延岡市
宮崎県の市 ウィキペディアから
宮崎県の市 ウィキペディアから
延岡市(のべおかし)は、宮崎県北部にある市。中心地域は宮崎県北部の中心都市としての性格を有する。
戦前から宮崎県内屈指の工業都市で、旧北方町、旧北浦町、旧北川町との2007年の合併前の延岡市地域は旭化成の創業地工場群があるいわゆる企業城下町として栄えた。
東は日向灘に面し、その他は山に囲まれている。五ヶ瀬川・大瀬川・祝子川・北川・沖田川・浜川など多くの河川が市内を流れ、豊かな水郷としての性格を持つ。延岡市東側の海岸は日豊海岸国定公園に、北西部は祖母傾国定公園に指定されている。
延岡市の地名を参照のこと。
延岡市(1991-2020)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 23.9 (75) |
26.1 (79) |
29.7 (85.5) |
29.6 (85.3) |
33.3 (91.9) |
36.1 (97) |
38.5 (101.3) |
38.4 (101.1) |
35.5 (95.9) |
32.5 (90.5) |
29.5 (85.1) |
23.3 (73.9) |
38.5 (101.3) |
平均最高気温 °C (°F) | 12.4 (54.3) |
13.6 (56.5) |
16.6 (61.9) |
21.0 (69.8) |
24.6 (76.3) |
26.5 (79.7) |
30.4 (86.7) |
31.6 (88.9) |
28.8 (83.8) |
24.5 (76.1) |
19.4 (66.9) |
14.3 (57.7) |
22.0 (71.6) |
日平均気温 °C (°F) | 6.8 (44.2) |
7.9 (46.2) |
11.1 (52) |
15.5 (59.9) |
19.5 (67.1) |
22.5 (72.5) |
26.3 (79.3) |
27.0 (80.6) |
24.1 (75.4) |
19.2 (66.6) |
13.8 (56.8) |
8.6 (47.5) |
16.9 (62.4) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.9 (35.4) |
2.9 (37.2) |
6.0 (42.8) |
10.4 (50.7) |
14.9 (58.8) |
19.2 (66.6) |
23.0 (73.4) |
23.6 (74.5) |
20.4 (68.7) |
14.8 (58.6) |
9.1 (48.4) |
3.8 (38.8) |
12.5 (54.5) |
最低気温記録 °C (°F) | −7 (19) |
−6.6 (20.1) |
−3.9 (25) |
−1.7 (28.9) |
4.2 (39.6) |
10.2 (50.4) |
14.7 (58.5) |
16.5 (61.7) |
8.6 (47.5) |
3.0 (37.4) |
−2.4 (27.7) |
−5.5 (22.1) |
−7.0 (19.4) |
降水量 mm (inch) | 59.4 (2.339) |
77.8 (3.063) |
145.5 (5.728) |
186.5 (7.343) |
250.6 (9.866) |
423.5 (16.673) |
276.5 (10.886) |
265.9 (10.469) |
368.2 (14.496) |
209.5 (8.248) |
105.0 (4.134) |
66.3 (2.61) |
2,435.6 (95.89) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 5.4 | 7.1 | 10.3 | 10.5 | 11.6 | 16.2 | 12.6 | 12.9 | 13.2 | 8.3 | 7.7 | 5.7 | 121.6 |
% 湿度 | 63 | 64 | 66 | 70 | 75 | 84 | 83 | 82 | 80 | 75 | 73 | 67 | 74 |
平均月間日照時間 | 191.2 | 174.9 | 187.2 | 192.7 | 185.1 | 124.7 | 186.1 | 198.1 | 156.5 | 177.4 | 167.6 | 187.3 | 2,130 |
出典1:気象庁[3] | |||||||||||||
出典2:気象庁[4] |
古江(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 21.1 (70) |
