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この項目では、アイディアファクトリー(オトメイト)のコンピュータゲームおよびそれを原作とした作品について説明しています。五味康祐による1958年発表の小説およびそれを原作とした作品については「薄桜記」をご覧ください。 |
『薄桜鬼 〜新選組奇譚〜』(はくおうき しんせんぐみきたん)は、2008年9月18日にアイディアファクトリー(オトメイト)から発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。および、これを原作とするテレビアニメ、OVA、舞台、ミュージカル、映画、ドラマ。
概要 薄桜鬼 〜新選組奇譚〜, ジャンル ...
薄桜鬼 〜新選組奇譚〜 |
ジャンル |
恋愛アドベンチャーゲーム |
ゲーム |
対応機種 |
PS2/PSP/PS3/PS Vita/PS4 DS/3DS/Nintendo Switch GREE/iOS&Android ヤマダゲーム/DMM.com/Steam |
開発元 |
デザインファクトリー |
発売元 |
アイディアファクトリー |
プロデューサー |
藤澤経清 |
キャラクターデザイン |
カズキヨネ |
プレイ人数 |
1人 |
発売日 |
ソフトウェア 2008年9月18日 2009年8月27日(随想緑) 2009年8月27日(PSP版) 2010年3月18日(DS版) 2010年5月13日(遊戯録) 2010年5月20日(B's-LOG パーティー) 2010年6月17日(巡想録) 2010年8月26日(随想録PSP版) 2010年10月28日(黎明録) 2010年12月20日(GREE版) 2011年2月17日(随想録DS版) 2011年4月28日(遊戯録DS版) 2011年7月28日(黎明録PSP版) 2011年8月31日(GREEスマホ版) 2011年11月24日(3DS版) 2012年3月22日(幕末無双録) 2012年4月26日(黎明録DS版) 2012年6月28日(黎明録PS3版) 2012年10月18日(遊戯録弐) 2013年6月27日(裏語 薄桜鬼) 2013年12月19日(鏡花録) 2014年3月6日(iOS & Android版) 2014年3月10日(ヤマダゲーム版) 2014年3月27日(SSL) 2015年2月19日(随想録PS Vita版) 2015年7月2日(黎明録PS Vita版) 2015年9月25日(真改 風ノ章) 2016年6月16日(真改 華ノ章) 2016年11月17日(遊戯録 隊士達の大宴会) 2017年7月13日(真改 風華伝) 2017年8月25日(真改 風ノ章Steam版) 2018年3月15日(真改 華ノ章Steam版) 2018年9月6日(真改 風華伝Switch版) 2018年12月12日(真改 for iOS & Android版) 2019年9月26日(真改 月影ノ抄) 2020年7月30日(真改 銀星ノ抄) 2021年8月26日(真改 黎明録) 2022年10月6日(真改 天雲ノ抄) 2023年6月15日(SSL Switch版) 2023年8月10日(真改 万葉ノ抄) 2024年3月28日(真改 遊戯録 隊士達の大宴会Switch版) ブラウザゲーム 2012年5月1日(スタンプリー) 2016年11月1日(士道演戯) |
レイティング |
CERO:C(15才以上対象) |
キャラクターボイス |
あり |
アニメ:薄桜鬼 |
原作 |
オトメイト (アイディアファクトリー/ デザインファクトリー) |
監督 |
ヤマサキオサム |
キャラクターデザイン |
中嶋敦子 |
音楽 |
大谷幸 |
アニメーション制作 |
スタジオディーン |
製作 |
「薄桜鬼」製作委員会 |
放送局 |
放送局参照 |
放送期間 |
2010年4月 - 2010年6月 |
話数 |
全12話 |
アニメ:薄桜鬼 碧血録 |
原作 |
オトメイト (アイディアファクトリー/ デザインファクトリー) |
監督 |
ヤマサキオサム |
キャラクターデザイン |
中嶋敦子 |
音楽 |
大谷幸 |
アニメーション制作 |
スタジオディーン |
製作 |
「薄桜鬼 碧血録」製作委員会 |
放送局 |
放送局参照 |
放送期間 |
2010年10月 - 2010年12月 |
話数 |
全10話+総集編 |
アニメ:薄桜鬼 黎明録 |
原作 |
オトメイト (アイディアファクトリー/ デザインファクトリー) |
監督 |
ヤマサキオサム |
キャラクターデザイン |
中嶋敦子 |
音楽 |
大谷幸 |
アニメーション制作 |
スタジオディーン |
製作 |
「薄桜鬼 黎明録」製作委員会 |
放送局 |
放送局参照 |
放送期間 |
2012年7月 - 2012年9月 |
話数 |
全12話 |
アニメ:薄桜鬼〜御伽草子〜 |
原作 |
オトメイト (アイディアファクトリー/ デザインファクトリー) |
監督 |
篠原ぱらこ |
シリーズ構成 |
野々村友紀子 |
キャラクターデザイン |
宮川珠美 |
音楽 |
押谷沙樹 |
アニメーション制作 |
ディー・エル・イー |
製作 |
「薄桜鬼〜御伽草子〜」製作委員会 |
放送局 |
放送局参照 |
放送期間 |
2016年4月 - 2016年6月 |
話数 |
全12話+特別篇 |
OVA:薄桜鬼 雪華録 |
原作 |
オトメイト (アイディアファクトリー/ デザインファクトリー) |
監督 |
ヤマサキオサム |
キャラクターデザイン |
中嶋敦子 |
音楽 |
大谷幸 |
アニメーション制作 |
スタジオディーン |
製作 |
「薄桜鬼 雪華録」製作委員会 |
発表期間 |
2011年8月5日 - 2012年6月27日 |
話数 |
全6話 |
OVA:薄桜鬼 |
原作 |
オトメイト (アイディアファクトリー/ デザインファクトリー) |
監督 |
ヤマサキオサム |
キャラクターデザイン |
中嶋敦子 |
音楽 |
川井憲次 |
アニメーション制作 |
スタジオディーン |
製作 |
「薄桜鬼」製作委員会2021 |
発表期間 |
2021年12月24日 - 2022年2月25日 |
話数 |
全3話 |
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2008年に第1作目が発売された「薄桜鬼」シリーズは、新選組をモチーフとし作中には幕末の史実要素も多く取り入れられている[1]。奇譚とされる一番の特徴として、鬼や吸血鬼などのファンタジー要素を中心に描かれることもあり、史実とは異なった展開も多岐に渡る[注釈 1][2]。なお、幕末重要人物のうち、下記で紹介する以外は名前のみの登場となっている。2015年には新たなキャラクターを加え、シリーズの集大成とも言える「薄桜鬼 真改」の展開を開始した[3]。プロデューサーは藤澤経清[4]。シリーズを通し、キャラクターデザイン、原画はカズキヨネが担当している[5]。
- 沿革
- 2008年、PlayStation 2版が発売。
- 2009年、PSP版が発売。WEBラジオが配信開始。漫画の連載開始。
- 2010年、Nintendo DS版が発売。テレビアニメ第一期と第二期が放送。
- 2010年、PlayStation 3版(巡想録)が発売。舞台が上演される。
- 2011年、小説が刊行される。OVA雪華録が発売。
- 2012年、ミュージカルが初演される。テレビアニメ第三期が放送。
- 2013年、劇場版アニメが公開。
- 2014年、スマートフォン版が発売。
- 2015年、「真改」PS Vita版(風ノ章)が発売。薄桜鬼SSLが実写化。
- 2016年、「真改」PS Vita版(華ノ章)が発売。テレビアニメ御伽草子が放送。
- 2016年、シリーズ累計出荷本数が100万本を突破[6]。
- 2016年、会津若松市とコラボレーション。
- 2017年、「真改」PlayStation 4版(風華伝)が発売。「真改」Steam版が発売。
- 2018年、「真改」Nintendo Switch版(風華伝)が発売。
- 2018年、「真改」スマートフォン版が発売。
- 2021年、OVA新作が発売。
- 2022年、テレビドラマが放送。
幕末、文久3年(1863年)から物語は始まる。主人公・雪村千鶴は江戸育ちの蘭方医の娘。父・綱道は京で仕事をしており離れて生活をしていた。ある日、父との連絡が取れなくなり心配になった千鶴は、男装をして京の町を訪れる。そこで千鶴はある衝撃的な場面に遭遇し、新選組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、交わる新撰組の隠された秘密。幕末を駆け抜ける男達の生きるための闘いが繰り広げられる。
内容は主に土方ルート及びアニメ版のものとし、キャストはゲームとアニメで共通[7][8][9]。
メインキャラクター
- 雪村千鶴(ゆきむら ちづる)
- 声 - 桑島法子(テレビアニメ・OVA・劇場版・アニメ版ドラマCD・黎明録)[10]
- 主人公(名前のみ変更可能)。16歳[11]。身長155cm。蘭方医の父・雪村綱道を捜すために京都を訪れ、ある事件がきっかけで新選組隊士たちと出会う。男装姿で生活しているものの、女だとすぐ見抜かれた(藤堂・永倉・近藤には見抜かれなかった[12])。素直で頑張り屋な性格だが芯が通っており、隊士たちに驚かれるほど頑固になる一面もある。
- 剣の腕前については、斎藤に「剣筋に曇りが無いが、それが仇となり次にどこを狙うかすぐに悟られてしまう」と、藤堂に「勇んで出て行き、そのまま帰ってこない隊士」とそれぞれ評された。
- 実は幼少の頃、人間に一族を滅ぼされた東国の雪村家純血の鬼。両親を殺されており、綱道は雪村家の分家筋である。実の兄(双子)である南雲薫が持つ大太刀「大通連」と対を成す家宝の小太刀「小通連」を、いつも肌身離さず持ち歩く。この二振りを扱え、自らの意思で鬼化出来ることは雪村家の頭領となる絶対の条件である。また、鬼の持つ特異性により怪我の治りが早い。数少ない女鬼であることから、子孫を残すために風間たちに狙われている。鬼姿時は銀髪金眼で、額に一対の角が生じる。
- 土方歳三(ひじかた としぞう)
- 声 - 三木眞一郎[13]
- 新選組副長。『薄桜鬼 幕末無双録』では主人公。身長172cm。「鬼の副長」と呼ばれるが、全ては新選組と近藤のためと考えて行動している。荒くれ揃いの隊士達をまとめるため、あえて鬼役を買って出ている。
- 新選組に入隊する前は薬売りを営んでいた。酒には弱く1合ですぐに酔うが、本人は「呑めないのではなく呑まないだけ」と言い張っている。好物は沢庵。
- 自分にも他人にも厳しいが、風間の手段を選ばないやり方に激怒するなど、根は優しい。その本心を知っている者はごく少ないが、原田や斎藤など一部の人物には、細かい所まで目の届くことも苦労人であることも理解されている。
- 風間との決着の際、彼に「薄桜鬼」と称されることで作品名の意味が明らかとなる。ゲーム版本編では風間を倒した後も生存しているが、アニメ版では彼と決着を付ける際の傷が致命傷となり、千鶴の膝枕の上で安らかに永眠した。
- 劇場版では風間共々死亡せずに、千鶴と共に生きる道を選ぶ。千鶴の血を飲んだ影響か定かではないが、終盤の決戦で鬼と同じように金色の瞳になった。
- 沖田総司(おきた そうじ)
- 声 - 森久保祥太郎[13](少年時代 - 飯田奈保美)
- 新選組一番組組長。天才的な剣士。身長176cm。冗談か本気か分からない口調で普段は飄々としており、千鶴に対してはやや意地悪な面も見せる。労咳を患っており、時折発作を起こしては喀血する。
- 近藤を心から尊敬しており、自分や他の隊士の悪口は許しても近藤の悪口だけは幼子でも絶対に許さない一途な性格。
- 斎藤と並ぶ際に必ず右側に立つのは、相手の利き手と逆側に立つことで互いに抜き打ちを牽制し合うと同時に、自分たちを囲む敵に双方が素早く対処するためである。好物は金平糖。嫌いな食べ物はネギ[14]。
- 当初は千鶴に「邪魔になったら殺す」と言っていたが、内心では彼女を守ろうと思っている。アニメ版では、会津において近藤の無念を晴らし土方たちを守るため、新選組への襲撃を準備していた新政府方の刺客たちに単独で立ち向かい、羅刹としての力を使い果たすまで戦い抜き全滅させる。土方や千鶴が駆けつけた時、沖田の亡骸は既に灰化していた。
- 沖田ルートでは、薫の差し向けた罠により千鶴を助けるために変若水を飲み、羅刹となる。土方には複雑な心情を抱いており、近藤が銃撃されたときには「土方の作戦に問題があり、近藤を重んじなかったからいけない」と土方を責めたが、土方のことを認めている描写も見られる。
