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ライトノベルシリーズ ウィキペディアから
「〈古典部〉シリーズ」(こてんぶシリーズ)は、米澤穂信の推理小説のシリーズ。KADOKAWA(角川書店ブランド)より2001年10月から刊行されている。
〈古典部〉シリーズ | |||
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ジャンル | 日常の謎・青春ミステリー | ||
小説 | |||
著者 | 米澤穂信 | ||
出版社 | KADOKAWA(旧・角川書店) | ||
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掲載誌 | ザ・スニーカー、野性時代・文芸カドカワ | ||
レーベル | 角川スニーカー文庫→角川文庫 | ||
掲載号 | ザ・スニーカー:2002年4月号 野性時代:37号 - 45号(奇数号)、 56号・105号・120号、 146号 - 147号 | ||
連載期間 | 野性時代:72号 - 77号 | ||
刊行期間 | 2001年10月 - | ||
巻数 | 既刊6巻(2016年11月現在) | ||
その他 | 作者のデビュー作のシリーズ | ||
アニメ:氷菓 | |||
原作 | 米澤穂信 | ||
監督 | 武本康弘 | ||
シリーズ構成 | 賀東招二 | ||
キャラクターデザイン | 西屋太志(原案も兼任) | ||
音楽 | 田中公平 | ||
アニメーション制作 | 京都アニメーション | ||
製作 | 神山高校古典部OB会 | ||
放送局 | 放送局参照 | ||
放送期間 | 2012年4月 - 9月 | ||
話数 | 全22話+OVA1話 | ||
漫画:氷菓 | |||
原作・原案など | 米澤穂信(原作) 西屋太志(キャラクター原案) | ||
作画 | タスクオーナ | ||
出版社 | KADOKAWA(旧・角川書店) | ||
掲載誌 | 月刊少年エース | ||
レーベル | 角川コミックス・エース | ||
発表号 | 2012年3月号 - | ||
発表期間 | 2012年1月26日[1] - | ||
巻数 | 既刊15巻(2023年7月現在) | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ | ||
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
文化系部活動が活発なことで有名な進学校・神山高校で「古典部」という廃部寸前の部活に入部した男女4人が、学校生活に隠された謎に挑む、「日常の謎」に分類されるシリーズ。基本的に、主人公であり探偵役でもある折木奉太郎の一人称で語られる[注 1]。
2021年12月時点でシリーズ累計発行部数は290万部を突破している[2]。
シリーズ第1作は、著者のデビュー作である『氷菓』。同作はライトノベルの新人賞である角川学園小説大賞のヤングミステリー&ホラー部門で奨励賞を受賞し、角川スニーカー文庫のサブレーベルである〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉から刊行された(『氷菓』は第1回配本)。2作目『愚者のエンドロール』も同レーベルで刊行されたものの、〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉の企画が頓挫し、続編が出せない状態となった。しかし2004年、米澤がシリーズ3作目(完結編)として執筆されていたものを全面改稿しノンシリーズ作品として東京創元社から出した『さよなら妖精』が高い評価を受けたため、角川書店でのシリーズ再開が決定。2005年にシリーズ3作目『クドリャフカの順番』が単行本(四六判)で刊行され、同時に『氷菓』と『愚者のエンドロール』も角川文庫から新装丁で刊行された。以降、シリーズ作品はまず単行本で刊行され、後に文庫化されている(詳しくは既刊参照)。シリーズは奉太郎が高校を卒業するまで続く予定[4][5]。
シリーズの舞台である神山市は、「中部地方にあると推定される緑豊かな地方都市」とされている[2]。アニメ版の舞台のロケハンは、主に著者の出身地である岐阜県高山市で行われた[6]。十六銀行は、ファンの「聖地巡礼」による高山市内への観光客を年間15万人と想定し、岐阜県内への経済効果は21億円と算出した[7]。2013年2月1日には、アニメのモデルとなった場所を案内する高山市公式ガイドマップが1万枚制作され、市役所や市内の観光案内所等で配布されている[8]。
著者デビュー20周年を記念し刊行。装幀は四六版・函入り[9]。
2019年よりAudibleにてデータ配信でシリーズ全巻が順次オーディオブック化された[10]。朗読は土師亜文が担当した。
〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉の作品は別途英題が付けられることになっており、角川文庫に移籍後も表紙に英題が書かれている(この際『氷菓』の英題は「HYOUKA」から「You can't escape」に変更され、さらに2012年3月31日発行の第28版から「The niece of time」に変更された)。単行本で出版された作品についても、文庫化の際に英題が付けられている。また、文庫化後に刊行された愛蔵版の表紙にも英題が記載されている。
2019年6月現在、『ふたりの距離の概算』までの文庫版すべておよび単行本『遠まわりする雛』『いまさら翼といわれても』は「岩郷重力+WONDER WORKZ。」が装丁を担当している。単行本『クドリャフカの順番』は「遊空龍+WONDER WORKZ。」、単行本『ふたりの距離の概算』は「岩郷重力+WONDER WORKZ。+K・S」、文庫本『いまさら翼といわれても』は「岩郷重力+K・T」、愛蔵版は「岩郷重力+N.W」名義となっている。
カバー装画の担当は、スニーカー文庫版『氷菓』が上杉久代、同じくスニーカー文庫版『愚者のエンドロール』が高野音彦、単行本『ふたりの距離の概算』が北沢平祐。文庫のカバー写真は清水厚が担当している。
角川文庫の既刊4巻は2012年のアニメ化の時期に、アニメデザインのキャラクターが大きく描かれたブックカバーと同じ大きさの超特大帯が巻かれて販売されている(実質的に、本来のブックカバーとアニメ版のブックカバーの2枚が付属)[11]。この超特大帯の裏にはアニメの設定資料が掲載されている。また、2012年6月に発売された文庫版『ふたりの距離の概算』は、裏面にアニメのイラストが描かれたリバーシブルカバーとなっている[11]。どちらも京都アニメーション描き下ろし、期間限定仕様。
登場人物の学年は、特記のない限り奉太郎たちが1年生の時点のもの。
古典部員の設定・性格は、シャーロック・ホームズシリーズにおけるホームズを奉太郎、依頼人をえる、ワトスンを里志、レストレードを摩耶花と当てはめて作られた[12]。
※複数回登場した人物のみ記載。
『氷菓』(ひょうか)のタイトルで、2012年4月から9月まで独立局他にて放送された。テレビシリーズ22話とOVA1話の全23話構成。原作は当時刊行されていたシリーズ5作のうち『ふたりの距離の概算』を除く4作(『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』『遠まわりする雛』)と、放送当時単行本未収録だった短編「連峰は晴れているか」(後に『いまさら翼といわれても』に収録)で、OVAのみ著者が手掛けたアニメオリジナルプロットである[注 14]。
制作を京都アニメーションが手掛け、2003年の『フルメタル・パニック? ふもっふ』および2005年の『フルメタル・パニック! The Second Raid』と同じく、武本康弘が監督、賀東招二がシリーズ構成を担当している。
本作はシリーズを時系列順に構成し、その中で大筋においては原作を踏襲しているが、古典部の部室の場所など、原作から変更されている部分も一部存在する。最も大きな変更点は作中の時代設定で、原作の2000年から放送年と同じ2012年に変更されている[注 15]。それに伴い「33年前の真実」がアニメでは「45年前の真実」となり、関係者の年齢もそれに合わせて変更されている[注 16]。前述の理由もあり、アニメオリジナルシーンが増えているエピソードもある(例・12話で、あるキャラクターが初音ミクのコスプレをしているシーンなど[38])。
本編中にはフォーレ「シシリエンヌ」、バッハ「G線上のアリア」「無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 前奏曲」、ベートーヴェン「月光第1楽章・第3楽章」のクラシック音楽が使われている。これらは原作者の米澤が作品のイメージの参考曲として挙げたものであり、それを音楽担当の田中公平が編曲して使用された[40][41]。ほか、クラシック以外の曲にも、バイオリン・チェロ・フルート・ファゴット・ピアノなどを使用し独特の雰囲気を作り出している。
アイキャッチには二十四節気と暦便覧における文章が挿入されている。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | アイキャッチ | 原作 |
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第1話 | 伝統ある古典部の再生 | 賀東招二 | 武本康弘 | 西屋太志 | 清明 | Aパート『氷菓』 Bパート「やるべきことなら手短に」 (『遠まわりする雛』収録) | |
第2話 | 名誉ある古典部の活動 | 武本康弘 | 内海紘子 | 門脇未来 | 立夏 | 『氷菓』 | |
第3話 | 事情ある古典部の末裔 | 村元克彦 | 石立太一 | 秋竹斉一 | 小満 | ||
