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ライトノベル ウィキペディアから
『銀盤カレイドスコープ』(ぎんばんカレイドスコープ)は、海原零による日本のライトノベル。また、これを原作とするメディアミックス作品である。イラストは鈴平ひろが担当。スーパーダッシュ文庫(集英社)より2003年6月から2006年11月まで刊行された。第2回スーパーダッシュ小説新人賞〈大賞〉受賞作[1]。2005年8月に漫画化、10月にアニメ化、ラジオ番組化などのメディアミックスが行われた。
銀盤カレイドスコープ | |
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ジャンル | スポ根[1]、恋愛[2] |
小説 | |
著者 | 海原零 |
イラスト | 鈴平ひろ |
出版社 | 集英社 |
レーベル | スーパーダッシュ文庫 |
刊行期間 | 2003年6月25日 - 2006年11月25日 |
巻数 | 全9巻 |
アニメ | |
原作 | 海原零 |
監督 | タカマツシンジ |
シリーズ構成 | 大和屋暁 |
キャラクターデザイン | 牧内ももこ |
音楽 | 亀山耕一郎 |
アニメーション制作 | カラク |
製作 | アニプレックス |
放送局 | テレビ東京・テレビ大阪・AT-X |
放送期間 | 2005年10月 - 12月 |
話数 | 全12話 |
漫画 | |
原作・原案など | 海原零 |
作画 | 長谷川潤 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | マーガレット |
レーベル | マーガレットコミックス |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル・アニメ・漫画 |
ポータル | 文学・アニメ・漫画 |
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
桜野タズサは16歳の現役女子高生にして、日本屈指の実力を持つフィギュアスケート選手で、オリンピック日本代表候補の一人と言われている。だが、優れた素質と美貌だけでなく、高飛車な態度と毒舌家ぶりもまた一流であることから、マスコミでは「氷上の悪夢」と陰口を叩かれていた。
そんな彼女だが、ある日行われた国際大会で惨敗し、意気消沈して帰国する。東京で普段と変わらぬ学園生活を送っていた彼女の耳に突然、どこからともなく一人の少年の声が聞こえてくる。不審に感じ、辺りを見回したタズサであったが、声の主と思しき人物の姿はどこにもない。なんとその声はタズサの頭の中から響いてくるものだった。声の主の名はピート・パンプス、タズサが大会に出場したその日に事故死し、幽霊となって彼女に憑依してしまったカナダ人の少年だった。
しかも、タズサに憑依してから100日後、彼女が出場を目指しているトリノオリンピックのフィギュアスケート女子シングルの、競技が行われる日の深夜0時にならなければ成仏することができず、その間ずっとタズサと一心同体でいなければならないのだと言う。かくしてタズサは、ピートとの奇妙な同居生活に戸惑いつつもトリノ五輪へ向け、練習に学校にマスコミの取材にと、多忙な毎日を送ることになる。
小説版と同じ集英社が刊行している漫画雑誌『マーガレット』の2005年18号(9月20日号、8月20日発売)から連載を開始。原作1、2巻のタズサとピートの出会いから別れまでを中心に描く。
トリノ五輪直前の2005年10月から12月にかけてテレビ東京・テレビ大阪・アニメシアターX(AT-X)で放送された。全12話。漫画版と同じく、原作1、2巻のタズサとピートの出会いから別れまでを中心に描く。アジアの日本アニメ専門チャンネルでは以前「Rink of Glory」というタイトルで放送されていたが、2008年6月現在は日本のタイトルをアルファベット表記にした「Ginban Kaleidoscope」というタイトルに変更されている。
DVD全6巻は本来2006年1月から順次発売予定であったが、最終的には2006年7月より発売を開始した。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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1 | 100億ドルの女 | 大和屋暁 | タカマツシンジ | 菱川直樹 | 梁光錫 |
2 | キーワードはトマト | 川口敬一郎 | 鏑木ひろ | 鳴海聖子 | |
3 | トリプル・トラブル | 高橋ナツコ | 藤本義孝 | 水本葉月 | 飯飼一幸 |
4 | 驚愕のフリープログラム | 横手美智子 | 中村憲由 | 腰繁男 | 三浦辰夫 |
5 | 一人でデート | 大和屋暁 | 藤本義孝 | 岡嶋国敏 | 亀田義明 |
6 | チェンジ! | 中瀬理香 | 川口敬一郎 | 鏑木ひろ | 鳴海聖子 |
7 | 氷上のウェイトレス | 高橋ナツコ | 山田浩之 | 水本葉月 | 飯飼一幸 |
8 | マスコミ戦争 | 横手美智子 | 藤本義孝 | 腰繁男 櫛引康史 | 三浦辰夫 |
9 | トライアングル・ラブ | 中瀬理香 | 山田浩之 | 岡嶋国敏 | 亀田義明 |
10 | タイムリミット | 大和屋暁 | 藤本義孝 | 腰繁男 | Kim Gin Young 佐久間康子 |
11 | キス・アンド・クライ | 高橋ナツコ | 山田浩之 | 宮田亮 | 飯飼一幸 |
12 | シンデレラ | 大和屋暁 | - | Alan Smi Thee | 牧内ももこ |
巻 | 発売日[17] | 規格品番 |
---|---|---|
1 | 2006年7月26日 | ANSB-1901 |
2 | 2006年8月23日 | ANSB-1902 |
3 | 2006年9月27日 | ANSB-1903 |
4 | 2006年10月25日 | ANSB-1904 |
5 | 2006年11月22日 | ANSB-1905 |
6 | 2006年12月20日 | ANSB-1906 |
アニラジ『銀盤カレイドスコープ』は2005年10月から2006年2月のトリノオリンピック開幕翌日までラジオ大阪他にて『アニプレックスアワー』内で放送。パーソナリティは川澄綾子(桜野タズサ役)、吉野裕行(ピート・パンプス役)。
コーナーとしては、設問に対して二人の答えが一致しなければ、吉野の椅子がトリプル・アクセル(回転)するという「二人は一心同体」(毎週)と、リスナーのハガキを募集する2つのコーナー「滑り具合研究所」(寒い(滑る)セリフを募集する)・「こんな幽霊、勘弁して!(タイトル通り、「こういう幽霊がいたら困る(≠怖い)」というネタを募集する)が行われていた(2005年10月から12月までの15分放送時には隔週交代)。また、30分放送時には全く関係のない単語を作品に結びつける会話を行う「華麗にコンビネーション」というコーナーがあった。
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