では、北野天満宮へ向かうバスが約10分間隔で運行されるようにダイヤが調整されている。
2014年12月31日 - 2015年1月1日は特201A号・特201B号系統を西賀茂・烏丸・梅津・九条の各直営が、特50号・特206D号系統を錦林・梅津・九条・洛西の各委託および横大路(阪急バス委託)が担当した。
吉田神社の節分祭に伴い、毎年2月2日・3日のみ運行される。
系統番号 | おもな経由地 | 備考 |
---|---|---|
臨特201節分 | 壬生寺道 - 四条大宮 - 祇園 - 京大正門前 - 百万遍 - 出町柳駅前 | |
臨特206節分 | 京都駅前 - 東山七条 - 京大正門前 - 百万遍 - 出町柳駅前 | |
2015年・2016年は西賀茂営業所・烏丸営業所・梅津営業所・九条営業所の各直営が担当した。 2014年までは錦林出張所も担当していた。
イベント開催等により運行される。
系統番号 | おもな経由地 | 備考 |
---|---|---|
臨1 | 佛教大学前 - 北大路バスターミナル - 出町柳駅前
|
佛教大学の入学試験の際などに運行 |
臨5 | 京都駅前 - 四条烏丸 - 四条河原町 - 三条京阪前 - 岡崎公園 美術館・平安神宮前 - 東天王町( → 宮ノ前町 → / ← 銀閣寺道 ← )銀閣寺前 | 多客時に運行 |
京都駅前 - 四条烏丸 - 四条河原町 - 三条京阪前 - 岡崎公園 美術館・平安神宮前 | 平安神宮・みやこめっせ等でのイベント開催時に運行 | |
岡崎公園 ロームシアター京都・みやこメッセ前 → 岡崎公園 美術館・平安神宮前 → 三条京阪前 → 四条河原町 → 四条烏丸 → 京都駅前 | 平安神宮・みやこめっせ等でのイベント開催時に運行 | |
臨6 | 佛教大学前 - 二条駅前 - 四条大宮
|
佛教大学の入学試験の際などに運行 |
臨9 | 堀川今出川 → 四条堀川 → 京都駅前 | 京の七夕開催時に運行 |
臨12 | 堀川今出川 → 二条城前 - 堀川御池 - 四条堀川 - 四条烏丸 - 四条河原町 - 四条京阪前( → / ← 祇園 ← )三条京阪前
|
京の七夕開催時に運行 |
臨50 | 京都駅前 - 四条堀川 - 堀川中立売 - 北野天満宮前 - 立命館大学前 | 天神さん(毎月25日)・正月などに運行 |
臨73 | 西京極運動公園前 → 西大路五条 → 京都リサーチパーク前 → 烏丸五条 → 京都駅前
|
西京区運動競技場でのサッカー等開催時に運行 |
京都駅前 → 西京極運動公園前
|
京都マラソン開催時に運行 | |
臨84B | 京都駅八条口 - 鳥羽水環境保全センター東一号門
|
鳥羽水環境保全センター一般公開時に運行 |
臨84C(場内循環) | 鳥羽水環境保全センターせせらぎ広場 - 鳥羽水環境保全センター駐車場前
|
鳥羽水環境保全センター一般公開時に運行 |
臨205イ | 京都駅前 - 河原町松原 - 四条河原町 | 祇園祭山鉾巡行(7月17日)・後祭(7月24日)に運行 |
TM1 | 竹田駅西口 - 鳥羽水環境保全センター東一号門
|
鳥羽水環境保全センター一般公開時に運行 |
臨 | 京都駅前 - 西大路四条 - 京都外大前
|
京都外国語大学の入学試験の際などに運行 |
臨 | 京都駅八条口 - 四条京阪前( → / ← 三条京阪前 ← )三条神宮道 - 阿含宗総本殿
|
阿含の初護摩開催時(1月1日)、冥徳祭(毎月16日)などに運行 |
ここでは、運行回数・時刻表掲出の有無にかかわらず、京都市交通事業白書などに記載がないものを記載する。
系統番号 | おもな経由地 | 担当営業所・委託先 | 備考 |
---|---|---|---|
立命館ダイレクト | 西大路四条 → 西大路御池 → 西ノ京円町 → 立命館大学前
|
梅津 | 途中停留所では乗車扱いのみ |
系統番号 | おもな経由地/停車停留所 | 所属営業所・委託先 | 備考 |
---|---|---|---|
3特出入 | 松尾橋 - 西大路四条 - 四条烏丸 | 洛西(近鉄) | |
臨6 | 四条大宮 → 二条駅前 → 佛教大学前 | 九条(分所) | 快速運転 |
8特出入 | 京都外大前 - 西大路四条 - 四条烏丸 | 梅津(西日本JR) | |