23.3 (73.9) |
29.4 (84.9) |
28.0 (82.4) |
30.9 (87.6) |
35.4 (95.7) |
38.9 (102) |
37.8 (100) |
34.9 (94.8) |
32.4 (90.3) |
28.3 (82.9) |
23.4 (74.1) |
38.9 (102) |
平均最高気温 °C (°F) | 12.5 (54.5) |
13.3 (55.9) |
16.2 (61.2) |
20.4 (68.7) |
24.0 (75.2) |
26.0 (78.8) |
29.6 (85.3) |
31.0 (87.8) |
28.8 (83.8) |
24.6 (76.3) |
19.5 (67.1) |
14.5 (58.1) |
21.7 (71.1) |
日平均気温 °C (°F) | 7.5 (45.5) |
8.4 (47.1) |
11.3 (52.3) |
15.6 (60.1) |
19.5 (67.1) |
22.4 (72.3) |
25.9 (78.6) |
27.0 (80.6) |
24.6 (76.3) |
20.0 (68) |
14.7 (58.5) |
9.6 (49.3) |
17.2 (63) |
平均最低気温 °C (°F) | 3.0 (37.4) |
3.8 (38.8) |
6.6 (43.9) |
10.9 (51.6) |
15.3 (59.5) |
19.3 (66.7) |
23.1 (73.6) |
24.0 (75.2) |
21.3 (70.3) |
16.3 (61.3) |
10.5 (50.9) |
5.1 (41.2) |
13.3 (55.9) |
最低気温記録 °C (°F) | −6.9 (19.6) |
−6.0 (21.2) |
−4.3 (24.3) |
0.0 (32) |
5.9 (42.6) |
12.7 (54.9) |
14.1 (57.4) |
16.1 (61) |
11.6 (52.9) |
4.9 (40.8) |
0.3 (32.5) |
−4.2 (24.4) |
−6.9 (19.6) |
降水量 mm (inch) | 61.3 (2.413) |
78.6 (3.094) |
152.9 (6.02) |
196.5 (7.736) |
260.6 (10.26) |
418.5 (16.476) |
255.7 (10.067) |
244.1 (9.61) |
328.6 (12.937) |
201.2 (7.921) |
114.7 (4.516) |
64.5 (2.539) |
2,390.2 (94.102) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.4 | 6.2 | 9.6 | 9.8 | 10.8 | 14.7 | 11.9 | 11.9 | 11.6 | 7.8 | 6.6 | 4.9 | 111.6 |
平均月間日照時間 | 183.0 | 171.8 | 186.5 | 195.7 | 187.5 | 129.2 | 186.5 | 202.5 | 163.1 | 178.1 | 166.4 | 178.5 | 2,128.9 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[5] |
平安時代から、臼杵郡英多(あがた)郷の行政区分。以後、室町期までには、縣(あがた)の記述が定着。
中世をつうじて縣土持氏が支配したが、1578年(天正6年)4月10日、豊後の大友宗麟によって、土持親成が松尾城に攻め滅ぼされ、700年の名門縣土持氏の命脈を絶たれた。
天正15年(1587年)、豊臣秀吉の九州征伐により高橋元種が日向縣藩(のちに延岡藩)に5万3千石を宛行われて入封。慶長6年(1601年) - 慶長8年(1603年)秋にかけて縣城(延岡城)を築城して以降、近世城下町としての町割りが整う。
この縣地域の呼称としての延岡地名の使用は、近世縣城(現在の城山)の修築完成を記念して、有馬康純が明暦2年(1656年)に今山八幡宮に寄進した梵鐘(若山牧水に詠われた「城山の鐘」)の銘文「…明暦二年丙申六月吉日…日州延岡城主有馬左衛門佐…藤原朝臣康純」を初見としており、さらには、江戸幕府の公文書で正式に延岡藩としての記述が見られるのは、有馬氏の次、三浦明敬支配の元禄期以降のことである。
明治期になり、宮崎県設置により県庁が宮崎市におかれたことから、延岡は県庁から最も離れた旧城下町となった。これを近代化の遅れの予兆として受け止めた危機感覚が、後の工業都市としての発展の一因となる。旧延岡藩主であった内藤氏は数々の特権を公共化させ、銅山や電源開発に関わることで近代延岡の礎を築いた。また、小林乾一郎など旧藩士の働きも、延岡の近代化に大きく寄与した。
