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静岡県の日本テレビ系列局 ウィキペディアから
株式会社静岡第一テレビ(しずおかだいいちテレビ、Shizuoka Daiichi Television Corporation)は、静岡県を放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。
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静岡第一テレビ 旧本社社屋 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | SDT、Daiichi-TV |
本社所在地 |
日本 〒422-8560 静岡県静岡市駿河区中原563番地 |
設立 | 1979年2月15日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4080001002827 |
事業内容 | 放送法に基づくテレビ放送事業 |
代表者 |
赤座弘一(代表取締役会長)[1] 黒岩直樹(代表取締役社長)[1] |
資本金 | 10億円 |
売上高 |
77億5,900万円 (2024年3月期)[2] |
営業利益 |
2億8,100万円 (2024年3月期)[2] |
経常利益 |
3億2,000万円 (2024年3月期)[2] |
純利益 |
2億1,400万円 (2024年3月期)[2] |
純資産 |
165億1,900万円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
200億4,000万円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 | 115人 |
主要株主 |
日本テレビホールディングス (24.0%) 読売新聞グループ本社(19.95%) |
主要子会社 |
株式会社SDTエンタープライズ 株式会社DIプロ |
外部リンク | https://www.tv-sdt.co.jp/ |
略称はSDT。愛称はDaiichi-TV(ダイイチ・ティーヴィー)。
本社は静岡市駿河区中原。理研産業の工場跡地を買い上げ、この地に本社及び演奏所を開設した[3]。
コールサインはJOSX-DTVで、日本テレビ系列フルネット。本州の太平洋側にあるNNN・NNS系列局では、最後に開局した局である。
静岡県内のテレビ局としては、最初に音声多重放送を開始した局である(NHK静岡放送局よりも早い)。『静岡第一テレビ十年史』(以下、本項では「社史」と略す)によると、開局前年の1978年(昭和53年)8月にキー局の日本テレビが音声多重放送を開始した事を受けて、導入準備を進めていた放送用機材を音声多重対応に変更、開局時より音声多重放送に対応している。
ニュース映像のハイビジョン化が、在静民放局では一番早いペースで進められた。地上デジタル放送のサイマル試験を本放送開始の5か月前から始め(正式なサービス放送は2か月前から)、試験放送中に独自編成の番組(HDトライアルの項を参照)を放送した。
中継機材においては、主に報道などで使用するハイビジョン対応小型中継車が導入されているものの、大型中継車については公式に導入(更新)は発表されていない。かつて、箱根駅伝の中継において、芦ノ湖のゴール地点での機材協力と技術オペレートを担当していたが、HD大型中継車を所有していないことから、全中継点のHD化以降は、技術スタッフの派遣のみに留まっている(HD中継車や機材類は、在京の技術会社であるテレテックからレンタルしている)。
開局当初からのスローガンは「ふれあいだいいち」。ブランドステートメントは「NEXT VISIONへ。」
社名には、静岡県内最後発の民放テレビ局にもかかわらず、「第一」が入っている。社史によると、先発局との「名前の差別化」を図らねばならないという現実的な問題があり、検討が始まった。JAなど第一次産業が開局に大きく関わっていたこと(資本参加の他、JAの1社提供番組や番組への商品提供、夏の大型チャリティー番組である『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の募金受付口座をJA静岡県信連に開設している[4]などの繋がりが2021年8月時点においてもある)や、静岡で一番のテレビ局を目指すという意味を込めて、現社名に決まった。同じく社史によると、社のロゴタイプや社章(マーク)については、日本テレビの宣伝課(当時)に依頼して作成されたという。
2016年(平成28年)1月1日より新しいロゴ及び対外的な愛称として、「Daiichi-TV」へ変更された(新聞テレビ欄、情報誌やWeb番組表の局名表記もこれに統一)。これ以降「SDT」という略称はあまり使われず、全て「Daiichi-TV」に統合している。(アドレス・各番組のネット局紹介で使用)
同社製作番組ではタレントの起用率が高く、特に夕方ワイド番組『まるごと』(『まるごとGOLD』を含む)ではほぼ全ての各曜日の番組コーナー等にお笑いタレントを起用している他、同番組でも芸能コーナーのインタービューでも県内出身の人気俳優/女優やアイドルグループを中心に出演している他、開局40周年アンバサダーに出川哲朗、視聴キャンペーンや番組・イベント宣伝などではずん飯尾、みやぞんを積極的に起用している。特に静岡のローカルタレント久保ひとみは『まるごと』のメインキャスターで、同社アナウンサーの秋元啓二と約20年以上『静岡○ごとワイド』時代からメインキャスター務めていることや24時間テレビ 「愛は地球を救う」(静岡ローカルパート)や『静岡ダイスキTV』など同社製作番組には数多く出演している。
資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|
10億円 | 200,000株 | 27 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
読売新聞グループ本社 | 39,900株 | 19.95% |
日本テレビホールディングス | 24,000株 | 12.00% |
日本テレビ小鳩文化事業団 | 24,000株 | 12.00% |