- 劇場版では、近藤の死について土方を問い詰める目的で彼の行方を追うが、再会を果たす事はなく、途中会津で斎藤に加勢し、宿敵である薫との一騎打ちを制したが、間もなく力尽きて灰化した。
- 斎藤一(さいとう はじめ)
- 声 - 鳥海浩輔[13]
- 新選組三番組組長。最年少幹部。身長168cm。左利きの居合の達人。土方曰く「刀を抜くと総司と同じくらい強い」。寡黙な一匹狼で、冷静な判断力と行動力を持ち合わせている。そのため、部下が天霧に立ち向かった際には部下を止めている。沖田と同じ理由により、彼と並ぶ際は必ず左側に立つ。石田散薬を好み(石田散薬は薬としてあまり効果がない)、高野豆腐(豆腐)が好物。人見知りで天然なところもある。
- 恋愛に関しては、人混みの中で千鶴に手を繋ぐ事を提案する際、素直に言い出せず回りくどい言い回しをするなど、むっつりな面があるようだ。
- 斎藤ルートでは圧倒的な強さを誇る風間との幾度目かの戦いの際、勝ち目がないと分かった斎藤は、今自分が死ねば千鶴が連れさらわれてしまうという状況で、人間として死ぬことよりも羅刹として生きることを選び、変若水を口にする。更に、終盤では生き残ることよりも武士として死ぬことを選ぶが、『薄桜鬼 黎明録』の土方ルートでは生存が確認されている。アニメ版では羅刹にならず、最後は会津において敵に立ち向かって生死不明となった。
- 劇場版では沖田の死の直後に変若水を飲んで羅刹となり、沖田の刀と自身の刀の二刀流で敵陣に切り込み、生死不明となる。
- 藤堂平助(とうどう へいすけ)
- 声 - 吉野裕行[13]
- 新選組八番組組長。斎藤とは同い年で最年少幹部。身長160cm。戦いでも先陣を切り、何事にも真っ先に飛びつくやんちゃ気質だが、自分に出来ることを模索し続けている。祭り好きな性格のため、敵との戦闘を遊び半分で楽しむことも多い。
- 千鶴とは年齢が近く、仲が良い。風間に何かと突っかかることが多いが、風間自体は煙たがっている模様。好物は寿司。
- 藤堂藩の落胤であるゆえに存在を抹消されているが、藩からは毎月金が送られているようで、そのことについて悩んでいる描写もみられる。OVA版では年の割に背が低いことを気にしている様子もみられた。
- 池田屋で天霧と戦うが敗北する。アニメ版では御陵衛士を結成しようとした伊東一派と共に一度は新選組を離脱するが、伊東暗殺後に千鶴の説得を受け、油小路で天霧率いる薩摩藩によって窮地に追いやられていた永倉や原田たちへの応援に駆けつける。そこで天霧と再戦するがまたも敗れ、重傷を負ってしまう。生きるために自ら変若水を飲んで羅刹となり、表向きには油小路で戦死したことにして、新選組に復帰する。その後は羅刹隊として戦い続けるが、最期は仙台城での戦いで羅刹の力を使い果たし、千鶴と土方に看取られながら満足そうな笑みを浮かべ、山南とともに灰になった。
- 劇場版では山南と共に死なず、千鶴を送り届けた後、斎藤らと共に戦い力尽きて斎藤の目の前で灰化した。
- 原田左之助(はらだ さのすけ)
- 声 - 遊佐浩二[13]
- 新選組十番組組長。剣よりも槍の名手。身長180cm。大雑把で少々喧嘩っ早いところもあるが、人情に厚く義理堅いうえ、察しの良い一面も見せている。かつて居た藩の人間と口喧嘩をし、腹を詰めたことがあるため切腹の痕があり、さらしを巻いている。
- 永倉や藤堂とはよく一緒に行動するほど仲が良く、酒を飲みに島原へ出かけている。若干スケベなところもあり、ファンの間でのあだ名は「走る18禁」「セク原田」。作中、男装していた千鶴を女と確かめるために服を脱がすことも考えていたが、近藤に止められた。一方『薄桜鬼 黎明録』では、龍之介の兄のような一面もみせている。また、攻略キャラクターでは唯一、羅刹にならない。
- アニメ版では、終盤に宿敵である不知火と協力して綱道の部下たちと戦って腹部に致命傷を負い、永倉に会うために新選組の元へ戻ることを呟きながら息絶えた。劇場版ではテレビアニメとほぼ同じく死亡し、原田の形見である槍を不知火が持っていた。
- 風間千景(かざま ちかげ)[注釈 1]
- 声 - 津田健次郎[13]
- 何かと新選組や千鶴に関わる剣士。童子切安綱という刀をあつかう。西海九国の鬼の頭首で、薩摩藩に属している。普段は金髪赤眼のショートヘアだが、鬼本来の姿を見せるときは白髪金眼に変わる。総合的な剣の腕前は沖田を上回る(技量は沖田の方が上であるが、風間は本物の鬼であるため、沖田との技量差を桁違いの腕力で補える)。攻略可能キャラクターでは唯一、新選組に所属していないが、これは風間が隠しキャラクターとされているためである。
- 気分屋で自信家だが義理堅く、これは「鬼は一度交わした約束は守る」という鬼の掟による。鬼としての己に強い誇りを持っており、武士の誇りも知らない新選組隊士の若輩や、安直な理由で新政府側へ寝返ろうとした幕軍の兵士、鬼としての誇りや掟を忘れて雪村の名を汚す行為をした南雲薫をそれぞれ躊躇なく殺害する等、誇りに悖る行いに走る者、誇りを蔑ろにする者に対しては激しい怒りを顕にする。その性格故に藤堂とは絶対に馬が合わないと思っているが千鶴からは「息があっている」と評される。
- 鬼の子孫を残すために純血かつ女鬼の千鶴を何度も狙うが、あくまでも「新選組の目の前で攫う」とのことで、彼女が1人になってしまった場合に手籠めにするわけではない模様。
- アニメ版では土方との決着の末に敗れて死亡するが、自分たちから見れば偽物の鬼である彼の信念を称え、「薄桜鬼」と名付けている。劇場版では、羅刹はこの世に居てはならぬ存在として土方を殺そうとする。アニメ版と同じく土方を「薄桜鬼」と名付けるが、死亡はしない。最終的に土方を殺すことを辞め、去って行った。
その他の新選組隊士
- 近藤勇(こんどう いさみ)
- 声 - 大川透[13]
- 新選組局長。土方のことを「トシ」と呼んで信頼している。おおらかで剣術にも長け、何より人情深く涙もろい。島原では拳を口に入れるネタを披露して、笑われた経験がある。そんな人柄で皆の信頼を集める大将肌な反面、子供の頃から「立派な武士」になる事への羨望の念が強かったが故に武士や武士道への拘りが強く、新選組が幕臣となり、自身も旗本の位を得る様になると、武士らしく振る舞う事に固執するあまりに、周りが見えていない浅慮な言動や、傲慢ともとれる態度をとって他の隊士(特に永倉)と対立する一面も見せるようになる。
- ほぼ全ての媒体、ルートにおいて、甲州勝沼における惨敗で、武士の時代の終焉を身を持って痛嘆させられた後、流山にて千鶴達を逃がす為に新政府軍に投降し、斬首刑に処される。
- 山南敬助(さんなん けいすけ)[注釈 2]
- 声 - 飛田展男[13]
- 新選組総長。身長171cm。にこやかな笑みを浮かべながら、冷酷な策士の顔も見せる。総長として知の面から新選組を支える裏で、変若水の研究・改良を担当していたが、左手に負った怪我のため剣を振れなくなった事をきっかけに、自らを実験台とし人間として死ぬ覚悟で変若水を飲み、幹部の中で最初に羅刹化した。最初こそ衝動で千鶴の血を求めるが、後になって羅刹化しても平気になった。その後は公には死亡した事として、羅刹隊の指揮を務めるなど水面下から新選組を支える事に徹する。
- アニメ版では新選組が甲州・会津と転戦していった後も、同じく羅刹になった藤堂と共に羅刹隊を先導して活躍するが、撤退先の仙台において突如綱道の下へ寝返る素振りを見せる。だがこれは綱道達を欺くための芝居であり、最後は千鶴を守るために戦い、藤堂と共に力を使い果たして灰になった。劇場版では二本松城でアニメ版と同様に寝返る様に見せかけて綱道を欺くも、銀の弾丸による銃撃を受けてしまい、千鶴と藤堂に逃げるように促しながら灰になった。
- 「真改」では攻略キャラクターとなる。まがい物と呼ばれることは嫌うが、「羅刹」と称されることは褒め言葉として受け取り、自分が羅刹であることに誇りを持っている言動がある。
- 『薄桜鬼 黎明録』では、土方と同じ副長であったが、本編では総長である。
- 永倉新八(ながくら しんぱち)
- 声 - 坪井智浩[13]
- 新選組二番組組長。身長173cm。曲がったことが大嫌いな性格。剣術では新選組一ともいわれる腕だが、酒と女好きな一面も持つ兄貴気質。島原の遊女に貢ぎすぎて、よくお金関連で悩んでいる。筋肉自慢も多いが、生まれはそこそこの立場の武士であり、実際は政治に詳しく教養も備えている。原田曰く「政治のことは無駄に詳しい」。作中では、千鶴のことを「可愛い妹分」と称すことも多い。アニメ版では消息不明の斎藤を除いて8人[注釈 3]の初期幹部隊士の中で唯一生き残っていた。
- 「真改」では攻略キャラクターとなる。井上と共に千鶴を守るも敗北。息も絶え絶えな井上から変若水を与えられ、千鶴と井上の命を守るために羅刹となった。
- 井上源三郎(いのうえ げんざぶろう)
- 声 - 小林範雄[13]
- 新選組六番組組長。年長者幹部であり、優しく見守る誠実な人柄で皆からの信頼も厚い。千鶴を娘のように思っている。普段は穏やかだが、食べ物を粗末にした永倉と原田を怒鳴りつけるなど厳しい一面も併せ持つ。幹部達からは「源さん」と呼ばれている。
- アニメ版では、鳥羽伏見の戦いの最中、千鶴と共に淀城に援軍を要請しに行った際、新政府側に寝返った幕府軍の兵士に襲われ、千鶴を守る為に単身奮闘するが、討ち取られ死亡した。
- 山崎烝(やまざき すすむ)
- 声 - 鈴木貴征[13]
- 新選組諸士調役兼監察。冷静沈着な監察方として影から新選組を支え、土方を尊敬している。沖田とは犬猿の仲で、作中でも度々衝突している場面がある。
- 千鶴を医学面で支え手伝ってもらうことが多い。とても真面目な性格ゆえに、やっかいごとを背負い込んでしまうこともたびたびある。趣味は日記をつけること。冷静な性格だが、『薄桜鬼 黎明録』では土方と対立する芹沢派である龍之介と馬が合わずに口論の末に殴り合いに縺れ込むなど、今まで見られなかった一面を見せる。
- 風間から土方を守るために背部を斬られて重傷を負った。千鶴から手当てを受けるが、間に合わず息絶え、船上から水葬された。
- 「真改」では攻略キャラクターとなる。他ルートでは死亡するが、彼のルートだと、変若水を飲もうとした土方から変若水を奪い、自らが羅刹となり、土方と千鶴を守るために風間と戦った。風間に小僧と言われるも、実際は山崎の方が年上である(近藤と同い年)。
- 島田魁(しまだ かい)
- 声 - 大羽武士[13]
- 新選組諸士調役兼監察、伍長、軍監。新選組を影から支える縁の下の力持ち的存在。大の甘味好き。五稜郭に至るまで土方とともに戦った。
- 伊東甲子太郎(いとう かしたろう)
- 声 - 千々和竜策[13]
- 新選組参謀、後に御陵衛士隊長。北辰一刀流の道場主であり、近藤に博識と剣の腕を買われ新選組に入る。オカマ口調のような独特な喋り方をする。元々新選組を利用するつもりで加わり、アニメ版ではある騒動がきっかけで死んだと聞かされていた山南が生きていることを知り、それを口実に分裂し御陵衛士を結成。さらに新選組に坂本龍馬暗殺の濡れ衣を着せ、薩摩藩に接触して羅刹の存在を公表することや、近藤の暗殺等を企み、新選組を陥れようと目論んだが、潜入していた斎藤の密告で、近藤達に自身の企みを知られ、油小路にて新選組に暗殺される。
幕府側の人物
- 松本良順(まつもと りょうじゅん)
- 声 - 佐藤広太[13]
- 幕府と新選組お抱えの蘭医であり、千鶴と綱道の知り合い。千鶴が京へと綱道を捜しに行った際に偶然家を留守にしていたため、千鶴からの文に気付かなかった。
- 榎本武揚(えのもと たけあき)
- 声 - 伊藤栄次[13]
- 海軍副総裁。土方らとともに蝦夷まで転戦し、蝦夷共和国総裁に就任する。
- 大鳥圭介(おおとり けいすけ)
- 声 - 内匠靖明[13]
- 陸軍奉行。土方と共に最後まで戦った。だが、はじめはそりが合わなく衝突することもしばしばあった。容姿は幼げだが、実は土方より年上ということで島田は驚きを隠せなかった。
鬼の関係者
- 天霧九寿(あまぎり きゅうじゅ)[注釈 1]
- 声 - 山口りゅう[13]
- 風間や不知火と行動を共にする鬼。風間と同じく薩摩藩に属する。武器を持たずに素手で戦うが、藤堂の鉢金を素手で破壊するほどの力の持ち主である。礼儀正しく、口調も敬語であり、あまり戦いを好まない性格ゆえ、池田屋で藤堂を負傷させたことを新選組に謝罪していた。
- 不知火匡(しらぬい きょう)[注釈 1]
- 声 - 吉田裕秋[13]
- 銃を使う鬼。長州藩に属する。新しい物好き。ゲームでは左肩に刺繍がある。新選組との戦いにて原田とは宿命関係となり、それ以降は新選組との戦いで原田と戦うことが多い。原田との3度目の戦いでは羅刹による襲撃を受け、共闘して立ち向かう。終盤で原田と共に綱道の部下たちと戦い、原田が戦死した後は高杉という人物の墓参りに行った。
- 南雲薫(なぐも かおる)[注釈 1]
- 声 - 伊藤葉純[13]
