Loading AI tools
プロ野球ファミリースタジアムなどに登場する架空の野球チーム ウィキペディアから
ナムコスターズ(Namco Stars)は、バンダイナムコエンターテインメント(BNEI)から発売されたファミスタシリーズなどの野球ゲームに登場する架空の野球チームである。略称はNチーム、ナムコ。1986年12月発売の第1作『プロ野球ファミリースタジアム』(以下、ファミスタ'86)に初登場した。
本項では、ナムコスターズより派生した各種の球団についても解説する。
チームの選手名のほとんどが旧ナムコ→バンダイナムコゲームス→バンダイナムコエンターテインメント(NBGI/BNEI)の作品(主に同社のコンピュータゲーム)やキャラクター(キャラ)から取られている。『ファミスタ'86』では対CPU戦の最初のチームとして設定されており、データ的に見れば弱い対初心者向けのチームであった。以降の作品でも基本的に弱く設定されているが少しずつ強化され、『プロ野球ファミリースタジアム'88』(以下、ファミスタ'88)では強力なチームのライオネルズ(当時黄金期だった西武ライオンズがモデル)と比べても遜色が無い。『スーパーファミスタ2』の頃から強豪として定着した。
架空のチームであるが故、作品によって選手の陣容や本拠地球場が大きく変わる傾向にあり、それは選手個人のデータも例外ではない。1998年発売の『ワールドスタジアム2』あたりから、他の能力に比してパワーが高いなど、一芸に特化した選手が増えつつある。
家庭用ゲーム版で発売されたファミスタシリーズの全作品に登場。また、メガドライブ版「球界道中記」にも隠しチームとして登場している。2008年発売のWii版のみ、バンダイナムコスターズ(Bandai Namco Stars、略号:Bn)の名称である(この作品では、バンダイ及びNBGI・バンダイレーベルのゲーム作品に関するキャラクターも登録されている)。
『スーパーファミスタ4』(1995年3月発売)では、それまでファミスタシリーズにおいて明確に存在しなかった本拠地球場という概念[1] が導入され、ナムコ球場を本拠地とした。
2005年4月発売の『ベースボールライブ2005』では、オリジナルチーム作成用のデータ(チーム名・ロゴマーク・ユニフォーム)として、レイルウェイズ・フーズフーズとともに収録されている。以降、続編の『プロ野球 熱スタ2006』・『プロ野球 熱スタ2007』にも収録。『熱スタ2007』では、隠しチームとして従来のナムコスターズをリアル化させたチームも登場している。
2011年3月発売の『プロ野球 ファミスタ2011』では、選手陣容を一新するとともに、従来のナムコスターズから分離する形で、ピノやパックといった初期のファミスタシリーズに登場した選手をはじめ1980年代までのナムコゲームに登場したキャラで構成された「ナムコレジェンズ(Namco Legends、略称:NL)」が結成された。
2017年4月発売の『プロ野球 ファミスタ クライマックス』では、ナムコスターズの他、1990年代以降の比較的新しいナムコゲームのキャラやバンダイ及びNBGIレーベルのゲーム作品に関するキャラからなるバンダイナムコスターズ(略称:BN)、ナムコゲームの悪役やライバルキャラで構成されるライバルーズ(略称:R)が登場している。
2018年7月発売の『プロ野球 ファミスタ エボリューション』ではナムコスターズはバンダイナムコスターズのメンバーが交流したチームに変わっており、ライバルーズはチーム名をブラックナムコスターズ(略称:BN)に変更しており、両チームとも多くの選手が追加された。
アーケードゲームでは『プロ野球ワールドスタジアム』(1988年、第1作)以来、長らくナムコスターズは登場しなかったが、『SUPERワールドスタジアム'98』(以下、SUPERワースタ'98)に「東京ナムコスターズ(とうきょうナムコスターズ、Tokyo Namco Stars)」の名称で初登場。
『SUPERワースタ'98』では、関連するチームとして女性キャラクターのみで構成された「大和撫子プリティーズ(やまとなでしこプリティーズ、Yamatonadeshiko Prettys)」及び鉄拳シリーズのキャラクターのみで構成された「鉄拳ウォリアーズ(てっけんウォーリアーズ、Tekken Warriors)」が登場。『'99』では鉄拳ウォリアーズが東京ナムコに吸収合併されると共にプリティーズが「ニコタマギャルズ(Nikotama Gals)」に改称、2000ではニコタマも吸収合併したナムコオールスターズ(Namco Allstars)となっている。