フジ・メディア・ホールディングス | 18,000株 | 9.00% |
静岡県信用農業協同組合連合会 | 12,000株 | 6.00% |
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|---|---|
10億円 | 30億円 | 5000円 | 200,000株 | 48 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
読売新聞社 | 14,000株 | 7.0% |
静岡県信用農業協同組合連合会 | 12,000株 | 6.0% |
静岡県経済農業協同組合連合会 | 8,000株 | 4.0% |
静岡県共済農業協同組合連合会 | 6,000株 | 3.0% |
静岡新聞社 | 6,000株 | 3.0% |
産業経済新聞社 | 6,000株 | 3.0% |
資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|
10億円 | 200,000株 | 35 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
読売新聞社 | 33,000株 | 16.5% |
日本テレビ放送網 | 16,000株 | 8.0% |
静岡県信用農業協同組合連合会 | 12,000株 | 6.0% |
この節の加筆が望まれています。 |
2011年7月24日廃止時点
太字は生放送番組、[字幕]は字幕放送(文字多重放送)対応番組。2023年6月1日から自社制作番組(『NNNストレイトニュース』『news every. サタデー』(両者ともローカルパートを含む)『FRONT ZERO』を除く生放送を表す[生]の記号を記載[注 14]。
製作局の表記がない番組は日本テレビ制作。太字は同時ネット。
以下3番組は「金曜ロードショー」の終了時刻変動により放送時間が週によって異なる場合がある。
製作局の表記がない番組はテレビ東京制作。
※は、番組自体は継続中。
ダイちゃん登場以前は、公募で選ばれた県内在住の素人の女性1名が「イメージキャスター」として、番組PRなどを行っていた。使用終了後の2016年(平成28年)以降もしばらくは日本テレビ系列のワンセグデータ放送や地デジで健康生活の静岡県代表のご当地キャラクターはダイちゃんのままであったが現在は放送局情報(キャラクターのアイコンは局ロゴに、概要欄は開局日と『まるごと』のPR)に変更されている。ミニゲーム(キャラクターのスロット等)や地デジで健康生活トップのスタンプラリー等も出現せず)
※いずれも系列局の日本テレビ、読売テレビ、札幌テレビ、ミヤギテレビ、広島テレビ、福岡放送などと共に「製作委員会」に参加する形式をとっている。
※はアナウンス室長経験者。
入社順。
●は故人。
同局では当時試験放送中だったデジタル放送を利用して、2005年(平成17年)6月から同年8月まで、土曜日・日曜日・祝日の10:00 - 18:00の間、自社制作番組やBS日テレ制作の番組などを放送した(この時間帯以外はサイマル放送)。デジタル放送限定の別編成で放送され、2005年(平成17年)7月30日には、静岡市の夏の一大イベント・安倍川花火大会の生中継を同年限定で実施した(同日のみ19:00 - 21:00を臨時のHDトライアル枠とした)。実際にアナウンサーが会場から司会進行をするなど、テスト番組ながら制作などの面では通常の番組と同等の扱いの力の入れようだった。この試験放送のために宣伝チラシまで制作され、静岡県内の電器店で配布された。試験放送のために多くのデジタル放送専用番組を用意して放送したのは全国でも同局だけである。
★はHDトライアル限定番組。放送局名が書かれていない番組は自社制作番組。
1999年(平成11年)2月、匿名の告発文と1997年(平成9年)6月の「テレビスポット放送通知書」「放送運行表」のコピーが広告主5社に送られた。この5社から広告代理店を通じ事実確認を要求された静岡第一テレビは「CM調査委員会」を設置、調査にあたった結果、調査した1996年(平成8年)4月 - 1997年(平成9年)6月までの15か月間で受注した5社計7,132本中711本の未放送が判明した[39]。
民放連は同社が公式に発表した翌日の1999年(平成11年)3月12日、即刻除名を決め、日本テレビも自社系列NNS会員資格を無期限停止とした[40]。
その後更に調査は進み、同年3月31日に公表された「中間報告」では1996年(平成8年)4月 - 1997年(平成9年)6月までの1年3か月で131社3716本の「CM未放送」が確認された。
民放連への再加盟、NNSへの復帰時期については「沿革」を参照のこと。
なお、NNS会員資格が停止されていた期間は、NNS各局が制作する番組に「制作協力」「共同制作」という形で関わることが一切認められなかったことから、SDTエリアでの中継や取材などは日本テレビや中京テレビが直接スタッフを派遣するなどして対応していた。ただし、報道ネットワークであるNNNについては資格停止の措置はなく、通常通り取材活動に加わっていた。
2020年(令和2年)7月1日よりサービスを開始した同局公式のスマートフォンアプリ。対応機種はiOS/Android。
静岡県内民放では初めて公式アプリが配信され、ニュースや天気、番組情報などを発信する他、ポイントを貯めて抽選ガチャやDaiichi-TVオリジナルグッズと交換できる。 2020年(令和2年)6月26日放送の『まるごと』で本アプリが配信されることが発表され、15秒CMもテレビで放映された。 2020年(令和2年)7月1日配信開始予定だったが、同年6月30日22時頃、アプリストアにて先行配信されサービスを開始。 本アプリのエンジンは福島中央テレビの「中テレアプリ」や北日本放送の「KNBアプリ」と同じ。
ポイントは前述の通り抽選ガチャやDaiichi-TVオリジナルグッズ、静岡県内限定クーポンと交換できる。(ログインが必要) 入手方法については以下の通り
ほかにもボーナスポイントとして不定期にポイント増量される場合がある。
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