- 16歳。千鶴が町で出会う少女(女装である)。土佐藩に属する。顔立ちが千鶴と似ている。正体は生き別れになった千鶴の双子の兄。千鶴の小太刀「小通連」と対に位置する大太刀「大通連」を持っている。
- 土佐の南雲家に養子として引き取られたため、名字が「雪村」ではない。両親亡きあと、心優しい綱道に引き取られて幸福な少女時代を過ごしてきた千鶴とは違い、女鬼と思って引き取り、落胆した南雲家に薫はひどく辛い生活を余儀なくされたらしい。自分の両親や家族との楽しい時間を奪った人間たちを憎み、同じ境遇にありながら幸せに暮らしていた千鶴に対しても逆恨み的に妬みを抱く反面、妹として想いやろうとする一面も見せており、愛憎の念の入り混じった歪んだ情念を抱いている。
- ゲーム・アニメ共に、沖田に変若水を飲めば労咳が治るとそそのかし、彼の羅刹化のきっかけを作る。アニメ版では、近藤と千鶴を守ろうとする沖田と戦い圧倒されるが、労咳の発作を起こした彼に逆襲しようとしたところへ突如現れた風間に心臓を刺され、死亡する。劇場版第二章では、土方を追って風間と共に会津に向かっていた千鶴の前に現れ、一度は千鶴を攫う事に成功するも、その後、会津市街地での戦いで沖田と交戦し、心臓を刺された上で首を跳ねられ死亡する。
- 雪村綱道(ゆきむら こうどう)[注釈 1]
- 声 - 齋藤龍吾[13]
- 千鶴の父親(養父)であり、羅刹と呼ばれる元となった薬を作った本人。蘭方医として知られていたが、その実は鬼の一族・雪村家の分家筋。雪村一族の復権と、鬼が人と対等に立つ世を実現するため、他の鬼たちの意向に逆らって羅刹を輸入して研究を重ねていた。『薄桜鬼 幕末無双録』ではラスボスとなっている。『薄桜鬼 真改 風ノ章』の伊庭ルートでは、千姫たちが住む八瀬の里を襲撃し、鬼の頭領の右腕を盗み、片腕を失った武田に与える。
- 千姫(せんひめ)
- 声 - 石川綾乃[13]
- 千鶴が町で助ける少女。鈴鹿御前の直系にあたる、京を統べる旧き血筋の鬼の姫。東の純血鬼である千鶴よりも高い立場にある。本来は八瀬の里の八角堂にいるべき鬼であり、八瀬家の頭領も務めている。色々な情報をもたらしてくれるお姉さん的存在。あるルートでは千鶴の代わりに風間の子を産むと言ったり、その身を案じて護衛をつけさせる等、何かと千鶴を助けてくれる。『薄桜鬼 真改 風ノ章』の伊庭ルートでは、里で保管されていた旧時代の鬼の頭領の両腕のうち、鬼の左腕を伊庭に託す。
- 君菊(きみぎく)
- 声 - 勝田晶子[13]
- 表向きは島原の芸妓だが、正体は千姫に仕える忍。推定18歳。君菊は源氏名で、本名は菊月。本人曰く戦闘はあまり得手ではない模様。
「黎明録」からの追加キャラクター
- 井吹龍之介(いぶき りゅうのすけ)[9]
- 声 - 関智一
- 『薄桜鬼 黎明録』の主人公。意地っ張りで口が悪いが、優しい一面も。武家の生まれだが武士を毛嫌いしており、刀を差してはいても、ほとんど使えない。
- 京に向かう途中、追いはぎに追われ行き倒れていたところを芹沢鴨に拾われ、そのまま彼の小姓として働くことになった。ゲームではルートにより芹沢暗殺前後の運命が変わる。アニメ版では芹沢暗殺後の新選組に命を狙われるが沖田の配慮で逃がされる。最終回では街道で千鶴とすれ違う。
- 『薄桜鬼 真改 風ノ章』では名前のみ登場。かつて、相馬を助けた錦絵師で、江戸に住んでいるらしい。羅刹となった芹沢の絵を相馬に渡した(元々渡すつもりは無かったが、相馬曰く「無理を言って譲ってもらった」)。
- 劇場版第二章では土方から千鶴への手紙を渡すために登場。その後、千鶴を家に招いた際は絵を描いていた。
- 芹沢鴨(せりざわ かも)
- 声 - 中田譲治
- 新選組の筆頭局長。冷徹な性格で、自分勝手な人物だが、同時に唯の暴君とは言い難い独自の価値観や武士としての信念を持ちあわせており、ぞんざいな態度をとりつつも、龍之介や土方達の事はそれぞれ一目置いている。アニメ版の終盤で土方に見限られて土方、沖田、山南と交戦した。最期は土方に敗れ、「よくやった」と言い残し死亡した。
- 新見錦(にいみ にしき)
- 声 - 田村健亮
- 芹沢派の新選組副長。芹沢の腰巾着で彼につき従っていた。終盤で新選組を脱走し、倒幕志士に落若水を売り込んでいた所を土方たちに踏み込まれ、変若水を飲んで反撃するも、一瞬の隙を突かれて斬り殺された。公式には、切腹扱いとなった。
- 平間重助(ひらま じゅうすけ)
- 声 - 上田燿司
- 壬生浪士組隊士。芹沢家家臣の出身で、芹沢の小姓のような立場。芹沢や新見と違い温厚な性格。
- 佐々木愛次郎(ささき あいじろう)
- 声 - 野宮一範
- 若手の壬生浪士組隊士。脱走した羅刹によって斬殺されてしまう。
- 殿内義雄(とのうち よしお)
- 声 - 村上和也
- 壬生浪士組の隊士。近藤・芹沢いずれの派閥にも属さず、自らの立場を強化しようとしていた。芹沢に唆された沖田によって斬り殺された。
- 小鈴(こすず)
- 声 - 西野陽子
- 龍之介に淡い恋心を抱く抱え舞妓。ルートにより、龍之介と結ばれるヒロインとなる。本名は「静」である。
- 劇場版第二章に龍之助とともに登場。彼と一緒に住んでおり、恋仲となっているととれる。しかし、龍之介は本名ではなく「小鈴」と呼んでいた。
- お梅(おうめ)
- 声 - 篠宮沙弥
- 芹沢の愛人。アニメ版終盤では、芹沢からこれから土方たちが芹沢を闇討ちに来ることを聞かされてもなお、芹沢と一緒にいることを望み、就寝中に芹沢によって斬り殺された。
- あぐり(あぐり)
- 声 - 高橋あみか
- 佐々木愛次郎の恋人。佐々木と共に羅刹に殺される。小鈴とは友人であった。
「幕末無双録」からの追加キャラクター
- 桂小五郎(かつら こごろう)[15]
- 声 - KENN
- 長州藩士。藩士たちのまとめ役。右目を隠した髪型をしている。剣術の達人であるが「逃げの小五郎」の異名の通り、無駄な戦闘は好まない穏健派。
- 『裏語 薄桜鬼』ではメインキャラクターとして登場。
- 西郷隆盛(さいごう たかもり)
- 声 - 置鮎龍太郎
- 薩摩藩士。藩の中心的人物。白髪交じりの短髪で、厳つい風貌の男。討幕派に転じ、新政府軍の参謀を務める。
- 『裏語 薄桜鬼 〜暁の調べ〜』にも登場。
「裏語」からの追加キャラクター
- 霧島梢(きりしま こずえ)[16]
- 声 - 早見沙織
- 『裏語 薄桜鬼』の主人公(名前のみ変更可)。京の剣術道場「正禄館」の娘。早くに両親を亡くしており、兄と二人で道場を切り盛りしていた。
- 高杉晋作(たかすぎ しんさく)
- 声 - 杉田智和
- 長州藩士。松下村塾の塾生の一人。師・松陰の死後、尊王攘夷志士として頭角を現していく。
- 岡田以蔵(おかだ いぞう)
- 声 - 鈴村健一
- 土佐藩士。過激な攘夷派組織・土佐勤王党の一員。武市の指示に従って人斬りを行っている。
- グラバー
- 声 - 櫻井孝宏
- 西欧からやってきた武器商人。レディーファーストの精神を持った紳士。一方で謎めいた発言も多い。
- 山縣有朋(やまがた ありとも)
- 声 - 浜田賢二
- 長州藩士。松下村塾の塾生の一人。高杉の結成した奇兵隊に参画する。
- 久坂玄瑞(くさか げんずい)
- 声 - 浪川大輔
- 長州藩士。松下村塾の塾生の一人。高杉とは親友であり、ライバル関係でもある。
- 伊藤博文(いとう ひろぶみ)
- 声 - 桐井大介
- 長州藩士。松下村塾の塾生の一人。軟派なところもあるが、渡英経験もある勇敢さも兼ね備える。
- 吉田松陰(よしだ しょういん)
- 声 - 井上剛
- 長州藩士。松下村塾の主宰。安政の大獄によって処断され、高杉ら門弟たちの運命を左右することになる。
- 武市半平太(たけち はんぺいた)
- 声 - 成田剣
- 土佐藩士。土佐勤王党の盟主で、岡田の剣術の師。勤王党を率いて計略を巡らしている。
- 霧島聡介(きりしま そうすけ)
- 声 - 森嶋秀太
- 梢の年の離れた兄。「正禄館」を梢とともに守っていたが、新選組の羅刹に襲われて落命する。
- 清河八郎(きよかわ はちろう)
- 声 - 中西尚也
- 壬生浪士組結成の契機を作った男。幕府や新選組とは深い因縁がある。
「真改 風ノ章」からの追加キャラクター
- 伊庭八郎 (いば はちろう)[17][18]
- 声 - 宮野真守
- 幕府の直参旗本で、大番士奥詰。実家は、江戸で4本の指に入る伊庭道場・心形刀流宗家の伊庭家嫡男。土方・近藤・沖田ら新選組メンバーの試衛館時代を知る人物。土方に対して特に尊敬しているような描写がある。試衛館では伊庭と沖田の剣術の腕は同等だったというが、再会後の手合せでは、沖田から「君の剣は軽い」といった発言をされている。江戸で奥詰という役にあっても普段から人を斬っていない伊庭と、常に浪人たちと斬り合いをしている沖田では、剣の重さが違うという。
- 幼いころ雪村家に蘭方書を読みに通っていたこともあり、千鶴とは幼馴染のような存在だが、再会した千鶴は伊庭のことを覚えていなかった。千鶴の怪我の治りが早いことを知っており、「怪我がすぐに治ることを他人に話してはいけない」という約束をさせていた。また、「君は普通の女の子」といった発言を度々する。
- 伊庭ルートでは、伊庭が右腕を斬った武田に左腕を斬られてしまう。羅刹となった武田に対抗するため自ら変若水を飲み、千姫から託された左腕に武田の鬼の腕と対をなす鬼の腕を持つこととなる。
- 相馬主計 (そうま かずえ)
- 声 - 梶裕貴
- 元笠間藩士で、藩命により京に来た際に巡察中の藤堂・原田・永倉・千鶴と出会う。その際相馬が持っていた絵が問題で、新選組の屯所に連行される。新選組との出会いの後、笠間藩を脱藩し、幕府陸軍隊にて長州征伐に参加するも、予備兵力としての参加だった。笠間藩、幕府陸軍隊での周囲の武士の有り様に疑問を持ち、近藤から新選組に誘われていたのを機に新選組に入隊する。局長付小姓で千鶴の後輩となり、入隊当初は見習いだった。出逢った当初は男装していた千鶴のことを男性だと思っていて、藤堂や永倉並みに鈍いと原田に言われている。千鶴の秘密や新選組の暗部を知っていくことによって、千鶴の護衛も頼まれるようになる。剣の腕は中の上だが、その真っ直ぐな性格のせいか、沖田から局長付小姓として認められる。
- 相馬ルートでは、兄を殺した新選組を憎んでいる三木が鳥羽・伏見の戦いで大阪城に向けて撤退している相馬・千鶴のもとに現れる。千鶴が伏見奉行所から運んでいた変若水を三木に奪われ、変若水は人を殺す劇薬と三木に偽るも、相馬に変若水を飲むことを強要する。そのため、相馬も羅刹化し、三木を剣で圧倒するも心の迷いから三木を逃がしてしまう。その後に現れた風間には、羅刹化をしても敵わなかった。
- 坂本龍馬 (さかもと りょうま)
- 声 - 小野大輔
- 土佐浪人。千鶴と初めて出会った際には、才谷梅太郎と名乗る。家は、土佐郷士で土佐の郷士と上士のしきたりに嫌気がさし、浪人となったという。千鶴という姉がいる。土佐勤王党の出身で、海軍操練所で塾頭を務め、長崎で亀山社中を興した。会津藩から坂本に手を出すなと命が下されることや、勝海舟の知り合いであることから幕府の味方についていると思いきや、薩長同盟に尽力していたことや大政奉還に影響があること、外国から鉄砲を買い、国内に売りさばいていることなど幕府側と倒幕側のどちらの味方であるか分からない。新選組では坂本をよく思う者はいない。千鶴に「俺は新選組の敵」という発言からも謎のある行動が多い。実際は、外国と同等の力をつけて諸外国から国を守ろうという意思で行動している。お目付け役に薫を千鶴に紹介するも、坂本は薫に気をつけろと千鶴に忠告する。相手を敵に回す発言が多く、見廻組や京都守護から命を狙われるなど、何度か暗殺されかかることがあったが持ち前の運の良さで切り抜けてきた。しかしある時、千鶴ら新選組が坂本暗殺の噂を聞き、坂本が泊まっている近江屋に向うも坂本は中岡と共に暗殺を受けた後だった。坂本ルートでは、暗殺されて死に際の坂本を綱道と薫の手によって変若水で羅刹化させられる。
- 武田観柳斎 (たけだ かんりゅうさい)
- 声 - 子安武人
- 新選組五番組組長。甲州流軍学を得ていて、博識であるので軍奉行を自認する。プライドが高く高圧的。近藤の側近を狙っているらしく、近藤がいる時の言動と他の新選組隊士がいる時の言動に差がある。新選組五番組組長であるからか権力を笠に着ている様子があり、山南からは小物だと言われる。伊東らが入隊してからは特に隊内に居場所を失い、伊東らが離脱し御陵衛士を結成する時期には、新選組を脱退するが、その際に羅刹に関する資料を盗み出した為に、後に新選組によって暗殺された。
- 伊庭ルートでは、資料を取り戻そうと追いかけた千鶴を返り討ちにしようとした際に、彼女を助けるべく乱入した伊庭に右腕を斬られ、消息不明となるが、後に生存が判明。伊庭を恨み、復讐の為に綱道から変若水を飲まされて羅刹となり、さらに新選組から盗んだ羅刹の資料を元に、たどり着いた鬼の里から盗み出した鬼の腕を右腕に接合するが、やがて接合した腕に宿った鬼の意志に自我を奪われ、以降は半ば鬼の腕の意志に操られるまま、女鬼である千鶴を狙い、伊庭の前に立ちはだかる。