1923年に野口遵が日本窒素肥料(現チッソ)の工場を建設したのを機に、延岡は県内屈指の工業都市として発展する。昭和8年(1933年)にかけての延岡町・恒富村・岡富村の合併・市制施行は延岡進出の条件であり、日豊本線も進出に伴って開通した。1930年代末までに日窒系の工場が次々と建設され、1922年(大正11年)に2万3千人ほどであった人口は、1939年(昭和14年)には9万1千人を数え、宮崎県内最多の人口を有する都市となり、1935年(昭和10年)9月に制定された初代「延岡市歌」でもその威容が謳われている。
第二次世界大戦後の財閥解体により日窒コンツェルンは解体され、延岡にある工場は旭化成として再出発した。1951年(昭和26年)頃は人口の約半数・市税納入額の3分の2・市議会議員の3分の1が旭化成関係であり、文字通り「企業城下町」として栄えた。しかし、旭化成の経営戦略により延岡の比重は次第に小さくなったことや、大消費地から遠いこと、更には化学工業が石油中心となったことから以前ほどの経済力はなくなり、人口も1982年を境に減少している。
1973年(昭和48年)5月12日、昭和天皇が第24回全国植樹祭出席のために来県した際に市内を行幸。延岡総合高等職業訓練校を視察した[6]。
近年は東九州自動車道が延伸し、近隣の日向市や佐伯市を始め、宮崎市や大分市・北九州市等といった東九州の主要都市と接続されたことで、各都市との連携を深める動きが強まっている[7]。また、陸上交通の利便性が向上したことから、クレアパーク延岡やリサーチパーク向陽台といった各工業団地への企業立地が進んでいる[8]。
平成の大合併の時に編入された3町の住所表記の変更には差異がある[9]。
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初 | 仲田又次郎 | 1933年4月15日 | 1937年1月6日 | 延岡町議、名誉市民 |
2 | 鈴木憲太郎 | 1937年3月6日 | 1937年4月14日 | |
3 | 鈴木憲太郎 | 1937年5月16日 | 1937年6月15日 | |
4 | 大島文彦 | 1937年9月26日 | 1941年9月25日 | |
5 | 三浦虎雄 | 1941年10月22日 | 1942年4月25日 | 海軍主計官、元衆議院議員、名誉市民 |
6 | 三浦虎雄 | 1942年5月19日 | 1946年3月6日 | |
7 | 鈴木憲太郎 | 1946年3月29日 | 1947年3月22日 | |
8 | 佐藤千吉郎 | 1947年4月16日 | 1948年6月6日 | |
9 | 仲田又次郎 | 1948年7月16日 | 1952年6月19日 | |
10 | 三浦虎雄 | 1952年7月11日 | 1956年3月27日 | |
11 | 青木善祐 | 1956年4月21日 | 1960年4月18日 | |
12 | 折小野良一 | 1960年4月19日 | 1964年4月18日 | |
13 | 折小野良一 | 1964年4月19日 | 1966年12月1日 | 退任後、衆議院議員を務めた。 |
14 | 房野博 | 1967年1月22日 | 1971年1月21日 | |
15 | 房野博 | 1971年1月22日 | 1975年1月21日 | |
16 | 房野博 | 1975年1月22日 | 1978年10月5日 | |
17 | 早生隆彦 | 1978年11月5日 | 1982年11月4日 | 元日本道路公団 |
18 | 早生隆彦 | 1982年11月5日 | 1986年11月4日 | |
19 | 早生隆彦 | 1986年11月5日 | 1990年11月4日 | |
20 | 早生隆彦 | 1990年11月5日 | 1994年1月11日 | |
21 | 櫻井哲雄 | 1994年2月6日 | 1998年2月5日 | 元宮崎県総務部長 |
22 | 櫻井哲雄 | 1998年2月6日 | 2002年2月5日 | |
23 | 櫻井哲雄 | 2002年2月6日 | 2006年2月5日 | |
24 | 首藤正治 | 2006年2月6日 | 2010年2月5日 | 元会社社長 |
25 | 首藤正治 | 2010年2月6日 | 2014年2月5日 | |
26 | 首藤正治 | 2014年2月6日 | 2018年2月5日 | |
27 | 読谷山洋司 | 2018年2月6日 | 現職 | 元内閣府参事官、元岡山市副市長 |
