梅津 瑞樹(うめつ みずき、1992年12月8日[1] - )は、日本の俳優。千葉県出身。bamboo所属[1]。演劇ユニット言式プロデューサー[2]。虚構の劇団の元劇団員[3]。
概要 うめつ みずき 梅津 瑞樹, 生年月日 ...
閉じる
- 両親が芸術関係の仕事をしていたことから幼少期からオペラ、ミュージカル、本が常に身近にある環境で育つ[4]。中学・高校と演劇部所属。高校在学中、日韓の交流公演に出演[5]。美術予備校時代は川崎昌平に師事し、インスタレーションなどを学ぶ[6]。大学は芸術学部にて文芸学科を専攻。空間芸術にも挑戦、メディアアート、立体彫刻を学び、学園祭で展示を行う。就職活動を始める時期に演劇部時代の友人の誘いをきっかけに演劇を再開、2015年に大学卒業後の進路として母親の勧めで劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」のオーディションを受けて合格。所属俳優となり舞台俳優デビュー。研究生を経て最後のステップである「一人芝居プロジェクト[7][8]」を通過、正劇団員となる。サードステージ所属[9]。2018年4月、bamboo所属[10]。2019年3月、舞台『刀剣乱舞』追加キャスト謎の人物役として一躍、脚光を浴びる[11]。
- 2020年
- 1月、ニッポン放送『刀剣乱舞2.5ラジオ』のマンスリーパーソナリティーに就任[12]。
- 9月、雑誌『CONTINUE』『GIRLS CONTINUE』二誌同時掲載でのコラム連載開始。プライベートで続けてきた小説や脚本の執筆をいずれは仕事に繋げたいと語っており商業媒体での仕事に結実する[11]。
- 10月、写真集『その丸木舟の行く先』発売。発売前重版が決定した[13]。
- 2021年
- 2月、東映が手掛ける一人芝居のプロジェクト、SOLO Performance ENGEKIの第1弾『HAPPY END』に小山内風太役で出演[14][8]。
- 4月、ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇に相馬主計役で出演[15][16]。一人芝居を除き単独初主演。
- 10月、テレビドラマ『あいつが上手で下手が僕で』にアマゲンの天野守役でレギュラー出演[17] 。
- 2022年
- 4月、日本テレビ系バラエティー番組『ろくにんよれば町内会』にレギュラー出演[18]。
- 12月8日、自身の30歳の誕生日に雑誌連載コラムと短編小説4作品を収めた随筆集『残機1』を発売[19][20][21]。発売日には楽天ブックス、7net、Yahoo!ショッピングの書籍関連ランキングで1位を獲得する[22]。
- 12月11日、虚構の劇団の解散に伴い同劇団員としての活動を終える[3]。
- 2023年
- 1月23日、随筆集『残機1』の重版が決定[23][24][20]。
- 2月、SOLO Performance ENGEKI第3弾、一人芝居『HAPPY WEDDING』が開幕[25][26][27]。老若男女、複数のキャラクターを演じきる[25][28]。
- 3月、山姥切長義役で出演の映画『刀剣乱舞-黎明-』公開[29]。
- 7月、自身がプロデュースする演劇ユニット言式の結成を発表[30][31]。橋本祥平との共同企画[2][32]。
- 10月、言式 旗揚げ公演『解なし』開幕[33]。初の脚本・演出を手がける[34]。
舞台
虚構の劇団(2015 - 2022年 在籍)
- 第11回公演 『ホーボーズ・ソング HOBO'S SONG 〜スナフキンの手紙Neo〜』(2015年8月25日 - 9月6日、東京芸術劇場シアターウエスト / 9月11 - 13日、近鉄アート館 / 9月17 - 19日、四国学院大学 ノトススタジオ / 9月22 - 23日、あかがねミュージアム 多目的ホール / 9月26 - 27日、内子座)[47]
- 番外公演 虚構の旅団vol.3『青春の門〜放浪篇〜』(2016年2月3日 - 17日、SPACE雑遊)[48]
- 一番長い日(2016年2月27日・28日、新宿シアター・ミラクル) - 作・演出[7][8]
- 第13回公演『もうひとつの地球の歩き方〜How to walk on another Earth.〜』(2018年1月19日 - 28日、座・高円寺1 / 2月2日 - 4日、ABCホール / 2月10日 - 11日、あかがねミュージアム あかがね座 / 2月15日 - 18日、東京芸術劇場シアターウエスト)[49]