- 三木三郎 (みき さぶろう)
- 声 - 近藤隆
- 新選組九番組組長。新選組参謀の伊東甲子太郎の実弟。伊東と同時に新選組に入り、新選組内では伊東派に属し、伊東が新選組から分離として御陵衛士を結成する際に伊東に着いていく。荒っぽい口調で他の新選組幹部らを見下した物言いをするが、その不遜な態度とは裏腹に相馬を圧倒するなど、決して口先だけではない剣の腕を持つ。実兄の伊東のことを兄貴と慕っており、油小路の変で伊東が新選組によって謀殺され、御陵衛士が瓦解して以降は、狂気同然の憎しみに駆られ、兄や仲間の仇である新選組(特に近藤、土方、永倉、原田、斉藤の5人)への復讐を誓い、倒幕派の藩と手を組んで、彼らの命を執拗に狙う。
- 相馬ルートにて、鳥羽・伏見の戦いで撤退中の千鶴・相馬の前に現れ、2人を倒幕派の藩士らの手を借りて殺そうとする。しかし変若水を人に害をなす劇薬だと思い、相馬に飲ませたことから、羅刹化した相馬に追い込まれる。そこで相馬に見逃されるも、その後も新選組の者を殺すことを諦めず、赤報隊に所属するが偽官軍事件で捕らわれ、助命と引き換えに新政府軍の羅刹兵となる。
- 本山小太郎 (もとやま こたろう)
- 声 - 羽多野渉
- 幕府の直参旗本で、書物方に務めている。伊庭の親友。伊庭と共に幕命で京に赴いた。争いや荒事が苦手で、荒くれ者が多いと聞く新選組に苦手意識を持っている。旗本だが、書物方に務めているように剣術は苦手。新選組とごく普通に話す伊庭に対して、新選組の面々と接する際によく怯えた態度をとる。
- 野村利三郎 (のむら りさぶろう)
- 声 - 江口拓也
- 新選組隊士。脱藩をして、相馬とほぼ同時期に入隊することになる。相馬と同じ局長付小姓で、千鶴の後輩隊士。性格は単純で馬鹿っぽい印象を受ける。相馬と同じく千鶴が男装をした女性だと言われるまで気づかなかった。
- 中岡慎太郎 (なかおか しんたろう)
- 声 - 平川大輔
- 土佐の脱藩浪人。実家は土佐郷士。坂本と普段行動を共にしていて、幕府を倒すために尊王攘夷派に協力する。性格は真面目で堅物。銃を扱う坂本に対し、刀を扱う武闘派。近江屋で坂本と共に暗殺される。
- 坂本ルートでは、坂本と同様に暗殺の死に際に綱道と薫の手によって羅刹となる。暗殺を仕掛けたのは新選組だと勘違いをしていて、新選組ら幕府派を恨み、千鶴を幕府側の間者と見做し、彼女を庇う坂本とも袂を分かつ事となる。その後は綱道・薫らの元を離れた坂本とは違い、綱道・薫らと行動し、やがて綱道の作った新政府軍の羅刹兵達の指揮官として坂本と敵対する事になる。
アニメ版オリジナルキャラクター
- 古高俊太郎(ふるたか しゅんたろう)
- 京都桝屋の主。長州藩の尊攘派の志士とつながりを持ち、池田屋での会合に関わっていたが、新選組に捕縛された。
- 安藤(あんどう) / 新田(にった)
- 新選組隊士。池田屋事件で裏口を守備し、浪士との斬り合いで重傷を負った。
- 奥沢(おくざわ)
- 新選組隊士。池田屋事件で安藤・新田らとともに裏口守備を担当。浪士との戦闘で斬死し、その後援軍に来た原田に「立派な死様」と賞された。
- 松平容保(まつだいら かたもり)
- 声 - 森川智之
- 会津藩主、京都守護職。新選組を預かる、直接の上司にあたる。名前だけは頻繁に本編にも登場する。
- 正木時茂(まさき ときしげ)
- 声 - 石田彰
- 会津藩士。通称は兵衛(ひょうえ)。若手藩士の中心的存在。会津新選組を率いる斎藤と邂逅する。当初は洋装や右差しの斎藤に反発していたが、白河口の敗戦を経て心を入れ替えた。母成峠の戦いでは同士らを率いて殿軍を買って出て、そのまま生死不明となる。
- 樫倉(かしくら) / 三沢(みさわ)
- 声 - 酒巻光宏 / 井上剛
- 若手の会津藩士。正木とともに斎藤に反発していたが、白河口では新選組の助力を得て戦う。
- 星恂太郎(ほし じゅんたろう)
- 額兵隊の指揮官。仙台の戦い後に新選組と合流し、松前城攻撃では土方と轡を並べた。
- 荒井郁之助(あらい いくのすけ)
- 声 - 寺井智之
- 旧幕府軍幹部。海軍の責任者として宮古湾海戦での接舷作戦を提唱した。しかし作戦は失敗し、撤退を決断する。
- 徳川太郎(とくがわ たろう)
- 声 - 村上和也
- 旧幕府軍幹部。
- 甲賀源吾(こうが げんご)
- 旧幕府軍幹部。軍艦「回天」の艦長として宮古湾海戦に従事するも、新政府軍のガトリングガンの弾に当たって戦死した。
- 黒田清隆(くろだ きよたか)
- 声 - 幸地真作
- 新政府軍の参謀。薩摩藩出身。蝦夷に籠もる旧幕府軍に対する攻撃の指揮を執る。
- 滝川(たきがわ)
- 声 - 大林洋平
- 旧幕府軍幹部。一隊を率いて二股口で新選組と布陣した。突出する場面もあったが、土方隊の援護で事なきを得た。
- 勇坊(ゆうぼう)
- 声 - ふじたれいこ
- 壬生浪士組が駐屯する八木家の子息。
- 沖田みつ(おきた みつ)
- 沖田の姉。父母を早くに亡くして家計が苦しくなり、縁のある試衛館道場に幼い沖田を預ける。
- 近藤周斎(こんどう しゅうさい)
- 江戸試衛館道場の主、近藤勇の養父。
- 家里(いえさと)
- 声 - 幸地真作
- 壬生浪士組隊士。芹沢や土方・近藤らとともに上洛してきた古参の隊士だったが隊規違反で切腹を命じられていた。変若水の試薬の実験台として羅刹第一号となり、その場で暴れまわるものの駆けつけた土方によって殺される。
- 川島勝司(かわしま かつじ)
- 壬生浪士組隊士。山崎や島田と同期。
- 小寅(ことら)
- 声 - 樋口あかり
- 大坂吉田屋の芸子。酒に酔った芹沢に絡まれ、「武士を侮辱した」と因縁を付けられる。その場に駆け付けた土方によって、芹沢は髷を落とされてしまう。
- お鹿(おしか)
- 声 - 飯田奈保美
- 大坂吉田屋の仲居。小寅と同席して芹沢・永倉・龍之介をもてなしており、芹沢に因縁を付けられた小寅を庇ったため芹沢の怒りを買ってしまう。
- 佐伯(さえき)
- 声 - 綱川博之
- 壬生浪士組隊士。芹沢の名を借りて借金をし、その返済のために芹沢の根付を盗んだとして捕えられる。新見によって改良された変若水を飲まされて意識を保ったままの羅刹となるが、隙を見て逃走してしまい、その途上に偶然遭遇した佐々木とあぐりを殺害する。その後、河原町に潜伏していたところを沖田に発見されて殺される。
- 酒井兵庫(さかい ひょうご)[19]
- 声 - 蒼井翔太
- 新選組隊士で会計方、摂津国住吉の出身。2021年発売のOVA新作より登場。
- 変若水(おちみず)
- 南蛮から渡来した薬で、西洋でいうエリクサー、中国では仙丹のこと。西洋の鬼の血を薄めたものであり、服用すれば即座に羅刹として変貌してしまう。
- 日本に伝わったのは豊臣秀吉による朝鮮出兵の際であり、雪村綱道が幕府の密命を受け、改良を進めていた。十鬼の絆では仙丹として登場し、八千代たちが利用する。その際に羅刹となった鬼や人間のことを、修羅と呼ぶ。修羅たちは、吸血衝動や日光に弱くなく一人の鬼頭と同等の力を得る。関ヶ原の戦いの後、仙丹に関する資料などは徳川家康によって処分され、彼は千耶に二度と仙丹を世に出さないことを約束した。
- 羅刹(らせつ)
- 千鶴が京へ来た夜に遭遇した、変若水を飲んだ者たち。紅い瞳と白い髪が特徴で、日光に弱く時折吸血衝動に苛まれるが、綱道は日光に強い羅刹を作り出すことに成功している。
- 超人的な身体能力と治癒能力を持つが、実際には数十年間に少しずつ消費していく常人の一生分の生命力や治癒能力を一気に消費しているに過ぎないため、それが尽きれば身体は灰と化して死亡する。寿命以外では、心臓を貫かれるか首を切り落とされることに遭わない限り、死ぬことはない。
- 綱道いわく、「千鶴の故郷の村の水を服用すれば羅刹としての症状が薄くなっていく」とのことだが、テレビアニメ版ではそこまで言及されていない。
- 羅刹隊(らせつたい)
- 山南に指揮される羅刹たちが集う隊で、元々は「新撰組」(てへんのしんせんぐみ)と呼ばれていた。その存在は伏せられており、所属者は表向きには死んだことになっているが、新選組の幹部や千鶴などは存在を知っている。また、前川邸で管理されている。
- 薄桜鬼(はくおうき)
- タイトル名、および風間が土方の奮闘を称えて彼に付けた、鬼としての名前。
- 鬼の腕(おにのうで)
- 『薄桜鬼 真改 風ノ章』の伊庭ルートにて登場する、千姫の住む鬼の里で保管されていた、旧時代の鬼の頭領の両腕。この右腕を綱道は盗み、武田の羅刹化と共にこの鬼の右腕を与える。綱道・武田から鬼の右腕を取り戻すため、対抗手段として千姫は鬼の左腕を伊庭に託す。甲にある印は十鬼衆であることを示す印であり、十鬼の絆の十鬼衆はそれぞれ服などに印が入れられている。
特記されているもの以外、吉岡亜衣加が歌を担当している[20][21]。
- 薄桜鬼 〜新選組奇譚〜
- オープニングテーマ「はらり」
- 作詞 - 加々美亜矢 / 作曲 - 澤口和彦 / 編曲 - 太田美知彦
- エンディングテーマ「ココニイル〜虚空の果て〜」
- 作詞 - うらん / 作曲・編曲 - TATSUYA
- 薄桜鬼 ポータブル
- オープニングテーマ「闇の彼方まで」
- 作詞 - 日山尚 / 作曲・編曲 - 上野義雄
- エンディングテーマ「想い出はそばに」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 末廣健一郎
- 薄桜鬼 DS
- オープニングテーマ「散らない花」
- 作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - 谷本貴義
- エンディングテーマ「ひとしずく」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 四月朔日義昭 / 編曲 - 谷本貴義
- 薄桜鬼 3DS
- オープニングテーマ「星標」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 谷本貴義
- エンディングテーマ「三日月に花」
- 作詞・作曲 - 吉岡亜衣加 / 編曲 - 戸田章世
- 薄桜鬼 随想録
- オープニングテーマ「花びらの刻」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 上野義雄
- エンディングテーマ「空の鏡」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 末廣健一郎
- 薄桜鬼 随想録 ポータブル
- オープニングテーマ「時の栞」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 上野義雄
- エンディングテーマ「光の蝶」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- 薄桜鬼 随想録 DS
- オープニングテーマ「響ノ空(ひびきのそら)」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 戸田章世
- エンディングテーマ「はじまりの詩」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - 安瀬聖
- 薄桜鬼 遊戯録
- オープニングテーマ「青空ボタン」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 谷本貴義
- エンディングテーマ「ねぇ、もしも2人が…」
- 作詞・作曲 - 吉岡亜衣加 / 編曲 - 谷本貴義
- 薄桜鬼 遊戯録 DS
- オープニングテーマ「風色ステップ」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 鶴由雄
- エンディングテーマ「ポケットキャンディー」
- 作詞・作曲 - 吉岡亜衣加 / 編曲 - 松美夜孤雨兵
- 薄桜鬼 遊戯録弐
- オープニングテーマ「夢・彩・とりどり」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 松美夜孤雨兵 / 編曲 - ぺさま
- エンディングテーマ「今日に約束」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 鶴由雄
- 挿入歌「まなざしの空」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 安瀬聖 / 歌 - mao
- 薄桜鬼 巡想録
- オープニングテーマ「紅い蜃気楼」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 四月朔日義昭
