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Lavca(ラブカ)は、タイトーが2003年4月に発売した業務用通信カラオケ機器。世界初の業務用通信カラオケ機器「X2000」の後継機である。
2006年7月1日、タイトーが業務用カラオケ事業を分社化して株式会社JAXを設立、同社の全株式を「JOYSOUND」で知られるエクシングに譲渡した。タイトーとエクシングの両社は以前から商品の共同開発・楽曲の相互提供などで提携してきた。その後、JAXは2007年4月2日付でエクシングに吸収合併され消滅した。現在は同機種およびX2000シリーズの権利はエクシングが持つ。
保守部品の入手が困難になってきたことから、2011年2月28日受付分をもって保守サービスを、同年3月31日をもって配信サービスをそれぞれ終了した。現在は配信サービスが終了しているため、電話・ブロードバンド回線に接続しても使用できない。
「カラオケ人口が減少している中、今後は曲数だけでなく気持ちよくたくさんの曲を歌えることが重要」とし、歌い手の立場に立ったコンセプトで開発された。
オリコンチャート50位以内の楽曲の全曲入荷が行われたが、権利上の理由や、その他の理由で収録されなかった楽曲もある。大手3機種(DAM、JOYSOUND、UGA)ほど配信曲数は多くないが、それでも70,000曲以上を配信しており(2008年11月現在)、3機種と比較しても見劣りしない。
X2000時代に「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)」を配信するなど、マニアックな楽曲にも強みを持つ。同じくエクシングが運営するJOYSOUNDも、同社のSNS「うたスキ」による「リアルタイムリクエスト」などでマニアックな曲が充実してきたが、今なおLavcaでしか配信されていない曲もある。
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