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1987年に稼働開始した日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『ワンダーモモ』(Wonder Momo)は、ナムコが開発し1987年2月24日より稼働したアーケード用横スクロールアクションゲーム。
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) PCエンジン (PCE) iアプリ Wii EZアプリ PlayStation 4 Nintendo Switch |
開発元 | ナムコ |
発売元 | ナムコ |
プログラマー | 弓達公雄 |
音楽 | 弓達公雄 |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア | 業務用基板(1.01メガバイト) |
稼働時期 |
AC 1987年2月24日 PCE 1989年4月21日 iアプリ 2005年6月1日 Wii(PCE版の移植) 2007年2月27日 EZアプリ 2007年11月29日 Wii(AC版の移植) 2009年6月16日 PS4/Switch(AC版の移植) 2022年3月31日 |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:12 |
コンテンツアイコン | CERO:セクシャル、暴力 |
デバイス |
4方向レバー 2ボタン |
システム基板 | マザーボードシステム86 |
CPU |
MC6809(@1.536MHz)×2 HD63701(@1.536MHz) |
サウンド |
YM2151(@3.57958MHz) Namco CUS30(@96kHz) Namco 63701X(@6MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 288×224ピクセル 60.61Hz パレット512色 |
本作は「舞台劇『ワンダーモモ』上演中」という設定で進行されるゲームであり、ロリコット星からやって来た正義の変身ヒロイン「ワンダーモモ」を操作し、地球の平和を乱す悪の怪人軍団「ワルデモン」を倒していく。サンプリング音声によるキャラクターボイス、舞台劇を模したステージデザインや演出、ヒロインのお色気、待ち構えるカメラ小僧など、特撮ヒーローショーとアイドルショーを融合したような独特な世界観とノリが話題を呼び、ギャルゲーの先駆けと評された[要出典]。
1989年4月21日には若干仕様を変更したPCエンジン版が発売され、その後携帯電話用アプリゲームとして2005年にiアプリ、2007年にEZアプリにて配信された。アーケード版は後にPlayStation用ソフト『ナムコミュージアムアンコール』(1997年)に収録された他、2009年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールアーケードにて配信。2022年にアーケードアーカイブスの1作品としてPlayStation 4版とNintendo Switch版が配信された。PCエンジン版は2007年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。
ゲームは特撮ドラマのストーリーを意識したエピソード仕立てになっており、1話につき4ステージ構成で全4話16ステージからなる。
操作系統は8方向レバー(しゃがみあり、斜め入力なし)+2ボタン(ジャンプ、アタックおよび回転)。左右・正面の3方向に自機の向きを変える仕様になっているため、操作の感触にはやや癖がある[1]。
通常攻撃はキック(左右および、正面でのしゃがみ状態とジャンプ中)。敵を倒すとワンダーメーターが増加し、一定以上の時に「つむじ風に入る」か「正面を向いて回転(アタック)ボタンを連打(ジャンプ後に押すと開脚キックになるため、飛びながら変身する場合は同時に押す必要がある)」すると、戦闘能力が倍増した「ワンダーモモ」に変身可能。この状態ではアイテムによる飛び道具も使用可能になる。
舞台劇をモチーフにしたステージ構成であるため行動の領域は狭く、舞台の端から端を行き来しながら戦うようになっている。各ステージの固定ボスキャラクターを倒すとステージクリアとなる。体力が0になった時点でゲームオーバーとなり、コンテニュー後は体力値、ワンダーパワー値が初期値の状態でゲームオーバーとなったエピソードの最初のステージから再スタートとなる。なお、筐体設定でラウンドセレクトをONにしていた場合のみ、ゲーム開始前にステージを自由に選択が可能になる。
いずれのカプセルも一定数のザコ敵を倒すと出現(必殺技用のカプセルのみ変身中にしか出現しない)し、取らずに放置しておくと時間経過と共に空中に上昇していき、そのまま消えてしまう。
つむじ風に入った瞬間ジャンプすると空中で変身し、「ヨッ、モモヤ!」の掛け声と共にボーナス5000点が入る。通称「モモヤボーナス」。また、回転ボタン連打での変身も同様に、回転と同時にジャンプすることでモモヤボーナスを取ることができる。
開脚ジャンプキック(正面を向いてジャンプ後にアタックボタン)は、右側に当たり判定が出続けるため、アタックボタンを押し続けると固い敵も素早く倒すことができる。