『ファミスタ'86』のメンバーに準拠したナムコスターズの他に、1990年代から2000年代のキャラクターで構成されるヒーローズ、後述する裏ナムコスターズと同様に悪役で構成されるアクダマーズ、アーケード版のニコタマギャルズと同様に女性キャラクターのみで構成されるヒロインズ、鉄拳シリーズ及びソウルシリーズのキャラクターで構成されるノックアウツ、ナムコ・ナンジャタウンのマスコットキャラクターで構成されるナンジャーズの5球団が登場する。
2006年から2014年まで稼働したオンラインゲーム『プロ野球ファミスタオンライン』にもナムコスターズ所属の選手およびチームマーク・ユニフォームが収録されているが、初めから全選手を使ってプレイできるわけはなく、ゲーム中で払いだされる選手カードを使ってチームを構成する。また、COM対戦(チャレンジCOM戦)のレベル9-1はナムコスターズが相手となる。
初期のチーム傾向・メンバーは2007年から発売されている家庭用ゲームの『ファミスタDS』シリーズとほぼ同じであったが、2010年度版では極アクダマーズ(後述)、2011年版ではTHE IDOLM@STERの登場人物(765プロダクション所属の13人)が登場している。
基本的に赤系統の色を基調としたデザインが代々使われている。また、初期を中心に、パッケージイラストとゲーム中のデザインが異なる場合もある(これは、初期のゲーム機の描写能力によるところも大きい)。
1991年発売の球界道中記(メガドライブ版)・2008年春発売のプロ野球ファミリースタジアム(Wii版)以外は、赤系統の色と青を基調にしたデザインが一貫して使われている。
以下、ゲーム中のデザインを中心に歴代のデザインを記述していく(パッケージイラストのものは補足として記述していく)。
この節には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
|
ポジションは特定の選手を除いて流動的で作品によって投手だったり野手だったりする選手も多い。この節では、選手名を五十音順に列挙する(ナムコキャラクターやNBGIオリジナル商品以外に由来した選手については、該当節を参照)。なお、作品によっては選手名が、本来のキャラクター名とは若干異なる場合がある。声に関しては特筆するべき点がなければ『プロ野球 ファミスタ 2020』のファミストーリー内での声となっている。
以下はナムコキャラクターではない、あるいはナムコキャラクターやナムコ関連の事物を由来としないが、ナムコが発表したキャラクターゲームやタレントゲームに登場していたキャラクターなどに由来した選手である。
以下はWii版のバンダイナムコスターズで登場したバンダイ及びNBGI・バンダイレーベル関連の選手である。
以下はナムコスターズのマスコットとして登場したキャラクターである。
以下はナムコスターズから派生した球団である。
『スーパーファミスタ4』において、隠しコマンドにより使用できるようになる。
ナムコスターズと比較して「ばきゅら」「でろーた」(『ゼビウス』の「バキュラ」「デロータ」)、「くおっくす」(『ドルアーガの塔』の「クォックス」)、「ぐずた」(『パックマン』の「グズタ」)などマイナーなキャラクターが多い。野手はピノのような突出した選手はいないが、クリーンナップ級の選手が多い。投手はスタミナの高い選手や、変化球は曲がらないが160キロの速球を投げる選手など一芸に秀でた選手が多い。
携帯アプリ版に登場したアクダマーズを前身とする、ハンゲームのパチンコDX(ぱちんこファミスタオンライン)・パチスロDX(ぱちすろファミスタオンライン)内で登場する、ボス級の敵キャラで構成されたチーム。後にアルベドを除いた全キャラがライバルーズ及びブラックナムコスターズ所属となった。ファミスタオンライン内ではナムコスターズに属する。選手及び登場ゲームは以下の通り。
ファミスタ2011でナムコスターズの選手が1990年代以降のタイトルに登場したキャラクター中心へ大幅に入れ替えられたことに伴って登場した1990年以前に発売されたナムコのゲームで構成されるチーム。ユニフォームはFC版のカラーリングを基調とした赤紫のものが用いられている。
これに伴い、ナムコスターズ以外の球団に所属したことが無かったパックやピノら主力選手も本作ではレジェンズ所属となっている。
