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『嗚呼栄光の甲子園』(ああえいこうのこうしえん)は、1990年にタイトーから発売されたアーケードゲームで、高校野球を題材としたコミカルタッチの野球ゲームである。
8方向レバー、3ボタンで操作する。このうち、根性ボタンが設定されており、根性ボタンを押しながら投球すると剛速球、根性ボタンを押しながら打撃で回転打法となる。いずれもスタミナを大量に消費するため多用できず、スタミナが無い状態では使用できない。また、根性ボタン連打で走者が全力疾走し(走力が上がる)、バントの状態で根性ボタンを押し続けると確実にバントが決まる、といった効果がある。
準々決勝→準決勝→決勝の順に勝ち進んでいく。勝てば次のラウンドへ進めるが、1プレイにつき3イニングまでしかできないため、ゲームを続けるためにはクレジットの追加が必要となる。1回100円のゲームセンターの場合、通常なら1試合ごとに300円かかり、エンディングまでプレイした場合は通常なら900円となる。決勝で勝てばエンディング、負けるか続けずに中断させるとバッドエンディングとなりゲームは終了する。
このゲームにはコールドゲームが導入されている。10点以上差がついた時点でコールドゲームが成立し、試合終了となる。また、延長の場合は18回まで行い、それで決着がつかなかった場合は再試合となる。延長戦をプレイするためにはクレジットの追加が必要である。
選手の体型は5種類で、標準体型、痩身体型、筋肉質体型、矮小体型、肥満体型となっている。投球フォームについては、矮小体型の投手はアンダースローのみ、肥満体型の投手はオーバースローのみ設定されている(他の体型の投手は両方設定されている)。
各選手には投手スタミナと打者スタミナが個別に設定されている。スタミナは通常の投球や打撃でも消費され、前述の根性ボタンを押しながらの投球や打撃では大量に消費される。
各選手の顔データはモンタージュ方式で顔の各パーツの組み合わせで作成されているため、ほぼ同じ顔の選手が何人か存在する。また、エンディングのスタッフロールからもわかるように、北海道代表と東北代表の選手名は開発スタッフの名前(名字のみ)をそのまま使い、顔データも似た顔に近づけている。
選手には内野手、外野手、捕手、投手の設定がされているが、守備位置による守備への影響は無く、例として外野手に内野守備をさせても、エラーが増える事は無い。また、守備交代で野手を投手として登坂させることもできる。
コミカルな演出が多数あり、下記の物以外にも、様々な演出がある。
13チームのうち、1チームを選択してゲームを始める。出場校は架空で、いずれも甲子園初出場という設定である。1990年当時のルールが元になっているため、1チームの選手数は15人となっている。
球場は1990年当時の阪神甲子園球場がモデルとなっているため、ラッキーゾーンが存在する。また、看板には過去に出されたタイトーの自社開発作品(アーケード作品のみ)が多く掲げられている。
ゲーム開始前にあるスポーツニュースの画面には、みのもんたや福井敏雄に類似したキャラが登場する。特に後者は「副胃」という名前があり、喋り方も本家そのものである。それに伴い天気の概念があり、途中で雨が降ったり、大雨の悪天候の中で試合を行う要素がある。
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