- 一人芝居&自主企画発表会2018『ハコニワ』(2018年4月21日・22日、阿佐ヶ谷ひつじ座)[50]
- 第14回公演『ピルグリム2019』(2019年2月22日 - 3月10日、シアターサンモール / 3月15日 - 17日、近鉄アート館 / 3月23日 - 24日、あかがねミュージアム あかがね座) - ハラハラ 役[51]
- 第15回公演 解散公演『日本人のへそ』(2022年10月21日 - 30日、座・高円寺1/ 11月4日 - 6日、近鉄アート館 / 11月12日 - 13日、あかがねミュージアムあかがね座 / 12月1日 - 11日、東京芸術劇場シアターウエスト) - 学生 役[3]
2024年
- 舞台『呪術廻戦』- 京都姉妹校交流会・起首雷同 -(1月6日 - 14日、AiiA 2.5 Theater Kobe) - 加茂憲紀 役[116]
- ミュージカル『伝説のリトルバスケットボール団』(2月15日 - 25日[注 7]、草月ホール / 3月2日 - 3日、松下IMPホール) - ダイン 役[118]
- 剣劇『三國志演技〜孫呉』(4月5日 - 16日、明治座) - 主演・孫策 役(荒牧慶彦とW主演)[119]
- 舞台『あいつが上手で下手が僕で』 -決戦前夜篇- (5月3日 - 12日、IMM THEATER / 5月18日・19日、サンケイホールブリーゼ) - 天野守 役[120]
- リーディングホラー『親指さがし』(7月6日、シアター1010) - 沢武 役[121]
- 三人芝居『6006(ロクゼロゼロロク)』(7月31日 - 8月4日、博品館劇場)[122]
- 朗読『夜/読 耳(ヨミミ)寄り』(8月16日・17日、浜離宮朝日ホール 音楽ホール)[123]
- 舞台『マリオネットホテル』(9月14日 - 29日、サンシャイン劇場 / 10月3日 - 6日、サンケイホールブリーゼ) - エゴ・ヴェラキッカ 役[124][125]
- あくたーず☆りーぐ さんにんのおうさまのおはなし(11月4日〈予定〉、横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール) - しつじ 役[126]
2025年
- 舞台『刀剣乱舞』十口伝 あまねく刻の遥かへ(2月 / 3月) - 山姥切長義 役[127][128]
ネット配信
- 方南ぐみ企画・読み聞かせ『あたっく No.1』 (2020年8月28日、Streaming+) - 二本柳 肇 役 [141][142]
- 少年社中ライブストリーム『劇場に眠る少年の夢』(ニコニコ生放送)[143][144]
- 第一夜 少年社中リーディング公演「贋作・好色一代男」(2020年12月16日[143])
- 第五夜 少年社中リーディング公演「リチャード三世」(2020年12月22日[143])
- 第六夜 少年社中リーディング公演「三人どころじゃない吉三」(2020年12月23日[143])
- 監禁朗読劇 LOCK UP READING THEATER『The Lost Sheep』(2021年1月30日[145]、360Channel) - 柊木祈 役
- 読奏劇×ListenGo 織田作之助 著『天衣無縫』(2021年6月4日、ListenGo)[146]
- Dream Stage-読奏劇- 太宰治 著『猿ヶ島』(2021年12月20日、ListenGo)[147][148]
- ライブストリーミング演劇『バックステージオンファイア』(2022年12月25日、Streaming+) - 主演 新井拓海 役[149]
- ライブストリーミング演劇『エスケープフロムライブラリー』(2024年10月19日、Streaming+) 主演 [150]
配信番組
2019年
- 2.5次元『噂のニコメン情報局』冬休み直前 2019年ラスト ナイトタクシードライブ(12月27日、再放送 2022年5月6日[151]、ニコニコ生放送)
2022年
- ヒルナンデス! × 2.5次元俳優 「シーズンレギュラーを探しています。」 〜お昼にハマるのは誰!?あなたの一票で生決定バトル〜(5月9日、Hulu)[161]
- S-IST Stage『ひりひりとひとり』開幕直前特番(6月1日、ニコニコ生放送)
