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『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』は、2007年6月21日に稼動開始したスクウェア・エニックスのトレーディングカードアーケードゲーム。その後、2008年12月3日より『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』、2010年1月15日より『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードIIレジェンド』として展開した。
ジャンル | トレーディングカードゲーム |
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対応機種 | アーケードゲーム |
開発元 | ロケットスタジオ |
発売元 |
スクウェア・エニックス タイトー |
プロデューサー | 市村龍太郎 |
ディレクター | 吉田直樹 |
人数 | 1 - 2人 |
稼働時期 |
初作 2007年6月21日 - 2008年12月2日 II 2008年12月3日 - 2010年1月15日 IIレジェンド 2010年1月15日 - 8月31日 |
システム基板 | TAITO Type-X2 |
ドラゴンクエストシリーズ初のアーケードゲーム。シリーズの本編第8作『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』に登場した「モンスター・バトルロード」をアーケードゲーム化した作品である。
スクウェア・エニックスとタイトーの経営統合のコラボレーション第一弾作品。企画・プログラムはロケットスタジオ。グラフィック・カードデザインは界グラフィックス。システム基板はTAITO Type-X2。プロデューサーは『VIII』でもプロデューサーを務めた市村龍太郎、ディレクターは本作の展開終了後に『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターを務めることになる吉田直樹。『VIII』及び『少年ヤンガス 』と同様、完全3Dとなっており、トゥーンレンダリングの技法が採用されている。
筐体には1プレーヤー用と2プレーヤー用に、赤と青のボタンが左右にそれぞれ備えられており、中央には「王者の剣」を模した巨大な剣が差し込まれている(続編の『バトルロードII』以降は「天空の剣」を模した剣になっている)。
プレイヤーチーム同士の対戦ができる筐体も存在し、全国各地で「勇者認定戦」というトーナメント方式の大会が開催されている。大会に参加するとバッジと、大会限定モリーセレクションカード4種類からランダムで1枚もらえる。トーナメントに優勝すると金、準優勝すると銀の勇者認定証が授与される。毎回大盛況で、参加者は抽選で決定された。全国大会も開かれ、優勝者は魔界からの使者ダリー&ジョリー[注釈 1]とのエキシビジョンマッチを行った[2][3]。
『II』と『レジェンド』では、稼動から1ヶ月後に「その章の後期」に移行していた。後期は排出カードは同じだが、一部敵キャラクターの変更が行われており、大魔王が1種類追加されている。『レジェンド』においてはレジェンドクエストも追加されている。
『よみがえる伝説』『逆襲の魔王』『勇者たちの挑戦』終了間際に発行元のカードが無くなり、一部店舗でカード完売による稼動停止という事態が相次いだ。対策として以前のカードの排出を店舗に依頼し、過去のカードを排出する旨の注意書きを添えた上で稼動を継続した[5][6][7]。(店によっては『I』のカードを排出したこともある)
『I』に登場したモンスターカードは、『第一章 進化の秘法』から『逆襲の魔王』までに全てノーマルカードで復刻されている。
メーカーとしての稼動終了日時は2010年8月31日だが、実際にはその後も稼動を続けている店舗が多数存在した。2010年9月20日を以って筐体の回収が行われ、名実共に稼動は完全に終了した。
このゲームは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターが描かれた専用のカードを使ってプレイする。
コインを入れると、まずカードが1枚手に入る。対戦をせずにカードのみを購入することもできる。