臨15 | 三条京阪前 → 二条駅前 → 西ノ京円町 → 北野白梅町 → 立命館大学前 | 梅津(西日本JR) | 快速運転 |
特73 | 京都駅前 - 京都明徳高校前 | 横大路(阪急) | 直行運転 |
東山開睛館号(臨202) | 神宮道 → 知恩院前 → 五条坂 | 横大路(阪急バス) | 快速/直行運転 |
神宮道 → 祇園 → 五条坂 | |||
東山三条 → 五条坂 | |||
五条大和大路・東山開睛館前 → 五条坂 → 祇園 → 知恩院前 → 東山三条 → 神宮道 | |||
特205 | 西大路四条 - 西ノ京円町 - 府立体育館前 - 等持院東町 - 立命館大学前 | 梅津 | |
臨西5 | 桂坂中央 - 国道中山 - 桂駅西口 | 洛西(近鉄) | |
特出入 | みぶ操車場前 - 四条大宮 - 四条烏丸 | 横大路(阪急) | |
学1 | 桂駅西口 - 京都明徳高校前 | 横大路(阪急) | 直行運転 |
急行 | 京都駅前 → 東山七条 → 五条坂 → 祇園 | 西賀茂・烏丸・錦林(京都バス)・梅津・九条 | [注 10] |
毎年12月31日から1月1日にかけて運行される。 鉄道駅連絡停留所および主要神社仏閣最寄停留所以外はすべて通過となる[67]。
系統番号 | 停車する停留所 | 運行時間・間隔 (始発停留所基準) |
---|---|---|
特50 | 京都駅前 → 四条大宮 → 壬生寺道 → 西大路四条 → 西大路御池 → 西ノ京円町 → 北野天満宮前 → 千本今出川 → 二条駅前 → 四条大宮 → 京都駅前 | 21:30 - 5:15発 約20 - 30分間隔 |
特201 | みぶ操車場前 - 四条大宮 - (特50系統と同じ) - 北野天満宮前 - 千本今出川 - 堀川今出川 - 烏丸今出川 - 河原町今出川 - 出町柳駅前 | 21:03 - 5:23発 約20分(一部40分)間隔 |
みぶ操車場前 - (出町柳駅前行きと同じ) - 出町柳駅前 - 百万遍 - 熊野神社前 -(東山仁王門 → 岡崎公園 美術館・平安神宮前 → 岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前 → 東山仁王門) | 21:13 - 4:13発 約20 - 60分間隔 | |
特206D | 京都駅前 → 七条京阪前 → 五条坂 → 五条京阪前 → 烏丸五条 → 京都駅前 | 23:20 - 5:00発 約20 - 30分間隔 |
四条大宮 - 西ノ京円町間では、北野天満宮へ向かうバスが約10分間隔で運行されるようにダイヤが調整されている。
2014年12月31日 - 2015年1月1日は特201A号・特201B号系統を西賀茂・烏丸・梅津・九条の各直営が、特50号・特206D号系統を錦林・梅津・九条・洛西の各委託および横大路(阪急バス委託)が担当した。
系統番号 | おもな経由地/停車停留所 | 運行形態 | 運行時期 |
---|---|---|---|
高雄Express(臨8) | 四条烏丸 - 四条大宮 - 西大路四条 - 京都外大前 - 太秦天神川駅前 - 高雄 | 急行運転 | 観光シーズンに運行 |
高雄 → 太秦天神川駅前 | 直行運転 | 観光シーズンに運行 | |
楽洛東山ライン(臨86) | 京都駅前 - 東山七条 - 祇園( → 東山三条 → / ← 四条京阪前 ← )三条京阪前 | 各停留所停車 | 観光シーズンに運行 |
東山三条 → 祇園 → 東山七条 → 京都駅前 | 各停留所停車 | 観光シーズンに運行 | |
臨208 | 九条車庫前 - 東福寺 - 東山七条 - 京都駅前 | 各停留所停車 | 観光シーズンに運行 |
東山シャトル | 京都駅前 → 五条坂 → 五条京阪前 → 烏丸五条 → 烏丸七条 → 京都駅前 | 五条坂まで直行、以遠京都駅前まで急行 | 観光シーズンに運行 |
永観堂・銀閣寺Express | 京都駅前 - 四条河原町 - 丸太町京阪前( → 宮ノ前町 → / ← )銀閣寺道 | 急行運転 | 観光シーズンに運行 |
臨特201節分(臨) | 壬生寺道 - 四条大宮 - 祇園 - 京大正門前 - 百万遍 - 出町柳駅前 | 各停留所停車 | 毎年2月2日・3日のみ |
臨特206節分(臨) | 京都駅前 - 東山七条 - 京大正門前 - 百万遍 - 出町柳駅前 | 各停留所停車 | 毎年2月2日・3日のみ |