第4話 | 栄光ある古典部の昔日 | 江上美幸 | 河浪栄作 | 池田和美 | 芒種 | ||
第5話 | 歴史ある古典部の真実 | 賀東招二 | 三好一郎 | 堀口悠紀子 | 夏至 | ||
第6話 | 大罪を犯す | 西岡麻衣子 | 坂本一也 | 高橋博行 | 小暑 | 『遠まわりする雛』 | |
第7話 | 正体見たり | 芦田杉彦 | 内海紘子 | 門脇未来 | 立秋 | ||
第8話 | 試写会に行こう! | 西岡麻衣子 | 北之原孝將 | 丸木宣明 | 処暑 | 『愚者のエンドロール』 | |
第9話 | 古丘廃村殺人事件 | 賀東招二 | 山田尚子 | 植野千世子 | |||
第10話 | 万人の死角 | 坂本一也 | 高橋博行 | ||||
第11話 | 愚者のエンドロール | 西岡麻衣子 | 河浪栄作 | 引山佳代 | |||
第11.5話 (OVA) | 持つべきものは | 武本康弘 | 太田里香 | 堀口悠紀子 | 白露 | アニメオリジナル(プロット:米澤穂信)[注 14] | |
第12話 | 限りなく積まれた例のあれ | 村元克彦 | 小川太一 | 内藤直 | 秋分 | 『クドリャフカの順番』 | |
第13話 | 夕べには骸に | 江上美幸 | 北之原孝將 | 丸木宣明 | |||
第14話 | ワイルド・ファイア | 村元克彦 | 山田尚子 | 植野千世子 | |||
第15話 | 十文字事件 | 賀東招二 | 内海紘子 | 門脇未来 | |||
第16話 | 最後の標的 | 西岡麻衣子 | 坂本一也 | 高橋博行 | |||
第17話 | クドリャフカの順番 | 賀東招二 | 石立太一 | 内藤直 | |||
第18話 | 連峰は晴れているか | 芦田杉彦 | 北之原孝將 | 丸木宣明 | 寒露 | 「連峰は晴れているか」 (『いまさら翼といわれても』収録) | |
第19話 | 心あたりのある者は | 江上美幸 | 小川太一 | 秋竹斉一 | 霜降 | 『遠まわりする雛』 | |
第20話 | あきましておめでとう | 太田里香 | 鴨居知世 | 冬至 | |||
第21話 | 手作りチョコレート事件 | 西岡麻衣子 | 内海紘子 | 門脇未来 | 立春 | ||
第22話 | 遠まわりする雛 | 賀東招二 | 武本康弘 | 武本康弘 石立太一 | 西屋太志 | 春分 | |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
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千葉県 | チバテレビ | 2012年4月22日 - 9月16日 | 日曜 24:00 - 24:30 | 独立局 | |
埼玉県 | テレ玉 | 日曜 25:00 - 25:30 | |||
福岡県 | TVQ九州放送 | 日曜 26:30 - 27:00 | テレビ東京系列 | ||
神奈川県 | tvk | 2012年4月23日 - 9月17日 | 月曜 25:00 - 25:30 | 独立局 | |
京都府 | KBS京都 | ||||
兵庫県 | サンテレビ | 2012年4月24日 - 9月18日 | 火曜 24:00 - 24:30 | ||
岐阜県 | 岐阜放送 | 2012年4月25日 - 9月19日 | 水曜 24:15 - 24:45 | [注 19] | |
東京都 | TOKYO MX | 水曜 24:30 - 25:00 | |||
三重県 | 三重テレビ | 2012年4月27日 - 9月21日 | 金曜 25:50 - 26:20 | ||
日本全域 | BS11 | 金曜 27:00 - 27:30 | BS放送 | 『ANIME+』枠 | |
韓国全域 | ANIPLUS | 2012年5月12日 - 9月22日 | 土曜 23:30 - 24:00[注 20] | CS放送 ネット配信 | リピート放送あり 韓国語字幕あり |
日本全域 | AT-X | 2013年9月9日 - 2014年2月3日 | 月曜 22:30 - 23:00 | アニメ専門CS放送 | リピート放送あり |
栃木県 | とちぎテレビ | 2016年3月24日 - 8月25日 | 木曜 23:30 - 24:00 | 独立局 |
Blu-ray Discは限定版のみ、DVDは限定版と通常版と計3系統となっており、各巻2話収録で全11巻。
限定版はサウンドトラックとシリーズ構成である賀東招二が脚本書き下ろしたオリジナルドラマとラジオダイジェストを収録したCD、特製ポストカード2枚等、また、特定の巻にはアニメ本編に関連した封入特典(古典部の文集「氷菓」の表紙・文化祭のしおり・千反田えるのコスプレブロマイド等)が収録された。オリジナルドラマは本編を元ネタにしているがコメディ基調となっている。また、第1巻・第4巻・第7巻・第10巻など特定の巻には複数巻のBDケースが収納出来るBOXが封入されている。また、第9巻には放送時点で単行本未収録である小説『連峰は晴れているか』を収録した冊子が付属した。