- エンディングテーマ「約束の空」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 四月朔日義昭
- 随想録エンディングテーマ「夕凪に願いを」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 四月朔日義昭
- 薄桜鬼 黎明録
- オープニングテーマ「風遙か」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- エンディングテーマ「今日の永遠」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 浅野高弘 / 編曲 - chokix / 歌 - mao
- エピローグテーマ「消えない虹」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- 薄桜鬼 黎明録 ポータブル
- オープニングテーマ「光彼方」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 四月朔日義昭
- エンディングテーマ「悠久の夜明け」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - 安瀬聖
- 薄桜鬼 黎明録 DS
- オープニングテーマ「夢さやか」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 岩垂徳行
- エンディングテーマ「祈り降るなら」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 安瀬聖 / 歌 - mao
- 薄桜鬼 黎明録 名残り草
- オープニングテーマ「遙かな稲妻」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 浅野高弘 / 編曲 - 多田彰文
- エンディングテーマ「風は憶えてる」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 四月朔日義昭 / 歌 - ヲタみん
- 薄桜鬼 幕末無双録
- メインテーマ「桜花の如く」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 四月朔日義昭 / 歌 - mao
- エンディングテーマ「太陽が生まれる場所」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - 安瀬聖
- 挿入歌「闘花伝」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 黒須克彦 / 歌 - mao
- 挿入歌「想い出回廊」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 安瀬聖 / 歌 - mao
- 挿入歌「決戦ノ刻」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- 挿入歌「祈り結び」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 戸田章世
- 薄桜鬼 懐古録(iOS&Android用アプリ)
- オープニングテーマ「夢待ちの季節」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 三浦誠司 / 編曲 - 安瀬聖
- エンディングテーマ「虹織る調べ」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 霜月はるか / 編曲 - 戸田章世
- 薄桜鬼 鏡花録
- オープニングテーマ「桜の轍」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 四月朔日義昭
- エンディングテーマ「永い余白を越えて」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 増谷賢 / 編曲 - 安瀬聖
- 薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜
- オープニングテーマ「予感」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 鶴由雄
- エンディングテーマ「水彩グラデーション」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 鶴由雄
- 薄桜鬼 for iOS & Android
- オープニングテーマ「白き誓い」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - 長田直之
- エンディングテーマ「優しさの隣で」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 吉岡亜衣加 / 編曲 - 戸田章世
- アニメ「薄桜鬼」ドラマCD
- テーマソング「天ノ華(そらのはな)」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 鶴由雄
- 薄桜鬼 ドラマCD 〜寒桜絵巻〜
- テーマソング「ひとひら花便り」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 鶴由雄
- 薄桜鬼 ドラマCD 〜会津隠密帳〜
- テーマソング「刻の透かし絵」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 鶴由雄 / 編曲 - 戸田章世
- 薄桜鬼 ドラマCD 〜新選組鬼譚〜
- テーマソング「飛沫の花」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 四月朔日義昭
- 薄桜鬼 ドラマCD 〜近藤さんの悩みの種〜
- テーマソング「最涯ての地図」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 戸田章世
- 裏語 薄桜鬼
- オープニングテーマ「暁闇」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - chokix
- エンディングテーマ「久遠ノ光」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - Yu / 編曲 - 安瀬聖
- 裏語 薄桜鬼〜暁の調べ〜
- オープニングテーマ「蒼き隼が如く」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - 長田直之
- 「恋慕綴り」エンディングテーマ「こひぶみ紙風船」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 戸田章世
- 「黎明の轍」エンディングテーマ「揺るぎなきもの」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 吉岡亜衣加 / 編曲 - 戸田章世
- 薄桜鬼 随想録 面影げ花
- オープニングテーマ 「風光る結晶」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 戸田章世
- エンディングテーマ「星と真珠と夢と」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 戸田章世
- 薄桜鬼 黎明録 思馳せ空
- オープニングテーマ「星篝り」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- エンディングテーマ「願い雫」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 長田直之 / 歌 - mao
- 薄桜鬼 真改 風ノ章
- オープニングテーマ「瑠璃ノ空ヘ」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- エンディングテーマ「常盤火」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- 薄桜鬼 真改 華ノ章
- オープニングテーマ「嵐の中で咲く華」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- エンディングテーマ「命ノ相聞歌」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- 薄桜鬼 遊戯録 隊士達の大宴会
- オープニングテーマ「アコガレ玉手箱」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 折倉俊則
- エンディングテーマ「くす玉ハート」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 折倉俊則
- 挿入歌「逆転のウヱーブ」
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 折倉俊則
- 薄桜鬼 真改 風華伝
- オープニングテーマ「一心 〜地の涯まで〜」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- 薄桜鬼 真改 月影ノ抄
- オープニングテーマ「想ノ舟」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- エンディングテーマ「微笑みのほとり」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- 薄桜鬼 真改 銀星ノ抄
- オープニングテーマ「願ノ河」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- エンディングテーマ「星の咲く道で」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 玉木千尋
- 薄桜鬼 真改 黎明録
- オープニングテーマ「絆火燃ゆ(きずなびもゆ)」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- エンディングテーマ「夢燈りの空(ゆめともりのそら)」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- 挿入歌「消えない虹」(既存曲)
- 作詞 - 上園彩結音 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- 薄桜鬼 真改 天雲ノ抄
- オープニングテーマ「花霞」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- エンディングテーマ「雲の果たてに」
- 作詞 - 磯谷佳江 / 作曲・編曲 - 小野貴光
- 薄桜鬼 真改 万葉ノ抄
- オープニングテーマ「帰心〜万世に願ふ〜」
- 作詞・作曲 - 吉岡亜衣加 / 編曲 - 洞澤徹
『薄桜鬼』のタイトルで、第一期が2010年4月から同年6月まで、tvkほか独立放送各局、テレビ愛知、およびAT-Xにて全12話放送された。
物語は文久3年12月、主人公・雪村千鶴が新選組と出会うことに始まり、鬼の存在と自身の秘密に触れながらも、激動の時代に武士道を貫く男たちと共に生きる姿を描く[73][74]。
『薄桜鬼 碧血録』(はくおうき へっけつろく)のタイトルで、第二期が2010年10月から同年12月まで全11回放送された。制作決定は第一期第12話の放送終了後に告知され、第二期の第1回は、話数のない第一期総集編『薄桜鬼 京都回想録』に充てられ、第2回より全10話が、第一期からの通算の話数で第13話から第22話として放送された。
物語は慶応4年1月、鳥羽伏見の戦いに敗れ江戸に戻った新選組だったが、新政府軍を迎え撃つ命を受け甲府城へ向かうこととなる。以後、宇都宮・会津・仙台、そして箱館へと続く闘いの日々を描く[73][75]。
『薄桜鬼 黎明録』(はくおうき れいめいろく)のタイトルで、前日譚に当たる第三期が2012年7月から同年9月まで、読売テレビ[注釈 5]、TOKYO MXほか独立放送各局、テレビ愛知、BS11、およびAT-Xにて全12話放送された。第1話放送の1週間前には、テレビ愛知で2012年7月4日に『薄桜鬼 黎明録 放送直前番組 薄桜鬼 桜華追想』、AT-Xで2012年7月10日に『【薄桜鬼 黎明録】放送直前スペシャル』が放送された(二つの番組内容は同じ)。
