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嵐山駅 (阪急)
京都府京都市西京区にある阪急電鉄の駅 ウィキペディアから
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嵐山駅(あらしやまえき)は、京都府京都市西京区嵐山東一川町にある、阪急電鉄嵐山線の駅。同線の終着駅である。駅番号はHK-98。
京都を代表する観光地の一つ「嵐山」への、大阪・神戸方面からの玄関口である。京福電気鉄道嵐山本線にも同名の嵐山駅があるが離れているため、乗り換えには適さない。同駅との区別をつける為に当駅は「阪急嵐山駅」と呼ばれることもある。
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歴史
新京阪鉄道が嵐山への観光客を見込み、6面5線という巨大なターミナル駅として建設された。しかし、規模に反して乗客がさほどいなかったことから、戦後に3面2線へ縮小した[2]。廃止されたホーム3面のうち北東側の2面は現存しており、ホーム上や線路跡には植樹がされている(写真を参照)。
年表
- 1928年(昭和3年)11月9日:新京阪鉄道嵐山線開通と同時に開業[3]。
- 1930年(昭和5年)9月15日:会社合併により、京阪電気鉄道の駅となる[3]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:京阪電気鉄道と阪神急行電鉄との合併により、京阪神急行電鉄(のちの阪急電鉄)の駅となる[3]。
- 1944年(昭和19年)1月9日:資材供出のため全線が単線化。
- 2010年(平成22年)10月30日:駅舎をリニューアル。同時に駅前広場が使用を開始。駅前バスターミナルを設置し、京都バス定期便の乗り入れ開始[4]。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅番号導入[3]。
- 改装前の駅舎。右手の緑色の階段を上がった所が2階臨時改札口
- 廃止されたホーム(画像奥の2面)
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駅構造

櫛形3面2線のホームを有する地上駅。2線共に両側をホームに挟まれているが、通年使われているホームは中央の1面のみで、発着する列車のドアは片側のみが開く。
外側ホーム2面の頭端部は、スロープで駅舎2階の臨時改札口につながっており、常用される1階改札口にはつながっていない。
駅舎は長年開業以来のものが使われていたが、2010年(平成22年)4月に京町家をイメージした外観に改装された(構造はそのまま)。さらに同年10月30日には駅前広場も再舗装され、桜の木なども植えられた石畳風になった。
のりば
- 付記事項
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利用状況
2022年の通年平均の乗降人員は6,765人である[5]。阪急電鉄の終端駅では最も少なく、阪急電鉄全線では第76位。
また、2022年(令和4年)度の1日あたりの乗降人員は約9,043人である(年間3,301千人、京都市統計書より)[6]。
近年の1日平均乗車・乗降人員は下記の通り。
駅周辺
東西に住宅地が広がっている。嵐山の観光地へは、駅から道なり(北西の方角)に直進すると良い。観光地の起点付近にあるのが渡月橋で、距離にして約400メートル。
嵐山界隈には他社の鉄道路線も通っており、当駅から最も近い京福電気鉄道の嵐山駅へは、渡月橋を渡って徒歩約15分[3]。さらに北へ進むと、西日本旅客鉄道(JR西日本)の嵯峨嵐山駅・嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨駅に至るが、当駅より徒歩で約24分を要する[9]。
- 渡月橋
- 虚空蔵法輪寺
- 櫟谷宗像神社
- 嵐山公園
- 岩田山公園
- 嵐山モンキーパークいわたやま
- 京都嵐山郵便局
- 京都市立嵐山東小学校
- 京都府道134号嵐山停車場線
- 京都府道29号宇多野嵐山山田線(嵯峨街道)
- 桂川
バス路線

京都市バス(洛西営業所)と京都バス(嵐山営業所)が乗り入れており、「阪急嵐山駅前」停留所に発着する。
のりばは3か所に設置されているが、路線によって発着地が異なるため、注意を要する。中には、2つののりばを通る路線もある。
- 駅前バスターミナル(駅前BT) - 駅前広場内
- 南行のりば - 嵯峨街道(府道29号線)沿い
- 北行のりば - 同上
京都市バス
以下は京都市バス時刻表[10]による。
京都バス
以下は京都バス時刻表[11]による。
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その他
隣の駅
- 阪急電鉄
- ■嵐山線
- 松尾大社駅 (HK-97) - 嵐山駅 (HK-98)
- 春・秋の行楽シーズンの臨時列車として乗り入れる直通特急も、嵐山線内は各駅に停車する。
脚注
関連項目
外部リンク
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