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日本のゲームメーカー ウィキペディアから
株式会社タイトー(英: TAITO CORPORATION)は、アミューズメント施設の企画、運営を主な事業内容とする日本の企業。スクウェア・エニックス・ホールディングスの連結子会社。コンピュータエンターテインメント協会・日本アミューズメント産業協会正会員。
本社が入居している新宿イーストサイドスクエア | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒160-8447 東京都新宿区新宿六丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア2F 北緯35度41分48.3秒 東経139度42分29.5秒 |
設立 |
2009年6月1日 (株式会社ES1) 創業は1953年8月24日 (太東貿易株式会社) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1011001060972 |
事業内容 | |
代表者 | 代表取締役社長 岩木克彦 |
資本金 | 5000万円(2024年3月31日現在)[1] |
売上高 |
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営業利益 |
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経常利益 |
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純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 | 776名(2024年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 100% |
関係する人物 | |
外部リンク |
www |
特記事項:現法人は、「株式会社タイトー」を名乗る法人としては登記上3代目にあたる。 |
本項では、1953年に設立され2006年に法人格が消滅した初代法人、旧称が株式会社SQEXで2006年に初代法人を吸収合併した2代目法人、株式会社ES1として設立され2010年に事業を継承した3代目法人について、まとめて記載する。
2020年現在の主な事業内容は下記の通り。
日本におけるコンピューターゲーム業界の草創期から携わり、今日まで様々なプラットフォームにおいてゲーム機用商品の開発・製造・販売を行ってきた、老舗ゲームメーカーのひとつである。
コンシューマーゲーム向けのタイトルもファミリーコンピュータの時代から多数リリースしていた。2010年にリリースされた『みんなの水族館』を最後にすべてのコンシューマーゲーム事業をスクウェア・エニックスに統合し、9年間にわたり新規タイトルのリリースはなかったが、2019年の『ダライアス コズミックコレクション』にて、9年ぶりにコンシューマーゲーム向けのタイトルをリリースした。
かつては「研究所」や「開発センター」と称するアーケード/コンシューマーゲームの開発拠点が、中央(横浜市港北区綱島)・熊谷・大阪・海老名に存在した。熊谷と大阪は、1995年3月に中央に吸収される形で閉鎖され、中央も2001年3月に「海老名開発センター」に機能移転され廃止となった。海老名開発センターは、2014年11月にTAITOTECHのフィールドサービス拠点である「中央TSC/湘南TSS」と統合し、厚木市内へ移転して「厚木テクニカル&ロジスティクスセンター」となり廃止された。一時期、海老名開発センター内に、当時関連会社だったバルテックの海老名工場が存在していたことがある[14]。熊谷以外は土地建物が売却され現存しない。
熊谷研究所が存在した「タイトー熊谷ビル」には、アミューズメント筐体のフィールドサービス(保守)を扱うタイトーテック部門と、直営のアミューズメント店「セイタイトー熊谷Do館」が同居していた。2000年代後半ごろには店舗が閉店され、タイトーテックの拠点として存続している。2012年から2023年9月まではレトロアーケードゲームの同人サークル「アーケードゲーム博物館計画」に倉庫の一部区画を貸借し、同会有志によって不定期にコレクションが公開されていた[15]。なお、タイトーは敷地を貸し出しているに過ぎず、サークルとの運営上の関係は一切持たない。