物語は文久3年2月、主人公・井吹龍之介と壬生浪士組との出会いに始まり、後に新選組と呼ばれることとなる男たちの覚悟を描く[73][76]。
テレビアニメ版のストーリーは基本的に土方ルートに沿っているが、ラストの描写はゲーム版と多少異なっている。
主題歌(テレビアニメ)
- 第一期
- オープニングテーマ「十六夜涙」
- 作詞 - Yumiyo / 作曲 - 谷本貴義 / 編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 吉岡亜衣加
- エンディングテーマ「君ノ記憶」
- 作詞・歌 - mao / 作曲・編曲 - 安瀬聖
- 第二期
- オープニングテーマ「舞風」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 上野義雄 / 編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 吉岡亜衣加
- エンディングテーマ「茜空に願ふ」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 安瀬聖 / 歌 - mao
- 第三期
- オープニングテーマ「黎鳴 -reimei-」
- 作詞・歌 - 黒崎真音 / 作曲・編曲 - デワヨシアキ
- 第1話の先行放送では未使用。
- エンディングテーマ「花のあとさき」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 霜月はるか / 編曲 - 安瀬聖 / 歌 - mao
各話リスト(テレビアニメ)
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話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
第一期 |
第一話 | 雪華の都 | 山口亮太 | ヤマサキオサム | 吉田俊司 | 胡陽樹 | - |
第二話 | 動乱の火蓋 | 広田光毅 | 藤原良二 | 神保昌登 | 森田実、氏家嘉宏 | 野田康行 |
第三話 | 宵闇に咲く華 | 金﨑貴臣 | 吉田俊司 | 門智昭、菊地洋子 | 胡陽樹 |
第四話 | 闇より来る者 | 中村能子 | 名村英敏 | 渡辺正彦 | 番由紀子、山田裕子 | 野田康行 |
第五話 | 相克せし刃 | 笹野恵 | 高村雄太 | 安田京弘、金順淵 | 胡陽樹 |
第六話 | 鬼の命脈 | 中村能子 | 小滝礼 | 渡辺正彦 | 空流辺広子 | 野田康行 |
第七話 | 桎梏の運命(さだめ) | 笹野恵 | 名村英敏 | 邑木小詠 | 山下英美、吉田和香子 | 胡陽樹 |
第八話 | あさきゆめみし | 中村能子 | 金﨑貴臣 | 西村博昭 | 番由紀子 | 野田康行 |
第九話 | 修羅の轍 | 広田光毅 | 小滝礼 | 吉田俊司 | 門智昭 | 胡陽樹 |
第十話 | 絆のゆくえ | 笹野恵 | 斎藤哲人 | 木村延景 | 森田実、空流辺広子 | 野田康行 |
第十一話 | 零れ落ちるもの | 中村能子 | 小島正士 | 渡辺正彦 | 氏家嘉宏、山田裕子 | 胡陽樹 |
第十二話 | 剣戟の彼方 | 広田光毅 | 金﨑貴臣 | 高村雄太 | 番由紀子 | 野田康行 |
第二期(碧血録) |
総集編 | 京都回想録 | - |
第十三話 | 焔の如く | 笹野恵 | 名村英敏 | 西村博昭 | 空流辺広子、金順淵 | 胡陽樹 野田康行 |
第十四話 | 蹉跌の回廊 | 広田光穀 | 清水聡 | 又野弘道 | 花井宏和、山下英美 | 中嶋敦子 野田康行 |
第十五話 | 遠き面影 | 中村能子 | 山﨑光恵 | 門智昭、高澤美佳 | 胡陽樹 |
第十六話 | 誠心は永遠(とわ)に | ヤマサキオサム | 名村英敏 | 吉田俊司 | 番由紀子 | 野田康行 |
第十七話 | 玉響の夢 | 笹野恵 | 金﨑貴臣 | 岡村正弘 | 空流辺広子 | 胡陽樹 野田康行 |
第十八話 | 輝ける暁光 | 中村能子 | 斎藤哲人 | 高村雄太 | 金順淵、氏家嘉宏 | 野田康行 |
第十九話 | 天道の刃 | 広田光穀 | 名村英敏 | 西村博昭 | 門智昭、山田裕子 | 胡陽樹 野田康行 |
第二十話 | 散ずる桜花 | 笹野恵 | 小島正士 | 又野弘道 | 高澤美佳、山下英美 | 野田康行 |
第二十一話 | 雪割草の花咲きて | ヤマサキオサム | 平田智浩 | 吉田俊司 | 番由紀子、山根理宏 | 佐光幸恵 |
第二十二話 | 夢幻の薄桜 | 中村能子 | 山崎光恵 | 野田康行 | 中嶋敦子 |
第三期(黎明録) |
第一話 | 天武の暁 | ヤマサキオサム | 名村英敏 | 竹下健一 | 山田裕子、高澤美佳 | 中嶋敦子 胡陽樹 安田京弘 |
第二話 | 導かれし運命(さだめ) | 広田光毅 | 小島正士 | 石田暢 | 小馳那乃國広道 | 胡陽樹 安田京弘 |
第三話 | 群狼の掟 | 笹野恵 | 斎藤哲人 | 土屋康郎 | 崎本さゆり、紋地昭 |
第四話 | 血塗られし刃 | ヤマサキオサム | 西村博昭 | 河南正昭、山田裕子 松下郁子、松浦里美 |
第五話 | 蒼穹のきざはし | 中村能子 | 小島正士 | 久保太郎 吉田俊司 | 前澤弘美、古住千秋 海老原雅夫 |
第六話 | 闇よりの咆哮 | 広田光毅 | 名村英敏 | 高山秀樹 | 河南正昭、平川亜喜雄 |
第七話 | 草颯の誓い | 笹野恵 | 斎藤哲人 | 西村博昭 | 氏家嘉宏、瀧原美樹 平川亜喜雄、今泉直子 | 中嶋敦子 胡陽樹 安田京弘 |
第八話 | 修羅の枷鎖 | 中村能子 | 金崎貴臣 | 青柳宏宣 | 前澤弘美、古住千秋 中山由美、松浦里美 松下郁子 |
第九話 | 放たれる剣閃 | 広田光毅 | 小島正士 | 野亦則行 | 小松桃花、岸川麻美 荻原みちる、時矢義則 |
第十話 | 紅蓮の烽火 | 笹野恵 | 浪速勉 | 西村博昭 | 平川亜喜雄、河南正昭 石橋有希子 |
第十一話 | 百花月夜 | ヤマサキオサム | 高山秀樹 | 中山由美、中本尚 前澤弘美 | 中嶋敦子 小松桃花 |
第十二話 | 大いなる黎明 | 中村能子 | 大張正己 | 竹下健一 | 氏家嘉宏、平川亜喜雄 松下郁子、小坂知 | 中嶋敦子 胡陽樹 安田京弘 |
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『薄桜鬼 雪華録』(はくおうき せっかろく)のタイトルで、2011年8月から同年11月にかけて、沖田編、斎藤編、原田編、藤堂編、土方編の順に全5巻で発売。2012年6月に、第六章「風間千景」編が発売された。
物語は慶応2年12月、主人公・雪村千鶴は、新選組襲撃を画策する不逞浪士の噂を聞き、芸妓に化けて島原に潜入する[73]。本作はTVシリーズで描き切れなかった京都時代の新選組に焦点を当てた作品であり、原作ゲームのファンディスク『薄桜鬼 随想録』で人気のあったエピソードやオリジナルストーリーで構成される[77]。
『薄桜鬼』のタイトルで、2021年12月から2022年2月にかけて新作が全3巻で発売。これに先駆けて、2021年11月13日よりU-NEXTで先行配信が行われた[78]。2022年3月27日にはAT-Xで一挙放送。
物語は慶応元年6月、京都の巡察を続ける新選組に「新選組を騙る賊」が頻繁に現れているとの報告がもたらされる。そんな中で彼らと行動を共にしていた千鶴は、ある騒動に巻き込まれ行方不明となる。本作は将軍家茂の上洛に伴う事件を描き、新キャラクターとして酒井兵庫が登場する[79]。
スタッフ(OVA)
- 原作 - オトメイト(アイディアファクトリー/デザインファクトリー)
- 原案・構成監修 - 藤澤経清
- 監督 - ヤマサキオサム
- キャラクター原案 - カズキヨネ
- キャラクターデザイン - 中嶋敦子
- 美術監督 - 平柳悟
- 色彩設計 - 松本真司(雪華録)、安住唯(新作)
- 撮影監督 - 下崎昭
- 編集 - 松村正宏(雪華録)、小池祐樹(新作)
- 音響監督 - 岩浪美和(雪華録)、長崎行男(新作)
- 音楽 - 大谷幸(雪華録)、川井憲次(新作)
- プロデューサー - 小倉充俊・山崎明日香、長谷川和彦(雪華録)、澤田圭一郎・岩崎卓・伊藤紗希(新作)
- アニメーション制作 - スタジオディーン
- 製作 - 「薄桜鬼 雪華録」製作委員会(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント、フロンティアワークス、エー・ティー・エックス)、「薄桜鬼」製作委員会2021(新作)
主題歌(OVA)
- 雪華録
- オープニングテーマ「夢ノ浮舟」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲 - 鶴由雄 / 編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 吉岡亜衣加
- 沖田編エンディングテーマ「夢幻 -a true love tale-」
- 斎藤編エンディングテーマ「風花 -The whisper of snow falling-」
- 原田編エンディングテーマ「蘭 -The end of struggle-」
- 藤堂編エンディングテーマ「光 -I promise you-」
- 土方編エンディングテーマ「真実 -The light lasting-」
- 風間編エンディングテーマ「比翼 -Contract with you-」
- 全作詞・歌 - 黒崎真音 / 全作曲・編曲 - デワヨシアキ
- エンディングテーマは各章ごとに異なる。2011年8月10日に『五色詠-Immortal Lovers-』としてアルバムリリースされた。
- 新作
- オープニングテーマ「刹那の鼓動」
- 作詞・作曲・編曲 - amazuti(KEYTONE) / 歌 - 吉岡亜衣加
- 第一章エンディングテーマ「絢爛 -I'll never forget you-」
- 作詞・歌 - 黒崎真音 / 作曲・編曲 - amazuti(KEYTONE)
- 第二章エンディングテーマ「朱華 -The like the Flowers-」
- 作詞・歌 - 黒崎真音 / 作曲 - Kyosuke(KEYTONE) / 編曲 - Kyosuke・出口遼・木村孝明
- 第三章エンディングテーマ「体温 -I'll be by my side forever-」
- 作詞・歌 - 黒崎真音 / 作曲・編曲 - 湯原聡史(KEYTONE)
各話リスト(OVA)
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話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 発売日 |
雪華録 |
第一章 | 玄夜の白雪 | 中村能子 | ヤマサキオサム | 関野昌弘 | 谷圭司 藤岡真紀 | 野田康行 | 2011年 8月5日 |
第二章 | 冬の埋み火 | 笹野恵 | 名村英敏 | 高島大輔 | 飯飼一幸 大貫健一 | 8月26日 |
第三章 | 空裂く槍 | 広田光毅 | 岡宗次郎 | 高村雄太 | 山田裕子 胡陽樹 | 9月30日 |
第四章 | 揺蕩う舟 | 笹野恵 | 小島正士 浪速勉 | あべたつや | 山根理宏 | 10月28日 |
第五章 | 天明の風 | 中村能子 | 斎藤哲人 | 久保太郎 | 中本尚 中山由美 | 11月25日 |
第六章 | 雪華の舞 | ヤマサキオサム | 竹下健一 | 羽田浩二 高澤美佳 | 2012年 6月27日 |
新作 |
第一章 | 茅花流し、雲隠れの刻 | 中村能子 | ヤマサキオサム | 吉田俊司 | 加野晃 中本尚 熊川ありさ 松下郁子 佐藤麻里那 武本大介 アクション作画監督 戸倉紀元 | 工藤裕加 北原広大 | 2021年 12月24日 |
第二章 | 宵闇、夕顔別当の燈 | 笹野恵 | 名村英敏 | サトウ光敏 | 松本美雪 松原一之 日下岳史 和田伸一 中山由美 アクション作画監督 戸倉紀元 | 中村深雪 皆川愛香利 | 2022年 1月28日 |
第三章 | 星迎え、雲漢の調べ | 広田光毅 | 沖田宮奈 | 久保太郎 | 小島絵美 宮暁秀 佐藤綾子 熊川ありさ 古池ゆかり 松原一之 日下岳史 小田真弓 櫻井拓郎 アクション作画監督 戸倉紀元 | 工藤裕加 北原広大 松下郁子 | 2月25日 |
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概要 劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞第二章 士魂蒼穹, 監督 ...
