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Xbox 360用アクションゲーム ウィキペディアから
『NINJA GAIDEN 2』(ニンジャ ガイデン2)は、Team NINJAが開発、テクモから発売された3Dタイプのアクションゲームである。通称「ニンジャガ2」。テクモのXbox 360ソフトとして最後の作品となる。
前ハードであるXbox専用ソフトとして好セールスを記録した前作『NINJA GAIDEN』(後にアップグレード版の「NINJA GAIDEN BLACK」とPlayStation 3用に「NINJA GAIDEN Σ」が発売された)の続編として、ゲームの売りである難易度の高さとそれに比例した高いゲームバランスを継承しており、演出面も次世代ハードに相応しく徹底的な強化が成されている。
主人公リュウ・ハヤブサが振るう武器や忍術、システムについても調整が施され、新しい武器・忍術の追加に伴い幾つかの武器やシステムが廃止された。
一つの舞台で戦いを展開した前作と違って世界中を巡る物語となっており、一度クリアしたステージは再訪しない一方通行のステージクリア方式となった。ステージの内容も前作が探索要素が強かったのに対して一本道の構成になっている。
ストーリーは前作よりも忍者龍剣伝シリーズを想起させる要素が強く、特に『忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣』とはいくつかのキーワードも共通している。
攻撃によって敵の四肢が欠損するという描写があるため、日本でのレーティングはCERO:Zとされている。この描写に対してTEAM NINJAを率いていた、監督の板垣伴信は「ゲームシステム上(敵にとどめを刺す「滅却の法」の発動条件として)必要な表現である」とコメントしており、日本語版においても一切の表現規制を行っていないと明言している。
また板垣監督はこの作品をもって、「NINJA GAIDEN」シリーズは終了と発表し、それを裏付けるかのように本ゲームの発売日を境にテクモを退社。同時に社に対して成功報酬未払いにおける訴訟を発表した。しかし2010年、新生Team NINJAによって続編の『NINJA GAIDEN 3』が発売された。
2008年7月末の追加コンテンツとタイトルアップデートにてゲームの進行を妨げる問題が起こり、修正パッチのリリースに1ヶ月以上も要した。
2009年にPlaystation 3で新要素を追加したリメイク版の「NINJA GAIDEN Σ2」が発売された。
CIAのエージェント・ソニアは、闇の一族が邪神を復活させようと暗躍し始めたことを知り、龍の末裔である隼一門の超忍リュウ・ハヤブサに知らせるべく、東京のアンティークショップ「村正」へ行くが、店主のムラマサからリュウがどこにいるか知らないと返される。直後、龍の末裔の宿敵である地蜘蛛一族の追っ手「闇の羅刹」が店を襲撃する。リュウは駆け付けるが、ソニアは「闇の羅刹」にさらわれてしまう。ムラマサから事の成り行きを聞いたハヤブサはソニアを救出するため、高層ビルに巣食う地蜘蛛一族に対し闘いを開始した。
ソニアが連行された場所を特定したリュウは、上位の魔神集団・四殺重鬼王のひとり、血のエリザベートがソニアをヘリに乗せようとしていたのを見つける。「闇の羅刹」の妨害をくぐりぬけたリュウはエリザベートに向かって手裏剣を投げる。手裏剣で顔を傷つけられたエリザベートは怒ってエリザベートを落とし、リュウが受け止める。
エリザベートがその場を去った後、ソニアから事情を聴いたリュウは里へ駆けつける。
一方隼の里では、リュウの父ジョウが地蜘蛛一族の頭領・幻心との戦いに敗れ、邪神像を奪われてしまう。幻心はエリザベートに邪神像を渡す。