自分の持っているカードをゲーム筐体に読み込ませると、カードに描かれたモンスターを、ゲーム内で敵のモンスターと戦わせることができる。対戦は3対3で行われる。自分の持っているカードが3枚に満たない場合は、足りない分の味方モンスターをコンピュータが自動で補う。HPはモンスターチームで共有し、0になった時点で敗戦となる。
山に生息するモンスターなど生息地が同じモンスターや、ドラゴン・悪魔など同じ種族のモンスターなど、何らかの共通点を持つモンスター3体を組み合わせることで、組み合わせに応じた能力アップの効果を得られる。
『II』ではモンスターのほかに主人公を戦闘に参加させることができるようになった。職業は戦士や魔法使いなど数種類が存在し、職業によってモンスターの一部の技が変化するようになった。また、対戦に勝利すると経験値がもらえ、経験値が集まるとレベルアップし、HPや力などの能力がアップする。
モンスターに命令を与えるとき、特定の技を組み合わせると強力な「必殺技」が発動し、相手に大ダメージを与えることができる。2Pモードの場合、6体の技を組み合わせた「究極必殺技」の発動も可能である。
モンスターに命令を与えていき、ゲーム画面右下の「ゆうき」ゲージが満タンになると、筐体に刺さっている剣がせり上がる。その剣を押し込むと、「とどめの一撃」が発動する。この時自分の持っているカードを1枚挿入すると、カードに応じてグラフィックが変わり、与えるダメージ量も変動する。
お互いにオーブがあり、両者の「ゆうき」がゼロ及び満タンではない時、チームに命令を与える際にゆうきスロットルをひねると「つばぜりあい」が発動する。最初にそれぞれの「ゆうき」を賭けて(ゲージが下がって)剣がせり上がり、その剣を押し込んでランダムに上下するバーを止め、「連打倍率」を決定する。その際にゆうきスロットルをひねると、さらに「ゆうき」を賭ける代わりにバーの上下幅が大きくなる(この動作は2回まで可能)。その後、一定時間赤青のボタンを連打して対決を行う。この時「連打倍率」に応じてボタンの強さが決まる。競り勝った側は賭けた「ゆうき」が戻り、競り負けた側は賭けた「ゆうき」を失う。またつばぜりあいを行った主人公キャラや魔王・大魔王はそのターン他の行動ができなくなる(これを利用して相手の能力強化後等、攻撃を受けたくないターンの行動を強制的に封じるテクニックもある)。つばぜりあいができるのは1度の戦闘で1回のみ。 また、両者のとどめの一撃が同時に発動した場合もつばぜりあいが発生(既につばぜりあいを使用していても発生)。競り勝った側が先にとどめの一撃を発動し、負けた側がそれに耐えれば後攻でとどめの一撃を放つ。このつばぜりあいでは連打倍率の調整は行われない。なお、どちらか一方でも魔物使い・モンスターマスターの場合はつばぜりあいが発生せず、「かき消された」と表示され何も起こらないままターンが終了する。
また、一試合は最大6ターンまでであり、それでも決着が着かなかった場合は残りHPが多い方の勝ち、同じ場合は1ターンだけの延長戦に突入、それでも同じ場合は両者敗北となる。魔王をはじめとするボス戦の場合は、『I』では残りHPに関係なく敗北となり、『II』以降は敵が再度行動し、ダメージ9999の攻撃(防御・回避不能)を仕掛けてきて、強制的に敗北となる。
まず、第一回戦を戦い、勝ち進むと決勝戦となる。戦闘終了時には戦闘の評価が星マークとメッセージで表示され、それに比例した数値の経験値を獲得する。決勝戦勝利後、ある基準を満たしていれば、「魔王」と呼ばれるボス格の魔物たちと戦うステージに進む[注釈 2]。魔王との戦いは3対1であるが、魔王は能力値が非常に高いうえ、技も多彩なため、弱点等の特性を熟知していないと勝つのは難しい。特定の魔王を倒すと、さらに強い大魔王が出現する。 『II』以降では、冒険の書を使用した状態で大魔王を倒すと、討伐数が記録されるようになった[注釈 3]。また、それとは別に筺体ごとの討伐数も個々に記録され、それが一定数を超えると真の力を解放して技・能力の強化が施された真大魔王が出現する。大魔王を倒すとエンディングが流れ、その章で新規登場した真大魔王を倒した場合はエンディングの内容が次章の予告に変化する。
基本となるカード。バトルに参加するモンスターを召喚する。同じモンスターを2体以上チームに組み込むことは出来ない(2人プレイでも同様)。『I』ではノーマル・ゴールド・プラチナ・ロトの4種類のコレクションが存在し、普通に使用する際の能力は変わらないがダブルスキャン(マスターダブルスキャン)の効果が異なる。また、ロトコレクションは所謂レアカードで、描かれているイラストと文字が箔押しのデザインとなっている。『II』以降はノーマルとロトの2種類のみとなった。物によってはラミネート使用のカードも存在するが、見た目が違うだけで性能は通常のコレクションと同じである。
