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東京ヤクルトスワローズの球団マスコットキャラクター。 ウィキペディアから
つば九郎(つばくろう)は、日本プロ野球・東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター。背番号2896。語呂合わせでの「ツバクロウ」である。
東京ヤクルトスワローズ マスコット #- (ユニフォーム着用時は背番号2896) | |
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基本情報 | |
国籍 | ? |
出身地 | 日本 |
生年月日 | お察しください(人間の年齢ではすでに大人の仲間入り。チームでは一番の大御所) |
身長 体重 |
チーム内で5番目くらい cm 圧倒的なレギュラークラス kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
プロ入り | 1994年 |
初出場 | 1994年4月9日 対阪神1回戦(神宮球場) |
年俸 | 6万円+ヤクルト1000、ジョア飲み放題(2024年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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チーム名にもあるように、ツバメをモチーフとしたキャラクター。名前の由来は、ツバメの古称「つばくろ」と、「鍔迫り合いに強く、苦労(九郎)しながら接戦をものにする」という意味がこめられている。ただし、つば九郎本人はそのことを知らず、「大人の事情」とあまり気にしてはいない。なお、本来ツバメは渡り鳥だが、つば九郎は、「ツバメ界の最先端をゆく進化したツバメ」とされ、日本の四季変化に対応することが可能である。反面、恋したツバメと冬には別れてしまうので恋が長続きせず、彼女いない歴10958日という状況である。
プロ野球12球団のメインマスコットとしては唯一、ユニフォームを着用していないのが他球団マスコットとの大きな相違点で、胸にある"Swallows"のロゴは「タトゥー」と主張している(イラストには2012年以前は描かれず、2013年以降から描かれている。)。つば九郎曰く、「はだかきゃら」なことから、正装は「裸にネクタイ」である。イベント等の特別な機会に浴衣や眼鏡を身に着けたり、ヤクルトアトムズ復刻ユニフォームなどを着用することはあるものの、基本的に頭部のヘルメット以外は何も身に着けていない。このヘルメットは自身の著作において“ずらせる”事を明かしていたが、2009年5月17日には脱帽姿をファンの前に披露し[1]、以降は外す機会も多くなっている。ヘルメットの下はわずかながらリーゼントである。しかし2024年8月12日に川端慎吾選手からホームユニフォームを贈呈された。
背中には立派な燕尾を有し、通常のツバメとは異なり上を向いているのが特徴。リストバンドを腕ではなく尾先に装着する時もある。手羽には指があるため物を器用に扱えるが、逆に羽は退化して小さくなっているため、飛行は不可能。本人は「自分は敢えて飛ばないツバメ」「飛ぶ必要がない」と主張している。また、非常に恰幅のよい体型をしており、メタボリックシンドロームの典型である。つば九郎の世界ではこの体型が基準サイズとしているが、体型や黒白のカラーリングでしばしばペンギンと間違えられてしまううえに、近年では発言でブラックジョークを多用するため、一部のファンから「畜生ペンギン」と揶揄され、定着しつつある。2009年には“契約更改”で「ペンギンと間違われない」がインセンティブに含まれたこともある(後述)。
性格は非常に自由奔放であり、つば九郎の最大のライバルとされる中日ドラゴンズのドアラをして、「あの方、自由奔放さでは、ボクの上を行く」[2]とも言わしめるほどで、行動もマイペース。当時、福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督に記念撮影とサインをお願いしたときに、宮本慎也からは「怖いものなし」と評された。なお、つば九郎本人は自身が調子に乗りやすい性格であることを悪い癖と自覚はしている。
つば九郎は大がかりなアクロバットは行わず、バズーカでスタンドへ向けてTシャツを撃ち込むのが主となる。ヤクルトのホームスタジアムでもある神宮球場のみならず、遠征先の球場、さらにはイベント先においても、このバズーカパフォーマンスを行う事が多い。このため、普段は大きく動かないが、羞恥心の振付を完璧にこなす[3]他、中日投手陣のノックに参加する[4]など、動きの良さを見せる場面もある。
かつてヤクルトに在籍したことがあるアレックス・ラミレスとは、お立ち台などで一緒に行う息の合ったパフォーマンスもよく知られていた。そのラミレスが巨人へ移籍した後はアーロン・ガイエル、ジェイミー・デントナ、ウラディミール・バレンティンなどと共に行っていた[注 1]。
2006年6月7日、スポーツコミュニティサイト「SPORA」で公式ブログを開設していた(2011年11月26日まで)。漢字やカタカナを知らないのか、どちらのブログも本文はほとんどひらがな(数字は普通の算用数字、アルファベットはごく稀に出るが[5]基本的にひらがな)で書かれている。業界用語(る~び~(ビール)など)、写真が多いのも特徴で、球場・イベント会場でデジタルカメラを自ら用い撮影した写真がアップロードされる。自分で自分を撮る「せるふぱちり」もよく行うが、最近は腕が鈍ってきているのを気にしている様子。選手の呼称はあだ名、もしくは「くん」付け(例えば「ひろやすくん」など)が多いが、高市俊のことは弟分扱いし、「たかいち」と呼び捨てにしていた[6]。逆に監督やベテラン選手には「さん」付け(「まなかさん」など)もあり、特に宮本に対しては「6さま」(宮本のコーチ就任後は「86さま」)と呼んで恐れている[7]。なお、福地寿樹のことは「Fくちくん」「ふKちくん」と伏せ字で書いていた。
2011年11月26日以降は、アメーバブログへ移動(2012年に同じアメブロにてつば九郎の妹のつばみがブログを運営開始し、兄妹共に運営している。)と同時に、SNSサイトでもあるGREEのアカウントを取得している。理由は、「おとなのじじょうです」とのこと。
会話が全くできないため、公の場に出る時もブログと同様にひらがなの筆談で通している。
料理をするのが得意なので、自身のブログにアップのほか、テレビ朝日から『情報満載ライブショー モーニングバード!』の料理コーナーである『プロ技レシピ!』の本を4冊、さとの雪から豆腐を2, 3ケースをプレゼントされた。
空中くるりんぱは、つば九郎が五回終了後に行う、くるくるとヘルメットを回転させて高く放り投げ、そのまま頭に装着させるという難解なチャレンジ[8][9][10][11]。遅くとも2015年シーズンには始めていたが[12][13][14]、2023年(令和5年)10月のレギュラーシーズン終了時点で成功したことは一度もない[8]。ダチョウ倶楽部の上島竜兵の一発芸くるりんぱのオマージュとされる[12][15]。上島竜兵の訃報が伝えられた2022年(令和4年)5月11日の試合では、合掌するなど哀悼の意を表した[16][17][18][19]。なお、2024年1月29日実施の公開契約において、同席した小川淳司ゼネラルマネージャーは「(空中くるりんぱが)できたらすごいことなので、ボーナスを考える」と期待を寄せている。
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