最初は幻心とリュウが戦っていたが、ジョウが幻心の相手をし、その間にリュウがエリザベートを追った。
その後、邪神像の封印が解かれ、多くの怪物が復活した。リュウがエリザベートを追ってやってきたニューヨークでは、四殺重鬼王の一人・電撃のアレクセイが大好きな自由の女神の側で、雷を轟かせ、怪物たちを発生させていた。激闘のさなか、ソニアから情報を得たリュウは、自由の女神の頂上で、アレクセイと対決する。
ソニアの操縦するヘリに乗ってニューヨークを後にしたリュウは、西欧の水の都へ行く。そこは、四殺重鬼王のひとり・嵐のヴォルフが占領しており、自分より強い奴を呼べと手下の人狼たちに命令していた。激闘の末、リュウはヴォルフのいる玉座に到着する。そして、多くの人狼の観衆が集うコロセウムにて、リュウはヴォルフを一騎打ちの末に撃破する。怒った観衆たちが観客席を超えてリュウに殺到する中、リュウはヴォルフの武器である大鎌・エクリプスで応戦する。遅れて到着したソニアの援護射撃ののち、リュウはヘリに乗って水の都を去った。
リュウとソニアは、地蜘蛛一族がさる重工に作らせたう飛行要塞ダイダロスに侵入し、幻心と再び対決する。リュウは幻心のもとにたどり着くまでに要塞の機器を次々とこわしていったため、戦いの最中にダイダロスが壊れてしまう。幻心はそのまま墜落した一方、リュウたち2人は脱出に成功する。
北欧のとある町にて、四殺重鬼王のひとり・炎のゼドニアスが軍隊を一掃する。到着したリュウはゼドニアスと戦う。人類に火を授けたと豪語するだけあって、ゼドニアスは火炎攻撃を繰り広げるが、リュウの浄化の炎によって消滅した。
その後、アマゾンの奥地でエリザベートを見つける。彼女が邪神像を掲げると大瀑布が引っ込み、洞窟が現れる。地蜘蛛忍者に追われつつも、リュウは神殿に到着する。エリザベートを倒した後、幻心の声がする。その発言から里の近くにある富士山で邪神復活の儀式が行われると気づいたリュウは帰国する。
里に戻ったリュウをあやねが出迎え、ジョウから預けられた「龍の勾玉」をリュウに託す。「龍の勾玉」をリュウの得物「龍剣」にはめ込むことで「真龍剣」となり、刀身に秘められた龍の霊力が完全に開放された。リュウはムラマサから激励を受けた後、富士山の頂上で幻心を倒す。その後、リュウは火口から、四殺重鬼王の親玉・兇魔皇帝ダグラダイのいる冥界へと向かう。
富士山内部にある冥界で、リュウはパワーアップしたゼドニアスとヴォルフを倒す。そのころ、リュウからついてくるなと言われたソニアは密かに後を付けていたが、その途中でアレクセイの手に落ち、邪神復活の生贄に捧げられかける。アレクセイを倒した後、リュウはソニアにここにとどまるよう忠告する。さらにそのころ、リュウとの戦いで死した幻心は、エリザベートによって魔神として復活させられた。リュウに倒された幻心は愛刀の邪神剣を託して死亡する。それを携えて先へ進もうとしたところ、エリザベートが現れ、幻心を罵倒し、その遺体を足蹴にする。激怒したリュウによって彼女は倒された。
四殺重鬼王全員の心臓を手に入れたリュウはこれを鍵に、巨大な門を開く。その先には邪神復活の儀式を行っていたダグラダイがいた。リュウに敗れたダグラダイは自らを邪神ヴァーズダーのいけにえにする。これでも血が足りないため、邪神ヴァーズダーは完全な蛹の状態で復活する。リュウはこの蛹を倒すが、腕を負傷した際にこぼれた血により、ヴァーズダーは完全体として復活する。今度こそ邪神を倒したリュウはソニアと2人で富士山を脱出した。
前作で戦ったマルバス、ドーク、アルマなどの重鬼卿より更に高位の魔神。封印されていたはずだが再びこの世に甦る。かつて龍の一族との戦いに敗れたことにより、その子孫である隼一門の忍者達も激しく憎悪している。
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