『II』より登場。主人公が装備するアイテムのカード。武器・鎧・盾の3種類があり、装備した武器によって主人公の職業と使える技が決定する。盾は能力には影響しないが、相手の攻撃を一定確率でガードすることがある。
命令を与える際に読み込ませると、歴代ドラゴンクエスト作品に登場したキャラクターが助っ人として現れて味方チームを助ける。使い方次第で戦況を有利にすることが出来るが、1回の戦闘につき1度しか使えない。「SPカード」と表記されることが多い。スペシャルカードにも一部を除きモリーセレクションが存在するほか、『I』に登場した18種類には、鳥山明がイラストを手掛けた「ロトSPカード」がそれぞれ存在する。
『レジェンド』シリーズで初登場した特殊なSPカード。原作である『ドラゴンクエスト』(第1作)〜『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』までの9作品をモチーフにした全9種類が存在し、スキャンすると、それぞれの作品にちなんだSPカードの効果がランダムで発動する。また、とどめの一撃の際にスキャンした場合は、その作品の主人公のとどめの一撃が発動する。
カードの名前はどれも原作のサブタイトルと同じものになっており[注釈 4]、描かれているイラストも、原作のパッケージイラストをベースにしたものである[注釈 5]。
『レジェンド』シリーズで初登場したカード。筐体からは排出されず、ニンテンドーDS版ゲーム作品や関連グッズの付録として収録された。歴代の勇者やその仲間をプレイヤーとして使用できるようになる。種類によっては仲間のモンスターが付いていることもある。以下のような特徴がある。
『逆襲の魔王』で初登場したカード。歴代の魔王をプレイヤーとして使用できるようになる。種類によっては仲間のモンスターが付いていることもある。以下のような特徴がある。
『勇者たちの挑戦』で登場したカード。歴代の大魔王がイラストに描かれているが、レジェンド魔王カードとは異なり、スキャンするとその大魔王とバトルができるようになるというものである。特徴は以下の通り。
2人プレイで使用する場合は、通常通りスキャンすることでプレイヤーが大魔王を使用可能となる他、プレイヤー1の最初のスキャン時に赤ボタンを押しながらスキャンすることで、1人プレイ時と同様にバトルを行うことができる。プレイヤーとして使用する際の特徴は以下の通り。
なお、『I』のキャンペーンにおいても一部の大魔王カードが登場しているが、こちらは背景やBGMを変更するためのもので、レジェンド大魔王カードとは別物である。
雑誌等の関連商品の付録や、キャンペーンの景品として配布されたカード。通常のカード(筺体から排出されるもの)とはデザインが異なり、モリーマーク(『I』では緑、『II』以降は赤)が箔押しされている。「合体モンスターカード」「武具セット装備カード」等、モリーセレクション限定のカードも存在する。
ステータス等は通常のものと変わらないが、モンスターカードのモリーセレクションは、ダブルスキャン(後述)を行うことができない(マスターダブルスキャンは可)。
『II』より、箇体画面モニター下にあるスロットに、専用のICカード「冒険の書」を差し込めるようになっており、様々なゲームデータを保存出来るようになった。最初に冒険の書を読み込ませた時のみ、プレイヤー名の入力画面になる。この時付けた名前は以降変更する事はできない。 冒険の書を差し込んだ状態でゲームをプレイし、バトルに勝利すると経験値が入り、一定まで溜まるとその時の職業がレベルアップし、ステータスが上昇する。 箇体にお金を入れる前に冒険の書を差し込む事で以下の選択肢が表示される。
『II』からは主人公が戦闘に参加するようになり、カードをスキャンする段階で職業を選択するようになった。それぞれの職業が固有の能力を持ち、経験値を稼いでレベルを上げることができる。全部で11種類の職業が存在し、職業によって能力が異なり、モンスターの特定の技を「第3の技」に変更できる。また、主人公以外のキャラクターが特定の職業についていることもあり、ライバルチームの一員としてバトルに乱入してくることもある。
初期状態で使用することができる職業。