ワンダーリングが手元から離れている間は、モモをワンダーリングの進行方向とは逆に向けてからアタックボタンを押すと、ワンダーリングの進行方向を反転させることができる。何度でも往復可能。ただし、ワンダーリングが舞台袖(フィールド端)に入ってしまうと一時的に消失扱いとなり、その場合は再投入されるまで操作はできない。前述のようにリングが手元から消えてしまう条件は画面外から消えることではなくあくまで舞台袖の奥に入ることなので、三画面の中央から投げて画面外に消えた場合でも、すぐにこのコマンドを入力することで引き戻すことができる。また投げた後でバウンドして戻ってくるリングも同様にして手元に引き戻したり、投げた方向に向かってコマンド入力することで逆に遠ざけることも可能で、慣れれば自在にコントロールすることができる。
小劇場ナムコシアターで上演中の演目は、大人気のヒーローショー「ワンダーモモ」。地球の平和を守るため、ロリコット星からやってきた正義の味方、愛の戦士「ワンダーモモ」が、平和を乱す怪人軍団「ワルデモン」を相手に大暴れ!
地球の平和を乱す悪の異次元怪人軍団。モモの宿敵。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ワンダーモモ | 1989年4月21日 |
PCエンジン | ナムコ | ナムコ | 2メガビットHuCARD[2] | NC64001 | |
2 | ナムコミュージアムアンコール | 1997年10月30日 |
PlayStation | ナムコ | ナムコ | CD-ROM | SLPS-01050 | アーケード版の移植 |
3 | ワンダーモモ | 2005年6月1日[3] |
FOMA900i/901iシリーズ (iアプリ) |
ナムコ | ナムコ | ダウンロード (アプリキャロットナムコ) |
- | |
4 | ワンダーモモ | 2007年2月27日 |
Wii | バンナム | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | PCエンジン版の移植 |
5 | ワンダーモモ | 2007年11月29日[4][5] |
EZアプリ | バンナム | バンナム | ダウンロード (ナムコEZゲームス) |
- | |
6 | ワンダーモモ | 2009年6月16日[6][7] |
Wii | バンナム | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソールアーケード) |
- | アーケード版の移植 |
7 | ナムコミュージアムアンコール | 2013年12月18日 |
PlayStation Portable PlayStation 3 (PlayStation Network) |
バンナム | バンナム | ダウンロード (ゲームアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 |
8 | ワンダーモモ | 2022年3月31日[8][9][10][11] |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
ナムコ | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 |
評価 | ||||||||||||||||||
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項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 4.21 | 3.43 | 3.38 | 3.34 | 3.30 | 3.47 | 21.12 |
Webコミック『Wonder Momo』は、2012年5月より2014年3月まで配信された。作者はErik Ko and Jim Zub、アーティストはOmar Dogan、日本語版監修はいなべあゆみ。
『Wonder Momo』として2014年1月に製作が発表された。日本国内では同年2月6日より3月6日までニコニコ生放送で配信[20]。全5話。ベースとなっているのは2012年より連載されているウェブコミックと2014年版リメイクゲーム『Wonder Momo』。
話数 | サブタイトル | 英題 | 配信日 |
---|---|---|---|
1stバトル | 敵は女子高生にお任せあれ! | Episode 1: High School Girl Fights the Enemy! | 2014年2月6日 |
2ndバトル | 敵はアイドルがお好き? | Episode 2: My Enemy, My Biggest Fan? | 2014年2月13日 |
3rdバトル | 敵は心の迷い? | Episode 3: The True Enemy By My Side? | 2014年2月20日 |
4thバトル | 敵はライバルのあの子 | Episode 4: My Rival, My Enemy | 2014年2月27日 |
5thバトル | 敵は渋谷にあり! | Episode 5: Shibuya Under Attack! | 2014年3月6日 |
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