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かつて存在した日本のゲーム会社 ウィキペディアから
テクモ株式会社(英: TECMO,LTD.)は、かつて存在した日本のコンピュータゲームソフト開発会社である。家庭用ゲームソフトおよび業務用ソフトの開発、オンラインゲーム、モバイルコンテンツの開発に注力していた。2010年に同業のコーエーと合併し、コーエーテクモゲームスとなった。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒102-0073 東京都千代田区九段北四丁目1番34号 |
設立 |
1967年(昭和42年)7月31日 (日本ヨット株式会社) |
廃止 |
2010年(平成22年)4月1日 (コーエーに吸収合併され解散) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | パーソナルコンピューター家庭用ビデオゲーム機用ソフトウェアの企画・開発 |
代表者 | 代表取締役社長 阪口一芳 |
資本金 | 58億2300万円 |
発行済株式総数 | 2355万3173株 |
売上高 | 単独:660百万円(2009年3月期) |
営業利益 | 単独:614百万円(2009年3月期) |
純利益 | 単独:4,196百万円(2009年3月期) |
純資産 | 単独:12,413百万円(2009年3月期) |
総資産 | 単独:14,918百万円(2009年3月期) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | コーエーテクモホールディングス 100% |
主要子会社 | テクモウェーブ |
関係する人物 | |
外部リンク |
http://www.tecmo.co.jp/ ※現在は2010年3月31日までの情報アーカイブサイトになっている。 |
特記事項:特記ある場合以外は2009年9月30日時点の情報[1]。 |
社名は「Technology(技術)」「Entertainment(娯楽)」「Creation(創作)」「Man(人)」「Overseas(海外)」の頭文字を採ったもの[2]。2010年3月設立の新会社の旧社名は株式会社テーカン(2011年に再統合)。かつてはアミューズメント施設の運営事業も行っていた。
2006年1月、みずほコーポレート銀行出身で、前年まで常務取締役だった安田善巳が社長に就任[5]。その後、前任の社長中村純司による退職金訴訟、プロデューサー板垣伴信への元女性社員によるセクハラ訴訟、板垣による成功報奨金未払い訴訟、労働組合による従業員への未払い残業代訴訟など、テクモに対する訴訟が頻発する中、2008年8月20日、一身上の都合により8月31日をもって安田が社長を辞任することが発表される[6]。それにより、創業者柿原彬人の次男で[7]医師出身の柿原康晴代表取締役会長が社長を兼任することとなった[8]。
このようにゴタゴタが続き社内が混乱し[9][7][10][11]、「M&Aの絶好のチャンスでどの会社に買収を仕掛けられてもおかしくない」[8][12]などと評される状況の中、8月29日、スクウェア・エニックスが、テクモ株の株式公開買い付けの提案を行う[13]。買い付け価格は、前日の終値に30%強のプレミアムを乗せた920円[14]。9月4日までに回答が得られない場合、もしくはテクモ取締役会の賛同を得られない場合は、提案を撤回するとした[13]。
回答期限の9月4日、テクモ取締役会は「有能な従業員の確保、安定した開発環境の確保、ブランドの維持発展の観点から検討した結果、ほかにより企業価値向上の実現性の高い選択の可能性がある」として、株式公開買い付けへの非賛同を表明。同時にコーエーとの経営統合へ向けた協議の開始を発表した[15]。コーエーの社長松原健二は「(創業者同士で)家族ぐるみの親交があり、将来の経営像などについても話し合いを持ったと聞いている。そういう中で、今回の話し合いが進んだ」と述べた[16]。
11月18日、両社は統合契約書を締結し、2009年4月1日に共同持株会社であるコーエーテクモホールディングスを設立[17]。
2010年4月1日にコーエーと合併し、コーエーテクモゲームスが誕生した[18]。合併時に開発部門が(新)コーエー、(新)テクモに分離されたが、「更に柔軟かつ機動的な開発体制へと変えていく必要がある」として、2011年4月に再度吸収合併された[19][20]。
下記では家庭用ソフトで販売本数の多いソフトを記す。
また、テクモ社長が兼任して作られた子会社の『サリオ』ブランドで、セガ・マークIII時代のセガの唯一のサードパーティとして「アルゴスの十字剣」「ソロモンの鍵」を発売した。
(全て過去のもの)
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