初期状態では使用することができず、ある条件を満たすと使用することができる職業。使用する際には条件を満たした冒険の書が必要になる。上級職を使用するためには、「ダーマの神殿チャレンジバトル」という特殊な対戦に勝利する必要がある。このバトルでは過去のシリーズに登場した人物が対戦相手となる。
上級職でさらなる経験を積んだ者だけが挑戦できる職業。上級職同様、「ダーマの神殿チャレンジバトル」に勝つことで転職できるようになる。
本作では、過去のシリーズの楽曲が使用されている。過去のバージョンのBGMは、その曲が記されたキャンペーンカードをスキャンすると聴くことができる。魔王戦のBGMの種類は背景に従う(竜王の城なら『戦闘』、デスタムーアの城なら『敢然と立ち向かう』というようになるが、エビルマウンテンの場合のみ例外で、本来のBGMである『不死身の敵に挑む』はつばぜりあいやとどめの一撃で使用されているため、本来は『VI』のBGMである『魔物出現』で代用されている。これは魔王の種類が違う2人プレイにおいても変わらない)。
ビクトリーで追加されたモンスターに関しては、こちらを参照
プレイヤー・進行役以外のキャラクターはスペシャルカードをスキャンすると登場し、攻撃してくれる。「とどめの一撃」の際にこれらのカードをスキャンすると、通常とは違う大技を繰り出す。
原作で主人公だったキャラクターは、本来プレイヤーごとに名前が異なるため、本作では原典のスクリーンショットや書籍等で用いられる名前(いわゆるデフォルトネーム)が使用されている。
登場SPカード 秘剣ドラゴン斬り ロトの紋章 とどめの一撃 必殺Vカッター 勇者集結 奥義ダブルインパクト(ビクトリーのみ)
登場SPカード いなずまの剣 ルビスの守り とどめの一撃 ミナデイン 勇者集結
登場SPカード はやぶさの剣 風のマント とどめの一撃 ミナデイン
登場SPカード ラーのかがみ 水のはごろも まりょくかくせい(ビクトリーのみ) とどめの一撃 ミナデイン
巨大な1体のモンスター。
特定の3体のモンスターを組み合わせると、プレイヤーキャラとして使用することもできる(モンスター登録による順番は関係ない)。通常のモンスターに比べて能力が格段に高く、赤ボタンで発動する技が2回連続攻撃であるなど非常に強力であるが、行動回数が少ないためゆうきゲージが溜まりにくく、1体で戦うために状態異常が命取りになるなどの欠点も存在するため、それらをいかに克服するかが鍵となる。また、一部のキャンペーンで配布されている合体モンスターのカードをスキャンすると、その1枚で合体モンスターを使用可能となる。なお、合体モンスターにはダブルスキャンや称号による能力強化は(『ビクトリー』ではおしゃれ着の効果も)適用されない。
また、戦闘中に合体モンスターの基となるモンスター2体と主人公が戦闘メンバーに居る状態で、最後の1体のモンスターをスキャンすると合体モンスター召喚が発生し、合体モンスターの技が一時的に発動して相手にダメージを与えることができ、通常の技にはない特殊効果が発生することもある。合体モンスター召喚はスペシャルカードの使用と同じ扱いのため、既にスペシャルカードを使っている場合は召喚できず、(逆もまた然り)召喚したターンは他の行動が出来ない。
前述のレジェンド魔王カードをスキャンするとプレイヤーとして使用できるようになる。詳しくは上述。
原作ではラストボス、あるいは隠しボスとして登場したキャラクター。各『レジェンドクエスト』を条件を満たしてクリアしたのち、後述のレジェンド6体合体を利用する、あるいは前述のレジェンド大魔王カードを使用すると、プレイヤーとして使用できるようになる。
2010年1月15日から稼動開始の『レジェンド』で新登場のモード。(従来の一連のバトルを「バトルロードモード」と名付け区別)歴代ドラゴンクエストシリーズの名場面を再現できるモードであり、バトルロードの戦闘ルールにのっとってナンバリングタイトルの敵キャラと戦っていく。8章構成で、1クレジットで2章分までプレイできる。
特徴としては、スキャンするモンスターおよび主人公の職業は自由だが、スペシャルカードはその作品のキャラが描かれているカードしか使用できないということである。例えば『レジェンドクエストI』なら、『ドラゴンクエストI』(剣神ドラゴンクエスト)の「ロトの血を引く者」が描かれているカードしか使用できない。
このモードでは、通常のバトルロードモードでは登場せず、プレイヤーが使用することができない敵専用のモンスターや、プレイヤーが実現できないチームの組み合わせ(同じモンスターを複数、本来合体するはずのチーム等)が存在する。また、バトルロードモードでは魔王は必ず単体で出現するが、このモードでは作品によってはしもべを引き連れている場合もある。