臨1 | 佛教大学前 - 北大路バスターミナル - 出町柳駅前 | 快速運転 | 佛教大学の入学試験の際などに運行 |
臨5 | 京都駅前 - 四条烏丸 - 四条河原町 - 三条京阪前 - 岡崎公園 美術館・平安神宮前 - 東天王町( → 宮ノ前町 → / ← 銀閣寺道 ← )銀閣寺前 | 各停留所停車 | 多客時に運行 |
京都駅前 - 四条烏丸 - 四条河原町 - 三条京阪前 - 岡崎公園 美術館・平安神宮前 | 平安神宮・みやこめっせ等でのイベント開催時に運行 | ||
岡崎公園 ロームシアター京都・みやこメッセ前 → 岡崎公園 美術館・平安神宮前 → 三条京阪前 → 四条河原町 → 四条烏丸 → 京都駅前 | 平安神宮・みやこめっせ等でのイベント開催時に運行 | ||
臨6 | 佛教大学前 - 二条駅前 - 四条大宮 | 快速運転 | 佛教大学の入学試験の際などに運行 |
臨9 | 堀川今出川 → 四条堀川 → 京都駅前 | 各停留所停車 | 京の七夕開催時に運行 |
臨12イ | 堀川今出川 → 二条城前 → 堀川御池 → 四条堀川 → 四条烏丸 → 四条河原町 → 四条京阪前 → 三条京阪前 | 堀川御池 → 三条京阪前間が快速運転 | 京の七夕開催時に運行 |
臨12ロ | 三条京阪前 → 祇園 → 四条堀川 → 二条城前 | 各停留所停車 | 京の七夕開催時に運行 |
臨50 | 京都駅前 - 四条堀川 - 堀川中立売 - 北野天満宮前 - 立命館大学前 | 各停留所停車 | 天神さん(毎月25日)・正月などに運行 |
臨73 | 西京極運動公園前 → 西大路五条 → 京都リサーチパーク前 → 烏丸五条 → 京都駅前 | 快速運転 | 西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場でのサッカー等開催時に運行 |
京都駅前 → 西京極運動公園前 | 直行運転 | 京都マラソン開催時に運行 | |
臨84B | 京都駅八条口 - 鳥羽水環境保全センター東一号門 | 直行運転 | 鳥羽水環境保全センター一般公開時に運行 |
臨84C(場内循環) | 鳥羽水環境保全センターせせらぎ広場 - 鳥羽水環境保全センター駐車場前 | 直行運転 | 鳥羽水環境保全センターの一般公開時に運行 |
臨205イ | 京都駅前 - 河原町松原 - 四条河原町 | 各停留所停車 | 祇園祭山鉾巡行(7月17日/24日)に運行 |
TM1 | 竹田駅西口 - 鳥羽水環境保全センター東一号門 | 直行運転 | 鳥羽水環境保全センター一般公開時に運行 |
臨 | 京都駅前 - 西大路四条 - 京都外大前 | 快速運転 | 京都外国語大学の入学試験の際などに運行 |
臨 | 京都駅八条口 - 四条京阪前( → / ← 三条京阪前 ← )三条神宮道 - 阿含宗総本殿 | 快速運転 | 阿含の初護摩開催時(1月1日)、冥徳祭(毎月16日)などに運行 |
2022年3月19日時点で801両を保有している[3]。全車が低公害・低燃費型のアイドリングストップ車両に切り替わっており、うち59両がハイブリッド車である [3]。乗降口の高さでの内訳は、ノンステップバスが772両、ワンステップバスが29両である[3]。
車両導入メーカーはいすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バス、日野自動車、日産ディーゼル(現在のUDトラックス)の国内4メーカーの車両を保有し、日本国外のメーカーは一切導入していない。
中型車は1987年度より、小型車は2005年度より導入した。
導入メーカーの割合傾向は競争入札制度の導入以前には、日産ディーゼル車の割合が他の3メーカーに比べると圧倒的に低かった。かつては4メーカーともに西日本車体工業製の車体(以下「西工」)を積極的に採用しており、西工製の車体を継続的に購入していた最東端の事業者で、1990年代までは約半数の車両が西工製の車体を架装し、その後も西工が解散する直前の2009年頃まで西工製車体の車両が継続的に導入された。現在、新車の導入は競争入札制を採用している。かつては、営業所ごとに導入される車両のメーカーが指定されていたが、競争入札制の採用によりその原則は崩れている。車両はすべて配置が決まっており、同じ営業所内でも直轄路線用・委託路線用などと分けられている。