1988年8月24日からロゴデザインを、従来の下向き五角形の「TAITO」から、現在の青い上向き三角形の「TAiTO」に変更した。「A」はアミューズメントの頭文字と人間の形をイメージし、Aから飛び出てiの点となるボールはアイデアを生み続ける想像力と業界をリードする積極性を示すものである[16]。なおロゴはその後1992年に商標登録され、Oの末尾に小さく「Ⓡ」と付けるようになった。
2010年代からは1988年8月以前に発表した作品に関する製品等の一部で旧ロゴを使用しているものもある[17][18]。
初めて世に出た際のプラットホームがアーケード・家庭用ゲーム機だった作品を列挙。
EZメロディ(現・究極EZメロディ)において、EZweb最初の商用着信メロディサイトをスタート。以降、多くの「ぐるメロ」ブランドで音楽系のサイトを数多く展開中。スマートフォン隆盛の昨今においてもDocomoの直感アプリに対応した「直感ギター」や、フラッシュを使った「オトdePON」、浜崎あゆみの専属ネイリストとコラボレーションした「LOVEキラ」などを継続的に開発している。
ゲームではゲームセンターブランドと同じ「タイトーステーション」の名を冠したサイトを開設。スペースインベーダーやパズルボブルなどタイトーの名作ゲームを揃えているほか、『ひぐらしのなく頃に』など、タイトー開発以外の有名なタイトルも多く配信している。
現在は配信終了したものもあり。
以下のゲームは全てAndroid・iOS(iPhone / iPad)向け。 2010年代初頭頃よりスマートフォン(以下“ スマホ ”)用にも主要ゲームを移植・配信開始。2014年よりは本格的にスマホ用ゲームの開発に力を入れる事を表明。同年末からは完全オリジナルゲーム『アイドルクロニクル』の配信を開始した(2016年5月終了)。
2017年からは「たけしの挑戦状」や「レイフォース」など、過去にタイトーが出したゲームを配信する「TAITO CLASSICS」もスタートしている。
全国各地で、「タイトーステーション」や「ハロータイトー」などの名前でゲームセンターなどのアミューズメント施設を展開している。「タイトーステーション」の内、フランチャイズ店に関しては「タイトーFステーション」の名称となっており、共和コーポレーションやレジャランなど、独自の自社ブランド(「アピナ」や「ゲームパニック」など)で店舗を展開している企業が運営している店舗もある。タイトーのフランチャイズ店1号店は、甲府グランパーク店である(大統が運営、閉店済み)。
新潟県、岐阜県、群馬県、福島県、山梨県、福井県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、岡山県、山口県、高知県、佐賀県の13県に所在する店舗は全てフランチャイズ店である。なお、タイトー直営からフランチャイズへ転換した店舗(野市、プレイロットジョイ、上越等)もあれば、逆にフランチャイズからタイトー直営に転換した店舗(イオンタウン水戸南)もある。
ボウリング事業としてX-BOWL(釧路、小田原)、仙台ベガロポリス店併設の3店舗を運営している。
また、クレープ屋のマリオンクレープを併設する店舗も存在。溝の口店・秋葉原東西自由通路店は「ピコクレープ」と屋号が異なり、ソーシャルゲーム「アリス・ギア・アイギス」などコラボレーション商品を取り扱っている。
プリントシール専門店「brooming」を展開。現在は浜松メイワン店(静岡県)、大須店(愛知県)、アリオ八尾店(大阪府)など15店舗を運営している。次いで、広島本通店(広島県)がオープン。
カプセルトイ専門店「ガチャステ」をタカラトミーアーツ、ペニイと協業で展開[19]。2023年6月12日現在、BIGBOX高田馬場、府中くるる(東京都)、大須(愛知県)など19店舗を運営している[20]。
直営店の内、タイトーステーション盛岡マッハランド店、タイトーステーション溝の口2号店(閉店)、タイトーステーションファボーレ婦中店、タイトーステーション広島紙屋町の4店は前述の通りTSS(アーケードゲームのサービス拠点)も同居している。秋田県、山形県、鳥取県、島根県、宮崎県、沖縄県の6県には店舗自体が存在しない。