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『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』( - きょうとらんぶ)のタイトルで、2013年8月24日に公開された。新ストーリーで展開される2部作の第1作目。PG12指定作品。2013年8月22日にはTOKYO MXで特別番組『「劇場版 薄桜鬼」を愉しむための五箇条』が放送された。
激動の幕末を舞台に、己の信念を貫く新選組の隊士と、彼らと共に生きる道を選んだ少女・雪村千鶴が織りなす物語を描く[80]。
キャッチコピーは「守りたいものあらば、鬼になれ」
『劇場版 薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹』( - しこんそうきゅう)のタイトルで、2014年3月8日に公開された。「京都乱舞」との2部作の第2作目。
甲陽鎮撫隊として甲府に赴いた新選組。離反者も現れるなか、志を貫き鬼との決着に向かうべく土方は決意を固める[81]。
キャッチコピーは「信じるものの為に、戦う」
スタッフ(劇場版)
- 原作 - オトメイト(アイディアファクトリー/デザインファクトリー)
- 監督・音響監督 - ヤマサキオサム
- 脚本 - 藤澤経清、ヤマサキオサム
- キャラクター原案 - カズキヨネ
- キャラクターデザイン - 中嶋敦子
- 助監督 - ほしかわたかふみ
- 絵コンテ(第一章) - 関野昌弘、石平信司、増尾昭一、高橋しんや、ヤマサキオサム
- 絵コンテ(第二章) - 関野昌弘、斉藤哲人、名村英敏、ヤマサキオサム、大張正己
- 演出(第一章) - 山岡実、竹下健一、西本由紀夫
- 演出(第二章) - 仁昌寺義人、安藤貴史、宮下新平、ヤマサキオサム、大張正己
- 総作画監督(第一章) - 中嶋敦子、安田京弘、羽田浩二
- 総作画監督(第二章) - 中嶋敦子、安田京弘、藤岡真紀、羽田浩二
- 作画監督(第一章) - 阿部恒、中本尚、青野厚司、小林利充
- 作画監督(第二章) - 中本尚、大塚八愛、関野昌弘、大籠之仁、AICPLUS+(加野晃、山田裕子)
- エフェクト作画監督 - 高橋しんや
- プロップ作画監督 - 岡戸知凱
- 美術監督 - 平柳吾
- 色彩設計 - すずきたかこ
- 撮影監督 - 下崎昭
- 音楽 - 川井憲次
- 音楽制作 - ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
- プロデューサー - 小倉充俊、林洋平、山崎明日香、福田順、浦崎宣光、西島浩志
- アニメーション制作 - スタジオディーン
- 配給 - クロックワークス/ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
- 製作 - 「劇場版 薄桜鬼」製作委員会(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント、ムービック、エー・ティー・エックス、クロックワークス、スタジオディーン)
主題歌(劇場版)
- 第一章
- 「紅ノ絲」
- 作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 出羽良彰 / 歌 - 吉岡亜衣加
- 第二章
- 「蒼穹ノ旗」
- 作詞 - 森由里子/ 作曲・編曲 - 出羽良彰/ 歌 - 吉岡亜衣加
『薄桜鬼 〜御伽草子〜』(はくおうき おとぎそうし)のタイトルで、2016年4月から同年6月まで放送された。キャラクターがディフォルメ頭身になった5分枠の短編アニメであり、担当声優はオリジナルと同じ[82]。
スタッフ(御伽草子)
- 原作 - アイディアファクトリー/デザインファクトリー
- 監督 - 篠原ぱらこ
- キャラクターデザイン - オトメイト
- アニメキャラクターデザイン - 宮川珠美
- 音楽制作 - 押谷沙樹
- シリーズ構成 - 野々村友紀子、篠原ぱらこ
- プロデューサー - 後藤阿梨紗、西村哲宣、小田元浩、丁寧、川上修弘、安倍孝二、かねごん
- アニメーション制作 - DLE
- 製作 - IF・DF/「薄桜鬼 〜御伽草子〜」製作委員会
各話リスト(御伽草子)
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話数 | サブタイトル | 脚本 | 作画監督 |
第一巻 | 父さまを探して… 続・父さまを探して… | 野々村友紀子 | 高道麻樹子 |
第二巻 | 鏡 美食家、風間 沖田のイタズラ |
第三巻 | ナニユエ斎藤さん 薩摩藩の動きが…! 真面目な男、斎藤 |
第四巻 | 薫のどす黒い策略 千鶴への贈り物 |
第五巻 | 原田の夜 風呂 |
第六巻 | 新選組の真剣会議 続・美食家、風間 山崎の休日 |
第七巻 | 伊東さんへの隠し事 山南さんの薬 |
第八巻 | 天霧の好み 花の女鬼会 |
第九巻 | 薫の復讐 |
第十巻 | 迎えに来たぞ 夢想家 風間 |
第十一巻 | 隊士の協力 緊急事態 |
特別篇 | 篠原ぱらこ |
第十二巻 | 父さまへ… | 野々村友紀子 |
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放送局(御伽草子)
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日本国内 インターネット配信 / 放送期間および放送時間
配信期間 |
配信時間 |
配信サイト |
備考
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2016年4月5日 - 6月28日 |
火曜日 21:55 更新
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ニコニコ動画 |
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『薄桜鬼 新選組炎舞録』(はくおうき しんせんぐみえんぶろく)のタイトルで、2010年10月1日から17日まで天王洲 銀河劇場にて上演された[67][84]。
スタッフ(舞台)
- 原作 - 「薄桜鬼 〜新選組奇譚〜」(アイディアファクトリー/デザインファクトリー)
- 演出 - キタムラトシヒロ(演劇集団Z団)
- 脚本 - 毛利亘宏(少年社中)
- 脚本協力 - 大富いずみ(トライストーン・エンタテイメント)・米山和仁(ホチキス)
- 主催 - トライストーン・エンタテイメント、フジテレビジョン、スパイスプロダクション
- 企画・製作 - トライストーン・エンタテイメント
2012年に第1作目が上演されたミュージカルシリーズであり、ライブ形式の「HAKU-MYU LIVE」も開催されている[63]。愛称は、薄ミュ[85]。
公演リスト
- 第1作目:ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一 篇
-
- 2012年4月27日 - 5月8日、サンシャイン劇場[86][87]
- 第2作目:ミュージカル『薄桜鬼』沖田総司 篇
-
- 2013年3月14日 - 24日、サンシャイン劇場[88]
- 第3作目:ミュージカル『薄桜鬼』土方歳三 篇
-
- 2013年10月2日 - 11日、日本青年館 大ホール[89]
- 第4作目:ミュージカル『薄桜鬼』HAKU-MYU LIVE
-
- 2014年1月4日 - 5日、日本青年館 大ホール[90]
- 第5作目:ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇
-
- 2014年5月16日 - 18日、新神戸オリエンタル劇場 / 5月23日 - 6月1日、シアター1010[91]
- 第6作目:ミュージカル『薄桜鬼』藤堂平助 篇
-
- 2015年1月10日 - 12日、京都劇場 / 1月17日 - 25日、六本木ブルーシアター[92]
- 第7作目:ミュージカル『薄桜鬼』黎明録
-
- 2015年5月23日 - 31日、AiiA 2.5 Theater Tokyo / 6月10日 - 14日、京都劇場[93]
- 第8作目:ミュージカル『薄桜鬼』新選組奇譚
-
- 2016年1月4日 - 11日、天王洲 銀河劇場 / 1月15日 - 17日、大阪メルパルクホール[94]
- 第9作目:ミュージカル『薄桜鬼』HAKU-MYU LIVE 2
-
- 2016年8月12日 - 13日、京都劇場 / 2016年8月16日 - 17日、Zepp Divercity[95]
- 第10作目:ミュージカル『薄桜鬼』原田左之助 篇
-
- 2017年4月14日 - 16日 、梅田芸術劇場 シアタードラマシティ / 4月26日 - 30日、AiiA2.5 Theater Tokyo[96][97]
- 第11作目:ミュージカル『薄桜鬼 志譚』土方歳三 篇
-
- 2018年4月21日 - 23日、新神戸オリエンタル劇場 / 2018年4月28日 - 5月1日、明治座(特別公演)[98]
- 第12作目:ミュージカル『薄桜鬼 志譚』風間千景 篇
-
- 2019年4月5日 - 11日、日本青年館ホール / 2019年4月18日 - 21日、京都劇場[99]
- 第13作目:ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇
-
2020年4月2日 - 5日、明治座 / 2020年4月9日 - 12日、サンケイホールブリーゼ ※新型コロナウイルスの影響で中止[100]
- 2021年4月2日 - 4日、日本青年館ホール / 2021年4月8日 - 4月11日、AiiA 2.5 Theater Kobe[101]
- 第14作目:ミュージカル『薄桜鬼 真改』斎藤一 篇
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- 2022年4月22日 - 27日、品川プリンスホテル ステラボール / 2022年5月1日 - 5日、京都劇場[102]
- 第15作目:ミュージカル『薄桜鬼』HAKU-MYU LIVE 3
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- 2022年10月29日 - 30日、Zepp Namba / 2022年11月11日 - 13日、Zepp DiverCity[103]
- 第16作目:ミュージカル『薄桜鬼 真改』山南敬助 篇
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- 2023年4月8日 - 16日、シアター1010 / 4月22日 - 23日、サンケイホールブリーゼ[104]
- 第17作目:ミュージカル『薄桜鬼 真改』土方歳三 篇
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- 2024年4月13日 - 14日、AiiA 2.5 Theater Kobe / 4月19日 - 29日、天王洲 銀河劇場 [105]
- 第18作目:ミュージカル『薄桜鬼 真改』藤堂平助 篇
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- 2025年6月上演予定
スタッフ(ミュージカル)
- 脚本 - 毛利亘宏(志譚風間千景篇まで、真改土方歳三篇から)[106] / 西田大輔(真改相馬主計篇から真改山南敬助篇まで)[107]
- 演出 - 毛利亘宏(原田左之助篇まで、真改土方歳三篇から) / 西田大輔(志譚土方歳三篇から真改山南敬助篇まで)
- 作詞 - 毛利亘宏(志譚風間千景篇まで、真改土方歳三篇から) / 西田大輔(志譚風間千景篇から真改山南敬助篇まで)
- 音楽 - 佐橋俊彦 (志譚風間千景篇まで) / 坂部剛(真改相馬主計篇から)
- 殺陣 - 諸鍛冶裕太(藤堂平助篇まで) / 六本木康弘 (黎明録から)
- 殺陣監修 - 諸鍛冶裕太(黎明録・奇譚・原田左之助篇) / 六本木康弘(HAKU-MYU LIVE 2)
- 振付 - 本山新之助(志譚土方歳三篇まで、真改土方歳三篇から) / MAMORU(志譚風間千景篇から真改山南敬助篇まで)
- 制作協力 - ジェイズプロデュース(2012年 斎藤一篇)
- 製作協力 - トライストーン・エンタテイメント
- 主催 - ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会(マーベラス、マーブルフィルム、イープラス)
キャスト(ミュージカル)
青背景が主演。
さらに見る 2012年 斎藤一篇, 2013年 沖田総司篇 ...