南浦支所 島浦支所 東海支所 伊形支所
衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(日向・西都・児湯郡・東臼杵郡・西臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
本市でひとつの選挙区をなす。定数は5人。近年選出の議員は以下のとおり。
教育委員会関係
警察関係
延岡市医師会関連施設
1962年に日向市や門川町とともに新産業都市に指定されていたことで、両市町との結びつきは深い。また市は宮崎県工業会県北地区部会との合同で地域企業育成のための次世代リーダーを育成するこころざし塾を主催している。
2006年の合併前の延岡市地域(とりわけ旧恒富村、岡富村)は旭化成の発祥の地であり、現在も同社グループの工場を中心とした企業城下町である。また市内の多くの企業が同社となんらかの関係をもって成り立っている。バスの行き先なども「レーヨン」、「雷管」、「ベンベルグ」となっており、まるで会社敷地内の乗り物のごとく、行き先や停留所名にそのまま製品名が付いている。タクシーに乗車の際も「旭化成○○工場」と付けなくても場所が理解されている。例えば「支社(前)」といえば、旭化成の延岡支社まで行ってくれる。2007年に旭化成ケミカルズ愛宕事業場「カザレー記念広場」の保存物、旭化成せんいベンベルグ工場内の保存物、旭化成せんい旧レーヨン工場跡地の保存物が経済産業省の近代化産業遺産群33(南九州・延岡市の化学工業関連遺産)に認定されている。 旭化成沿革
長年にわたり延岡駅周辺の大型店舗(アヅマヤ百貨店・ダイエー・寿屋)や周辺の商店街が商業の中心として機能していたが、モータリゼーションの進行に伴いその主役を国道10号延岡バイパスなど、郊外のロードサイド店舗に譲りつつある。
郊外化による影響や企業自体の不振から、中心部の大型店舗は2002年までにすべて閉店し、空洞化が進行した。延岡市はこの対策として中心市街地活性化基本計画を策定。2007年3月にはその中核施設となるココレッタ延岡が開業し、山下新天街アーケードも建て替えられた。
もう一つの中心市街地活性化計画に「延岡駅周辺整備事業」(通称:駅まち)があり、2015年にはバリアフリーの一環として延岡駅ホーム内にエレベータ付き跨線橋が新設された。2016年現在では駅舎改修工事が行われている。なお、既存の駅舎は建て替えずに改修工事を行って維持し、その上で市民活動スペース、読書空間(TSUTAYA図書館)、カフェ機能等を備えた複合施設「エンクロス」を駅舎前方に新設。2018年(平成30年)4月13日する方針である。他にも駅周辺の再開発や延岡駅東西自由通路の改修等が予定されており、こちらは2018年(平成30年)4月1日に供用する予定[17][18][19]。
イオン延岡ショッピングセンターは旭化成の子会社「旭化成サービス」が前身である。1923年の延岡進出の際に設置された福利厚生施設(供給所)を発祥とする。供給所では市中価格より遥かに安価で商品を提供していたため、一般市民からも多々利用されていた。また、上記の大型店舗が閉店してからは延岡市唯一の大型ショッピングセンターとなっていたが、2014年7月10日にはイオン多々良ショッピングセンターが開店した。なお、イオン多々良SCは県内のイオンショッピングセンターの中で最も小規模な店舗であるが、これは商圏を狭く設定することで近くの既存店との住み分けを図ったものである[20]。
市内の地上波テレビおよびFMラジオ放送は、愛宕山に設置されている延岡中継局を基幹中継局としている。
延岡局のテレビ電波が受信困難な世帯については、市内に設置された他の6つの中継局(北延岡局・日向北川局・北浦局・浦城局・北島浦局・南島浦局)、および日之影町にある日向八戸中継局がカバーを行っている。
延岡市は全域で0982である。
延岡市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 延岡市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 延岡市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
延岡市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
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市内を南北に九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線が通る。延岡駅、南延岡駅に特急が停車する。宮崎空港とも直結しており、特急「にちりん」「ひゅうが」利用でおよそ70分で到達する。大分駅まではおよそ2時間。延岡駅以北の普通列車は1日1.5往復のみである。