通常版との共通特典として、ブックレットの他、音声特典のスタッフオーディオコメンタリーや映像特典のノンテロップオープニング&エンディング(第1巻・第6巻のみ)、ロケハン映像、BGMレコーディング映像、オープニングエンディング収録映像(第7巻・第8巻はこだまさおりによるインタビュー映像)等が収録される。第4巻には試写会の模様の映像が収録された。オーディオコメンタリーには武本康弘(監督)と賀東招二(シリーズ構成)が参加、3巻のみ賀東の代わりに伊藤敦(プロデューサー)が加わっている。
巻数 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |||
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限定版BD | 通常版BD | 限定版DVD | 通常版DVD | |||
1 | 2012年6月29日 | 第1話 - 第2話 | KAXA-5001 | KAXA-10086 | KABA-10097 | |
2 | 2012年7月27日 | 第3話 - 第4話 | KAXA-5002 | KAXA-10087 | KABA-10098 | |
3 | 2012年8月31日 | 第5話 - 第6話 | KAXA-5003 | KAXA-10088 | KABA-10099 | |
4 | 2012年9月28日 | 第7話 - 第8話 | KAXA-5004 | KAXA-10089 | KABA-10100 | |
5 | 2012年10月26日 | 第9話 - 第10話 | KAXA-5005 | KAXA-10090 | KABA-10101 | |
6 | 2012年11月30日 | 第11話 - 第12話 | KAXA-5006 | KAXA-10091 | KABA-10102 | |
7 | 2012年12月28日 | 第13話 - 第14話 | KAXA-5007 | KAXA-10092 | KABA-10103 | |
8 | 2013年1月25日 | 第15話 - 第16話 | KAXA-5008 | KAXA-10093 | KABA-10104 | |
9 | 2013年2月22日 | 第17話 - 第18話 | KAXA-5009 | KAXA-10094 | KABA-10105 | |
10 | 2013年3月29日 | 第19話 - 第20話 | KAXA-5010 | KAXA-10095 | KABA-10106 | |
11 | 2013年4月26日 | 第21話 - 第22話 | KAXA-5011 | KAXA-10096 | KABA-10107 | |
BOX | 2015年2月27日 | 全23話[注 21] | KAXA-9806 |
発売日 | タイトル | 規格品番 |
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2012年5月23日 | まどろみの約束 | LACM-4936 |
2012年6月27日 | 古典部の屈託 テーマソングCD | LACM-4945 |
2012年8月22日 | 君にまつわるミステリー | LACM-4975 |
氷菓 ドラマCD1 | LACA-15227 | |
2012年10月10日 | 氷菓 ドラマCD2 | LACA-15242 |
2013年1月13日発売のコミック版『氷菓』3巻限定版では、テレビ版の第11話と第12話の間に相当する完全オリジナルエピソードである第11.5話「持つべきものは」を収録したBlu-ray Discが付録した。シリーズのBlu-ray Discと同じく監督の武本康弘とシリーズ構成である賀東招二の二人によるコメンタリーと映像特典として舞台となったプールのロケハン映像が収録されている。第11.5話は2012年7月8日0時よりUstreamで先行配信された[43]。
放送開始時にはネット上で作画の美しさを評価する声が多く寄せられていた[56]。またBIGLOBEが運営するアニメ総合ポータルサイト「アニメワン」で発表された「2012年春季放送アニメ 人気ランキング」で1位を獲得している[57]。
BD第1巻(限定版)の初週推定売上は6,718枚[58]、DVD第1巻(同)の初週推定売上は1,116枚をそれぞれ記録している[59]。BDBOXの初週推定売上は8,093枚を記録している[60]。
「ニュータイプアニメアワード2012」ではキャラクターデザイン賞で西屋太志が3位、女性キャラクター賞で千反田えるが3位、男性キャラクター賞で折木奉太郎が4位、作品賞(TV部門)で5位をそれぞれ獲得している[61]。
「読者が選ぶ2012年好きキャラ大賞」では千反田えるが7部門でトップ10入り[注 22]、折木奉太郎が4部門でトップ10入り[注 23]を果たしている[62]。