車両管理番号は車両前後に取り付けられている、登録番号の一連番号をそのまま採用している。例えば【 京都299 か …1 】の場合は、前輪フェンダーの直上の左右側夫々に【 …1 】と記載された車番ステッカーが、また【 京都299 か 42-19 】等の4桁の場合は、ハイフンを除く【 4219 】と表記された車番ステッカーが貼られる。
また、京都市バスの車両は概ね18年(2012年度以前は14年)使用し、廃車時に15条抹消としていたことから、原則として国内で再登録をすることができない。このため中古車両は解体される以外は海外へ輸出され、ミャンマーなど東南アジアの一部地域で見られる程度であったが、2010年代以降は秋北バスや宇部市交通局をはじめとする国内他社へ移籍した例も少数ながら存在する。
観光客向けの100、101、102号系統は、2005年から外国人観光客の利用を意識し、特徴的なラッピングが車体全面に施されている。3系統とも共通のデザインに、100号系統は春の桜をイメージした桃色、101号系統は夏の木々をイメージした緑色、102号系統は秋の紅葉をイメージした黄色を基調としている。デザインは2014年3月に変更されている。
京都市交通局100周年記念事業のひとつとして、交通局直轄5営業所にバスの濃緑帯を赤、青、黄、緑、桃色の5色に置き換えたデコレーションバスが登場した。これらのバスは2012年6月9日の京都市役所前のイベントにてお披露目式が行われ、翌10日から同年12月31日まで運転されたが延長されて4月1日から京ちゃんバスとなった。車両は以下のとおりである。
道路が碁盤の目状に作られている市内中心部では、かつての京都市電の停留所名を引き継いでいるケースが基本で、地名の通り名表示同様、停留所名は主に交差する道路名を組み合わせたものが圧倒的に多い。例えば、四条通と河原町通の交差する点の停留所名は「四条河原町」である。すぐ北にある「河原町三条」に対し「河原町四条」ではなく「四条河原町」であるのも市電時代の停留所名を引き継いでいるからである。他都市の様に、停留所の置かれている町名が停留所名になるのは中心部においては少数派で、「△丁目」といった例は皆無である。これは、市民生活においても町名より通り名の方が馴染みが深い京都ならではの事例である。ただし、洛西・伏見など中心部から外れた地域には「△丁目」という停留所がいくつか存在する。また公営であるため宗教法人や学校法人を除けば民間企業の名前は極力避けられており「日新電機前」が唯一の例外である。
七条通(しちじょうどおり)のみ例外で、四条通(しじょうどおり)との混同を避けるため「ななじょうどおり」に読み替えられる。京阪本線七条駅と接続する七条京阪前も「ななじょうけいはんまえ」と案内される[注 11]。
施設に近い停留所については、その施設にごく近い場合は「施設名+前」となり(例えば「北野天満宮前」など)、比較的距離のある場合は「施設名+道」(例えば「壬生寺道」など)になる。ただし、例えば銀閣寺前停留所から銀閣寺までの距離よりも、金閣寺道停留所(59号系統の山越中町行き停留所を除く)から金閣寺までの距離の方が近い例がある。これは金閣寺にさらに近い位置に金閣寺前停留所があるための相対的距離からの名称である。なお、他地区における停留所から比較的その施設まで距離のある場合によく用いられる「施設名+口」は、市バスにおいては「東山二条・岡崎公園口」などがあるが、極めて数が少ない。また「藤森神社」「藤森神社前」の様に、施設名のみの停留所と「施設名+前」の停留所が「別の停留所」として設置される例もある[注 12]。また、小学校が最寄となる停留所は「○○校前」と表記するのは3か所[注 13]で、それ以外は「○○小学校前」としている。
各鉄道との乗り換え停留所についても、前述の通り名表示を使用する例があり、車内アナウンスで「〇〇線ご利用の方はお乗換えください」と追加される。
前述のとおり、京都市バスの方向幕はそれぞれの系統にあわせ、均一区間内なら青、均一区間内循環なら橙色、均一区間外なら白地、観光特急路線は赤と定められているが、市バスには様々な系統のほかに、臨時バスに対応したものもある。