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『薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜』(はくおうきエスエスエル スイートスクールライフ)は、『薄桜鬼 随想録』に収録されたコンテンツ。ゲーム本編で桜花片を集めると特典で見られる公式学パロであり、2014年にはPlayStation Vitaでゲーム化された[39]。
実写ドラマ
同名のタイトルで、2015年9月24日から10月29日まで、TOKYO MX2・KBS京都にて全8話が放送された。監督・脚本は、宮下健作[108]。
映画(SSL版)
『薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜 THE MOVIE』のタイトルで、2016年2月6日に公開された。監督・脚本は、宮下健作[109]。
舞台(SSL版)
『薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜 THE STAGE』のタイトルで、2015年12月11日から20日までシアターサンモールにて上演された[110]。
『薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜 THE STAGE ROUTE 斎藤一』のタイトルで、2017年4月21日から30日まで同会場にて上演された。いずれも、脚本・演出は菅野臣太朗[111]。
キャスト(SSL版)
青背景が主演。
さらに見る ドラマ・映画 (2015年版), 舞台(2015年) ...
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アンサンブル(2017年)
澤田遊、後藤菊之介、織田俊輝、猿川稜悟、松原幹、小室健、藤本将道、宮碕卓真
『管弦楽 薄桜鬼 〜響秋詩音〜』のタイトルで、2019年9月21日に京都発コンテンツの祭典『KYOTO CMEX 2019』の一環として、ロームシアター京都メインホールを会場に開催された[112]。土方歳三役の三木眞一郎と、雪村千鶴役の桑島法子が出演し、『薄桜鬼 真改 風華伝』をベースに管弦楽の音色のもと、土方と千鶴の声で紡がれた(キャストによるトークショーではない)。
- 薄桜鬼 桜の宴
- 2010年4月25日開催。会場は九段会館。昼の部と夜の部が開催され、DVDが2010年8月20日に発売[113]。
- 薄桜鬼感謝祭 〜新選組通信 出張版〜
- 2010年12月19日開催。会場はパシフィコ横浜。「薄桜鬼感謝祭 〜新選組通信 出張版〜 決起会」「薄桜鬼感謝祭 〜新選組通信 出張版〜」の前後半2部が開催され、DVDが2011年4月22日に発売[114]。
- OVA「薄桜鬼 雪華録」 全巻購入者イベント 〜春の夢〜
- 2012年2月26日開催。会場はパシフィコ横浜。昼の部と夜の部が開催された。
- 薄桜鬼 桜の宴 2012
- 2012年4月8日開催。会場は中野サンプラザ。昼の部と夜の部が開催され、DVDが2012年8月31日に発売[115]。
- 薄桜鬼 桜の宴 2013
- 2013年4月21日開催。会場は舞浜アンフィシアター。昼の部と夜の部が開催され、DVDが2013年9月27日に発売[116]。
- テレビアニメ「薄桜鬼〜御伽草子〜」春の鬼祭り!
- 2016年4月3日開催。会場は東京サイエンスホール。1回目(12時00分)と2回目(15時00分)が開催された[117]。
- テレビアニメ「薄桜鬼〜御伽草子〜」女鬼祭り!
- 2016年6月25日開催。会場はビリビリAKIBA。全話いっき見上映で第12話はこのイベント先行の放映。他にキャストトークショーなど[118]。
- 薄桜鬼 桜の宴 2018
- 2018年6月10日開催。会場は東京国際フォーラムホールA。昼の部と夜の部が開催された[119]。
- WEBラジオ特別興行 薄桜鬼伝奏
- 2022年5月7日開催。会場は日本教育会館一ツ橋ホール。花見会と月見会の2部制で開催された[72]。
- 薄桜鬼 真改 桜の宴 2024
- 2024年3月3日開催。会場はベルサール高田馬場。昼夜2公演が開催[120]。
- トレーディングカードゲーム参加
- 『アリス×クロス』に参戦しスタートパック&ブースターパックが2010年4月24日に発売[121]。ファンディスクである随想録もブースターパックが2010年12月24日に発売された。
- オンラインサイト・ゲームとの提携
- ファッションアイテム
- アニメファッションの通販サイトsuper-groupiesとのコラボレーションで、登場人物をイメージしたブレスレットやパンプス、腕時計などが発売された。また、その後も度々コラボしている[135]。
- かんざし屋Wargoからコラボレーションかんざしやアクセサリーが発売された。2018年現在、真改とコラボした第7弾の簪が販売されている[136]。
- KINCSのファッションブランドgoukとのコラボレーショングッズが第6弾まで発売された。
- メガネ、サングラスなどの販売を行うOWNDAYSと薄桜鬼SSLのコラボ商品がキャラポップストアより発売された。
- イメージアクセサリーを販売しているAerl*les bijouxから真改とコラボしたバッグチャームが発売。またイヤーカフやネックレス、ブレスレットなども販売された。
- 飲食店とのタイアップ
- パセラリゾーツ秋葉原電気街店とオトメイトカフェにて2011年から何度か薄桜鬼カフェが催された。
- はなの舞にて「薄桜鬼×はなの舞コラボ」を2011年6月から実施している[137][138]。
- カラオケの鉄人新宿歌舞伎町店限定で、コラボルームやコラボドリンクなどが2013年9月4日から11月4日まで提供された[139]。
- 龍馬軍鶏農場にて裏語薄桜鬼と2014年7月1日から11月30日までコラボした。
- オトメイトの人気作品とのコラボレーションカフェ、otomate garden(オトメイトガーデン)で薄桜鬼とのコラボレーションが催された。
- カフェやグッズ販売を行うCospRex(コスプレックス)と2014年11月6日にコラボレーションした。
- ファイブアイが運営するクレープ店のキャラクレ!で、ミュージカルとのコラボレーション商品3種が2015年5月より販売された[140]。
- コラボスイーツを多く手がけるPatisserie Swallowtail(パティスリー スワロウテイル)が、2010年12月よりコラボスイーツを発売している[141]。
- アニマックスがプロデュースするコンセプトカフェのアニマックスCAFEで、御伽草子をイメージしたコラボメニューなどが提供された。
- スイーツパラダイスのいくつかの店舗限定で、御伽草子のコラボフードを2016年4月から5月まで提供。またオトメイト冬の市でもコラボが行われた[142]。
- 薄桜鬼シリーズの10周年記念の一環で、オトメイトガーデンとのコラボカフェやグッズの販売を行った。
- Chugai Grace CafeにてOVAとのコラボカフェが、2022年3月4日から27日まで開催された[143]。
- アニメイトカフェGratteにてミュージカルとのコラボレーションが、2022年4月22日から5月22日まで開催された[144]。
- テーマパークでのイベント
- 「薄桜鬼 in ナムコ・ナンジャタウン」が2010年10月と2012年4月に開催された。全10種類のオリジナルデザート&フードのほか、オリジナルグッズが入手できた[145]。
- オトメイト×サンリオピューロランドとして「薄桜鬼 in サンリオピューロランド」が2012年8月11日から8月26日まで開催され、コラボスイーツやコラボグッズが販売された。
- ゲームイベント「体感型遊戯 「薄桜鬼」〜としまえん騒乱記〜GWに出陣!!」が、2013年5月3日から6日まで、および11日の5日間開催された[146]。
- 自治体とのコラボレーション
- 手塚治虫作品と乙女ゲームブランド・オトメイトのコラボ展示会「宝塚市立手塚治虫記念館 テヅカオトメ展」にて、四季咲組の作画によるブッダとのコラボレーションが2014年7月から10月まで展示された[147]。
- 福島県会津若松市とのコラボレーションにより、薄桜鬼AR付周遊アプリが配信され、新選組の関係する会津の観光スポットで対象物に端末をかざすと、キャラクターが現れボイスを聞くことができた。また、薄桜鬼のアメニティ付き宿泊プランや、限定グッズも販売された。2016年10月から2018年にかけて実施[148][149]。
- 東京都日野市が、土方歳三没後150年プロモーション事業の一環として「薄桜鬼 真改×日野市 〜新選組のふるさと 日野めぐり〜」と題し、2019年10月4日から11月4日までスタンプラリーを実施した[150]。
- 東京都日野市が、ふるさと納税の返礼品として非売品タペストリーを贈呈している[151]。
- 千葉県流山市で「薄桜鬼×流山 歴史薫る流山本町江戸回廊めぐり」と題し、スタンプラリーや限定物販などが、2018年3月に10周年企画のひとつとして開催された[152]。
- 薄桜鬼に主題を置いた展覧会
- 「薄桜鬼 刀剣録 〜幕末維新の刀剣展〜」と題し、実在の新選組隊士や幕末の志士が使用していた刀や由来品と共にキャラクターパネルを展示。2016年7月から9月まで備前長船刀剣博物館[153]、2017年7月から11月まで三河武士のやかた家康館、岩国美術館を会場に開催された[154][155]。
- シリーズの10年間を振り返る展覧会「薄桜鬼シリーズ 十周年記念展 薄桜鬼 〜士魂語り〜」が、2018年4月20日から22日まで池袋サンシャインシティを会場に開催された[156]。
- 企業とのコラボレーション
- アイディアファクトリーと三井住友VISAカードとのタイアップで「薄桜鬼VISAカード」の受付が2012年8月27日に開始された[157]。
- コラボレーションアイテムを販売するキャラモノon-lineとコラボしたデジタルカメラ『EXILIM』や、リバーシブルタンブラー、ICカードステッカーが発売された。
- 明治の『GOCHIグミ』とコラボし、特設サイトで劇場版第二章のオリジナルグッズなどが当たるキャンペーンを2014年3月に実施。製品パッケージの左上に告知もなされた。
- ミュゼプラチナムの特設サイトからweb予約をし脱毛コースを契約すると、限定コラボミラーがもらえるキャンペーンが2014年11月から2015年1月まで実施された[158]。
- ソニーストアにて『薄桜鬼 真改 風ノ章』とのコラボモデルのPlayStation®VitaとPlayStation®Vita TVが、2015年9月25日より数量限定で販売された[159]。
- 池袋サンシャインシティプリンスホテルで「御伽草子」のキャラクターがデザインされたコラボルームに泊まれるプランや、グッズ付きプランが2016年5月から7月まで提供された[160]。
- ぺんてるとコラボレーションしたデザイン筆ペンが、2016年5月20日より数量限定で発売された[161]。
- イベント「アニメイトガールズフェスティバル 2016」にあわせて配布された整理券を持って、2016年11月5日から30日の間に献血ルーム「池袋い〜すと」「池袋ぶらっと」もしくは池袋駅東口に出張する献血バスにて「全血献血400ml」を協力すると非売品色紙がもらえた[162]。
- サードウェーブデジノスとのコラボレーションしたタブレットが2016年6月に発売された[163]。
- あらいぐまラスカルの40周年と、薄桜鬼シリーズの10周年を記念して、2017年10月にコラボレーショングッズが発売された[164]。
- 薄桜鬼シリーズの10周年を記念して、嵐電×東映太秦映画村とのコラボ「京の都めぐり2018」が催され、スタンプラリーやラッピング電車の運行などが2018年1月から3月まで行われた[165]。
- 「15周年記念 薄桜鬼 桜花詳伝 聖地巡察 ー函館を巡る旅ー」を開催。函館市内各所にて、イラスト展・スタンプラリー・トークイベントなどが2024年2月に行われた[166]。
注釈
同じオトメイト作品の『十鬼の絆』は、同じ姓の鬼が出てくるが、先祖という設定ではない。
実在する隊士の名字は「やまなみ」読みとする説もあるが、本作では「さんなん」読みとなっている。
薄桜鬼の絵ノベル にはボイスは付かないが同じメーカーのAMNESIAではボイス付きも販売されている。
読売テレビにとっては『薄桜鬼 黎明録』が初の外部製作UHFアニメとなった。