アキバ総研が運営するアニメポータル「あにぽた」で2016年3月3日から実施した人気投票企画「京アニ作品で一番好きなTVアニメは?」において1位を獲得[63]。2017年、NHK「ニッポンアニメ100」のベスト・アニメ100において25位にランクインした。
『古典部の屈託』のタイトルで2012年4月20日(毎週金曜22時更新)から2012年12月21日まで、ランティスネットラジオにて配信された。全36回。
巻数 | 収録話 | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
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1 |
|
2012年4月26日 (2012年4月25日発売) | 978-4-04-120270-8 | |
2 |
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2012年8月25日 (同日発売) | 978-4-04-120271-5 | |
3 |
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限定版:2013年1月12日 (同日発売) 通常版: (2013年1月25日発売) | 限定版:978-4-04-120273-9 通常版:978-4-04-120272-2 | 『氷菓』編完結 『愚者のエンドロール』編開始 (限定版はオリジナルアニメBD付) |
4 |
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2013年6月26日 (同日発売) | 978-4-04-120740-6 | |
5 |
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2013年9月26日 (同日発売) | 978-4-04-120882-3 | 『愚者のエンドロール』編完結 ここまで発行元が角川書店 |
6 |
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2014年4月26日 (同日発売) | 978-4-04-121096-3 | 『クドリャフカの順番』編開始 ここから発行元がKADOKAWA |
7 |
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2014年7月26日 (同日発売) | 978-4-04-101749-4 | |
8 |
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2015年1月26日 (同日発売) | 978-4-04-101750-0 | |
9 |
|
2015年8月26日 (同日発売) | 978-4-04-103588-7 | |
10 |
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2016年7月26日 (2016年7月22日発売) | 978-4-04-103589-4 | 『クドリャフカの順番』編完結 |
11 |
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2017年10月26日 (同日発売) | 978-4-04-103590-0 | |
12 |
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2019年5月25日 (同日発売) | 978-4-04-103591-7 | |
13 |
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2020年11月26日 (同日発売) | 978-4-04-109730-4 | 『ふたりの距離の概算』編開始 |
14 |
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2022年3月25日 (同日発売) | 978-4-04-112386-7 | 「わたしたちの伝説の一冊」は短編集『いまさら翼といわれても』より |
15 |
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2023年7月26日 (2023年7月25日発売) | 978-4-04-114116-8 | 「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」は『米澤穂信と古典部』より |
実写映画「氷菓」が2017年11月3日に公開された[66]。
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