2013年2月に公表された「平成25年度京都市交通事業予算概要」では、2014年3月のダイヤ改正に向けた方向幕のリニューアルの取り組みを計画していることが示唆された[69]。また、同改正に向けた「市バス路線・ダイヤの基本的な考え方」の中では、京都駅発着系統で経由する通りにあわせた「ラインカラー案内」を導入することが発表され[70]、2014年3月のダイヤ改正で、系統ごとに経由する通り別のラインカラーを導入し、方向幕などに展開した[70]。同時に方向幕をリニューアルした。
他のバス事業者ではよく見られるLEDの行先表示は、系統を色分けしている影響かあまり導入が進んでいなかった。これまで横大路営業所の中型車[注 14] か16系統・南8系統などの小型バス運行路線(日野ポンチョ[注 15] 使用系統)のみだったが、2010年より営業を開始した2009年度新規投入車両の2272・2273号車(梅津営業所)は、大型車では初のLED表示とり、2009〜2012年度はLED表示を採用したが、2014年3月改正で実施されたラインカラー導入を見越して、2013年度新車から幕式に戻された。
幕式の表示では系統番号が均一・循環・多区間系統で色別表示されバス停やガイドブック、地図でもこの色別表記にならっているが、LED行先表示器ではその区別は無くLED自体の2色表示である。
かつては各系統(または運行区間など)の最終バスは幕式の行先表示器のバックライトに赤ランプを、最終の一つ前は黄緑色を使用していた。なお、LED車に関してはこの限りではなく設備を持たない車両もあるが、2013年より営業を開始した車両では、枠となる部分のLEDが緑色、もしくは赤色に点灯していた[注 16]。 前述のラインカラー導入により、大半のLED車は洛西営業所や横大路営業所に転属している。
2015年頃にフルカラーLED表示器が発売され、京都市バスでも2018年度に導入を開始し、現在は幕式表示器を装備する車両は存在しない。2024年6月のダイヤ改正より、各系統の最終バスは、行き先の周囲が赤く表示されるようになった(単色LED装備車を除く)。なお、最終の一つ前の表示は行われない。
年度 | 営業収益 | 経常損益 | 一般会計[72] からの繰入金 |
---|---|---|---|
2012年 | 18,822 | 2,601 | 4,990 |
2013年 | 18,916 | 2,747 | 4,780 |
2014年 | 19,656 | 2,406 | 4,359 |
2015年 | 20,407 | 2,381 | 4,272 |
2016年 | 20,983 | 2,687 | 4,098 |
2017年 | 21,266 | 2,269 | 4,093 |
2018年 | 21,447 | 1,900 | 4,082 |
2019年 | 21,003 | 200 | 4,527 |
2020年 | 14,883 | ▲4,805 | 5,028 |
2021年 | 16,136 | ▲3,541 | 4,820 |
2022年 | 18,803 | ▲791 | 4,891 |
2023年 | 20,943 | 1,194 | 4,378 |
2024年 | 22,595 | ▲553 | 3,816 |
京都市交通局のバス事業は、かつて資金不足比率が指標を超過し経営健全化団体に該当していたが、交通局の各種の改善に向けた取り組みなどにより、2012年度決算の結果、予定より3年早く経営健全化団体から脱却した。その後は外国人観光客の増加への対応など攻めの経営へと転じた。事業の経常損益では2003年度以降、コロナ禍前の2019年まで黒字が続いた[69]。
各路線の営業係数は、2011年度から全系統でバス停時刻表に掲示されている。営業係数が200を越える赤字系統は、2011年度9系統(16・18・20・22・42・78・84・南1・南8)、2012年度6系統(22・42・78・84・南1・南8)、2013年度4系統(22・42・84・南1)、2014年度2系統(84・南1)、2015年度4系統(84・西5・南1・南8)、2016年度4系統(16・58・84・南1)、と推移している。令和4年度時点で営業係数が最も大きいのは西3号系統(301)、小さいのは207号系統(70)である。
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