魔王・大魔王の使用する技はルーン文字で表記されていて、行動するまでどの技を使用するかわからない。
クリアした際にランク付けがされ、もう一度プレイすると魔王・大魔王との戦いのみを楽しむことができる。戦闘数はレジェンドクエストによって異なり、2戦(魔王→大魔王)の場合と、3戦(魔王や中ボス戦後の後に大魔王戦を行う、または大魔王が2戦ある)を行う場合がある。さらに、高いランクでクリアすると、バトルロードモードのチャレンジバトル(2人プレイ)で大魔王をプレイヤーとして使えるようになり、その方法が明かされる。
レジェンドモードでは下記の他作品との連動には対応していない。
斜体はレジェンドモードのみに登場するモンスター。
※ゲーム台で通算で30回以上通常大魔王を倒していた場合、かつ「魔王戦からはじめる」でプレイしている場合、真大魔王が登場することがある。
先述の通り、レジェンドクエストを高ランクでクリアすることで大魔王を召喚することが可能となる。召喚は合体モンスターと同様の形式で行われ、クリア時にカードの組み合わせ・順序が明かされる。基本的にはモンスターのみであるが、デスピサロに限り、スペシャルカードの進化の秘法を使用する。対応したレジェンドクエストで高ランクを取った冒険の書が必須で、必要なカードだけを知っていても召喚は不可能である。2Pチャレンジバトルでの召喚となるが、冒険の書は1枚しか使用しない。
通常の合体モンスターと違い、スキャンする順序は固定されており、1度でも間違えれば召喚失敗となる。また、最初の一枚をスキャンする際はゆうきスロットルをひねりながらスキャンする必要がある(2枚目以降はスロットルの操作は不要)。成功するとモリーのメッセージと共にスキャン画面が変化するため、判別は容易。召喚成功後はレジェンド大魔王カードを使用した場合と全く同じ仕様であるため、該当する大魔王カードを所持している場合はこの6体合体が必要なくなる(レジェンドクエストをクリアする必要もない)。
『ビクトリー』ではレジェンド6体合体が廃止され、大魔王を使用するにはレジェンド大魔王カードが必須となった。
『II』の第5章から、超連動と題した『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』との連動要素が開始した。バトルロードで大魔王戦まで進むと、筐体の上にあるドラゴンの目が赤く点滅する[注釈 17]。この時『IX』ですれちがい通信をすると、筐体で戦っている大魔王と『IX』上で戦える「宝の地図」が手に入る。手に入る大魔王の地図は以下の通り。
※現在は全て『IX』の通常プレイ及び追加クエストでも入手できるが、多くは一度きりであり、こちらは無限に入手することができる。
レジェンド『逆襲の魔王』から、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』との連動要素が開始。『IX』との超連動同様、すれちがい通信にて受信を行う。バトルロードで特定の魔王戦に進むと、筐体のドラゴンの目が点灯する。このとき『ジョーカー2』ですれちがい通信をすると、戦っている魔王と『ジョーカー2』上で戦えるようになるチケットが手に入る。このチケットで戦闘するモンスターはスカウトして仲間にすることができる。チケットを入手できるのは1日3回までで、この戦闘は「思い出の戦い」に保存することが出来ないため一発勝負となる。
なお、2010年5月14日の稼動直後、筐体の設定がなされておらず連動ができない(プレイ前に判別はできない)という不具合が多発した[注釈 18]。
手に入る魔王のチケットは以下の通り。
※勇車スラリンガルに限り、自分が使用している場合でも連動することができる[8]。
本作は、携帯電話アプリでも配信されている。携帯電話版でもアーケード版と同様のカードバトルが可能。携帯電話のカメラでアーケード版のモンスターカードを撮影することにより、そのカードのデータをアプリに取り込むことができる(後に贈り物機能が追加されたため廃止)。ただし、携帯電話アプリではアーケード版のようにスペシャルカードを使うことは出来ない。その代わり、モンスターに新たな特技を覚えさせることができる「特技カード」と、モンスターの性能を強化する「装備カード」がある。その他の独自の点は以下のとおり。
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