2008年以降、随時「タイトーステーション」への統一が行われており、現在営業中の「タイトーステーション」の中にはかつて「セイタイトー」「タイトーイン」「TiLT」「リトルファンタジー」等の名称だった店舗も存在する。このうち「タイトーイン」名義の店舗については、2018年1月に最後の店舗だった「タイトーイン綾瀬」が「タイトーステーション綾瀬店」に名称変更(後に閉店)したことをもって消滅している。「TiLT」は川崎、高田馬場で営業をしていたが、TiLT川崎の閉店後、高田馬場はタイトーステーション高田馬場へ屋号を変更している(後に閉店)。
子供向け店舗では「らくがキッズ」「キッズランド」「プレイランド」「キッズパーク」「ファミリーランド」「キッズインタイトー」等様々な名称を使用。「ハロータイトー」名義は現在釧路貝塚(北海道)、むつ、イオン七戸十和田駅前(青森県)、南流山(千葉県)の4店舗。
府中市にある府中くるる店は、454台、794ブースのクレーンゲームを設置し、これが「単一会場におけるクレーンゲーム機の最多数」としてギネス世界記録に認定された[21]。府中くるる店が1周年となった2021年からタイトーは「クレーンゲーム選手権」を開催し、優勝者に称号「タイトークレーンゲームアンバサダー」を贈呈している[22][23]。
吉祥寺の「プレイロットジョイ(現・タイトーFステーション吉祥寺JOY店)」や、秋葉原の廣瀬無線電機のビルに入居している「Hey(Hirose Entertainment Yard)」、三郷市の「ラクガキ王国 三郷」、石川県の手取フィッシュランド ゲームコーナー、福島県のTAC郡山(タイトーアミューズメントシティの略称。2021年2月13日に発生した福島県沖地震による建物被害の影響を受け閉店)など、タイトーの名を冠していない直営店も数店存在する。
また、既存の大須店より後に旧・フェドラ大須の経営を引き継ぐ形でオープンしたタイトーステーションフェドラ大須店が存在。立地が非常に近い事から、旧店舗の屋号がそのまま残された唯一の店舗となっている。
2018年8月24日、創立記念日に合わせ、スタッフの制服を10年ぶりに新しくした[24]。
タイトーオンラインクレーンは、株式会社タイトーが運営するオンラインクレーンゲームサービス。略称は「タイクレ」。タイトーステーションでのクレーンゲームの運営ノウハウ、ゲーム開発ノウハウ、クレーンゲーム用景品の開発や生産を行うマーチャンダイジングのノウハウといった、これまでのタイトー事業の強みを生かし、2018年2月21日にスマートフォンアプリ版のサービスを開始。会員数400万人以上[25]。
日本オンラインクレーンゲーム事業者協会の適格認証制度の認証済み。
ブラウザ版、iOS版、Android版、Yahoo!ゲーム版
プレイヤーは、スマートフォンやPCなどから、欲しい景品の台を決め、リアルタイムでクレーンゲーム機に設置されたカメラの映像を見ながら、操作画面で方向ボタンを押してアームを遠隔操作することで、景品を獲得する。カメラ映像は前画面と横画面を切り替えながらプレイできる。獲得した景品は、配送チケットを使用することで、週に1回無料で配達される。
小芝風花(2021年8月~)
王林(2022年8月~)
なえなの(2024年4月~)
1990年よりカラオケ事業に参入し、1992年に業務用通信カラオケ「X2000」をリリース。2006年に業務用カラオケ事業を分社し、既に関連製品の共同開発や楽曲の相互提供を行っていたエクシングに譲渡し業務用カラオケ事業からは一旦撤退した。その後、2011年にアミューズメント施設向けの小型カラオケボックス「ちょいKARA」を導入した(楽曲提供や機器などはエクシングと第一興商が担当)。
家庭用は1995年の「X-55」から参入。各種情報の閲覧や内蔵されているゲームのプレイが可能といった、タイトーならではの機能も打ち出していたが、2012年にサービス終了した。またこれとは別に、DVDによるカラオケ教室(通信教育の類)やパソコンによるカラオケ動画配信も一部のサイトで僅かに行っていたが、これも2013年頃までに姿を消している。
全て過去のもの。現在タイトーがスポンサーに入っている番組はない。
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