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大宮駅 (京都府)
京都府京都市中京区にある阪急電鉄の駅 ウィキペディアから
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大宮駅(おおみやえき)は、京都府京都市中京区四条通大宮西入ル錦大宮町にある、阪急電鉄京都本線の駅。駅番号はHK-84。

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概要
四条通の直下、京都市下京区との境界に位置する。1963年(昭和38年)に河原町駅まで延伸されるまでは、京都本線の終着駅だった。そのため、同駅の開業までは車内放送などで「京都大宮駅」と呼称されていたこともある。
かつては特急の停車駅だったが、2001年(平成13年)3月24日のダイヤ改正以降は通過となったため、日中は高槻市駅以北で通過運転を行う優等列車が一切停車しなくなった。ただし、平日のラッシュ時を中心に運行される特急以外の優等列車はいずれも停車するほか、日中も桂駅で特急との緩急接続が行われている。
当駅 - 西院駅間は、日本国内では宮城電気鉄道仙台駅(現在のJR仙石線仙台駅にあたるが別位置)、東京地下鉄道(現在の東京メトロ銀座線)に次ぐ、近畿初の地下線である。こういった経緯から地下線やホームの構造物は、土木学会の「選奨土木遺産」(ランクA)に指定されている。
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歴史
- 1931年(昭和6年)3月31日:京阪電気鉄道新京阪線が西院駅から延伸し、その終着である京阪京都駅として開業[3]。案内上は単に「京都」とすることも多かった。また当時の新聞広告では「四条大宮」と表記していた。
- 1943年(昭和18年)10月1日:京阪神急行電鉄(現:阪急電鉄)との合併に伴い、京都駅(京阪神京都駅)に改称[3][4]。
- 1949年(昭和24年)12月1日:京阪神急行電鉄から京阪電気鉄道が分離。新京阪線は京阪神急行電鉄の路線となり京都本線に改称[3]、当駅もその所属となる。
- 1963年(昭和38年)6月17日:京都本線の河原町駅延伸に伴い、大宮駅に改称[3]。
- 1968年(昭和43年)3月28日:現駅舎の大宮阪急ビル竣工。
- 1972年(昭和47年)10月1日:特急、急行の8両化に伴い、列車が8両の場合最後尾車両のドアカットを開始。
- 1973年(昭和48年)4月1日:社名変更により阪急電鉄の駅となる[3]。
- 1984年(昭和59年)6月:ホーム延長工事着手[5]。
- 1986年(昭和61年)7月1日:10両対応化工事、西改札口新設工事完成。ドアカット運用を取りやめる。
- 2000年(平成12年):「阪急大宮駅と大宮・西院間の地下線路」が土木学会選奨土木遺産に選ばれる[6]。
- 2001年(平成13年)3月24日:昼間時間帯の特急の停車を取りやめる[7]。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅番号を導入する[3]。
- 2014年(平成26年)3月21日:北改札口の供用を開始[8]。
- 2021年(令和3年)11月30日:定期券売り場の営業を終了[9]。
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駅構造

相対式2面2線のホームを有する地下駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。開業当時は相対式のホームを乗車用と降車用とに分けて使用していた[3]。
改札口は3か所に設けられており、この内中心となるのは東改札である。西改札は早朝(6時15分まで)や21時以降は閉鎖されており、ホームへと続く階段も2号線側にしかつながっていない。西改札から1号線へ行くには、2号線を通り抜けて東改札側の階段を昇り降りすることになる。トイレは東改札口の外にある。バリアフリー化の工事が行われ河原町方面行ホーム(1号線)に北改札が新設されて2014年3月21日より使用可能となった。
昭和初期の開業以来の構造ゆえに、東改札側とホーム間はエスカレーターやエレベーターの設置が困難となっているため、車椅子利用者向けに駅員の操作で動く電動のリフトが設置されている(東改札口と地上部を連絡するエレベーターは設置済み)。西改札の外側にはエレベーターが設けられており、駅係員に申告すれば、直接2号線とを行き来できる(入出場の処理は別途必要)。新設された北改札にはエレベータがあり四条大宮交番の西側に地上出口が設けられている。これにより両ホーム共にエレベーターの直接利用が可能となった。
かつてはホームの有効長が7両編成分だったため、1972年(昭和47年)10月から、8両編成の電車は上下線とも向かって最後尾の1両のみドアを締め切るドアカットを実施していた(8両編成の両先頭車には、ドア横にその旨が掲示されていたが、ホーム延伸の際にステッカーは外された。)。1986年(昭和61年)7月の工事で、ホームが60メートル梅田寄りに延伸され、10両編成分となった。現在でも、柱の形状などで延長部を確認することができる。
のりば
利用状況
要約
視点
2023年(令和5年)の通年平均乗降人員は22,510人である[統計 1]。阪急電鉄全駅中33位。
阪急電鉄HPより
各年次の乗降人員の推移は下表の通り。
平日限定データ
2007年から2015年までのデータは平日限定となっていた。全ての年度で乗車人員・降車人員ともに判明している。
府・市の統計書より
各年の利用状況は下表の通り。府の統計書では各年度の乗車人員が、市の統計書では各年次の乗車人員・降車人員が公表されている。
それぞれのデータ(単位:千人)を日数で除した数値を記載している[注 3]。
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駅周辺

駅舎が面している「四条大宮交差点」は、当駅および京福四条大宮駅のほか各地への路線バスが集散し、交通の要衝となっている。また、交差点の南東側にはタクシープールが設けられている。
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バス路線
要約
視点
バス停は各方面ごとに分散して設置されており、それぞれバスカット(バスベイ)により走行車線を阻害しない道路形状となっているほか、後院通(四条大宮交差点から西北方向に延びる道路。千本三条交差点で千本通に繋がる)の北行き方面乗場を除く三方向の乗場は駅舎または地上連絡口と直結している。
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 4番のりば
- 5番のりば
- 6番のりば
- 7番のりば
- 18・特18・69号系統:二条駅西口行
- 8番のりば
- 6号系統:千本通 佛教大学・玄琢行
- 46号系統:千本通 上賀茂神社・西賀茂車庫行
- 206号系統:千本通 大徳寺・北大路バスターミナル方面
- 臨系統:快速 佛教大学行
- 9番のりば
- 46号系統:祇園・平安神宮行
- 52号・55号・臨(特出入)系統:四条烏丸行
- (市営バス1番のりばと同場所)
- (市営バス2番のりばと同場所)
- 2のりば(市営バス1番のりばと同場所)
- 83号経路:祇園、川田、西野山団地、醍醐バスターミナル行
- 85号経路:祇園、川田、西野山団地、大宅行
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隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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