プロ野球ファミスタオンライン2011において、2011年9月15日から9月29日までの期間限定で「THE IDOLM@STER」に登場する765プロダクション所属アイドル13名のカードが当たる「アイマスルーレット」キャンペーンに合わせて、期間内のみ俺ジナルイベントのCOM戦で登場したチーム[25]。一部の控え選手は、ナムコスターズからの穴埋め要員が参加している。
『リターンズ』で登場する、ナムコスターズに所属するメンバーの子供という設定で登場したチーム。ナムコスターズの選手よりもステータスが非常に高い反面、能力が極端な選手が多いのが特徴。ドリームペナントでエンディングを見ると対戦でも使用可能となる。
また、『クライマックス』でも、期間限定のイベント、「ファミスタどっちマッチ」の上位報酬でピノJr.をはじめナムコスターズJr.の選手が入手できた(ただし、ナムコスターズ所属になっている)。
『クライマックス』で登場する、ボスキャラクターや悪役で構成されたチーム。「ファミスタクエスト」である条件を満たすと登場する。『エボリューション』ではチーム名をブラックナムコスターズと変えて登場しており、ドリームペナントを最後まで進めると使用可能になる。ファミスタ2020でも引き続き登場。ファミストーリーをクリアすると対戦でも使用可能。
基本的なメンバーやユニフォームは上記の極アクダマーズと変わらないが、プーカァやニャームコ、ワニワニなど過去にナムコスターズに所属していた選手などが新たに追加されている。また、エボリューションのブラックナムコスターズでは極アクダマーズの選手をはじめとした多くの選手が追加された。また、カオスのイラストも『ドラゴンセイバー』のものに描き直されている。ライバルーズ、及びブラックナムコスターズで新たに追加された選手、及び登場ゲームは以下の通り。
試合中のBGMのうち、『スーパーファミスタ2』とゲームボーイ版『ファミスタ3』から『4』と『ワンダースタジアム』では、ナムコスターズ攻撃時のテーマ曲として『スカイキッド』のテーマ曲が入っていた(『ファミスタ'93』では、実際にこの曲が応援歌として使われた近鉄バファローズの吉田剛が打席に入った際のBGMだった)。
PS版『ワールドスタジアム』(ワースタ)では、『EX』と『2』は「マッピー」のテーマ曲のアレンジ、『3』から『5』は「ドルアーガの塔」のエンディングテーマ曲のアレンジがそれぞれ応援曲として使われている(後者の元ネタに関しては、日本ハムファイターズ・奈良原浩の応援歌にも使われた)。
『ファミスタアドバンス』では、「リブルラブル」のテーマ曲のアレンジが応援歌として使われている(リブルラブルのテーマ曲は千葉ロッテマリーンズに在籍していたヴァル・パスクチの応援歌として実際に使われた)。
3DS版の『ファミスタ2011』では、得点圏にランナーがいる状態でナムコスターズの選手が打席に立つと、アイドルマスターの楽曲「GO MY WAY!!」の応援歌アレンジが流れる。
『ワースタEX』では、従来の3頭身に球体型の丸顔というキャラクターモデルから、4頭身に近く顔も球体型とは違うそれへと変更されたが、ナムコスターズのみ球体型の丸顔に設定されていた。
『SUPERワースタ』では、一部の選手(ピノなど)を除き全ての選手の容姿が元ネタに沿ったものとなっており、中にはバットの代わりに剣を持つ選手などもいる(ワルキューレなど)。鉄拳シリーズのクマに至っては、鮭を担いで打席に立っている。
メガドライブ版『球界道中記』では、キャラクターのグラフィックがたろすけ(妖怪道中記の主人公)であるため、それに応じてナムコスターズの選手もたろすけ風の容姿に設定されている。たろすけ本人は5番・キャッチャーで登場。
『プロ野球 ファミスタ2011』の選手のデータカード(カードダス)には、モデルとなったキャラのユニフォーム姿が描かれている(一部、非生物をモデルとしたキャラを除く)。
スーパーファミコンの『白熱プロ野球'94ガンバリーグ3』にNYANCOというチームがあり、『スーパーファミスタ2』時のメンバーをベースとしている。ユニフォームはそのままで、監督の顔グラフィックが当時ナムコ社長の中村雅哉、球団旗はパックマンに髭と耳を付け猫に見せている。例「ピノ」→「ヒノ」、「大一番」→「大二番」、「カニカニ」→「エビエビ」、他に2の時に在籍していないキャラ「クロブター(グロブダーが元ネタ)」等もいる。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.