- オンラインイベント限定公開収録『ろくにんよれば町内会』(6月6日、YouTube)
- SHIBUYA TSUTAYA×Sparkle特別企画 Actor's Culture 第1回(1)(9月29日、YouTube)[35]
CM・広告
- スマートフォンゲーム『LAPLACE LINK -ラプラスリンク-』ティザーサイト スペシャルムービー(2015年10月)[173]
イベント
2019 - 2020年
- ピルグリム2019公開大打ち上げ〜本当のアフタートークイベント〜(2019年3月30日、下北沢アレイホール)[174][175]
- 荒牧慶彦イベント『まきまつり vol.1 in 東京』(2019年10月20日、多摩永山情報教育センター 多目的ホール) - ゲスト出演
- 極上文學第14弾『桜の森の満開の下〜孤独〜』七分咲き!(2019年11月28日、新宿ロフトプラスワン)[176])
- 磯野大バースデーイベント2019(2019年12月15日、スターライズタワー スタジオジュピター) - 1部ゲスト出演
- 舞台『モマの火星探検記』(2020年1月12日、サンシャイン劇場) - アフタートークゲスト出演[177][178]
- 梅津瑞樹ソロイベント『崖下のパレード』 (2020年4月18日、TFTホール500 )[179]※イベント中止[注 10]
- 『刀剣乱舞-ONLINE-』五周年記念 「刀剣乱舞 大演練」 (2020年8月11日、東京ドーム ) - 山姥切長義 役 ※公演中止[注 11]
2023年
- ACTORS☆LEAGUE
- ライブストリーミング演劇『バックステージ オン ファイア』上映会&トークショー(11月3日、イオンシネマ金沢フォーラス)[190]
- ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』 〜One More Time〜(11月16日、I'M A SHOW) - アフタートークゲスト出演[191]
- あくたーず☆りーぐ アートフェスタ in よみうりランド「フラワーパークでらんらんRUN」(11月18日、らんらんホール) - ゲストアーティスト[192]
- 「ジャンプフェスタ2024」ネルケプランニングブース トークステージ『チェンソーマン』ザ・ステージ(12月16日、幕張メッセ 国際展示場 展示ホール1 - 8)[193]
写真展・パネル展
- 読奏劇 写真展(2022年2月19日 - 27日、渋谷モディ / 3月12日 - 20日、なんばマルイ)[199]
- 『GIRLS CONTINUE』Vol.7 発売記念 梅津瑞樹パネル展(2022年2月25日 - 3月10日、SHIBUYA TSUTAYA)[200]
- 読奏劇ヴァーチャル写真展 in OIOI(2022年5月27日 - 6月30日、期間延長 7月1日 - 15日、Dreamline)[201]
- SHIBUYA TSUTAYA×Sparkle【Actor's Culture】presents 特別冊子&グッズ発売記念 梅津瑞樹パネル展(2022年12月8日 - 12月23日、SHIBUYA TSUTAYA、TSUTAYA EBISUBASHI)[202]
- 虚構の劇団 出張ワークショップ(2017年11月22日、青山学院大学) - 講師[203]
- ミスクリエイション(2018年) - アンダースタディ[204]
- ボイスフレンド 第3弾「僕から君へ」(2024年3月19日 - 4月17日、文喫 六本木) - MRの技術を利用した企画[205][206]
CD
夜/読耳蒐
『夜/読耳蒐()』は、朗読CDのシリーズ。2021年4月に第一弾[207]、2024年1月に第二弾が発売された[208]。
注釈
新型コロナウイルス感染拡大に伴い全公演中止[74]。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い全日程公演延期[77]。
ゴッドタン『芸人マジ歌選手権アニバーサリー』DVD 特典映像に収録
2020年1月から舞台刀剣乱舞担当回(主に奇数月)のパーソナリティーに就任[12]。
新型コロナウイルス感染拡大の影響のため中止[180]。
新型コロナウイルスの感染拡大と首都圏の状況に鑑み公演見送り[181]。代わりに『刀剣乱舞大演練〜控えの間〜』のライブ配信が行われた[154]。
- 虚構の劇団 - 2022年の解散まで所属していた劇団。