かつては延岡駅から高千穂線が分岐していたが、2005年9月の台風14号被害により休止した末、2007年に廃止された。
宮崎交通が市内のバス路線を運行している。市内路線のほか、門川町を経由して日向市との間を結ぶ路線や、日之影町を経由して高千穂町との間を結ぶ路線がある。
なお、一般バス路線のほか、延岡駅を起終点に中心市街地を循環運行するコミュニティバス「延岡まちなか循環バス」があり、市内バス路線と同じく宮崎交通が運行するが、運賃体系は異なっている。
平成の大合併以前の1市3町それぞれの地域で運行している。各路線とも、宮崎交通の路線バスへの乗り換えが可能となっているバス停がある。
市内を発着・経由する高速バス、および特急バス路線は下記の通り。かつては九州島外とを結ぶ高速バスや夜行高速バス、また近隣主要都市への高速バスの発着があったが、現在では福岡市・熊本市とを結ぶ昼行路線のみとなっている。
【】内は市内のバス停留所。夜行路線については※を付与してある。
以下は休止または廃止した路線
区分 | 路線名 | 運行経路 | 休廃止時期 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高速 | ひえつき号 ※ | 大阪市 - 高千穂バスセンター - 【延岡駅前バスセンター】 | (休止)1993年2月1日 | |
特急 | わかあゆ号 | 大分市 - 【北川町】 - 【延岡駅前バスセンター】 | (休止)2010年3月末 | |
高速 | ハッコーライナー (宮崎空港線) |
宮崎空港 - 日向市駅東口 - 門川本町 - 【延岡祇園町】 | (休止)2014年9月1日 | |
高速 | 宮崎・延岡 - 福岡線 ※ | 福岡市(西鉄天神高速バスターミナル - 博多バスターミナル - 福岡空港国際線) - 高速基山 - 【延岡駅前バスセンター】 - 佐土原駅前 - 宮崎駅 - 宮交シティ | (休止)2020年5月31日 | [備考 4] |
高速 | ひむか号 | 宮交シティ - 宮崎駅西口 - 宮崎BS - 国富BS - 西都IC - 日向IC - 門川BS - 【延岡駅前バスセンター】 | (休止)2021年4月1日 | |
高速 | パシフィックライナー[23][24] | 宮交シティ - 宮崎駅 - 山形屋前/カリーノ宮崎前 - 県病院前 - 西の原 - 宮崎BS - 国富BS - 西都IC - 日向IC - 門川BS - 【延岡IC】 - パークプレイス大分 - 米良バイパス入口 - 要町(大分駅前高速バスのりば) - 中央通り - 大分新川 - 王子新町 - 高崎山 - 別府北浜 | (廃止)2021年4月1日 |
かつて、延岡市を含む県北地域の高速道路網は整備途上で「陸の孤島」と揶揄される地域であった。
東九州自動車道については、将来的に同路線を構成する延岡道路・延岡南道路(高規格幹線道路)が全区間暫定2車線で開通済みであり、2014年3月16日に日向IC-都農IC間が開通[25]したことにより、県都の宮崎市まで高速道路で結ばれた。また、2015年3月21日の佐伯IC-蒲江IC間開通により大分市とも高速道路で直結し[26][27][28]、2016年4月24日には北九州市とも直結した。
これにより、宮崎市までは約1時間25分、大分市までは約1時間30分、北九州市までは約3時間程度で到達することが可能となった。
九州中央自動車道については、将来的に同路線を構成する北方延岡道路(高規格幹線道路)が全線暫定2車線で開通済みである。北方延岡道路の整備によって、延岡市街から高千穂町までの所要時間が約46分となり、全線未整備時と比べて22分短縮された[29]。そのほか、熊本市方面に向けて蘇陽五ヶ瀬道路・五ヶ瀬高千穂道路・高千穂雲海橋道路・高千穂日之影道路などの整備が進められており、更なる時短効果が期待されている。
東九州の大動脈である国道10号が南北を通る。宮崎市や大分市まではおよそ2時間で到達する。
市街地から国道218号が高千穂・熊本方面へ分岐し、北方町地域を通過する。市街地北部の大門町からは国道388号が分岐し北浦町地域を通過し、蒲江・佐伯方面に至る。国道326号は北川町地域から分岐し犬飼・大分方面に至る。同路線は1990年代に抜本的に改良がなされ、現在では実質的に国道10号のバイパスとして機能している。
道の駅
旅客船
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